JPH0125977Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は光のデイスプレイを行なう発光装置
に関する。

光の照射状態を種々に変化させて光のデイスプ
レイを行なう装置は種々のものが考案されている
が、光の回転、遮断及び反射を組合せたものはな
い。

この考案は上記組合せを成し得る発光装置を提
供することを目的とする。

以下、この考案をその実施例を示した添付図面
に基づいて詳細に説明する。

第１図に示すように、この考案の発光装置は通
常回転灯Ａといわれているものを基板１の中心に
設けたものであり、この回転灯Ａは、第３図に示
すように基板１に固定された取付台２に回転板３
を取付け、この板３の中心に発光体４を設け、発
光体側方回転板上に椀状反射体５を発光体４側面
を被うように立設し、取付台２内の揺動板６に固
定したモータ７によりゴム板８を介して回転板３
を回すようにしたものである。図中、９はゴム板
８を回転板３に圧接するばね、９′はカバーであ
る。

回転板３の中心軸上前方所要位置から回転灯Ａ
を被つて基板１に延びる杆１０を放射状に設け、
各杆１０の先端は止具１１に嵌着することにより
係止し、基端は円環１２，１３に一体化し、一方
の円環１２を取付具１４により基板１に固定し
て、回転灯Ａ周囲を杆１０により被う。第４図に
示すように例えば杆１０を４本づつペアとして樹
脂などにより一体成形し、各ペアを嵌合により一
体化するようにしてもよい。杆１０のわん曲度合
は適宜に選定する。

この考案は以上のように構成されており、い
ま、モータ７及び発光体４に通電されると、光は
前方及び反射板５により側方に照射されるととも
に、その照射方向が回転し、その回転する光は杆
１０に当たつて乱反射するとともに遮断されてフ
アンタジツクなデイスプレイが行なわれる。

以上のように、この考案によると、モータによ
り回転する回転板の中心に発光体を設け、この発
光体側方回転板上に椀状反射体を発光体側面を被
うように立設し、回転板の中心軸上前方位置から
発光体を被うように回転板方向に延びる杆を放射
状に設けた構成としたので、光の回転、遮断及び
反射が組合わされた今までになかつた光のデイス
プレイを行ない得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の発光装置の一実施例の切断
正面図、第２図は第１図の平面図、第３図は回転
灯の斜視図、第４図は第１図の部分斜視図であ
る。 １……基板、３……回転板、４……発光体、５
……反射体、７……モータ、１０……杆。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータにより回転する回転板の中心に発光体
   を設け、この発光体側方回転板上に椀状反射体
   を発光体側面を被うように立設し、回転板の中
   心軸上前方位置から発光体を被うように回転板
   方向に延びる杆を放射状に設けて成る発光装
   置。 (2) 上記杆を相互に嵌着可能としたことを特徴と
   する実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の発
   光装置。