JPH01289954A - バーコード名刺の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はバーコード名刺の製造法に関する。

（従来の技術） バーコードの印刷は大量印刷の場合、写真マスターを経
由した写真製版によってなされ、少量印刷のものの場合
、バーコードプリンタによってラベルにバーコードを印
字し、これを商品に貼布する方法がとられている。

（発明が解決しようとする課題） これら従来技術では印刷コストが高いという点で名刺へ
のバーコード印刷の方法には不適当である。バーコード
を有する名刺を印刷するには従来の名刺の軽印刷性とバ
ーコード印刷のもつ高精密性とを経済的に両立させるこ
とが必須である。

本発明はバーコード名刺の普及に不可欠なものとして、
軽印刷性と高精度印刷性という相反的な技術的課題を解
決するバーコード名刺の製造法を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 一般にワードプロセッサやバーコードプリンタでは、そ
の中で発生させた文字や図形の電気信号をサーマルヘッ
ドに送り、熱転写インクリボンを介して紙上にリボン上
のインキを転写することによって印字を行っている。こ
の様な熱転写印字機構の本来的な目的は紙上に可能な限
り鮮明で耐久性のある可視印字を打つことであるが、本
発明では、第１図に示すように親水性と保水性を保持す
る表面処理を施した原稿紙１に親油性、１Ω水性の高い
インクリボン２を介して印字することにより得られた第
２図に示す印字原紙を直接オフセット印刷の版下として
利用することにより簡易で高印刷精度を有するオフセソ
Ｉ・印刷を可能にしたものである。

この印刷システムにおける紙とリボンインクの材質は、
鮮明な可視像を印字すると言う観点ではなく、オフセン
ト印刷機の版下として存効に作用するか否かという観点
から材料の配慮がなされなければならない。

第１図の３はサーマルヘッド、第２図の４は印字原稿紙
上のインクバタン、第３図は印刷方法を示すもので、５
は版胴、６は転写胴、７は名刺台紙８は印字インク、９
は版下から転写されたインクバタンである。

（作用） 上述の方法によって作製された製版用原紙は非印字部分
が親水性・保水性に冨み、印字部分が親油性を示すため
に、オフセット印刷機の原理に従って、オフセント用水
分散インキを原紙に接触させることによって、水に分散
した親油性インキ微粒子は選択的に親油性印字上に吸着
され、非印字部は水によって覆われ親油性インキ粒子の
付着が妨げられる。このように、印字部に選択的にイン
キが付加された版下はそのインクバタンを通常のオフセ
ント印刷の原理によって、転写胴に一度転写されたあと
、用紙に最終的に転写されるのである。

（発明の効果） ワードプロセッサやバーコードプリンタなどからの印字
出力をサーマルヘッドとインキリボンを介して紙上に熱
転写して得られた印字原稿を直接オフセット印刷機の版
下とすることにより、経済的でかつ、クイックな軽印刷
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のバーコードを印字した原稿紙版下の
作製プロセスを説明する断図面、第２図はバーコードを
印字された原稿紙の断図面、第３図はバーコードを印字
した原稿紙をオフセット印刷機の版下に用いるバーコー
ド名刺の製造法を説明する断図面である。 符号の説明 １　原稿紙　　　　　　２　インクリボン３　サーマル
ベツド ４　印字原稿紙上のインクバタン ５　版胴　　　　　　　６　転写胴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ワードプロセッサやバーコードプリンタなどの情報
   信号出力用のサーマルヘッドと親水性・吸水性表面を有
   する原稿紙との間に親油性の熱転写式インクリボンを介
   在させ、名刺情報やそれをコード化したバーコード信号
   をサーマルヘッドに印加することによって原稿紙上に印
   字してつくられたバーコード印字原稿紙を直接、オフセ
   ット印刷機の版下として用いて印刷することを特徴とす
   るバーコード名刺の製造法。