JPH01263414A - 火炎形状計測による燃焼診断方法 - Google Patents

火炎形状計測による燃焼診断方法

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JPH01263414A
JPH01263414A JP63089101A JP8910188A JPH01263414A JP H01263414 A JPH01263414 A JP H01263414A JP 63089101 A JP63089101 A JP 63089101A JP 8910188 A JP8910188 A JP 8910188A JP H01263414 A JPH01263414 A JP H01263414A
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JP
Japan
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flame
combustion state
image
burner
shape
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JP63089101A
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Masahide Nomura
野村 政英
Mitsuyo Nishikawa
西川 光世
Junzo Kawakami
川上 潤三
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
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  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃焼診断方法に係り、特に、バーナのタイプ
が変わっても、それに適応してモデルを修正し、炉の燃
焼状態を推定するに好適な燃焼診断方法に関する。
〔従来の技術〕
従来は、特開昭60−238613号に記載のように、
火炎画像を開側し、画像処理により火炎画像の特徴パラ
メータを抽出して、この特徴パラメータを用いて、NO
x、灰中未燃分等の燃焼状態を表わすプロセス量を推定
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、火炎画像を計測し、画像処理により火
炎画像の特徴パラメータを抽出して、この特徴パラメー
タを用いて燃焼状態を表わすプロセス量を推定するので
、バーナのタイプが変わるとそれに対応して特徴パラメ
ータも変わる。このため、バーナのタイプ毎にそれに合
った特徴パラメータを見い出す必要がある。
本発明の目的は、従来技術の問題点を解決し、バーナの
タイプに依存しないで、火炎形状から燃焼状態を表わす
プロセス量を推定できる燃焼診断方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
」1記の目的は、バーナの火炎の形状及び燃焼状態を表
わすプロセス量を計測し、この計測結果に基づいて火炎
の形状と燃焼状態を表わすプロセス量との相関関係を回
帰モデルで同定し、このモデルを用いて火炎の形状から
燃焼状態を表わすプロセス量を推定することにより、達
成される。
〔作用〕
バーナの火炎の形状及び燃焼状態を表わすプロセス量を
計測し、この計測結果に基づいて火炎の形状と燃焼状態
を表わすプロセス量との相関関係を回帰モデルで同定し
、このモデルを用いて火炎の形状から燃焼状態を表わす
プロセス量を推定する。これによって、バーナのタイプ
毎にそれに合ったモデルが容易に同定できるので、バー
ナのタイプが変わっても、それに適応してモデルを修正
し、炉の燃焼状態を表わすプロセス量を精度よく推定で
きる。すなわち、燃料の燃焼は、いくつかのプロセスに
分けられ、これらのプロセスが空間的に広がって火炎な
形成する。例えば、石炭の燃焼は、第1図に示子ように
、熱分解2着火、気体。
燃焼、固体燃焼の4つのプロセスに分けられ、燃焼条件
か変わるとこれら4つのプロセスの特性が変化し、空間
的広がりも変化して火炎の形状が変化する。このため、
火炎の形状と燃焼状態を表わすプロセス量との間トこけ
、相関関係があり、これを回帰モデルで同定するとモデ
ル同定が容易にてきる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図、第3図により説明す
る。第2図は、実施例のハードウェア・システムの構成
を示す。図において、火炉1内のバーナ2の火炎の画像
をイメージ・ファイバ4を介して丁TVカメラ6により
フレーム・メモリ7に取込む。ここで、イメージ・ファ
イバ4は、水冷管3によって火炉の熱から保護されてい
る。また、イメージ・ファイバ4とTTVカメラ6の間
にはフィルタ5が挿入されており、このフィルタ5によ
りITVカメラ6へ入る光の量及び波長域を調整してい
る。フレーム・メモリ7に取込まれた火炎の画像は、伝
送路を介して計算機8へ送られる。また、バーナ2の燃
焼状態を表わすプロセス量NOx、○z、C○、灰中未
燃分等がプロセス入力装置10を介して計算機8に取込
まれる。
計算機8では、取込んだ火炎画像とバーナ2の燃焼状態
を表わすプロセス量との相関関係を表わすモデルを同定
し、このモデルを用いて火炎の形状からバーナ2の燃焼
状態を表わすプロセス量を推定計算し、この結果をCR
T表示装置9に表示し、オペレータに知らせる。第3図
は、計算機8の処理フローを表わした図である。
次に、第3図に示すモデルの同定とプロセス量の推定計
算しこついて詳細tこ説明する。
先ず、火炎形状と燃焼状態を表わすプロセス量との相関
関係を表わす回帰モデルFこついて、次に説明する。
(])式は、火炎形状と燃焼状態を表わすプロセス量と
の相関関係を表わす回帰式である。
Z史=aOQ +a11免xix+ asz*x+x+  十a1ni
X1n+ a2stx2++ a22tx22+−+ 
a2nlX2n+ 十ami吏Xml + 8m2tXm2++allnt
Xmnここで、zt :燃焼状態を表わすプロセス量(
Q=1.2.−、L) XIJ:座標(コ、J)における火炎 の輝度 age、a+、+t:係数(Q = 1 、2.−、 
L)(1)式に示すモデル式の係数は、時間と共に変化
するものと考え、この係数の観測式として(1)式を変
形すると次式が得られる。
Zえ(k)= a ox (k) →−a r +t(k) x xl(k)+ a 1u
 (k) x +、z(k) +−+ a 1nz(k
) x tn(k)+a 21t(k) xzt(k)
+a 22t(k) x22(k)−1−・+ a 2
nt(k) X2゜(k)+・ −・ + a m1ffi (k) xmt(k) + a 
m2i(k) x−z(k) 十−+ a ant(k
) x an(k)十町(k) = [1x n (k) x u(k)−x to(k
)−X 111 (k) x 、2(k)−X−71(
k)]=C(k)φ、(k)+ωt(k)      
     −(2)ここで、   k:サンプリング・
ステップωt(k):にサンプリング・ステップにおけ
るQ番目のプロセス 量に対するノイズ C(k)−[1m1i(k)xx2(k)−xIJk)
X ml (k) X +*2(k)  ・・Xヮ。(
k)]また、係数φ1(k)  の遷移式は、次式で与
えられるものとする。
φ賢k) =φ賢に−1)     −(3)(2)、
 (3)式を用いて係数φt(k)に対するカルマン・
フィルタを構成すると次式が得られる。
ここで、φ1(k):φt(k)の最尤推定値wQ(k
) :ω賢k)の分散 φ1.+(0) : 0 (零ベクトル)p、t、+(
o) : I  (単位マトリクス)すなわち、(4)
式のφt(k)により係数φ、(k)が同定できる。
次に、(4)式で同定したモデルの係数φえを(1)式
に代入して、火炎の輝度分布画像XIJ (1=1.2
.  ・+ m+ j=1+ 2+  ・、n)から燃
焼状態を表わすプロセス量ziを推定し、その推定結果
をCRT表示装置9に表示して、オペレータに知らせる
本発明の妥当性を確認するために、実験を実施した。こ
れについては、次に説明する。第4図。
第5図、第6図、第7図及び第8図〜第14図は、第2
図のハードウェア・システム構成で石炭の燃焼実験をし
たときの計測結果であり、それぞれ、プロセス量の時間
変化の表、プロセス量の時間変化のトレンドグラフ及び
火炎の輝度分布像(彩色像)の時間変化を示す。なお、
石炭供給量は、25kg/hで一定である。また、第2
表の輝度分布像は、51.2 X 512の画像から座
標(100゜100)、(350,100)、(1,0
0,350)。
(350,350)の4点で切出した部分画像であり、
画像のNαは、第6図、第7図のプロセス量の時間変化
の表のNαに対応する。すなわち、プロセス量は]分周
期で、また、火炎の輝度分布像は3分周期で計算機に取
込んだ。これらのデータを使用した火炎形状とバーナの
燃焼状態を表わすプロセス量との相関関係を表わすモデ
ルを同定した。
このときの同定条件を第3表に示す。この同定したモデ
ルを使用して、バーナの燃焼状態を表わすプロセス量を
推定した。そのときの結果を第16図〜第18図に示す
。この図から分かるように、回帰モデルにより火炎形状
からバーナの燃焼状態を表わすプロセス量が十分推定で
きることが確認できた。
(他の実施例) 本発明の実施例では、コーホのバーナの火炉を対象にし
ているが、第19図に示す多段マルチ・バーナを対象に
してもよい。この場合、第20図に示すように段毎に1
個のイメージ・ファイバを対応させて火炎画像を取込む
ようにしてもよい。また、バーナ1本毎に1個のイメー
ジ・ファイバを対応させて火炎画像を取込むようにして
もよい。
本発明の1実施例では、1本のバーナの火炎に対して1
個のイメージ・ファイバで1個の火炎画像を取込んでい
るが、火炎は空間的に広がっているので、複数個のイメ
ージ・ファイバで複数個の火炎画像を取込むようにして
もよい。これにより、火炎の情報がより多く得られ、プ
ロセス量の推定精度が向」ニする。
本発明の1実施例では、回帰モデルは線形モデルを使用
しているが、非線形の回帰モデルを使用してもよい。こ
れにより、モデルの推定精度をより向」二できる。
本発明の1実施例では、プロセス量の絶対値を用いて回
帰モデルを作っているが、ある基準点からの相対値を用
いて回帰モデルを作ってもよい。
これにより、モデルの推定精度をより向上できる。
本発明の1実施例では、火炎の形状として火炎の輝度分
布を用いているが、火炎の形状としてホログラフィ干渉
像、シャドウグラフ像などを用いてもよい。
本発明の1実施例では、バーナの操作量にテスI〜信号
を重畳させていないが、このテスト信号を重畳させても
よい。これによりモデルの推定精度が向上する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、バーナの火炎の形状及び燃焼状態を表
わすプロセス量を計測し、この計測結果に基づいて火炎
の形状と燃焼状態を表わすプロセス量との相関関係を回
帰モデルで同定し、このモデルを用いて火炎の形状から
燃焼状態を表わすプロセス量を推定するので、バーナの
タイプ毎にそれに合ったモデルが容易に同定でき、バー
ナのタイプが変わっても、それに適応してモデルを修正
し、炉の燃焼状態を表わすプロセス量を精度よく推定で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は石炭の燃焼プロセスを説明する図、第2図、第
3図は本発明の1実施例を示す図、第4図〜第18図は
本発明の1実施例の妥当性を示す実験結果を示す図、第
19図、第20図は本発明の他の実施例を示す図である
。 1・・・火炉、2・・バーナ、3・・・水冷管、4・・
・イメージファイバ、5・・フィルタ、6・・ITVカ
メラ、7 フレームメモリ、8・・・計算機、9・・表
示装置、10・・プロセス量入力装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バーナの燃焼状態を診断する燃焼診断方法において
    、火炎の形状及び燃焼のプロセス量を計測し、火炎の形
    状と燃焼のプロセス量との相関関係を表わすモデルを同
    定し、前記モデルを用いて火炎の形状から燃焼のプロセ
    ス量を推定することを特徴とする火炎形状計測による燃
    焼診断方法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記火炎の形状と
    プロセス量との相関関係を表わすモデルは回復モデルで
    あることを特徴とする火炎形状計測による燃焼診断方法
    。 3、特許請求の範囲第1項において、前記火炎の形状と
    して、火炎の輝度分布像(輻射分布像)を使用すること
    を特徴とする火炎形状計測による燃焼制御方法。 4、特許請求の範囲第1項において、前記火炎の形状と
    して、ホログラフイ干渉像あるいはシヤドウグラフ像(
    透過分布像)を使用することを特徴とする火炎形状計測
    による燃焼制御方法。
JP63089101A 1988-04-13 1988-04-13 火炎形状計測による燃焼診断方法 Pending JPH01263414A (ja)

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