JPH01257834A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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JPH01257834A
JPH01257834A JP62335674A JP33567487A JPH01257834A JP H01257834 A JPH01257834 A JP H01257834A JP 62335674 A JP62335674 A JP 62335674A JP 33567487 A JP33567487 A JP 33567487A JP H01257834 A JPH01257834 A JP H01257834A
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reflecting mirror
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mirror
plane
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Yasuyuki Tejima
手島 康幸
Kazuji Yoshida
和司 吉田
Moriyasu Shirayanagi
守康 白柳
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、CRT等の画像を発する装置(本明細書で
はこれを画像光源と定義する)からの光束を透過型のス
クリーン上に拡大して投影する画像投影装置の改良に関
するものである。
従来の技術及びその問題点 この種の画像投影装置としては例えば特開昭62−31
838号公報に記載されるようなものがある。
第23図はこの公報に開示されたビデオプロジェクタ−
を示したものである。図示されるようにこの装置は、筐
体1内に画像を発生するCItT2と投影レンズ3、及
び反射鏡4とが設けられており、筐体1の一側の開口に
は透過型のスクリーン5が配設されている。
上記公報に記載された技術によれば、反射鏡4に凸面鏡
としての機能を持たせ、その拡大効果によって従来より
スクリーン5を反射鏡4に近接した位置に設けることを
可能としており、それにより全体の薄型化を達成しよう
としている。しかし、この方法では反射鏡とスクリーン
とのなす角度が45°であるため、薄型化にも限界があ
った。
薄型化を達成するためには上記の従来例のようにスクリ
ーンを反射鏡に接近させる手法の他、反射鏡とスクリー
ンとのなす角度を小さくする手法が考えられる。
以下、後者の手法に従い、平面ミラーを用いて薄型化を
図った場合の参考例を具体的な数値を示しつつ説明する
。なお、以下の例に示す光学系は、いずれもチャート面
上でのy方向に関する物高が±22.860mm、  
z方向に関する物高が±30.480mmの範囲内にあ
る光束によって、画像光源のチャー1・面に形成された
画像を12倍に拡大してスクリーンに投影しようとする
ものである。
(参考例1) 基本的には、平面ミラーを使用しても反射鏡とスクリー
ンとの角度を45°より小さくすることはできる。第2
4図はそのような投影装置の光学系を示すものであり、
この光学系はCRT等の画像光源のチャート面10と、
投影レンズ20と、反射鏡30及びスクリーン40とか
ら構成されている。
ここで、投影レンズ20の光軸Q1と反射鏡30との交
点○を原点として直交座標を設定する。まず、交点○を
通り反射鏡30と直交する軸をX軸とし、光軸Q1とX
軸とを含む面と反射鏡30との交線をy軸、X、y両軸
に直交する軸をZ軸とする。すなわち、反射鏡30はy
−z平面と一致していることとなり、第24図はx−y
平面に沿った断面を示すものとなる。また、この参考例
ではチャー1−面10を光軸Q□に対して垂直に設定し
ている。
以下の説明における角度は全てこのx−y平面内におけ
るものであり、その方向は基準となる方向に対して時計
回りを(=)としている。
投影レンズ20は、実際に設計されるものとしては、第
25図に示したように4群62枚構成のレンズ系であり
、その配置関係は下記の第1表に示した通りとなる。
第1表においては、チャート面10側の面からその曲率
半径をR□lR2・・・R9,R工。とすると共に、各
面の開口径をUH□、UH2・・・UH9,LIH□。
とし、各面間の距離をD工+02・・・D、l、Dgと
し、この距離に対応する範囲にある媒質の屈折率をN1
.N2・・・NIl、N9とする。
なお、本明細書では、上記の構成によって形成される焦
点距離75mmの投影レンズを、後述する理想レンズと
区別するために実レンズと定義しておく。
第24図において、スクリーン40に対する反射鏡30
の傾斜角をθ□、X軸に対する光軸Q□の傾斜角を0□
とする。また、光軸Q1に沿ったチャート面10から投
影レンズ20の第1面までの距離をdl、レンズの最終
面から原点Oまでの距離をd、とし、反射鏡30による
光軸Q1の反射経路I12に沿った原点Oからスクリー
ン40までの距離をd3とする。
実レンズを用いる場合におけるこれらのスペツ  。
りはxz?pg第2表に示した通りの数値をとり、その
場合の光線の経路は第26図、ディス1〜−ジョン及び
スポット性能は第27図に示した通りとなる。
第2表 第26図では、チャート面10上でのy方向の物高が−
22,860mm、 −11,43On+m、 0.0
00+nm、 11.430+n+n。
22.860mmからの5本の主光線と、それぞれの主
光線について2本づつの周辺光線とを示している。
また、第27図はチャー1へ而10に縦横のピッチが7
.62mmとなる6×8のメツシュを設定し、これを]
二記の光学系を介してスクリーン40上に投影した場合
の状態を示しており、チャート面10の12倍、すなわ
ち、縦横のピッチが91.44mmとなる6×8の基準
メツシュ(図中破線で示す)にできるだけ近接させるこ
とが望ましい。この例で示した光学系によれば、実際に
投影されるメツシュと基準メツシュとをほぼ完全に一致
させることができる。
また、スポット形状は図中に点の集合として表示されて
いる。この図では1つのスポラ1〜につきそれぞれチャ
ー1−面10の同一位置から出射する300本の光線に
よってシュミレーションを行ったものであり、スポット
の縮尺はメツシュの縮尺の10倍で表示している。なお
、右半分の領域におけるスポット状態は左半分と線対称
になるため、図示を省略している。
次に、装置の厚さについて説明する。装置の厚さは、ス
クリーン40と反射鏡30の下限との間の距離を目安と
して考えることができる。そこで、反射鏡30の下限を
チャート面10上でy =−22,860mmから出た
主光線と反射鏡30との交A p (第26図参照)と
し、このPを通りスクリーン40に対して直交する仮想
線を設定すると、スクリーン40とこの仮想線の交点か
らPまでの距離が装置の厚さを示す目安となる。本明細
書ではこの距離を厚さ指標dTと定義する。
上記の構成によれば、dアコ356.531mmとなる
ところで、上記の例では投影レンズ20として実レンズ
を用いた例について述べたが、収差が発生しない理想的
なレンズ、いわゆる理想レンズを使用した場合の設計数
値、及び性能を参考のため以下に示す。
第3表は各傾斜角度、距離を示したものであり、符号の
定義は上記の例と同様である。なお、理想レンズは厚さ
をOとして想定している。
このような構成による光線図は第28図、画面の=7− 性能は第29図に示されている。
第3表 スクリーン40上に投影されるメツシュは基準メツシュ
と完全に一致している。また、第29図ではチャート面
10の一点がら発する100本の光線に対応するスポッ
トを第26図と同様にシュミレートしたものであるが、
理想レンズを使用したため、スポットはスクリーン40
上で完全に一点に集中し、図中には広がりを持って表示
されない。
なお、この構成による場合にも厚さ指標は前記の例と同
様に、d v=356.531mmとなる。
(参考例2) 参考例1は、平面ミラーを用いて画像性能を維持し得る
限界点近くまで反射fi30とスクリーン4゜との傾斜
角θ1を小さくしたものである。厚さ指標dtをより小
さくして装置の薄型化を図るために01を37°未滴と
した場合には、画像性能が悪化してしまう。参考例2で
は、画像性能を鑑みずに傾斜角01をより小さく設定し
た光学系について説明する。
第1図は、後述する第1実施例を説明するための構成図
であるが、基本的な構成は参考例2と同様であるのでこ
の図を使用して構成を説明する。なお、第24図と同一
の部材には同一符号を付しており、図中で示された03
.02.do、d2.d3の定義も参考例1におけるの
と同一である。
但し、この例ではチャー1−面10を光軸Q1と直交す
る面に対して傾斜させており、この傾斜角度をチル1−
角03と定義する。このようにチャート面10を上記の
直交面に対して反時計回りにチルトさせることにより、
投影レンズ20から反射鏡30の上部によって反射され
る光束の結像点までの距離を、投影レンズ20から反射
面30の中心部によって反射される光束の結像点までの
距離より長くすることができ、また、投影レンズ20か
ら反射面30の下部によって反射される光束の結像点ま
での距離を、投影レンズ20から反射面30の中心部に
よって反射される光束の結像点までの距離より短くする
ことができ、チャート而1o上の各点に対応する結像点
のスクリーン4oがらのバラツキを補正することができ
る。
第1図の構成において実レンズ(第1表に示したレンズ
)を用いる場合の各傾斜角、及び距離は第4表に示した
通りであり、その場合の光線の経路は第30図、デイス
ト−ジョン及びスポラ1〜性能は第31図に示した通り
となる。
第4表 また、厚さ指標はd工= 282.617mmとなる。
第1図の構成に投影レンズ2oとして前記の理想レンズ
を使用した場合の各傾斜角、及び距離は第5表に示した
通りであり、その場合の光線の経路は第32図、デイス
ト−ジョン及びスポット性能は第33図に示した通りと
なる。スポット性能については第29図と同様に完全な
ものとすることができる。また、厚さ指標は、d T 
= 286 、965+IImとなる。
第5表 このようにスクリーン40と反射鏡3oとの角度を小さ
くすれば機械的な構成としては薄型化することができる
が、第33図に示されるようにスクリーン40上に投影
される画像のデイスト−ジョンが大きく、到底実用に耐
え得る装置を提供することはできない。
光切の目的 本発明は、参考例2の光学系でスクリーン上に表示され
た台形状の画像を原画面と相似する長方形の画像に変換
することができるような反射鏡を用いることにより、参
考例2と同様の薄肉化を図りつつ、参考例1と同様な画
像性能を得ることができる画像投影装置の提供を目的と
する。
問題点を解決するための手段 この発明に係る画像投影装置は、反射鏡を、ス=11− クリーンに対する傾斜角度が約30°より/JXさくな
るよう配置すると共に、その表面形状を投影レンズの光
軸を含みスクリーンと直交する基準面との交線方向に母
線を有するシリンダー凸面を基礎として交線方向にはス
クリーンに近接する側の周辺部でスクリーン側へ近接す
る曲率を有すると共に、シリンダーの曲率が画像光源に
近接するに従って徐々にきつくなる回転非対称な非球面
鏡と等価な光学的作用を持つ微視的な階段状とすること
により、上記目的の達成を図ったものである。
失廠孤 以下、この発明を図面に基づいて説明する。なお、以下
の説明では、第1実施例として巨視的な形状が平面であ
り、光学的な作用が非球面鏡と等価である反射鏡を用い
た光学系を示し、続いて第2実施例として光学的な作用
が非球面鏡と等価であり、巨視的な形状が別の非球面で
ある反射鏡を用いた光学系を示す。巨視的形状と光学的
作用とが異なるのは、反射鏡の表面をフレネルレンズと
同様の微視的な階段状としたためである。
=12− なお、以下の実施例に示す光学系も上述した参考例と同
様にチャート面上でのy方向に関する物高が±22.8
60mm、 z方向に関する物高が±30.480mm
の範囲内にある光束によって、画像光源のチャー1へ面
に形成された画像を12倍に拡大してスクリーンに投影
しようとするものである。
(第1実施例) 第1実施例の画像投影装置の光学系は、第1図に示した
ように、画像光源のチャート面1o、投影レン、C20
、反射鏡3o、スクリーン4oがら成り、投影レンズ2
0としては第1表に示した焦点距離75mmの実レンズ
が使用されている。図中の座標は、参考例1で説明した
ものと同一であり、投影レンズ2゜の光軸Q1と反射鏡
30との交点○を通り反射鏡3゜と直交する軸がX軸、
光軸Q□とX軸とを含む面と反射鏡30との交線がy軸
、X + ’/両軸に直交する軸が2軸である。
また、反射鏡30は、巨視的な形状は平面であるが微視
的には階段状に切削されており、その光学的な作用は以
下に説明する非球面鏡と同一である。
別言すれば、反射鏡30は下記の非球面をフレネルレン
ズを作製する手法で平面的に加工したものである。以下
の説明では加工前の非球面をオリジナル面とし、オリジ
ナル面から実際の形状への変換過程をフレネル化と称す
ることとする。
一般に、なめらかな3次元曲面 f(x+ 3’+ z)=Q は、ある領域内において、 X^=ΣA nHy In HZ Jn  ・・・、■
なる2元高次多項式でよく近似できる。例に示す反射鏡
30は、下記の第6表に示された非球面係数A、を持つ
2元6次多項式で表現される非球面となっている。
なお、第6表中の表現、例えばr3.456492E−
4Jはr3.456492 X 10−’ J という
意味であり、この意味は他の表についても同様である。
(以下、余白) 第6表 このオリジナル面の形状は、y −’−z平面を基準と
した変位を示す第2図の等高線図(線間が10mm)に
示した通りである。この第2図では731.52mmX
640.08mmの範囲内でオリジナル面の形状を示し
ており、正方形のメツシュのピッチは9144mm、台
形状のメツシュは反射鏡30上におけるチャー1〜面1
0からの投影像を示している。
また、第3図は第2図に示したオリジナル面をX−y平
面に沿って切断した垂直断面と、x−z平面に沿って切
断した水平断面とを示したものであり、破線がオリジナ
ル面の断面、実線がフレネル化後  。
の形状(y−z平面と一致する)を示している。
オリジナル面は、x−y平面を境とする左右対称なシリ
ンダー凸面を基礎として、y軸方向の垂直断面ではスク
リーン40へ近接する上側の周辺部でスクリーン側への
曲率を有し、Z軸に平行な水平断面はスクリーン40か
ら離間して下方にゆくに従って徐々にシリンダーの曲率
がきつくなる曲面である。
巨視的には平面でありながら、光学的作用が上記の非球
面鏡と同一である反射鏡30は、第2図に示された台形
状のメツシュをy軸方向の成分に関しては上方の広がり
を抑え、Z軸と平行な成分に関しては下方を上方より拡
大してスクリーン40側へ反射させることができる。な
お、反射面30がオリジナル面そのままの形状であると
像の歪みは補正できても結像性能が悪化するため、これ
を回避するためにフレネル化の必要性がある。
反射鏡30は、スクリーン40に対して傾斜角01をも
って配置されている。また、X軸に対する光軸Q□の傾
斜角を0□、チルト角を03、光軸Q□に沿ったチャー
ト面10から投影レンズ20の第1面までの距離をdl
、レンズの最終面から原点Oまでの距離をd2とし、反
射鏡30による光軸p□の反射経路Q2に沿った原点0
からスクリーン40までの距離をd3とする。
実レンズを用い′る場合におけるこれらのスペックは次
ページの第7表に示した通りの数値をとる。
この場合の光線の経路は第4図、デイスト−ジョン及び
スポット性能は第5図に示した通りとなる。
第7表 第4図では、チャート面10上でのy方向の物高が−2
2,860mm、 −11,430mm、 0.000
mm、 11.430mm。
22.860mmからの5本の主光線と、それぞれの主
光線について2本づつの周辺光線とを示している。
また、第5図では91.44mmピッチの基準メツシュ
を破線で示しており、スポットは一箇所100本の光線
によるシュミレー1〜の結果をメツシュに対して10倍
の縮尺で示している。
上記の通りに構成された光学系における厚さ指標は、d
 v= 282.617mmとなる。
参考例2より薄型化を促進すると共に、ディス1−−シ
ミンもかなり抑えることができ、用途にもよるが一般的
な使用には十分に耐え得るものとなっている。
次に、投影レンズ20として理想レンズを使用した場合
の設計数値、及び性能を参考のため以下に示す。
反射鏡30の光学的作用は」二連した0式に第8表に示
した非球面係数A。を適用した非球面鏡と同一である。
間が10mm)に示した通りである。第7図は第6図に
示したオリジナル面をx−y平面に沿って切断した垂直
断面と、x−z平面に沿って切断した水平断面とを示し
たものであり、破線がオリジナル面の断面、実線がy−
z平面を示している。
第9表 第9表は各傾斜角度、距離を示したものであり、符号の
定義は上記の例と同様である。なお、理想レンズは厚さ
をOとして想定している。
このような構成による光線図は第8図、画面の性能は第
9図に示されている。第9図ではチャー1〜而10の−
・点から発する100本の光線に対応するスポラ1−を
第5図と同様にシュミレートしたものである。
なお、この構成による場合の厚さ指標は、d□= 27
8.269mmとなる。
(第2実施例) 第2実施例では、第1実施例で示したようにフレネル化
した反射鏡を巨視的な形状においても非球面とし、より
一層の性能向上を図った構成例を示す。
第10図に示す第2実施例の光学系は、画像光源のチャ
ー1〜面10、投影レンズ20、反射鏡30、スクリー
ン40から成り、投影レンズ20としては第1表に示し
た焦点距離75mmの実レンズを使用している。
なお、この例では反射鏡30の形状が平面でないため、
前述の例で使用していた座標系の定義を変更する必要が
ある。
第10図では、投影レンズ20の光軸Q1と反射鏡30
との交点○における反射鏡30の非球面化、フレネル化
される以前の平面に対する法線をX軸とし、交点○を通
りX軸に直交する平面と光軸Q工及びX軸を含む面との
交線をy軸、X、y両軸に直交する軸をZ軸としている
また、反射鏡30は、微視的には階段状に切削されてお
り、巨視的な形状と光学的作用とが異なるものとなって
いる。フレネル化前のオリジナル面は、下記の0式に第
10表に示された非球面係数A、を適用した非球面と同
一である。
xo−ΣA n ’ y” ’ Z ”  ”’ ”■
このオリジナル面の形状は、y−z平面からの変位を示
す第11図の等高線図(線間が10mm)に示した通り
である。なお、第11図中の正方形のメツシュのピッチ
は91.44mm、台形状のメツシュはチャート面10
からの投影像である。
記のオリジナル面とは異なる非球面とされている。
フレネル化後の巨視的形状面のX座標XFは、オリジナ
ル面のX座標X。から下記の■式によって導くことがで
きる。なお、Fmは、第11表に示されるフレネル化係
数である。
xF=ΣFm−xoL嘗 ・・・−■ 示す第12図の等高線図(線間が5 mm)に示されて
いる。
第13図はオリジナル面と巨視的形状とをx−y平面に
沿って切断した垂直断面と、x’−z平面に沿って切断
した水平断面とを示したものであり、破線がオリジナル
面、実線がフレネル化後の巨視的形状、−点鎖線がy−
z平面を表している。
オリジナル面は、y軸を境にして左右対称なシリンダー
凸面を基礎とし、y軸方向の垂直断面ではスクリーン4
0へ近接する上側の周辺部でスクリーン40側への曲率
を有し、y軸に平行な水平断面はスクリーン40から離
間して下方へゆくに従って徐々にシリンダーの曲率がき
つくなる曲面である。
他方、巨視的形状面は、y軸を境にして左右対称であり
、y軸方向の垂直断面でスクリーン40へ近接する上側
の周辺部でスクリーン40側への曲率を有し、y軸に平
行な水平断面ではほぼy−z平面に沿うような非球面で
ある。
第14図は、オリジナル面をフレネル化して巨視的形状
面に沿わせるための付加量、すなわち巨視的形状からオ
リジナル面の形状を差し引いた量をy−z平面からの変
位として示す等高線図(線間が10mm)である。
上記のように構成された反射鏡30は、スクリーン40
に対して傾斜して配置されている。ここでの傾斜角θ、
はスクリーンとy−z平面との傾斜角度を表すものとす
る。その他O7,03、dl、d、d3の定義は第1実
施例と同一である。
実レンズを用いる場合におけるこれらのスペックは第1
2表に示した通りの数値をとり、その場合の光線の経路
は第15図、デイスト−ジョン及びスポット性能は第1
6図に示した通りとなる。
第12表 第15図では、チャート面10上でのy方向への物高が
−22,860mm、 −11,430mm、 0.0
00mm、 11.430mm。
22.860mmとなる5本の主光線と、それぞれの主
光線について2本づつの周辺光線とを示している。
また、第16図では91.44mmピッチの基準メツシ
ュを破線で示しており、スポラ1〜は一箇所100本の
光線による性能をメツシュに対して10倍の縮尺で示し
ている。
上記の通りに構成された光学系における厚さ指標は、d
 T = 278 、269mmとなる。
第1実施例に示した装置と比較すると、スポット性能は
同等であるが、デイスト−ジョンはかなり良く補正され
ており、より厳しい性能が要求される用途にも使用可能
である。
=24− 次に、投影レンズ20として理想レンズを使用した場合
の設計数値、及び性能を参考のため以下に示す。
反射鏡30の光学的作用は上述した■式に第13表に示
した非球面係数A。を適用した非球面となり、巨視的形
状は第14表に示したフレネル化係数Fmを上述した0
式に適用することによって得られる面となる。
オリジナル面の形状はy−z平面からの変位を示す第1
7図の等高線図(線間が10mm)に示されており、フ
レネル化後の巨視的形状面はy−z平面からの変位を示
す第18図の等高線図(線間が10mm)に示されてい
る。
第14表 平面に沿って切断した垂直断面と、y−z平面に沿って
切断した水平断面とを示したものであり、破線がオリジ
ナル面、実線がフレネル化後の巨視的形状、−点鎖線が
y−z平面を表している。
−第20図は、オリジナル面をフレネル化して巨視的形
状面に沿わせるための付加量、すなわち巨視的形状から
オリジナル面の形状を差し引いた量をy−z平面からの
変位として示す等高線図(線間が10mm)である。
第15表は各傾斜角度、距離を示したものであり、符号
の定義は上記の例と同様である。なお、理想レンズは厚
さを0として想定している。
(以下、余白) 第15表 このような構成による光線経路は第21図、画面の性能
は第22図に示されている。第22図ではチャート面1
0の一点から発する100本の光線に対応するスポット
をシュミレートしたものである。
なお、この構成による場合の厚さ指標は、d工=278
.269mmとなる。
抜來 以上、説明してきたようにこの発明に係る画像投影装置
では、反射鏡としてシリンダー凸面を基礎とした球面鏡
と等価な作用を持つフレネル化ミラーを用いたため、ス
クリーン上に投影される画像の性能を維持しつつ反射鏡
とスクリーンとの角度を小さくすることができ、装置の
薄型化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの発明に係る画像投影装置の第1実
施例を説明したものである。 第1図は装置の構成図である。 第2図〜第5図は実レンズ、第6図〜第9図は理想レン
ズを使用する場合の説明図であり、第2図及び第6図は
オリジナル面の等高線図、第3図及び第7図はオリジナ
ル面の断面図、第4図及び第8図は光線の経路図、第5
図及び第9図はスポット性能とディストージョンとを示
す説明図である。 第10図〜第22図はこの発明に係る画像投影装置の第
2実施例を説明したものである。 第10図は装置の構成図である。 第11図〜第16図は実レンズ、第17図〜第22図は
理想レンズを使用する場合の説明図であり、第11図及
び第17図はオリジナル面の等高線図、第12図及び第
18図は巨視的形状面の等高線図、第13図及び第19
図はオリジナル面と巨視的形状面との断面図、第14図
及び第20図はフレネル付加量の説明図、第15図及び
第21図は光線の経路図、第16図及び第22図はスポ
ット性能とデイスト−ジョンとを示す説明図である。 第23図は従来のビデオプロジェクタ−を示す構成図で
ある。 第24図〜第29図は参考例1を説明するための図であ
る。 第24図は装置の構成図である。 第25図は実レンズの説明図である。 第26図及び第27図は実レンズ、第28図及び第29
図は理想レンズを使用する場合の説明図であり、第26
図及び第28図は光線の経路図、第27図及び第29図
はスポット性能とデイスト−ジョンとを示す説明図であ
る。 第30図〜第33図は参考例2を説明するための図であ
る。 第30図及び第31図は実レンズ、第32図及び第33
図は理想レンズを使用する場合の説明図であり、第30
図及び第32図は光線の経路図、第31図及び第33図
はスポット性能とデイスト−ジョンとを示す説明図であ
る。 10・・チャート面 20・・・投影レンズ 30・・反射鏡 40・・スクリーン 第1図 図面の浄書 第3図 図面の浄書 々ビー  ρ   「7 第4図 5FJO開 図面の浄書 第7図 y  \ \ \ \ \ \ \ \ \ \ 翫 \ \ 一一一十一 \ \ \ \ λ \ \ \ \ 図面の浄書 第9図 第8図 第10図 図面の浄書 5PJ11図 図面の浄書 第12図 第14図 図面の浄書 図面の浄書 第17図 第16図 第18図 図面の浄書 第19図 、   8、 ゛、 ゝ、 鬼 ゛ −′ 1、 .1 \ ノー。 ゛〜                、  1\〜〜
−一一一一一一一一一 図面の浄書 第23m      第24図 図面の浄書 第25 図 弔27図 図面の浄書 第28図 図面の浄書 第29図 未 32 図面の浄書 手続補正書(方式) 平成1年4月3日 昭和62年特許願第3356’74号 2、発明の名称 画像投影装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都板橋区前野町2丁目36番9号名称 (0
52)旭光学工業株式会社 4代理人 住 所 東京都中央区日本橋蛎殻町1−13−12和孝
第4ビル4F 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 図面中、第2〜9図、第11〜22図、第26〜28図
。 及び第30〜33図を別紙の通り補正する。 以−に

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像光源から発する光束を投影レンズと反射鏡と
    を介して透過型のスクリーンへ投影する画像投影装置に
    おいて、 前記投影レンズの光軸を含み前記スクリーンと直交する
    基準面内で前記反射鏡と前記スクリーンとがなす傾斜角
    度は約30°より小さく設定され、前記反射鏡は、前記
    基準面との交線方向に母線を有するシリンダー凸面を基
    礎として前記交線方向には前記スクリーンに近接する側
    の周辺部で前記スクリーン側へ近接する曲率を有すると
    共に、シリンダーの曲率が前記画像光源に近接するに従
    って徐々にきつくなる回転非対称な非球面鏡と等価な光
    学的作用を持つ微視的な階段状の表面形状を有すること
    を特徴とする画像投影装置。
  2. (2)前記反射面の巨視的形状は平面であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の画像投影装置。
  3. (3)前記反射面の巨視的形状は、前記交線方向には前
    記スクリーンに近接する側の周辺部で前記スクリーン側
    へ近接する曲率を有する曲面であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の画像投影装置。
  4. (4)前記画像光源の画像面は、前記スクリーンに近接
    する側の面が前記投影レンズにから離反するよう前記光
    軸に対して傾斜して設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の画像投影装置。
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