JPH01313507A - 触媒を使用しない環状エステル修飾ポリマーの製造のための塊状反応方法 - Google Patents

触媒を使用しない環状エステル修飾ポリマーの製造のための塊状反応方法

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JPH01313507A
JPH01313507A JP10479289A JP10479289A JPH01313507A JP H01313507 A JPH01313507 A JP H01313507A JP 10479289 A JP10479289 A JP 10479289A JP 10479289 A JP10479289 A JP 10479289A JP H01313507 A JPH01313507 A JP H01313507A
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cyclic ester
acrylate
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キヤスリーン ジエー.ビクスラー
Lisa M Kessler
リサ エム.ケスラー
Kevin M Scholsky
ケヴイン エム.シヨルスキイ
Robert W Stackman
ロバート ダヴリユ.スタツクマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、環状エステル修飾ポリマーを製造する塊状反
応方法及び製造されたポリマーに関するものである。さ
らに詳細には1本発明はラクトン、ラクチドあるいはそ
れらに類する環状エステルと、ポリマーの骨格部に水酸
基あるいはカルボキシル官能性を有する付加ポリマーと
の反応に関するものである。この方法は、内容物がlO
O%固体のポリマー、即ち無溶剤で、触媒を用いる事な
しに行なわれる。
水酸基及びカルボキシル基を含むアクリレートのような
、水酸基とカルボキシルを含むビニルモノマーと、ラク
トン類との反応に基づくポリマーは知られている。それ
らの良好なフィルム形成性と他の特性などによって、こ
れらのポリマーは非常に広〈産業界で受は入れられつつ
ある。
特に、サンブソン等による米国特許第 3,892,714号は、ラクトンと反応させたヒドロ
キシ共重合体およびその後のポリイソシアネートとの架
橋について開示している。
本特許の開示によれば、水酸基を含む少なくとも1種の
エチレン系不飽和モノマーを、溶剤の存在下で重合させ
ている。好ましくは溶剤は水酸基を含まないものである
べきである。その後、ラクトンを触媒及び溶剤の存在下
で、得られたヒドロキシ含有ポリマーと反応させる。
ツイスタ等による米国特許第4,082,818号は、
少なくとも1種の七ツマ−はカルボキシル基あるいは水
酸基を含むビニル七ツマー混舎物とカプロラクトンの重
合によって得られるカプロラクトン修飾の7クリルポリ
マーについて開示している0反応は溶剤の存在、及びル
イス酸触媒と遊離ラジカル触媒の存在下で行なわれる。
ジャーナル オブ コーチインゲス チクノロジー(J
ournal of Coatings Techno
logy)の第54巻、1982年10月、t5693
号第77頁は、チオ−ドール等(Theadore)に
よる「高固体コーティング用のアクリルポリマーの改良
」と題する文献中で、水酸化アクリルポリマーと、ニブ
シロン・カプロラクトンの反応について開示している。
この文献によれば、水酸基を含むアクリルポリマーは、
溶剤とジプチル錫オキサイド触媒の存在下で、ラクトン
と反応させている。
アルジンガー等による、米国特許第 4.368,320号は、ニブシロン・カプロラクトン
で修飾された水酸基を含むアクリルあるいはメタクリル
樹脂について開示している。本樹脂の生成の第1段階と
してヒドロキシアルキルアクリレートあるいはメタクリ
レートとニブシロン−カプロラクトンの付加物が生成さ
れ、ついで第2段階において、中間生成物はさらにアク
リル酸あるいはメタクリル酸エステル、及び適すJなワ
ニス溶剤中で任意に芳香族ビニルと共重合される。
ウニバー、 Jr、  等による米国特許第4.504
,835号は1例えばヒドロキシエチルアクリレートと
ラクトンから生成される七ツマ−の製造方法を開示して
いる。さらに、この七ツマ−は触媒と溶剤の存在下で、
例えばジアクリレート及び任意に別のラクトンと反応さ
れる。
パイン等による英国特許環1,443,073号は1段
階で、ラクトン修飾アクリル樹脂を製造するために、第
1オクトエート錫触媒の存在の必要を開示している。
シオタ等は、ジャーナル・アプライド・ポリマm−サイ
エンス(Journal  of  AppliedP
ol!mar !3cience) 、第11巻、第7
73〜790頁(1967)、第12巻、第2441〜
2461頁(1968);及び第12巻、第2463〜
2480頁(1968)で、触媒を用いないで反応を行
なう事を試みる場合、カルボン酸を含むポリマーの骨格
上におけるラクトン類の開環は、極めてゆっくりと進行
し、またある場合には、その程度は無視し得るほどであ
って、実際上は触媒が必要であることを認めている。
−F記の開示されたもののすべてによれば、反応生成物
は、溶剤と触媒の存在下で生成される。それらの製品が
使用される前に、例えばコーティング組成物に用いられ
るタイプの架橋熱硬化樹脂の生成、特に触媒に起因する
イオン性の物質の存在が、最終コーティングのフィルム
特性に悪影響を与えるであろう自動車のフィニツシユへ
の適用などの場合には、溶剤及び/あるいは触媒を除去
する事が、しばしば必要となる。さらに製品が溶剤媒体
中で調製されるので、ポリマー生成工程に使用される装
置は相対的に複雑かつ高価なものとなる。
本発明によれば、独特のフィルム・形成組成分は、水#
基あるいはカルボン酸基を含むビニルポリマー、例えば
アクリルポリオールなどと、環状エステルとの、触媒を
用いない100%固体の状態で行なわれる反応によって
生成される事が見出されている。触媒を必要とせずにそ
の反応が行なわれ得ると云う事実は、先行技術が触媒は
必要成分であるとしていたので驚くべき事である。
特に、本発明は少なくとも1種のエチレン系不飽和モノ
マー(ethylenically unsatura
tedIIanager )を重合させて得られるポリ
マーで。
該ポリマーはポリマーの骨格上に水酸基あるいはカルボ
ン酸官能性を有するものであるポリ成分、ここでnは少
なくともl、少なくとも1個のRは水素、また残余のR
は、水素アルキル、シクロアルキル、アルコキシあるい
は単一の環状芳香族炭化水素基を示し;該ラクトン成分
は、該ポリマー成分の水酸基あるいはカルボン酸のモル
当たり0.1から10モルの量で存在し、また反応条件
においてポリマー成分と実質的に相溶性であるものから
選択されたものである環状エステル成分とを、温度lO
O℃から300℃で約10分から6時間、また該反応は
触媒あるいは溶剤の非存在下で行なわれる事を特徴とす
る塊状反応方法を提供するものである。
上記のように1反応性の水酸基あるいはカルボン酸の官
能性をポリマーの骨格に持つビニルポリマーは、約21
0℃から約300℃の範囲の温度で、塊状で加熱され、
ニブシロン・カプロラクトンのような環状エステルは、
バッチ方式あるいはある期間滴下する方式で添加される
0反応時間は、反応温度、添加される環状エステルの昔
、及びプレカーサー樹脂の溶融粘度によって、約10分
から約6時間にかけて変動するであろう0反応は反応性
の水酸基あるいはカルボン酸基を有する縮合物を生成す
るのに、ケルを形成する事なく円滑に進行するであろう
、ここで使用されるように「縮合物」と「縮合反応」は
、環の開裂と、水のような成分は分離されないが、環状
エステルによる反応を含むものである。水酸基あるいは
カルボン酸の機鋤性アクリレートポリマーは、ポリマー
組成物に、例えばメラミンあるいはポリウレタンと゛架
橋した場合に得られる硬度値を増加する硬質の炭化水素
骨格を与える。ニブシロン・カプロラクトンのような環
状エステルは、主鎖から離れている末端の水酸基あるい
はカルボン酸基を持った柔軟な側鎖を与える。従って、
1個のオリゴマー内に硬い非柔軟なユニットと、より柔
らかい柔軟な側鎖の両者の独特な組合せを有する事とな
る。末端のカルボン酸基を持った柔軟な側鎖を有するポ
リマーは、水性アルカリ性溶液への溶解度と結晶化度を
持つことができる。
このようなポリマーは、例えばアルカリ可溶性のコーテ
ィング剤(例えばアルカリ可溶性の床用のフィニツシユ
)、グラフィックアート製剤用のアルカリ可溶性樹脂、
例えば乳化重合工程で調製されたポリマーに対するアル
カリ可溶性のサポート樹脂;及びある種のヘアスプレー
製剤、シャンプー、及び他のタイプの化粧品類への混合
用として使用される。さらに塊状で製品を製造する独自
の組合せ、即ち無溶剤及び無触媒による製造により、溶
剤及び/あるいは触媒を使用した場合には得られるもの
よりも優れた製品が提供される。さらに反応物の容置を
増量する溶剤類を利用しないので、非常に多くの種類の
反応器を使用することができる。
したがって、本発明は、ポリマーの骨格丘に反応性の水
酸基あるいはカルボン酸官能性を有するポリアクリレー
トのようなどニルポリマー成分とニブシロン・カプロラ
クトンのような適!/Jな相溶性の環状エステルを提供
する事:また、溶剤及び/あるいは触媒の存在下でのポ
リマー成分と環状エステルとの反応では得る事のできな
い特徴を有する反応生成物を与えるために触媒の非存在
下で、塊状でポリマー成分と環状エステル成分とを反応
させる事を含むものである0本発明のポリマー組成物の
調製のための方法は、種々の反応器を用いて、バッチ、
半パッチ、あるいは連続運転の何れによっても実施する
事ができる。
本発明のポリマー成分は、環状エステル成分と反応する
ためのポリマーの骨格に沿って存在する水酸基あるいは
カルボン酸の官能性を有する事が重要である。本発明に
従って用いる事のできる付加ポリマーは、本願と同一の
譲渡人の所有になる米国特許節4,414,370号、
第4.529,787号及び第4.54B、160号で
開示され、それらによる開示は、ここに参照文献として
挿入されている。さらに詳しくは米国特許節4.414
,370号は、低い重量平均分子量と、比較的高い数平
均分子量を有する塊状熱開始反応によって作られるスチ
レンとアクリル酸の共重合物について開示している。こ
の方法は、比較的高い芳香族含有量を有する樹脂を生成
し、これらの樹脂を特に高固体(ハイソリッド)コーテ
ィングへの使用に好適なものとしている。
米国特許節4,529,787号は、塊状開始反応工程
で製造される芳香族/アクリレートポリマーについて開
示しているが、この反応方法では低い発色団含量と、狭
い分子量分布を有するポリマーを製造するために、低い
水準の溶剤の存在下で重合開始剤を使用している。これ
らのポリマーは約500乃至6000の数平均分子量、
約2.5以下の多分散数及び約4.5以下の分散指数を
有する。このポリマーは、低い発色団含量のため、特に
床磨き用を含む保護コーティングに有用である。
米国特許節4,548,160号は、約1000乃至約
2500の数平均分子量、約3以下の多分散数、約5ま
での分散指数及び低い発色団含量を有するポリマーの製
造に関する連続塊状重合反応方法を開示している。
前述の特許の反応方法で有用なモノマー成分は、本発明
において必須の水酸基あるいはカルボン酸官能性を与え
るように選択される事が必要であることは明らかであろ
う。
本発明によって用いる事のできるポリマーは、前述の特
許に記載されているそれらに加えて、1分子当たり1個
のエチレン不飽和反応部を有する千ツマー類と水酸基あ
るいはカルボン酸官能性を与えるであろう少なくとも1
種のモノマーとの溶液反応で得られるホモ及びコポリマ
ーを含む。
本発明によるポリマーを製造するための水酸基を含むモ
ノマーとして推奨されるものは、2−ヒドロキシエチル
 アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
 アクリレート、2−ヒドロキシブチル アクリレート
6−ヒドロキシエチル アクリレート、2−ヒドロキシ
メチル メタクリレート、2−ヒドロキシプロピル メ
タクリレート、6−ヒドロキシエチル メタクリレ−)
、5.6−シヒドロキシエチル メタクリレートなどで
ある。カルボン酸を含むモノマーとして推奨されるもの
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸無水物、及
びフマル酸無水物である0本発明によって用い得るモノ
マーは、水酸基あるいはカルボン酸官能性を有しないも
のでも良いが、少なくとも環状エステルと反応するため
のポリマーの骨格上に、必要な水酸基あるいはカルボン
酸官能性を提供するための少なくとも一種のモノマーが
存在しなければならない事は理解されるべきである。水
酸基あるいはカルボン酸の官能性を含むモノマーは、ポ
リマーを形成する全モ/マーに対して約O0l乃至10
0%又好ましくは10%乃至50%含まれることができ
る。
ここで用いられることのできる。無水酸基、無カルボン
酸の変形された七ツマ−には、(メタ)クリレートエス
テル、例えばメチル メタクリレート、エチル (メタ
)クリレート、n−プロピル (メタ)クリレート、n
−ブチル (メタ)クリレート、インプロピル (メタ
)クリレート、イソブチル (メタ)クリレート、n−
アミル (メタ)クリレート、n−ヘキシル (メタ)
クリレート、イソアミル(メタ)クリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)クリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル (メタ)クリレート、N、N−ジメチルアミノエ
チル (メタ)クリレート、N、N−ジエチルアミノエ
チル (メタ)クリレート、ターシャリ−ブチルアミノ
エチル (メタ)クリレート、2−スルホエチル (メ
タ)クリレート、トリフロロエチル (メタ)クリレー
ト、ベンジル (メタ)クリレート、2−n−ブトキシ
チェル (メタ)クリレート、2−クロロエチル (メ
タ)クリレート、セカンダリ−ブチル (メタ)クリレ
ート、ターシャリ−ブチル (メタ)クリレート、2−
エチルブチル(メタ)クリレート、シンナミル (メタ
)クリレート、シクロヘキシル (メタ)クリレート、
シクロペンチル (メタ)クリレート、2−エトキシエ
チル (メタ)クリレート、フルフリル (メタ)クリ
レート、ヘキサフロロイソプロピル (メタ)クリレー
ト、3−メトキシブチル (メタ)クリレート、2−メ
トキシブチル (メタ)クリレート、2−二トロー2−
メチルプロピル (メタ)クリレート、n−オクチル 
(メタ)クリレート、2−エチルヘキシル (メタ)ク
リレート、2−フェノキシエチル (メタ)クリレート
、2−フェニルエチル (メタ)クリレート、フェニル
(メタ)クリレート、プロパギル (メタ)クリレート
、テトラヒドロフルフリル (メタ)クリレート、及び
テトラヒドロピラニル (メタ)クリレートなどがあげ
られる。ここで用いたアクリルあるいはアクリレートの
前に括弧内の「メタ」は、メタクリルあるいはアクリル
の化合物の両者を示すために用いたものである。
使用することのできる他の無水酸基及び無カルボン酸の
七ツマ−には1例えばビニルアセテート、ビニルピリジ
ン、ビニルピロリドン、メチルクロトネートなどのエチ
レンを有するモノマーが含まれる。
本発明による有用な他の付加ポリマーには。
ポリ(ビニルアルコール)及びヒドロキシル官能性を与
えるため、カルボキシル基がモノエポキサイドで末端を
キャップされたカルボ午シル含有の付加ポリマーを含む
末完1の環状エステル成 本発明で用いられる環状エステルは、どのような環状エ
ステルあるいは環状エステルを組合せたものでもよいが
、好ましくは開環反応が行なわれるであろう環中に4個
乃至それ以上の炭素原子を有するものである。特に本発
明の方法で使用される環状エステルは、好ましくは一般
ここで、nは少なくとも1であり、少なくとも1個のR
は水素であり、残余のRは、水素、シクロアルキル、ア
ルコキシ、あるいは単一の環の芳香族炭化水素基である
。nが4で、すべてのRが水素原子が水素である未置換
のニブシロン中力プロラクトンは、もつとも推奨される
ものである。R換されているニブシロン番カプロラクト
ンも、ここでの使用が推奨されるが、例えばモノメチル
−、モノエチル−、モノプロピル−、モノイソプロピル
−など、モノドデシルニブシロン−カプロラクトンまで
の種々のモノアルキルニブシロン・カプロラクトン類;
2個のアルキル群が同一かあるいは異なる炭素原子に置
換されているが、ニブシロン炭素に両者が置換されては
いないジアルキルニブシロンφカプロラクトン;環状エ
ステル環中の2個あるいは3個の炭素原子が置換されて
いるが、ニブシロン炭素原子はジ置換されていることの
ないトリアルキルニブシロンΦカプロラクトン類、例え
ばメトキシ及びエトキシニブシロン・カプロラクトンの
ようなアルコキシニブシロン・カプロラクトン類;例え
ばシクロヘキシル。
フェニル及びベンジルニブシロン・カプロラクトンのよ
うな、シクロアルキル、アリール、及びアラールキルニ
ブシロン などである。
少なくとも1個の開環可能な内部エステル結合を有する
有用な他の環状エステルとしては、ガンマ−ブチロラク
トン、ガンマ−バレロラクトン、エチレンカーボネート
、テトラメチレンカーボネート、2,2−ジメチル−4
−フェニル−1.3−ジオキソラン−5−オン、アルフ
ァーn−プロピル−デルタ−バレロラクトン、デルタ、
デルタ−ジメチル−デルタ−バレロラクトン、3−エチ
ル−1,4−ジオキサン−2−オン、3,3.6−)リ
メチル−1゜4−ジオキサン−2−オン、テトラメチル
グリコライド、テトラフェニルグリコライド、3−オギ
サーエブシロンーカブロラクトン、ベータープロピオラ
クトン、アルファ、アルファービス(クロロメチル〕プ
ロピオラクトン、ベーターブチロラクトン、ビバロラク
トン(PVL)、チオ−ブチロラクトン(置)、デルタ
−バレロラクトン (DVL)、アルファ、ベータ、ガンマ−トリメトキシ
−デルタ−バレロラクトン、1.4−ジチアン−2,5
−ジオン、トリメチレンカーボネート、ネオペンチルカ
ーボネート、エチレンオキザレート、ベータ・メチル・
エブシロンーインプロビルーエプシロン・カプロラクト
ン、プロピレンオキザレート、4−ヒドロキシシクロヘ
キサンカルボン酸のラクトン、シスージサリシライト、
ジー0−タレツタイド、及びトリサルシライド、及び上
記の混合物などがあげられる。少なくとも1個の開環可
能な内部エステル結合を有する環状エステル分子として
推奨されるものは、ガンマ−ブチロラクトン、デルタ−
バレロラクトン、ピバロラクトン、チオ−ブチロラクト
ン、ベーターブチロラクトン、ニブシロン−カプロラク
トン及びこれらの混合物である。
ポリで−とラクトン成ノの反応 ポリマー成分と、環状エステル成分との反応は、塊状で
約100℃から300℃、好ましくは約215℃から2
50℃の温度で行なわれる0選択される温度は用いられ
るポリマー成分及び環状エステル成分の性質によって左
右される0反応は無溶剤の塊状で行なわれるので、ポリ
マー成分と環状エステル成分は、それらが溶融状態では
完全に相W溶解であるか、あるいは反応によって速やか
に相V溶解性となるものから選択される事が必要である
。ポリマー成分と環状エステル成分が、相互不溶解性で
ある場合には、均一 な反応生成物は得られないであろ
う。
ポリマー成分の水酸基あるいはカルボン酸基と、環状エ
ステルとの反応は、−〇−0及び−〇−の間での環状エ
ステルの開環によって、水あるいは他の副生物の生成な
しに環状エステルをポリマー成分に付加するものである
1例えば、ニブシロン働カプロラクトンとPがポリマー
の分子部分を表わすものであるポリマー成分の水酸基あ
るいはカルボン酸基との反応は、下記のとおりである: あるいは 環状エステル成分の一部のホモ番ポリメリゼーションが
、この反応条件下で行われる可能性のある事は理解され
る。したがって、環状エステルはポリマー成分上の水酸
基あるいはカルボン酸基のモル当り、約0.1から10
モルの品二の環状エステル、最適の量としてはポリマー
成分上の水#基あるいはカルボン酸基のモル当り、約0
.5から4モルを存在させることができる8反応温度は
ポリマー成分と環状エステルとの反応の程度、速度を管
理し目的を達するために、上記の範囲の中で変えること
ができる。
環状エステルの量の変動は、最終的に硬化させたフィル
ムの柔軟性と固さに影響を与える0反応は塊状で行なわ
れるので、重合工程で使用される装置は、実質的に多様
化される。したがって用いられる反応器は、パッチ、半
パッチあるいは連続反応用に設計することができ、また
反応温度などによって、グラスライニング反応器、スク
リュー型反応器、加圧反応器などとすることができる。
無溶剤のため、溶剤の存在下で用いられる反応器と比較
して、反応器はより小さくより簡単なものとする車がで
きる。
ポリマー成分と環状エステルの縮合ノ成物件便」 本発明の方法によって生成される組成物は、重合組成物
であり、その分子量と架橋能は、ポリマー及び環状エス
テルの選択と反応時間によって管理する事ができるもの
である。この組成物は分子上に、組成物と小玉の架橋0
Tiな薬剤であるメラミン、ポリイソシアネート、アミ
ノ縮合物、その他などとが架橋を起こす反応性の水酸基
あるいはカルボン酸基を有する。製品は塊状で生成され
るので、使用に先立って反応生成物から溶剤を除去する
必要はない、さらに、触媒も使用されないので、組成物
は触媒に起因するイオン性のものとは無関係である。し
たがって、この組成物はイオン性のものの存在がフィル
ム生成及び/あるいは装飾用フィニツシユ、自動車塗装
などのような最終製品の抵抗特性に悪影響を与えるよう
な特定の適用場面で使用することができる0本発明の製
品は、液体及び固体の保護コーティング組成物の構成成
分、ペンキのバインダー、グラフィックアート用インク
、接着剤、床上き用成分、プラスチックの添加剤、色素
分散樹脂、強化あるいはコンポジットプラスチック剤の
硬化剤、反応射出成形システムにおける成分などにすぐ
れた適用性を有するものである。製品は、組成物中に含
まれる高度の水酸基あるいはカルボン酸官能性によって
、特に必要とされるところに適用することができる。
カルボン酸基を含む製品はアンモニアのような塩基と酸
官能性との中和によって例えば水性のレジンカッ) (
resin cut)に化学的に変換する!19ができ
る。製品はエナメル適用コーティング剤、重ね刷り用ワ
ニス、接着剤、自動車の外表コーティング剤などに製剤
することができる。ここに開示される架橋ポリマーは、
「硬質」あるいはr軟質」のいづれにも希望するように
管理して製剤する亀ができ、このようなポリマーは床用
のフィニー、シュ剤、インク分散剤、水をベースとする
透明な重ね刷り用ワニス、含浸剤、バインダー、可塑剤
1表面処理剤、融解流改善剤などとして製剤することが
できる。
一般的な用語を用いて本発明を記載し、さらに本発明を
示すために、下記の具体例を示す。
部及び百分率は、特に指示しない限り重量によるもので
ある。
害Ju1ユ この実施例のポリマー成分は、スチレン31%、アクリ
ル#32%及びアルファーメチルスチレン37%からな
る反応性のカルボキシ基を含み付加共重合体である。環
状エステル成分は、ニブシロン・カプロラクトン(CA
P)である。
ポリマー成分95gと、ニブシロン拳カプロラクトン5
gを3つの丸底フラスコに入れる。
中央の首には攪拌機を固定し、一方の首には窒素ガスの
導入口及び温度計を固定し、また他の一方の首には還流
冷却器を固定する。この混合物を、ポリマー成分が完全
に液状になるまで220℃の温度で攪拌しながら加熱す
る。ついて゛lO分間反応を行なう、得られたポリマー
組成物はフラスコから100%固体でとり出し、ガスク
ロマトグラフィー(GC)、ゲル浸透クロマトグラフィ
ー(GPC)、及び示差走査熱琶測定(D S C)で
分析される。
k1旌に↓1 これらの実施例では、同じ共重合体と環状エステルを用
いて実施例1の反復を行なった。ポリマー成分と環状エ
ステル量は、しかし下記のように調整された; 芝l二二羞次 原」ヒー五2ノと 実施例 2    90g     10g/I   
3    85g     15g//   4   
  aog     20g/l    5    7
5g     25g//    fl     70
g     30g//   7    85g   
  35g/l   8     Bog     4
0g//     9       55g     
   45g/I     10       sog
        50g//     11     
 45g        55゜//    12  
    40g        B(12//    
 13      35g        85g−1
4〜 1に れらの実施例では、ポリマー成分はスチレン33%、ア
クリル酸30%及びアルファーメチルスチレン37%か
らなる反応性カルボキシル基を有する付加共重合体であ
る。この共重合体は酸価200である。環状エステル成
分は。
ニブシロン−カプロラクトンである。ポリマー成分と環
状エステル成分は実施例1の方法に従って、下記の比率
で反応した。
芝しヱニ羞± 1犬王2ヱ遣 実施例 14    70g     30g//  
 15    85.    35g/I   18 
    sog     4og実施例1〜16に従っ
て作られたポリマーの物理的性質は第1表に示される。
これらの性質はポリマーと環状エステルとの比の変化に
よる影響と、さらに環状エステルとの反応に用いられた
共重合体の組成の変化による影響を表わしている。
X1jfi17 本実施例のポリマー成分は、アクリル酸32%、アルフ
ァーメチルスチレン37%及びスチレン31%からなる
反応性カルボキシル基を含む付加共重合物である。この
共重合体の酸価は255である。環状エステル成分は、
デルタ−バレロラクトン(D V L)である。
1肩 ポリマー成分60gと、DVL40gを。
4つ首の丸底フラスコに入れる。中央の首には攪拌機を
、一方の横の首には窒素ガスの導入口と温度計を固定し
、もう一方の横の首には還流冷却器を固定する。最後の
首には分析用の一部試料を採取し得るように、すりガラ
スの取りはづし6丁能のストッパーを固定する。この混
合物をポリマー成分が完全に液状となるまで220℃の
温度で攪拌しながら加熱する。ついで15分間反応を行
なう、得られたポリマー組成物をフラスコから増り出し
、ガスクロマトグラフ(GC)、とゲル浸透クロマトグ
ラフ(GPC)で分析する。DVLの95%は15分間
の反応時間後に変換される。このポリマー4132(M
)数平均分子Ji(Mn)、3310の重量平均分子i
 (Mw)、6640の沈降値分子Ij(Mz)、2.
5の多分散数(Mw/Mn)、及び5.0の相対値(M
z/M n )を有する。
実施例18 本実施例において用いられたポリマーは、実施例17で
用いたポリマーである。環状エステルはベーターブチロ
ラクトン(B B L)である、実施例17に記した反
応器中に60gのポリマー成分と、34.4gのBBL
を仕込む。
ポリマー成分が完全に液状になるまで。
220℃の温度で攪拌しながら混合物を加熱する。つい
で反応を15分間行なう、得られたポリマー組成物をフ
ラスコから取り出し、ガスクロマトグラフ(GC)及び
ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)で分析する。BBL
の99,9%は15分間の反応時間後に変換される。こ
のポリマーは、1010のaシ均分子擾 (Mn)、2090の重量平均分子量 (Mw)、4940(7)沈降値分子量(MZ)。
2 .1の多分散数(M w / M n )及び4.
9の相対値(M z / M n )を有する。
実施例19 本実施例において用いられたポリマーは、実施例17で
用いたポリマーである。環状エステル成分は、ピバロラ
クトン(pivalolactona :PVL)であ
る、実施例17に記した反応器中に、60gのポIJ 
?−酸成分40f(7)PVLを仕込む、ポリマー成分
が完全に液状となるまで、220℃の温度で攪拌しなが
ら加熱する。
ついで反応を15分間行なわせる。得られたポリマー組
成物を、フラスコから取り出し、ガスクロマトグラフ(
GC)及びゲル侵透クロマトグラフ(GPC)で分析す
る。PVLの99.8%は15分間の反応時間後に変換
される。このポリマーは1150の数平均分子量(Mn
)、2510の重量平均分子量 (Mw) 、  5650ノ沈降値分子(it (Mz
) 。
2.2の多分散数(M w / M n )及び4.9
の相対値(M z / M n )を有する。
及ム亘ヱユ 本実施例におけるポリマー成分は、ヒドロキシエチル 
メタクリレート33%、2−エチルヘキシル アクリル
レート34%、スチレン33%からなる反応性水酸基を
有する付加共重合物である。共重合体は142のヒドロ
キシル値を有する。環状エステル成分は、デルタ・パル
ロラクトン(D V L)である。
1皇 72.3gのポリマー成分と、18.4gのDVLを4
つ鎧の丸底フラスコに仕込む、中央の首には攪拌機を固
定し、一方の横の首には窒素ガス導入口と温度計、又一
方の横の首には還流冷却器を固定する。最後の首には、
分析用の一部試料を採取し得るように、すりガラスの取
りはづし可能のストッパーを固定する。この混合物をポ
リマー成分が完全に液状となるまで220℃の温度で攪
拌しながら加熱する。ついで6時間反応を行なう、得ら
れたポリマー組成物をフラスコから取り出し、ガスクロ
マトグラフ(GC)と、ゲル浸透クロマトグラフ(GP
C)で分析する。DVLの40.9%が6時間の反応時
間の後に変換される。このポリマーは1280の数平均
分子量(Mn)。
3760の重量平均分子量(M w )、11150(
7)沈降値分子51 (Mz)、2.9(7)多分散数
(M w / M n )及び8.7の相対値(M z
 / M n )を有する。
実」0九ヱ」2 本実施例で用いたポリマーは、実施例20で用いられた
ポリマーである。環状エステル成分は、ベータ・ブチロ
ラクトン(B B L)である、72.3gのポリマー
成分と、15.8gのBBLを実施例20に記載した反
応器に仕込む、この混合物を、ポリマー成分が完全に液
状になるまで、220℃の温度で攪拌しながら加熱する
。ついで30分間反応を行なう、得られたポリマー成分
をフラスコから取り出しガスクロマトグラフ(G C)
及びゲル浸透クロマトグラフ(G P C)で分析する
。BBLの99.9%は30分の反応時間の後に変換さ
れる。このポリマーは1320の数平均分子&(Mu)
2650の重量平均分子量(Mw)、5190の沈降値
分子量(Mz)、2.0の多分散数(M w / M 
n )及び3.9の相対値(M z /Mn)を有する
尺ム亘ヱユ 本実施例で用いたポリマーは、実施例20で用いられた
ポリマーである。環状エステルは、ピへロラクト7 (
PVL) である、72.3gのポリマー成分と、18
.4gのPVLを実施例20に記載した反応器に仕込む
、この混合物をポリマー成分が完全に液状となるまで、
220℃の温度で攪拌しながら加熱する。ついで30分
間反応を行なう、得られたポリマーをフラスコから取り
出し、ガスクロマトグラフ(G C)とゲル浸透クロマ
トグラフ(GPC)で分析する。PVLの94.6%は
、30分間の反応時間の後に変換される。このポリマー
は1550の数平均分子量(Mn)、4440の重量平
均分子量(Mw)、11550の沈降値分子量(Mz)
、2.947)多分散数(M w 7M n )及び7
.5の相対値(M z / M n )を有する。
Xl」(ζユ この実施例におけるポリマー成分は、ヒドロ午ジエチル
 メタクリレート33%、2−エチルへキシル アクリ
レート34%、スチレン33%からなり反応性水酸基を
宥する付加共重合体である。この共重合体は142のヒ
ドロキシル値を有する。環状エステル成分は、ニブシロ
ンΦカプロラクトンである。
1遁 420.0gのポリマー成分を4つ首の丸底フラスコに
仕込む、中央の首には攪拌機を固定し、−・方の横の首
には窒素ガス導入口、又一方の首には温度計を固定する
。最後の首には、物を添加することができるようにすり
ガラスの取りはづし可能なストッパーを固定した。この
組成物をポリマー成分が完全に液状となるまで215℃
で攪拌しながら加熱した、ついですりガラスのストッパ
ーを横の首からはづし、温度先215℃に維持しながら
、175gのニブシロン・カプロラクトンを徐々に添加
する0反応温度を215℃で保ち、4時間反応を行なう
ガスクロマトグラフ(GC)を用いて、環状エステルの
変換率を測定する0本実施例では4時間の保持時間後、
98.4%が変換される0分子量分布はゲル浸透クロマ
トグラフで測定される0本ポリマーは、1770の数平
均分子量(Mn)、3820の重量平均分子量 (Mw)、7510T7)沈降値分子量(M z )、
2.15の多分散a(Mw/Mn)及び4゜24の相対
値(M z / M n )を有する。
実施例24 本実施例で用いたポリマーは、実施例2′3で用いられ
たものである0反応器は2リ−/ )ルの加圧反応器で
ある6反応器に863.9グラムのポリマー成分を仕込
み、窒素で適切にパージし、250℃に昇温する。26
4.1gのニブシロン書カプロラクトンを添加する。温
度を、ポリマーを反応器から取り出すまで1時間維持す
る。ニブシロン・カプロラクトンの変換率は96.5%
である。Mn= 1500.Mw=3260、Mz=6
410、Mn/Mw=2.17、Mz/Mn=4.26 実施例25 本実施例で用いたポリマーは、実施例23で用いられた
ものである。使用した反応器は、実施例24で使用した
ものである0反応器に786.9gのポリマー成分を仕
込み、窒素で適切にパージし、250℃に昇温する。
477.7gのニブシロン・カプロラクトンを添加する
。温度を1時間維持する。ニブシロン・カプロラクトン
の変換率は75.65%である。Mn = 1480.
 Mw’= 3190、Mz = 63001Mw/M
n= 2. 17、Mz/Mn=4. 30 実施例26 本実施例で用いたポリマー成分は下記の組成物である;
スチレン19.0、アルファΦメチル スチレン3.0
、ヒドロキシエチル メタクリレート!9.0.メチル
 メタクリレート39、O,ブチル アクリレート20
.0゜使用した反応器は実施例23で用いられたもので
ある。413gのポリマー成分を反応器に仕込み、窒素
で適切にパージし、215℃に昇温する。75.7gの
ニブシロン番カプロラクトンを添加する。温度は4時間
維持する。ニブシロン番カプロラクトンの変換率は94
.0%である1Mn=5040.Mw=22620、M
 z = 46170、Mw/Mn=4.9、MZ/M
n= 9.16゜ 実施例27 本実施例におけるポリマー成分は、75%加水分解ポリ
(ビニルアルコール)である、環状エステル成分は、ニ
ブシロン・カプロラクトン(CA P)である、35g
のポリマー成分と、76.9gのCAPを4つ首の丸底
フラスコに仕込む、中央の首には攪拌機を固定し、一つ
の横の鋳には窒素ガスの導入口と温度計、又1つの横の
首には還流冷却器を固定する。最後の首には分析用の一
部試料の採取し得るように、すりカラスの取りはづし可
能のストッパーを固定する。この混合物を、ポリマー成
分が完全に液状となるまで220℃の温度に、攪拌しな
がら加熱する。ついで15分間反応を行なう、得られた
ポリマーをフラスコから取り出し、ガスクロマトグラフ
(GC)と、ゲル浸透クロマトグラフ(GPC)で分析
する。15分間の反応時間後、CAPの98.9%が変
換される。このポリマーは、6320の数平均分子fi
(Mn)51000の重量平均分子量(Mw)。
140000(7)沈降値分子量(M z )、8、0
の多分散数(Mw/Mn)、及び22.1の相対値(M
 z /M n)を有する。
実施例28 実施例26で作られた25.0gのポリマー成分を17
.8gのメチルアミル ケトンに溶解させ、熱硬化性フ
ィルムを調製した。ポリマーを含有する溶液に4.38
gのメラミンを約0.146gのパラ・トルエンスルホ
ン酸と共に添加した。メラミンはポリマー硬化剤として
、又酸は触媒として機能する。約60分の混合後に、ポ
リマーは冷間圧延のスチール下地に塗布され、ついで1
50℃の温度で、15分間焼成された。この焼成の工程
中に、硬化樹脂中に存在する全ての溶剤は実質的に取り
除かれ、これによって約0.03mm(約1.5m1l
)の厚さを有するコーティングが形成された。このよう
なコーティングは約560 c m / k g(10
0インチ/ポンド)の逆耐衝撃性(reverse−i
mpact resistance) 、  120の
ケーニッヒ硬度及びペンシル硬度Hを示した。
実施例29 実施例23に記載されたポリマーの25gが、実施例2
8に記載されたように、熱硬化性フィルム中に製剤され
た。最鼾のフィルムは約470cm/kg(84インチ
/ボンド)の逆耐衝撃性、ケーニッヒ硬度72.及びペ
ンシル硬度Fを示した。
及亀貫lユ 実施例25に記載されている25gのポリマー成分は、
実施例28に記載されているような熱硬化性フィルム中
に製剤された。最終のフィル11は約493cm/kg
(88インチ/ポンド)の逆耐衝撃性、ケーニッヒ硬度
88及びペンシル硬度Hを示した。
実施例で用いられた付加ポリマーは、付加ポリマーが重
要な要求条件である水酸基或はカルボン酸官能性を有す
る限り他の付加ポリマーと置き換える事ができる。更に
、本実施例中の環状エステル成分は、ここで上記した特
性を有する他の環状エステルと置き換える事ができる。
ポリマーと環状成分についての思慮ある選択によって、
製品を特別の適用に対する性質を有するように調製する
ことができる。
更に、実施例におけるラクトンは、ニブシロン・カプロ
ラクタムのような他の開環組成物で置き換えることがで
きる。ラクタムの置換は、環の窒素を通じて、追加の官
能性を与える。ポリマー成分はまた。ポリマー成分中に
種々の量の水酸基或はカルボン酸基の官能性を含むよう
に反応条件によって選択することができ、架橋活性を増
加するために本発明の製品中に完全に残すこともできる
。ポリマー組成物中の、そのような変更はアミド、エー
テルその他の導入及び加水分解、けん化などに対する優
れた抵抗性を付与するための官能性の導入を含む組成物
の調製用に用いられるものである。
当業者には明らかなように、上記の範囲内で種々の修飾
を行なうことができる。当業者の能力の範囲内であるそ
れらの修飾は、本発明の一部分を形成し、請求項に包括
されるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 100℃乃至300℃の温度で、約10分乃至6時間の
    間、少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマーの重合
    によって得られるポリマー成分(該ポリマー成分はポリ
    マーの骨格部に水酸基あるいはカルボン酸官能性を有す
    る)を式▲数式、化学式、表等があります▼(nは少な
    くとも1であり、少なくとも1個のRは水素であり、ま
    た残余のRは水素、アルキル、シクロアルキル、アルコ
    キシ、あるいは単一の環状芳香族炭化水素基である)の
    環状エステル成分(該ラクトン成分は、該ポリマー成分
    の水酸基あるいはカルボン酸基の1モルあたり0.1モ
    ルから10モルの量で含まれ、実質的に反応条件におい
    てポリマー成分と相互溶解性であるものから選択される
    )と触媒及び溶剤の非存在下で反応させる事を特徴とす
    る塊状反応方法。
JP10479289A 1988-04-26 1989-04-26 触媒を使用しない環状エステル修飾ポリマーの製造のための塊状反応方法 Pending JPH01313507A (ja)

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