JPH0139294B2 - - Google Patents

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JPH0139294B2
JPH0139294B2 JP57025942A JP2594282A JPH0139294B2 JP H0139294 B2 JPH0139294 B2 JP H0139294B2 JP 57025942 A JP57025942 A JP 57025942A JP 2594282 A JP2594282 A JP 2594282A JP H0139294 B2 JPH0139294 B2 JP H0139294B2
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JP
Japan
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cable
frame
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main
power cable
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Expired
Application number
JP57025942A
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English (en)
Other versions
JPS58144515A (ja
Inventor
Takashi Matsui
Tomohiro Ketsuseki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2594282A priority Critical patent/JPS58144515A/ja
Publication of JPS58144515A publication Critical patent/JPS58144515A/ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、橋梁添架電力ケーブルのオフセツ
ト部分を支持する均等作動機構に関するものであ
る。
橋梁添架電力ケーブルでは、橋梁の温度変化、
活荷重変化、風圧等の影響により、桁のつぎ目等
に大きな伸縮の加わる場所ができるため、ケーブ
ルを弧状に屈曲させて弛ませた長大なオフセツト
部分を設ける必要がある。
このオフセツト部分の形状は、長さ20m、幅5
m程度の大型となるため、オフセツト部分を伸縮
と折り曲りが自在な均等作動機構(パンタグラフ
機構)に取り付けて支持し、均等なオフセツト変
形により伸縮を吸収するようにしていた。
一般に均等作動機構は、第1図と第2図に示す
ように、固定枠1と中央枠2と摺動枠3および固
定枠1と中央枠2を折り曲り自在に連結する中間
枠4、中央枠2と摺動枠3を折り曲り自在に連結
する中間枠5とで構成され、連結した各枠を電力
ケーブルAの弧状に屈曲させて弛ませたオフセツ
ト部分Aの配置形状に沿つて屈曲状態で配置し、
中央枠2、摺動枠3および中間枠4,5の各々
を、スライド機構6により、ケーブルAの配置形
状の変化を許容し得る方向に移動するように支持
して形成されている。
上記のような均等作動機構における従来の中間
枠4と5は、長手方向を構成する主材7が、第1
図のように直線状態に形成されていた。
ところで、均等作動機構は、電力ケーブルの伸
び出し時と収縮時のケーブル配置形状の変化を許
容する必要があるため、中間枠4,5において
は、ケーブルAの途中における略S字状の屈曲部
を収納し得る幅に形成しなければならない。
このため、従来の中間枠4,5のようにその主
材7が直線状態であると、中間枠4,5の幅W、
即ち主材7の間隔はケーブル途中の屈曲部分にお
ける最大幅よりも広くなるように決定しなければ
ならず、上記の幅Wが極めて広くなり、主材7と
ケーブルAの間に無駄なスペースが多く発生す
る。
しかし、橋梁に均等作動機構を設置する場合、
橋梁の斜材等によつて通過スペースに制約を受け
る場合が多く、上記のように中間枠4,5の幅W
が広いと、橋梁の通過スペースが狭い場合、均等
作動機構を設置することができないという問題が
生じる。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたものであり、電力ケーブルのオフセツ
ト部分を支持する中間枠の幅を狭くしてケーブル
と主材との間の無駄なスペースを無くし、狭いス
ペースでも設置することができる新規な均等作動
機構を提供することを目的とする。
この発明の構成は、電力ケーブルのオフセツト
部分の途中を支持する中間枠の主材をケーブルの
配置形状に沿つて折り曲げ、中間枠の間隔を狭く
して小型化したものである。
以下、この発明を添付図面の第3図乃至第6図
にもとづいて説明する。
この発明の均等作動機構は、第1図に示した場
合と同様、固定枠1、中央枠2、摺動枠3および
これらを折り曲り自在となるよう連結する中間枠
4,5とで構成され、電力ケーブルAのオフセツ
ト部分A1の配置形状に沿つてケーブルAを支持
する屈曲状に配置され、中央枠2、摺動枠3およ
び中間枠4,5が、図示省略したが床面との間に
設けたスライド機構で、ケーブルAの配置形状の
変化を許容する方向に移動するように支持されて
いる。
電力ケーブルAの途中を支持する中間枠4,5
は長手方向に沿つて平行に配置される主材11の
両端を横連結部材12〜16で平行四辺形に組立
てられた中間枠の変形により、上記主材11が、
ケーブルAの屈曲配置形状に沿つて折り曲げられ
ている。
上記電力ケーブルAのオフセツト部分A1で中
間枠4,5に支持される部分は、第3図に示すよ
うに、緩いS字形のカーブを描くため、中間枠
4,5における主材11の折り曲げ形状は、主材
の両端を相反する側に折り曲げたS字形に近づけ
られている。なお第3図は左半分にケーブルA
を、右半分に均等作動機構を示している。
前記中間枠4,5は、上下に各々複数本づつが
平行状態で配置された主材11と、上部主材相互
および下部主材相互を結合する横連結部材12,
13,14,15,16と、外側に位置する上下
の主材11を結合する縦結合部材17とで枠状に
組立てられ、その内部を電力ケーブルAが通過す
るようになつている。
上記各主材11は、全く等しい長さおよび折り
曲げ形状を有するものを並べて用い、両端の横連
結部材12と16の位置は、均等作動機構の幅変
化とケーブルAの幅変化とが等しくなるように決
められている。
また、主材11に対する各横部材の結合位置
は、第3図に示すように、ケーブルAの屈曲半径
のセンターO1およびO2を基準に決定されている。
即ち、横部材12と13および14は、各々の
中心線とセンターO1を結ぶ線の角度θ1とθ2が等し
くなるように決定され、また横部材14と15お
よび16は、各々の中心点とセンターO2を結ぶ
線の角度θ3とθ4が等しくなるように配置され、中
央に位置する横部材14の中心点がケーブルAの
屈曲におけるセンターO1とO2の変曲点上に位置
している。上記のようにすることにより、横連結
部材12〜16はすべて平行となり、平行四辺形
の変形により屈曲状態の変動があつても、各横連
結部材の平行状態は維持され、固定枠1、中央枠
2、および摺動枠3は台形又は逆台形となり、均
等作動機構が構成される。
均等作動機構による電力ケーブルAの支持は、
各横連結部材の位置において、ケーブル屈曲半径
のセンターO1,O2方向に向けて配置した支持部
材18を用いて行なわれる。
支持部材には、上下に並べた鼓形ローラ19で
ケーブルAを軸方向に可動となるよう支持する可
動支持部材18aと、ケーブルAと均等作動機構
を固定する固定支持部材18bとが用いられ、中
央枠2と中間枠4,5における変曲点上の位置お
よび固定枠1には固定支持部材18bが、その他
の位置には可動支持部材18aが配置され、ケー
ブルAのオフセツト配置形状の変化を、均等作動
機構の伸縮によつて許容し得るようになつてい
る。
なお、図示の場合ケーブルAの支持は三条を示
したが、ケーブル支持本数はこれに何ら限定され
ないと共に、中間枠4,5の構造において三本の
主材11を三本づつ上下に並べた例を示したが中
央の主材を省くようにしてもよい。
次に本発明を第7図により説明すると、 (1) ケーブル相間kとしオフセツトはθ0〜θ4
R、R−k、R+kの形状で形成する。
(2) 斜めリンクとA、C相ケーブルとの離隔距離
をgと定める。その結果として斜めリンクの曲
げ半経はR−k−g及びR+k+gとなり又両
端のリンクとA、C相ケーブルとの間隔はa1
a2と不揃いになるが、特に問題ない。
(3) 両端リンクの長さm/2は、中央のB組ケー
ブルの位置で同一とする。
(4) そしてビンP1〜P6で両面のリンクを結ぶ。
この時1 2 3 4 5 6と平行関係を保つ。
(そうしないと変形できない。) (5) 3 4の中央にピンP7を設けケーブル固定材
をケーブルに直角にとりつける。
(6) 頂部、端部でケーブルを固定する。
以上のようにすれば斜めリンクを曲げ形状とし
ても規則的に(=平行四辺形関係を保ちつつ)形
状変化する。本顔の第3図は1 23 4間にも
う一本のリングがあるがそのリンクも他のリンク
同様平行にしている。
この発明の均等作動機構は上記のような構成で
あり、橋梁添架電力ケーブルのオフセツト部分
を、オフセツト形状の変化を許容し得るように支
持する伸縮可能な均等作動機構において、オフセ
ツト部分の途中を支持する中間枠の主材をケーブ
ルの配置曲り形状に沿つて折り曲げたので、ケー
ブルと主材間の無駄なスペースが少なくなり、ケ
ーブルの形状変化を許容するために必要な外側主
材間隔を狭くでき、形状の小型により、設置スペ
ースが狭くても均等作動機構の設置が可能にな
る。
ちなみに、主材が直線となる従来の中間枠は、
外側主材間の幅が2600mm必要であつたのに、この
発明のように、主材をケーブルの曲り形状に沿つ
て折り曲げると、外側主材間の幅を1500mmにまで
狭くすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の均等作動機構を示す平面図、第
2図は同上の正面図、第3図はこの発明の均等作
動機構を示す平面図、第4図は同上の展開正面
図、第5図と第6図の各々はケーブル支持部材の
異なつた例を示す拡大縦断面図、第7図は本発明
の説明図である。 1……固定枠、2……中央枠、3……摺動枠、
4,5……中間枠、6……スライド機構、11…
…主材、12,13,14,15,16……横連
結部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力ケーブルの弧状に屈曲配置されたオフセ
    ツト部分を、ケーブル配置形状の変化を許容し得
    るように支持する均等作動機構が、固定枠、摺動
    枠および固定枠と中央枠、中央枠と摺動枠とを
    各々接続する複数個の中間枠とで構成され、前記
    中間枠は、ケーブルの長さ方向の両側に平行に配
    置した主材とこの主材を変形可能な平行四辺形に
    組立てる横連結部材とからなり、各中間枠の横連
    結部材が総べて平行であり、部材P1〜P5、P2
    P6が剛体であり更に1 2 5 6であることを特
    徴とする電力ケーブル用均等作動機構。
JP2594282A 1982-02-22 1982-02-22 電力ケ−ブル用均等作動機構 Granted JPS58144515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2594282A JPS58144515A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 電力ケ−ブル用均等作動機構

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JP2594282A JPS58144515A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 電力ケ−ブル用均等作動機構

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Publication Number Publication Date
JPS58144515A JPS58144515A (ja) 1983-08-27
JPH0139294B2 true JPH0139294B2 (ja) 1989-08-21

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ID=12179805

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02250612A (ja) * 1989-03-20 1990-10-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 橋梁添架ケーブルの布設方式
CN103199479B (zh) * 2013-03-29 2015-07-29 江苏省电力公司南京供电公司 电缆伸缩装置
CN105449595B (zh) * 2015-12-26 2017-05-03 国网河北省电力公司衡水供电分公司 一种用于电力调度系统的线缆固定结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434091A (en) * 1977-08-19 1979-03-13 Kansai Electric Power Co Inc:The Constructing device for long material with offset

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