JPH0126153B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0126153B2 JPH0126153B2 JP56054937A JP5493781A JPH0126153B2 JP H0126153 B2 JPH0126153 B2 JP H0126153B2 JP 56054937 A JP56054937 A JP 56054937A JP 5493781 A JP5493781 A JP 5493781A JP H0126153 B2 JPH0126153 B2 JP H0126153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas pipe
- cylindrical member
- gas tube
- line
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims description 11
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 6
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 5
- 230000001012 protector Effects 0.000 abstract description 4
- 238000013022 venting Methods 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 30
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000000153 supplemental effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/20—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess voltage
- H02H3/22—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess voltage of short duration, e.g. lightning
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T4/00—Overvoltage arresters using spark gaps
- H01T4/06—Mounting arrangements for a plurality of overvoltage arresters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/12—Overvoltage protection resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T1/00—Details of spark gaps
- H01T1/14—Means structurally associated with spark gap for protecting it against overload or for disconnecting it in case of failure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電話およびこれに類する通信回路の
ライン保護装置に関する。この発明のライン保護
装置は一般的に電話局の保護装置として知られる
タイプであつて、入力ラインの過電圧または過電
流による故障のため電話局内部の装置が損傷を受
けるのを防止するのに利用する。
ライン保護装置に関する。この発明のライン保護
装置は一般的に電話局の保護装置として知られる
タイプであつて、入力ラインの過電圧または過電
流による故障のため電話局内部の装置が損傷を受
けるのを防止するのに利用する。
ライン保護に関する最近の標準規格を遵守する
ため、補助サージ電圧保護機能を有するライン保
護装置を設計するのが一般的になつてきている。
ガス管式サージ電圧吸収装置を保護装置として利
用する場合、ガス管はしばしば大気への漏洩によ
つて故障することが知られている。このような状
態では管内のアークギヤツプは通常サージ電圧保
護に有効な幅より大きくなり過ぎる。ガス管の電
極ギヤツプはガス管が正常に動作しているときで
もしばしば約0.03−0.4インチ(0.76−10.2mm)と
なり数百ボルトの破壊電圧を有することもある。
しかし、ガス管が大気に漏洩すると破壊電圧は数
千ボルトとなることがある。この電圧は満足な保
護をうるには高過ぎる。そのため、ガス管の外側
にある補助エアーギヤツプが保護装置のモジユー
ルに組込まれている。このエアーギヤツプは一般
的に約1000ボルト以下で破壊するように設計され
ている。このようなエアーギヤツプは金属製電極
間のエアーギヤツプの場合数千分の1インチ例え
ば約0.0065−0.0075インチ(0.17−0.19mm)のギ
ヤツプ間隔を必要とする。
ため、補助サージ電圧保護機能を有するライン保
護装置を設計するのが一般的になつてきている。
ガス管式サージ電圧吸収装置を保護装置として利
用する場合、ガス管はしばしば大気への漏洩によ
つて故障することが知られている。このような状
態では管内のアークギヤツプは通常サージ電圧保
護に有効な幅より大きくなり過ぎる。ガス管の電
極ギヤツプはガス管が正常に動作しているときで
もしばしば約0.03−0.4インチ(0.76−10.2mm)と
なり数百ボルトの破壊電圧を有することもある。
しかし、ガス管が大気に漏洩すると破壊電圧は数
千ボルトとなることがある。この電圧は満足な保
護をうるには高過ぎる。そのため、ガス管の外側
にある補助エアーギヤツプが保護装置のモジユー
ルに組込まれている。このエアーギヤツプは一般
的に約1000ボルト以下で破壊するように設計され
ている。このようなエアーギヤツプは金属製電極
間のエアーギヤツプの場合数千分の1インチ例え
ば約0.0065−0.0075インチ(0.17−0.19mm)のギ
ヤツプ間隔を必要とする。
保護装置モジユールの大量生産において、2次
アークギヤツプを正確に形成すること、換言すれ
ば2次アークギヤツプを構成する電極部材の間隔
が広過ぎたり狭過ぎたりしないように維持するこ
とが重要である。したがつて、通常の製造許容誤
差では、2次アークギヤツプを常時特定の許容誤
差の範囲内に保つことに問題が生ずることがあ
る。
アークギヤツプを正確に形成すること、換言すれ
ば2次アークギヤツプを構成する電極部材の間隔
が広過ぎたり狭過ぎたりしないように維持するこ
とが重要である。したがつて、通常の製造許容誤
差では、2次アークギヤツプを常時特定の許容誤
差の範囲内に保つことに問題が生ずることがあ
る。
この発明の目的は高い信頼性をもつて2次アー
クギヤツプの精度を維持するライン保護装置を提
供することにある。
クギヤツプの精度を維持するライン保護装置を提
供することにある。
この発明の他の目的は多数の規格品を使用しつ
つ2次アークギヤツプの精度を確保する保護装置
モジユールを提供することにある。
つ2次アークギヤツプの精度を確保する保護装置
モジユールを提供することにある。
本発明は、1次アークギヤツプを形成するべく
円筒状絶縁体によつて距離を隔てられた対向電極
を設けたガス管式サージ吸収器(ガス管)と、上
記電極の一方を電気的に接地する第1の回路を形
成する手段と、他方の電極を電気的に通信ライン
に接続する第2の回路を形成する手段をそなえ、
前記第1の回路は上記ガス管を取囲む円筒状部材
を有し、この円筒状部材は距離を隔てて上記他方
の電極を取囲む縁部を有し1次アークギヤツプの
破壊電圧より大きいがガス管が漏洩したときの1
次アークギヤツプの破壊電圧より小さい破壊電圧
を有する2次アークギヤツプを形成し、前記円筒
状部材は弾性を有し、断面が長円形であり、一
方、前記ガス管18は断面が円形であつて、もつ
て、前記ガス管と円筒状部材はガス管中心軸の両
側において局部的に第1及び第2の区域で接触す
ると共に、第3及び第4の区域で距離を隔ててお
り、したがつて、前記ガス管と円筒状部材は互い
に径方向の動きがさまたげられ、前記第2のアー
クギヤツプが形成維持されることを特徴とする、
通信回路のライン保護装置である。
円筒状絶縁体によつて距離を隔てられた対向電極
を設けたガス管式サージ吸収器(ガス管)と、上
記電極の一方を電気的に接地する第1の回路を形
成する手段と、他方の電極を電気的に通信ライン
に接続する第2の回路を形成する手段をそなえ、
前記第1の回路は上記ガス管を取囲む円筒状部材
を有し、この円筒状部材は距離を隔てて上記他方
の電極を取囲む縁部を有し1次アークギヤツプの
破壊電圧より大きいがガス管が漏洩したときの1
次アークギヤツプの破壊電圧より小さい破壊電圧
を有する2次アークギヤツプを形成し、前記円筒
状部材は弾性を有し、断面が長円形であり、一
方、前記ガス管18は断面が円形であつて、もつ
て、前記ガス管と円筒状部材はガス管中心軸の両
側において局部的に第1及び第2の区域で接触す
ると共に、第3及び第4の区域で距離を隔ててお
り、したがつて、前記ガス管と円筒状部材は互い
に径方向の動きがさまたげられ、前記第2のアー
クギヤツプが形成維持されることを特徴とする、
通信回路のライン保護装置である。
本発明によれば、円筒状部材は断面が長円形で
あり、一方、ガス管は断面が円形である。両者が
組み合わされたとき、接触しあう第1、第2の区
域、及び間をあけた第3、第4の区域がガス管の
四方に形成される。したがつて、ガス管と円筒状
部材は互いに径方向の動きが妨げられ、第2のア
ークギヤツプの適正幅が形成維持される。
あり、一方、ガス管は断面が円形である。両者が
組み合わされたとき、接触しあう第1、第2の区
域、及び間をあけた第3、第4の区域がガス管の
四方に形成される。したがつて、ガス管と円筒状
部材は互いに径方向の動きが妨げられ、第2のア
ークギヤツプの適正幅が形成維持される。
図面を参照すれば、第1図はライン保護装置2
重モジユールの半分の断面図を示す。「2重」モ
ジユールというわけはラインの各側すなわちライ
ンのチツプ側とリング側が別のサージ保護装置を
有するということである。保護装置の両半分は同
一であるので、その一方のみを図示し説明するに
とどめる。保護装置モジユール2は、公知の態様
でプラスチツク絶縁基板6に嵌合し結合するプラ
スチツク絶縁容器4を有する。基板6には、(チ
ツプまたはリングを介して)外部ラインが接続さ
れる長いラインピン8および電話局内部の装置に
接続される短いラインピン10を設ける。ライン
ピン8,10の間に導通回路を形成するため、基
板6の内面は、公知の方法によつて基板6に固定
された金属板12を有する。その公知の方法の1
例として、ラインピンを金属板12に棒刺しに挿
入する。ラインピン8,10は基板6を貫通して
いて標準的なコネクタ盤に挿入接続できる。
重モジユールの半分の断面図を示す。「2重」モ
ジユールというわけはラインの各側すなわちライ
ンのチツプ側とリング側が別のサージ保護装置を
有するということである。保護装置の両半分は同
一であるので、その一方のみを図示し説明するに
とどめる。保護装置モジユール2は、公知の態様
でプラスチツク絶縁基板6に嵌合し結合するプラ
スチツク絶縁容器4を有する。基板6には、(チ
ツプまたはリングを介して)外部ラインが接続さ
れる長いラインピン8および電話局内部の装置に
接続される短いラインピン10を設ける。ライン
ピン8,10の間に導通回路を形成するため、基
板6の内面は、公知の方法によつて基板6に固定
された金属板12を有する。その公知の方法の1
例として、ラインピンを金属板12に棒刺しに挿
入する。ラインピン8,10は基板6を貫通して
いて標準的なコネクタ盤に挿入接続できる。
ラインピン8,10の他に、コネクタ盤の接地
端子に挿入接続できるように基板6を貫通する接
地ピン14を設ける。容器4内において接地ピン
14は、適当に絶縁され、接地板16に接続でき
るように容器の端壁に近接する区域にまで伸びて
いる。この接地板16は、接地ピン14とともに
1974年11月19日に発行された合衆国特許第
3849750号に図示された一般的な構造でもよい。
端子に挿入接続できるように基板6を貫通する接
地ピン14を設ける。容器4内において接地ピン
14は、適当に絶縁され、接地板16に接続でき
るように容器の端壁に近接する区域にまで伸びて
いる。この接地板16は、接地ピン14とともに
1974年11月19日に発行された合衆国特許第
3849750号に図示された一般的な構造でもよい。
容器4の内部には、2個の対向電極22,24
を分離する円筒状セラミツク絶縁体20を有する
円形断面のガス管式サージ電圧吸収器(ガス管)
18を配置する。ガス管は公知の不活性ガス例え
ばアルゴンを含む。両電極は数百ボルトの範囲内
の破壊電圧を有する1次アークギヤツプ26を形
成する。ギヤツプ26の幅は例えば0.030−0.040
インチ(0.76−1.0mm)の範囲内である。ガス管
式吸収器18は、開孔された端壁28と大径の外
側に突出した縁部30を有する金属製円筒状部材
27内に収容する。以下に説明するように、縁部
30は電極22の端部32にきわめて接近してお
り、端部32および縁部30はガス管内の不活性
ガスが大気に漏洩した場合過電圧に対してライン
を保護するための2次または補助アークギヤツプ
を形成する。電極端部32は金属板12と接触
し、電極22を電気的にラインピン8,10に接
続する回路を形成する。
を分離する円筒状セラミツク絶縁体20を有する
円形断面のガス管式サージ電圧吸収器(ガス管)
18を配置する。ガス管は公知の不活性ガス例え
ばアルゴンを含む。両電極は数百ボルトの範囲内
の破壊電圧を有する1次アークギヤツプ26を形
成する。ギヤツプ26の幅は例えば0.030−0.040
インチ(0.76−1.0mm)の範囲内である。ガス管
式吸収器18は、開孔された端壁28と大径の外
側に突出した縁部30を有する金属製円筒状部材
27内に収容する。以下に説明するように、縁部
30は電極22の端部32にきわめて接近してお
り、端部32および縁部30はガス管内の不活性
ガスが大気に漏洩した場合過電圧に対してライン
を保護するための2次または補助アークギヤツプ
を形成する。電極端部32は金属板12と接触
し、電極22を電気的にラインピン8,10に接
続する回路を形成する。
電極24の端部32と端壁28の間に孔をあけ
た円板状の半田部材36を配置する。接地板16
と端壁28の間には、公知の構造の渦巻ばね38
を介挿する。したがつて、円筒状部材27、渦巻
ばね38および接地板16を介して電極24から
接地ピン14への直接的な金属回路が形成され
る。過電圧サージ電圧がラインピン8,10の一
方に発生したときギヤツプ26から大地への放電
によつて通常の過電圧に対する保護を行う。ギヤ
ツプ26間の過度のアークおよびこの結果生ずる
ラインピンから接地ピンへの電流によつてガス管
が過熱されると、半田部材36が溶融し渦巻ばね
38は円筒状部材27およびその縁部30を移動
させて金属板12に接触させ、ラインを接地す
る。
た円板状の半田部材36を配置する。接地板16
と端壁28の間には、公知の構造の渦巻ばね38
を介挿する。したがつて、円筒状部材27、渦巻
ばね38および接地板16を介して電極24から
接地ピン14への直接的な金属回路が形成され
る。過電圧サージ電圧がラインピン8,10の一
方に発生したときギヤツプ26から大地への放電
によつて通常の過電圧に対する保護を行う。ギヤ
ツプ26間の過度のアークおよびこの結果生ずる
ラインピンから接地ピンへの電流によつてガス管
が過熱されると、半田部材36が溶融し渦巻ばね
38は円筒状部材27およびその縁部30を移動
させて金属板12に接触させ、ラインを接地す
る。
この発明の重要な特徴は、電極端部32と縁部
30の間にある2次アークギヤツプの大きさを正
確かつ一定に維持することにある。これに制限さ
れないが1例として、端部32と縁部30の間の
2次または補助アークギヤツプは約0.0065インチ
(0.165mm)から約0.0075インチ(0.191mm)の範囲
(公称ギヤツプ0.007インチ即ち、0.178mm)内で
あつて、アークギヤツプは約1000ボルトの破壊電
圧を有する。
30の間にある2次アークギヤツプの大きさを正
確かつ一定に維持することにある。これに制限さ
れないが1例として、端部32と縁部30の間の
2次または補助アークギヤツプは約0.0065インチ
(0.165mm)から約0.0075インチ(0.191mm)の範囲
(公称ギヤツプ0.007インチ即ち、0.178mm)内で
あつて、アークギヤツプは約1000ボルトの破壊電
圧を有する。
円筒状部材27は金属シートから第2図および
第3図に示す形状に絞り込む。円筒状部材27は
外方に突出する縁部30を有する円形の断面をな
す。縁部30および端壁34の間において同軸上
の円筒状部材の内径はガス管18の外径より僅か
に大きい。円筒状部材27を成形した後通常のメ
ツキを行うまでに2次成形作業を行つて円筒状部
材27の断面を第4図に示す長円形に変形させ
る。このため鈍化器具によつて直径方向に対向し
縁部30から距離を隔て円筒状部材27の中心軸
の両側に位置する第1および第2の区域40,4
2に半径方向に沿つて内方に圧力を加える。この
変形作業によつて区域40,42において弾性を
保持しながらその弾性限界を越えて弾性円筒状部
材27を冷間加工して円筒状部材を長円形に再び
変形する。縁部30と端壁34の中間にあつて同
軸的な区域40,42の間の長円形の最小直径は
ガス管18の外径より小さい。その結果、ガス管
を円筒状部材27に挿入嵌合すると長円形は僅か
に拡張し区域40,42において長円形はガス管
と弾性圧着する。このような円筒状部材27とガ
ス管との積極的な接触によつて、縁部30と電極
端部32の間の直径方向に対向する狭い区域にお
いて、2個の対向ギヤツプ44,46(第6図)
を形成する。ガス管18と円筒状部材27の間の
第3、第4の間隙区域48,50は長円形の最大
直径にわたる。したがつて、アークギヤツプ4
4,46は区域40,42と同軸的に位置が一致
する。公称0.007インチ(0.178mm)の2次または
補助ギヤツプはギヤツプ44,46の一方または
両者である。ギヤツプ44,46のいずれかは放
電位置である。
第3図に示す形状に絞り込む。円筒状部材27は
外方に突出する縁部30を有する円形の断面をな
す。縁部30および端壁34の間において同軸上
の円筒状部材の内径はガス管18の外径より僅か
に大きい。円筒状部材27を成形した後通常のメ
ツキを行うまでに2次成形作業を行つて円筒状部
材27の断面を第4図に示す長円形に変形させ
る。このため鈍化器具によつて直径方向に対向し
縁部30から距離を隔て円筒状部材27の中心軸
の両側に位置する第1および第2の区域40,4
2に半径方向に沿つて内方に圧力を加える。この
変形作業によつて区域40,42において弾性を
保持しながらその弾性限界を越えて弾性円筒状部
材27を冷間加工して円筒状部材を長円形に再び
変形する。縁部30と端壁34の中間にあつて同
軸的な区域40,42の間の長円形の最小直径は
ガス管18の外径より小さい。その結果、ガス管
を円筒状部材27に挿入嵌合すると長円形は僅か
に拡張し区域40,42において長円形はガス管
と弾性圧着する。このような円筒状部材27とガ
ス管との積極的な接触によつて、縁部30と電極
端部32の間の直径方向に対向する狭い区域にお
いて、2個の対向ギヤツプ44,46(第6図)
を形成する。ガス管18と円筒状部材27の間の
第3、第4の間隙区域48,50は長円形の最大
直径にわたる。したがつて、アークギヤツプ4
4,46は区域40,42と同軸的に位置が一致
する。公称0.007インチ(0.178mm)の2次または
補助ギヤツプはギヤツプ44,46の一方または
両者である。ギヤツプ44,46のいずれかは放
電位置である。
第1図はこの発明を実施するライン保護装置の
縦方向断面図である。第2図はこの発明の一部を
なす円筒状部材の中心軸からみた断面図である。
第3図は第2図の線3−3からみた断面図であ
る。第4図はこの発明の方法にしたがつて長円形
に変形された後の円筒状部材を示す第3図と同様
な断面図である。第5図はほぼ第1図の線5−5
からみた一部破断断面図である。第6図はほぼ第
1図の線6−6からみた一部破断断面図である。 図中、2……保護装置モジユール、4……容
器、6……基板、8,10……ラインピン、12
……金属板、14……接地ピン、16……接地
板、18……ガス管式サージ電圧吸収器(ガス
管)、20……絶縁体、22,24……対向電極、
26……1次アークギヤツプ。
縦方向断面図である。第2図はこの発明の一部を
なす円筒状部材の中心軸からみた断面図である。
第3図は第2図の線3−3からみた断面図であ
る。第4図はこの発明の方法にしたがつて長円形
に変形された後の円筒状部材を示す第3図と同様
な断面図である。第5図はほぼ第1図の線5−5
からみた一部破断断面図である。第6図はほぼ第
1図の線6−6からみた一部破断断面図である。 図中、2……保護装置モジユール、4……容
器、6……基板、8,10……ラインピン、12
……金属板、14……接地ピン、16……接地
板、18……ガス管式サージ電圧吸収器(ガス
管)、20……絶縁体、22,24……対向電極、
26……1次アークギヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1次アークギヤツプ26を形成するべく円筒
状絶縁体20によつて距離を隔てられた対向電極
22,24を設けたガス管式サージ電圧吸収器
(ガス管18)と、 前記電極の一方を電気的に接地する第1の回路
を形成する手段と、 他方の電極を電気的に通信ラインに接続する第
2の回路を形成する手段をそなえ、 前記第1の回路は上記絶縁体20を取囲む円筒
状部材27を有し、この円筒状部材27は距離を
隔てて前記他方の電極22,32を取囲む縁部3
0を有していて前記1次アークギヤツプ26の破
壊電圧より大きいがガス管18が漏洩したときの
1次アークギヤツプ26の破壊電圧より小さい破
壊電圧を有する2次アークギヤツプ44,46を
形成し、 前記円筒状部材27は弾性を有し、断面が長円
形であり、一方、前記ガス管18は断面が円形で
あつて、もつて、前記ガス管18と円筒状部材2
7はガス管中心軸の両側において局部的に第1及
び第2の区域40,42で接触すると共に、第3
及び第4の区域48,50で距離を隔てており、 したがつて、前記ガス管18と円筒状部材27
は互いに径方向の動きがさまたげられ、前記第2
のアークギヤツプ44,46が形成維持されるこ
とを特徴とする、通信回路のライン保護装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/141,290 US4314302A (en) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | Communications circuit line protector and method of making the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56152185A JPS56152185A (en) | 1981-11-25 |
JPH0126153B2 true JPH0126153B2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=22495038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5493781A Granted JPS56152185A (en) | 1980-04-18 | 1981-04-10 | Device and method for protecting line of communication circuit |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4314302A (ja) |
EP (1) | EP0038621B1 (ja) |
JP (1) | JPS56152185A (ja) |
KR (1) | KR840002415B1 (ja) |
AR (1) | AR229159A1 (ja) |
CA (1) | CA1148605A (ja) |
MX (1) | MX149058A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176392U (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-25 | 株式会社サンコ−シャ | アレスタ保持装置 |
GB2205992B (en) * | 1987-05-01 | 1991-07-17 | Dubilier Plc | Gas-filled surge arrestor |
US4901188A (en) * | 1988-12-30 | 1990-02-13 | Reliance Comm/Tec Corporation | Line protector with spring |
US5128824A (en) * | 1991-02-20 | 1992-07-07 | Amerace Corporation | Directionally vented underground distribution surge arrester |
US5523916A (en) * | 1994-06-03 | 1996-06-04 | Reliance Comm/Tec Corporation | Surge arrester with thermal overload protection |
KR970031657A (ko) * | 1995-11-22 | 1997-06-26 | 프란씨스코 마틴 | 전화선 연결 및 검사모듈(improved telephone line connecting and testing module) |
DE19818036B4 (de) * | 1998-04-22 | 2005-05-19 | Siemens Ag | Verfahren zur Herstellung eines elektrotechnischen Bauteils mit einer kunststoffpassivierten Oberfläche, derartiges Bauteil und Anwendung dieses Bauteils |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3849750A (en) * | 1974-01-02 | 1974-11-19 | Reliable Electric Co | Line protector for a communication circuit |
US4208694A (en) * | 1978-10-11 | 1980-06-17 | Reliable Electric Company | Line protector |
-
1980
- 1980-04-18 US US06/141,290 patent/US4314302A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-03-10 EP EP81301003A patent/EP0038621B1/en not_active Expired
- 1981-03-13 CA CA000372925A patent/CA1148605A/en not_active Expired
- 1981-03-31 AR AR284811A patent/AR229159A1/es active
- 1981-04-10 JP JP5493781A patent/JPS56152185A/ja active Granted
- 1981-04-15 MX MX186909A patent/MX149058A/es unknown
- 1981-04-17 KR KR1019810001314A patent/KR840002415B1/ko active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR840002415B1 (ko) | 1984-12-27 |
AR229159A1 (es) | 1983-06-30 |
JPS56152185A (en) | 1981-11-25 |
MX149058A (es) | 1983-08-15 |
EP0038621A1 (en) | 1981-10-28 |
KR830005738A (ko) | 1983-09-09 |
EP0038621B1 (en) | 1985-07-10 |
US4314302A (en) | 1982-02-02 |
CA1148605A (en) | 1983-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4241374A (en) | Surge voltage arrester with ventsafe feature | |
KR100532324B1 (ko) | 서지 보호 장치 | |
US4493003A (en) | Surge arrester assembly | |
US9590287B2 (en) | Surge protected coaxial termination | |
US4912592A (en) | Gas-filled surge arrestor | |
GB1583913A (en) | Spark gap protector | |
WO2002041460A1 (en) | Surge protected coaxial termination | |
US5172296A (en) | Solid state overvoltage protector assembly | |
US4321649A (en) | Surge voltage arrester with ventsafe feature | |
US6172865B1 (en) | Module for protecting telecommunication devices against voltage surges | |
US4208694A (en) | Line protector | |
US4366412A (en) | Surge arrester with parallel-connected improved spark gap structure | |
US4502087A (en) | Surge voltage arrester assembly | |
JPH0126153B2 (ja) | ||
US4680665A (en) | Gas discharge arrester | |
US4319300A (en) | Surge arrester assembly | |
US5574615A (en) | Air spark gap for determining the maximum voltage at a voltage surge suppressor | |
US4128855A (en) | Surge arrester | |
US7532450B2 (en) | Surge suppressor | |
US4365282A (en) | Overvoltage protector using varistor initiated arc | |
US4400754A (en) | Spark arrestor | |
US6430018B2 (en) | Three-electrode-discharge surge arrester | |
EP0060530A1 (en) | Electrical circuit protector | |
US1271794A (en) | Protective device. | |
US4924346A (en) | Gas discharge surge suppressor for a telephone line |