JPH01217824A - 電磁リレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野〕 本発明はｔ磁すレーに関し、更に詳述すれば制御盤、配
電盤等への使用に適した電磁リレーを提案するものであ
る。

〔従来の技術〕

この種の従来のｔｍリレーは例えば立方電機−が昭和６
１年５月に発行したカタログ「ベスト制御機器オムロン
第８版」の第７３１頁又は安用コントロール販売−が１
９８６年１２月に作成したカタログ「安用ハーメティッ
クシール接点ベスタクト」の第１３．１４頁に示されて
いる。

第４図は従来の電磁リレーの回路図である。密閉ケース
１４内には、リレーコイル１と、このリレーコイルｌを
励磁した場合にリレーコイル１内の鉄心の動きにより絶
縁物の連結環３が駆動され、それにより、ともに開閉動
作するリレー接点２゜２．２と、相隣するリレー接点量
大々に配設した絶縁バリア４ａ、４ｂとを収納している
。これらの絶縁バリア４ａ、４ｂは相隣する接点へ開閉
時のアークの影響が生じないように隔絶している。密閉
ケース１４にはそれから絶縁された外部端子５ａ、５ｂ
・・・５ｈを設けている。

そして前記リレーコイル１は外部端子５ａ、５ｂ間に、
リレー接点２，２．２は外部端子５ｃ、５ｄ間、５ｅ、
５ｆ間、５ｇ、５ｂ間に夫々介装されて電磁リレーＡが
構成されている。この電磁リレーＡはリレーコイル１を
励磁すると、リレー接点２，２．２がともに開路又は閉
路動作をする。

第５図はその電磁リレーＡの使用例を示す回路図である
。制御電源の正、負を極１０．１１間には保護リレー６
の接点６ａと前記電磁リレーＡのリレーコイルｌとの直
列回路が接続されており、また電磁リレーＡの１つのリ
レー接点２と遮断器７の常開接点９とトリップコイル８
との直列回路が接続されており、更に電磁リレーＡの他
の１つのリレー接点２と表示灯１２との直列回路が接続
されている。そして電磁リレーＡの更に他の１つのリレ
ー接点２は、電磁リレーＡの前記２つのリレー接点２．
２が開閉動作したことを遠方に報知すべくテレコン（遠
方制御）装置１３と接続されている。前記制御電源の正
、負電極１０．１１間の電圧は通常１１０νに設定され
ており、テレコン装置１３の電源電圧は２４Ｖ又は４８
Ｖに設定されている。

いま、保護リレー６が動作”してその接点６ａが閉路動
作するとリレーコイル１が励磁されて、連結環３が駆動
しリレー接点２，２．２がともに閉路する。これにより
表示灯１２が点灯するとともに、テレコン装置１３は電
磁リレーＡの他の２つのリレー接点２．２が閉路動作し
たことを報知する。そのような状態において、遮断器７
の常開接点９が閉路されるとトリップコイル８が励磁さ
れて遮断器７の図示しない主接点が遮断する。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述したように従来の電磁リレーにあっては、（１）相
隣するリレー接点間において、開閉時のアークによる電
気的混触を防止すべく、アークを速やかに消滅させるた
めの工夫を要する。

（２）　　アークを速やかに消滅させる工夫をした構造
であっても相隣のリレー接点間に絶縁バリアを配設する
必要がある。

（３）　　相隣のリレー接点が、互いに異なる電源に接
続される場合には、異なる電源の混触を防ぐべく別々の
電磁リレーを用いる必要があり、広い取付面積を要して
配電盤がコストアップするという問題がある。

本発明は斯かる問題に鑑み、複数のリレー接点間に電気
的混触を生じず、また絶縁バリアも要せずに複数のリレ
ー接点を連動させ得る電磁リレーを提供することを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る電磁リレーは単一のリレーコイルと、その
リレーコイルの励磁により開閉動作する単一のリレー接
点とを密閉ケースに収納している補助リレーユニットを
複数個用いて、夫々のリレーコイルを直列接続する。

〔作用〕

複数個の補助リレーユニットの各リレーコイルを直列接
続する。各リレーコイルはともに励磁され、各補助リレ
ーユニットのリレー接点がともに開閉動作する。

これにより、連動するリレー接点同志は相互に電気的影
響が生じない。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面によっ′て詳述する
。

第１図は本発明に係る電磁リレーの回路図である。電磁
リレーＡは例えば３個の補助リレーユニットＲＵＩ　、
　Ｒ１１２，ＲＵ３と、１個の直列抵抗１５と、外部端
子５ａ、５ｂ・・・５ｈとを備えて構成されている。補
助リレーユニットＲＵＩ、ＲＵ２．ＲＵ３は、夫々密閉
ケース１４内に単一のリレーコイル１と、このリレーコ
イル１の励磁により開閉動作をする単一のリレー接点２
とを収納して構成されている。そして、補助リレーユニ
ットＲＵＩ、ＲＵ２．ＲＵ３の各リレーコイル１゜１．
１を直列接続しており、その直列回路に直列抵抗１５を
直列接続している。リレーコイル１，１゜１と直列抵抗
１５とを接続した直列回路の一端は外部端子５ａに、他
端つまり直列抵抗１５の一端は外部端子５ｂと接続され
ている。また補助リレーユニットＲυ１のリレー接点２
を外部端子５　ｃ　＋　５　ｄ間に、補助リレーユニッ
トＲＵ２のリレー接点２を外部端子５ｅ、５ｆ間に、補
助リレーユニットＲＵ３のリレー接点２を外部端子５ｇ
＋５ｈ間に、夫々介装している。

なお、前記直列抵抗１５は、直列接続したリレーコイル
１，１．１の所要電圧と、そのリレーコイル１．１．１
を励磁する電源の電圧とが略等しい場合、あるいはそれ
以下の場合は不要である。

このように構成した電磁リレーＡは、外部端子５ａ、５
ｂ間に所定電圧を与えることによりリレーコイルｌ、１
．１がともに励磁されて、補助リレーユニットＲＵＩ、
ＲＵ２．Ｒυ３の各リレー接点２，２．２がともに開閉
動作して、リレー接点２，２．２と接続された夫々の回
路又は機器を制御する。

この電磁リレーＡは夫々のリレー接点２，２゜２を別々
の密閉ケース１４．１４．１４内に収納しており、各リ
レーコイル１，１．１を直列接続しているから、複数の
リレー接点をともに動作させることができ、それらのリ
レー接点間に電気的な混触が生じない。また、有害ガス
又は可燃性ガスの雰囲気において安全に使用できる。

第２図は本発明の電磁リレーの外観斜視図である。背面
に図示しない多数のプラグ状のコネクタ端子を設けてい
る方形状のコネクタ部１８の正面−側寄りに、コネクタ
部１８の一辺の長さと略等しい幅寸法であって、基端折
曲部１７ａと先端折曲部１７ｂとを有し、側面視が口状
である長寸のプリント基板取付板１７の基端折曲部１７
ａをコネクタ部１８に当接して取付ビス１９により取付
けている。前記コネクタ部Ｉ８にはその一側面に位置決
めのための切欠部１８ａを形成している。プリント基板
取付板１７の幅方向中央部には、その基端折曲部１７ａ
と先端折曲部１７ｂとに跨がる長さ寸法であり、−側の
長辺部をプリント基板取付板１７に当接させた長方形状
のプリント基板１６をプリント基板取付板１７と直交さ
せて適宜固定手段により取付けている。

なお、コネクタ部１８側と反対側のプリント基板１６の
一側角部には、逆り字状の切欠部１６ａが形成されてい
る。そして前記先端折曲部１７ｂには方形状の銘板２０
を取付けている。また、前記プリント基板１６の一面に
は前述した補助リレーユニットＲＵ１゜ＲＵ２．　ＲＵ
３を適長離隔して取付けており、各補助リレーユニット
ＲＵＩ、　ＲＵ２．　ＲＵ３の図示しないリレーコイル
及びリレー接点はプリント基板１６に形成しているプリ
ント回路と半田付により接続されている。

更にプリント基板１６の他面には、直列抵抗１５を適宜
の固定具によりプリント基板１６に取付けており、この
直列抵抗の各端部はリレーコイルと同様にプリント回路
と半田付により接続されている。そして、これらの補助
リレーユニットＲＵＩ　、　ｌ？ｔ１２．　Ｉ？ｌＪ３
の夫々のリレーコイル、リレー接点及び直列抵抗１５は
、プリント基板１６に形成されているプリント回路によ
り第１図に示す如く接続されていて、外部端子５ａ、５
ｂ・・・５ｈに相当するコネクタ部１８の図示しないプ
ラグ端子と前記プリント回路の所定部分とがリード線に
より接続されている。

第３図は電磁リレーを配電盤に取付けた状態の側面図で
ある。配電盤２３にはコネクタ取付孔２３ａを開設して
おり、このコネクタ取付孔２３ａには正面側に図示しな
いレセプタクル端子を有し、前記コネクタ部１８と切離
可能になっているコネクタ部２２の背面凸部２２ａを係
入しており、このコネクタ部２２を適宜取付手段により
配電盤２３に取付けている。コネクタ部２２の背面凸部
２２ａの背面側から、そのレセプタクル端子と各接続さ
れた外部リード線２１．２１・・・を導出している。

そして配電盤２３に取付けたコネクタ部２２には電磁リ
レーＡのコネクタ部１８を嵌入してプラグ端子とレセプ
タクル端子とを結合して、電磁リレーＡを配電盤２３に
着脱可能に取付けている。

これにより、電磁リレーＡは配電盤２３に取付けたコネ
クタ部２２に簡単な操作で取付は得て、取付けた場合に
は電磁リレーの各補助リレーユニットＲＵＩ、ＲＵ２．
ＲＵ３のリレーコイル及びリレー接点が、コネクタ部２
２の背面側から導出した外部リード線２１．２１・・・
によって配電盤２３の裏面側に導出される。

これにより配電盤２３の正面側に外部リード線が存在せ
ず複数個の電磁リレーＡを取付ける場合にその取付間隔
を縮小することができて、その取付面積を縮小できる。

なお本実施例では、補助リレーユニットを３個用いたが
、その数に何ら限定されるものではない。

また多数個の電磁リレーを用いる配電盤では、夫々の電
磁リレーを取付けるための取付孔を配電盤に個々に設け
ず、例えば８個の電磁リレーのコネクタ部の夫々に対応
するコネクタ部を一括して取付けたコネクタ取付板を配
電盤に取付けることにより、配電盤２３の加工工数を低
減することができる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば、電磁リレ−の各補
助リレーユニットは密閉ケース内にリレーコイル及びリ
レー接点を収納し、夫々のリレーコイルを直列接続した
ので、夫々のリレー接点の動作による電気的混触が防止
できる。また各リレー接点をともに開閉動作させ得る。

更に、有毒ガス又は可燃性ガスの雰囲気でも安全に使用
することができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電磁リレーの回路図、第２図は本
発明の電磁リレーの外観斜視図、第３図は電磁リレーを
配電盤に取付けた状態の側面図、第４図は従来の電磁リ
レーの回路図、第５図は電磁リレーの使用例を示す回路
図である。 １・・・リレーコイル　２・・・リレー接点５ａ、５ｂ
　　・・・５ｈ・・・外部端子　１４・・・密閉ケース
１５・・・直列抵抗　１６・・・プリント基板１７・・
・プリント基板取付板　１８・・・コネクタ部２２・・
・コネクタ部　２３・・・配電盤Ａ・・・電磁リレー　
ＲＵｌ、Ｒυ２．　ＲＵ３・・・補助リレーユニット なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　　大　　岩　　増　　雄 １・・・リレーコイル ２・・・リレー接点 １４・・・密閉ケース ＲＵＩ、ＲＵ２．ＲＵ３・・・補助リレーユニット簗１
図 簗２図 第　　３　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、単一のリレーコイルと、該リレーコイルの励磁によ
   り開閉動作する単一のリレー接点とを密閉ケースに収納
   してなる補助リレーユニットを複数個備えており、前記
   補助リレーユニットの夫々のリレーコイルを直列接続し
   てあることを特徴とする電磁リレー。