JPH0134114Y2 - - Google Patents

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JPH0134114Y2
JPH0134114Y2 JP8786783U JP8786783U JPH0134114Y2 JP H0134114 Y2 JPH0134114 Y2 JP H0134114Y2 JP 8786783 U JP8786783 U JP 8786783U JP 8786783 U JP8786783 U JP 8786783U JP H0134114 Y2 JPH0134114 Y2 JP H0134114Y2
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blotting
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気泳動ゲル等からのトランスフ
ア・ブロテイング装置に関する。更に詳しくは、
本考案はスラブ電気泳動、特に二次元電気泳動ゲ
ルからの水平式トランスフア・ブロテイング
(transfer blotting、転位吸い取り)のための装
置に関する。
〔従来の技術〕
電気泳動は近年急速な進歩をとげつつある生化
学、バイオテクノロジー等の有用な物質、特に生
体成分の分離、分析方法として汎用されている。
なかでも、アガロースゲルやボリアクリルアミド
ゲル平板電気泳動法は微量な生体成分、例えば血
清中の抗原、抗体、微生物や生体細胞脂肪成分の
DNAフラグメント等の分離、分析、検出同定に
多く利用されている。
近年さらにトランスフア・ブロテイング(転位
吸い取り)の方法が開発された。この方法の原理
は、例えば二次元平板電気泳動等によつて分離さ
れた成分を別の基材に転位吸い取り(トランスフ
ア・ブロテイング)させるので、従来、このよう
なトランスフア・ブロテイング装置としては、ゲ
ル平板の1枚ごとにその基材1枚とともにホルダ
ーにセツトし、このホルダーの複数枚をタテ型に
配置し、1度に転位吸い取りする装置が知られて
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような装置では、一度に一
枚のゲル平板から一枚のコピーしか得られなかつ
た。また、そのコピー時間も30分以上を要し、さ
らに冷却装置が必要である等の欠点があつた。
本考案者らは自らの研究のためにこれらの欠点
を改良し、効率よい装置を得ようと努力した結
果、本考案を完成するに至つた。
この点に関して詳しく述べれば、オリジナル電
気泳動平板に分離保持されている各成分の少量づ
つを他の基材に転写し、同一パターンのものを数
種調製しようというものである。更に詳しくは、
電気泳動終了済みのゲル、特に二次元電気泳動平
板ゲルには、分離分析しようとした目的物質、例
えば血清からの蛋白質、DNAフラグメント等が
電気的に分離、保持されている。この保持されて
いる蛋白質等(100%量とすると)をさらに5〜
30%づつの量の別の基材に転位吸い取り(トラン
スフア・ブロテイング)させて、一枚のオユジナ
ルゲル平板から数枚のコピーを調製する。このよ
うにして、コピーされた(正確にいうと、オリジ
ナルの平板ゲル中に分離保持されている物質は、
コピーごとに量が減つていくから、コピーとは云
えないが、)基材にはオリジナル平板から分離さ
れたスポツト、例えば蛋白質やDNAフラグメン
ト等が保持される。
したがつて、各コピーを種々の方法でチエツク
できるので、一度の電気泳動により、分析、検
出、同定が可能となる訳けである。
本考案の目的は、電気量、転位吸い取り時間を
短縮し、かつ全体を小型化して試薬量も少量であ
りながら、鮮明な転位吸い取りを可能にしたトラ
ンスフア・ブロテイング装置を提供するにあり、
さらに数枚のゲル平板を用いることによりそれぞ
れ複数枚のコピーが一度に同時になし得るように
したものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成する本考案の装置は、
上面が開口するボツクス状の本体内に凹状をした
溶媒溜部と支持部を設け、かつ上記本体の開口部
には嵌挿体を被嵌し、該嵌挿体には水平方向に延
びるフランジと垂直方向に延びる嵌挿突出体とを
設け、嵌挿突出体はその先端側が前記の溶媒溜部
内に嵌挿され、フランジの下面には電源側と接続
されるコイルおよび該コイルを保護する保護材が
保持せしめられ、かつまた前記の支持部上には電
源側に接続されるコイルと該コイルを保護する保
護材を配置して構成したものである。
以下図面にしたがつて本考案の実施例について
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図において符号1は上面が開口されかつ長
方形状に形成されたボツクス状の本体である。ボ
ツクス状の本体1には蓋板2の下面に設けた嵌挿
体13が着脱可能に被嵌される。符号3は本体1
の底面と蓋板2の上面12とにかけ渡され、本体
1と嵌挿体13とが離脱しないように保持するた
めのクランプである。
第1図において本体1の右側に位置する底壁4
の内面に凹状の溶媒溜部5が形成してある。溶媒
溜部5にはトランスフア・ブロテイングのための
溶媒が溜められる。トランスフア・ブロテイング
のための溶媒としては、通常電気泳動法において
汎用されている溶媒が用いられ、例えばpH8〜9
の範囲のベロナール緩衝液やトリス−塩酸緩衝液
が使用されるが、蛋白質等の変性のない範囲であ
れば特に限定されない。また、pH8以上では、抗
体等の蛋白質成分はマイナスに帯電するので陽極
側に移行される。溶媒溜部5は、底壁4を切り込
んで形成してもよく、また、例えば別部材を本体
の内底面に配置して本体1の内底面に前記と同様
の凹状をした溶媒溜部を形成するようにしてもよ
い。底壁4の上面は水平な支持面6を有する支持
部になつており、該支持面6上には陰極用のコイ
ル7が配置してある。陰極用コイル7の端子8は
本体1外に液密に延出させてある。陰極用コイル
の表面上には、例えばスポンジ状の保護材9が配
置され、表面全体を被覆せしめてある。保護材9
の表面上には膜状保護材10、特に好ましくはろ
紙が配装してあり、このろ紙10上にスラブ電気
泳動ゲル11がセツトされる。このスラブ電気泳
動ゲル11としては、例えばポリアクリルアミ
ド、ニトロセルロース、DEAE−セルロース、ア
ガロース、ろ紙等が挙げられる。
前記蓋板2の下面には、嵌挿体13が設けてあ
る。嵌挿体13は垂直配置の嵌挿突出体14と水
平配置のフランジ15とを備えている。嵌挿突出
体14は、第2図においてその先端側の幅「W」
が第4図に示す溶媒溜部5の幅「W1」より若干
小さく形成されている。したがつて、嵌挿突出体
14が第1図に示されるように溶媒溜部5内にす
つぽりと挿入される。嵌挿突出体14の根元部の
第1図において右側面はテーパ面16に形成して
ある。このテーパー面16を形成することによ
り、本体1の内面との間に余剰溜部160が形成
される。この余剰溜部160は、本体1から溢出
しようとする溶媒を受け入れるためのものであ
る。即ち、溶媒溜部5の近辺に存在する溶媒液が
嵌挿突出体14により加圧されることによつて、
溶媒液面が上昇されたとき、溶媒溜部5内あるい
はその近辺に存在する溶媒が後で説明する陽極用
コイルよりも溶媒液面が上昇されたとき、その上
昇せしめられた溶媒を受け入れる。余剰溜部16
0は、本例の場合、嵌挿突出体の根元部をテーパ
ー面16に形成することにより形成したが、必ず
しもこれに限定されず、例えば嵌挿突出体に凹状
の切り込みを入れた構造であつてもよい。要する
に、溶媒溜部5内の溶媒液面が上昇されて本体1
外に溢出しようとする溶媒を受け入れる溜部であ
れば如何なる構造であつてもよい。なお、上記に
おいて、蓋板2とフランジ15とは別体の構造の
場合を説明したが、必ずしもこれに限定されず、
フランジ15と蓋板2とが一体構造型であつても
よい。
前記フランジ15の下面には一定間隔毎に複数
の突起17が設けてある。この突起17上に陽極
用コイル18が蛇行状に配置してある。陽極用コ
イル18の表面上には前記で説明したと同様の保
護材19が配置され、陽極用コイル18が保護せ
しめられる。保護材19と陽極用コイル18は防
腐性の止着ピン20により前記のフランジ15に
対して保持してある。陽極用コイル18の端子2
1は、フランジ15の自由端面と本体1の内壁と
間に形成される隙間150から、外部に延出され
る。端子8および21は電源22に接続される。
符号23はブロテイング支持体であつて、前記
のスラブ電気泳動ゲル11上にセツトされる。こ
のブロテイング支持体としては、例えばニトロセ
ルロース、DEAE−セルロース、ポリアクリルア
ミド、アガロース、セルロースアセテート、ろ
紙、アミノベンジルオキシメチルペーパー等の材
質が使用される。前記本体1の外面には脚体1a
が設けてある。しかるに、本体1を机上30に置
くと、本体1の全体は第1図に示されるように溶
媒溜部5側が若干高くなるようにセツトされる。
それ故、本体1内に上昇せしめられた溶媒は、電
気泳動ゲル11およびブロテイング支持体23の
ところを傾斜面に沿つて流れるため、溶媒が停留
することはない。したがつて、溶媒中に気泡が溜
り、電気泳動に支障を来すことはない。溶媒の流
れをスムースに行うために、脚体1aにより本体
1を傾斜させる構造のみに限定されず、例えば支
持面6およびフランジ15の内面を第1図におい
て右側から左側に沿つて傾斜する形状に構成し、
前記と同様の作用が営まれるようにすることもで
きる。更に、フランジ15の下面に形成する突起
17の代わりに波形状あるいは凹凸部に形成する
こともできる。
上記のような構成のトランスフア・ブロテイン
グ装置において、スラブ電気泳動ゲルが例えば4
×4cmである場合のゲル4枚の同時トランスフ
ア・ブロテイングについて説明する。
ボツクス状本体1の溶媒溜部5内にトランスフ
ア・ブロテイング用の溶媒を適当量入れる。次に
保護材9上にろ紙10をセツトする(このろ紙を
セツトする理由は、スラブ電気泳動ゲル11の損
傷を防止しかつ電気分布を一様にするためであ
り、また、スラブ電気泳動ゲル11が例えば4×
4cmの大きさであつても、ろ紙は4×16cmの大き
さのものを使用する。)このようなろ紙10上に
スラブ電気泳動ゲル(4×4cm)をセツト(ろ紙
が4×16cmであるからスラブ電気泳動ゲル11は
4枚までセツトできることになる)し、さらにス
ラブ電気泳動ゲル11上にトランスフア・ブロテ
イング支持体たとえばニトロセルロース膜23を
セツトする。そして、嵌挿体13と本体1の開口
面から嵌め込み、その嵌挿突出体14の先端を溶
媒溜部5の内底面に到達するまで挿入するとフラ
ンジ15は本体1の開口面近くにおいて、前記の
支持面6に対向される。また、蓋板2は本体1の
開口面に被嵌され、本体1とクランプ3,3によ
り一体化せしめる。しかして、上記の嵌挿突出体
14が溶媒溜部5内に挿入されることにより、溶
媒液面は本体1内を上昇され、陰極用コイル7お
よび陽極用コイル18間の全体が浸漬せしめられ
る。このとき、陽極用コイル18よりさらに上方
に上昇された溶媒は、余剰溜部160内に入り込
み、本体1外への溶媒漏れが防止される。
また、上記のように溶媒液面の上昇に伴いかつ
本体1の全体は机上30において傾斜配置となつ
ているために、溶媒が第1図において右側から左
側に斜めに流れて行くことになり、溶媒が電気泳
動ゲル11、支持板23上で滞留することがな
く、気泡抜きが確実に行えることになる。
そこで、陰極−陽極間に電圧(例えば15〜
20V,150mA,10分)をかける。すると、スラ
ブ電気泳動ゲル11のゲル部より少量の蛋白(5
〜10%宛)がブロテイング支持体23にトランス
フアされる。このようにして、トランスフアブロ
テイングしたならば、本体1から嵌挿体13を取
り外して、トランスフア・ブロテイングされる支
持体23を剥ぎ取り、新たなブロテイング支持体
を再び前記と同じようにスラブ電気泳動ゲル11
上にセツトし、前記と同様の操作を繰り返えせば
よい。このようにして、スラブ電気泳動ゲル11
の蛋白質がなくなるまで、ブロツテイング支持体
23を逐次取り替えてトランスフア・ブロテイン
グさせればよい。以上のように、1枚のオリジナ
ルスラブ電気泳動ゲルから適宜数枚例えば5枚程
度のトランスフア・ブロテイングされたブロテイ
ング支持体を作製する。このようにして、作製さ
れた複数枚のトランスフア・ブロテイングされた
ブロテイング支持体は、同一に蛋白質スポツトを
有するため、それぞれのトランスフア・ブロテイ
ングされたブロテイング支持体に対して、その一
枚は例えば免疫学的の判定用として、又、他の一
枚は染色等の異なつた判定用に利用することがで
きる。
なお、本考案の装置による転位吸い取りのオリ
ジナル平板ゲルは、スラブ電気泳動平板ゲルばか
りでなく、二次元薄層クロマトグラフイ平板、二
次元ペーパークロマトグラフイにも応用可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案による装置は、従来のものに比べ水平式
であり、かつ陽極−陰極が狭く、電気量、転位吸
い取り時間が少なくて済む。そのため、冷却装置
が不要である。またそれ故、装置の小型化も可能
となり、したがつて、試薬量も少なくて済む。ま
た、一枚づつのコピーであるため、極めて短時間
に転位吸い取りが可能であり、さらにコピーされ
たスポツトがオリジナルと同じ大きさを保つこと
ができる(ボケが少ない)。更に、転位基材を取
り替えるだけの極めて簡便作業であるなどの種々
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適な実施例を示すものであつ
て、第1図は装置の縦断面図、第2図は嵌挿体の
斜面図、第3図は陽極側コイルの取付状態の側面
図、第4図は本体の断面斜視図、第5図は陰極側
コイルの配置状態の縦断面図、第6図は装置の電
気配線図である。 符号の説明、1……ボツクス状本体、5……溶
媒溜部、6……支持面、7……陰極用コイル、9
……保護材、13……嵌挿体、15……フラン
ジ、18……陽極用コイル、19……保護材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面が開口するボツクス状の本体内に水平な
    支持面を有する支持部と該水平面より凹状に陥
    没した溶媒溜部とを設け、かつ上記本体の開口
    部には嵌挿体を被嵌し、該嵌挿体には水平方向
    に延びるフランジと垂直方向に延びる嵌挿突出
    体とを設け、嵌挿突出体はその先端側が前記の
    溶媒溜部内に嵌挿され、フランジの下面には電
    源側と接続されるコイルおよび該コイルを保護
    する保護材が保持せしめられ、かつまた前記の
    支持部上には電源側に接続されるコイルと該コ
    イルを保護する保護材を配置して構成したこと
    を特徴とするトランスフア・ブロテイング装
    置。 (2) フランジの下面に複数個の突起を形成してな
    る請求項1記載のトランスフア・ブロテイング
    装置。 (3) 嵌挿突出体の外面側の根元部から先端側に沿
    つてテーパー面を形成して溶媒の余剰溜部を形
    成してなる請求項1記載のトランスフア・ブロ
    テイング装置。
JP8786783U 1983-06-10 1983-06-10 トランスフア・ブロテイング装置 Granted JPS59194050U (ja)

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JP8786783U JPS59194050U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 トランスフア・ブロテイング装置

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JP8786783U JPS59194050U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 トランスフア・ブロテイング装置

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JPS59194050U JPS59194050U (ja) 1984-12-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6030681B2 (ja) * 2015-02-24 2016-11-24 シャープ株式会社 生体分子分析装置
JP6025813B2 (ja) * 2014-12-17 2016-11-16 シャープ株式会社 生体分子分析装置
US10401322B2 (en) 2014-12-17 2019-09-03 Merck Ltd. Biomolecule analyzer

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