JPH01274799A - 洗濯物乾燥箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 この発明は電気冷蔵庫が作動中に、その裏側にある放熱
鉄線より出す無料の熱エネルギーに着目し、その熱を利
用して洗濯物とくに女性用下着などの小物や湿った台所
用品等を乾燥させる装置に関するものである。

（２）従来の技術 従来、洗濯物を乾燥させるのに日本ではほとんどの人が
無料エネルギーである太陽を利用したり、室内で乾燥す
るまで長時間干していた。

しかし太陽熱だと当然のよう晴れた日でしかも気温の高
い日はいいが、冬などの寒い日は長時間かかった。又雨
などの湿った日は屋外では干せずやむなく室内で長時間
かけて乾燥させていた。さらに若い女性たちはその洗濯
した下着類の乾燥には場所の件でも苦労して、人目に届
かない湿気の割合高い室内でこっそり乾燥させていた。

さらに日本の特長である梅雨時も湿気のために乾燥に困
った。そのため毎日大量の洗濯物をかかえて主婦はその
処置に苦しんでいた。

一方電気や石油などの有料エネルギー使用の乾燥機はあ
るが、やはりエネルギー経費が高いことが気にいらずそ
んなに普及していなかった。

高いエネルギー経費よりも不便だが無料の方をとってい
たのが、今日までの姿であった。

（３）発明が解決しようとする問題点 （１）従来の洗濯物の乾燥は、ほとんどが太陽熱や室内
での乾燥のため、季節、時間、天候、地理的な位置のち
がいなどで大きく左右されていて、その時々で状況が異
なり短時間で乾燥できる場合もあれば又何日間もかかる
場合もあって、その都度それに対処しなければならず不
便であった。

（２）電気や石油などの有料エネルギー使用の乾燥機は
そのエネルギー経費が高くて不人気であり余り普及しな
かった。

（３）若い女性たちは下着類の乾燥にはとくに苦労して
いた。人目に届くのをきらったため。室内でしかも目出
っては困るという訳でその場所確保がむずかしく、その
ため湿気の多い場所も仕方なく使用している場合が多か
った。それゆえに乾燥時間も長くかかった。

（４）以上の３点を一挙に解決し更により多くの便利を
得ようとして考えられたのが、本発明による洗濯物乾燥
箱である。

（５）それは電気冷蔵庫が作動中に暑い熱をその外部に
放熱鉄線により排熱するのを箱ですっぽり囲んで暑い空
気を上部に移動させ、電気冷蔵庫の上に乗っている乾燥
箱の乾燥室に移し、その暑い空気で湿った洗濯物や台所
用品を乾燥させるのである。だから当然のごとく使用す
るエネルギーは排熱を利用しているのだから無料である
。

（６）部屋の中で、電気冷蔵庫の上で洗濯物を乾燥させ
るのだから季節、時間、天候、湿度、地理的な位置など
いっさい関係なく、いつも一定の状態で洗濯物が乾燥さ
れる。

［７］台所にある電気冷蔵庫を利用するということで女
性のために特に力点をおいているため。乾燥箱は不透明
でしかもカラフルな色にする。そしてそれ自体が二重に
作られるので外気に妨げられることが少なく高温をいつ
でも保てるようになっている。だから女性が夜下着を洗
いこの乾燥箱に入れたら翌日の朝起きる頃には乾燥され
ているから朝食の仕度前に取り入れることができる。

（３）この乾燥箱は今までの洗濯物を乾燥させるという
やり方とは全く異なったやり方であり、とくに若い女性
たちの強力な味方である。

（４）問題を解決するための手段 いま、その構成を説明すると。

（１）第１図（Ｇ図）のようなカラフルな色のついた不
透明なプラスチックの平板を元にして、外気の冷たい気
温にも内部がほとんど影響を受けないように二重にして
利用する。

（２）上部のフタをふくめた乾燥室は完全に二重の箱状
にするが、下部は三面のみで冷蔵庫の裏側に接する面は
当然なく、冷蔵庫の裏側にある放熱鉄線をすっぽり囲む
ように作る。第５図はその斜視図である。

（３）乾燥箱内のフタの部分に洗濯物などをつる必要上
第１図（Ａ図）の（２）のように小さな穴を開ける。そ
こにリングピン（３）をはめこむ。

それは第１図（Ｃ図）のようになる。

（４）乾燥箱内で洗濯物などを横棒に乗せて乾燥させた
い時のために、乾燥室内の両側面に三つずつ穴（４）を
開ける。横棒（９）は第３図（Ｄ図）のように内部にバ
ネが入っていてのびちぢみが自由になっている。

（５）第４図（Ａ図）は乾燥室内で横棒が使用されてい
る状態を示す内部斜視図である。そして第４図（Ｂ図）
は同状態の内部正面図である。

（６）乾燥箱は第２図（Ａ図）のようになり、フタで開
閉する。フタの部分は正面図で第２図（Ｂ図）のような
構造になり、フタには開閉用取っ手（５）をつける。

［７］さて洗濯物をつるして乾燥させるには、かぎホッ
ク付洗濯バサミ（６）をリングピン（３）につけるだけ
でいい。

（８）乾燥箱の下部、つまり電気冷蔵庫から熱エネルギ
ーを出す放熱鉄線（１２）を囲み二重の箱になっている
冷蔵庫の裏側にじかに接する部分には接着板（１０）を
つける。第６図（Ｂ図）は乾燥箱が電気冷蔵庫に接着板
でぴたりとくっつき、さらに二重の箱が放熱鉄線（１２
）を囲むようになっている。

（９）乾燥箱のフタと本体の間におたがいにゴム（８）
をつけておく。そうすると閉めた時に熱や空気もれを防
止できる第５図。

（１０）第７図は乾燥箱が電気冷蔵庫にぴたりと乗りか
さなった状態の斜視図だが、このように接置しておくと
、電気冷蔵庫が作動中はいつでも乾燥箱内は高温低湿に
なっていて、洗濯物や台所用品を無料で乾燥させる。

以上のように構成された乾燥箱は台所の新しいインテリ
アとしてもいいし、何より無料で洗濯物を乾燥させると
いう今だかつてなかった全く新しい方法の装置である。

（５）作用 本発明の洗濯物乾燥箱を使用する際は、次のような作用
手順となる。

（１）洗濯物ないし台所用品等は乾燥させるためによく
しぼって用意する。

（２）洗濯物乾燥箱のフタを開け洗濯物を乾燥室内でつ
って乾燥させたい場合は、かぎホック付洗濯バサミ（６
）でそれらをつまんでリングピン（３）に第２図（Ｃ図
）のように順次ひっかけてゆく。

（３）又乾燥箱内で横棒（９）を使用して乾燥させた場
合は、まず横棒を乾燥室内の両側面にある穴（４）に通
して第４図（Ａ図）のように用意する。

（４）横棒が用意されたら、それにまたがるように洗濯
物を順次乗せてゆく。

（５）そして以上にようにした作業がすべて終ったらフ
タを閉める。フタを閉めたらゴムでピタリと閉まるので
熱や空気もれがほとんどなくなる。

（６）そしてフタが閉まると同時に乾燥が始まる。

［７］さて電気冷蔵庫はその作動中裏側にある放熱鉄線
（１２）より熱を放出しているので、本発明品はその部
分をすっぽり囲っているから、暑い空気は上昇するため
乾燥箱内で上昇をしはじめ、上部に順次移動上昇する。

（８）そのため上部の洗濯物が入っている乾燥室はたえ
ず暑い空気が送りこまれているので、その熱が洗濯物を
乾燥させてゆく。

（９）乾燥中に乾燥室内が湿った空気で作用しずらくな
ることはない。

（１０）そうこうするうちに、ある程度の時間がたてば
内部の洗濯物は乾燥させられてしまう。

（１１）乾燥が終ったらフタを開けて乾燥させられた洗
濯物を取り出せばいい。

（１２）そして新たに別の洗濯物を乾燥させたければ同
じような手順で次々とやってゆく。

（１３）何しろ電気冷蔵庫は飲食品を保存する関係上、
年中無休で作動しているのだから、それと同様に本発明
品も無休でいつでも仕事してくれる。

（１４）なお長い時間使用しない時は、フタを開けたま
まにして暑い空気をそのまま外部に出すようにしたらい
い。そして再使用したいと考えたら使用数時間前にフタ
を閉めておけば、準備はＯＫとなる。

（６）発明の効果 （１）本発明は電気冷蔵庫より放出される無料の熱エネ
ルギーを利用して洗濯物を乾燥させるのだから、エネル
ギー経費がゼロである。

（２）室内、主に台所において冷蔵庫より捨てさるべき
無料の熱エネルギーで乾燥させるのだから季節、時間、
天候、温度、湿度など外的変化にいっさい関係されず洗
濯物を乾燥室内に入れさえすれば、いつでも経費無料で
乾燥させることができるから画期的なものだ。

（３）不透明でしかもカラフルな女性の好みの色で作ら
れるから、台所などの新しいインテリアの一部を構成で
きる。

（４）カラフルな色で作られて台所の一品として電気冷
蔵庫の上に乗るものだから、別に余分な場所もとらず、
見ばえもいい。

（５）若い女性達は本発明により下着類などの洗濯物を
人目につかない、しかも湿気などがわりあい多い場所に
こっそりほすということから解放され、この乾燥箱内で
エレガントにしかも早くきれいに乾燥させることができ
る。

（６）そのため若い女性達の下着類などの洗濯後の乾燥
に関する悩みは解消され、気持も晴ればれする。正に本
発明品は若い女性の味方である。

［７］今まで電気のエネルギーは電気冷蔵庫で使用して
その内部に貯蔵した飲食物を冷めたく保存するのみに使
用されてきたが、本発明はそれにプラスして排熱を利用
して洗濯物を乾燥させるのだから、同量の電力でより多
目的に効率よく仕事できるように電力を使用するという
ことなる。

（８）それらをたとえば仕事量で表現すると今日までは
電気エネルギーを電気冷蔵庫のみで使用していたので、
それを１０の仕事量としたら、本発明により同量の電力
でそれにプラスして洗濯物の乾燥も同時にするのだから
１５の仕事をしたことになる。つまり同量の電力で１倍
半の効率良い仕事をするということだ。

（９）資源エネルギーの少ない日本ではエネルギー節約
は最も大切なすべきことなので、本発明はそのためにも
国益にあう画期的なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図のうち （Ａ図）は乾燥箱内のフタの内側の面に小さな穴開けた
平面図 （Ｂ図）はリングピンの正面図 （Ｃ図）は乾燥箱のフタの内側の面に開けた小さな穴に
リングピンをはめた平面図 （Ｄ図）は乾燥箱の乾燥室内の横棒を入れる穴のある平
面図 （Ｅ図）は二重になっている乾燥室の穴の状況を示す側
面図 （Ｆ図）は二重になっている乾燥室の穴の状況を示す斜
視図 （Ｇ図）はカラフルで不透明なプラスチックの平板を二
重にして使用する斜視図 （Ｈ図）はカラフルで不透明なプラスチックの平板を二
重にして使用する側面図 第２図のうち （Ａ図）は乾燥室のフタを開けた場合の斜視図（Ｂ図）
は乾燥室のフタの構造を示す正面図（Ｃ図）は乾燥室内
でフタのリングピンにかぎホック付洗濯バサミでつまん
だ洗濯物をひっかけている正面図 第３図のうち （Ａ図）は乾燥室の内部を示す斜視図 （Ｂ図）は乾燥室の内部を示す正面図 （Ｃ図）は横棒の平面図 （Ｄ図）は横棒の内部を示す平面図 第４図のうち （Ａ図）は乾燥室内で横棒を通したことを示す内部の斜
視図 （Ｂ図）は乾燥室内で横棒を通したことを示す内部の正
面図 （Ｃ図）はかぎホック付洗濯バサミの斜視図（Ｄ図）は
かぎホック付洗濯バサミの平面図第５図は洗濯物乾燥箱
の全体を示す斜視図第６図のうち （Ａ図）は洗濯物乾燥箱が電気冷蔵庫の上に乗っている
状態の内部を示す側面図 （Ｂ図）は洗濯物乾燥箱が電気冷蔵庫の上に乗っている
状態の時の下部が放熱鉄線を囲んでぴたり冷蔵庫の裏側
に接しているところを示す平面図第７図は洗濯物乾燥箱
が電気冷蔵庫の上にぴたり乗っている状態、つまり実際
の作動をする状態を示した斜視図 図面の番号の説明 １．カラフルな色の不透明なプラスチック平板２．プラ
スチック平板に開けた小さな穴３．リングピン ４．乾燥室内の両側面の穴 ５．フタの開閉用取っ手 ６．かぎホック付洗濯バサミ ７．洗濯物 ８．ゴム（ゴムの平らな長い帯） ９．横棒 １０．接着板 １２．放熱鉄線 １３．電気冷蔵庫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 本発明は電気冷蔵庫が作動中に、その裏側にある放熱鉄
   線より出る暑い無料な熱エネルギーを利用して、洗濯物
   や湿った台所用品を乾燥させる装置なので、それについ
   てのべる。（１）［１］第１図（Ｇ図）のような色のつ
   いた不透明なプラスチックの平板（１）を用意する。 ［２］それらは箱内の温度が外気によって下げられない
   ようにするために、第１図（Ｈ）図のように二重にする
   。 ［３］乾燥箱内のフタの部分に洗濯物や湿った台所用品
   をつる必要上、第１図（Ａ図）の（２）のように小さな
   穴を開ける。 ［４］小さな穴（２）にリングピン（３）をはめこんで
   第１図（Ｃ図）のように作る。 ［５］乾燥箱内で洗濯物を横棒（９）に乗せて乾燥させ
   るための側面の穴（４）を作る。［６］側面の穴は側面
   図が第１図（Ｅ図）であり斜視図が（下図）のように組
   みあわされる。 ［７］乾燥箱は第２図（Ａ図）のようになり、フタで開
   閉する。 ［８］乾燥箱のフタの部分は正面図で第２図の（Ｂ図）
   のような構造になり、フタに開閉用取っ手（５）をつけ
   る。 ［９］洗濯物をつるして乾燥させるには、かぎホック付
   洗濯バサミ（６）をリングピン（３）につけるだけでい
   い。 ［１０］横棒（９）は第３図（Ｄ図）のように内部にス
   プリングが入っていて、のびちぢみが自由だから、穴（
   ４）の両方に入れる時はちぢめて入れるようにすれば簡
   単に入る。［１１］乾燥箱の下部、つまり電気冷蔵庫か
   ら無料の熱エネルギーを出す放熱鉄線（１２）を囲み、
   二重の箱になっている冷蔵庫の裏側にじかに接する部分
   には接着板（１０）をつける。 ［１２］乾燥箱のフタと本体の間におたがいにゴム（８
   ）をつけておく。双方のゴムのため熱や空気もれを防止
   できる。 ［１３］第６図（Ｂ図）は乾燥箱の下部が電気冷蔵庫と
   接し、接着板（１０）でぴたりとくっつき、さらに二重
   の箱が放熱鉄線（１２）を囲むようになっている。第６
   図（Ａ図）は側面図だが全体の構造を示している。放熱
   鉄線（１２）からの無料な熱をうまく囲んで上部の乾燥
   室にムダなく上流するようにしてある。 ［１４］第７図は乾燥箱が電気冷蔵庫にぴたりと乗りか
   さなった斜視図だが、このように接置しておくと、電気
   冷蔵庫が作動中いつでも乾燥箱内は高温低湿になってい
   て、洗濯物や台所用品を無料で乾燥させる。 （２）乾燥箱のフタを正面につける電気冷蔵庫に乗りか
   さなって無料の熱エネルギーで洗濯物を乾燥させる特許
   請求範囲第１項記載の洗濯物乾燥箱。 （３）乾燥箱のフタを右側面につける電気冷蔵庫に乗り
   かさなって無料の熱エネルギーで洗濯物を乾燥させる特
   許請求範囲第１項記載の洗濯物乾燥箱。 （４）乾燥箱のフタを左側面につける電気冷蔵庫に乗り
   かさなって無料の熱エネルギーで洗濯物を乾燥させる特
   許請求の範囲第１項記載の洗濯物乾燥箱。