JPH01295648A - 回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置 - Google Patents

回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置

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JPH01295648A
JPH01295648A JP63193979A JP19397988A JPH01295648A JP H01295648 A JPH01295648 A JP H01295648A JP 63193979 A JP63193979 A JP 63193979A JP 19397988 A JP19397988 A JP 19397988A JP H01295648 A JPH01295648 A JP H01295648A
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JP
Japan
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phase
induction motor
speed signal
series
rotor
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Pending
Application number
JP63193979A
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English (en)
Inventor
Kenji Kawagishi
川岸 賢至
Masato Mori
真人 森
Kazuhiro Nakane
和広 中根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願の発明(以下本発明という)は、可変速運転される
誘導電動機の速度信号検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は1例えば、昭和54年電気関係学会関西支部連
合大会の資料G3−20に記載された無整流子モータを
示す、第5図(a)において、81はロータで、外周に
歯部を有する円板状の回転子背板82と、これに同軸的
に設けたドーナツ形の永久磁石83とを有するものであ
る。この回転子背板82の歯部と永久磁石83の磁極の
対応関係を第5図(b)、(C)に示す。第5図(a)
における84はステータで、固定子背板85に巻線コイ
ル86が設けてあり、この巻線コイル86は前記永久磁
石(界磁)83とギャップを介して対向させである。8
7はホール素子で、前記固定子背板85に取り付けたホ
ール素子台座88に取り付けてあり、前記永久磁石83
の磁束を検知するものである。隣り合うホール素子87
の回転軸に対する角度は120度である。前記ホール素
子87と回転子背板82の歯部との位置関係を第5図(
b)に示す。
このように構成した無整流子モータは、永久磁石83が
起磁力源となり、この永久磁石83の磁束がホール素子
87に鎖交するが、鎖交する磁束は回転子背板82の歯
部によりパーミアンス変化を受ける。従って、ホール素
子87から、永久磁石83により正弦波にパーミアンス
変化に起因する高周波外が重畳された振幅変調信号φU
、φ9.φ8が出力される。この振幅変調信号φυ、φ
9.φ、を第6図(a)〜(C)に示す。
ついで、この振幅変調信号φU、φ9.φ8を加算する
と、界磁磁束基本波成分がほぼ除去された信号が得られ
、この界磁磁束基本波成分がほぼ除去された信号を帯域
フィルタに通すと、第6図(d)に示す波形の信号φ3
が得られる。
また、得られた信号をコンパレータにより比較すると、
周波数(1/Ts)が電動機回転速度に比例する速度信
号f8が得られる。この速度信号f8を第6図(e)に
示す。なお、本発明はこの無整流子モータにヒントを得
たものである。
一方、電気学会論文誌B 論文58−B69には、誘導
電動機の回転子の溝高調波(回転子の歯と溝によるパー
ミアンス変化によるもの)に回転情報が含まれている点
に着目して、サンプリングによりすべり周波数を検出し
、誘導電動機の速度制御に利用することが記載されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、誘導電動機において、前述の如く、ホー
ル素子2回転子背板および永久磁束を設けて速度信号を
得ようとすると、ホール素子の電源線と信号線を電動機
に貫通させる必要があり、電動機を気密構造にすること
が困難である。
また、誘導電動機の溝高調波をサンプリングする前述の
手法は、電動機電源に電力変換装置を用いるときは、出
力波形が一般にパルス状であって正確にサンプリングが
できず、実施困難である。
本発明は、このような問題点を解決するためなされたも
ので、気密構造にすることが容易で、電動機の電源にパ
ルス状の交流を発生する電力変換装置を用いることので
きる回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出
装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するため、回転子スロットを
有する誘導電動機の速度信号検出装置をつぎの(1)、
(2)のように構成するものである。
(1)つぎのa、bの手段を備えるようにする。
a、固定子スロットの1極に相当する溝間に配設したさ
ぐりコイルを電動機の相数分有し、この相数分のさぐり
コイルを直列または並列に接続してなる検出手段。
b、前記誘導電動機の外側に設けられていて、前記検出
手段に接続され該検出手段より回転子の溝高調波成分を
取り出すフィルタ手段。
(2)前記(1)において、誘導電動機が、パルス状の
交流を発生する電力変換装置より給電されるようにする
〔作用〕
前記(1)の構成によれば、さぐりコイルにより電源交
流の基本波、第3高調波9回転子の溝高調波等が検出さ
れ、その検出出力から、さぐりコイルの直列/並列接続
により基本波が除去され、フィルタ手段により第3高調
波等が除去され、速度信号である回転子の溝高調波成分
が得られる。また、さぐりコイルの直列/並列接続によ
り、検出手段からの機外への引出線が2本となる。
また、前記(2)の構成では、更に、電力変換装置の高
調波もフィルタ手段で除去され、パルス状の交流電源を
用いているにもかかわらず、速度信号を得ることができ
る。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により説明する。
第1図は、本発明の第1実施例である「回転子スロット
を有する3相誘導電動機の速度信号検出装置」の検出手
段を示し、第2図は同実施例のフィルタ手段を示す。
第1図(a)、(b)に示すように、固定子31には、
24個のスロット1〜24が設けられていて、3個のさ
ぐりコイル32u、32v。
32wが巻かれており、互に直列接続されて検出手段が
構成されている。
即ち、32uはU相さぐりコイルで、実線で示すように
、スロット1とスロット12を通るように巻かれている
。32wはW相さぐりコイルで、−点鎖線で示すように
、スロット8とスロット20を通るように巻かれている
。32vはV相さぐりコイルで、点線で示すように、ス
ロット16とスロット4を通るように巻かれている。前
記U相、■相、W相さぐりコイル32u、32v。
32wは第1図(b)に示すように、直列接続され、U
相さぐりコイル32uのコイルの一端は引き出し線32
fの一端に接続され、W相さぐりコイル32wのコイル
の一端はもう1本の引き出し線32fの一端に接続され
、2本の引き出し線32fは固定子を貫通して機外に引
き出されている。
第2図(a)において、33は帯域フィルタで、オペア
ンプ34.抵抗35〜37.コンデンサ38.39によ
り構成され、前述のさぐりコイルを互に直列接続した検
出手段の信号から、回転子溝高調波成分を取り出すもの
である。40はコンパレータで、前記帯域フィルタ33
を通過した信号をコンパレートするものである。
この実施例の誘導電動機の速度検出装置は、所定の溝間
に、U相、■相、W相さぐりコイル32u、32v、3
2wを配置したから、U相。
■相、W相さぐりコイル32u、32v、32wと鎖交
する磁束は、回転子の溝と歯によりパーミアンス変化を
受ける。よって、U相、V相、W相さぐりコイル32u
、32v、32wの出力は、界磁主磁束にパーミアンス
変化による磁束リップルが重畳された磁束を微分したも
のになる。ここで、主磁束を正弦波とするとU相、■相
、W相さぐりコイル32u、32v、32wからの出力
信号VU、Vv、Vwの波形は第3図(b)〜(d)に
示すようになる。
そして、U相、■相、W相さぐりコイル32u、32v
、32wを第1図(b)に示すように直列に接続して各
相の信号を加算すると、U相、■相、W相さぐりコイル
32u、32v。
32wから得られる信号に相アンバランスがあるので、
完全に主磁束成分を除去することができなくて、第3図
(e)に示すように、電源周波数(主磁束の周波数、−
点鎖線で示す)の3倍の周波数を有する高調波が重畳さ
れた信号V、が得られる。
U相、■相、W相さぐりコイル32u。
32v、32wからの信号は、前記相アンバランスの他
に、直流分重畳、ギャップむら等のノイズ成分を有する
ので、第2図(a)に示すような帯域フィルタを通すこ
とにより回転子溝高周波成分のみが取り出される。その
信号vf′の波形を第3図(f)に示す。
そして、帯域フィルタ33を通過した信号をコンパレー
タ40によりコンパレートすると、コンパレータ40か
ら電動機の回転速度に比例した周波数(=1/Ts)の
速度信号fが出力される。
この速度信号fを第3図(g)に示す。
まはた、この実施例の誘導電動機の速度検出装置は、2
本の引き出し線の一端を直列に接続した前記さぐりコイ
ル32u、32wのそれぞれのコイルの一端に接続する
とともに、電動機を貫通して他端を機外に引き出すよう
にしたがら、簡単に気密構造にすることができる。
なお、さぐりコイルを直列に接続した例を説明したが、
第1図(c)に示すように並列に接続しても良い。この
場合、出力電圧は減少するが、出力インピーダンスが低
下するという利点がある。その作用効果は直列接続の場
合と同様である。
また、帯域フィルタを用いた例を説明したが、誘導電動
機の変速範囲が広い場合は、第2図(b)に示すような
、バイパスフィルタ50とローパスフィルタ60を縦続
接続したフィルタ手段を用いると良い。前記バイパスフ
ィルタ50は、オペアンプ55.抵抗51,52.コン
デンサ53.54により構成され、前記ローパスフィル
タ60は、オペアンプ61.抵抗62,63゜コンデン
サ64.65により構成されている。この場合、帯域幅
を容易に広げることができるという利点がある。
続いて、本発明の第2実施例を説明する。
第3図は第2実施例の構成を示すブロック図である。図
において、70は商用電源、71は商用電源よりパルス
幅変調(PWM)の可変電圧、可変周波数の交流を発生
する電力変換装置、72は回転子スロットを有する3相
誘導電動機、73はその検出手段、33はフィルタ手段
である。そして、誘導電動機72.検出手段73.フィ
ルタ手段33は第1実施例と同様の構成、動作のもので
ある。
この構成により、誘導電動機は電力変換装置71の出力
周波数に応じて速度制御されるが、供給電力がパルス幅
変調されているため、各相のさぐりコイルの出力電圧は
、第4図(a)に概念的に示すように、電源周波数の基
本波、溝高調波、パルス幅変調波の高調波成分を含むも
のとなる。
しかし、各相さぐりコイルの直列または並列接続により
基本波成分が除去され、フィルタ手段により第3高調波
成分、パルス幅変調波の高調波成分等が除去されて、所
望の速度信号である回転子の溝高調波を得ることができ
る。
なお、電力変換装置71は、商用電源に限らず、直流電
源等を電源とするものであってもよいことはいうまでも
ない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明では、さぐりコイルを直列
または並列接続した検出手段により電源の基本波成分を
除去し、フィルタ手段により、相アンバランスによる高
調波、電力変換装置のパルス状出力に含まれる高調波等
を除去して、S/N比の良い速度信号を得ることができ
る。また、さぐりコイルを直列または並列接続した検出
手段を用いているため、電動機を貫通する信号線が2本
ですみ、簡単に密閉構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)は、本発明の第1実施例
の検出手段を示す概略図、′42図(a)、(b)は同
実施例のフィルタ手段を示す回路図、第3図は第2実施
例の構成を示すブロック図、第4図(a)〜(g)は実
施例の各部の波形図、第5図(a)、(b)、(c)は
従来例の構成図、第6図(a)〜(e)は同従来例の波
形図である。 図中、1〜24は固定子のスロット、31は固定子、3
2uはU相さぐりコイル、32vはV相さぐリコイル、
32wはW相さぐりコイル、33は帯域フィルタ、50
はバイパスフィルタ、60はローパスフィルタ、71は
パルス幅変調の交流を発生する電力変換装置である。 なお、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)つぎのa、bの手段を備えていることを特徴とす
    る回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装
    置。 a、固定子スロットの1極に相当する溝間に配設したさ
    ぐりコイルを電動機の相数分有し、この相数分のさぐり
    コイルを直列または並列に接続してなる検出手段。 b、前記誘導電動機の外側に設けられていて、前記検出
    手段に接続され該検出手段より回転子の溝高調波成分を
    取り出すフィルタ手段。
  2. (2)誘導電動機が、パルス状の交流を発生する電力変
    換装置より給電されていることを特徴とする請求項1記
    載の回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出
    装置。
JP63193979A 1988-02-03 1988-08-03 回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置 Pending JPH01295648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193979A JPH01295648A (ja) 1988-02-03 1988-08-03 回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-23131 1988-02-03
JP2313188 1988-02-03
JP63193979A JPH01295648A (ja) 1988-02-03 1988-08-03 回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置

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JPH01295648A true JPH01295648A (ja) 1989-11-29

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ID=26360434

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63193979A Pending JPH01295648A (ja) 1988-02-03 1988-08-03 回転子スロットを有する誘導電動機の速度信号検出装置

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JP (1) JPH01295648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112570A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012112570A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

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