JPH013028A - ケイ酸製造方法 - Google Patents

ケイ酸製造方法

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Publication number
JPH013028A
JPH013028A JP62-157538A JP15753887A JPH013028A JP H013028 A JPH013028 A JP H013028A JP 15753887 A JP15753887 A JP 15753887A JP H013028 A JPH013028 A JP H013028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicic acid
raw material
exhaust gas
gas
furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-157538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS643028A (en
Inventor
山名 淳
鳥居 建二
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP62-157538A priority Critical patent/JPH013028A/ja
Publication of JPS643028A publication Critical patent/JPS643028A/ja
Publication of JPH013028A publication Critical patent/JPH013028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はIC用封止材等に使用されるケイ酸の製造方
法に係り、その製造時に発生する排ガスを利用して熱効
率の向上を図ることの出来るケイ酸製造方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のケイ酸製造方法は一般に第4図に示すような溶
融炉を使用して行われている。原料ホッパー1から粉粒
状のケイ石又はケイ砂が原料として切り出され、ベルト
コンベアー2.ジョウゴ3゜エジェクター4を通って、
溶融炉15の上部に設けられたバーナー5の中央部から
粉粒状の原料6として炉内に装入される。この図では原
料6はバーナーの出口で燃焼ガスの高温雰囲気の炎7に
つつまれて加熱されながら炉内のケイ酸の溶融ゾーン8
に到達する。この場合ケイ酸の溶融を迅速にしかつ摩耗
を防止出来るバーナーが先行技術として同一出願人によ
って出願されている(実願昭60=195169号参照
)。また原料と燃料が混合してバーナー出口を通過する
装置が知られている(特開昭51−117195号参照
)。原料はケイ酸の溶融ゾーンで完全に溶融されて炉底
に設けられた抽出口9から表面を固化した状態で引抜装
置10に支持されながらケイ酸ロッド16として引抜か
れる。炉内で発生した排ガスは排気口10から排ガスダ
クト11を通じて集塵機12.排風[13を経て煙突1
4から大気中に放散される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来方法又は先行技術については、ケイ
石等の原料を効率良く溶融するためにバーナー等の改良
のみに留意されており、それなりの効果を挙げているが
、ケイ石等の融点(1720’C)は高いので更に熱効
率を向上させるための抜本的な対策が望まれていた。
本発明者等は上記のような問題点を解消するために、ケ
イ酸製造方法において発生する排ガスが高い保有熱をも
ったまま排出されていることに着目して、誠、意検討を
行い本発明にいたった。
〔問題点を解決するための手段] 本発明は粉粒状の原料を燃焼ガスで溶融し、その溶融ケ
イ酸をケイ酸ロンドとして製造する方法において、その
発生する排ガスを用いて、前記原料を予熱するケイ酸製
造方法を特徴とする。
〔作 用〕
本発明方法では溶融炉で発生する高温の排ガス(約18
00°C)を直接又は電気炉等の副生ガスの燃焼排ガス
と混合して原料ホッパー、ジツウゴに吹込み、それらの
中に装入されている粉粒状のケイ石又はケイ砂の原料と
熱交換する。そのため溶融炉の上部に設けられたバーナ
ー出口では予熱された原料を燃焼ガスで加熱することに
なり、原料は迅速に溶融される。
〔実施例] 以下に本発明方法の実施例について図面を示して説明す
る。
第1図はケイ酸製造設備であって、原料ホッパー1から
切出された粉粒状の原料6は、ベルトコンベアー2.ジ
ョウゴ3.エジェクター4を通って、溶融炉15の上部
に設けられたバーナー5の中央部から炉内に装入される
。一方燃料ガス(プロパン等)16はバーナー5の出口
で燃焼して高温雰囲気の炎7を形成する。原料6はその
炎につつまれて加熱されながら、炉内のケイ酸の溶融ゾ
ーン8に到達し、そこで完全に溶融される。そして炉底
に設けられた抽出口9からケイ酸は表面を固化した状態
で、引抜装置10に支持されながらケイ酸ロンド18と
して引抜かれる。炉内で発生した排ガス28は排気口1
7から排気ガスダクト11.流量調節弁21を通じて、
原料ホッパー1.及びジョウゴ3に分岐して吹込まれる
。原料ホッパー1.ジョウゴ3内では徘ガスは装入され
ている粉粒状のケイ石又はケイ砂の原料と熱交換し、そ
の頂部から乾式集塵機12.排風機13を通って煙突1
4から大気中に放散される。
第2図は第1図における原料ホンパーの拡大図であり、
断熱材22を設けて熱放散を防止するととも耐熱鋼23
により内面張りをしている。第3図は第1図におけるジ
ツウゴの拡大図であり、第2図と同様に断熱材22.耐
熱鋼23が用いられている。
原料ホンパー1.ジョウゴ3内には上下方向にガス吹出
管24を複数個付設して、熱交換が容易に出来るように
している。ここにおいて25は原料切出装置、 26は
保温カバー、2はベルトコンベアーを示す、原料ホッパ
ー1等への排ガスの吹込みは上記に限定されるものでは
ない、 第1図においてケイ酸の溶融炉から発生する排
ガス2Bに電気炉等の副生ガスの燃焼排ガスを混合して
用いる場合はその燃焼半27を排風機13.流量調節弁
21を通して排ガス16に所定量混合して原料ホッパー
1等に吹込まれる。
第1図に示すような設備を使用して本発明を実施した具
体例を第1表に示す。この場合燃料にプロパンガスを2
011m3/H用いた。
第1表 (l考)TL気炉排ガスは排出していたものを利用した
もの。
第1表から明らかなように従来方法にょる排ガスをその
まま排出していた場合に比較して、本発明方法によれば
、約2%の熱効率の向上が得られる。更に電気炉で発生
する副生ガスの今まで排出していた燃焼排ガス等と81
合して熱量を増し、原料のホットチャージをはかれば、
ケイ酸製造に要するプロパン等の燃焼ガスの原単位を向
上させることが出来る。ここでは、熱効率が5%向上し
た例を示しており、原料供給量25%の増大に伴うケイ
酸の生産性の向上が図れた。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、?8融炉で発生した排ガスを原料
の予熱に用いることによって、その熱効率の向上を図る
ことが出来るとともに、ケイ酸の生産性を高めることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明方法を説明する模式図、第2図は第1
図の要部拡大断面図、第3図は第1図の他の要部拡大図
、第4図は従来法を説明する模式17・・・排ガス、2
1・・・流量調節弁、22・・・断熱材。 23・・・耐熱鋼、24・・・ガス吹出管。 25・・・原料切出装置、26・・・保温カバー。 27・・・電気炉等の副生ガスのP、焼排ガス特許出願
人  日本鋼管株弐會社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉粒状の原料を燃焼ガスで溶融し、その溶融ケイ酸をケ
    イ酸ロッドとして製造する方法において、その発生する
    排ガスを用いて、前記原料を予熱することを特徴とする
    ケイ酸製造方法。
JP62-157538A 1987-06-26 ケイ酸製造方法 Pending JPH013028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157538A JPH013028A (ja) 1987-06-26 ケイ酸製造方法

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JP62-157538A JPH013028A (ja) 1987-06-26 ケイ酸製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS643028A JPS643028A (en) 1989-01-06
JPH013028A true JPH013028A (ja) 1989-01-06

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