JPH0137233B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137233B2
JPH0137233B2 JP12142286A JP12142286A JPH0137233B2 JP H0137233 B2 JPH0137233 B2 JP H0137233B2 JP 12142286 A JP12142286 A JP 12142286A JP 12142286 A JP12142286 A JP 12142286A JP H0137233 B2 JPH0137233 B2 JP H0137233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
mold
casting
unit
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12142286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62279074A (ja
Inventor
Mihairoitsuchi Beriaefu Uradeiimiru
Arekuseeuitsuchi Peperin Borisu
Iritsuchi Shinani Iria
Uitarieuitsuchi Purosukurin Uarerii
Sutepanoitsuchi Hokidoko Uradeiimiru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAUCHINO ISUSUREDO INST TECH AFUTOMOBIRINU PUROMU
Original Assignee
NAUCHINO ISUSUREDO INST TECH AFUTOMOBIRINU PUROMU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAUCHINO ISUSUREDO INST TECH AFUTOMOBIRINU PUROMU filed Critical NAUCHINO ISUSUREDO INST TECH AFUTOMOBIRINU PUROMU
Priority to JP12142286A priority Critical patent/JPS62279074A/ja
Publication of JPS62279074A publication Critical patent/JPS62279074A/ja
Publication of JPH0137233B2 publication Critical patent/JPH0137233B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明が利用される産業分野) この発明は、セラミツク・シエルモールド精密
インベストメント鋳造法、特に、セラミツク・シ
エルモールドの〓焼、金属の給湯及び鋳造物の冷
却のための鋳造工程の自動化に関する。
この発明は、必要に応じて、異なる製品に適合
させるために容易に再調整可能な柔軟な製造条件
下で、焼成した及び/またはインベストメント
(常温硬化した)鋳型及び操作を使用する自動化
された鋳造流れ工程における精密鋳造による大量
生産に最も有利に使用される。
(先行技術) 現在、シエルモールドの〓焼、金属の給湯及び
鋳造物の冷却は、製造工程に関する次の基本的形
式を利用して行なわれている。
(a) 埋積材料を用いずセラミツク・シエルモール
ドを鋳型枠なしで〓焼し、埋積材料を用いずモ
ールドに金属を給湯する。
(b) 冷えた埋積材料中に予め載置したセラミツ
ク・シエルモールドを鋳型枠中で〓焼し、埋積
材料中のモールドに金属を給湯する。
(c) 金属の給湯の前に、セラミツク・シエルモー
ルドを鋳型枠なしで〓焼し、熱い埋積材料中に
載置する。
(d) 金属の給湯の前に、埋積材料を用いずにセラ
ミツク・シエルモールドを〓焼し、熱い埋積材
料中に載置する。
上述した、鋳造モールドの〓焼、金属の給湯及
び鋳造物の冷却を行う製造工程の形式、及びセラ
ミツク・シエルモールドの〓焼、金属の給湯及び
鋳造物の冷却のための異なる装置及び自動化工程
は、公知の製造工程のいずれもが高い品質と製造
コストの低下との両立を可能とし同時に高い生産
性を達成するように全形式の鋳造法及び異なるモ
ールド材料をカバーしきれないために存在する。
公知のものとして、鋳型枠中で埋積材料中の冷
たいシエルを鋳造するための装置、直通の〓焼
炉、鋳造ローラ卓、冷却チヤンバー、鋳型枠砂落
とし及び空の鋳型枠を戻すためのコンベヤーから
なる鋳造物製造のための機械化され閉じた流れ工
程がある(インベストメント鋳造、Shklennik、
Ozerov、Moscow、“Mashinostroenie”、1984、
pp.345、346、第10,6図参照)。この鋳型枠
は、押し出し部材により、ガイドレールに沿つて
移動する。〓焼炉の上手の埋積材料中でシエルを
モールドするための装置の位置及び冷たい埋積材
料中での冷たいシエルのモールドは、熱の大部分
が埋積材料及び鋳型枠の加熱に費されるために、
工程を長びかせ、大量のエネルギー消費を必要と
する。鋳型枠内でモールド全体が加熱されると
き、最初に加熱されるのは埋積材料の外層であ
り、この層が熱で膨張するとシエルモールドを圧
迫し、裂け目及びモールド形状の歪をもたらす。
その上、鋳型枠の周期的な加熱は裂け目によつて
生じる不完全な鋳造をもたらす。したがつて、鋳
型枠を補修し鋳型枠の貯蔵のための鋼鉄の消費が
大幅に増加する。
シエルモールドの傷物を削減する観点から、ソ
連発明者証第231747号によつて具体化された、シ
エルモールドの〓焼期間を減少し、エネルギーの
経済性を確保する、シエルモールドの〓焼、金属
の給湯及び冷却を自動化した工程は、より効率的
であり、埋積材料なしにモールドを〓焼する直前
の〓焼炉、鋳造機構、注型及び冷却チヤンバー、
及び一定の間隔で設けられた全てのハンガーが同
時に移動を停止する操作原理に基づく頭上負荷搬
送コンベヤーの形態で、製造工程の操作の順序に
従つてモールドを搬送する手段からなる。しか
し、このような堅い機械的結合を呈するコンベヤ
ーは、所要期間が基本的に異なる可能な全ての製
造工程操作の形式を達成するために必要な柔軟性
を確保できない。
より広い技術的容量を備えた鋳造物製造のため
の自動化された工程(ソ連発明者証第768537号参
照)は、製造工程の操作の順に配置された、セラ
ミツク・シエルモールドを装架するユニツト、〓
焼炉、鋳造機構、給湯ユニツト冷却チヤンバー及
び製造工程のユニツト間でモールドを搬送する手
段からなる。搬送手段として、モールドを収容す
る着脱自在のパレツトを担持する車台が軌道上を
周期的に搬送されるように構成された、車台型周
期的作動コンベヤーが用いられている。〓焼炉を
通すために、シエルモールドは埋積材料を用いる
ことなくパレツト中に載置される。〓焼炉を通過
した後シエルモールドを有するパレツトは覆いで
覆われ鋳造機構により埋積材料中にモールドされ
る。そしてシエルモールドは給湯ユニツトに運ば
れる。
ソ連発明者証第768537号による自動化工程は、
セラミツク・シエルモールド、金属の給湯及び鋳
造物の冷却を扱う製造工程の異なる形式に対して
用いることができる。この工程の操作の柔軟性
は、離れた製造工程ステーシヨンで、独自の駆動
手段を持つ台車型コンベヤーを使用することによ
つて確保される。製造上の要求に応じて、このコ
ンベヤーは、各車台の運動を遅らせたり加速さ
せ、砂落とし操作の前に車台を集積し、堅く結合
した搬送手段を備えた前述の装置によつては達成
できないような装置の生産性を落とすことなく休
止周期の引換えに付加的操作を行うことが可能と
なる。
しかし、車台及びそれらの駆動の設計仕様は、
製造工程を1つの形式から他の形式に迅速に変更
すること、及び製造工程のユニツトのレイアウト
の迅速かつ単純な変更ができず、特に製造工程の
全自動化のために必要な拘束部まで搬送システム
を延ばすことができない。上記の欠点により、ソ
連発明者証第768537号の自動化工程は、精密鋳造
物の近代的な多形式大量生産の要求を満たしてい
ない。
加えて、ソ連発明者証第768537号の装置の操作
は、与えられた装置の設計仕様の数から来る不必
要な経済的損失を伴う。例えば、搬送システムの
保守のために広い床面積の構造物を必要とし余分
の出費をもたらす。セラミツク・シエルモールド
の〓焼は、砂層上のシエルモールドを載置したパ
レツトを加熱するために消費される過度の熱エネ
ルギーの損失を伴う。その上、鋳型枠の周期的な
加熱により、裂け目による不完全鋳造をもたら
す。このため、鋳型枠の補修及びそれらの貯蔵を
補充するための高温鋼鉄の過度の消費をもたら
す。
(解決すべき課題) この発明は、その構成が高品質鋳造物に適する
公知の全ての製造工程操作に好適な広い技術的容
量を有する、鋳造物の製造のための自動化工程を
提供することを目的とする。
(課題を達成する手段) この目的は、製造工程操作の順に配置された、
注型モールドを〓焼(calcining)するための炉、
注型モールドに金属を給湯するためのユニツト、
モールド中の鋳造物を冷却するためのユニツト、
鋳造物を取りはずすユニツト、及び製造工程ユニ
ツト間で注型モールドを移送するための搬送手段
からなる鋳造物の製造のための自動化工程におい
て達成される。この発明に従えば、搬送手段は押
出し部材を有する連続的に移動するチエーン及び
注型モールドを収容するためのハンガーを塔載し
た複数の高架輸送滑車を有する閉ループ頭上動力
自在コンベヤーの形態で構成され、一方の上に他
方が位置する少なくとも2つにの熱シールド、及
び製造工程操作の順に高架輸送滑車を制動し係止
するためのストツパーを備えており、注型モール
ドの〓焼のための炉及び鋳造物の冷却ユニツトは
ハンガーを通すための直通の縦軸スロツトを設け
た屋根を備え、ハンガーが通るときハンガーの熱
シールドと相互作用する水冷案内路を備え、各ハ
ンガーは重心が蝶番の旋回点の下となるようハン
ガーに蝶番で取り付けられた注型モールドを収容
する手段を備えている。
自動化工程のこのような装置は、いかなるレイ
アウト(旋回、上昇及び下降)にも有効であり、
最も重要な周期時間の最小の製造損失で例えば注
型モールドを〓焼炉から給湯ステーシヨンへ移送
するための高い移動速度を確保し、例えばモール
ドの加熱及び鋳造物の冷却と共にモールドを移送
するようにモールドの移送を製造操作と組合わせ
ることができ、モールドを製造工程ステーシヨン
に無限時間無限量蓄積することができ、準備され
た合金の量に応じて例えば1から50の複数のモー
ルドを1個のハンガーに塔載することができる。
これは、異なるステーシヨンでの他の操作から独
立して製造工程の操作を自動的に行うことがで
き、熱放散に関連するユニツトは製造工程の要求
及び自動化工程の生産性に応じて所望の長さまで
短かくすることができる。
鋳造物の製造のための自動化工程の好ましい実
施例の1つ、特に、廉化なモールド材料、例えば
砂または破砕石英を用いる場合、注型モールデイ
ングの各収容手段は埋積材料のための底を有する
箱形パレツトの形態を有し、この自動化工程は、
注型モールドの〓焼炉の下流側に配置されハンガ
ーが通過できるよう直通のスロツトを設けた、埋
積材料を加熱し熱い埋積材料をパレツトに塔載す
る手段、及びパレツト塔載手段の下流に配置され
たパレツト中の埋積材料の突固めのためのユニツ
トを付加的に備え、鋳型物の冷却ユニツトは鋳型
物を結晶化させ冷却するための縦続的に配置され
たチヤンバーの形態に構成され、パレツトから埋
積材料を除去するためにチヤンバー間に配置され
たドラム傾斜器を備え、動力自在コンベヤーのハ
ンガーを通すための縦軸方向のスロツト及び除去
された埋積材料をふるい分け加熱手段に移送する
手段を備えている。
このような自動化工程の実施例によつて、製造
工程の高度の自動化と共に高品質鋳造物を製造す
るために廉価で安定な材料を用いることができ、
同時に熱損失を低減することができる。
鋳造物を取りはずすためのユニツトは、加振器
を塔載したスプリングで付勢された板及び傾斜器
本体に固定された静止した板を備えた鋳造物を離
型するためのドラム傾斜器の形態に構成され、ス
プリングで付勢された板及び静止した板はコンベ
ヤーハンガーの異なる側面に互いに対向して配置
され、これらの板はハンガー上のパレツトと相互
作用するように適合され、加振器を塔載した板は
案内隔壁を備えている。
このような鋳造物を取りはずすためのユニツト
は、労力を要し大量の熱と塵埃の放出を伴う有害
な製造操作を自動化し、複雑な移送機構を用いる
ことなく、傾斜器の不完全な回転及び高さの僅か
な差による埋積材料の残り及び鋳造物をパレツト
から完全に除去することを確保することができ
る。
パレツトから埋積材料を除去するためのドラム
傾斜器も、好ましくは加振器を塔載したスプリン
グで付勢された板及び傾斜器本体に固定されハン
ガーが通過するためのスロツトを設けた静止した
板を備え、コンベヤーのハンガーの異なる側面に
それらが対向して配置され、そしてそれらの板は
ハンガー上のパレツトと相互作用するように適合
され、加振器を塔載した板は案内隔壁を備え、静
止した板はハンガーを通すためのスロツトを有す
るこの板に揺動自在に取付けられアクチユエータ
を有する炉蓋を備えている。
傾斜器のこのような具体例は、600〜900℃の熱
い埋積材料の迅速な除去を可能にし、鋳造物の冷
去速度を調整し、鋼鉄鋳造物の表面の脱炭を減少
して鋳造物の品質を高め、同時にピツト及び架台
を不要にし適当な適さに鋳造物を移送することに
より熱い埋積材料の移送路を短縮し、移送工程で
の熱損失を削減する。
その上、動力自在コンベヤーは、自動軌道切換
器による閉ループの頭上動力自在コンベヤーを備
え、パレツト取りはずし手段を備える閉ループの
蓄積用コンベヤー軌道を補助的に有することがで
き、第1の軌道切換器は冷却チヤンバーの上流
に、第2の軌道切換器は鋳造物の取りはずしのた
めのユニツトの下流にそれぞれ設置される。
このような動力自在コンベヤーの具体例は、パ
レツト移動のための最小の移送及び最小の製造工
程距離をもたらすことができる。すなわち、付加
的な閉ループの蓄積用コンベヤーは歪を生じたか
または不良のパレツトを製造工程の主コンベヤー
を停止することなく排除できるので周期時間の損
失がなく主コンベヤー上での修理及び保守が具合
い良く行なわれる。
鋳造物の製造のための自動化工程の他の実施例
において、各モールド収容手段は、モールドの配
置のために垂直及び/または傾斜したピンを備え
たプラツトフオームで容易に除去できるように構
成されている。
このようなモールド収容手段の具体例は、ある
場合には、給湯カツプが下向に向いたときにモー
ルドを〓焼し、予め溶融することなくインベスト
メントパターンを除去し、焼失させるべき残余の
パターンを最小にすることを可能にする。
鋳造物を製造するための自動化工程のさらに他
の実施例においては、各モールド収容手段は砂床
を備えたセラミツクのプラツトフオームの形態で
構成される。
このようなモールド収容手段の具体例は、ある
場合には、高級モールド材料で作成されたシエル
モールドを埋積材料に埋積することなく〓焼し、
得られたモールド中に金属を注ぐことを可能にす
る。
鋳造物を製造するための自動化工程において、
〓焼炉は、循環ガス導管によつて互いに連通した
入口と出口とを備えていることが有利である。
このような自動化工程の具体例は炉の熱を合理
的に使用し、モールドの一様な加熱を可能にす
る。
(実施例) 次に、この発明を添付した図面を参照して例を
用いて詳細に説明する。
第1図に、鋳造物を製造するための自動化工程
の概観が模式的に示されている。当業者にとつ
て、特許請求の範囲に規定したこの発明の範囲及
び精神から逸脱することなく、自動化工程の種々
の具体例、手段及びそれらの相対位置の変更を容
易に成すことができる。
この発明に従つて構成される鋳造物の製造のた
めの自動化工程1は、製造工程の操作の順に配置
されたモールドを装架するためのユニツト2及び
注型モールドを〓焼するための炉3を備えてい
る。発明の好ましい実施例において、〓焼炉は温
度条件が互いに異なる5個のセクシヨン3a,3
b,3c,3d,3eからなる。さらに、注型モ
ールドに金属を給湯するためのユニツト4、注型
モールド中の鋳造物を冷却するためのユニツト
(チヤンバー)5が続く。搬送手段は前記のユニ
ツトを一体にし、注型モールド10を収容するハ
ンガー9(第2図)を備えた複数の高架輸送滑車
8を推進せしめる頭上動力自在コンベヤー7の形
態に構成されている。ハンガー9は、垂直に独立
に移動できる、一方の上に他方を配置した少なく
とも2個の熱シールド11及び12を備えてい
る。熱シールド11,12は、ハンガー9(第2
図)のロツドを通すため〓焼炉3(第1図)の縦
方向のスロツト15(第5図)の両側に幅を置い
て構成された水冷案内路13及び14(第5図)
と相互作用する。同様に、熱シールド11及び1
2は、例えばモールド中の鋳型物を冷却するため
のユニツト5の案内路16及び17(第7図)の
ように熱を強く放出する他のユニツトの案内路と
相互作用する。ハンガーが蓄積されたとき、熱シ
ールド11及び12の存在により、熱損失を大幅
に減少し、移送手段7(第1図)のユニツトが許
容限度以上に加熱せられるのを防ぐための無妨害
の二重熱シールドを構成することができる。製造
工程操作の順に高架輸送滑車8を停止し係止する
ために、製造工程の操作を達成するために必要な
カンガー停止の数またはハンガーを蓄積するため
に必要な数のストツパー8a,8b,8c,8
d,8eが設けられている。高架輸送滑車8は、
把持及び駆動ステーシヨン20(第1図)を備え
た動力自在コンベヤーのチエーン19上に設けら
れた押し出し部材18(第2図)によつて運動さ
せられる。
各ハンガー9(第2図)は、注型モールド及び
それを収容する手段(プラツトフオーム)21の
重心が蝶番ジヨイントの旋回点の下にくるように
蝶番ジユイント22によりハンガーに結合され
た、注型モールド10を収容するための手段(プ
ラツトフオーム)21を備えている。
自動化工程は自動制御システムを備えている自
動化工程の頭上動力自在コンベヤー7(第2図)
は、予め定められた間隔で配置された押し出し部
材18を設けた牽引チエーン19を備えた牽引軌
道及び牽引軌道と平行に設けられた負荷搬送軌道
23を備えている。
負荷搬送軌道は結合器26により相互にヒンジ
結合された前方高架輸送滑車24及び後方高架輸
送滑車25を塔載している。前方高架移送滑車2
4には押し出し部材18と接触し時計方向に回転
できるように適合した前方ストツパー27及び反
時計方向に回転できるように適合した後方ストツ
パー28がヒンジ結合されている。前方高架輸送
滑車24は、受け口を形成する揺動あご部30を
備えた平衡おもり29を有し、後方高架輸送滑車
25は滑車同士が結合されたとき、受け口に侵入
するよう適合したレバー31を有した。
結合器26は、コンベヤーの軌道に対して正確
に水平に位置し、ハンガー9(第2図)が板33
によつて取り付けられている2つの車軸32(第
2,4図)を有する(コンベヤー軌道上の各ハン
ガーは各対の高架輸送滑車に設けられている)。
プラツトフオーム21は、開いたあご部を有す
るフツク37(第2図)を介して、横板35(第
2,4図)及び2本のロツド36により板33に
揺動可能に結合されている。熱絶縁コーテイング
を有し垂直運動できるようにした下部シールド1
1は柔軟な帯(チエーン)により横板35から下
側に懸下され、横板35を受け入れる中心スロツ
トを有する上部シールド12は横板35上の支持
板38(第4図)上に下部シールド11に平行に
自由に着座している。シールド12は垂直に運動
可能であり、熱絶縁コーテイングが施されてい
る。シールド11,12(第2図)は結合の便宜
のため入れ込み用上湾端部を有している。大きさ
に応じて、注型モールドは、プラツトフオーム2
1上に1例10a(第3図)または複数列10b
に配置される。プラツトフオーム21は3個から
30個の注型モールドを収容できるような大きさに
見積られている。
複数区画型の〓焼炉3(第1図)には、ガスま
たは他の加熱手段(不図示)が設けられている。
第1区画(セクシヨン)3aはバーナーを備えて
おらず特別の循環ガス導管及び分配システムを介
してフアンによりセラミツクモールドブロツクを
備えた各鋳型枠に搬送される熱せられた空気によ
り加熱される。
炉3の屋根にはその全長にわたつてハンガー9
を通すための縦方向のスロツト15(第5図)が
設けられている。
さらに、製造工程操作の順に従つて、その具体
化が自動化工程の生産性、得られる鋳造物の種類
及び金属の給湯法に依存する給湯ステーシヨンが
後続する。単純な具体例において、それは第6図
に示すように、給湯取鍋移送システムを備えた基
本的な給湯ステーシヨン39である。
さらに、コンベヤーの移動方向には、屋根にハ
ンガー9を通すための縦方向のスロツトを設けた
チヤンバーを基板的に構成する鋳造物を冷却する
ためのユニツト5が後続する。熱シールド11,
12は案内路16,17に沿つて滑動する。チヤ
ンバーはまた排気システム(不図示)、強制換気
及び散水システムを備えている。
冷却チヤンバーの出口には、公知のマニピユレ
ータまたは傾斜器の形態に構成された鋳造物を取
りはずすためのユニツトが設けられており、その
具体例が以下に説明されている。
鋳造物の製造のための自動化工程1において、
シエルモールド10はユニツト2において作業員
によりプラツトフオーム21上に塔載される。モ
ールドを設置した後(プラツトフオーム上に3個
から30個)、ロツクを備えたストツパー8aがは
ずされモールド10を有するプラツトフオーム2
1が炉3に導かれ、ストツパー8bまでそれを
徐々に満たして行く。炉3が完全に満たされた
後、ハンガー9は制御システムのセンサー(不図
示)により制御されてコンベヤー7の炉3の前の
部分に蓄積される。炉3は区画3a,3b,3
c,3d,3eからなり、その数は製造工程時間
及び自動化工程の生産性により支配される。
より一様な加熱及び経済的な加熱を行うため、
炉の区画には熱された気体が循環する導管が設け
られている。
セラミツク・モールドが〓焼され、溶融金属及
び取鍋が準備完了後、ストツパー8bがはずさ
れ、高架輸送滑車8は給湯するため1個づつスト
ツパー8cに導かれる。高架輸送滑車8は規定さ
れた時間間隔で要求に応じてまたは自動的に導か
れる。高架輸送滑車は、作業員によつてまたは自
動的に給湯ステーシヨンから冷却ユニツト5に移
送される。冷却ユニツト5において、ハンガー9
はストツパー8dを先頭にして蓄積され、鋳造物
の結晶化に必要な期間、チヤンバー内に保持され
る。その後、鋳造物を取りはずすためのユニツト
6(第8図)において鋳造物が取りはずされる。
耐熱材料として普通の石英砂が用いられる場
合、第9図に示す自動化工程の他の実施例を採用
することが望ましい。この場合、注型モールド1
0の各収容手段は埋積材料を受け入れる底を有す
る箱型パレツト40(第10図、第15図の形態
に構成され、注型モールド10と箱型パレツト4
0の間の空隙に埋積材料が注入される。従つて、
自動化工程41(第9図)は、埋積材料を加熱す
る手段42及びパレツト40に熱い埋積材料を満
たす手段43を付加的に有し、両者は注型モール
ドの〓焼炉3の下流側に配置されハンガーを通過
させるための直通スロツト、及びパレツト装架手
段の下流に設けられたパレツト内に埋積材料を突
固めするユニツト44を備えている。この場合、
鋳造物の冷却ユニツトは、それぞれ鋳造物の結晶
化及び冷却を目的として縦続的に配置されたチヤ
ンバー45及び46の形態に構成され、ハンガー
を通過させるための縦方向のスロツト48を有す
るドラム傾斜器47がパレツトから埋積材料を除
去するためにチヤンバー45,46間に配置され
ている。それぞれ鋳造物の結晶化及び冷却のため
に用いられるチヤンバー45及び46は〓焼炉3
とほとんど同様に動力自在コンベヤー7のハンガ
ー9を通過させるための縦方向のスロツトを有
し、傾斜器47は砂ぶるい及び加熱手段42に埋
積材料を移送する手段49を有する。
鋳造物を取りはずすためのユニツト6は、鋳造
物に散水する浴51、加振器を有しスプリング付
勢された板52(第11図)及び傾斜器本体に固
体されている静止板54を有し、ハンガー9を通
過させるためのスロツト55を備えたドラム傾斜
器50の形態に適切に構成することができる。ス
プリング付勢された板及び静止板52,54は、
コンベヤーのハンガー9の異なる側面に相互に対
向して配置され、両板はパレツト40と相互作用
するよう適合され、加振器53を備えた板52に
は案内隔壁56が設けられている。
自動化工程はまた、埋積材料をパレツトから除
去するために、鋳造物の取りはずしのためのドラ
ム傾斜器50と同様に加振器53を備えたスプリ
ング付勢された板52及び傾斜器本体に固定され
た静止板54を有し、ハンガー9を通過させるた
めのスロツト55を有する一体化したドラム傾斜
器47(第9,12図)を具備している。スプリ
ング付勢した板及び静止板52,54はコンベヤ
ーのハンガー9の異なる側面に対向して固定さ
れ、パレツト40と相互作用するよう適合し、加
振器53を備えた板52には案内隔壁56が設け
られている。しかし、鋳造物を取りはずす傾斜器
50(第11図)とは反対に、パレツト40から
埋積材料を除去する傾斜器47(第12図)はヒ
ンジ結合器59により静止板54上に旋回可能に
取り付けられた炉蓋57及びそのアクチユエータ
58を付加的に備えている。
同様に、主搬送手段、すなわち閉ループの頭上
動力自在コンベヤー7(第9図)に付加する自動
化工程は、自動軌道切換器62及び63により主
動力自在コンベヤーに接続され、パレツト取りは
ずし手段61を有する付加的な閉ループの蓄積コ
ンベヤー軌道60を具備することが望ましく、軌
道切換器の1つ、すなわち、対面スイツチ62は
冷却チヤンバーの上流に配設され、他方のスイツ
チ、すなわち、牽引スイツチ63は鋳造物の取り
はずしのためのユニツト6の下流に配設されてい
る。
第9図において、自動化工程の他の実施例が示
されている。工程は、製造工程操作の順に配置さ
れた〓焼炉3、パレツトに熱い埋積材料を満たす
手段43、埋積材料を突固める手段44,金属の
給湯手段4、金属の結晶化のためのチヤンバー4
5、埋積材料を除去するドラム傾斜器47、冷却
チヤンバー46及び鋳造物を取りはずすためのド
ラム傾斜器50からなる。セラミツク・モールド
ブロツクを有するパレツトを担持するハンガー9
(第12図)の頭上動力自在コンベヤー7は前記
ユニツト全てを通過する。冷却チヤンバー46の
入口から傾斜器50の出口の間の区間において、
アクチユエータ65を備え揺動可能に取り付けら
れた切換舌片64(第13図)の形態に構成され
た対面切換器62及び牽引切換器63により主コ
ンベヤー軌道に接続される閉ループの蓄積コンベ
ヤー軌道60が設けられている。自動化工程は、
ドラム傾斜器50から取り出された鋳造物を移送
手段(不図示)上に移動するためのマニピユレー
タ66を備えている。自動化工程はまた、炉3の
出口、パレツトに埋積材料を装架するための手段
43のステーシヨン、突固めのためのユニツト4
4のステーシヨン、傾斜器47のステーシヨン、
冷却チヤンバー46の出口及びパレツト取りはず
し手段61のそれぞれに配設された駆動ゲート7
2(第14図)の形態で構成された付加的なスト
ツパー67−71を具備している。
第9図に示された自動化工程において、〓焼炉
3、金属給湯のためのユニツト4、鋳造物の結晶
化のためのチヤンバー45、ハンガー9を備えた
動力自在コンベヤー7は、原則的に第1図に示さ
れているユニツトと等価であり、既に詳細に説明
されている。
埋積材料を加熱する手段42及びパレツトに熱
い埋積材料を装架する手段43は、炉3から出る
軌道の1つが浴を覆う屋根を横切り、スロツト1
5(第5図)と同様にハンガーを通過させるため
の直通スロツトを有するようにコンベヤーの2つ
の平行な軌道の間に設置された基本的に並んだ浴
である。
加熱浴は耐熱砂材料で満たされている。この浴
の底には、天然ガス供給源(不図示)に結合され
た多岐管が設置されている。この多岐管は浴中に
液化層を形成する。浴中のコンベヤー7の移動方
向に、鋳型枠を出し入れするためのポート73及
び74及びパレツトに熱い砂を装架する手段43
が設けられている。この浴の一方の側壁は、ドラ
ム傾斜器47から耐熱埋積材料を運ぶためのポー
ト75を有する。埋積材料を突固めるためのユニ
ツト44は、製造工程操作の順に、加熱浴の出口
に設置されている。ユニツト44は加振器及びモ
ールド10の損傷を避けるためパレツト40(第
10図)中の砂の突固め度合いを調整する装置か
らなる。
結晶化のためのチヤンバー45(第9図)の出
口には、それと同軸に、埋積材料を除去しハンガ
ー9を通過させるための直通スロツト48及びパ
レツト40を出し入れするポートを有するドラム
傾斜器47(第9,12図)が設置されている。
ドラム傾斜器47(第12図)はパレツトから
埋積材料を除去するよう設計され、基本的に、縦
方向の支柱77(第12図)、78及び79によ
つて固定された2個のリム76,76′(第12,
16図)からなる。各リムには、駆動源に接続さ
れたチエーン伝達機構80のチエーン端部が固着
されている。支柱78及び79によつて、加振器
53を備え振動的衝撃を与えるスプリングで付勢
された板52がスプリング81により固定されて
いる支持板が固着されている。前記板52には、
傾斜器の回転(第15図)によつてその端部が砂
ぶるい手段(振動滑降斜面)49に埋積材料を流
し込む緩衝案内隔壁56が取り付けられており、
加熱手段42に埋積材料を運搬するための装架ポ
ート75(第9図)に接続する。
静止した反衝撃板54(第12図)は板52に
対して直径上の反対側に設置され支柱77によつ
て固定されている。ドラム本体はローラ82,8
3,84により支持されており、調整ローラ85
を備えている。鋳造物の脱落を防ぐ蝶番で取り付
けられた炉蓋57は回転するよう板54に揺動可
能に取り付けられている。炉蓋57は、ドラム本
体に揺動可能に取り付けられたアクチユエータ5
8に揺動可能に結合されている。板54及び炉蓋
57は、ハンガーのロツド36(第10図)を通
過させるためのスロツトを備えている。傾斜器は
駆動源86(第16図)によつて回転する。
さらに、コンベヤー7(第9図)の移動方向に
は、ハンガーを通過させるためにその屋根に直通
スロツトを備えた直通型の冷却チヤンバー46が
設置されている。チヤンバー46は換気システム
(不図示)が備えられており、結晶化チヤンバー
45と同様に構成されている。
鋳造物の取りはずしのためのドラム傾斜器50
(第9図)は、冷却チヤンバー46の出口に設置
されている。ドラム傾斜器50は傾斜器47と設
計上同様であるが、前者は炉蓋57(第12図)
及びアクチユエータ58を備えていない。
コンベヤー7の主軌道の枝上に配置されたパレ
ツト除去手段61(第9図)は基本的には駆動担
持体(不図示)上に取り付けられたフオークであ
り、垂直往復運動するよう適合されている。この
フオークはハンガー9のフツク87(第12図)
のあご部の傾斜に対応した傾斜を有している。
(作動) この自動化工程は以下のように動作する。
コンベヤー7(第9図)は、パレツト40の鋳
型枠中にセラミツク・モールド10(第10図)
を装架する手段を備えている。モールドを装架し
た後、作業員はストツパー8a(第9図)ははず
すと、モールド10を有するハンガー9は炉3に
導かれ、徐々にこれを満たして行く。炉が完全に
満たされると制御システムのセンサー(不図示)
が働き、ハンガーがコンベヤー7上の炉の前に蓄
積される。所定の数のハンガーが炉3の前に蓄積
されると、溶融金属の給湯のためハンガーが導か
れるのを許容(自動モード)し、ユニツト4の給
湯ステーシヨンが1つのハンガーを受け入れる。
同時にストツパー8bがはずされ、コンベヤー牽
引軌道19の押し出し部材18(第2図)がハン
ガー9に係合し、パレツトに埋積材料を装架する
ための手段43のストツパー67に搬送される。
鋳型枠に埋積材料が装架された後(制御システ
ムの時限リレーにより確定される)、ストツパー
8b,67及び68がはずされる。結果として、
次の鋳型枠が炉3から鋳型枠に埋積材料を装架す
る手段43に搬送され、装架された鋳型枠は埋積
材料を突固めるためのユニツト44に導かれる。
そして、前記ストツパーが再び係合し鋳型枠は固
定され(不図示)、振動板が鋳型枠に進出する。
突固めの時間は、制御システム(不図示)の時限
リレーにより確定される。突固め工程が完了した
後、ストツパー8b,67及び68をはずすため
の指令が再び受け入れられる。結果として、鋳型
枠が1個づつステーシヨンからステーシヨンへ再
び移動する。鋳型枠の変化は、給湯ユニツト4の
ステーシヨンにいる作業員が制御システムの停止
ボタンを押し下げてこの運動を止めるまで続く。
ストツパー8bは、モールドの〓焼炉から鋳型枠
をさらに供給することを阻止する。モールドの鋳
型枠は給湯ユニツト4のステーシヨンへ続けて供
給される。前記ステーシヨンの鋳型枠の数は作業
員により調整される。溶融金属の給湯後、ストツ
パー8cがはずされ、満たされたモールドは結晶
化チヤンバー45に導かれ、それは満たされたモ
ールドを担持する鋳型枠で徐々に満たされて行
く。結晶化の後、鋳型枠は傾斜器47に導かれ
る。同時に、ストツパー8dがはずされ、鋳型枠
が傾斜器47中に正確に係止される。鋳型枠が係
止された後、ストツパー8dが再び係合する。そ
して、傾斜器47は駆動源86(第16図)によ
り回転する。加振器53(第12図)及び振動滑
降斜面49(第15図)は同時に作動を開始す
る。傾斜器47は120゜にわたつて回転する。結果
として、炉蓋57(第12図)が回転し、鋳型枠
を覆い鋳造物が落下するのを防ぎ埋積材料のみが
鋳型枠からこぼれ出る。埋積材料は振動する滑降
斜面49に沿つて、加熱を繰り返し鋳型枠に装架
するための手段42の浴に返還される。振動させ
る工程で、板52は鋳型枠をたたき、それにより
埋積材料の除去を迅速に行うことができる。この
ような設計のため振動する滑降斜面49は高さを
少し異ならせて配置されている。加振器53の作
動時間は制御システムの時限リレーにより制御さ
れる。そして、傾斜器47は反転され、ストツパ
ー69(第9図)がはずされる。炉蓋57(第1
2図)は最初の位置に復帰する。さらに、ストツ
パー69はストツパー8dと同時に係合が解かれ
るので、鋳造物を有する鋳型枠は冷却チヤンバー
46(第9図)に達し、次ぎのハンガーが結晶化
チヤンバー45から受け入れられる。鋳造物を有
する鋳型枠が冷却された後、ストツパー70の係
合が解かれ鋳型枠は傾斜器50中のストツパー8
8(係合している)の所まで導かれる。ストツパ
ー70は係合しチヤンバー46から次の鋳型枠が
移動してくるのを防ぐ。鋳型枠は傾斜器50内に
係止され、傾斜器47と同様に、振動衝撃を伴つ
てその板が作動せしめられる。
鋳造物は収容トレーに達し、そこからマニピユ
レータ66により移動して、さらに機械的処理の
ために移送される。次に傾斜器50は反転しスト
ツパー88の係止が解徐されて空の鋳型枠は鋳型
枠装架ユニツト2のステーシヨンのストツパー8
aまで搬送される。
鋳型枠を交換する必要がある場合(修理等のた
め)、牽引切換器63が閉じて鋳型枠は傾斜器5
0から蓄積コンベヤー軌道60に達し、除去手段
61のストツパー71まで搬送される。
除去手段61において、フオークが担持体(不
図示)により持ち上がり、ハンガー9のフツク8
7(第12図から鋳型枠が取りはずされる。そし
て取りはずされた鋳型枠と共にフオークは下降し
鋳型枠が取り除かれる。このステーシヨンにおい
て、修理されたまには新しい鋳型枠が逆の順序で
前記フツクから懸下される。そして、ストツパー
71(第9図)の係止が解かれ対面切換器62が
開き、鋳型枠はコンベヤー7の主軌道上をチヤン
バー46に向かつて移動する。所望の数の鋳型枠
が通過した後、ストツパー71が係止し対面切換
器62が閉じられる。
高架輸送滑車は次のように、妨害されていない
列の形態に蓄積される。ストツパーのどのゲート
72(第14図)においても、最初の高架輸送滑
車の移動を阻止し、そして押し出し部材18(第
2図)が次の高架輸送滑車を最初の滑車まで移動
させる。結果として、先行する高架輸送滑車のレ
バー31が後続する滑車の揺動あご部30を有す
る平衡おもり29によつて形成されるスロツトに
入り込む。その後の滑車の結合も同様に行なわれ
る。蓄積工程において、ハンガーの上部シールド
12及び下部シールド11は、それらの入れ込み
端部により続くシールドと結合され、それにより
一体の屋根を形成する。この場合、シールドの下
部タイヤが炉の上部に露出し、結晶化または冷却
チヤンバーの屋根の開いたスロツトを覆い、シー
ルドの上部タイヤはコンベヤー7の牽引軌道19
及び負荷搬送軌道23を熱放射から保護し、それ
により軌道の消耗及び熱損失を防ぐ。
2つのチヤンバーからなる冷却チヤンバーの実
施例において、結晶化チヤンバー45及び冷却チ
ヤンバー46は、結晶化工程が行なわれる第1の
チヤンバー内で鋳型枠は埋積材料を含でいるのに
対して冷却チヤンバー内で鋳造物を有する鋳型枠
は埋積材料が無い状態で迅速に冷却されるので、
それらの長さ及びエネルギー消費を削限すること
ができる。このような冷却条件はまた、鋳造物の
脱炭を防ぎ、脱炭により生じる不合格を実際的に
排除する。埋積材料の必要性が減少し、鋳型枠の
寿命を延ばす。埋積材料と鋳造物とを別々に取り
はずすことにより、鋳型枠中にモールデイングす
るための装置に熱い埋積材料(700〜800℃)を返
還することが可能になり、これにより加熱のため
のエネルギー消費を減少する。埋積材料は鋳造物
の結晶化が完了した後に、鋳型枠から取り除かれ
る。
傾斜器に備えられる振動板52は衝撃的振動を
鋳型枠に伝え埋積材料の除去を容易にし、鋳造物
の焼け砂を効果的に取り除く。
ハンガーが蓄積されたとき、その上にもたらさ
れたシールド11及び12は、その下部タイヤが
〓焼炉及び結晶化及び冷却チヤンバーの直通スロ
ツトを覆う妨害されていないシールドを構成する
ことができ、それにより熱損失を減少し、上部タ
イヤは熱からコンベヤーの可動要素を保護する。
2つの軸車32を備えた各ハンガーの実施例
は、それらが製造工程ユニツトを通つて搬送され
るときハンガーを把持することや複雑な垂直操作
を不要とする。
傾斜器に緩衝案内隔壁56を設けることによ
り、ピツトの必要がなくなる。自動化工程の全て
の基本的な製造処理装置は単一の階に配置され
る。
この自動化工程は埋積材料を用いることなく操
作することもでき、そのためには、鋳型枠に埋積
材料を装架する手段43、埋積材料を突固めるた
めのユニツト44及び埋積材料を除去するための
ドラム傾斜器47を制御システムから切り離す必
要がある。
実際には、炉内でモールドからパターン組成物
を脱落させること(溶融または焼失)がかなり頻
繁にあり、このような場合、第17図に示すよう
にモールドを鋳込みカツプが下方を向くように配
置する。自動化工程において、モールドを収容す
る手段の実施例は、垂直及び/または傾斜したピ
ン90を有するプラツトフオーム89の形態で容
易に着脱できるように構成されていることが好ま
しい。
自動化工程は、第1図を参照して説明した工程
とほとんど同様に作動する。
(この発明の効果) 以上開示した、鋳造物製造のための自動化工程
の実施例及びその他の可能な実施例は、系列的な
製造のユニツトの使用、与えられた配置及び生産
性に応じて異なる形式を得るためにそれらを配置
すること及び最小の支出で最も合理的な配置を実
現することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の鋳造物製造のための自動
化工程の概観を模式的に示す。第2図は、頭上動
力自在コンベヤーに固定されたハンガー及びプラ
ツトフオーム上の注型モールドを収容する手段を
示す。第3図は、矢印A方向にみた注型モールド
を収容するためのプラツトフオームの平面図を示
す。第4図は、矢印B方向にみた、その移動方向
のハンガーを示す。第5図は、第1図の線−
による断面を模式的に示す。第6図は、第1図の
線−による給湯ユニツトの断面を示す。第7
図は、第1図の線−による冷却チヤンバーの
断面を示す。第8図は、第1図の−による鋳
造物の取りはずしのためのユニツトの断面図を示
す。第9図は、自動化工程の実施例の概観を模式
的に示す。第10図は、パレツト中の注型モール
ド収容のための手段を模式的に示す。第11図
は、鋳型物を取りはずすための傾斜器の断面を模
式的に示す。第12図は、埋積材料を除去するた
めの傾斜器の断面を模式的に示す。第13図は、
頭上動力自在コンベヤーの自動軌道切換器を模式
的に示す。第14図は、製造工程のステーシヨン
のハンガーのストツパーの平面図を模式的に示
す。第15図は、埋積材料の除去のための傾斜器
が120゜回転した状態の断面を模式的に示す。第1
6図は、埋積材料の除去のための傾斜器の側面を
模式的に示す。第17図は、垂直なピン上に注型
モールドを配置するための手段を模式的に示す。 1:自動化工程全体、2:注型モールドの装架
のためのユニツト、3:炉、3a,3b,3c,
3d,3e:炉の区画、4:金属給湯ユニツト、
5:鋳造物冷却のためのユニツト(チヤンバー)、
6:鋳造物の取りはずしのためのユニツト、7:
頭上動力自在コンベヤー、8a,8b,8c,8
d,8e:ストツパー、8:高架輸送滑車、9:
ハンガー、10,10a,10b:注型モール
ド、11,12:熱シールド、13,14:案内
路、15:縦方向のスロツト、16,17:水冷
案内路、18:押し出し部材、19:牽引チエー
ン、20:コンベヤーの駆動ステーシヨン、2
1:モールドを収容する手段(プラツトフオー
ム)、22:ヒンジ結合(蝶番)、23:負荷搬送
軌道、24:前方高架輸送滑車、25:後方高架
輸送滑車、26:結合部材、27:前方ストツパ
ー、28:後方ストツパー、29:平衡おもり、
30:揺動あご部、31:レバー、32:軸車、
33:板、34:弧状スロツト、35:横板、3
6:ロツド、37:フツク、38:支持板、3
9:給湯ステーシヨン、40:箱型パレツト(パ
レツト、鋳型枠)、41:自動化工程全体、4
2:埋積材料を加熱する手段、43:パレツトに
埋積材料を装架するための手段、44:埋積材料
を突固めるユニツト、45:結晶化チヤンバー、
46:冷却チヤンバー、47:ドラム傾斜器、4
8:スロツト、49:砂ぶるいのための手段(振
動する滑降斜面)、50:鋳造物を取りはずす
(離型)ための傾斜器、51:散水浴、52:ス
プリング付勢された板、53:加振器、54:静
止板、55:スロツト、56:案内隔壁、57:
炉蓋、58:炉蓋のアクチユエータ、59:ヒン
ジ結合器(蝶番結合器)、60:付加的蓄積コン
ベヤー軌道、61:パレツト取りはずし手段、6
2:対面切換器、63:牽引切換器、64:切換
器の舌片、65:切換器のアクチユエータ、6
6:鋳造物を取りはずすマニピユレータ、67〜
71:ステーシヨンのストツパー、72:ゲー
ト、73:ハンガーの入口ポート、74:ハンガ
ーの出口ポート、75:埋積材料を装架するため
のポート、76,76′:傾斜器のリム、77,
78,79:傾斜器の縦方向の支柱、80:傾斜
器の駆動チエーンの端部、81:スプリング、8
2,83,84:支持ローラ、85:調節ロー
ラ、86:傾斜器駆動源、87:傾斜器駆動源、
87:フツク、88:ストツパー、89:ピンを
備えたプラツトフオーム、90:ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製造工程の操作の順に配置された、注型モー
    ルドを装架するためのユニツト2、注型モールド
    を〓焼するための炉3、注型モールドに溶融金属
    を給湯するためのユニツト4、モールド中の鋳造
    物を冷却するためのユニツト5、鋳造物を取りは
    ずすためのユニツト6及び製造工程ユニツト間で
    注型モールドを搬送する手段からなる鋳造物の製
    造のための自動化工程1において、搬送する手段
    は、閉ループの頭上動力自在コンベヤー7の形態
    で構成され、これは押し出し部材18を備え連続
    的に移動するチエーン及び注型モールド10を収
    容するハンガー9を備える複数の高架輸送滑車8
    及び製造工程の操作の順に制動し係止するストツ
    パー8a,8b,8c,8d,8eを有し、ハン
    ガーには独立して垂直運動できる互いに重なつた
    少なくとも2個の熱シールド11,12が設けら
    れ、注型モールド10を〓焼するための炉3及び
    鋳造物を冷却するためのユニツト5はハンガー9
    を通過させるための縦方向の直通スロツト及びハ
    ンガー9が各ユニツトを通過するときハンガーの
    熱シールド11,12と相互作用する水冷案内路
    13,14,16,17を具備する屋根を有し、
    各ハンガー9には注型モールド10を収容する手
    段21が該手段21の重心がヒンジ結合器の旋回
    点の下に来るようにハンガー9にヒンジ結合され
    ていることを特徴とする自動化工程。 2 注型モールドを収容する手段21は、垂直乃
    至傾斜したモールドを配置するためのピン90を
    備えたプラツトフオーム89の形態で、容易に取
    りはずせるように構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の自動化工程。 3 注型モールドを収容する手段21は砂床を備
    えたセラミツクプラツトフオームの形態に構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動化工程。 4 〓焼するための炉3は、循環ガス導管の媒体
    を介してその入口と出口とが連通していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項の何
    れかの1項に記載の自動化工程。 5 製造工程の操作の順に配置された、注型モー
    ルドを装架するためのユニツト2、注型モールド
    を〓焼するための炉3、注型モールドに溶融金属
    を給湯するためのユニツト4、モールド中の鋳造
    物を冷却するためのユニツト5、鋳造物を取りは
    ずすためのユニツト6及び製造工程ユニツト間で
    注型モールドを搬送する手段からなる鋳造物の製
    造のための自動化工程1において、搬送する手段
    は、閉ループの頭上動力自在コンベヤー7の形態
    で構成され、これは押し出し部材18を備え連続
    的に移動するチエーン及び注型モールド10を収
    容するハンガー9を備える複数の高架輸送滑車8
    及び製造工程の操作の順に制動し係止するストツ
    パー8a,8b,8c,8d,8eを有し、ハン
    ガーには独立して垂直運動できる互いに重なつた
    少なくとも2個の熱シールド11,12が設けら
    れ、注型モールド10を〓焼するための炉3及び
    鋳造物を冷却するためのユニツト5はハンガー9
    を通過させるための縦方向の直通スロツト及びハ
    ンガー9が各ユニツトを通過するときハンガーの
    熱シールド11,12と相互作用する水冷案内路
    13,14,16,17を具備する屋根を有し、
    各ハンガー9は埋積材料を受け入れるための底を
    備えた箱型パレツト40の形態に構成された注型
    モールド10を収容する手段21を備え、該手段
    21の重心がヒンジ結合器の旋回点の下に来るよ
    うにハンガー9にヒンジ結合されており、この自
    動化工程1には、注型モールドを〓焼するための
    炉3の下流に設置されハンガー9を通過させるた
    めの直通スロツトを備えた埋積材料を加熱する手
    段42及び熱い埋積材料をパレツト40に装架す
    る手段43、及びこのパレツトに装架するための
    手段の43の下流に配置されたパレツト中の埋積
    材料を突固めするユニツト44が設けられてお
    り、鋳造物を冷却するためのユニツト5は、鋳造
    物の結晶化及び冷却用に順次配設されたチヤンバ
    ー45,46の形態に構成されており、パレツト
    40から埋積材料を除去するために該チヤンバー
    間に配設されていて動力自在コンベヤー7のハン
    ガー9を通過させるための縦方向のスロツト48
    を備えたドラム傾斜器47を備えており、さらに
    除去された埋積材料を加熱するための手段42へ
    砂ぶるいし搬送する手段49を具備していること
    を特徴とする自動化工程。 6 鋳造物を取りはずすためのユニツトは、鋳造
    物を離型するためのドラム傾斜器50の形態で構
    成され、これは加振器を備えたスプリング付勢さ
    れた板52及び傾斜器本体に取り付けられた静止
    板54を具備し、ハンガー9を通過させるための
    スロツトを備え、スプリング付勢された板及び静
    止板52,54はコンベヤーのハンガー9の異な
    る側面上に対向して設けられ、両者52,54は
    ハンガー上のパレツト40と相互作用をするよう
    適合しており、加振器53を備えた板52に案内
    隔壁56が設けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の自動化工程。 7 パレツト40から埋積材料を除去するための
    ドラム傾斜器47は、加振器53を備えていたス
    プリング付勢された板52及び傾斜器本体に取り
    付けられた静止板54を具備し、ハンガー9を通
    過させるためのスロツトを備え、両者52,54
    はハンガー上のパレツト40と相互作用をするよ
    うに適合しており、加振器53を備えた板52は
    案内隔壁56を有し、静止板54はハンガー9を
    通過させるためのスロツトを有し、この板54に
    揺動可能に取り付けられ、アクチユエータ58を
    備えた炉蓋57を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の自動化工程。 8 動力自在コンベヤー7は、パレツトを取りは
    ずすための手段61を有し自動軌道切換器62,
    63により動力自在コンベヤー7に接続される付
    加的な閉ループの蓄積コンベヤー軌道60を具備
    し、第1の切換器は冷却チヤンバー46の上流に
    位置し、第2の切換器は鋳造物を取りはずすため
    のユニツト6の下流に位置することを特徴とする
    特許請求の範囲第5項記載の自動化工程。 9 〓焼するための炉3は、循環ガス導管の媒体
    を介してその入口と出口とが連通していることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項から第8項の何
    れかの1項に記載の自動化工程。
JP12142286A 1986-05-28 1986-05-28 鋳造物製造のための自動化工程 Granted JPS62279074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12142286A JPS62279074A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 鋳造物製造のための自動化工程

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12142286A JPS62279074A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 鋳造物製造のための自動化工程

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62279074A JPS62279074A (ja) 1987-12-03
JPH0137233B2 true JPH0137233B2 (ja) 1989-08-04

Family

ID=14810753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12142286A Granted JPS62279074A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 鋳造物製造のための自動化工程

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62279074A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62279074A (ja) 1987-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6571860B2 (en) Two tiered linear mold handling systems
US4747444A (en) Automated casting plant and method of casting
US10875089B2 (en) System for producing steel castings
CN101678450A (zh) 竖直热处理系统
US4224979A (en) Automatic foundry system
US6145577A (en) Linear mold handling system
GB2189417A (en) Automated line for production of castings
US1789860A (en) Carrier system for foundries
US4186793A (en) Automatic line for coated metal mould casting
CA1092782A (en) Linear permanent mould casting system
US4903752A (en) Hot metal supply for continuous casing and the like
JPH0137233B2 (ja)
JP2002321051A (ja) 鋳造方法及び鋳造ライン
CZ20022347A3 (cs) Zařízení pro manipulaci s licími formami
US1734174A (en) Molding system
SU1003995A1 (ru) Установка дл лить по выплавл емым модел м
US972108A (en) Pipe-foundry plant.
US6460600B1 (en) Apparatus and method for producing cast products
GB2047140A (en) Conveying system in die-casting plant
US2570927A (en) Weight carrying conveyer for foundries
SU1154802A1 (ru) Автоматизированна лини дл получени отливок
US1929538A (en) Foundry equipment
GB2024069A (en) Wheel casting apparatus
US3152371A (en) Method and apparatus in shell molding
US1027316A (en) Casting apparatus.