JPH01317343A - 3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培方法および装置 - Google Patents

3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培方法および装置

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JPH01317343A
JPH01317343A JP63146344A JP14634488A JPH01317343A JP H01317343 A JPH01317343 A JP H01317343A JP 63146344 A JP63146344 A JP 63146344A JP 14634488 A JP14634488 A JP 14634488A JP H01317343 A JPH01317343 A JP H01317343A
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beds
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Yuji Kondo
近藤 雄次
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、吸収性多孔質礫(以下、単に礫と称す)を育
成土壌として用い、この礫を入れたベットを複数多段に
配置して、生産される果実、花、薬草、野菜、大豆、小
豆、などの食用、薬用植物の糖度ならびに成分含有l1
度を容易に制御可能とするとともに、それらの糖度を極
めて高くなし得て、高品質で多量生産をも可能とした多
段式ベットによる礫IJI栽培方法および装置に関する
ものである。
[従来の技術および問題点」 本出願人が既に権利化している特許1107414号(
特公昭56−50925号)に示されているように、従
来の礫耕栽培は、食用、薬用植物を育成する土壌として
礫をベット(容器)の中に入れ、この礫中に植物を植え
、養液を礫中に流下、循環させることにより行なってい
るが、ビニールハウス等の中に設置されるベットは一段
設置であった。
ところで、一般に、植物の苗が成長し、その後にできる
果実は、茎の成長に従って、下方の茎から次第に上方の
茎へと実っていくが、下方の果実は甘味、すなわち糖度
が極めて低く、茎の最上段の果実が極めて甘味がよく、
糖度が高い。
このように、実る上下位置によって品質が異なることは
、前記従来の礫耕栽培装置を用いた栽培においても同様
で、そのため、栽培によって得られ、収穫された多数の
果実においては、甘味のよい高品質のものと、甘味の少
ない比較的品質の低いものとが混在されて市販されるこ
とになる。この市販品は低い品質のものを基準に判断さ
れることになり、収益上好ましくない。これに対し、品
質の高い茎の上方の果実と、品質の低い茎の下方の果実
とを別々に収穫することも考えられるが、工数がかかる
ばかりでなく、高品質品の数量が少ない、という問題点
もある。
このように、従来の礫耕栽培方法および装置においては
、収穫される品物の品質を一定に制御することができず
、高品質品と低品質品とが混在して収穫されてしまい、
高品質品のみを多量に収fηすることができず、また、
設置されるベットが一段であるため、ビニールハウス内
などのベット設置空間の有効利用が行なえていない、と
いう問題点があった。
これに対し、本願発明者らは、礫耕栽培において、高糖
度、高品質の果実、薬草、野菜、花、大豆、小豆、など
の植物を多量に生産でき、かつ、ビニールハウス内など
の設置空間の有効活用を図ることのできる技術を得るた
めに鋭意研究を重ねたところ、主に、植物の第1花房上
の1葉または2葉を残して茎を切断除去(摘芯)するこ
とと、それに伴ってベットを複数多段に設置することに
よって前記問題を解決できることを知るに至り、本発明
に先立って「多段式ベットによるPl! 1)F栽培方
法および装置」を出願した(特願昭62−230246
号)。
その後、本発明者らは、係る礫耕栽培方法および装置の
より一層の性能向上を図るためにさらに研究を重ねたと
ころ、次のような知見を得るに至った。
すなわち、(イ)ベット数を3段にして各ベットの上下
間に所定の間隔を存在させ、(ロ)栽培するMf物の茎
の仕立を下段に向かって広がる形状の下垂傾斜仕立によ
り行なえば、傾斜面になる果実、花、等に太陽光、自然
光が極めてよく照射され、収穫量の大幅な増量を図るこ
とが出来ることを知るに至った。
続いて、本発明の詳細な説明する。
本発明の礫耕栽培では、第1図(a)(b) (c)に
示すように、ベット1の数を3段とし、各上下のベット
1、lの間に好ましい寸法として10〜80cm、さら
に好ましくは70cmの間隔Hを設け、育成する植物は
第1花房の上の1葉または2葉を残して摘芯しく一段摘
芯)、−株あたり1〜7ケ着果、好ましくは4ヶ着果さ
せる。
本発明では、従来の一般の植物栽培方法とは全く異なる
・“6新的な先願に示した方法、すなわち、−段摘芯方
法を同様に用いている。
従来方法では、−本の苗が成長し、茎と葉が成長し、茎
が上の方向へのびて行くのに従って、果実、野菜、花、
薬草、大豆、小豆、などの植物の茎の下の方から実った
り、咲いたりして、次第に茎の上方へ果実、花などが実
ったり、咲いたりして行くが、この従来の場合、茎の下
の方で実ったり、咲いた果実や花などは、糖度が極めて
低く、品質の低い果実、花などが実り、咲き、−本の茎
の最上段に実った果実などは極めて糖度が高く、高品質
なものとなる。従って、最上段の最高品質、最高糖度の
果実なとと、最下段の最低品質、最低糖度の果実などと
の間にできる果実などは、前記両者の中間の品質、糖度
のものかできており、−本の植物全体としては、品質、
糖度の値が大中小混在した状態にあり、均一な糖度、品
質の果実などを得ることができなかった。
これに対し、本発明の礫耕栽培方法では、前記したよう
に、先願と同様の一段摘芯、すなわち、植物の第1花房
上の1つまたは2つの葉を残し、茎を切断除去し、しか
も、−株当たり1〜7ケ、好ましくは4ヶ着果させてお
いて、栽培育成する。
このような、−段摘芯により、前記従来の一本の茎の最
上段に実る果実、花などと同様の高品質、高糖度のもの
のみを常に多段にした各ベットに実らせたり、咲かせた
りすることができる。
なお、本発明において栽培する植物としては、トマト、
イチゴ、バラ、ンクラメン、閏などの花、セロリ、ミツ
バ、ラデエシュ、春菊、ホウレンソウ、コカブ、パセリ
、ワサビなどの野菜、ゲンノショウコ、朝鮮人参などの
薬草、大豆、小豆、米、麦、トウモロコシ、などの穀物
、等を挙げることができる。
また、本発明の礫耕栽培では、先願同様、密植法を用い
る。この密植の方法は、各ベットにおける植物の苗を各
ベットに少なくとも1列植えるが、前記のように、本発
明では一段摘芯を行なうため、従来法における植物の茎
のように上へ延びず、実る果実か最上段の茎に実る果実
のみとなるので、このままだと生産効率が低下する。こ
の問題をカバーするため、各ベットにおける植物の苗の
植え付は本数を増大させる必要から、本発明では密植方
法を採用する。この密植方法は、各ベットに苗を少なく
とも密に1列植えることであり、好ましくは2列または
それ以上の列に植える。このようにして、ポリビニール
製、硬質ガラス製および硬質プラスチック製等の温室内
の上部空間の利用効率の向上が図れる。
また、本発明装置における植物の苗と苗との間の長さ方
向での間隔は適宜決められ、密植されるが、特に本発明
では限定されない。このような密植方法によ1)本発明
では、従来の植物の礫耕栽培の栽培面積当たりの生産量
と同等またはそれ以上の果実、花なとの植物の収穫が可
能となるように3段式へノドを採用している。従って、
前記のように一段摘芯を行なっても、植物の礫耕栽培地
の単位面FA 3たりの収量は全(低下しないばかりが
、それ以上の収量を得ることを可能とし、さらにすべて
の果実、花などか最高品質で最高糖度の味のよいものと
なる。本発明において、ベットの段数を3段に限定した
のは、その後の様々な実験検討の結果から決定したもの
で、4段以上にした場合は下の段が太陽光または人工光
の照射量が少なくなり、生育不良を起こすことが明らか
になったからである。
さらに、本発明では、第1図(d)または(e)に示す
ように、下に向かって広がる下垂傾斜仕立を用いて栽培
を行なう。本発明の3段式ベントでは、第1図(1))
に示すように、各べ、ト1の上下間は適当な間隔I]が
必ず存在し、その間隔Hが必要とされる。ベットの長さ
方向における一段摘芯と密植、とにより最高品質で、し
かも最高糖度の果実、花、薬草、穀物などを得ることが
できる。 本発明の3段式ベットでは、吸光効率を高め
、品質の高い果実等の増収を図るために、第1図に示す
ように、′fanのベットト・・を支持しているシャー
シ2の骨組み部分に下方に向かって広がる下垂傾斜仕立
のための傾斜支柱3・・・が設けられ、これら傾斜支柱
3にカラー番線4が取り付けられている。tl、i物P
の苗を3段の各ベットlから側部下方へ広がるように傾
斜して、言わば、外側の下方に向けてはみ出して茎か成
長するように、ベット1の支持/ヤーン2の左右の側部
の前記傾斜支柱3に固定したカラー番線4・・・により
保持して植えつける(下垂傾斜仕立)。前記傾斜支柱3
の傾斜角度は適当に決められる。
本発明では、このように、段数を3段にするとともに、
下垂傾斜仕立にして植物への光照射効率を向上させてい
るので、−続きの支持シャーシによってtV数個3段に
構成されている各栽培装置間の間隔を前記先願の礫耕栽
培装置に比べて小さくし、係る装置の設置場所に対する
設置密度を向上させることが可能となる。具体的には先
願の装置では装置間の間隔が2.3m必要であったのが
、本発明の装置では1.8m〜2mで済み、設置効率を
大111に向上させることができている。ハウス建設の
折に本発明装置は南北方向に設置することか好ましい。
また、本発明では、高品質、高糖度の果実などを得るた
めに給液制御を行なう。この給液制御は、次のようにし
て行なう。本発明では、礫床を使用しているため、溶液
の調整、制御が自由にできる。
そのため、一般の土壌ではできない水分の適性な制御が
可能で、酸素不足もなく、植物は極めてよく育つ。しか
も、重要なことは、本発明における給液制御、すなわち
、水や肥料流のコントロールにより、例えば、トマトで
は、従来糖度か4〜5度であったものが、本発明で得ら
れるトマトでは糖度が8〜13度となり、味のよいもの
になるばかりが、さらに給液制御を水、肥料なとからな
る給液により良好に行なえば、糖度か17度のものを得
ることもてきる。ちなみに、ブドウの最良品、スイカの
良品の糖度は各々13〜20度である。さらに、花の生
産の場合、このような給液制御により、開花の容姿を美
しくするように、容易に制御することができる。
また、薬草の場合、給液制御により成分か極めて高濃度
な薬草のみを多量に生産可能となるとともに、栽培が困
難とされていた朝鮮人影も成分含h1の高い高品質品を
多量に製造することが可能となる。
穀物についても、病気や害虫に強く、味のよし爪高品質
なものが得られる。例えば、大豆ではタンパク質を高い
割合で含むものが得られる。
本発明における給液制御法は、給液計画、供給培養液お
よび給液方法から構成される。
給液計画は、定値→活着→開花→開花後の所定日数−・
完熟の各工程の期間毎に供給量を制御し、果実、花、薬
草などが成り始めてから早急に水、1巴料などからなる
給液の供給を制御するもので、それによって、果実、花
、薬草、野菜、穀物などにおいて、糖度の増加をはかり
、美しい姿の花、持ちのよい花の作成、薬効成分濃度の
大幅な向上、高栄養分の集中した野菜、果実、穀物など
を得ることかできる。
供給培養液は、定ha〜開花、開花開始から所定日数経
過毎、そして完熟までの各期間毎に礫耕栽培用肥料の種
類を変化させる。これにより果実の糖度を大幅に向上さ
せ、美しい姿杉の花の開花、持ちのよい花の作成、薬草
の薬効成分濃度の大幅向上を図ることができる。
また、給液方法は、第2図ないし第4図に示すように、
給液管および排液管の配置を行なうことにより変化させ
ることができるが、特にこれらに限定される訳ではない
。これらは先願と同様である。
第2図の例では、各ベラ)lの両側部のンヤーシ2の上
部に内側に向いた噴霧装置を有する給液管5.5を取り
付けるとともに、ベットlの一側下端に排液管6を取り
付けたものである。したかって、給液を植物の根圏部分
に噴霧し、疎生を流下した給液がtJF r1*管6に
流れ込み、再循環される。
第3図の例では、有孔の給液管7かベットlの疎生に埋
設されており、疎生にしみ出した給液はベットlの底部
側方から排液管8に流れ込むように構成されている。さ
らに、第4図の例では、ベット1の礫−4二面に配置さ
れた菌の間に有孔の給液管9か配設され、疎生を流下し
た給液かベット1の底部中央から排液管10中に流れ込
むようになっている。
本発明における菌は、第2図ないし第・1図に示すよう
に、多孔性の鉢I+に入れられて、この鉢11ごと疎生
または礫土に設置される。この鉢11としては、ロック
ウール育菌鉢か使用される。
本発明においては、第1図に示すように、複数のベット
1・ は、所定段数に作られた鉄製アングルンヤーシ2
に配置される。また、各へ7ト1は、発泡スチロールな
との合成樹脂、コンクリート、アルミニウムなとの金属
、その他、合金、木材なとて構成される。このへ7)1
の形状としては、例えば、第5図(a) (b) (c
)に示すように、長:I200tx、幅290rttm
、高さ1.20〜150x、xで、底面が各辺から中央
に向かって傾斜している形状のものか用いられる。しか
し、特にこの形状のものに限定する必要はない。
本発明の礫耕栽培においては、ロックウール湛液育1盾
方式をnlいて行なう。その定時方法については、無湛
液置菌(へy)の礫の上に据え置()定植を行なう。育
苗は、わきめ(新芽)を切って苗とし、別に栽培するこ
とによって得てもよいし、同し礫耕我培機械の中で栽培
することによって得てもよいし、最初から種を撒くこと
によって得てもよい。
また、本発明においては、3段べ、7 トおよび下垂傾
斜仕立により太陽光の照射効率を大巾に向上させている
が、さらに人工補光(照明)を用いてもよい。人工補完
としては、例えば、ナトリウムランプにより補光効果を
持たせ、より一層高品質かつ高濃度の果実、花、薬草、
野菜、穀物などを得ることかできる。また、自然光およ
び人工光を反射シートなどを用いて乱反射させて作物に
満遍なく光を与えれば品質にさらに良好な影響を与える
さらに、二酸化炭素を供給し、これを自動制御[1゜給
システムにして供給してもよい。
本発明の!’! FJF栽培装置は、前記したように、
べ、)・数が3段であるとともに、上下方向の各ベット
間に間隔を存在させ、好ましくは、その間隔は70G1
である。しかも、前記したように、ベットは鉄製ンヤー
ンの3段棚に配置されており、各ベットは、コンクリー
ト製、発泡スチロールなどの合成樹脂製、アルミニウム
などの金属および合金製、木材製、厚紙などの紙製のう
ち少なくとも一つである。そして、各ベントには給液管
と排液管が設置され、必要により各ベットの排液管は一
本に集合させて液を排出させる。本発明においては、給
液管と排液管への給液、排液は自動制御される。
本発明に用いるべ/トは、礫の上にロックウールを配置
した構成である。
本発明に用いるベットが配置される鉄製シャーシには、
ベットの側部上方に、下垂傾斜仕立用の傾斜支柱、誘引
用カラー番線、垂れ掛は用の番線(フノラー爵線)が取
り付けられている。これらの番線に一段摘芯の!1! 
IF栽培用育苗の成長した茎を引っ掛け、または固定し
て、茎を下げて傾斜させ、途中で茎を一段目のみ残し、
切断する。
本発明において、各ベットへは自然光および/または人
工補完(例えば、ナトリウムランプ」−光反q=tンー
ト)か照射されるようにビニール製、硬質プラスチック
製または硬質ガラスラlのl温室内に設置される。
なお、本発明の礫耕栽培装置は、主に、ビニールハウス
(温室)やガラスハウス内に配置されるが、必要により
ビニールハウスやガラスハウス内に配置せず、これらハ
ウスを設けない野天において本装置を設置してもよい。
以下、本発明の実施例を示す。
「実施例IJ 第1図に示した3段ベット(ベットの長さ120cm。
高さ12cix、上下のベット間隔70ci)にトマト
の苗を各段1列に百と苗の間隔を12.5cmにして植
えつけた。各ベットlは、第5図(a)(b)(c)に
示された形状のものを使用し、鉄製シャーシ2の各段の
棚に配置した。各ベットIには多孔質の礫が収容され、
第4図に示すように、給液管9から肥料、水などからな
る給液が礫へ自動的に供給され、排液か排液管10から
自動的にtJ1出される。トマトの苗は直径7.5cm
の多孔性のポリ鉢(プラスチック製の鉢)Itの中に植
えられた。このポリ鉢11を各段ベットIの礫の上に(
Cえ置かれた(置苗定値)。
なお、桟植林数は3段ベットで、3.3m”当たり42
株(14株×3段)であった。
」二足の給液計画工程の途中、トマトの苗が成長した後
、下垂傾斜仕立にし、第1花房が成長した頃に一段摘芯
として第1花房上の2葉を残し、摘芯した。この場合の
傾斜支柱の傾斜角度は水平面に対して71.4°であっ
た。
このようにして栽培した結果、従来のトマトの糖度4度
に比べ大幅に糖度が向上したトマト(糖度8〜17度)
が得られた。
「実施例2 」 実施例1と同様の方法でイチゴについて行なった。イチ
ゴの苗をベットの礫の上に据え置いて(置苗定植)、給
液制御した。得られたイチゴは糖度が極めて高く、すぐ
れた品質のものであった。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の3段下垂傾斜仕立型ベッ
トによる礫耕栽培方法および装置によれば、栽培する植
物の糖度、栄養分、有効成分などの緒特性を大幅に向上
することができ、しかも係る植物を容易かつ大量に製造
することができ、農業技術に寄与するところまことに大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b) (c)は本発明装置の一実施例
を示すもので、(a)図は平面図、(b)図は側面図、
(c)図は正面図、(d)、(e)図はそれぞれ植物を
仕立てた状態の側面図、第2図ないし第4図は各本発明
における給液、排液の態様を示す図、第5図(a)(b
)(C)は本発明に用いられるベットの一例を示すもの
で、(a)は正断面図、(b)は側断面図、(c)は平
面図である。 l・・・・・・ベット、 2・・・・・・シャーシ、 3・・・・・・傾斜支柱、 4・・・・・カラー番線 5.7.9・・・・・・給液管、 6.8.10・・・・・・排液管、 11・・・・・・育苗鉢、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器状のベット内に礫を入れ、この礫の内部また
    は上部に苗を設置し、前記礫に養液を供給して栽培する
    礫耕栽培方法であって、 ベット数を3段にして各ベットの上下間に所定の間隔を
    存在させ、栽培する植物の茎の仕立を下段に向かって広
    がる形状の下垂傾斜仕立により行なうことを特徴とする
    3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培方法。
  2. (2)容器状のベット内に礫が入れられ、この礫の内部
    または上部に苗が設置され、前記礫に養液が供給される
    ように構成されてなり、前記ベット数が3段であり、上
    下各ベットの間に所定の間隔が設けられ、複数のベット
    を支持しているシャーシの骨組み部分に下方に向かって
    広がる下垂傾斜仕立のための傾斜支柱が設けられ、これ
    ら傾斜支柱にカラー番線が取り付けられていることこと
    を特徴とする3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培装置。
  3. (3)ベットが、コンクリート製、発泡スチロール製、
    その他の合成樹脂製、金属製、合金製、木材製、紙製の
    うち少なくとも一つであることを特徴とする請求項2記
    載の3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培装置。
  4. (4)ベットに給液管と排液管とが配置され、必要によ
    り各ベットの排液管は一本に集合され、給液管および排
    液管の給液および排液制御が自動的に行なわれるように
    構成されていることを特徴とする請求項2または3いず
    れかに記載の3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培装置。
  5. (5)ベットの中身が礫のみにより構成されるか、礫の
    上部にロックウールが配置されたものから構成されるか
    の少なくとも一方であることを特徴とする請求項2ない
    し4いずれかに記載の3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽
    培装置。
JP63146344A 1988-06-14 1988-06-14 3段傾斜型による下垂仕立礫耕栽培方法および装置 Granted JPH01317343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104770284A (zh) * 2015-04-18 2015-07-15 浙江大学 可用气雾栽培的家庭蔬菜花卉培养装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104770284A (zh) * 2015-04-18 2015-07-15 浙江大学 可用气雾栽培的家庭蔬菜花卉培养装置

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Alvarado-Chávez et al. Revista Mexicana Ciencias Agrícolas volume 11 number 8 November 12-December 31, 2020
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