JPH01218897A - ポケットアルバム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、フォトフレームとしても使用することができ
るポケットアルバムに関するものである。

［従来の技術］ 従来のポケットアルバムは、表表紙と裏表紙との間に、
透明なポケットフィルム等により形成したポケットファ
イルを綴着しており、そのポケットファイルに挿入した
写真をページを捲るようにして鑑賞することができるよ
うになっている。

一方、フォトフレームは、背面に起立用の脚を有した額
縁状のもので、所望の写真を挿入して飾るようになって
いる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来のポケットアルバムでは
、特定の写真を机上等に起立させて飾るようなことは不
可能であり、そのためには、別途にフォトフレームを購
入しなければならない。そして、ポケットアルバム内に
保存している特定の写真を机上等に飾る場合には、その
写真をポケットファイルから引抜いて、別体のフォトフ
レームに挿入するという手間が必要である。

また、フォトフレーム内の写真を他の写真と共に持ち歩
きたいような場合には、その写真をフォトフレームから
取り出して、ポケットアルバムのポケットファイルに戻
す必要がある。

本発明は、このような不具合を解消することを目的とし
ている。

また、本発明の他の目的は、上記不具合を解消するだけ
でなく、ポケットファイル内に挿入した全ての写真を表
紙を閉じた状態で外部から選択的に視認し得るようにす
ることにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、以上の目的を達成するために、次のような構
成を採用したものである。

すなわち、請求項１記載のポケットアルバムは、窓を有
したフレーム表紙と、このフレーム表紙に連続する他の
表紙と、複数のポケット部を連設した透明なポケットフ
ァイルと、前記他の表紙に設けられ起こした場合に表紙
起立用の脚となる切起片とを具備してなり、前記ポケッ
トファイルの一端側に前記ポケット部の半分の幅寸法を
有した余長部分を設け、その一側端を前記他の表紙の中
央部に止着し、前記ポケット部の全てを前記窓を介して
外部から視認し得るように構成したことを特徴とする。

また、請求項２記載のポケットアルバムは、窓を有した
フレーム表紙と、このフレーム表紙に連続する他の表紙
と、複数のポケット部を連設した透明なポケットファイ
ルと、前記他の表紙に設けられ起こした場合に表紙起立
用の脚となる切起片とを具備してなり、前記他の表紙の
上下間若しくは左右間に帯体の端部を止着し、その帯体
に前記ポケットファイルをスライド可能に挾持させて、
前記ポｆ　ｙ　ト部０全てを前記窓を介して外部から視
認し得るように構成したことを特徴とする。

さらに、請求項３記載のポケットアルバムは、窓を有し
たフレーム表紙と、このフレーム表紙に連続する他の表
紙と、複数のポケット部を連設した透明なポケットファ
イルと、前記他の表紙に設けられ起こした場合に表紙起
立用の脚となる切起片とを具備してなり、前記他の表紙
の両端側に係上部を設け、その係止部に前記ポケットフ
ァイルの一側端を係脱可能に止着し、前記ポケット部の
全てを前記窓を介して外部から視認し得るように構成し
たことを特徴とする。

［作用コ 請求項１．２．３記載のポケットアルバムによれば、ポ
ケットファイルの各ポケット部にいれた写真は、表紙を
開くことによって、アルバム的な鑑賞に供することがで
きる。

そして、請求項１記載のポケットアルバムによれば、ポ
ケットファイルの一側端と、その一側端に最も近いポケ
ット部との間に、ポケット部の幅寸法の半分を有した余
長部分を介在させておき、他の表紙の略中夫に止着した
ポケットファイルの一側端を折り曲げるとともに、各ポ
ケット部の境界で折り込む方向を適宜変えると、全ての
ポケット部を選択的にフレーム表紙の窓に臨ませること
ができる。

また、請求項２記載のポケットアルバムによれば、帯体
に挾持させたポケットファイルのポケット部をスライド
させるとともに、各ポケット部の境界で折り込む方向を
種々変えると、全てのポケット部を選択的にフレーム表
紙の窓に臨ませることができる。

さらに、請求項３記載のポケットアルバムによれば、ポ
ケットファイルの一側端を双方の係止部のいづれかに選
択的に止着し、各ポケット部の境界で折り込む方向を種
々変えると、全てのボケ・ソト部を選択的にフレーム表
紙の窓に臨ませることができる。

したがって、請求項１．２．３記載のポケットアルバム
によれば、各ポケット部に挿入した全ての写真は、差し
替えることなく選択的にフレーム表紙の窓に臨ませるこ
とができ、表紙を閉じた状態でも、外部から視認可能と
なる。そのため、切起片を起こして表紙を起立させれば
、フォトフレームと同様な態様で、その特定の写真を机
上等に飾ることができる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図〜第４図に示すポケットアルバム１は、窓２１を
有したフレーム表紙２と、他の表紙たる裏表紙３と、こ
の裏表紙３に連なる中表紙４とを具備してなるもので、
若干厚手の不透明な合成樹脂板により連続的に作られて
おり、複数のボケ・ント部５□〜５６を有したポケット
ファイル５の一側端を裏表紙３の中央部に止着してなる
。フレーム表紙２と裏表紙３との境界部分６および裏表
紙３と中表紙４との境界部分７には、素材を薄くしてヒ
ンジ６１．７１をそれぞれ設けてあり、各ヒンジ６１．
７１部分からそれぞれの前記表紙２．３．４が折曲げ可
能としである。

フレーム表紙２には、前記窓２１を打抜きにより設けで
あるとともに、捲り縁の中央部に係止片２２を形成しで
ある。

裏表紙３には、起こした場１合に表紙起立用の脚となる
一対の切起片３１．３２を設けである。各切起片３１．
３２は、裏表紙３に切離線３１ａ１Ｂ２ａを設けるとと
もに、各切離線３１ａ、３２ａの両端を直線状のヒンジ
３１ｂ、３２ｂで連結してなるもので、各切離線３１ａ
、３２ａの途中に係止点３１ｃ、３２ｃをそれぞれ設け
である。

そして、両方の切起片３１．３２を切り起こして素材を
薄くした各ヒンジ３１ｂ、３２ｂから裏側へ折曲げると
ともに、各係止点３１ｃ、３２ｃを相互に合致させると
、それぞれの切起片３１．３２がそれぞれの面および裏
表紙３に直交状態で係止し合うようにしである。

前記中表紙４には、該中表紙４と上記裏表紙３との境界
部分７に近接した位置に、前記係止片２２を係止させる
ための透孔４１を設けである。

ポケットファイル５は、塩化ビニール等のシート素材を
用いて作られた透明薄膜状のもので、その−側縁を止着
具８を介して裏表紙３の中心部に反転可能に止着しであ
る。裏表紙３上にはポケット部５、の約半分の幅寸法を
有した余長部分５ｂを位置させてあり、上記止着具８に
近接する位置には折込線５ａを設けである。そして、各
ポケット部５、〜５６をそれぞれの境界部分から折り曲
げて、フレーム表紙２と裏表紙３と中表紙４との間に形
成される空間内に収納し得るようにしである。

一方、第５図〜第７図に示すポケットアルバム１では、
裏表紙３の上縁部と下縁部との間に帯体９を張設しであ
る。帯体９は、塩化ビニール等を用いて作られた透明薄
膜状のもので、その両端９ａをそれぞれ裏表紙３に溶着
しである。そして、この帯体９と裏表紙３との間に透明
なポケットファイル１０５のポケット部１０５、〜１０
５６のいづれかを挾持させて、該ポケットファイル１０
５をスライド可能に保持させである。なお、前記実施例
に相当する箇所には同符号を付すとともに、説明を省略
する。

また、第８図〜１０図に示すポケットアルバム１では、
フレーム表紙２と中表紙４にそれぞれ連なる裏表紙３の
両端側に、係止部たる平面ファスナ１０．１１をそれぞ
れ固着しである。そして、いづれかの平面ファスナ１０
．１１にポケットファイル２０５の一側端に固着した平
面ファスナ１２を係脱可能に止着し、該ポケットファイ
ル２０５を裏表紙３に保持させである。ポケットファイ
ル２０５は、塩化ビニール等のシート素材を用いて作ら
れた透明薄膜状のもので、複数のポケット部２０５、〜
２０５６を有し、各ポケット部２０５１〜２０５６の境
界部分から折り曲げて、各表紙２．３．４の空間内に収
納し得るようにしである。なお、第１図〜第４図に相当
する箇所には同符号を付すとともに、説明を省略する。

以上のような構成からなる各ポケットアルバム１による
と、第１図と第５図および第８図に示すように、フレー
ム表紙２および中表紙４を開くことによって、各ポケッ
トファイル５．１０５．２０５に入れた写真をアルバム
的な鑑賞に供することができる。

そして、ポケットファイル５の一側端を裏表紙３の中心
部に止着した場合においては、止着具８に近接する折込
線５ａを伸ばした状態で、各ポケット部５、〜５６の折
り曲げ方向を種々変えると、それらのいづれかを選択的
に窓２１に臨ませることができる。例えば、表面では窓
２１側から偶数番目のポケット部５２．５４．５６、に
挿入した写真を、裏面では窓２１から奇数番目等のポケ
ット部５１．５３．５９、に挿入した写真をそれぞれ選
択的に窓２１に臨ませることができる。また、前記折込
線５ａを窓２１側へ折込むと、各ポケット部５、〜５６
の位置がそれぞれ一つづつずれるため、折込線５ａを伸
ばした場合に窓２１に臨ませ得なかったポケット部５、
〜５６を窓２１に臨ませることができる。

一方、ポケットファイル１０５を裏表紙３に設けた帯体
９に保持させた場合においては、ポケットファイル１０
５をスライドさせて、裏表紙３と帯体９との間に挾持さ
せるポケット部１０５、〜１０５６のいづれか、および
各ポケット部１０５１〜１０５６の折込み方向を適宜変
えることにより、全てのポケット部１０５．〜１０５６
を選択的に窓２１に臨ませることができる。しかも、前
記帯体９は透明であるため、該帯体９に挾持されたポケ
ット部１０５、〜１０５６内の写真が視認不可能となる
こともない。

さらに、ポケットファイル２０５の一側端を裏表紙３の
両端側に固着した平面ファスナ１０．１１のいづれかに
係脱可能に止着した場合においては、いづれかの平面フ
ァスナ１０．１１を選択しても、相互に窓２１側からの
ポケット部２０５、〜２０６の位置を一つづつずらすこ
とができる。

そのため、各ポケット部２０５、〜２０５６の折込み方
向を適宜変えることにより、全てのポケット部２０５、
〜２０５６を選択的に窓２１に臨ませることができる。

なお、各ポケットアルバム１の窓２１にポケットファイ
ル５．１０５．２０５を臨ませる場合、中表紙４は、各
ポケットファイル５．１０５．２０５の間や、その下側
に適宜折込むことになる。

したがって、各ポケットアルバム１のポケットファイル
ら、１０５．２０５に挿入した写真は、フレーム表紙２
および中表紙４を閉じた状態でも、外部から視認可能と
なる。そのため、第４図、第７図および第１０図に示す
ように、双方の切起片３１．３２を起こして各ポケット
アルバム１を起立させれば、フォトフレームと同様な態
様で、窓２１に臨む写真を机上等に飾ることができる。

以上のような構成からなる各ポケットアルバム１によれ
ば、フォトフレームとしての機能も兼備えているので、
従来の如く、ポケットアルバム１内に保存している特定
の写真を別体のフォトフレームに移す必要がなくなると
共に、フォトフレーム内の写真を別体のポケットアルバ
ム内に移すことも不要となる。そのため、各ポケットア
ルバム１内の写真をポケットファイル５．１０５．２０
５から抜き出すことなく、随時机上に飾ることができる
上に、フォトフレームを別体に購入することが不要にな
る。しかも、フォトフレームとして利用する場合、各ポ
ケットファイルに５．１０５．２０５に挿入された全て
の写真を選択的に窓２１に臨ませることができるので、
特定の写真を移し代えるような手間も不要になる。

また、各切起片３１．３２のヒンジ３１ｂ、３２ｂの折
り曲げを解除して元の位置に戻すと、第３図、第６図お
よび第９図に示されるように、各切起片３１．３２が裏
表紙３の一部をなすため、容易にフォトフレームからポ
ケットアルバムに変化させて、持ち運ぶこともできる。

そして、前記各実施例の如く、裏表紙３に切起片３１．
３２を対にして設け、それぞれの切起片３１．３２を相
互に係合させておけば、フォトフレームとして利用する
場合に各ポケットアルバム１が傾倒し難くなる。しかも
、切起片３１．３２のいづれかを下側にすれば、ポケッ
トアルバム１を写真に応じて、縦置きおよび横置きのい
づれの態様でも使用できる。

また、中表紙４を設けておくことにより、各ポケットア
ルバム１内の写真を長期保存する場合などに、窓２１に
臨む写真の日焼は等による変色を防止することができる
。

さらに、ポケットファイル５の一側端を裏表紙３の中心
部に反転可能に止着しておけば、該ポケットファイル５
を反転させることにより、所望の方向から写真の出し入
れをすることができる。

以上、本発明の各実施例について述べたが、本発明は、
前記各実施例に限定されないのは勿論である。例えば、
ポケットファイルの一側端を裏表紙の中央部に止着する
場合、該ポケットファイルは反転不能に止着してもよい
。また、裏表紙に帯体を固着する場合、裏表紙の左右間
に止着し、ポケットファイルを上下方向にスライドさせ
るようにすることもできる。さらに、裏表紙の両端側に
係止部を設け、この係止部にポケットファイルの一側端
を係脱可能に止着する場合、双方の係止部にジャバラ状
に折曲げたポケットファイルをそれぞれ係脱可能に止着
させてもよい。

［発明の効果コ 本発明は、以上のような構成であるから、表紙を開けば
ポケットファイル内の写真をアルバム的な鑑賞に供する
ことができ、表紙を閉じて机上環に起立させればフォト
フレームとして使用することができるとともに、ポケッ
トファイルに挿入した全ての写真を移し代えることなく
、選択的に外部から視認することができるので、使い勝
手がすこぶる良好なポケットアルバムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は表紙を開いた
状態を示す斜視図、第２図は表紙を閉じた状態を示す平
面図、第３図は正面図、第４図は起立状態を示す斜視図
、第５図は表紙を開いた状態を示す斜視図、第６図は正
面図、第７図は起立状態を示す斜視図、第８図は表紙を
開いた状態を示す斜視図、第９図は正面図、第１０図は
起立状態を示す斜視図である。 １・・・ポケットアルバム　　２・・・フレーム表紙３
・・・他の表紙（裏表紙） ５・・・ポケットファイル ５１〜５６・・・ポケット部　９・・・帯体１０．１１
・・・係止部（平面ファスナ）１２・・・平面ファスナ
　　　２１・・・窓３１．３２・・・切起片 １０５・・・ポケットファイル １０５、〜１０５６・・・ポケット部 ２０５・・・ポケットファイル ２０５、〜２０５６・・・ポケット部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、窓を有したフレーム表紙と、このフレーム表紙に連
   続する他の表紙と、複数のポケット部を連設した透明な
   ポケットファイルと、前記他の表紙に設けられ起こした
   場合に表紙起立用の脚となる切起片とを具備してなり、
   前記ポケットファイルの一端側に前記ポケット部の半分
   の幅寸法を有した余長部分を設け、その一側端を前記他
   の表紙の略中央部に止着し、前記ポケット部の全てを前
   記窓を介して外部から視認し得るように構成したことを
   特徴とするポケットアルバム。 ２、窓を有したフレーム表紙と、このフレーム表紙に連
   続する他の表紙と、複数のポケット部を連設した透明な
   ポケットファイルと、前記他の表紙に設けられ起こした
   場合に表紙起立用の脚となる切起片とを具備してなり、
   前記他の表紙の上下間若しくは左右間に帯体の端部を止
   着し、その帯体に前記ポケットファイルをスライド可能
   に挾持させて、前記ポケット部の全てを前記窓を介して
   外部から視認し得るように構成したことを特徴とするポ
   ケットアルバム。 ３、窓を有したフレーム表紙と、このフレーム表紙に連
   続する他の表紙と、複数のポケット部を連設した透明な
   ポケットファイルと、前記他の表紙に設けられ起こした
   場合に表紙起立用の脚となる切起片とを具備してなり、
   前記他の表紙の両端側に係止部を設け、その係止部に前
   記ポケットファイルの一側端を係脱可能に止着し、前記
   ポケット部の全てを前記窓を介して外部から視認し得る
   ように構成したことを特徴とするポケットアルバム。