JPH0128173Y2 - - Google Patents

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JPH0128173Y2
JPH0128173Y2 JP5500983U JP5500983U JPH0128173Y2 JP H0128173 Y2 JPH0128173 Y2 JP H0128173Y2 JP 5500983 U JP5500983 U JP 5500983U JP 5500983 U JP5500983 U JP 5500983U JP H0128173 Y2 JPH0128173 Y2 JP H0128173Y2
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water return
round
protrusions
grooves
wall surface
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JP5500983U
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JPS59160720U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は施工時における寸法調整自在にして、
組合せた素丸瓦相互間のガタつき、ズレの防止を
も図らしめた素丸瓦に関するものである。
従来かかる素丸瓦は第6図に図示する様に、単
に断面半円形に成した胴部aと、該胴部a一端部
より同心状に延設してその外径が胴部a内径に略
合致する様に成した断面円孤状の水返し部bより
成り、かかる素丸瓦本体cの水返し部bを他の本
体c′の胴部a′他端部に嵌入せしめて順次多数の本
体c,c′……を接続施工せしめているため、種々
なる原因にて図中矢印方向に引張力が作用すれば
本体c,c′は容易に相反方向にズレて離隔し、本
体c,c′……のガタ付きを生じたり本体c,c′…
…にてカバーされていた桟瓦の継目等を露出せし
めてそこから雨水の侵入を許したりする欠点を有
していた。
本考案は上記欠点に鑑み、断面半円形に成した
胴部と、該胴部一端部より同心状に延設してその
外径が胴部内径に略合致する様に成した断面円弧
状の水返し部より成る素丸瓦において、水返し部
外周壁面にはその周面方向ほぼ両端部間に渉つて
凹条を所定間隔を以て形成せしめると共に、胴部
内周壁面に前記凹条と相噛合する突条を長手方向
全幅に渉り多数周面方向に形成せしめた素丸瓦を
提供して上記欠点を解消せんとしたものにして、
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、 1は本考案に係る素丸瓦の本体であり、該本体
1は断面半円形に成した胴部2と、該胴部2一端
部より同心状に延設してその外径が胴部2内径に
略合致する様に成した断面円弧状の水返し部3よ
り成つている。
水返し部3外周壁面にはその周面方向ほぼ両端
部間に渉つて2条の突条4,4′を所定間隔を以
つて形成せしめ、且つ該突条4,4′側方部を凹
条5,5′と成さしめている。6,7,7′はいず
れも雨水を誘導せしめる段部である。
一方胴部2内周壁面にはその長手方向全幅に渉
り多数の突条8,8′……を周面方向に形成せし
め、且つ突条8,8′……間を凹条9,9′……と
成さしめており、該突条8,8′……は前記突条
4,4′と略一致する高さ及び相互間隔を以つて
形成せしめている。又突条8,8′……適部には
溝10,10′を横断状に形成して突条8,8′…
…を夫々三分割状に成さしめている。
尚、前記突条4,4′の数は必ずしも2条に限
定されず、又水返し部3外周壁面と胴部2内周壁
面の夫々周面方向に相噛合する凹条又は突条を形
成せしめたものであれば、必ずしも上記実施例の
ものに限定されない。
次に本考案に係る素丸瓦の使用状態について説
明すると、施工時において第5図に図示する様に
本体1の水返し部3を他一方の本体1′の胴部2
他端方に嵌入せしめると、水返し部3の突条4,
4′が胴部2の端方の凹条9,9′に、又胴部2の
端方の突条8,8′が水返し部3の凹条5,5′に
夫々噛合するため本体1,1′は堅固に接続され、
かくして多数の本体1,1′……を順次接続施工
せしめてゆけば、何らズレ、ガタ付きを生じない
素丸瓦の施工を成さしめることが出来るのであ
る。
又素丸瓦施工時における長手方向の寸法調整も
任意の素丸瓦本体1の胴部2を適部にて周面方向
に切断短縮せしめれば良く、かかる場合において
も切断せしめた胴部2の端方部には突条8,8′
……、凹条9,9′……が連続形成されているの
で他一方の本体1との接続施工に何ら支障を生じ
ないのである。
要するに本考案は、断面半円形に成した胴部2
と、該胴部2一端部より同心状に延設してその外
径が胴部2内径に略合致する様に成した断面円孤
状の水返し部3より成る素丸瓦において、水返し
部3外周壁面にはその周面方向ほぼ両端部間に渉
つて凹条5,5′を所定間隔を以て形成せしめる
と共に、胴部2内周壁面に前記凹条5,5′と相
噛合する突条8,8′……を長手方向全幅に渉り
多数周面方向に形成せしめたので、素丸瓦施工時
における長手方向の寸法調整時においては、素丸
瓦本体1の胴部2の適宜個所を周面方向に切断短
縮せしめた場合、切断せしめた胴部2の他方部に
は突条8,8′……が連続形成されていることに
より、他一方の本体1の水返し部3の凹条5,
5′との嵌合を切断後にあつても可能成らしめる
ため、寸法調整時の接続施工に何ら支障を生じる
ことなく出来、又何らズレ、ガタ付きを生じない
素丸瓦の施工を成さしめることが出来ると共に、
かかる点より本体1,1′……にてカバーされた
桟瓦の継目等への雨水の浸入を防止出来る等その
実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る素丸瓦の正面図、第2図は同上
底面図、第3図は第1図の左側面図、第4図は同
上A−A断面図、第5図は使用状態を示す図、第
6図は従来例を示す図である。 1……本体、2……胴部、3……水返し部、
4,4′……突条、5,5′……凹条、8,8′…
…突条、9,9′……凹条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面半円形に成した胴部と、該胴部一端部より
    同心状に延設してその外径が胴部内径に略合致す
    る様に成した断面円弧状の水返し部より成る素丸
    瓦において、水返し部外周壁面にはその周面方向
    ほぼ両端部間に渉つて凹条を所定間隔を以て形成
    せしめると共に、胴部内周壁面に前記凹条と相噛
    合する突条を長手方向全幅に渉り多数周面方向に
    形成せしめたことを特徴とする素丸瓦。
JP5500983U 1983-04-12 1983-04-12 素丸瓦 Granted JPS59160720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5500983U JPS59160720U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 素丸瓦

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JP5500983U JPS59160720U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 素丸瓦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160720U JPS59160720U (ja) 1984-10-27
JPH0128173Y2 true JPH0128173Y2 (ja) 1989-08-28

Family

ID=30185338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5500983U Granted JPS59160720U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 素丸瓦

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JPS59160720U (ja) 1984-10-27

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