JPH0125829Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125829Y2 JPH0125829Y2 JP15324983U JP15324983U JPH0125829Y2 JP H0125829 Y2 JPH0125829 Y2 JP H0125829Y2 JP 15324983 U JP15324983 U JP 15324983U JP 15324983 U JP15324983 U JP 15324983U JP H0125829 Y2 JPH0125829 Y2 JP H0125829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- sheath pipe
- piston
- seal ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、2種類或はそれ以上の液体、気体等
を2方或は3方向に通路を変換する際に使用する
切替弁装置に関するものである。
を2方或は3方向に通路を変換する際に使用する
切替弁装置に関するものである。
従来の2方或は3方向切替弁は極く単純な方式
のもので、例えば弁体パツキングを螺子で締付け
たものや、シールパツキングを幾層にも重ねてシ
ール抑えで締付け、弁杆と弁箱との気密或は水密
を保つ構造が極く一般的であつた。
のもので、例えば弁体パツキングを螺子で締付け
たものや、シールパツキングを幾層にも重ねてシ
ール抑えで締付け、弁杆と弁箱との気密或は水密
を保つ構造が極く一般的であつた。
しかしこのようなシール構造は長期間の使用に
おいてシール材が摩耗したり或は、その表面部が
薬品に浸されて粗荒面となつたりして気密、水密
を確実に保つことができなくなりシール材を早期
に交換しなければならなかつた。
おいてシール材が摩耗したり或は、その表面部が
薬品に浸されて粗荒面となつたりして気密、水密
を確実に保つことができなくなりシール材を早期
に交換しなければならなかつた。
殊に種類の異なる液体或は気体の場合には互に
混り合う懸念があり、これをなくするためには前
述したようにシールの早期交換以外に確実な管理
方法がなく、その結果これに要する経費が多くな
るなどの欠点を有していた。
混り合う懸念があり、これをなくするためには前
述したようにシールの早期交換以外に確実な管理
方法がなく、その結果これに要する経費が多くな
るなどの欠点を有していた。
本考案は弁座或は弁体案内孔と弁体とのより緊
密な接触を向上することにより、上記従来の欠点
に対する改善を図りシール面における信頼度を高
めようとするものである。
密な接触を向上することにより、上記従来の欠点
に対する改善を図りシール面における信頼度を高
めようとするものである。
即ち、本考案の要旨とするところは弁杆上に被
嵌した鞘管と弁体との間にシールリングを介在さ
せ、2個の独立したピストンによつて摺動行程の
終局において該弁杆と、鞘管との相対移動により
該シールリングを圧縮し対応外側壁との密着を強
制的に行う構成としている。
嵌した鞘管と弁体との間にシールリングを介在さ
せ、2個の独立したピストンによつて摺動行程の
終局において該弁杆と、鞘管との相対移動により
該シールリングを圧縮し対応外側壁との密着を強
制的に行う構成としている。
以下図面に示す実施例について更に詳細に述べ
ると、先づ弁箱16内に形成した切替通路17に
対し適当な角度を以つて弁体或は弁杆を直接又は
間接的に嵌合保持する案内保持孔19を設け、該
案内保持孔19内には弁杆1を保持した鞘管4を
嵌入し、鞘管4と前記案内保持孔19の口端部と
の間にシール18を装填しシール抑えを介して締
付フランジ20により緊締する。
ると、先づ弁箱16内に形成した切替通路17に
対し適当な角度を以つて弁体或は弁杆を直接又は
間接的に嵌合保持する案内保持孔19を設け、該
案内保持孔19内には弁杆1を保持した鞘管4を
嵌入し、鞘管4と前記案内保持孔19の口端部と
の間にシール18を装填しシール抑えを介して締
付フランジ20により緊締する。
更に前記鞘管4には内端に弁体2を一体に連設
した弁杆1を挿入すると共に、該鞘管4と弁体2
との対向部に形成されたV字状環状溝にシールリ
ング6を介在させ、一方該弁杆1の外端はシリン
ダー7内に嵌挿した外装ピストン8の中央部に螺
着すると共に鞘管4の外端は前記ピストン8の内
部空所に嵌入した内装ピストン10に定着し、内
装、外装の両ピストン間には両ピストンを背向方
向に付勢するばね11を介在させてなる。
した弁杆1を挿入すると共に、該鞘管4と弁体2
との対向部に形成されたV字状環状溝にシールリ
ング6を介在させ、一方該弁杆1の外端はシリン
ダー7内に嵌挿した外装ピストン8の中央部に螺
着すると共に鞘管4の外端は前記ピストン8の内
部空所に嵌入した内装ピストン10に定着し、内
装、外装の両ピストン間には両ピストンを背向方
向に付勢するばね11を介在させてなる。
前記弁体2と鞘管4との対向部には通常少許の
間隙lを保つように構成し、更に内装ピストン1
0側面部と、外装ピストン8の端縁部との間には
前記間隙lと等しいか或はこれよりやや大きい間
隙Lを形成させるものとする。
間隙lを保つように構成し、更に内装ピストン1
0側面部と、外装ピストン8の端縁部との間には
前記間隙lと等しいか或はこれよりやや大きい間
隙Lを形成させるものとする。
尚、内装ピストン10と外装ピストン8との接
触部は充分な緊密度を保つようにOリングを介在
させ、両ピストン8,10によつて形成された空
所へは外装ピストン8に穿設した通路9によつて
連通するようになされている。
触部は充分な緊密度を保つようにOリングを介在
させ、両ピストン8,10によつて形成された空
所へは外装ピストン8に穿設した通路9によつて
連通するようになされている。
又、符号3は流体の抵抗を軽減させるようにし
た特殊な弁体の凹曲端面を示すものである。
た特殊な弁体の凹曲端面を示すものである。
21は分岐路接続箱である。
本考案は以上のように構成され、その作用は次
の通りである。
の通りである。
先ずピストン8,10はシリンダー7内の上端
位置にあり、しかも弁体2及びシールリング6は
通路17を閉塞しているものとして、この状態か
ら説明するとシリンダー7の端蓋に設けた流入口
13から加圧気体或は加圧液体等の流体を送り込
み、ピストン8と端蓋14とに挟まれるシリンダ
ー内の背圧を低下させることにより、該外装ピス
トン8及び内装ピストン10は共に端蓋14の面
に向つて移動を開始し、その行程の終局近くにお
いて鞘管4はその行程S1より少くともlだけ短か
い距離S2に設けた段部5が端蓋12の外側面上で
シールナツトに当接し、ピストン8は鞘管4と共
に移動が停止する。
位置にあり、しかも弁体2及びシールリング6は
通路17を閉塞しているものとして、この状態か
ら説明するとシリンダー7の端蓋に設けた流入口
13から加圧気体或は加圧液体等の流体を送り込
み、ピストン8と端蓋14とに挟まれるシリンダ
ー内の背圧を低下させることにより、該外装ピス
トン8及び内装ピストン10は共に端蓋14の面
に向つて移動を開始し、その行程の終局近くにお
いて鞘管4はその行程S1より少くともlだけ短か
い距離S2に設けた段部5が端蓋12の外側面上で
シールナツトに当接し、ピストン8は鞘管4と共
に移動が停止する。
しかしピストン8はシリンダー7内で更にlだ
けの距離を移動できる余剰行程を留保しているた
め積極的な阻止作用を受けない限り距離lの範囲
で移動が可能である。
けの距離を移動できる余剰行程を留保しているた
め積極的な阻止作用を受けない限り距離lの範囲
で移動が可能である。
そこで弁体2と鞘管4との間に介在させたシー
ルリング6の材質は、金属その他弾性材からなる
ため材質による圧縮応力の相異によつてピストン
8の移動範囲が定まる。つまり該シールリング6
の圧縮応力が大きい場合にはその応力のためにピ
ストン8は早く移動が停止し、又圧縮応力が小さ
い時には移動が大きくなる。
ルリング6の材質は、金属その他弾性材からなる
ため材質による圧縮応力の相異によつてピストン
8の移動範囲が定まる。つまり該シールリング6
の圧縮応力が大きい場合にはその応力のためにピ
ストン8は早く移動が停止し、又圧縮応力が小さ
い時には移動が大きくなる。
そこでこのようにピストン8が移動することに
より前記シールリング6は、、弁杆1と鞘管4に
挟まれて圧縮力を受け座屈して案内保持孔19に
強力に圧接するように作用し、通路17から分岐
路接続箱21に至る通路を開通し、通路17から
シール18への漏洩を阻止する。
より前記シールリング6は、、弁杆1と鞘管4に
挟まれて圧縮力を受け座屈して案内保持孔19に
強力に圧接するように作用し、通路17から分岐
路接続箱21に至る通路を開通し、通路17から
シール18への漏洩を阻止する。
又、上記動作とは逆の動作を行つた時、即ち両
内外装ピストン8,10が端蓋12に向つて移動
し、その終局において外装ピストン8はその環状
端面を該端蓋12の内面に当てて移動は停止する
が、その後、該ピストン8に穿設した通孔9より
更に両ピストン8,10の対向間隙に向つて侵入
する圧流体のためにピストン10は許容移動距離
Lだけ移動しようとし、鞘管4と弁体2とによつ
てシールリング6を圧縮して案内保持孔19の内
壁に対する緊密度を高めるように作用する。
内外装ピストン8,10が端蓋12に向つて移動
し、その終局において外装ピストン8はその環状
端面を該端蓋12の内面に当てて移動は停止する
が、その後、該ピストン8に穿設した通孔9より
更に両ピストン8,10の対向間隙に向つて侵入
する圧流体のためにピストン10は許容移動距離
Lだけ移動しようとし、鞘管4と弁体2とによつ
てシールリング6を圧縮して案内保持孔19の内
壁に対する緊密度を高めるように作用する。
尚、ピストン8,10間に介在したばね11
は、該ピストン相互に遊動を防止するために常時
両者を押開くように作用させるもので、特に本考
案の要旨には直接関係しないものとする。
は、該ピストン相互に遊動を防止するために常時
両者を押開くように作用させるもので、特に本考
案の要旨には直接関係しないものとする。
上述したように弁体2と鞘管4との間に介在さ
せたシールリング6を夫々のピストン8,10の
相対移動によつて圧縮変形による座屈を利用して
シール面との接触状態を密にするものである。
せたシールリング6を夫々のピストン8,10の
相対移動によつて圧縮変形による座屈を利用して
シール面との接触状態を密にするものである。
以上の通り本考案の切替弁装置は、切替えに最
も重要な弁体のシール面における信頼度を高める
作用をするが以下の効果を奏する。
も重要な弁体のシール面における信頼度を高める
作用をするが以下の効果を奏する。
通常、シール面の摩耗、或は老化に伴うシール
効果の低下、或は精度不良から来る密着不良等多
くのシール効果の不良原因があるが、この何れも
が本考案の切替弁装置を用いれば略々完全に補正
することができ、保守維持費の低減を図れるこ
と、及び種類の異なる数種の気体、液体等を含む
流体の切替えを行うような場合には、切替に伴う
漏洩がないために混入が全くなく、純度維持にも
有効であるなど、プラスチツク成型装置或は製薬
装置その他の装置に使用する弁装置として実用価
値の高い考案である。
効果の低下、或は精度不良から来る密着不良等多
くのシール効果の不良原因があるが、この何れも
が本考案の切替弁装置を用いれば略々完全に補正
することができ、保守維持費の低減を図れるこ
と、及び種類の異なる数種の気体、液体等を含む
流体の切替えを行うような場合には、切替に伴う
漏洩がないために混入が全くなく、純度維持にも
有効であるなど、プラスチツク成型装置或は製薬
装置その他の装置に使用する弁装置として実用価
値の高い考案である。
添附図面は本考案切替弁装置の縦断面図、
1……弁、2……弁体、4……鞘管、6……シ
ールリング、8……外装ピストン、10……内装
ピストン。
ールリング、8……外装ピストン、10……内装
ピストン。
Claims (1)
- 切替通路中に形成した円筒弁座に向つて進退す
る弁体と、該弁体の弁杆上に被嵌する鞘管との対
向間にシールリングを介在させ、旦つ該弁体と鞘
管との間に僅小の摺動間隙を保たせると共に前記
弁杆と鞘管の各外端には1個のシリンダー内にあ
る独立した外装ピストンと内装ピストンを夫々定
着し、該シリンダー内での両ピストンの往復動作
行程の終局において両ピストンの間に相対移動を
起させることにより前記弁体と鞘管との間のシー
ルリングを加圧拡開し円筒弁座に対する緊密度を
高めることを特徴とする切替弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324983U JPS6059885U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 切替弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15324983U JPS6059885U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 切替弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059885U JPS6059885U (ja) | 1985-04-25 |
JPH0125829Y2 true JPH0125829Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=30339106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15324983U Granted JPS6059885U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 切替弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059885U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113374882A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-09-10 | 西安航天远征流体控制股份有限公司 | 一种吹扫型卸料柱塞阀 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15324983U patent/JPS6059885U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6059885U (ja) | 1985-04-25 |
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