JPH0135097B2 - - Google Patents
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- JPH0135097B2 JPH0135097B2 JP59035891A JP3589184A JPH0135097B2 JP H0135097 B2 JPH0135097 B2 JP H0135097B2 JP 59035891 A JP59035891 A JP 59035891A JP 3589184 A JP3589184 A JP 3589184A JP H0135097 B2 JPH0135097 B2 JP H0135097B2
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Landscapes
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
Description
A 本発明の技術分野
本発明は、高配向ポリエステル未延伸糸の高速
整経方法に関する。
B 従来技術と問題点
従来溶融紡糸法によつて高速紡糸して得られる
複屈折0.06〜0.135、2次降伏点応力1〜2g/dの
高配向ポリエステル未延伸糸は、延伸工程を通さ
ないために生産性および品質の均一性にすぐれ、
そのまま編織物の製造に供することにより、大巾
なコストダウンが期待できる。
ところが、上記高配向ポリエステル未延伸糸の
2次降伏点応力は、通常の延伸糸に比べて2/3以
下であるため、整経工程で過大張力がかかると容
易に延伸され、永久変形が生じる。そして編織物
にして染色すると、上記延伸された部分がスポツ
ト状に染斑となり、製品収率を著しく低下させる
原因になつている。
整経工程における過大張力は、ヤーンシートを
構成する個々の糸状のヤーンパツケージから巻取
ビームに至る糸道の異常に起因して発生するが、
主として毛羽、断糸その他による整経機の停止時
および起動時に起る。
このような整経機の停止時および起動時の張力
増加は、整経速度が高速化するほど大となり、過
大張力となり易い。この原因は、主としてヤーン
パツケージを嵌装したクリールから巻取ビームに
至る整経工程において、巻取ビームの上流側に位
置するフロントローラと巻取ビームのそれぞれの
停止および起動挙動が、ビームの全巻量範囲にわ
たつて同調しないためである。通常の延伸糸の場
合、糸物性が安定しているので、上述の非同調は
整経速度が500m/分以上の高速整経においても特
に問題とならない。
以上のような理由により、高配向ポリエステル
未延伸糸の高速整経は困難であり、通常500m/分
未満の低速で整経しているのが実状である。
従来行なわれている対策としては、高速整経に
おいて、整経機の起動および停止に要する時間を
長くとることにより、急激な張力変化を防止する
方法がある。しかしながらこの方法では、起動時
はともかくとして停止時においては停止距離を長
くとらないと、毛羽や断糸端をビーム中に巻き込
むことになるので、通常の数倍もの整経スペース
を必要とし、設備投資および作業効率の面で問題
がある。
また、対策の第2として整経機上で高配向ポリ
エステル未延伸糸の物性が安定する程度までヤー
ンシートを延伸した後にビームに巻き取るような
たとえば特開昭57−5936の方法がある。この方法
によれば、ヤーンシートの構成糸条の物性が安定
化されるので、過大張力による部分延伸の問題は
解消される。しかしながら高価な専用機を新規に
設置する必要があり、しかも延伸工程を伴うため
に断糸による劾率低下および整経機の停止による
ヤーンシートの品質のバラツキのため、高速整経
することが困難であつた。
C 本発明の目的
本発明は、従来の高速整経方法の欠点を改善し
た低コストの高配向ポリエステル未延伸糸の高速
整経方法を提供するものである。
D 本発明の構成
本発明は、つぎの構成を有する。すなわち複屈
折が0.06〜0.135、2次降伏点応力が1〜2g/dの
高配向ポリエステル未延伸糸の整経方法におい
て、最大整経張力をT≦0.8Pとし、500m/分以下
の速度で整経することを特徴とする高配向ポリエ
ステル未延伸糸の高速整経方法である。ここにT
は最大整経張力(g/d)およびPは高配向ポリエ
ステル未延伸糸の2次降伏点応力(g/d)をそれ
ぞれ示す。
以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明における上記高配向ポリエステル未延伸
糸とは、主成分がエチレンテレフタレート単位で
構成されるところのマルチフイラメントヤーンも
しくはモノフイラメントヤーンであつて、複屈折
が0.06〜0.135、2次降伏点応力が1〜2g/dの糸
特性を有するものである。かかる糸は溶融紡糸法
により例えば4000m/分以上の高速度で紡糸引取
ることによつて容易に得られる。複屈折が0.06未
満であると僅かな外力によつてでも容易に変形
し、そのままでは実用上の役に立たない。また、
複屈折が0.135を超えて大きくなると延伸糸の配
向領域となり、通常の高速紡糸引取りによる配向
のみでは、達成が困難である。2次降伏点応力
は、S−S曲線上において塑性変形を開始する点
の応力を示すが、通常配向度に依存して変化する
特性である。たとえば特開昭58−169549の方法で
測定することができる。
つぎに本発明を図面によつて説明する。
第1図は本発明の実施態様の一例を示す整経工
程図である。
第1図において、クリール1に嵌装したヤーン
パツケージ2から引き出された高配向ポリエステ
ル未延伸糸は、張力調整装置3および糸切断検知
器4を通つて多孔集糸板5に集められ、シート状
に配列されてヤーンシートHを形成する。つい
で、一対のフロント6,6′、前筬7、毛羽検知
器8および後筬9を経由して張力を整えられ、平
行配列状態で500m/分以上の速度でビーム10に
巻き取られる。なお、本発明において整経速度と
は、ビーム10の巻取速度で置換えてあらわす。
また、整経張力とは、後筬9とビーム10との間
のヤーンシートの、糸条の走行時における張力を
示す。
整経中において、毛羽、断糸端、糸節、たるみ
などの糸欠点部分が通過すると、糸切断検知器4
または毛羽検知器8が出力し、その停止信号によ
りフロントローラ6,6′およびビーム10に制
動が加えられて整経機が停止する。ビーム10の
慣性は、ビーム巻量によつて変化するために全巻
量範囲にわたつて、フロントローラ6,6′との
停止挙動を完全に同調させることは困難である。
またフロントローラ6,6′よりビーム10が早
く停止すると、ヤーンシートHがたるみ、ビーム
品質を著しく低下させるとともに、前筬7および
後筬9を構成する筬針を介して隣接するヤーンシ
ートH中の糸条が相互に搦み合い、筬針に引つか
かつて通過しない現象、いわゆる寄着きなどが発
生するため作業効率が悪くなる。したがつて、通
常の整経機においては、ビーム10の停止をフロ
ントローラ6,6′より若干遅らせるように調整
し、ヤーンシートHのたるみによるトラブルを防
止している。通常市販の整経機において、1200
m/分の整経速度からの停止に至る時間は、0.3〜
0.6秒程度を必要とし、ビームはさらに0.05〜0.1
秒程度遅れて停止するのが普通である。
以上のように整経機においては、フロントロー
ラとビームローラの停止挙動を、ビームの全巻量
範囲にわたつて同調させることが困難であるため
に、ビームの停止をフロントローラより若干遅ら
すことにより、ヤーンシートを常時緊張状態に維
持し、ヤーンシートのたるみによるトラブルを防
止している。すでに述べたように通常の延伸糸の
場合、上述の整経機停止に伴うヤーンシートの張
力増加を吸収し、染斑のような部分延伸によるト
ラブルは発生しない。しかし、高配向ポリエステ
ル未延伸糸の場合には、延伸糸に比べて2次降伏
点応力が低いので、上述の整経機停止に伴う張力
増加を吸収できず、部分延伸が発生するのであ
る。
第2図は、本発明の方法における最大整経張力
を規定する高配向ポリエステル未延伸糸の2次降
伏点応力P(g/d)と整経張力T(g/d)の関係を
示す。
第2図は2次降伏点応力が1〜2g/dの範囲の
種々な高配向ポリエステル未延伸糸を用いて、第
1図に示す工程により1200m/分の速度で整経を
行ない、途中整経機を停止せしめて停止時の最大
整経張力を種々変更してビームに巻き取り、つい
でトリコツトに編成して染色することにより、高
速整経下における整経張力と染斑との関係を検討
したものである。
第2図において染斑とならない領域は影線で示
す部分であり、染斑とならない最大整経張力T
(g/d)は、高配向ポリエステル未延伸糸の2次
降伏点応力P(g/d)に比例して変化する。第2
図において染斑とならない領域は、方向係数をβ
とするとT≦βPとなる一次式で表わされる。第
2図のPとTとの数値関係から、境界線の方向係
数βを計算によつて求めるとβ=0.8となり、上
式はT≦0.8Pで示される。
すなわち、本発明の高配向ポリエステル未延伸
糸の高速整経方法においては、最大整経張力をT
≦0.8Pとして500m/分以上の速度で整経を行なう
のである。ここにTは最大整経張力(g/d)およ
びPは高配向ポリエステル未延伸糸の2次降伏点
応力(g/d)をそれぞれ示す。
本発明において、最大整経張力T(g/d)が高
配向ポリエステル未延伸糸の2次降伏点応力P
(g/d)より低い点については、つぎのように考
えられる。すなわち、S−S曲線は、通常1m/
分以下の低変形速度で測定する。これに対して高
速整経においては、1200m/分程度の速度から停
止に至るまでの0.6秒以下の短時間における高速
変形である。つまり、糸に対して張力が衝撃的に
働くために、変形挙動が異なる結果と推定され
る。たとえば最大整経張力が2次降伏点応力以下
であつても、衝撃的張力のため弾性回復せずに塑
性変形するとも考えられるが、明確ではない。
上記最大整経張力で整経する本発明の方法は、
下記のような方法で実施することができる。
まず第1にフロントローラとビームの停止挙動
の同期化を精度アツプすることである。すなわち
フロントローラの停止に至る時間を長くするか、
もしくはビームの停止に至る時間を短くすること
によつて、ビーム慣性の小さい巻き始めのビーム
の停止に至る時間をフロントローラに対して停止
時間と等しくするか、あるいは若干短くすること
により、ビーム慣性が大きくなる巻き終りのビー
ムとフロントローラの停止時間差を小さくする方
法であつて、具体的にはフロントローラもしくは
ビームの電磁ブレーキを調節することで容易に達
成することができる。この方法は比較的2次降伏
点応力の高い高配向ポリエステル未延伸糸の場合
に適用することができる。また、2次降伏点応力
の低い場合には、第2の方法としてつぎのような
ものがある。すなわち、フロントローラもしくは
ビームのブレーキ特性のいずれかを、巻量による
ビームの慣性変化もしくはフロントローラの張力
変化を検出することにより、それに応じて相手の
ブレーキ特性に近似させる方法である。
すなわち、ビームの慣性変化に対応して、両者
の停止時間差をある範囲で一定に保つ方法であつ
て、例えば特公昭52−24144、特公昭58−7746な
どの方法がある。また第3の方法として第1図に
示す本発明の整経工程の系内に、たとえばダンサ
ーローラのような装置を組み込むことにより、ヤ
ーンシートの工程長を張力に応じ自在に調節して
急激な張力変化を吸収する方法である。たとえば
特開昭52−70141、特開昭56−73135などの方法が
ある。第4の方法としては、上記第2と第3の方
法を適宜組み合せた方法などがある。いずれにし
ても上記本発明の方法による最大整経張力の範囲
で実施できるような方法であればよい。
本発明の整経方法において、定常状態における
整経張力は特に限定するものでなく、通常の0.2
g/d前後、もしくはそれより低目のレベルに設定
することにより、好適に整経することが可能であ
る。
また、本発明で用いる高配向ポリエステル未延
伸糸の態様としては、エチレンテレフタレート単
位を主成分とする共重合体でもよいし、また性質
の異なる他ポリマーとの複合糸であつてもよい。
顔料などのような着色剤、艶消剤、帯電防止剤、
吸湿などの添加剤を含有してもよい。また糸条の
横断面は、円形のほかに三角形などのような異形
断面でもよい。また糸条に集束性を付与するため
に、適当な空気交絡を施したものであつてもよ
い。
E 本発明の効果
本発明により従来困難であつた高配向ポリエス
テル未延伸糸は高速整経が容易に可能となる。そ
のため、生産性が向上し大巾なコストダウンを図
ることができる。しかも、整経中に延伸されない
ので、得られる編織物は、スポツト状の染斑が発
生しない。
実施例および比較例
複屈折0.075、2次降伏点応力1.05g/dおよび複
屈折0.11、2次降伏点応力1.62g/dの2種の高配
向ポリエステル未延伸糸75D−36F各588本を用い
て、第1図に示す整経工程に通して整経張力0.2
g/d、整経速度1000m/分でフランジ径53cmφ、巾
53cm、胴径20cmφのビームに巻き取り、中途
5000mの巻取長のとき、最大整経張力をそれぞれ
0.64g/d(実施例1)および0.82g/d(実施例2)
で整経機を停止させ、再び整経を行ない、
10000mの巻取長の巻取ビームを作製した。得ら
れたビームを28G2枚筬トリコツト機にかけてハ
ーフトリコツトに編成し、常法により分散染料で
染色し、スポツト状染斑を検査した。別に比較例
として同条件にて最大整経張力のみを1.20g/d
(比較例1)および1.86g/d(比較例2)に変えて
整経し、同様にして染斑を検査した。結果を第1
表に示す。
A. Technical Field of the Invention The present invention relates to a high-speed warping method for highly oriented undrawn polyester yarn. B. Prior art and problems Highly oriented undrawn polyester yarn with a birefringence of 0.06 to 0.135 and a secondary yield point stress of 1 to 2 g/d obtained by high-speed spinning using the conventional melt spinning method does not undergo a drawing process. Excellent productivity and quality uniformity,
By using it as is for the production of knitted fabrics, a significant cost reduction can be expected. However, the secondary yield point stress of the highly oriented undrawn polyester yarn is less than 2/3 of that of normal drawn yarn, so if excessive tension is applied during the warping process, it will be easily stretched, resulting in permanent deformation. . When the knitted fabric is dyed, the stretched portions become dyed in spots, causing a significant decrease in product yield. Excessive tension in the warping process occurs due to an abnormality in the yarn path from the individual thread-like yarn package that makes up the yarn sheet to the take-up beam.
This mainly occurs when the warping machine is stopped or started due to fuzz, yarn breakage, etc. The increase in tension when the warping machine is stopped and started increases as the warping speed increases, and the tension tends to become excessive. The reason for this is that during the warping process from the creel fitted with the yarn package to the take-up beam, the respective stopping and starting behavior of the front roller and the take-up beam located upstream of the take-up beam are This is because there is no synchronization over a range of amounts. In the case of ordinary drawn yarn, the yarn physical properties are stable, so the above-mentioned non-synchronization does not pose a particular problem even in high-speed warping at a warping speed of 500 m/min or more. For the reasons mentioned above, it is difficult to warp highly oriented undrawn polyester yarn at high speed, and in reality warping is usually performed at a low speed of less than 500 m/min. A conventional countermeasure is to prevent sudden changes in tension by increasing the time required to start and stop the warping machine during high-speed warping. However, with this method, the stopping distance must be long when stopping as well as when starting, otherwise fluff and broken yarn ends will be caught in the beam, requiring several times the warping space and equipment. There are problems in terms of investment and work efficiency. As a second measure, there is a method disclosed in JP-A-57-5936, in which the yarn sheet is stretched on a warper to the extent that the physical properties of the highly oriented undrawn polyester yarn are stabilized, and then wound around a beam. According to this method, the physical properties of the constituent threads of the yarn sheet are stabilized, so that the problem of partial stretching due to excessive tension is resolved. However, it is necessary to newly install an expensive dedicated machine, and since the drawing process is involved, high-speed warping is difficult due to a decrease in yarn breakage due to yarn breakage and variations in the quality of the yarn sheet due to stoppage of the warper. It was hot. C. Object of the Invention The present invention provides a low-cost, high-speed warping method for highly oriented polyester undrawn yarn, which improves the drawbacks of conventional high-speed warping methods. D Configuration of the present invention The present invention has the following configuration. That is, in the warping method of highly oriented polyester undrawn yarn with birefringence of 0.06 to 0.135 and secondary yield point stress of 1 to 2 g/d, the maximum warping tension is T≦0.8P, and the warping is performed at a speed of 500 m/min or less. This is a high-speed warping method for highly oriented undrawn polyester yarn, which is characterized by warping. T here
is the maximum warping tension (g/d) and P is the secondary yield point stress (g/d) of the highly oriented polyester undrawn yarn. Hereinafter, the configuration of the present invention will be explained in detail. The highly oriented undrawn polyester yarn in the present invention is a multifilament yarn or monofilament yarn whose main component is ethylene terephthalate units, and has a birefringence of 0.06 to 0.135 and a secondary yield point stress of 1. It has yarn properties of ~2 g/d. Such a yarn can be easily obtained by melt spinning at a high speed of, for example, 4000 m/min or more. If the birefringence is less than 0.06, it will be easily deformed by even a slight external force, and as it is, it will be of no practical use. Also,
When the birefringence exceeds 0.135, it becomes an oriented region of the drawn yarn, which is difficult to achieve only by ordinary high-speed spinning take-off. The secondary yield point stress indicates the stress at the point on the SS curve where plastic deformation starts, and is a characteristic that usually changes depending on the degree of orientation. For example, it can be measured by the method disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-169549. Next, the present invention will be explained with reference to the drawings. FIG. 1 is a warping process diagram showing an example of an embodiment of the present invention. In FIG. 1, highly oriented polyester undrawn yarn pulled out from a yarn package 2 fitted in a creel 1 passes through a tension adjustment device 3 and a yarn breakage detector 4, and is collected on a porous yarn collection plate 5, and is then collected into a sheet. are arranged to form a yarn sheet H. Then, the tension is adjusted through a pair of front reeds 6, 6', a front reed 7, a fuzz detector 8, and a rear reed 9, and the reeds are wound onto a beam 10 in a parallel arrangement at a speed of 500 m/min or more. In the present invention, the warping speed is replaced with the winding speed of the beam 10.
Further, the warping tension refers to the tension of the yarn sheet between the rear reed 9 and the beam 10 when the yarn runs. During warping, if yarn defects such as fuzz, broken yarn ends, knots, and slack pass through, the yarn breakage detector 4
Alternatively, the fuzz detector 8 outputs a stop signal, which applies braking to the front rollers 6, 6' and the beam 10, thereby stopping the warping machine. Since the inertia of the beam 10 changes depending on the amount of beam winding, it is difficult to completely synchronize the stopping behavior with the front rollers 6, 6' over the entire range of winding amounts.
In addition, if the beam 10 stops earlier than the front rollers 6, 6', the yarn sheet H becomes slack, which significantly reduces the beam quality, and also causes the yarn sheet H to become sagging through the needles forming the front reed 7 and the rear reed 9. Work efficiency deteriorates because the threads of the threads twist each other, causing phenomena such as sticking to the reed needle or not being able to pass through the needle, so-called sticking. Therefore, in a normal warping machine, the beam 10 is adjusted to stop slightly later than the front rollers 6, 6' to prevent troubles caused by slack in the yarn sheet H. Normally, commercially available warping machines have 1200
The time to stop from a warping speed of m/min is 0.3~
Requires about 0.6 seconds, and the beam further increases by 0.05~0.1
It usually stops after about a second. As mentioned above, in warping machines, it is difficult to synchronize the stopping behavior of the front roller and beam roller over the entire range of the beam winding amount, so by stopping the beam a little later than the front roller, The yarn sheet is kept under tension at all times to prevent troubles caused by slack in the yarn sheet. As already mentioned, in the case of ordinary drawn yarn, the above-mentioned increase in tension of the yarn sheet due to the stoppage of the warping machine is absorbed, and troubles due to partial drawing such as dyeing spots do not occur. However, in the case of highly oriented polyester undrawn yarns, the secondary yield point stress is lower than that of drawn yarns, so the above-mentioned increase in tension caused by stopping the warping machine cannot be absorbed, and partial stretching occurs. FIG. 2 shows the relationship between the secondary yield point stress P (g/d) and the warping tension T (g/d) of the highly oriented undrawn polyester yarn, which defines the maximum warping tension in the method of the present invention. Figure 2 shows warping at a speed of 1200 m/min according to the process shown in Figure 1 using various highly oriented undrawn polyester yarns with secondary yield point stress in the range of 1 to 2 g/d. We investigated the relationship between warping tension and staining under high-speed warping by stopping the warping machine, varying the maximum warping tension at the time of stopping, winding it into a beam, then forming it into a tricot and dyeing it. This is what I did. In Figure 2, the area that does not become a stain is the area shown by the shaded line, and the maximum warping tension T that does not cause a stain
(g/d) changes in proportion to the secondary yield point stress P (g/d) of the highly oriented polyester undrawn yarn. Second
In the figure, for areas that do not become stained, the direction coefficient is β
Then, it is expressed by a linear equation such that T≦βP. From the numerical relationship between P and T in FIG. 2, the direction coefficient β of the boundary line is calculated to be β=0.8, and the above equation is expressed as T≦0.8P. That is, in the high-speed warping method for highly oriented undrawn polyester yarn of the present invention, the maximum warping tension is set to T.
Warping is performed at a speed of 500 m/min or more with ≦0.8P. Here, T represents the maximum warping tension (g/d) and P represents the secondary yield point stress (g/d) of the highly oriented undrawn polyester yarn. In the present invention, the maximum warping tension T (g/d) is the secondary yield point stress P of highly oriented polyester undrawn yarn.
Regarding points lower than (g/d), the following can be considered. In other words, the S-S curve is usually 1m/
Measurements are taken at low deformation rates of less than 1 minute. On the other hand, high-speed warping involves high-speed deformation in a short period of 0.6 seconds or less from a speed of about 1200 m/min to stopping. In other words, it is presumed that the tension acts impulsively on the yarn, resulting in different deformation behavior. For example, even if the maximum warping tension is below the secondary yield point stress, it is thought that plastic deformation occurs without elastic recovery due to the impact tension, but this is not clear. The method of the present invention for warping with the above maximum warping tension includes:
This can be carried out in the following manner. The first step is to improve the precision of synchronization of the stopping behavior of the front roller and the beam. In other words, either increase the time it takes for the front roller to stop, or
Alternatively, by shortening the time it takes for the beam to come to a stop, the time it takes for the beam to come to a stop at the beginning of winding, where the beam inertia is small, to be equal to or slightly shorter than the stop time for the front roller, the beam inertia can be reduced. This is a method of reducing the difference in stopping time between the beam and the front roller at the end of winding when the winding becomes large. Specifically, this can be easily achieved by adjusting the electromagnetic brake of the front roller or the beam. This method can be applied to highly oriented undrawn polyester yarns that have a relatively high secondary yield point stress. Further, when the secondary yield point stress is low, the following method is available as a second method. That is, this is a method in which the braking characteristics of either the front roller or the beam are approximated to the braking characteristics of the other by detecting changes in inertia of the beam or changes in tension of the front roller due to the winding amount. That is, there is a method of keeping the difference in stopping time between the two constant within a certain range in response to changes in the inertia of the beam, such as methods such as Japanese Patent Publication No. 52-24144 and Japanese Patent Publication No. 58-7746. As a third method, by incorporating a device such as a dancer roller into the warping process system of the present invention shown in FIG. This method absorbs changes in tension. For example, there are methods such as JP-A-52-70141 and JP-A-56-73135. As the fourth method, there is a method in which the above-mentioned second and third methods are appropriately combined. In any case, any method may be used as long as it can be carried out within the range of the maximum warping tension according to the method of the present invention. In the warping method of the present invention, the warping tension in a steady state is not particularly limited, and is usually 0.2
By setting the g/d to a level around or lower than that, it is possible to suitably warp. Further, the highly oriented undrawn polyester yarn used in the present invention may be a copolymer containing ethylene terephthalate units as a main component, or may be a composite yarn with other polymers having different properties.
Coloring agents such as pigments, matting agents, antistatic agents,
It may contain additives such as moisture absorption. Further, the cross section of the yarn may be of an irregular shape, such as a triangle, in addition to being circular. Further, in order to impart cohesiveness to the yarn, appropriate air entanglement may be applied thereto. E Effects of the present invention According to the present invention, highly oriented polyester undrawn yarn, which has been difficult to warp in the past, can be easily warped at high speed. Therefore, productivity can be improved and costs can be significantly reduced. In addition, since the fabric is not stretched during warping, the resulting knitted fabric does not develop dyed spots. Examples and Comparative Examples Using 588 each of two types of highly oriented polyester undrawn yarns 75D-36F with birefringence of 0.075 and secondary yield point stress of 1.05 g/d and birefringence of 0.11 and secondary yield point stress of 1.62 g/d. The warping tension is 0.2 through the warping process shown in Figure 1.
g/d, warping speed 1000m/min, flange diameter 53cmφ, width
Wind it onto a beam with a diameter of 53cm and a body diameter of 20cmφ, halfway through.
When the winding length is 5000m, the maximum warping tension is
0.64g/d (Example 1) and 0.82g/d (Example 2)
Stop the warping machine at and start warping again.
A winding beam with a winding length of 10,000 m was fabricated. The obtained beam was formed into a half tricot by using a 28G two-reed tricot machine, and dyed with a disperse dye by a conventional method to inspect for spot-like staining. Separately, as a comparative example, only the maximum warping tension was 1.20g/d under the same conditions.
(Comparative Example 1) and 1.86 g/d (Comparative Example 2) were warped, and staining spots were examined in the same manner. Results first
Shown in the table.
【表】
実施例1、2においてはいずれも編地上にスポ
ツト状の染斑は発生しなかつたが、比較例1、2
においてはスポツト状の染斑発生が認められた。[Table] In Examples 1 and 2, no spot-like staining occurred on the knitted fabric, but in Comparative Examples 1 and 2
In some cases, spot-like staining was observed.
第1図は本発明の実施態様の一例を示す整経工
程図、第2図は本発明の方法における最大整経張
力を規定する2次降伏点応力と整経張力の関係を
示す図である。
1:クリール、2:ヤーンパツケージ、3:張
力調整装置、4:糸切断検知器、5:多孔集糸
板、6,6′:フロントローラ、7:前筬、8:
毛羽検知器、9:後筬、10:ビーム、H:ヤー
ンシート、T:最大整経張力、P:2次降伏点応
力。
Fig. 1 is a warping process diagram showing an example of an embodiment of the present invention, and Fig. 2 is a diagram showing the relationship between the secondary yield stress and the warping tension, which define the maximum warping tension in the method of the present invention. . 1: Creel, 2: Yarn package, 3: Tension adjustment device, 4: Yarn breakage detector, 5: Porous yarn collector plate, 6, 6': Front roller, 7: Front reed, 8:
Fuzz detector, 9: Rear reed, 10: Beam, H: Yarn sheet, T: Maximum warping tension, P: Secondary yield point stress.
Claims (1)
〜2g/dの高配向ポリエステル未延伸糸の整経方
法において、最大整経張力をT≦0.8Pとし、500
m/分以上の速度で整経することを特徴とする高
配向ポリエステル未延伸糸の高速整経方法。 ここに、Tは最大整経張力(g/d)およびPは
高配向ポリエステル未延伸糸の2次降伏点応力
(g/d)をそれぞれ示す。[Claims] 1. Birefringence is 0.06 to 0.135, and secondary yield point stress is 1.
In the warping method of ~2g/d highly oriented polyester undrawn yarn, the maximum warping tension is T≦0.8P, and 500
A high-speed warping method for highly oriented undrawn polyester yarn, which comprises warping at a speed of m/min or higher. Here, T represents the maximum warping tension (g/d) and P represents the secondary yield point stress (g/d) of the highly oriented undrawn polyester yarn.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3589184A JPS60181334A (en) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | High speed warping method of highly oriented polyester unstretched yarn |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3589184A JPS60181334A (en) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | High speed warping method of highly oriented polyester unstretched yarn |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181334A JPS60181334A (en) | 1985-09-17 |
JPH0135097B2 true JPH0135097B2 (en) | 1989-07-24 |
Family
ID=12454645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3589184A Granted JPS60181334A (en) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | High speed warping method of highly oriented polyester unstretched yarn |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181334A (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224144A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-23 | Matsushita Refrigeration | Method of joining copper pipe to aluminium pipe |
JPS54142315A (en) * | 1978-04-24 | 1979-11-06 | Teijin Ltd | Amorphous polyester multifilament yarns |
JPS58169549A (en) * | 1982-03-30 | 1983-10-06 | 東レ株式会社 | Highly extensible high density knitted fabric |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3589184A patent/JPS60181334A/en active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224144A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-23 | Matsushita Refrigeration | Method of joining copper pipe to aluminium pipe |
JPS54142315A (en) * | 1978-04-24 | 1979-11-06 | Teijin Ltd | Amorphous polyester multifilament yarns |
JPS58169549A (en) * | 1982-03-30 | 1983-10-06 | 東レ株式会社 | Highly extensible high density knitted fabric |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60181334A (en) | 1985-09-17 |
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