JPH01277465A - 改質モロコシ粉、その製造法及び糊材 - Google Patents

改質モロコシ粉、その製造法及び糊材

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JPH01277465A
JPH01277465A JP63103886A JP10388688A JPH01277465A JP H01277465 A JPH01277465 A JP H01277465A JP 63103886 A JP63103886 A JP 63103886A JP 10388688 A JP10388688 A JP 10388688A JP H01277465 A JPH01277465 A JP H01277465A
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貞男 長田
Hironori Muragaki
村垣 博宣
Kenzo Kokubo
小久保 健三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、改質されたモロコシ粉、その製造法及びそれ
を含有する糊付に関する。
〔技術的背景〕
米、小麦、トウモロコシ等の澱粉を主成分とする澱粉糊
は、紙用の接着剤として紙器、段ポール、紙袋等の製造
時に、また製本時等に従来から広く使用されている。更
に、かかる澱粉糊は、織物のサイジング剤として、また
織物の捺染、防汚、抜染用の糊付としても従来から広く
用いられてきている。
そして、澱粉糊の原料として、上記の米、小麦、トウモ
ロコシ以外にも種々の材料の使用が試みられてきたが、
米、小麦、トウモロコシ等からなる澱粉糊に匹敵するか
又はそれより優れた物性を有し、かつ安価に入手し得る
材料は、従来はとんど知られていなかった。
〔発明の目的及び構成〕
本発明者等は、上記従来の澱粉糊に匹敵するか又はそれ
より優れた物性を有するとともに、より安価に調製し得
る澱粉糊について色々研究を続けてきた。その結果、剥
皮したモロコシ粒に対して多量の水を加えて製粉すると
、そこに含有されている澱粉粒に損傷か生じず、そのた
めに糊液にしたときに過度の増粘を招かず、粘度が安定
でかつ低粘度の澱粉糊を形成し得ること、更に、その糊
液は小麦、トウモロコシ等から形成された従来の澱粉糊
に匹敵するか又はそれより優れた物性を示すことを見出
して本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、モロコシ粉中の澱粉粒の損傷率が
10%以下である改質モロコシ粉、及びかかる改質モロ
コシ粉を、剥皮モロコシ粒に対して、その水分含量が2
0〜33重量%(以下%という)になるまで加水し、わ
かした後、粉砕して製造する方法、並びにかかるモロコ
シ粉から形成した糊付である。
本発明で用いるモロコシ(S o r gh u m 
)は、アフリカ原産の穀類の一種でおり、トウモロコシ
(Corn)とは明確に区別される。コウリャン、マイ
ロ等もモロコシの一種であり、日本ではトウキヒ、タカ
キビとも呼はれ古くから栽培されてきた。日本のモロコ
ンはコウリャン系であり、マイロはアメリカ産モロコン
である。本発明ではモロコシとして、いずれのものも使
用でき、その産地、品種等は問わない。
本発明では、加水前にまずモロコ/WE粒を剥皮処理し
ておくか、これは加水するモロコシ粒に種皮、果皮等の
表皮が存在すると、表皮が添加した水分を吸収してしま
って胚乳部に水分かゆきわたらず、続く粉砕処理時にモ
ロコシ中の澱粉粒の損傷を招くためである。剥皮処理は
、予め行っておいても又は加水直前に行ってもよい。モ
ロコシ原粒の剥皮処理にあたっては、米や大麦等の製粉
において通常採用されている搗精により表皮を胚乳部か
ら剥離除去する方法が採用できる。この際に、モロコシ
の種皮はタンニンを含有しているので搗精を充分に行う
必要があり、通常、約60〜80%の歩留りになるよう
に行う。搗精は、加水下に行っても無加水下に行っても
よい。また剥皮は通常、常温下で行う。搗精装置として
は、穀類の搗精において一般に使用されている、研削式
搗精機、円筒摩擦式搗精機又はこれらに準する搗精機の
いずれもが使用できる。
本発明では、次に剥皮したモロコシ粒に対して、その水
分含量が20〜33%になる迄加水を行う。本発明のこ
の20〜33%という水分含量は、モロコシ粉の製粉に
際して従来使用されてきた約13〜18%程度の水分含
量に比べると極めて高い値であり、かかる高水分含量下
におけるモロコシ粉末の製造は本発明が初めてである。
水分含量か20%より低いと胚乳組織の軟化が不充分で
あり続く粉砕処理によりモロコシ中の澱粉粒の損傷を招
きモロコシ粉中の澱粉粒の損傷率が10%を超えるよう
になり、そのようなモロコシ粉から製造した糊液の粘度
が著しく高くなり、糊液のポンプ等による輸送難を生じ
、更に塗布時のロールによる持ち上げ量か多くなって糊
液の塗布量が多くなるという欠点を生する。水分含量が
33%より多くなるき、水分を吸収しきれず剥皮したモ
ロコシ粒表面に水分が残りベタ付くので粉砕時にロール
等にからみ粉末の製造が円滑に行われなくなる。モロコ
シ粒を撹拌しながら加水を行うのが均一な加水という点
で好ましい。加水は所要量の水を一度に全量添加して行
っても、又は数回かに分けて添加して行ってもよい。均
一な加水という点からは、数回に分けて添加するのがよ
い。加水する水は、通常、約10〜60°Cの温度のも
のが採用されるか、約40〜60°Cの温度のものが、
浸透のし易さ、モロコン粒の変質防止の点から望ましい
モロコシ粒自体が通常的10−12%の水分を含有して
いるので剥皮モロコシ粒中の水分含量を20〜33%に
するには、通常剥皮モロコシ粒100重量部(以下、「
部」という)に対して水を約10〜35部加えるとよい
一方、約13〜18%程度の水分含量でモロコシ粉の製
粉を行う従来技術では、モロコシ粒100部に対する加
水量は3〜7部と極めて低い。
加水した剥皮モロコシ粒を、水がモロコシ粒の内部に浸
透するまでねかせる。加水量、ねかし温度等に応じてわ
かしに要する時間が異なるが、約40〜60°Cの温度
の場合には約0.5〜5時間わかせると水分がモロコシ
粒の内部まで浸透する。このねかしにより剥皮したモロ
コシ粒の組織が軟化し、続く粉砕処理が円滑に行わ″れ
るようになり粉砕による澱粉粒の損傷を防ぐことができ
る。
剥皮したモロコシ粒の加水及びわかしに際しては、穀粒
の加水及びねかしくコンデショニング)において採用さ
れているいずれの方法及び装置も採用できる。加水とわ
かしは、両者の機能を備えている一つの装置を使用して
行っても、又はそれぞれ別の装置を使用して行ってもよ
く、例えば、テクノベーター、リボンミキサー、ナウタ
ーミキサ−等の装置を使用して行う。
ねかしによって水分を平衡に達するまで内部に浸透させ
た剥皮モロコシ粒を粉砕してモロコシ粉を製造する。粉
砕は所期の微粉末を得るべく一段で行っても多段で行っ
てもよい。しかしながら、加水し、わかせた剥皮モロコ
ン粒をまず約200−1500μ程度に粗粉砕し、その
粗粉砕物から約800μ以上の粗粉をフルイ等を使用し
て分級除去することによって粗粉とともに胚芽部分を除
き、残りの部分を更に微粉砕してモロコシ粉を製造する
のか、粉の変質の原因となる胚芽部分の混入を防ぐこと
ができ望ましい。粉砕に際しては、モロコシ粉の製造に
使用されている既知の粉砕機のいずれもが使用でき、か
つ既知の粉砕条件のいずれもが採用できる。−段で粉砕
する場合には、例えばビンミル等の衝撃式粉砕機を使用
して行う。また、粗粉砕してから微粉砕する多段粉砕法
により行う場合には、粗粉砕をブレーキロール等のロー
ル式粉砕機を使用して剥皮し、加水したモロコシ粒を平
均粒径200〜1500μに粉砕して粗粉を製造し、8
00μ以上の粗粉を分級して除いてから残りの粉末をタ
ーボミル等の衝撃式粉砕機を使用して微粉砕して微粉末
を製造する。上記いずれの場合にも最終的な微粉末は約
20〜50μであるのが望ましい。
上記のようにして、澱粉粒の損傷率が10%以下の損傷
率の極めて低いモロコシ粉か製造される。
ここで、本発明でいう「澱粉粒の損傷率」とは、モロコ
ン粉中に含まれる全澱粉粒の数に対する損傷した澱粉粒
の数の百分率をいう。
かかるモロコシ粉は、乾燥せずにそのまま直接糊液等の
形成に使用してもよいか、乾燥粉末にしておくのが、変
質や腐敗等の防止、長期保存性等の点から望ましい。乾
燥は、穀粉の乾燥において通常採用されているいずれの
方法及び装置を採用してもよく、例えは、気流式乾燥機
等により行う。モロコン粉中の水分含量が、最終的に約
14%以下になるように乾燥するのがよい。
本発明のモロコン粉は、従来のモロコシ粉と同様に、飴
、団子、餅等の食品用材料として、またアルコール、澱
粉等の原料として有効に使用できる。しかしながら本発
明のモロコン粉は、特に糊料として適しており、したか
って、本発明はかかるモロコン粉から形成した糊付をも
包含するものである。
かかる樹材は、本発明のモロコシ粉を単に水に添加して
加熱することによっても形成することができる。しかし
ながら、充分な接着力を有し、かつ適当な粘度の樹材を
得るには、通常の澱粉糊の製造と同様に、苛性ソーダ添
加法により樹材を形成するのがよい。苛性ソーダ添加法
においては、例えば、本発明のモロコシ粉100重量部
(以下、「部」という)に対して水約300〜600部
、苛性ソーダ約6〜10部を加え、約50〜90°Cの
温度下で激しく撹拌して糊化したのち塩酸等の酸で中和
すると本発明の樹材を得る。本発明の樹材には、澱粉糊
に従来添加されている白土等のチクソトロピー付与剤、
ホウ砂等のゲル化促進剤、防腐剤、ホルムアルデヒド等
の架橋剤、オレイン酸ソーダ等の亀裂発生防止剤、ポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、ニカワ、植物ゴム等の高分子添加剤等を必要に応
して添加することかできる。
本発明の糊料は、従来の澱粉糊と同様に紙用の接着剤と
して紙器、段ポール、紙袋等の製造時に、また製本時等
に使用することができ、更に、織物のサイジング剤とし
て、また織物の捺染、防汚、抜染用の樹材としても使用
できる。
上記のように、本発明の樹材では、モロコシ粉に含有さ
れている澱粉粒の損傷が生じていないか又は少なく、そ
のために糊液は低い粘度を長期間安定に保つことかでき
、糊液のポンプ等による輸送か容易に行われ、更に塗布
時のロールによる持ち上げ量を少なく維持することがで
き、糊液を薄く均一に塗布することができる。
本発明の樹材を使用して段ポールを製造するにあたって
は、例えは、上側のライナーに波付した中芯を上記苛性
ソーダ法により製造し更にホウ砂を含有する樹材によっ
て接着しプレスした後、更に下側ライナーを同じ樹材を
使用して接着し、得られた三層構造物を加熱する方法が
採用されるが、この他にも従来採用されているいずれの
方法も採用できる。
以下に、例をあげて本発明をより具体的に説明するが本
発明はそれらの例によって限定されない。
実施例 1〜3 アメリカ産モロコシ原粒11000Jiを研削式剥皮装
置(RB−3B型:中野社製)を使用して歩留まり65
%に剥皮した。この剥皮モロコシ粒(水分含量10%)
を100kgずつに分け、その各々をリボンミキサー(
岡田工業社製)に入れ、モロコシ粒を撹拌しなから50
00の温水を下記の表−1に示す水分含量になるように
加え、同じ装置内で40°Cで2時間ねかぜでモロコシ
粒内に水分を浸透させた。次にモロコシ粒なリボンミキ
サー内より取り出し、可変式ロール粉砕機(バリオロー
ル:西独ミアグ社製)を使用して平均粒径300μの粗
い粉末に粉砕した。この粉末から840μ以上の粗粉と
胚芽区分を20メツシユふるいを使用して分級除去し、
残りの粉末を衝撃式粉砕機(ターボミル250−4J型
:ターボ工業社製)を使用して平均粒径が各々表−1に
示すような微粉を得た。この微粉を気流式乾燥機を用い
て水分含量約11%に乾燥した。得られたモロコシ粉の
澱粉粒損傷率を下記により測定して表−1に示す。
〔澱粉粒損傷率〕
偏光グラスを取り付けた光学顕微鏡で澱粉粒を検鏡し、
偏光十字の見える澱粉粒を正常粒、偏光十字を消失した
澱粉粒を損傷粒と識別し、その全澱粉粒数に対する損傷
粒数の百分率を澱粉粒損傷率として表わした。
〔段ポール用糊液の調製〕
キャリヤ一部用澱粉(豊年製油(株)製:化工コーンス
ターチTTR−18)50を60℃の温水400mf:
lに懸濁させ苛性ソーダ6.8gを添加し、撹拌し、澱
粉を糊化させた後、さらに20分間撹拌を続け、キャリ
ヤ一部糊液な得た。
別に35°Cの温水580mQにホウ砂6.3g及び前
述の水分含量を変えて得た各モロコシ粉250gを順次
添加し、懸濁化してメイン部糊液を調製した。このメイ
ン部糊液に撹拌しながら上記のキャリヤ一部糊液を徐々
に添加した後20分間撹拌を続け、段ポール用糊液を得
た。
この様にして調製した段ポール用糊液の粘度をB型精度
形及び全国段ポール連合会指定のフォードカップを使用
して測定した結果を下記の表−1に示す。
実施例 4〜6 ヘンリープラット式製糊装置のキャリヤータンクに60
°Cの温水39012を入れ、これにキャリヤ一部澱粉
(豊年製油(株)製:化工コーンスターチTR−18)
 50 hgを添加し、懸濁させ、苛性ソーダ7.6k
gを水10Qに溶解した液を、該澱粉懸濁液に混合し2
0分間撹拌してキャリヤ一部糊液を得た。
別にメインタンクに35°Cの水分56012を入れ、
これに実施例1〜3で得たモロコシ粉の各各250J2
gと、ホウ砂6 、3に9を添加し、懸濁してメイン部
糊液を調製した。
このメイン部糊液に撹拌しながら前記のキャリヤ一部糊
液を徐々に添加した後、30分間撹拌を続は段ポール用
糊液を得た。
この段ポール用糊液をダブルフェーサ−側で使用し2枚
のクラフトライナー(K 220)及び中芯(SCP 
125)をコルゲートマンン(三菱重工(株)製、18
00111111幅、最大速度150m/m1n)で貼
合した。
比較例 5〜6 比較例2及び3で得たモロコシ粉を使用して、実施例4
〜6と同様にしてメイン部糊液を調製したところ、下記
の表−2に示すように、これらのメイン部糊液は、粘度
が高過ぎて、段ポール用の糊液としてそのまま使用不可
能であった。また、これらのメイン部糊液を段ボール用
に使用しようとする際は、その調製および取り扱いが極
めてむずかしかった。
上記実施例4〜6及び比較例5〜6で得られた結果を示
すと、下記の表−2のとおりであつIこ。
表−2において、接着力は、段ポール接着力試験法(J
IS−Z−0402)により測定した。また表−2にお
ける糊付量は、段ポールl m2当りに付着した糊液の
量、すなわち、消費した糊液量を生産した貼合シー1ル
面積で割った値である。
表−1及び表−2の結果から、澱粉粒の損傷率が10%
以下の本発明のモロコシ粉からは、澱粉粒の損傷率がそ
れよりも高い従来のモロコシ粉とは異なり、低粘度の糊
液か形成でき、そのために段ポール製造時の糊液の塗布
量を少なくして丈夫な段ポールを製造することができる
ことがわかる。また表−1及び表−2の結果から、澱粉
粒の損傷率が10%以下の本発明のモロコシ粉は、剥皮
モロコシ粉粒に対してその水分含量が20〜30%にな
るまで加水を行うことにより製造されること、そして1
7%以下の水分含量でモロコシ粉を製造した従来技術で
は澱粉粒の損傷率が極めて高くなってしまうことがわか
る。また表−1の結果は水分含量が30重量%を越える
場合は剥皮モロコシ粒の粉砕を困難にすることをも示し
ている。更に、表−1及び表−2の結果は、本発明の糊
付が、小麦粉又はトウモロコシを原料とする従来の糊付
に比へて、粘度、接着強度、段ポールの強度、段ポール
の生産速度(貼合速度)等においても遜色がなく、むし
ろ従来のものよりも優れていることをも示している。
〔発明の効果〕
剥皮モロコシ粒に対してその水分含量が20〜30%に
なるまで加水を行い、わかせた後、粉砕することによっ
て製造した本発明のモロコシ粉は、澱粉粒の損傷率か1
0%以下であり、13〜17%の水分含量下に製造され
た従来のモロコシ粉に比へて、また20%より少ない水
分含量で製造されたモロコシ粉に比べて、モロコシ粉に
含有されている澱粉粒の損傷率が極めて低い。そのため
にかかる本発明のモロコシ粉より形成した本発明の網材
は低い粘度を長時間安定に保つことかでき、網材のポン
プ輸送等の取り扱いが容易であり、更に塗布時のロール
による持ち上げ量を少なく維持することができ、糊液を
薄く均一に塗布することができる。更に、本発明の網材
は、小麦粉又はトウモロコシを原料とする従来の網材に
比べて、粘度、接着強度、段ポールの強度等においても
遜色がなく、むしろ従来のものよりも優れた性質を示し
、しかも安価に入手できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)モロコシ粉中の澱粉粒の損傷率が10%以下である
    改質モロコシ粉。 2)剥皮モロコシ粒に対して、その水分含量が20〜3
    3重量%になるまで加水し、ねかした後、粉砕すること
    を特徴とする請求項1記載のモロコシ粉の製造法。 3)請求項1記載のモロコシ粉から形成した糊材。
JP63103886A 1988-04-28 1988-04-28 改質モロコシ粉、その製造法及び糊材 Expired - Fee Related JP2549416B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0978550A1 (de) * 1998-08-04 2000-02-09 Artur Fischer TIP GmbH & Co. KG Klebstoff, insbesondere Klebestift
JP2020152814A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社 伊藤園 穀物種子由来の接着剤およびブリケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0978550A1 (de) * 1998-08-04 2000-02-09 Artur Fischer TIP GmbH & Co. KG Klebstoff, insbesondere Klebestift
JP2020152814A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社 伊藤園 穀物種子由来の接着剤およびブリケット

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