JPH0123068Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123068Y2 JPH0123068Y2 JP1984047113U JP4711384U JPH0123068Y2 JP H0123068 Y2 JPH0123068 Y2 JP H0123068Y2 JP 1984047113 U JP1984047113 U JP 1984047113U JP 4711384 U JP4711384 U JP 4711384U JP H0123068 Y2 JPH0123068 Y2 JP H0123068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- control
- hot water
- water temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 42
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、湯沸器等の比例制御装置に関し、詳
しくは、ハンチングが発生したときに制御回路の
制御回路定数をハンチングを抑制できるように変
化させられるものに関する。
しくは、ハンチングが発生したときに制御回路の
制御回路定数をハンチングを抑制できるように変
化させられるものに関する。
（従来技術と考案が解決しようとする課題）
従来、湯沸器等の比例制御回路では、積分時定
数などの制御回路定数が固定されるのが普通であ
る。したがつて、定常燃焼状態に適合するように
制御回路定数を設定すれば、たとえば、低い出湯
温からの沸き上げ時にはハンチングが起きるとい
うように、種々の運転条件でハンチングが起らな
いような制御を行うことが不可能であつた。
数などの制御回路定数が固定されるのが普通であ
る。したがつて、定常燃焼状態に適合するように
制御回路定数を設定すれば、たとえば、低い出湯
温からの沸き上げ時にはハンチングが起きるとい
うように、種々の運転条件でハンチングが起らな
いような制御を行うことが不可能であつた。
本考案は、このような事情に鑑み、前記のよう
なハンチングが生じたときに制御回路定数を変化
させてハンチングを抑制できるようにすることを
目的とする。
なハンチングが生じたときに制御回路定数を変化
させてハンチングを抑制できるようにすることを
目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記の目的を達成するために本考案の湯沸器等
の比例制御装置は次のような構成としている。す
なわち、熱交換器と、熱交換器を加熱するガスバ
ーナと、ガスバーナの供給ガス量を制御するガス
比例制御弁と、出湯温検出器と、出湯温度設定器
と、設定湯温信号と出湯温度信号との偏差により
上記ガス比例制御弁を制御する制御回路を備えた
ものにおいて、当該制御回路にハンチング検出回
路並びにハンチング検出信号を受けて制御定数切
換信号を出力する制御定数切換回路を設けてい
る。
の比例制御装置は次のような構成としている。す
なわち、熱交換器と、熱交換器を加熱するガスバ
ーナと、ガスバーナの供給ガス量を制御するガス
比例制御弁と、出湯温検出器と、出湯温度設定器
と、設定湯温信号と出湯温度信号との偏差により
上記ガス比例制御弁を制御する制御回路を備えた
ものにおいて、当該制御回路にハンチング検出回
路並びにハンチング検出信号を受けて制御定数切
換信号を出力する制御定数切換回路を設けてい
る。
（実施例）
本考案の実施例を図例に基づき説明する。
第１図は湯沸器の制御装置を概念的に示す制御
系統図であり、第２図はその制御回路の要部のブ
ロツク回路図である。この制御装置は、出湯温検
出器１と、出湯温度設定器２と、出湯温度設定器
２の設定湯温信号と出湯温度検出器１の出湯温度
信号との偏差を算出し、その偏差の比例値信号、
微分値信号及び積分値信号を合成した制御信号を
出力する制御回路３と、制御信号を入力してガス
バーナ４の供給ガス量を制御するガス比例制御弁
５とを有する。６は熱交換器である。前記制御回
路３は、比例制御回路７と、ハンチング検出回路
８と、制御定数切換回路９とを備える。前記ハン
チング検出回路８は、目標湯温よりも＋３℃に対
応するオーバシユート電位ａと目標湯温＋１℃に
対応するアンダシユートリセツト電位ｂと、目標
湯温−１℃に対応するオーバシユートリセツト電
位ｃと、目標湯温−３℃に対応するアンダシユー
ト電位ｄと、目標湯温に対応する中立電位ｅとを
設定する電位設定回路８１を備える。また、この
ハンチング検出回路８は、湯温に感応して抵抗値
が変化させられるサーミスタ８２と、これの出力
と前記電位設定回路８１の中立電位ｅを除く各電
位とを個別的に比較するアンダシユート検知用比
較回路８３、アンダシユートリセツト用比較回路
８４、オーバシユートリセツト用比較回路８５、
オーバシユート検知用比較回路８６とを備える。
さらに、このハンチング検出回路８は、アンダシ
ユート検知用比較回路８３またはオーバシユート
検知用比較回路８６の出力を所定回数、たとえば
３回入力するとハンチング検出信号を出力するカ
ウンタ回路８７と、ハンチング検出信号とアンダ
シユートリセツト用比較回路８５の出力またはオ
ーバシユートリセツト用比較回路８４の出力とを
同時に入力したときにカウンタ回路８７にリセツ
ト信号を出力するリセツト回路８８とを備える。
前記制御定数切換回路９はカウンタ回路８７のハ
ンチング検出信号を入力している間中、制御定数
切換信号を出力するように構成される。前記比例
制御回路７は、制御定数切換回路９の制御定数切
換信号を入力すると、その制御定数、たとえば積
分時定数が小さい値から大きい値に切換えられる
ように構成される。
系統図であり、第２図はその制御回路の要部のブ
ロツク回路図である。この制御装置は、出湯温検
出器１と、出湯温度設定器２と、出湯温度設定器
２の設定湯温信号と出湯温度検出器１の出湯温度
信号との偏差を算出し、その偏差の比例値信号、
微分値信号及び積分値信号を合成した制御信号を
出力する制御回路３と、制御信号を入力してガス
バーナ４の供給ガス量を制御するガス比例制御弁
５とを有する。６は熱交換器である。前記制御回
路３は、比例制御回路７と、ハンチング検出回路
８と、制御定数切換回路９とを備える。前記ハン
チング検出回路８は、目標湯温よりも＋３℃に対
応するオーバシユート電位ａと目標湯温＋１℃に
対応するアンダシユートリセツト電位ｂと、目標
湯温−１℃に対応するオーバシユートリセツト電
位ｃと、目標湯温−３℃に対応するアンダシユー
ト電位ｄと、目標湯温に対応する中立電位ｅとを
設定する電位設定回路８１を備える。また、この
ハンチング検出回路８は、湯温に感応して抵抗値
が変化させられるサーミスタ８２と、これの出力
と前記電位設定回路８１の中立電位ｅを除く各電
位とを個別的に比較するアンダシユート検知用比
較回路８３、アンダシユートリセツト用比較回路
８４、オーバシユートリセツト用比較回路８５、
オーバシユート検知用比較回路８６とを備える。
さらに、このハンチング検出回路８は、アンダシ
ユート検知用比較回路８３またはオーバシユート
検知用比較回路８６の出力を所定回数、たとえば
３回入力するとハンチング検出信号を出力するカ
ウンタ回路８７と、ハンチング検出信号とアンダ
シユートリセツト用比較回路８５の出力またはオ
ーバシユートリセツト用比較回路８４の出力とを
同時に入力したときにカウンタ回路８７にリセツ
ト信号を出力するリセツト回路８８とを備える。
前記制御定数切換回路９はカウンタ回路８７のハ
ンチング検出信号を入力している間中、制御定数
切換信号を出力するように構成される。前記比例
制御回路７は、制御定数切換回路９の制御定数切
換信号を入力すると、その制御定数、たとえば積
分時定数が小さい値から大きい値に切換えられる
ように構成される。
このように構成された本実施例の作用を、沸き
上げ時を例にとつて説明すると、第３図に示すよ
うに、湯温が上昇して目標湯温（TS）−３℃にな
つた時点（Ｆ点）においてまずアンダシユート検
知用比較回路８３が働き、カウンタ回路８７に信
号を送り、カウンタ回路８７は１回目の入力をカ
ウントする。やがて湯温が目標湯温（TS）＋３℃
をこえた時（Ｇ点）、オーバシユート検知用比較
回路８６が働いてカウンタ回路８７に信号を送
り、カウンタ回路８７は２回目の入力をカウント
する。その後、湯温が目標温度（TS）＋１℃まで
下がつた時（Ｈ点）にはオーバシユートリセツト
用比較回路８４が働いてリセツト回路８８に信号
を送るが、リセツト回路８８はカウンタ回路８７
からハンチング検出信号を同時に入力していない
のでリセツト信号を出力しない。更に、湯温が目
標温度（TS）−１℃に下がつた点（Ｊ点）にはア
ンダシユートリセツト用比較回路８５が働いてリ
セツト回路８８に信号を送るが、同時にハンチン
グ検出信号を入力していないので、この時点でも
リセツト回路８８はリセツト信号を出力しない。
ここで、比例制御回路７の制御定数、たとえば積
分時定数がハンチングを生じる程度に小さく設定
されていれば、湯温は更に下降して目標湯温
（TS）−３℃をこえるアンダシユートを発生し、
再び目標湯温（TS）−３℃に戻つた時（Ｋ点）に
アンダシユート検知用比較回路８３が再び働いて
カウンタ回路８７に信号を送り、カウンタ回路８
７は３回目の入力をカウントする。これによりカ
ウンタ回路８７がカウントアツプ信号即ちハンチ
ング検出信号を出力して制御定数切換回路９から
制御定数切換信号が出力される。制御定数切換信
号を入力した比例制御回路７では制御定数、たと
えば、積分時定数が等価的に大きく変化させられ
て急速にハンチングが収束される。その後、湯温
が目標湯温（TS）＋１℃になつてオーバシユート
リセツト用比較回路８５が働いた時（Ｌ点）に
は、その出力信号と、前記カウンタ回路８７から
出力されているハンチング検出信号とがリセツト
回路８８に同時に入力されてリセツト回路８８は
リセツト信号を出力し、カウンタ回路８７はこの
リセツト信号によつてリセツトされ、制御定数切
換回路９の動作が停止される。これにより、比例
制御回路７の制御定数が元の小さな値に復帰させ
られる。
上げ時を例にとつて説明すると、第３図に示すよ
うに、湯温が上昇して目標湯温（TS）−３℃にな
つた時点（Ｆ点）においてまずアンダシユート検
知用比較回路８３が働き、カウンタ回路８７に信
号を送り、カウンタ回路８７は１回目の入力をカ
ウントする。やがて湯温が目標湯温（TS）＋３℃
をこえた時（Ｇ点）、オーバシユート検知用比較
回路８６が働いてカウンタ回路８７に信号を送
り、カウンタ回路８７は２回目の入力をカウント
する。その後、湯温が目標温度（TS）＋１℃まで
下がつた時（Ｈ点）にはオーバシユートリセツト
用比較回路８４が働いてリセツト回路８８に信号
を送るが、リセツト回路８８はカウンタ回路８７
からハンチング検出信号を同時に入力していない
のでリセツト信号を出力しない。更に、湯温が目
標温度（TS）−１℃に下がつた点（Ｊ点）にはア
ンダシユートリセツト用比較回路８５が働いてリ
セツト回路８８に信号を送るが、同時にハンチン
グ検出信号を入力していないので、この時点でも
リセツト回路８８はリセツト信号を出力しない。
ここで、比例制御回路７の制御定数、たとえば積
分時定数がハンチングを生じる程度に小さく設定
されていれば、湯温は更に下降して目標湯温
（TS）−３℃をこえるアンダシユートを発生し、
再び目標湯温（TS）−３℃に戻つた時（Ｋ点）に
アンダシユート検知用比較回路８３が再び働いて
カウンタ回路８７に信号を送り、カウンタ回路８
７は３回目の入力をカウントする。これによりカ
ウンタ回路８７がカウントアツプ信号即ちハンチ
ング検出信号を出力して制御定数切換回路９から
制御定数切換信号が出力される。制御定数切換信
号を入力した比例制御回路７では制御定数、たと
えば、積分時定数が等価的に大きく変化させられ
て急速にハンチングが収束される。その後、湯温
が目標湯温（TS）＋１℃になつてオーバシユート
リセツト用比較回路８５が働いた時（Ｌ点）に
は、その出力信号と、前記カウンタ回路８７から
出力されているハンチング検出信号とがリセツト
回路８８に同時に入力されてリセツト回路８８は
リセツト信号を出力し、カウンタ回路８７はこの
リセツト信号によつてリセツトされ、制御定数切
換回路９の動作が停止される。これにより、比例
制御回路７の制御定数が元の小さな値に復帰させ
られる。
（考案の効果）
以上、説明したように本考案は、ハンチングの
発生を検出するハンチング検出回路と、このハン
チング検出回路のハンチング検出信号を受けて制
御定数切換信号を出力する制御定数切換回路とを
設ける一方、比例制御回路を、前記制御定数切換
信号を受けることによりその制御定数がハンチン
グを抑制される値に変化させられるように構成す
るので、運転条件を種々変更させてもあまりハン
チングを起こすことがない制御特性が得られる等
の効果を奏する。
発生を検出するハンチング検出回路と、このハン
チング検出回路のハンチング検出信号を受けて制
御定数切換信号を出力する制御定数切換回路とを
設ける一方、比例制御回路を、前記制御定数切換
信号を受けることによりその制御定数がハンチン
グを抑制される値に変化させられるように構成す
るので、運転条件を種々変更させてもあまりハン
チングを起こすことがない制御特性が得られる等
の効果を奏する。
第１図は湯沸器の概略図、第２図は本考案の一
実施例を示す電気回路図、第３図は同実施例の作
用を示す湯温制御特性図である。 １……出湯温検出器、２……出湯温度設定器、
３……制御回路、４……ガスバーナ、５……ガス
比例制御弁、６……熱交換器、８……ハンチング
検出回路、９……制御定数切換回路。
実施例を示す電気回路図、第３図は同実施例の作
用を示す湯温制御特性図である。 １……出湯温検出器、２……出湯温度設定器、
３……制御回路、４……ガスバーナ、５……ガス
比例制御弁、６……熱交換器、８……ハンチング
検出回路、９……制御定数切換回路。
Claims (1)
- 熱交換器と、熱交換器を加熱するガスバーナ
と、ガスバーナの供給ガス量を制御するガス比例
制御弁と、出湯温検出器と、出湯温度設定器と、
設定湯温信号と出湯温度信号との偏差により上記
ガス比例制御弁を制御する制御回路を備えたもの
において、当該制御回路にハンチング検出回路並
びにハンチング検出信号を受けて制御定数切換信
号を出力する制御定数切換回路を設けたことを特
徴とする湯沸器等の比例制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4711384U JPS60159943U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 湯沸器等の比例制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4711384U JPS60159943U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 湯沸器等の比例制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60159943U JPS60159943U (ja) | 1985-10-24 |
| JPH0123068Y2 true JPH0123068Y2 (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=30562143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4711384U Granted JPS60159943U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 湯沸器等の比例制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60159943U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731722A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Omron Tateisi Electronics Co | Combustion control device |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4711384U patent/JPS60159943U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731722A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Omron Tateisi Electronics Co | Combustion control device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60159943U (ja) | 1985-10-24 |
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