JPH01260548A - デバッグ用ソースリスト出力処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ処理システムにおいて、プログラムのテスト／デ
バッグに対する操作性を向上させたデバッグ用ソースリ
スト出力処理方式に関し。

被デバツグプログラムとそのソースリストとを一元管理
し、デバッグ時に必要なソースリストを簡単に参照でき
るようにすることを目的とし。

コンパイル時にコンパイルされたソースリスト情報を、
オブジェクトモジュールにおけるシンボリック情報域に
出力するソースリスト組込み処理部と７デバッグ時に指
定範囲内のソースリストを出力することを指示するリス
ト出力コマンドを受け付けるデバッグ用コマンド受け付
は処理部と。

リスト出力コマンドを受け（−１けることにより、前記
オブジェクトモジュールまたはそれを結合編集したロー
ドモジュールにおりるシンボリック情報域を参照し、指
定範囲内のソースリストを表示出力するりスト出力処理
部とを備えるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データ処理システムにおいて、プログラムの
ナス１〜／デバッグに対する操作性を向上させたデバッ
グ用ソースリスＩ−出力処理方式に関する。

〔従来の技術〕

例えばＣＯＢ　ＯＬ言語で記述されたプログラムをデバ
ッグする場合に、それをＣ０ＢＯＬコンパイラでコンパ
イルし、対話型デハソガにより、適当なデバッグ指示を
行いながら実際に動作させて。

正常／異常の確認をすることが行われている。このよう
なデハソガでは、プログラムモジュール内に設定された
変数情報や行番号情報を持つシンホリソク情報域を参照
し、デバッグ指示により指定された変数情報の出力や、
トランプ発生時における行番号の出力なと金行う処理機
能を持っている。

しかし、従来、被デバツグプログラＪ、のソースリスト
を、プログラムモジュール内に組込んておき、デハ・７
グ時に、指定範囲内のソースリストを。

対話的に表示し出力するものはなかった。

〔発明が解決しようとする課題］ テハソク時に、変数情報の出力や行番号の出力があった
場合に、実際に正しく動作しているか否かの確認や、異
常個所の発見のために、そのつど２ソースリストの内容
を調へなげればならないことがよくある。

従来方式によれば、プログラムモジュールを格納するフ
ァイルと、ソースリストのファイルとは。

全く別に作成されているため、ソースリストを予めライ
ンプリンタ　（ＬＰ）で印刷して、Ｌ、Ｐリス１−とじ
て持つか、または磁気ティスフ装置に格納されたソース
ファイルの内容を、デハソガとは別のプログラムにより
、参照しなげればならなかった。

そのため、デバッグ時にＬ　Ｐリストをめくりながら端
末を操作しなければならず、デバッグに時間がかかると
いう問題や、必要な個所をすくに探しにくいという問題
があった。また、ソースプログラムを変更するたびに、
必ずソースリストを印刷するのでは２プリンタ用紙と印
刷のための計算機時間が無駄になるので２変更量が多く
なったときだけＬＰリストを出力することが多く、その
ため、リストの世代が古くなって１行番号に食い違いが
生じるというような問題があった。

さらに、ソースファイルを直接参照する場合には、コン
パイラが自動的に付与した行番号がわからないとか、い
わゆるインライン展開やプリコンパイラレベルの情報が
見えないというような不便さがあった。

本発明は上記問題点の解決を図り、被デバツグプログラ
ムとそのソースリストとを一元管理し、デバッグ時に必
要なソースリストを籠屯に参照できるようにすることを
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の構成例を示す。

第１図において、１０はソースプログラムが格納された
ソースファイル、１１はソースプログラムを機械語に翻
訳するコンパイラ、１２はコンパイラ１１が生成するオ
ブジェクトモジュール中にコンパイルしたソースリスト
を出力するソースリスト組込み処理部、１３はコンパイ
ル結果のオブジェクトモジュールが格納されたオブジェ
クトモジュールファイル、１４は機械語の命令列などか
らなるテキスト部、１５はプログラム名などの管理情報
を持つヘッダ部、１６はシンボリツク・デバッグ用の情
報が格納されるシンボリック情報域。

１７はソースリストの文字コード列が格納されるソース
リスＩ・情報域、１８は結合編集処理を行い実行可能形
式のロードモジュールを作成するリンカ、１９はオブジ
ェクトモジュールファイル１３と同しオブジェクトモジ
ュールまたは結合編集されたロードモジュールを持つプ
ログラムモジュールファイル、２０ばシンボリツク・デ
バッグ処理機能を持つ対話型デバッガ、２１は端末から
の各種デバッグ指示要求を受け付けるデバッグ用コマン
ド受け付は処理部、２２はデバッグ時に端末からの指示
により被デバツグプログラムのソースリストを出力する
リスト出力処理部、２３はデイスプレィやキーボードな
どからなる端末を表す。

本発明では２　コンパイラ１１内に、ソースリスト組込
み処理部１２が設けられ、ソースリスト組込み処理部１
２は、オブジェクト生成時に、オブジェクトモジュール
ファイル１３におけるシンボリック情報域１６内に、コ
ンパイラ１１によってマクロ展開等がなされた結果のソ
ースリストを出力する。

リンカ１８は、ロードモジュール作成時に、シンボリッ
ク情報域１６の内容についても、結合編集処理を行う。

これにより、ソースリストも結合編集の対象となる。プ
ログラムモジュールファイル１９は、オブジェクトモジ
ュールまたはリンカ１８の出力であるロードモジュール
からなる被デパックプログラムのモジュールが格納され
たファイルである。

対話型デバッガ２０は、プログラムモジュールファイル
１９に格納された被デバツグプログラムを動作させ、端
末２３から入力された各種デバッグ指示に応じた被デバ
ツグプログラムの制御およびデバッグ情報の収集・出力
を行う。本発明では。

デバッグ用コマンドの１つとして、リスト出力コマンド
が設けられ、デバッグ用コマンド受け付は処理部２１は
、このコマンドを受け付ける。

リスト出力処理部２２は、リスト出力コマンドの入力に
より、プログラムモジュールファイル１９におけるシン
ボリック情報域を検索し、指定された範囲のソースリス
トを端末２３に表示出力する処理を行うようになってい
る。

〔作用〕

コンパイラ１１によって、シンボリツク・デハ７一 ソグのためのシンボリック情報域１６内に、コンパイル
リストであるソースリスｌ−が組込まれるので、対話型
デバッガ２０は７デハツグ時に、シンボリック情報域１
６をサーチし、被デバツグプログラムのソースリストを
参照することができる。

被デバツグプログラムとそのソースリストとが。

１つのプログラムモジュールファイル１９として一元管
理されるため、デバッグ時に、そのプログラムモジュー
ルファイル１９だけがあればよく。

ペーパレスによるデバッグが可能になる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例に係るコンパイラの処理の例
、第３図はシンボリック情報域の例、第４図はソースリ
スト出力処理の例、第５図は本発明の一実施例によるデ
バッガの処理を説明するための図を示す。

以下、計算機言語の１つであるＣ　ＯＢ’　ＯＬ言語の
プログラムに対するコンパイラおよびデバッガを例に説
明する。

第２図において、Ｃ０ＢＯＬコンパイラ３２は。

最初にソースプログラム３０に対する前処理を行うため
に、プリプロセッサ３３を起動する。プリプロセッサ３
３ば、指定されたソースプログラム３０を入力すると、
その中のＣｏＰＹ句を探す。

行番号が１２０の位置にｒｃＯＰＹ　、Ｃ０ＰＦ　ＩＬ
Ｅ、ｊの文があるので、そこで指定されたＣＯＰ　Ｆ　
Ｉ　１．、Ｅの名前を持つインクルートファイル３１を
参照し２行番号１２０の位置に、インクルートファイル
３１の内容を展開する。この結果を。

マクロ展開ソース３６として作業ファイルに出力する。

次に、構文解析部３４は、マクロ展開ソース３６を１行
ずつ入力し、構文を解析する。その解析結果により、ソ
ースプログラムを中間言語に変換し、中間言語ファイル
３７に出力する。コード生成部３５ば、中間言語ファイ
ル３７から入力した中間言語に基づき、必要に応じて最
適化を行い。

機械語の命令列からなるコートを生成して、オブジェク
トモジュールファイル１３に、そのテキス１−を出力す
る。また、Ｃ０ＢＯＬコンパイラ３２の起動時に、デバ
ッグオプションが指定されていれば、変数情報２行番号
情報などのシンボリック情報を生成し、オブジェクｌ−
モジュールファイル１３に格納する。

以上の処理は従来と同様であるが１本発明では。

さらにソースリスト組込み処理部１２によって。

マクロ展開ソース３６の内容を、シンボリック情報が格
納されるオブジェクトモジュールファイル１３中のシン
ボリック情報域に組込む。

このシンボリック情報（［ＳＤ）域は２例えば第３図に
示すようになっている。

シンボリック情報域１６において、ディレクトリ　（Ｄ
ＩＲ）部４０．変数情報（ＩＳＴ）部４１゜行番号情報
（ＬＮＴ）部４２は、従来と同様な形式である。たたし
２本実施例では、デイレクトυ部４０内に３本実施例に
より新設された行番号・ソースリスＩ・相対番号対応表
４３へのポインタ情報と、ソースリスト情報域１７への
ポインタ情報とが追加して登録されるよ・うになってい
る。

変数情報部４１は、ソースプログラム中で用いられてい
る名標、その属性、そのアドレス情報などを持つテーブ
ルである。行番何悄叩部４２は。

ソースプロクラムの各行番号と、対応するアドレスと、
カートＩＤｊＩＪ叩等を持つ。

行番号・ソースリスト相対番号対応表４３は２ソースリ
ストの出力にあたって、指定された行番号の検索を高速
化するために、各行番号が、ソースリスト情報域１７に
おけるどの位置に対応するかを示す情報を持つテーブル
である。コンパイラが行番号を自動的に付与し１行番号
の増分が一定の場合には、計算により、直接、ソースリ
スト情報域１７の該当位置を参照できるので９行番号・
ソースリスト相対番号対応表４３は不要である。

行番号・ソースリス１へ相対番号対応表４３の有無に関
する情報は、ディレクトリ部４０内に設定される。

ソースリスト情報域１７には、ユーザがソースプログラ
ムとしてコーディングしたものではなく。

Ｃ０ＰＹ句の展開なと、コンパイラか編集した結−］　
１− 果のリストが格納される。

本実施例におけるＣ　ＯＢ　ＯＬデバッガによるソース
リストの出力処理は、第４図に示すように行われる。

デバッガに対し２例えばｒＴＹＰＥ　　１．００／２０
０、”ＭＯＶＢ”」というような、リスト出力コマンド
５０か入力されると、第４図に示す処理５１により、こ
のコマンドで指定された参照行番号、検索文字列等を解
析する。このコマンド５０は、ソースリス１へにおげろ
行番号が１００から２００までの中で９文字列”ＭＯＶ
Ｂ”を持つ行を出力することを指示している。

このコマンドの解析結果に従って、処理５２により、ソ
ースリスト情報を検索し、処理５３により２出力１青報
５４のように、８亥当するソースリストの行をユーザの
端末に出力する。

全体のデバッガの処理の流れは、第５図に示すようにな
っている。

第５図において、第１図と同符号のものは、第１図に示
すものに対応し、６０はＣＰＵおよびメ−１，２−− モリなどからなる処理装置、６１ばＣ０ＢＯＬ言語で記
述されたソースプログラムをコンパイルした被デバツグ
プログラム、６２ばシンボリック・デハソク機能を持つ
対話型Ｃ０ＢＯＬデハソガである。以下、第５図に示ず
■〜■に従って説明する。

■　端末２３から、デバッグしようとする被デバツグプ
ログラムが格納されたプログラムモジュールファイル１
９を指定して、対話型Ｃ０ＢＯＬデバツガ６２を起動す
る。

■　また、出力させる変数情報や、中断点情報などの各
種デバッグ指示情報を入力する。

■　対話型ＣＯＢ　ＯＬデバッガ６２は、プログラムモ
ジュールファイル１９からテキスト部１４を入力し５メ
モリにテキスＩ一部〕４の内容である被デバツグプログ
ラム６１をロードする。

■　そして、指示された中断点の設定などを行い。

被デバツグプログラム６１を起動する。

■　被デバツグプログラム６１の実行により、トラップ
が発生した場合、対話型Ｃ０ＢＯＬデバノガロ２へ制御
が移行する。

■　対話型Ｃ０ＢＯＬデハソガ６２では、中断しノ た行番号情報等を端末２３に表示出力すると共に。

デバッグ指示の入力要求を行う。

■　ここで、端末から第４図で説明したリスト出力コマ
ンドが投入されると、そのコマンＩ−を受げ付け、パラ
メータを解析する。

■　解析結果に従って、ソースリスト情報域１７を検索
し、該当する行のソースリストを、端末２３に表示出力
する。ユーザは、これにより、中断点に関連するソース
を直ちにチエツクできることになる。以下、従来と同様
に、端末２３からの指示に応じて、対話型ＣＯＢ　ＯＬ
　−１”ｒ　（”ツカゞ６２の停止または被デバッグプ
ログラム６１の再起動などを行う。

〔発明の効果〕

以上説明したように９本発明によれば、ユーザは、プロ
グラムモジュールファイルを持つだけで必要なテスト／
デバッグを行うことができるようになり、デバッグを進
めなから２各種デバッグ情報と同様に、簡単な操作でソ
ースリストの情報を取得することができるようになる。

オブジェクトとソースリストの世代かソースプログラム
の変更によってずれることばなく１世代管理を一元化で
きるため、ファイルの管理が容易になると共に。

デバッグにおけるミスが少なくなる。また、ラインプリ
ンタへの出力リストなどが不要となるため。

デバッグ・修正のサイクルを短縮し、かつペーパレスに
よるテスト／デバッグを進めることができるようになる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成例。 第２図は本発明の一実施例に係るコンパイラの処理の例
５ 第３図はシンボリック情報域の例。 第４図はソースリスト出力処理の例。 第５図は本発明の一実施例によるデハソガの処理を説明
するための図を示す。 −１５〜 ＩＩ中、１０はソースファイル、１１はコンパイラ、１
２はソースリスト組込み処理部、１３はオブジェクトモ
ジュールファイル、１４はテキスト部、１５はヘッダ部
、１６はシンボリック情報域。 １７はソースリスト情報域、１８はリンカ、１９はプロ
グラムモジュールファイル、２０は対話型デバ・ツガ、
２］ばデバッグ用コマンド受＆Ｊ付は処理部、２２はリ
スト出力処理部、２３は端末を表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 計算機用言語で記述されたソースプログラムを機械語に
   コンパイルしオブジェクトモジュールを生成するコンパ
   イル処理機能と、該オブジェクトモジュールまたはそれ
   を結合編集したロードモジュールを試験動作させるデバ
   ッグ処理機能とを有するデータ処理システムにおいて、 コンパイル時にコンパイルされたソースリスト情報を、
   オブジェクトモジュールにおけるシンボリック情報域に
   出力するソースリスト組込み処理部（１２）と、 デバッグ時に指定範囲内のソースリストを出力すること
   を指示するリスト出力コマンドを受け付けるデバッグ用
   コマンド受け付け処理部（２１）と、リスト出力コマン
   ドを受け付けることにより、前記オブジェクトモジュー
   ルまたはそれを結合編集したロードモジュールにおける
   シンボリック情報域を参照し、指定範囲内のソースリス
   トを表示出力するリスト出力処理部（２２）とを備えた
   ことを特徴とするデバッグ用ソースリスト出力処理方式
   。