JPH0136873B2 - - Google Patents

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JPH0136873B2
JPH0136873B2 JP59112574A JP11257484A JPH0136873B2 JP H0136873 B2 JPH0136873 B2 JP H0136873B2 JP 59112574 A JP59112574 A JP 59112574A JP 11257484 A JP11257484 A JP 11257484A JP H0136873 B2 JPH0136873 B2 JP H0136873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
methacrylate
rubber
resin
urethane rubber
Prior art date
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Expired
Application number
JP59112574A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS60255882A (en
Inventor
Masahito Mori
Masaaki So
Koichiro Yamaji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Giken KK
Original Assignee
Sunstar Giken KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Giken KK filed Critical Sunstar Giken KK
Priority to JP59112574A priority Critical patent/JPS60255882A/en
Priority to PCT/JP1985/000233 priority patent/WO1985005628A1/en
Priority to DE19853590249 priority patent/DE3590249C2/en
Priority to DE19853590249 priority patent/DE3590249T1/en
Priority to US06/830,528 priority patent/US4728684A/en
Publication of JPS60255882A publication Critical patent/JPS60255882A/en
Priority to AU53605/86A priority patent/AU583346B2/en
Publication of JPH0136873B2 publication Critical patent/JPH0136873B2/ja
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明はポリウレタン樹脂接着剤、更に詳しく
は、有機溶液型のもので特に被着体の少なくとも
一つが軟質ポリ塩化ビニルのシートもしくはフイ
ルムまたはフオームである場合に優れた初期接着
力を発揮し、且つ片面塗布の接着を可能としたポ
リウレタン樹脂接着剤に関する。 従来技術と解決すべき問題点 従来、溶液型のポリウレタン接着剤は柔軟性に
優れ、しかも耐可塑剤性が優れることから、可塑
剤を多量に配合したポリ塩化ビニルのシートもし
くはフイルムまたはフオームなどの成形品と、そ
の他のプラスチツク材料、木材、金属などとを良
好に接着するため、万能接着剤として多方面で使
用されている。しかしながら、被着体から接着界
面に移行する可塑剤による接着低下を防止し、耐
熱性に優れ、性能のより向上した接着剤の開発が
望まれていた。 一方、このようなウレタンゴムからなる溶剤溶
液型接着剤は粘着力が乏しく、接着作業に当つて
被着体の両方の接着面に接着剤を塗布し、溶剤乾
燥のオープンタイムをとつた後両面を重ね合せ、
圧縮し、更に接着力発現まで仮止めが必要であつ
た。 本発明者らは被着体に含まれる可塑剤による影
響の少ない接着剤を開発すべく鋭意研究を行なつ
た所、熱可塑性ポリエステルウレタンゴムを有機
溶剤に溶解し、該ゴムにアクリル樹脂用モノマー
をグラフトし、これに塩素化ゴムを添加溶解した
接着剤主成分と、架橋剤としてイソシアネート化
合物とを配合して成る耐可塑剤接着性に優れたポ
リウレタン接着剤を開発し、これについては既に
特許出願係属中である(特願昭58−201499号参
照)。しかして、本発明者らはかかる開発接着剤
について更に検討を進めた所、上記接着剤主成分
に特定のロジン樹脂もしくはロジン樹脂誘導体を
添加すれば、可塑剤含有軟質ポリ塩化ビニル材に
対する初期接着力がより向上し、またその粘着力
付与により、圧締条件を軽減しても上記仮止めの
必要なく片面塗布で充分接着性を保持でき、しか
もグラフトしない熱可塑性ポリエステルウレタン
ゴムを使用できることを見出し、本発明を完成さ
せるに至つた。 即ち、本発明は、熱可塑性ポリエステルウレ
タンゴム(以下、ウレタンゴムと称す)および/
または該ウレタンゴムにアクリル酸、アクリル酸
エステル、メタクリル酸およびメタクリル酸エス
テルの群から選ばれる少なくとも1種をグラフト
したもの(以下、グラフトゴムと称す)、ロジ
ン樹脂および/またはロジン樹脂誘導体、塩素
化ゴム、有機溶剤、および架橋剤としてイソ
シアネート化合物から成ることを特徴とするポリ
ウレタン樹脂接着剤を提供するものである。 発明の構成と効果 本発明において成分として使用しうるウレタ
ンゴムとは、分子鎖中にウレタン結合を有するエ
ラストマーであり、通常、多塩基酸(テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸など)と2価ア
ルコール(エチレングリコール、1,4―ブタン
ジオール、1,5―ペンタンジオール、1,6―
ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコールなど)を縮合反応し、得ら
れる末端ヒドロキシル基を有する飽和ポリエステ
ル樹脂に対して、その活性水素基とジイソシアネ
ート化合物(トリレンジイソシアネート、ジフエ
ニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
シクロヘキシルメタンジイソシアネートなど)の
イソシアネート基とをほぼ当量で反応した線状高
分子である。 本発明において上記ウレタンゴムにグラフトさ
せるモノマー(以下、グラフトモノマーと称す)
は、アクリル酸、アクリル酸エステル(例えばア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸2―エチルヘキシル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸2―エトキシエチ
ル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸テトラヒ
ドロフルフリル、アクリル酸2―ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸2―ヒドロキシプロピル、1,4
―ブタンジオールジアクリレート、1,6―ヘキ
サンジオールアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレートなど)、メタクリル酸および
メタクリル酸エステル(例えばメタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t―ブチ
ル、メタクリル酸2―エチルヘキシル、メタクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸イソデシル、メタク
リル酸ラウリル、メタクリル酸ラウリル―トリデ
シル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸セ
チル―ステアリル、メタクリル酸ステアリル、メ
タクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクリル酸2―ヒドロキシエチル、メタク
リル酸2―ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸t―ブチルアミノエチ
ル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸テト
ラヒドロフルフリルなど)であつて、これらの群
から選ばれる少なくとも1種を使用に供する。特
に、ヒドロキシル基、カルボキシル基、グリシジ
ル基およびアミノ基の少なくとも1個を有する官
能性のものが好ましい。また、かかるモノマー以
外に、アクリルアマイド、アクリロニトリル、ア
クロレイン、酢酸ビニル、スチレン、N―メチロ
ールアクリル酸アミド、ビニルピリジン、無水マ
レイン酸、ビニルピロリドン、ブタジエン等を併
用することもできる。 本発明において成分として使用しうる上記グ
ラフトゴムは、ウレタンゴムに通常の方法でグラ
フトモノマーをグラフトすることにより製造され
る。例えば、上記ウレタンゴムを有機溶剤に溶解
した後、ラジカル発生重合開始剤(過酸化ベンゾ
イル、アゾビスイソブチロニトリル、キユメンハ
イドロパーオキサイド、t―ブチルハイドロパー
オキサイド、過硫酸カリウム塩、過硫酸アンモニ
ウム塩など)とグラフトモノマーを添加混合し
て、60〜100℃で加熱還流しながら1時間以上、
好ましくは2〜4時間グラフト重合を行なう。か
かるグラフトにあつて、ウレタンゴムとグラフト
モノマーの割合は、ウレタンゴム100部(重量部、
以下同様)に対してグラフトモノマー10〜70部を
使用し、その内少なくとも10〜30部をグラフトさ
せることが望ましい。グラフトされるモノマーが
10部未満であると、グラフトによる接着性の改善
にならず、また30部を越えると、重合中に溶液粘
度が上昇したり、ゲル化することがある。上記重
合開始剤はウレタンゴム100部に対して通常0.3〜
1.0部で使用する訳であるが、少なければ過度の
重合速度および重合時間を要し、多くなれば重合
性は良好になるも、溶液粘度が上昇しゲル化する
ことがある。このようにして得られるグラフトゴ
ムは、前記有機溶剤の5〜30%溶液で使用に供す
る。 本発明において成分であるロジン樹脂もしく
はロジン樹脂誘導体としては、例えばロジン樹脂
のペンタエリスリトール・エステル、グリセロー
ル・エステル、水素添加ロジン樹脂、水素添加ロ
ジン樹脂のメチル・エステル、トリエチレングリ
コール・エステル、ペンタエリスリトール・エス
テル、ロジン・エステル、重合ロジン樹脂、重合
ロジン樹脂のグリセロール・エステルなどが挙げ
られ、特に水素添加ロジン樹脂、水素添加ロジン
樹脂の誘導体が望ましい。使用量は通常、成分
100部に対して3〜20部、好ましくは5〜10部の
範囲で選定すればよい。 本発明において成分である塩素化ゴムは、天
然ゴムもしくは合成ゴムに塩素を反応させたもの
を指称し、例えば天然ゴムを塩素化したものとし
て旭電化工業(株)の「アデカ塩化ゴムCR―5」、
「同CR―10」、「同CR―20」、「同CR―40」、「同
CR―90」、「同CR―150」が市販され、また合成
ゴム系のものとしてポリエチレンやポリプロピレ
ンを塩素化した塩素化ポリエチレンや塩素化ポリ
プロピレン、およびポリ塩化ビニルと塩素化ポリ
エチレンからなる塩素化ポリ塩化ビニル等が挙げ
られる。これらの塩素化ゴムは後記の芳香族系、
エステル系、ケトン系の有機溶剤に良好に溶解す
る。塩素化ゴムの使用量は、通常成分100部に
対して0.5〜20部の範囲で選定すればよい。 本発明において成分である有機溶剤として
は、例えばエステル系(酢酸エチル、酢酸ブチル
など)、ケトン系(メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン、アセトンなど)、芳香族系(トルエ
ン、キシレン、ベンゼンなど)、塩素系(トリク
レン、塩化メチレンなど)等が挙げられる。 本発明において成分の架橋剤としては、通常
のクロロプレン溶剤型接着剤やウレタンゴム接着
剤の架橋剤として用いられているイソシアネート
化合物で、蒸気圧が高く、人体に対する毒性が少
なく、取扱いの容易なものであればよく、例えば
トリフエニルメタントリイソシアネート(Bayer
社製のDesmodur R,20%塩化メチレン溶液)、
トリイソシアネートフエニルチオホスフエート
(Bayer社製のDesmodur RF,20%塩化メチレン
溶液)、トリレンジイソシアネートにトリメチロ
ールプロパンを付加したイソシアネート化合物
(日本ポリウレタン社製のコロネ―トL、75%酢
酸エチル溶液)、特殊グレードMDI(日本ポリウ
レタン社製のミリオネートMR)等が挙げられ
る。かかるイソシアネート化合物は、成分の分
子鎖中にあるヒドロキシル基の活性水素基とイソ
シアネート基が反応して架橋するので、接着力の
向上に寄与し、その使用は固形分が通常成分
100部に対し3〜50部となるように選定すればよ
い。 本発明に係るポリウレタン接着剤は、通常上記
成分、成分、成分および成分からなる接
着剤主成分と、成分の架橋剤との二液タイプの
有機溶液型で実用に供される。なお、上記接着剤
主成分に必要に応じ軟質塩化ビニルシートの可塑
剤と相溶性を高め接着力をより向上するため分子
中に2個以上のエーテル基を有するポリオキシア
ルキレンエーテルポリオールを適量配合されても
よい。かかるポリオキシアルキレンエーテルポリ
オールは、活性水素2個以上を有する低分子量活
性水素化合物(例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、1,6
―ヘキサンジオールなどのジオール類、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、1,2,6―ヘキ
サントリオールなどのトリオール類、アンモニ
ア、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミンなどのアミン類)の1種または
2種以上の存在下にプロピレンオキサイドおよび
エチレンオキサイドを開環重合させて得られるラ
ンダムまたはブロツク共重合体のポリオキシエチ
レン―プロピレンポリオールおよびテトラヒドロ
フランの開環重合によつて得られるポリオキシテ
トラメチレングリコールであつて、1分子中に2
〜3個のヒドロキシ基を有する。 以上の構成から成る本発明接着剤は、これを被
着体のいずれか一方の接着面に塗布(片面塗布)
し、オープンタイムをとつた後、他の被着体の接
着面を重ね合せ軽く圧締するだけで、当該成分
の粘着力付与によつて接着保持ができ、特に従来
必要であつた仮止めを省略することができる。ま
た本発明の用途としては、被着体の少なくとも1
つである可塑剤を多量に含んだポリ塩化ビニルの
シートもしくはフイルムまたはフオームなどの成
形体と、プラスチツク材料、木材または金属材料
との接着ばかりでなく、ポリウレタン接着剤の主
用途であるプラスチツクフイルム等のラミネーシ
ヨン積層加工用接着剤としても有用である。 以下、実施例および比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。 実施例 1〜5 実施例1〜2についてはグラフトしないウレタ
ンゴム(大日本インキ工業社製の「パンデツクス
T5205」)および有機溶剤(MEK:メチルエチル
ケトン)に、または実施例3〜5についてはグラ
フトしないウレタンゴム(「パンデツクスT5205」
とグラフトモノマー(MMA:メタクリル酸メチ
ル、EA:アクリル酸エチル、2―HEMA:メタ
クリル酸2―ヒドロキシエチル、AN:アクリロ
ニトリル)と有機溶剤(MEK)と重合開始剤
(BPO:過酸化ベンゾイル)とを予めガラス製容
器に精秤し80℃で還流させながら3時間反応せし
めて得られるグラフトゴム溶液に、塩素化ゴムお
よびロジン樹脂(ハーキユレス社製の「フオーラ
ルA」、荒川化学工業社製の「エステルガムA」、
同社製の「スパーエステルA100」または播磨化
成工業社製の「ハリエスター80P」)を添加溶解
して接着剤主成分を作成する(各成分の部数は第
1表に記載)。かかる主成分100部に対し架橋剤
(Desmodur R)20部を配合してポリウレタン樹
脂接着剤を調製する。 比較例 1 実施例1において、塩素化ゴムおよびロジン樹
脂を添加しない以外は同様にしてポリウレタン樹
脂接着剤を調製する。 比較例 2〜3 実施例1において、ロジン樹脂の代わりにクマ
ロン樹脂(新曰鉄化学(株)製の「エスクロンG―
90」)またはフエノール樹脂(荒川化学工業社製
の「タマノール373」)使用する以外は同様にして
ポリウレタン樹脂接着剤を調製する。 比較例 4〜5 実施例5において、ロジン樹脂の代わりに比較
例2〜3と同じくクマロン樹脂またはフエノール
樹脂を使用する以外は同様にしてポリウレタン樹
脂接着剤を調製する。 試験例 ポリ塩化ビニルシートのレザー製品(サンスタ
ー技研社製のオルシア )と、ABS樹脂(鐘淵
化学社製のカネエース)を20mm幅×100mm長さに
たんざく片状にした被着体のABS樹脂板に実施
例1〜5または比較例1〜5のそれぞれの接着剤
を約100g/m2で塗布し、溶剤乾燥後貼り合せて
接着試験片を作成する。この試験片を1日間養生
硬化後、オートグラフにより180゜剥離接着強度と
110℃の加熱雰囲気下で3週間老化後の剥離接着
強度を測定し、さらに110℃の加熱雰囲気下でシ
ート側の一端に100gの荷重をかけ24時間のクリ
ープ試験を行ない剥離長さを測定する。試験結果
を第1表に示す。
Industrial Application Field The present invention relates to a polyurethane resin adhesive, more specifically, an organic solution type adhesive which has excellent initial adhesive strength especially when at least one of the adherends is a sheet, film or foam of soft polyvinyl chloride. The present invention relates to a polyurethane resin adhesive that exhibits high properties and enables adhesive application on one side. Conventional technology and problems to be solved Conventionally, solution-type polyurethane adhesives have excellent flexibility and plasticizer resistance, so they have been used to make polyvinyl chloride sheets, films, or foams containing a large amount of plasticizer. It is used in a wide range of applications as a universal adhesive to bond molded products to other plastic materials, wood, metal, etc. However, it has been desired to develop an adhesive that can prevent adhesive deterioration due to plasticizers migrating from the adherend to the adhesive interface, has excellent heat resistance, and has improved performance. On the other hand, such solvent-based adhesives made of urethane rubber have poor adhesive strength, and during the bonding process, the adhesive is applied to both surfaces of the adherend, and after an open time for the solvent to dry, both surfaces are bonded. Superimpose the
It required compression and temporary fixing until adhesive strength was developed. The present inventors conducted intensive research to develop an adhesive that is less affected by plasticizers contained in adherends, and found that they dissolved thermoplastic polyester urethane rubber in an organic solvent and added monomers for acrylic resin to the rubber. We have developed a polyurethane adhesive with excellent plasticizer adhesion, which is made by blending the main adhesive component with chlorinated rubber and an isocyanate compound as a crosslinking agent. The application is pending (see Japanese Patent Application No. 58-201499). The inventors of the present invention further investigated the developed adhesive and found that if a specific rosin resin or rosin resin derivative is added to the main component of the adhesive, initial adhesion to plasticizer-containing soft polyvinyl chloride materials can be improved. It was discovered that the adhesive strength was further improved, and that even if the clamping conditions were reduced, sufficient adhesion could be maintained with single-sided coating without the need for temporary fixing, and that it was possible to use thermoplastic polyester urethane rubber that did not graft. , we have completed the present invention. That is, the present invention provides thermoplastic polyester urethane rubber (hereinafter referred to as urethane rubber) and/or
or urethane rubber grafted with at least one member selected from the group of acrylic acid, acrylic ester, methacrylic acid, and methacrylic ester (hereinafter referred to as graft rubber), rosin resin and/or rosin resin derivative, chlorinated The present invention provides a polyurethane resin adhesive characterized by comprising a rubber, an organic solvent, and an isocyanate compound as a crosslinking agent. Structure and Effects of the Invention The urethane rubber that can be used as a component in the present invention is an elastomer having urethane bonds in its molecular chain, and usually includes polybasic acids (terephthalic acid, isophthalic acid, phthalic acid, succinic acid, adipic acid). , azelaic acid, sebacic acid, etc.) and dihydric alcohols (ethylene glycol, 1,4-butanediol, 1,5-pentanediol, 1,6-
hexanediol, diethylene glycol, triethylene glycol, polyethylene glycol,
Propylene glycol, etc.) are subjected to a condensation reaction, and the obtained saturated polyester resin having terminal hydroxyl groups is combined with the active hydrogen groups and diisocyanate compounds (tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, xylylene diisocyanate, etc.).
It is a linear polymer that has been reacted with the isocyanate groups of cyclohexylmethane diisocyanate, etc. in approximately equivalent amounts. In the present invention, a monomer to be grafted onto the urethane rubber (hereinafter referred to as a graft monomer)
is acrylic acid, acrylic ester (e.g. methyl acrylate, ethyl acrylate, butyl acrylate, 2-ethylhexyl acrylate, isobutyl acrylate, 2-ethoxyethyl acrylate, glycidyl acrylate, tetrahydrofurfuryl acrylate, acrylic 2-hydroxyethyl acid, 2-hydroxypropyl acrylate, 1,4
-butanediol diacrylate, 1,6-hexanediol acrylate, pentaerythritol triacrylate, etc.), methacrylic acid and methacrylic acid esters (such as methyl methacrylate, ethyl methacrylate, butyl methacrylate,
Isobutyl methacrylate, t-butyl methacrylate, 2-ethylhexyl methacrylate, octyl methacrylate, isodecyl methacrylate, lauryl methacrylate, lauryl-tridecyl methacrylate, tridecyl methacrylate, cetyl-stearyl methacrylate, stearyl methacrylate, methacrylic acid Cyclohexyl, benzyl methacrylate, 2-hydroxyethyl methacrylate, 2-hydroxypropyl methacrylate, dimethylaminoethyl methacrylate, diethylaminoethyl methacrylate, t-butylaminoethyl methacrylate, glycidyl methacrylate, tetrahydrofurfuryl methacrylate, etc.) At least one selected from these groups is used. Particularly preferred are functional ones having at least one of a hydroxyl group, a carboxyl group, a glycidyl group, and an amino group. In addition to such monomers, acrylamide, acrylonitrile, acrolein, vinyl acetate, styrene, N-methylolacrylamide, vinylpyridine, maleic anhydride, vinylpyrrolidone, butadiene, etc. can also be used in combination. The above-mentioned graft rubber that can be used as a component in the present invention is produced by grafting a graft monomer to urethane rubber in a conventional manner. For example, after dissolving the urethane rubber in an organic solvent, a radical-generating polymerization initiator (benzoyl peroxide, azobisisobutyronitrile, kyumene hydroperoxide, t-butyl hydroperoxide, potassium persulfate, ammonium persulfate) salt, etc.) and the graft monomer, and heat under reflux at 60 to 100°C for over 1 hour.
Preferably, the graft polymerization is carried out for 2 to 4 hours. In such a graft, the ratio of urethane rubber and graft monomer is 100 parts of urethane rubber (parts by weight,
It is desirable to use 10 to 70 parts of the graft monomer (the same applies hereinafter), and to graft at least 10 to 30 parts of the graft monomer. The monomer to be grafted is
If it is less than 10 parts, the adhesion will not be improved by grafting, and if it exceeds 30 parts, the solution viscosity may increase or gelation may occur during polymerization. The above polymerization initiator is usually 0.3 to 100 parts of urethane rubber.
It is used in an amount of 1.0 part, but if it is too small, excessive polymerization rate and polymerization time will be required, while if it is too large, the polymerization will be good, but the viscosity of the solution will increase and gelation may occur. The graft rubber thus obtained is used in a 5-30% solution of the organic solvent. Examples of the rosin resin or rosin resin derivative that is a component in the present invention include pentaerythritol ester of rosin resin, glycerol ester, hydrogenated rosin resin, methyl ester of hydrogenated rosin resin, triethylene glycol ester, and pentaerythritol. - Examples include esters, rosin esters, polymerized rosin resins, glycerol esters of polymerized rosin resins, and hydrogenated rosin resins and derivatives of hydrogenated rosin resins are particularly preferred. The amount used is usually based on the ingredients
The amount may be selected in the range of 3 to 20 parts, preferably 5 to 10 parts per 100 parts. The chlorinated rubber, which is a component in the present invention, refers to natural rubber or synthetic rubber that is reacted with chlorine. ”,
"CR-10", "CR-20", "CR-40", "CR-40"
"CR-90" and "CR-150" are commercially available, as well as synthetic rubber products such as chlorinated polyethylene and chlorinated polypropylene, which are made by chlorinating polyethylene and polypropylene, and chlorinated polypropylene made from polyvinyl chloride and chlorinated polyethylene. Examples include vinyl chloride. These chlorinated rubbers are aromatic rubbers,
It dissolves well in ester-based and ketone-based organic solvents. The amount of chlorinated rubber to be used may be selected within the range of 0.5 to 20 parts per 100 parts of the normal ingredients. Organic solvents that are components in the present invention include, for example, ester-based solvents (ethyl acetate, butyl acetate, etc.), ketone-based solvents (methyl ethyl ketone, cyclohexanone, acetone, etc.), aromatic solvents (toluene, xylene, benzene, etc.), and chlorine-based solvents (triclene, etc.). , methylene chloride, etc.). In the present invention, the component crosslinking agent is an isocyanate compound that is used as a crosslinking agent for ordinary chloroprene solvent-based adhesives and urethane rubber adhesives, and has a high vapor pressure, low toxicity to the human body, and is easy to handle. For example, triphenylmethane triisocyanate (Bayer
Desmodur R, 20% methylene chloride solution),
Triisocyanate phenyl thiophosphate (Desmodur RF manufactured by Bayer, 20% methylene chloride solution), isocyanate compound obtained by adding trimethylolpropane to tolylene diisocyanate (Coronate L manufactured by Nippon Polyurethane Co., Ltd., 75% ethyl acetate solution) ), special grade MDI (Millionate MR manufactured by Nippon Polyurethane Co., Ltd.), etc. In such isocyanate compounds, the active hydrogen group of the hydroxyl group in the molecular chain of the component reacts with the isocyanate group, resulting in crosslinking, so it contributes to improving adhesive strength.
The number may be selected to be 3 to 50 copies per 100 copies. The polyurethane adhesive according to the present invention is usually put to practical use in the form of a two-component organic solution consisting of an adhesive main component consisting of the above-mentioned components, and a crosslinking agent as a component. In addition, if necessary, an appropriate amount of polyoxyalkylene ether polyol having two or more ether groups in the molecule may be added to the main adhesive component to increase compatibility with the plasticizer of the flexible vinyl chloride sheet and further improve adhesive strength. It's okay. Such polyoxyalkylene ether polyols are low molecular weight active hydrogen compounds having two or more active hydrogen atoms (e.g. ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, 1,6
- One or more types of diols such as hexanediol, triols such as glycerin, trimethylolpropane, and 1,2,6-hexanetriol, and amines such as ammonia, methylamine, ethylamine, propylamine, butylamine) A random or block copolymer polyoxyethylene-propylene polyol obtained by ring-opening polymerization of propylene oxide and ethylene oxide in the presence of polyoxytetramethylene glycol obtained by ring-opening polymerization of tetrahydrofuran, 2 in 1 molecule
It has ~3 hydroxy groups. The adhesive of the present invention having the above structure is applied to one of the adhesive surfaces of the adherend (single-sided application).
After the open time, the adhesion can be maintained by simply overlapping the adhesive surfaces of other adherends and lightly pressing them together. Can be omitted. Further, as an application of the present invention, at least one of the adherends
In addition to adhesion of polyvinyl chloride sheets, films, or foams containing a large amount of plasticizer to plastic materials, wood, or metal materials, polyurethane adhesives are mainly used for bonding plastic films, etc. It is also useful as an adhesive for lamination processing. Hereinafter, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples and Comparative Examples. Examples 1 to 5 For Examples 1 to 2, non-grafted urethane rubber (“Pandex” manufactured by Dainippon Ink Industries, Ltd.) was used.
T5205'') and organic solvent (MEK: methyl ethyl ketone), or for Examples 3 to 5, non-grafted urethane rubber (``Pandex T5205'')
and graft monomers (MMA: methyl methacrylate, EA: ethyl acrylate, 2-HEMA: 2-hydroxyethyl methacrylate, AN: acrylonitrile), an organic solvent (MEK), and a polymerization initiator (BPO: benzoyl peroxide). Chlorinated rubber and rosin resin ("Foural A" manufactured by Hercules, "Ester" manufactured by Arakawa Chemical Co., Ltd. Gum A"
``Superester A100'' manufactured by the same company or ``Harie Star 80P'' manufactured by Harima Kasei Kogyo Co., Ltd.) is added and dissolved to create the main adhesive component (the number of parts of each component is listed in Table 1). A polyurethane resin adhesive is prepared by blending 20 parts of a crosslinking agent (Desmodur R) with 100 parts of the main component. Comparative Example 1 A polyurethane resin adhesive is prepared in the same manner as in Example 1 except that chlorinated rubber and rosin resin are not added. Comparative Examples 2 to 3 In Example 1, coumaron resin (“Esclone G-” manufactured by Shintetsu Kagaku Co., Ltd.) was used instead of rosin resin.
A polyurethane resin adhesive is prepared in the same manner except that a phenol resin ("Tamanol 373" manufactured by Arakawa Chemical Industries, Ltd.) is used. Comparative Examples 4-5 A polyurethane resin adhesive is prepared in the same manner as in Example 5 except that coumaron resin or phenol resin is used in place of the rosin resin as in Comparative Examples 2-3. Test example: PVC sheet leather product (Orsia manufactured by Sunstar Giken Co., Ltd.) and ABS resin (Kane Ace manufactured by Kanekabuchi Kagaku Co., Ltd.) made into strips of 20 mm wide x 100 mm long as adherends. Each adhesive of Examples 1 to 5 or Comparative Examples 1 to 5 is applied to a resin plate at about 100 g/m 2 , and after drying with a solvent, the resin plates are bonded together to prepare an adhesive test piece. After curing and curing this test piece for one day, the 180° peel adhesion strength was determined by autograph.
Measure the peel adhesion strength after aging for 3 weeks in a heated atmosphere of 110℃, and then perform a 24-hour creep test with a load of 100g on one end of the sheet side in a heated atmosphere of 110℃ to measure the peel length. . The test results are shown in Table 1.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 熱可塑性ポリエステルウレタンゴムおよ
び/または該熱可塑性ポリエステルウレタンゴ
ムにアクリル酸、アクリル酸エステル、メタク
リル酸およびメタクリル酸エステルの群から選
ばれる少なくとも1種をグラフトしたもの、 ロジン樹脂および/またはロジン樹脂誘導
体、 塩素化ゴム、 有機溶剤、および、 架橋剤としてイソシアネート化合物 から成ることを特徴とするポリウレタン樹脂接着
剤。
[Scope of Claims] 1. Thermoplastic polyester urethane rubber and/or the thermoplastic polyester urethane rubber grafted with at least one member selected from the group of acrylic acid, acrylic ester, methacrylic acid and methacrylic ester, rosin resin and/or a rosin resin derivative, a chlorinated rubber, an organic solvent, and an isocyanate compound as a crosslinking agent.
JP59112574A 1984-05-30 1984-05-31 Polyurethane resin adhesive Granted JPS60255882A (en)

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DE19853590249 DE3590249C2 (en) 1984-05-30 1985-04-25 Polyurethane glue
DE19853590249 DE3590249T1 (en) 1984-05-30 1985-04-25 Polyurethane adhesive
US06/830,528 US4728684A (en) 1984-05-30 1985-04-25 Polyurethane adhesive
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JPS5889673A (en) * 1981-11-23 1983-05-28 Toyoda Gosei Co Ltd Adhesive composition

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