JPH01262741A - 人工授粉装置及び人工授粉方法 - Google Patents

人工授粉装置及び人工授粉方法

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JPH01262741A
JPH01262741A JP63265929A JP26592988A JPH01262741A JP H01262741 A JPH01262741 A JP H01262741A JP 63265929 A JP63265929 A JP 63265929A JP 26592988 A JP26592988 A JP 26592988A JP H01262741 A JPH01262741 A JP H01262741A
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JP
Japan
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pollen
flower
medium
holding
artificial pollination
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JP63265929A
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Douglas Sanders Ernest
アーネスト ダグラス サンダーズ
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H1/00Processes for modifying genotypes ; Plants characterised by associated natural traits
    • A01H1/02Methods or apparatus for hybridisation; Artificial pollination ; Fertility
    • A01H1/027Apparatus for pollination

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はキウィフルーツ及びその池の作物への授粉を改
良するための方法及び装置に関する。
(従来の技術及びその課題) 雌花と雄花が異なった木に咲くものや、花粉を有するが
密のない花々など、授粉条件の厳しい多種子果実を産す
る植物では授粉効率は大幅に低減している。キウィフル
ーツなどの作物はこのような特性をすべて備えている。
従来、授粉効率を改良するための人工授粉の方法が考案
されてきたが、その大部分はスプレー及び/又は空気吹
き込みによる花粉の散布に基づく方法に属している。こ
れらの方法は花粉を浪費し、その成功も安定した天候に
依存するといった問題点を有している。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、有用な方法乃至装置を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 本発明の一つの態様に依れば、花粉供給源から花粉を誘
導して該花粉を花粉を保持しうる花粉保持手段に差し向
ける花粉収集手段と、該花粉保持手段を収納して該花粉
保持手段から花即ち植物の雌生殖器官への花粉の移動を
促進することができる花粉塗布器とからなる人工授粉装
置が提供される。
本発明の別の態様に依れば、花即ち花粉供給源から花粉
を誘導しうる花粉誘導手段と、前記花粉が媒体により導
入される花粉捕縛手段とを備え、前記花粉捕縛手段は媒
体と花粉との混合物から花粉を分離保持するようにされ
た花粉収集手段が提供される。
本発明のさらに池の態様に依れば、花粉保持手段を収納
するようにされた支持手段と、把持手段を有する本体と
からなる花粉塗布器が提供される。
本発明のさらに池の態様に依れば、花即ち花粉供給源に
花粉収集手段を向け、該供給源から花粉を誘導し、花粉
保持手段に花粉を収集保持する花粉収集方法が提供され
る。
本発明のさらに他の態様に依れば、塗布器に前記花粉保
持手段を取り(1jけ、該塗布器をn;j記花粉保持手
段が花又は花の雌ずいに接触するように位置させ、該花
粉保持手段から花又は花の雌ずいへの花粉の移動をそれ
らを物理的に接触させることにより促進することからな
る花への花粉塗布方法が提供される。
本明細書中で用いられる″円錐″なる用語及びその派生
語は、基底部を有し且つ頂点に向かってテーバ状をなす
三次元の形状を指しているが、ここで、基底部は平坦又
は円形であるとは限らず、頂点と基底部との間の稜線は
直線状であるとは限らない。″円錐″はさらに」二連し
たような切頭円錐(角錐)に近似した形状をも指してい
る。
同様に本明細書中で用いられる″スリーブ“なる用語は
、例えば一端を開口した管状又は円錐状の形状を有する
部材のような、少くとも一つの開口を有する中空の立体
の部材を指している。
花粉収集装置は概ね花粉を収集する手段と花粉を捕縛且
つ保持する手段とからなる。誘導手段は、好ましくは例
えば花などの適宜な花粉供給源上に空気等の媒体の流れ
を引き起こすことにより該花粉供給源から花粉を効果的
に誘導即ち取り出し、花粉収集装置に該花粉を誘導する
ものである。好ましい実施例では負圧により花粉供給源
上に空気の流れをおこし花粉収集装置にこの空気流を送
り込むようにされる。
誘導且つ捕縛手段は装置の本体内に収納するのが望まし
い。該装置本体は条件の厳しい屋外使用に耐えられるよ
うな丈夫な素材で形成すべきである。本発明の電力によ
り作動される実施例では、二重に絶縁した装置本体を組
み込んでもよい。
前記本体は好ましくは、本発明の手で握って行う操作を
容易にするための保持手段を含む。さらに延長用器具の
取り付けを可能にする部材を設けてもよい。
前記本体は内部に収納する構成部品に直接接触しうるよ
うに改造してもよい。これはアクセスハツチを設けるよ
うな形態をとってもいいし、又はより好ましくは本体を
二つ又はそれ以上の部分に分離しうるようにしてもよい
。この場合組み立て又は分解を容易にする適宜な締め具
手段を設けてもよい。
前記花粉収集手段の花粉供給源への方向づけを補助する
ノズルを設けてもよい。該ノズルは、着脱可能な又は交
換可能なノズル部材で構成するのが概ね望ましいが、本
体と一体的に形成してもよい。
該ノズルは花粉収集作業を改良すべく形状を変化させる
ようにしてもよい。このような修正により、媒体の流量
又は吸入ノズル入日付近の各部位における差圧勾配を直
接的に変化させつる。
前記ノズルの形状は通過する媒体と花粉との混合物の流
れ特性を変えるようにしてもよい。一般に、湾れの修正
は、花粉の分布をより均一にするようにし且つ花粉を花
粉捕縛手段に送り込むためのものであり、しばしば媒体
混合物の浸流を増大させることにより行われる。
媒体の流れの修正は、媒体の流れの中の適宜な地点に設
けられたフロー調整器を使用することにより行ってもよ
い。実施可能な実施例としては固定の又は可変のピッチ
スクリュー又はプロペラがある。
誘導手段は、例えば手に持って操作する掃除器などにみ
られるタイプのような空気誘導(吸引)ポンプにより構
成される。本発明の手に持って使用される実施例には上
記のような装置の軽量でサイズの小さいものが好ましい
。高い能力を有する大型の装置を前記装置本体から離れ
た位置に配しエアホース等の手段により接続するように
してもよい。
誘導手段は好ましくは携帯用の電源により給電される。
直流で12ボルトで作動する装置ならば乗用車やトラク
タのバッテリで作動しうる。
花粉捕縛手段は本体の外部に装着することもできるが、
内部に配設するのが好ましい。花粉捕縛手段は概ね、花
粉保持手段とその支持手段とからなる。該保持手段と支
持手段とは着脱可能なカートリッジのような単一のユニ
ットに組み合わせてもよい。この場合には、ねじ溝を有
する開口部即ち取付はブラケットのような適宜な支持体
に装着する必要がある。
本発明の好ましい実施例では、使用中に前記支持手段を
おおって配置される非剛性の又は変形可能な花粉保持手
段が使用される。その一実施例は、前記支持手段をおお
って配置されうるスリーブであるが、池の組み合わせも
可能である。
花粉捕縛手段は、媒体と花粉の流れが該捕縛手段に衝突
するように配置される。進入路は媒体透過性の花粉保持
手段、即ち、該保持手段を花粉が透過する際に花粉が保
持手段の表面に収集されるような花粉保持手段を使用す
ることが好ましい。
これに代オ)って本発明の他の実施例では、花粉を取り
出すための遠心力又は重力を利用した方法等の媒体/花
粉分離手段を使用してもよい。
花粉保持手段の望ましい特性は媒体混合物から大部分の
花粉を分離し且つ一旦収集した花粉を保持しうる機能を
含む。さらに、収集された花粉は花粉の塗布行程中に容
易に取り出し得なければならない。
花粉保持手段の構成に適切な素材はいろいろある。好ま
しい実施例では、多数の繊維が片面又は両面から延出し
ている材料で形成されたスリーブを使用している。ベル
ベット及びプラッシュ(plush)はこれにふされし
い二つの素材であり、双方とも非常に多種の縦横織(w
eaves)及びパイル織(pi 1es)として容易
に入手しうる。パイル織及び縦横織は花粉収集及び塗布
行程に影響を及ぼしうる。例えば、密な縦横織の素材は
乾燥した天候下の花粉の収集と散布により適している。
かかる素材は透過する媒体流量を低減させるが花粉収集
効率を増大させる。織り目の大きい即ち荒い目の縦横織
は湿気による素材の湿潤が考慮されなければならない湿
った状態ではより適している。
湿った状態では、媒体及び花粉の混合物が花粉保持手段
の表面に均一に散布されない場合、湿った花粉の局部的
な″泥状″片が花粉保持手段の表面に形成され得る。花
粉保持手段の位置決め及び媒体流調整器の使用が重要で
ある。
花粉収集装置の他の実施例に依れば、花粉保持手段が閉
塞即ち一杯になった時を表示するようにしてもよい。好
ましくは、この表示は装置を通過する媒体の流量を直接
又は間接的に判定することにより行われる。
花粉アプリケータ(塗布装置)は花粉保持手段から植物
の生殖器官に花粉を移動させるために使用される。この
ようなアプリケータは概ね、把持手段と、前記花粉保持
手段を収納するようにされた支持手段とを有する本体か
らなる。
該把持手段により花粉アプリケータは手で握って操作し
うるようにされ、さらに該把持手段には延長用の器具又
は池の付属品が取トJ′けられるようになっている。
前記支持手段により前記把持手段をn;1記本体に取り
伺けるようになっている。カーl・リッジタイプの一体
化された花粉把持/支持手段を使用する場合は、花粉ア
プリケータの支持手段は単に、この一体的手段を取り付
けるための位置固定ボルト又は能の手段であってもよい
花粉保持手段が非剛性の又は変形可能な実施例の場合は
、花粉保持手段の形状に近似したより堅固な剛性の支持
手段が望ましい。このような支持体の好ましい実施例は
、類似した形状のスリーブとしての花粉保持手段を表面
に容易に配置することができるような円錐体である。
花粉の塗布を補助するために、支持アセンブリは回転可
能であるのが望ましいが、この回転は使用者自身の指で
行うようにしてもよい。小型のモータ、使用者の親指又
は他の指で回転しうる(親)指つまみ、又は支持アセン
ブリを圧迫して回転させるレバー/ラチェット(のこぎ
り歯車)機構等の使用を含むより高度な回転駆動手段を
用いてもよい。
花粉収集方法は、具体的な詳細は装置の使用法により異
なるが、概ね下記の通りであるニー花粉収集手段を花即
ち花粉供給源に向け、−該花粉供給源から花粉を誘導し
、 −花粉保持手段上に花粉を収集保持する。
大体において、上記のプロセス全体は最初に花粉供給源
に花粉収集装置のノズル即ち吸入1コを向けて手動で行
われる。
媒体の流れ即ち吸入により前記供給源から装置内部へ花
粉を誘導する。該花粉は媒体流から取り出され花粉保持
手段により保持される。
花粉保持手段が交換可能であれば、後日の使用に備えて
適宜な状態で貯蔵しておくために花粉を収集することが
できる。花粉を乾燥状態でフリーザに貯蔵すると長期貯
蔵が可能になるが、花粉の適宜な貯蔵状態は花粉によっ
て異なる。
花への花粉の塗布方法は概ね下記のステップからなるニ ー花粉保持手段をアプリケータに装着し、−花粉保持手
段が花又はその雌すいに接触するようにアプリケータを
位置させ、 一花粉保持手段から花又はその雌ずいへの花粉の移動を
両者間を物理的に接触させることにより促進する。
まず、花粉保持手段を花粉アプリケータに取り(;Jけ
る。該アプリケータは花粉保持手段を花又は雌生殖器官
(雌ずい)に接触させ得るように使用される。これだけ
でも花粉の適切な移動を行わせるのに十分であるが、こ
の花粉の移動をさらに促進させる物理的な操作を施すこ
とは概ね望ましい。
好ましくは、該操作は手動又はモータ駆動操作により花
粉保持手段及び支持手段を回転させることにより達成さ
れ、この方法は花に過度のダメージやストレスを与えず
に改良された花粉の移動を可能にするものである。池の
可能性としては振動機借がある。
人工授粉の方法は上述したような収集及び塗布方法の組
み合わせによるものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添(=J図面に基づき説明する
図に示す実施例に依れば、花粉保持手段(全体に矢印l
にて示す)はスリーブからなる。該スリーブはベルベッ
ト、プラッシュ等の素材で形成される。使用者が状況に
応じて選択できるように種々のパ・fル織や縦横織で作
られたスリーブが可能である。
スリーブlは円錐形を呈する。該スリーブを製造しやす
いように、互いに縫い合わせられる部分2によりスリー
ブを構成してもよい。スリーブ1の開口端の周縁にはス
リーブを支持体にM着するための弾性のウェストバンド
3が配置されている。
花粉収集装置(全体に矢印4にて示す)は本体(全体に
矢印5にて示す)及び吸込みノズル(全体に矢印6にて
示す)、媒体誘導手段7からなる。
ノズル6は本体5に着脱自体に取すイリけられる。
該本体は媒体誘導手段7及び花粉捕縛手段(全体に矢印
8にて示す)を収納する。
鋳造された取っ手9は使用時に本体を把持し得るために
設けられている。取っ手9に配置された作動手段IOに
より操作者は媒体誘導手段7を制御しうる。自由端に導
電性のクリップ又は締め金12を備えた絶縁ケーブル1
1は車輌のバッテリの端子柱等の適宜な電源に媒体誘導
手段7を接続する。持ち運び可能なポータプル電源を用
意してもよいが、ケーブル11は装置を自由に操作しう
る十分な長さを有しているべきである。
ノズルは両端が開口する円筒状管部材13からなる。そ
の第1の端部はノズル6自体を収集装置の本体5に着脱
自在に取リドJけうるようにされている。第2の端部は
17[口部を横切って配置された格子板14を有し装置
への異物の侵入を防止している。多くの場合、格子の大
きさはIM平方程度が最適であることが判明した。
全体に矢印15にて示されるフロー調整器はステム16
及び固定ピッチプロペラ17からなる。
ステム16は吸い込みノズル6に着脱自在に装着される
。該ステムはばね状鋼等の弾性材料で形成され、円筒状
管部材13の内壁に接触し且つ該内壁に対して確実に圧
力を加えるような形状のものが理想的である。該ステム
16を位置決めするのに接着剤を使用することも可能で
あるが、他の取付は方法も考えられるだろう。
花粉捕縛手段8も本体内に収納されている。該手段は支
持体18及び花粉保持手段lからなる。
支持体18の形状は花粉保持手段1のそれと近似してい
て、ワイヤ製の堅固なフレームからなり、その各々の素
線には剛固さを増強させる縮みじわを形成してもよい。
ノズル6から入り込む媒体が媒体誘導手段7により支持
体18を介して吸い込まれるように、該支持体18は本
体5内に配置されている。具体的には、支持体I8は媒
体誘導手段7の先端に取り付けられており、媒体誘導手
段7の取り入れ口が円錐形の支持体18の内部の空洞内
に配置されている。
花粉捕縛手段8を収納する本体5は、入り込む媒体や花
粉混合物が花粉保持手段lの有効表面の大部分に到達す
るように捕縛手段8の周囲に十分なりリアランスを設け
ている。花粉及び媒体の散布にもフロー1l111整器
15が補助的な役割を果たす。
本体の形状をさらに改良して収集された花粉の散布を一
層改良するようにしてもよい。
花粉塗布装置(アプリケータ)は把持手段20からなる
本体く全体に矢印19にて示す)及び花粉保持手段1を
収納可能な支持手段(全体に矢印21にて示す)からな
る。
把持手段20は使用者の手にしっくり納まるようにされ
たハンドルからなる。該ハンドルの一端からは剛固なス
テム22が延出している。前記ハンドル20の末端に位
置するステム23は直線状をなすと共にハンドル20と
の結合部にて前記ステム22と略90度をなすように配
されている。
ステム23はローラ24の回転の軸として働く。
ローラ24及び軸23を内蔵する支持体25は、その自
身が前記軸23を軸として回転しろるように@23、ロ
ーラ24をおおって位置している。
支持体25は全体に剛固な又はやや剛固な材料で形成さ
れる。適切な材料としては、プラスチック又は強化プラ
スチック、高密度ゴム、高密度フオームラバーがある。
支持体25は円錐形を呈し、その表面に装着される花粉
保持手段lと略同形同寸法である。花粉保持手段lの前
記ウェストバンド3は使用中に保持手段1の位置を固定
するのに略十分である。
本発明の使用法及び植物に人工授粉を施す方法は下記の
通りである。
花粉収集手段の本体5は二つの部分に分離可能であり、
内部の花粉捕縛手段8の部品に接触することができる。
使用前に、新しい花粉保持手段1を支持体18の表面に
装着する。ついで本体5を組み立て固定する。
ノズル6を花の真近に接近させる。操作者は作動手段I
Oを使用して媒体誘導手段7を作動させる。しかして、
媒体及び花粉が吸入ノズル6に吸い込まれ、さらにフロ
ー調整器15を通過する。
該調整器15は乱気流を発生させ花粉と媒体との混合を
促進する。該花1カの媒体の混合物はその後花粉保持手
段lに吸い込まれる。花粉の大部分は花粉保持手段の繊
維に収集される一方、媒体は該11維を通過する。媒体
はそれから媒体誘導手段を通過して該装置から排出され
る。十分な花粉がスリーブ表面に収集されたとき、花粉
保持手段lを取り外して新しいスリーブ1を装着する。
−杯になったスリーブは使用直前まで貯蔵しておいても
よい。
花粉の塗布作業にはスリーブ1をアプリケータ19の支
持体25に装着することが含まれる。該アプリケータを
スリーブが雌花又は花のめしべに接触するように位置さ
せて把持する。スリーブl及び支持体25が軸23のま
わりを静かに回転すると花粉の花への移動がスームスに
なる。このような操作はスリーブ表面の花粉がなくなる
まで花から花へ続けて行われる。
使用後は、今後使用するための花粉をスリーブに充填す
る前にスリーブを振ったり洗ったりして残った花粉をと
りのぞいておいてもよい。
以上のように本発明の態様を単に一例として説明してき
たが、これに限られることなく請求項に記載される精神
又は範囲を逸脱しない改変及び付加は可能である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の請求項1に記載する授粉
装置に依れば、花粉供給源から花粉を誘導して該花粉を
花粉を保持しうる花粉保持手段に差し向ける花粉収集手
段と、該花粉保持手段を収納して該花粉保持手段から花
即ち植物の雌生殖器官への花粉の移動を促進することが
できる花粉塗布器とで構成したので、花粉の浪費を防止
して、授粉効率を大幅に増加しうると共に、授粉の成功
率も天候に左右されない利点を有する。
また、本発明の請求項11に記載の授粉方法に依れば、
花即ち花粉供給源に花粉収集手段を向け、該供給源から
花粉を誘導し、花粉保持手段に花粉を収集保持し、塗布
器に1tiJ記花粉保持手段を取り付け、該塗布器をn
iI記花粉保持手段が花又は花の雌ずいに接触するよう
に位置させ、該花粉保持手段から花又は花の雌すいへの
花粉の移動をそれらを物理的に接触させることにより促
進するようにしたので、前述した利点同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る花粉保持手段の好ましい実施例を
示す概略斜視図、第2図は本発明に係る花粉収集装置の
好ましい実施例を示す概略断面図、第3図は本発明に係
る花粉アプリケータ装置の好ましい実施例を示す概略断
面図である。 ■・・・スリーブ、4・・・花粉収集装置、5・・・本
体、6・・・ノズル、7・・・媒体誘導手段、8・・・
花粉捕縛手段、】5・・・フロー調整器、17・・・プ
ロペラ、19・・・花粉アプリケータ、20・・・把持
手段、21・・・支持手段、22.23・・・ステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、花粉供給源から花粉を誘導して該花粉を花粉を保持
    しうる花粉保持手段に差し向ける花粉収集手段と、該花
    粉保持手段を収納して該花粉保持手段から花即ち植物の
    雌生殖器官への花粉の移動を促進することができる花粉
    塗布器とからなる人工授粉装置。 2、前記花粉保持手段は該花粉保持手段に差し向けられ
    た花粉と媒体との混合物から花粉を分離し保持するよう
    にされている請求項1記載の人工授粉装置。 3、前記花粉保持手段は可撓性のあるいは変形可能なス
    リーブからなる請求項1又は2記載の人工授粉装置。 4、前記花粉収集手段は、花即ち花粉供給源から花粉を
    誘導しうる花粉誘導手段と、花粉捕縛手段とからなり、
    前記花粉は媒体により前記花粉捕縛手段に差し向けられ
    、前記花粉捕縛手段は媒体と花粉との混合物から花粉を
    分離保持するようにされた請求項1〜3記載のいずれか
    の人工授粉装置。 5、前記花粉誘導手段は、本体と、吸入ノズルと、媒体
    誘導手段とからなる請求項4記載の人工授粉装置。 6、前記花粉収集手段は媒体と花粉との混合物の流れ特
    性を変化させるようにされ該媒体と花粉の流れの軌道に
    配置されたスクリュウ又はプロペラからなるフロー調整
    器を含む請求項1〜5記載の人工授粉装置。 7、前記花粉塗布器は、把持手段を含む本体と、花粉保
    持手段を収納するようにされた支持手段とからなる請求
    項1〜6記載の人工授粉装置。 8、前記支持手段は軸のまわりに回転するようにされた
    請求項7記載の人工授粉装置。 9、花即ち花粉供給源から花粉を誘導しうる花粉誘導手
    段と、前記花粉が媒体により導入される花粉捕縛手段と
    を備え、前記花粉捕縛手段は媒体と花粉との混合物から
    花粉を分離保持するようにされた花粉収集手段。 10、花粉保持手段を収納するようにされた支持手段と
    、把持手段を有する本体とからなる花粉塗布器。 11、花即ち花粉供給源に花粉収集手段を向け、該供給
    源から花粉を誘導し、花粉保持手段に花粉を収集保持し
    、塗布器に前記花粉保持手段を取り付け、該塗布器を前
    記花粉保持手段が花又は花の雌ずいに接触するように位
    置させ、該花粉保持手段から花又は花の雌ずいへの花粉
    の移動をそれらを物理的に接触させることにより促進す
    ることからなる人工授粉の方法。
JP63265929A 1987-10-20 1988-10-20 人工授粉装置及び人工授粉方法 Pending JPH01262741A (ja)

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FR (1) FR2621781B3 (ja)
IT (1) IT1227186B (ja)

Cited By (2)

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FR2621781B3 (fr) 1990-01-26
IT8822358A0 (it) 1988-10-19
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