JPH01301196A - 原子炉安全保護装置 - Google Patents

原子炉安全保護装置

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Publication number
JPH01301196A
JPH01301196A JP63132232A JP13223288A JPH01301196A JP H01301196 A JPH01301196 A JP H01301196A JP 63132232 A JP63132232 A JP 63132232A JP 13223288 A JP13223288 A JP 13223288A JP H01301196 A JPH01301196 A JP H01301196A
Authority
JP
Japan
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reactor
signal
neutron
ratio
neutron flux
Prior art date
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Pending
Application number
JP63132232A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nishi
西 裕士
Tsugio Yokoyama
次男 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Atomic Industry Group Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01301196A publication Critical patent/JPH01301196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は高速増殖炉の原子炉出方が過度に上昇すること
を防市するために、安全に原子炉を停止させる原子炉安
全保護装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術による原子炉の安全保護装置のブロック図を
第3図に示す。図面において71号11は高速増殖炉の
炉心であり、炉心11の周囲に設置された中性子検出装
置12により炉心11の中性子束レベルを検出して、そ
の信号を警報設定装置13に伝送している。この警報設
定装置13は、中性子検出装置12がら伝送された中性
子束レベル信号を、あらかじめ設定された(M号しベル
と比較し、設定信号レベルを超えた場合に警報信号を発
生する。警報設定装置13から警報信号が信号判定装置
14に入力した場合、原子炉トリップ信号が発生しこの
原子炉トリップ信号が、原子炉停止装置15に入力され
た場合、装置を駆動して原子炉を停止させる。以上の一
連の作用により、中性子検出装置12により原子炉内の
異常な中性子束レベルが検出された場合、原子炉11は
安全に停止する。
(発明が解決しようとする課題) このような構成からなる原子炉安全保護装置において、
“原子炉トリップ信号を発生させる中性子束レベル”の
設定値は、あらかじめ評価した“炉心の最大線出力“と
“中性子検出装置2により検出される中性子束レベル“
との関係に基づいて定められている。ところで電気出力
数10万KW以下の比較的小型の原子炉において、“炉
心の最大出力線”と“中性子検出装置により検出される
中性子束レベル”との間には、第4図に示すように、は
ぼ比例関係が成立する。ところが、電気出力100万K
W程度の比較的大型の原子炉では、第5図に示すように
高出力の領域では両者の比例関係が成立しにくくなる傾
向がある。これは例えば制御棒引抜事故等の局所出力上
昇型事故に対して、炉心が大型化するにつれて炉心内の
局所的な出力の変化を中性子検出装置が中性子束レベル
の変化として検出しにくくなる為である。
その為に、この様な比較的大型の原子炉において、最大
線出力が炉心のどの位置で生じてもその時の中性子束レ
ベル信号を検出できるようにするために、中性子検出装
置を炉心の周囲に多数設置することにより対処していた
。又は、原子炉トリップ信号のスクラム設定点を従来に
比べ低く設定することで離れた場所で出力上昇しても許
容値以内でスクラムできるように対処していた。その結
果、原子炉安全保護装置が大がかりなものとなったり、
何らかの外乱等によって原子炉の出力が微少に変動した
場合、原子炉トリップ信号の誤信号が発生し易くなり、
稼働率が低下する等の不具合があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたものでスクラム設
定点を下げず、また多数の中性子検出装置を設置するこ
となく、炉心内の局所的な出力上昇を正確に検知し得る
高速増殖炉の原子炉安全保護装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために次のような手段から
構成される。炉心の周囲に複数の中性子検出装置を配設
し、任意の2つの中性子装置の検出信号が入力される比
率演算装置を設ける。さらに両者の中性子束レベル信号
の比率があらかじめ設定された信号レベルを超えた場合
に原子炉トリップ信号を発生させる警報設定装置を設け
る。また、全ての中性子検出装置の検出信号が入力され
る平均演算装置を設置し、全検出装置の中性子束レベル
信号平均値があらかじめ設定された信号レベルを超えた
場合にも原子炉トリップ信号を発生するように構成する
(作 用) 炉心の出力が局所的に上昇した場合、局所的出力上昇点
に近い中性子検出装置で検出される中性子束レベル信号
は全炉心出力の上昇率より大きく上昇するが、出力上昇
点から遠く離れた中性子検出装置で検出される中性子束
レベル信号は逆に全炉心出力の上昇率より小さい。した
がって、本発明によると、炉心内の局所的な出力の上昇
率は2つの中性子検出装置の中性子束レベルの比率を演
算することにより、効率良く検出される。また、炉心の
全出力の上昇率は、炉心まわりの中性子検出装置により
検出される中性子束レベルを平均することで把握できる
。この中性子束レベル信号の下向信号又は上述した比率
信号がスクラム設定値を超えた時、原子炉トリップ信号
が出力される。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
2図は高速増殖炉の正面図である。図面において符号1
は炉心であり、この炉心1の周囲には複数個の中性子検
出装置2が設置されている。
この中性子検出装置2の検出信号は任意の2つの中性子
束レベル信号の比率を演算する比率演算装置3に入力さ
れている。ま、た、全ての中性子検出装置2の検出信号
は、中性子束レベル信号の平均を演算する平均演算装置
4に入力されている。これらの比率演算装置3と平均演
算装置4の出力信号は、いずれも警報設定装置5.6に
入力され、警報設定装置5,6の出力信号は信号判定装
置7に入力され、信号判定装置7の出力信号は原子炉停
止装置8に入力されている。
このような構成からなる本実施例によると、炉心1のま
わりの中性子検出装置2により検出された中性子束レベ
ル信号は、比率演算装置3に伝送され、任意の2つの中
性子検出装置2の中性子束レベル信号の比率信号すなわ
ち、レベル大の信号とレベル小の信号の比率か演算され
る。この比率信号は警報設定装置5に伝送され、警報設
定装置5は、入力した比率信号があらかじめ設定された
信号レベルを超えた場合に警報信号を出力する。
この警報信号が信号判定装置7に入力された場合に原子
炉トリップ信号が発生する。この原子炉トリップ信号が
原子炉停止装置8に伝送されて原子炉は停止する。一方
、同様に、中性子検出装置2により検出された中性子束
レベル信号は、平均演算装置4に伝送され、全ての中性
子検出装置2の中性子束レベル信号の平均値が演算され
る。この平均信号は警報設定装置6に入力される。入力
した平均信号があらかじめ設定された信号レベルを超え
た場合には、警報信号が信号判定装置7に出力され、さ
らに、原子炉停止装置から原子炉トリップ信号が出力さ
れる。
このように本実施例によると、多数の中性子検出装置2
を設置しなくとも炉心1内の局所的な出力上昇を正確に
検出することが可能となり、原子炉を安全に停止するこ
とができる。
本実施例の具体例として、典型的な大型高速増殖炉の炉
心の制御棒1本だけが引抜かれた場合の炉心内における
局所的な出力の変動とこの時の中性子検出装置により検
出された中性子束レベル信号の変動を次の表に示す。
表に示すように、制御棒1本が10cmだけ引抜かれた
場合、炉心の全出力が冷却材温度の上昇等により一定状
態に留まったとしても炉心内の局所的な出力は最大9%
上昇する。この時、炉心まわりに配置された計4個の中
性子検出装置により検出される中性子束レベル信号は最
大(検出装置No。
1)でも596の上昇変動の検出に留まる。これに対し
、中性子検出装置間(No、1とNo、4の比率)の比
率信号は、最大7.0%の変動が検出される。
この傾向は、制御棒の引抜量が大きくなるとより顕著と
なる。たとえば制御棒1本が40cm引抜かれるという
極端な場合では、炉心内の局所的な出力は最大26%上
昇するが、中性子検出装置(中性子検出装置Nα1)に
より検出される中性子束レベル信号の変動は、最大でも
17%の上昇に留まる。これに対し、中性子検出装置間
の比率信号は、最大24%の変動が検出される。
このように、炉心内の局所的な出力の上昇は、中性子検
出装置により検出される中性子束レベル信号自体よりも
、中性子検出装置間の比率信号の方がより正確に検知す
ることができる。したがって、中性子検出装置を多数設
置しなくとも炉心内の局所的な出力上昇を正確に検知す
ることができ、原子炉を安全に停止させることができる
なお、以上のような炉心内の局所的な出力上昇を伴なわ
ず、炉心の出力が全体として上昇する場合には、中性子
検出装置間で中性子束レベル信号の偏差を生じないが、
中性子検出装置全体の平均した中性子束レベル信号の上
昇が生ずる。本実施例によると、全検出装置の中性子レ
ベルf:号の平均信号を同時に平均演算装置4により検
知できるために、この場合にも原子炉を安全に停止させ
ることができる。
その他の実施例として警報信号を発生させる設定値は、
必ずしも単一の一定値に限定されるものではなく、複数
の設定値とするか、或は他の比率信号や甲均信号等の関
数として与えてもよい。更に、原子炉トリップ信号につ
いても、単一の警報1g号により必ず発生させる必要は
なく、複数の警報信号の組合せにより発生させてもよい
。また、原子炉トリップ信号は、必ずしも原子炉を停止
させる15号に限定されるものではなく、原子炉の出力
を調整する信号としてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多数の中性子検出装置を設置すること
なく、炉心内の局所的な出力の上昇を正確に検知するこ
とのできる原子炉の安全保護装置を提供することができ
る。したがって、装置自体を大掛りなものとする必要が
なく、また何らかの外乱等によって原子炉の出力が微少
に変動した場合でも原子炉トリップ信号の誤信号の発生
を防止し、原子炉の稼働率を向上させることができるの
で、費用効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は炉
心と中性子検出装置の配置関係を示す図、第3図は従来
の原子炉用安全保護装置を示すブロック図、第4、第5
図は炉心最大線出力と検出装置位置中性子束の関係を示
す図。 2・・・中性子検出装置、3・・・比率演算装置、4・
・・平均演算装置、5,6・・・警報設定装置、7・・
・信号判定装置、8・・・原子炉停止装置。 出願人代理人  佐  藤  −雄 炉心最大線出力 第4図 炉心最大線出力 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子炉の炉心の周囲に設置された複数の中性子検出
    装置と、この中性子検出装置によって検出された中性子
    束レベル信号が入力され、この中性子束レベル信号によ
    って駆動する原子炉停止装置とを備えた原子炉安全保護
    装置において、任意の2つの前記中性子束レベル信号の
    比率を演算する比率演算装置を備え、この比率信号によ
    って原子炉停止装置を駆動することを特徴とする原子炉
    安全保護装置。 2、原子炉の炉心の周囲に設置された複数の中性子検出
    装置と、この中性子検出装置によって検出された中性子
    束レベル信号が入力され、この中性子束レベル信号によ
    って駆動する原子炉停止装置とを備えた原子炉安全保護
    装置において、複数の中性子検出装置により検出された
    中性子束レベル信号の平均値を演算する平均値演算装置
    を備え、この平均信号によって原子炉停止装置を駆動す
    ることを特徴とする原子炉安全保護装置。
JP63132232A 1988-05-30 1988-05-30 原子炉安全保護装置 Pending JPH01301196A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04232497A (ja) * 1990-06-12 1992-08-20 Westinghouse Electric Corp <We> 炉心出力分布監視装置、原子炉防護装置、原子炉炉心検出器装置及び原子炉炉心監視方法
JP2010066210A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Japan Atomic Energy Agency 核出力計測装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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