JPH01293151A - 遠心分離機用ロータ - Google Patents
遠心分離機用ロータInfo
- Publication number
- JPH01293151A JPH01293151A JP12455688A JP12455688A JPH01293151A JP H01293151 A JPH01293151 A JP H01293151A JP 12455688 A JP12455688 A JP 12455688A JP 12455688 A JP12455688 A JP 12455688A JP H01293151 A JPH01293151 A JP H01293151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- laminated body
- force
- circular arc
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、遠心力によって微細な粒子を分離する遠心機
用ロータに関するもので、医学、生化学、農学、応用化
学などの分野で利用される。
用ロータに関するもので、医学、生化学、農学、応用化
学などの分野で利用される。
超高速で回転する遠心分離機用ロータの材料は、自重に
よる遠心力の発生が小さい方が高速回転するのに便利な
ことから、比強度が大きいつまり比重が小さく強度が大
きい材料が使用される。この点で繊維強化プラスチック
、特に炭素繊維強化プラスチックは比強度が大きいこと
から遠心分前 ′機用ロータ材料として使用する。従来
、繊維強化プラスチックの積層板が回転面内の強度は高
いが軸方向の強度が弱いことから、本発明からなる遠心
分離機用アングルタイプのロータにおいては、その回転
軸方向の応力が高くなり、試料容器穴の角度を大きくで
きないまた高速化の障害となっていた。
よる遠心力の発生が小さい方が高速回転するのに便利な
ことから、比強度が大きいつまり比重が小さく強度が大
きい材料が使用される。この点で繊維強化プラスチック
、特に炭素繊維強化プラスチックは比強度が大きいこと
から遠心分前 ′機用ロータ材料として使用する。従来
、繊維強化プラスチックの積層板が回転面内の強度は高
いが軸方向の強度が弱いことから、本発明からなる遠心
分離機用アングルタイプのロータにおいては、その回転
軸方向の応力が高くなり、試料容器穴の角度を大きくで
きないまた高速化の障害となっていた。
第2図にその従来例を示すように、試料容器の遠心方向
の力の試料容器長手方向分力を、試料容器に設けた段差
で受ける構造にすると、その穴の段差面に層間せん断応
力が集中して発生し、積層体を層間ではく離させてしま
う欠点があった。
の力の試料容器長手方向分力を、試料容器に設けた段差
で受ける構造にすると、その穴の段差面に層間せん断応
力が集中して発生し、積層体を層間ではく離させてしま
う欠点があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の繊維強化プラスチック使用の遠心分離機用アング
ルタイプロータの品質の安定および高速化を実現しよう
とするものである。
の種の繊維強化プラスチック使用の遠心分離機用アング
ルタイプロータの品質の安定および高速化を実現しよう
とするものである。
本発明は、積層板の層間に発生するせん断応力が過大に
なることを防止すれば層間のはく離は起らないことおよ
び各層に加わる力に比例した弾性的な伸びの層間での差
が生ずることからせん断応力が発生することに着目して
、試料容器の遠心力による軸方向に生ずる押付力を一定
の幅の強化した積層体で大部分を受け、その押付力で径
方向に伸びる変位を、他の力の加わっていない積層体の
伸びる変位を同等にするため、力を受ける部分の一定幅
の積層体の弾性率を、他の積層体より高くする工夫をし
たものである。
なることを防止すれば層間のはく離は起らないことおよ
び各層に加わる力に比例した弾性的な伸びの層間での差
が生ずることからせん断応力が発生することに着目して
、試料容器の遠心力による軸方向に生ずる押付力を一定
の幅の強化した積層体で大部分を受け、その押付力で径
方向に伸びる変位を、他の力の加わっていない積層体の
伸びる変位を同等にするため、力を受ける部分の一定幅
の積層体の弾性率を、他の積層体より高くする工夫をし
たものである。
繊維強化プラスチック積層体を材料に使用した遠心分離
機用アングルタイプロータは、第1図に本発明の実施例
、第2図に従来の実施例を示すように、円錐形をしたロ
ータ1の貫通した試料容器穴10へ分離する試料を入れ
た試料容器4の複数個をそう人する構造となっている。
機用アングルタイプロータは、第1図に本発明の実施例
、第2図に従来の実施例を示すように、円錐形をしたロ
ータ1の貫通した試料容器穴10へ分離する試料を入れ
た試料容器4の複数個をそう人する構造となっている。
この種のロータ1は、高速回転時、ロータ1自身の重量
による力および試料容器の力11を受ける。アルミ合金
やチタン合金のような等方性材料の場合はその力がどの
方向に加わっても問題とはならないが、繊維強化プラス
チック積層体のような異方性材料の場合には、軸方向へ
加わる力が加わると眉間はく離を起し問題となる。
による力および試料容器の力11を受ける。アルミ合金
やチタン合金のような等方性材料の場合はその力がどの
方向に加わっても問題とはならないが、繊維強化プラス
チック積層体のような異方性材料の場合には、軸方向へ
加わる力が加わると眉間はく離を起し問題となる。
このため、繊維強化プラスチック積層体材料使用におい
ては、層間をはく離する方向の力を軽減することが必要
となる。第2図に示す従来の実施例においては、試料容
器6に段差7を設け、ロータ1の試料容器穴10に設け
た段差8で、試料容器長手方向に加わる力12を受ける
構造であった。この構造であると、試料容器長手方向の
力が段差8に集中して加わるため層間はく離の原因とな
った。これに対して、第1図に示す本発明の実施例にお
いては、試料容器長手方向の力12を試料容器40円弧
形状5の部分で受けるようにした。
ては、層間をはく離する方向の力を軽減することが必要
となる。第2図に示す従来の実施例においては、試料容
器6に段差7を設け、ロータ1の試料容器穴10に設け
た段差8で、試料容器長手方向に加わる力12を受ける
構造であった。この構造であると、試料容器長手方向の
力が段差8に集中して加わるため層間はく離の原因とな
った。これに対して、第1図に示す本発明の実施例にお
いては、試料容器長手方向の力12を試料容器40円弧
形状5の部分で受けるようにした。
また、ロータ1のVc暦体2に円弧形状5に見合った円
弧幅13を弾性率の高い強化積層体3でもって構成した
。このような構造にしたことによって試料容器4の長手
方向の力11の大部分を円弧形状5とそれを受ける強化
積層体3によって支持した。強化積層体3の弾性率は他
の積層体2よりも高くしである。力を受けた時の変位は
、弾性率に比例するので、この強化積層体3の部分が力
を受けても、その変位は弾性率の低い積層体2と等価に
することができる。隣接する積層体間に変位の差が小さ
ければ層間はく離の原因となるせん断応力の発生を最小
にすることが可能である。
弧幅13を弾性率の高い強化積層体3でもって構成した
。このような構造にしたことによって試料容器4の長手
方向の力11の大部分を円弧形状5とそれを受ける強化
積層体3によって支持した。強化積層体3の弾性率は他
の積層体2よりも高くしである。力を受けた時の変位は
、弾性率に比例するので、この強化積層体3の部分が力
を受けても、その変位は弾性率の低い積層体2と等価に
することができる。隣接する積層体間に変位の差が小さ
ければ層間はく離の原因となるせん断応力の発生を最小
にすることが可能である。
本発明の試料容器の力が加わる部分に設けた異なる弾性
率を持つ強化?iU体3の材料に関して具体的には、繊
維の弾性率の異なるものを使用して弾性率を変える方法
、繊維の織り方の異なるものを使用して弾性率を変える
方法繊維の体積含有率を変えて弾性率を変える方法があ
る。
率を持つ強化?iU体3の材料に関して具体的には、繊
維の弾性率の異なるものを使用して弾性率を変える方法
、繊維の織り方の異なるものを使用して弾性率を変える
方法繊維の体積含有率を変えて弾性率を変える方法があ
る。
また試料容器4の円弧形状5については1円弧形状以外
に単なるテーパで実現することも可能である。
に単なるテーパで実現することも可能である。
本発明によれば、繊維強化プラスチック材料の従来の層
間はく離が発生する問題点を解決することができたので
、この種の遠心分離機用ロータの品質向上および高速化
が可能である。
間はく離が発生する問題点を解決することができたので
、この種の遠心分離機用ロータの品質向上および高速化
が可能である。
第1図は、本発明からなる遠心分離機用ロータの実施例
を示す新面図である。第2図は従来の実施例を示す断面
図である。 図において、1はロータ、2は積層体、3は強化積層体
、4は試料容器、5は円弧形状、6は試料容器、7は断
差、8はロータ穴段差部、9は回転軸、10は試料容器
穴である。 特許出詔人の名称 日立工機株式会社
を示す新面図である。第2図は従来の実施例を示す断面
図である。 図において、1はロータ、2は積層体、3は強化積層体
、4は試料容器、5は円弧形状、6は試料容器、7は断
差、8はロータ穴段差部、9は回転軸、10は試料容器
穴である。 特許出詔人の名称 日立工機株式会社
Claims (1)
- 繊維強化プラスチック積層体からなり、試料容器を入れ
る複数個の穴が回転軸に対して傾いた角度で設けられて
いる遠心分離機用のアングルタイプロータにおいて、回
転軸に垂直に積重ねられた積層体の一部厚さの積層体の
積層体について、弾性率、強度の異なる繊維の積層体を
そう入し、かつ試料容器の段差にR部を設け、そのR部
分が、その弾性率、強度の異なる積層体に強く接触する
ようにしたことを特徴とする遠心分離機用ロータ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12455688A JPH01293151A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 遠心分離機用ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12455688A JPH01293151A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 遠心分離機用ロータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01293151A true JPH01293151A (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=14888405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12455688A Pending JPH01293151A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 遠心分離機用ロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01293151A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004898B2 (en) * | 2002-07-17 | 2006-02-28 | Kabushiki Kaisha Kubota Seisakusho | Rotor for a centrifugal separator |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP12455688A patent/JPH01293151A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004898B2 (en) * | 2002-07-17 | 2006-02-28 | Kabushiki Kaisha Kubota Seisakusho | Rotor for a centrifugal separator |
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