JPH01263545A - 熱流束形示差走査熱量計 - Google Patents
熱流束形示差走査熱量計Info
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- JPH01263545A JPH01263545A JP9033088A JP9033088A JPH01263545A JP H01263545 A JPH01263545 A JP H01263545A JP 9033088 A JP9033088 A JP 9033088A JP 9033088 A JP9033088 A JP 9033088A JP H01263545 A JPH01263545 A JP H01263545A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は任意の物質の温度変化に伴う熱量変化を、標準
試料との間の温度差によって検出する装置に関する。
試料との間の温度差によって検出する装置に関する。
このような従来の熱流梁形示差走査熱量計は炉の中に水
平に設置されたコンスタンタンまたは金−パラジウム合
金の感熱板上に試料と標準試料とを載置して、それらの
下部における感熱板の温度差を検出する構成であった。
平に設置されたコンスタンタンまたは金−パラジウム合
金の感熱板上に試料と標準試料とを載置して、それらの
下部における感熱板の温度差を検出する構成であった。
しかし前者は感熱板のコンスタンタンが４００〜５００
度の比較的低い温度で酸化して黒化するために、熱の輻
射率が変化して測定曲線のベースラインに変動を生じや
すく、正確な測定を行い得えない欠点があった。
度の比較的低い温度で酸化して黒化するために、熱の輻
射率が変化して測定曲線のベースラインに変動を生じや
すく、正確な測定を行い得えない欠点があった。
かつ耐食性が低いために試料から発生するガスあるいは
試料自体の接触等で短期間に腐食すると共に５００度以
上の温度では酸化による劣化が甚だしいために不活性ガ
スを流通させなければならない等の欠点がある。また金
−パラジウム合金の感熱板は２５０度程鹿の比較的低い
温度で酸化すると共にこれによる発熱を生じてその熱が
検出曲線に影響し、測定の障害となる欠点がある。従っ
て本発明はこのような欠点を伴うことなく、容易に正確
な測定を行うことの出来る熱流束形の示差走査熱量計を
提供するものである。
試料自体の接触等で短期間に腐食すると共に５００度以
上の温度では酸化による劣化が甚だしいために不活性ガ
スを流通させなければならない等の欠点がある。また金
−パラジウム合金の感熱板は２５０度程鹿の比較的低い
温度で酸化すると共にこれによる発熱を生じてその熱が
検出曲線に影響し、測定の障害となる欠点がある。従っ
て本発明はこのような欠点を伴うことなく、容易に正確
な測定を行うことの出来る熱流束形の示差走査熱量計を
提供するものである。
本発明は試料および標準試料を載置して、それらの載置
部の温度を検出する感熱板を白金とロジウムとの合金で
形成すると共にその試料および標準試料の載置部に金と
パラジウムとの合金線の一端をそれぞれ添着して、この
２本の合金線の他端を示差熱電対の出力検出部に接続し
たものである。
部の温度を検出する感熱板を白金とロジウムとの合金で
形成すると共にその試料および標準試料の載置部に金と
パラジウムとの合金線の一端をそれぞれ添着して、この
２本の合金線の他端を示差熱電対の出力検出部に接続し
たものである。
すなわち金−パラジウム合金線と白金−ロジウム合金の
感熱板とがそれぞれ熱電対を形成するから、２本の金−
パラジウム合金線を示差熱電対の出力検出部に接続する
ことによって、試料と標準試料との間の温度差を測定す
ることができる。しかも感熱板を形成する白金−ロジウ
ム合金は耐酸化性を有し、数百度の低い温度で容易に黒
化するようなおそれがないと共に耐腐食性も優れている
。かつ金−パラジウム合金と白金−ロジウム合金とから
なる熱電対は従来のクロメル−アルメル熱電対あるいは
金とパラジウムと白金および金とパラジウムの各合金よ
りなるブラチネル熱電対等に比較して感度が約−２０％
高く、精密な測定を行うことができると共に高純度の材
料を容易に得られる等の効果もある。
感熱板とがそれぞれ熱電対を形成するから、２本の金−
パラジウム合金線を示差熱電対の出力検出部に接続する
ことによって、試料と標準試料との間の温度差を測定す
ることができる。しかも感熱板を形成する白金−ロジウ
ム合金は耐酸化性を有し、数百度の低い温度で容易に黒
化するようなおそれがないと共に耐腐食性も優れている
。かつ金−パラジウム合金と白金−ロジウム合金とから
なる熱電対は従来のクロメル−アルメル熱電対あるいは
金とパラジウムと白金および金とパラジウムの各合金よ
りなるブラチネル熱電対等に比較して感度が約−２０％
高く、精密な測定を行うことができると共に高純度の材
料を容易に得られる等の効果もある。
第１図は本発明実施例の縦断面図、第２図は第１図のＡ
−Ａ断面図である。すなわち銀で作られた有底円筒状容
器１の底面に熱電対の端子導線を引き出すための孔２を
設けると共に外側には電熱線３を巻回し、この容器の内
部に白金とロジウムとの合金で形成された感熱板４を水
平に配置しである。またこの感熱板には適当な間隔をも
って２つの隆起部５および６を対称的に形成して、その
上に任意の試料７とこの試料に対する標準試料８とを図
のように直接あるいは適当な皿等に収容して載置するよ
うにしである。更に上記隆起部５゜６の下面には金とパ
ラジウムとの合金よりなる熱電対導線９およびｌＯの一
端をそれぞれ熔着し、これらの他端を孔２から引き出し
て示差熱電対の出力検出器！ｌに接続しである。また上
記熱電対導線９．１０を感熱板４に熔着した部分には、
必要に応じて白金とパラジウムおよび金の合金よりなる
他方の熱電対導線１２および１３の一端を更に熔着し、
導線１３を容器ｌに熔着すると共に導線９および１２を
試料温度測定用の熱電対出力検出器１４に接続しである
。なお容器ｌには蓋体１５を嵌装して試料を密閉する。
−Ａ断面図である。すなわち銀で作られた有底円筒状容
器１の底面に熱電対の端子導線を引き出すための孔２を
設けると共に外側には電熱線３を巻回し、この容器の内
部に白金とロジウムとの合金で形成された感熱板４を水
平に配置しである。またこの感熱板には適当な間隔をも
って２つの隆起部５および６を対称的に形成して、その
上に任意の試料７とこの試料に対する標準試料８とを図
のように直接あるいは適当な皿等に収容して載置するよ
うにしである。更に上記隆起部５゜６の下面には金とパ
ラジウムとの合金よりなる熱電対導線９およびｌＯの一
端をそれぞれ熔着し、これらの他端を孔２から引き出し
て示差熱電対の出力検出器！ｌに接続しである。また上
記熱電対導線９．１０を感熱板４に熔着した部分には、
必要に応じて白金とパラジウムおよび金の合金よりなる
他方の熱電対導線１２および１３の一端を更に熔着し、
導線１３を容器ｌに熔着すると共に導線９および１２を
試料温度測定用の熱電対出力検出器１４に接続しである
。なお容器ｌには蓋体１５を嵌装して試料を密閉する。
このような装置において、電熱線３で容器１を加熱する
ことにより、その温度を例えば一定の速度で上昇させる
と共に示差熱電対出力検出器１１で金−パラジウム合金
よりなる熱電対導線９および１０の間の電位差を検出す
ると、感熱板４と導線９またはＩＯの間にはそれぞれ゛
試料７または標準試料８の温度に対応した電位差が生ず
るから、上記検出器１１にはこれらの差に相当する電位
差が加わって、その間の温度差を知ることができる。
ことにより、その温度を例えば一定の速度で上昇させる
と共に示差熱電対出力検出器１１で金−パラジウム合金
よりなる熱電対導線９および１０の間の電位差を検出す
ると、感熱板４と導線９またはＩＯの間にはそれぞれ゛
試料７または標準試料８の温度に対応した電位差が生ず
るから、上記検出器１１にはこれらの差に相当する電位
差が加わって、その間の温度差を知ることができる。
また熱電対導線９と１２の間の電位差によって試料７の
温度が検出されるから、これらの出力を記録することに
より、熱流梁形示差走査熱量の測定が行われる。
温度が検出されるから、これらの出力を記録することに
より、熱流梁形示差走査熱量の測定が行われる。
かつ上述のような装置においては、感熱板４が白金とロ
ジウムとの合金で作られているために、その耐酸化性お
よび耐腐食性が極めて高く、数百度において黒化あるい
は変質するようなおそれがなく、高温度まで正確な測定
を行うことができる。
ジウムとの合金で作られているために、その耐酸化性お
よび耐腐食性が極めて高く、数百度において黒化あるい
は変質するようなおそれがなく、高温度まで正確な測定
を行うことができる。
また白金−ロジウム合金と金−パラジウム合金とからな
る熱電対は、これらを例えば白金８７％とロジウム１３
％および金６５％とパラジウム３５％の合金とした場合
に、周知のアルメル−クロメル熱電対あるいは金−パラ
ジウム−白金の合金と金−パラジウム合金とからなるプ
ラチネル熱電対に比較して約２０％高い感度を有するか
ら測定精度も向上する。更に本発明の装置に用０る熱電
対材料は上記ブラチネル熱電対にも用０られて０るから
、高純度のものを容易に入手し得ると共に試料温度の測
定にはこのプラチネル熱電対の起電力表を利用し得る等
の効果もある。
る熱電対は、これらを例えば白金８７％とロジウム１３
％および金６５％とパラジウム３５％の合金とした場合
に、周知のアルメル−クロメル熱電対あるいは金−パラ
ジウム−白金の合金と金−パラジウム合金とからなるプ
ラチネル熱電対に比較して約２０％高い感度を有するか
ら測定精度も向上する。更に本発明の装置に用０る熱電
対材料は上記ブラチネル熱電対にも用０られて０るから
、高純度のものを容易に入手し得ると共に試料温度の測
定にはこのプラチネル熱電対の起電力表を利用し得る等
の効果もある。
第１図は本発明実施例の縦断面図、第２図（よ第１図の
Ａ−Ａ断面図である。なお図にお０て、７は試料、８は
標準試料、４は感熱板、９．１０＋よ金−パラジウム合
金の熱電対導線、１２．１３＋よ白金−バラジウムー金
の熱電対導線である。
Ａ−Ａ断面図である。なお図にお０て、７は試料、８は
標準試料、４は感熱板、９．１０＋よ金−パラジウム合
金の熱電対導線、１２．１３＋よ白金−バラジウムー金
の熱電対導線である。
Claims (1)
- 炉の中に配置して試料および標準試料を載置する感熱板
を白金とロジウムとの合金で形成すると共に上記感熱板
における試料および標準試料の載置部に金とパラジウム
とよりなる合金線の一端をそれぞれ添着して、この２本
の合金線の他端を示差熱電対の出力検出器に接続したこ
とを特徴とする熱流束形示差走査熱量計
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033088A JPH01263545A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 熱流束形示差走査熱量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9033088A JPH01263545A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 熱流束形示差走査熱量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01263545A true JPH01263545A (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=13995511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9033088A Pending JPH01263545A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 熱流束形示差走査熱量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01263545A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6860632B2 (en) | 2003-07-28 | 2005-03-01 | Perkinelmer Instruments Llc | Instrument material holder and method of fabrication thereof |
| US9464689B2 (en) | 2013-03-20 | 2016-10-11 | Igus Gmbh | Energy chain, particularly for clean room applications |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146077U (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-05 |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP9033088A patent/JPH01263545A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146077U (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-05 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6860632B2 (en) | 2003-07-28 | 2005-03-01 | Perkinelmer Instruments Llc | Instrument material holder and method of fabrication thereof |
| US7097352B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-08-29 | Perkinelmer Las, Inc. | Instrument material holder and method of fabrication thereof |
| US9464689B2 (en) | 2013-03-20 | 2016-10-11 | Igus Gmbh | Energy chain, particularly for clean room applications |
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