JPH01215227A - 畜舎の排泄物分離処理装置 - Google Patents
畜舎の排泄物分離処理装置Info
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- JPH01215227A JPH01215227A JP3915188A JP3915188A JPH01215227A JP H01215227 A JPH01215227 A JP H01215227A JP 3915188 A JP3915188 A JP 3915188A JP 3915188 A JP3915188 A JP 3915188A JP H01215227 A JPH01215227 A JP H01215227A
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、畜舎内で飼育されている例えば豚等の家畜の
糞尿を自動的に分離処理する排泄物処理装置の改良に関
する。
糞尿を自動的に分離処理する排泄物処理装置の改良に関
する。
「従来技術およびその問題点」
畜舎の衛生管理のため、i舎を常時清掃し、家畜の排泄
物を、糞と排液とに分けて処理する排泄物分離処理装置
は、種々提案されているが、最近では、特公昭55−3
7214号が知られている。
物を、糞と排液とに分けて処理する排泄物分離処理装置
は、種々提案されているが、最近では、特公昭55−3
7214号が知られている。
この装置は、下部にスリットと排液管が連通配置された
糞尿受床上に、往復移動可能な移動枠を設け、′、−の
移動枠の中央に接続具が摺動自在に嵌装されている。移
動枠中央で接続具下には、糞尿受床上の堆積量を除糞す
る除糞板の基部が枢着されて、除糞板は上下動自在とな
っている。また、接続具には、除糞板の引き起し棒が設
けられている。そして、除糞板は、移動枠の復動時には
、引き起し棒により除糞板に設けた引き起しガイドを押
すことで、糞尿受床上部に持ち一トげられ、往動時には
、自身の自重によって糞尿受床に当接し、糞尿受床上の
堆MAを除去するようになっている。
糞尿受床上に、往復移動可能な移動枠を設け、′、−の
移動枠の中央に接続具が摺動自在に嵌装されている。移
動枠中央で接続具下には、糞尿受床上の堆積量を除糞す
る除糞板の基部が枢着されて、除糞板は上下動自在とな
っている。また、接続具には、除糞板の引き起し棒が設
けられている。そして、除糞板は、移動枠の復動時には
、引き起し棒により除糞板に設けた引き起しガイドを押
すことで、糞尿受床上部に持ち一トげられ、往動時には
、自身の自重によって糞尿受床に当接し、糞尿受床上の
堆MAを除去するようになっている。
ところが、従来装置は、往動時、すなわち除糞作動時、
除糞板は、その自重だけによって糞尿受床に対する摺接
動作を行なうので、進行中に除糞板に掛る荷重が少ない
と、糞尿受床上の糞を乗り) 越えてし
まうことが少なくなく、糞尿受床上を完全な除糞状態と
することができないことがあり、除糞板と移動枠との間
に糞がこびり付いていると、慴接動作に支障をきたし、
除糞の行なわれないこともあった。また、除糞板が糞尿
受床に慴接しないまま、往動方向にかなりの距離移動し
てしまうので、その間の除糞作業が不可能となることも
ある。また、糞尿受床上に糞がこびり付いた状態では、
糞が掻き取れず、この糞が、除糞板と移動枠等を含めた
いわゆるスクレーパの進行の障害となって、装置の移動
が停止してしまうという問題魁あった。さらにまた、従
来装置は、移動枠等の装置全体の往復動作を、ウィンチ
等の外部設備により行なっているため、これら外部設備
の損耗に対する補修、あるいはそのための設置空間をも
余分に必要としていた。
除糞板は、その自重だけによって糞尿受床に対する摺接
動作を行なうので、進行中に除糞板に掛る荷重が少ない
と、糞尿受床上の糞を乗り) 越えてし
まうことが少なくなく、糞尿受床上を完全な除糞状態と
することができないことがあり、除糞板と移動枠との間
に糞がこびり付いていると、慴接動作に支障をきたし、
除糞の行なわれないこともあった。また、除糞板が糞尿
受床に慴接しないまま、往動方向にかなりの距離移動し
てしまうので、その間の除糞作業が不可能となることも
ある。また、糞尿受床上に糞がこびり付いた状態では、
糞が掻き取れず、この糞が、除糞板と移動枠等を含めた
いわゆるスクレーパの進行の障害となって、装置の移動
が停止してしまうという問題魁あった。さらにまた、従
来装置は、移動枠等の装置全体の往復動作を、ウィンチ
等の外部設備により行なっているため、これら外部設備
の損耗に対する補修、あるいはそのための設置空間をも
余分に必要としていた。
「発明の目的」
本発明はしたがって、除糞板を常に円滑に動作でき、除
糞動作ロスが少なく、糞尿受床上に強くこびり付いた糞
をも常時掻き取れ、しかも装置移動用の外部設備をも不
要とすることのできる畜舎の排泄物分離処理装置を得る
ことを目的とする。
糞動作ロスが少なく、糞尿受床上に強くこびり付いた糞
をも常時掻き取れ、しかも装置移動用の外部設備をも不
要とすることのできる畜舎の排泄物分離処理装置を得る
ことを目的とする。
「発明の概要」
本発明は、除糞動作時に、除糞板の自重によってこれを
糞尿受床に摺接させただけでは、除糞板の連結部分や両
側に強くこびり付いた糞が障害となって、除糞板の摺接
動作が阻害されてしまい、糞尿受床上の堆積量を完全に
掻き取ることは不可能であることを出発点とし、この除
糞動作時に、除糞板を強制的に糞尿受床に慴接させ、し
かも装置の移動を自走化して、除糞板の起倒動作を自走
開始時点でできないかとの発想のもとに完成されたもの
である。
糞尿受床に摺接させただけでは、除糞板の連結部分や両
側に強くこびり付いた糞が障害となって、除糞板の摺接
動作が阻害されてしまい、糞尿受床上の堆積量を完全に
掻き取ることは不可能であることを出発点とし、この除
糞動作時に、除糞板を強制的に糞尿受床に慴接させ、し
かも装置の移動を自走化して、除糞板の起倒動作を自走
開始時点でできないかとの発想のもとに完成されたもの
である。
この発想を具体化する本発明は、移動体に、この移動体
を糞尿受床上で往復自走させる自走機構と、除糞板を糞
尿受床に対して起倒させる起倒機構およびこの起倒機構
を自走機構の駆動と同期して作動させ、糞尿受床に対す
る除糞板の倒伏位置、または起立離間位置でこの起倒機
構の作動を停止させる制御手段を設けことを特徴とする
。
を糞尿受床上で往復自走させる自走機構と、除糞板を糞
尿受床に対して起倒させる起倒機構およびこの起倒機構
を自走機構の駆動と同期して作動させ、糞尿受床に対す
る除糞板の倒伏位置、または起立離間位置でこの起倒機
構の作動を停止させる制御手段を設けことを特徴とする
。
「発明の実施例」
以下、図示実施例につき本発明を説明する。
11はコンクリート製の基礎壁であり、壁面を対向させ
て畜舎の地中に半埋設状態で平行に配設されている。こ
の基礎壁11上には、両者に跨がって、すのこ状の踏板
12が載置されている。
て畜舎の地中に半埋設状態で平行に配設されている。こ
の基礎壁11上には、両者に跨がって、すのこ状の踏板
12が載置されている。
基礎壁11によって画成された内部下には、長尺の糞尿
受床13がコンクリートで固設されている。この糞尿受
床13は、左右の両側から中央に向けて下り勾配の傾斜
面とされ、家畜の主に排液を中央に集めるようになって
いる。糞尿受床13の中央には、その長手方向に沿って
、排液の通路となるスリット14が形成され、このスリ
ット14下には、円筒形の排液管15が連通配設されて
いる。このような、糞尿受床13と排液管15の一端に
は、排泄物を溜める受N116が設置されている。
受床13がコンクリートで固設されている。この糞尿受
床13は、左右の両側から中央に向けて下り勾配の傾斜
面とされ、家畜の主に排液を中央に集めるようになって
いる。糞尿受床13の中央には、その長手方向に沿って
、排液の通路となるスリット14が形成され、このスリ
ット14下には、円筒形の排液管15が連通配設されて
いる。このような、糞尿受床13と排液管15の一端に
は、排泄物を溜める受N116が設置されている。
糞尿受床13の左右の側端部上には、スクレーパ部20
と移動体31が前後一体となって、長手方向に往復移動
自在に設けられている。スクレーパ部20と移動体31
は、第1図および第3図の左方が往動方向、右方が復動
方向である。このスクレーパ部20と移動体31は、左
右一対の側板21.22を備えており、この側板21.
22は、前端上部の連結枠23と後端上部の連結枠24
により支持されて、その前部がスクレーバ用側板z1a
<2za>、後部が移動体用側板21b(zzb)を構
成している。また、側板21と22の下部中央付近には
、両者に跨がって支持部材25が渡設されている。
と移動体31が前後一体となって、長手方向に往復移動
自在に設けられている。スクレーパ部20と移動体31
は、第1図および第3図の左方が往動方向、右方が復動
方向である。このスクレーパ部20と移動体31は、左
右一対の側板21.22を備えており、この側板21.
22は、前端上部の連結枠23と後端上部の連結枠24
により支持されて、その前部がスクレーバ用側板z1a
<2za>、後部が移動体用側板21b(zzb)を構
成している。また、側板21と22の下部中央付近には
、両者に跨がって支持部材25が渡設されている。
スクレーパ部20は、スクレーバ用側板21aと22a
の間に、除糞板26を備えている。除糞板26は、糞尿
受床13上の堆積糞を除糞するもので、屈曲部分が、支
持部材25の長手方向に沿って設けられた複数のヒンジ
部27に揺動可能に枢着されている。この除糞板26は
、ヒンジ部゛27から糞尿受床13に向けて下り勾配で
傾斜した、先端部が糞尿受床13と慴接可能な除糞部2
6aと、ヒンジ部2フから起立して上方へ延びる起立部
26bを備えている。除糞部26aは、除糞効果を高め
るためにその先端部をナイフェツジ状に形成することが
できる。また、スクレーパ用側板21a (22a)の
下端には、13と摺接してスクレーバ部20の往復摺動
を容易にするソリ等の慴動部材28が固定されている。
の間に、除糞板26を備えている。除糞板26は、糞尿
受床13上の堆積糞を除糞するもので、屈曲部分が、支
持部材25の長手方向に沿って設けられた複数のヒンジ
部27に揺動可能に枢着されている。この除糞板26は
、ヒンジ部゛27から糞尿受床13に向けて下り勾配で
傾斜した、先端部が糞尿受床13と慴接可能な除糞部2
6aと、ヒンジ部2フから起立して上方へ延びる起立部
26bを備えている。除糞部26aは、除糞効果を高め
るためにその先端部をナイフェツジ状に形成することが
できる。また、スクレーパ用側板21a (22a)の
下端には、13と摺接してスクレーバ部20の往復摺動
を容易にするソリ等の慴動部材28が固定されている。
支持部材25の中央でスリット14との対応位置には、
スリット掻板29が垂下固定されている。このスリット
掻板29は、スリット14に遊挿されて下端が排液管!
5内に突出しており、その突出端には、排液管15の内
径より小さめの円板状の集尿板30が設けられている。
スリット掻板29が垂下固定されている。このスリット
掻板29は、スリット14に遊挿されて下端が排液管!
5内に突出しており、その突出端には、排液管15の内
径より小さめの円板状の集尿板30が設けられている。
この集尿板30は、排液管15内部の排液を移動しなが
ら集め、その端部に設けた受槽16に押し流すものであ
る。したがって、上記スリット掻板29、集尿板30s
3よび除糞板26は、スクレーバ部20および移動体3
1の往復移動に伴なって、第1図の左右方向に一体に往
復移動する。
ら集め、その端部に設けた受槽16に押し流すものであ
る。したがって、上記スリット掻板29、集尿板30s
3よび除糞板26は、スクレーバ部20および移動体3
1の往復移動に伴なって、第1図の左右方向に一体に往
復移動する。
上記移動体31は、カバー31aで覆われており、左右
の移動体用側板21bと22bの間には、図示しない軸
受を介して一対の車軸32.33が回転自在に軸支され
ている。車軸32.33の両端には、移動体用側板21
b(22b)の内面位置に、それぞれ車輪34.35が
固定されており、この車輪34.35間には、ゴム材等
からなる弾性のキャタピラ36が巻装されている。上記
車軸32.33にはそれぞれ、その対応位置にギヤ37
.38が軸着され、このギヤ37.38には、車軸32
.33間に配設されたモータ39の駆動ギヤ40が噛み
合っている。したがって、モータ39が駆動されると、
その回転力が、駆動ギヤ40からそれぞれギヤ37.3
8に伝えられ、車輪34.35を介してキャタピラ36
を航進または後退方向に回転させる。これで、移動体3
1は、スクレーパ部2゛0と一体となって、糞尿受床1
3上の長手方向に往復自走する。
の移動体用側板21bと22bの間には、図示しない軸
受を介して一対の車軸32.33が回転自在に軸支され
ている。車軸32.33の両端には、移動体用側板21
b(22b)の内面位置に、それぞれ車輪34.35が
固定されており、この車輪34.35間には、ゴム材等
からなる弾性のキャタピラ36が巻装されている。上記
車軸32.33にはそれぞれ、その対応位置にギヤ37
.38が軸着され、このギヤ37.38には、車軸32
.33間に配設されたモータ39の駆動ギヤ40が噛み
合っている。したがって、モータ39が駆動されると、
その回転力が、駆動ギヤ40からそれぞれギヤ37.3
8に伝えられ、車輪34.35を介してキャタピラ36
を航進または後退方向に回転させる。これで、移動体3
1は、スクレーパ部2゛0と一体となって、糞尿受床1
3上の長手方向に往復自走する。
上記#糞尿26を、ヒンジ部27を中心に揺動させるた
め、天板部31bの内面中央には、起倒用スライドラッ
ク41がスライドガイド42により、前後方向にスライ
ド可能に支持されている。
め、天板部31bの内面中央には、起倒用スライドラッ
ク41がスライドガイド42により、前後方向にスライ
ド可能に支持されている。
起倒用スライドラック41は、前端両側に突出したガイ
ドビン43を備え、このガイドビン43が、除糞板26
の起立部26bの上端部に設けられた揺動連結具44の
長孔45に嵌められて、この揺動連結具44と連結され
ている。したがって、除糞板26は、揺動連結具44を
介した起倒用スライドラック41の、前方スライドで、
ヒンジ部27を中心にその除糞部26aが糞尿受床13
と当接する倒伏方向に揺動し、後方スライドで糞尿受床
13と離間する起立方向へと揺動する。
ドビン43を備え、このガイドビン43が、除糞板26
の起立部26bの上端部に設けられた揺動連結具44の
長孔45に嵌められて、この揺動連結具44と連結され
ている。したがって、除糞板26は、揺動連結具44を
介した起倒用スライドラック41の、前方スライドで、
ヒンジ部27を中心にその除糞部26aが糞尿受床13
と当接する倒伏方向に揺動し、後方スライドで糞尿受床
13と離間する起立方向へと揺動する。
また、長孔45は、除糞板26の除糞部26aが、糞尿
受床13の往動方向端部に深くえぐられて設けられた受
JfllG上にきたときに、除糞部26aの自重が作用
して、その有効長の範囲で揺動連結具44を前方にスラ
イドさせ、除糞部26aをこの受Jfi16内にさらに
下降(倒伏)させるためのものである。
受床13の往動方向端部に深くえぐられて設けられた受
JfllG上にきたときに、除糞部26aの自重が作用
して、その有効長の範囲で揺動連結具44を前方にスラ
イドさせ、除糞部26aをこの受Jfi16内にさらに
下降(倒伏)させるためのものである。
上記の起倒用スライドラック41を前後方向にスライド
駆動させるべく、起倒用スライドラック41には、ピニ
オン46が咬み合っている。このピニオン46は、天板
部31bに支持されており、従動スプロケット47、チ
ェノ48および駆動スプロケット49を介してラックス
ライド用モータ50に接続されている。したがって、ラ
ックスライド用モータ50を回転駆動させると、ピニオ
ン46の回転によって、起倒用スライドラック41が前
後いず九かの方向にスライドする。この場合のラックス
ライド用モータ50は、ビニオン46を介して起倒用ス
ライドラック41を前方にスライドさせる回転が正転、
後方にスライドさせる回転が逆転である。
駆動させるべく、起倒用スライドラック41には、ピニ
オン46が咬み合っている。このピニオン46は、天板
部31bに支持されており、従動スプロケット47、チ
ェノ48および駆動スプロケット49を介してラックス
ライド用モータ50に接続されている。したがって、ラ
ックスライド用モータ50を回転駆動させると、ピニオ
ン46の回転によって、起倒用スライドラック41が前
後いず九かの方向にスライドする。この場合のラックス
ライド用モータ50は、ビニオン46を介して起倒用ス
ライドラック41を前方にスライドさせる回転が正転、
後方にスライドさせる回転が逆転である。
このラックスライド用モータ50の駆動を、起倒用スラ
イドラック41の所定スライド位置で止めるため、起倒
用スライドラック41の前後の近傍には、一対のリミッ
トスイッチ51.52が併設されている。リミットスイ
ッチ51はラックスライド用モータ50の正転を、また
、リミットスイッチ52は同モータ50の逆転をそれぞ
れ止めるものである。このリミットスイッチ51と52
の制御のタイミングは、起倒用スライドラック41が前
方スライドして、除糞板26の除糞部26aが糞尿受床
13上に倒伏して押し付けられた位置、および、起倒用
スライドラック41が後方スライドして、除糞部26a
が糞尿受床13から起立して充分に離間した位置にきた
とき、それぞれ働くように設定される。
イドラック41の所定スライド位置で止めるため、起倒
用スライドラック41の前後の近傍には、一対のリミッ
トスイッチ51.52が併設されている。リミットスイ
ッチ51はラックスライド用モータ50の正転を、また
、リミットスイッチ52は同モータ50の逆転をそれぞ
れ止めるものである。このリミットスイッチ51と52
の制御のタイミングは、起倒用スライドラック41が前
方スライドして、除糞板26の除糞部26aが糞尿受床
13上に倒伏して押し付けられた位置、および、起倒用
スライドラック41が後方スライドして、除糞部26a
が糞尿受床13から起立して充分に離間した位置にきた
とき、それぞれ働くように設定される。
上記のラックスライド用モータ50を、移動体31の自
走と同期して駆動させるため、ギヤ37と38の近傍に
は、それぞれ駆動用リミットスイッチ53.54が配設
されている。リミットスイッチ53と54は、一方がモ
ータ39の正転時に、他方がモータ39の逆転時にそれ
ぞれ慟〈。
走と同期して駆動させるため、ギヤ37と38の近傍に
は、それぞれ駆動用リミットスイッチ53.54が配設
されている。リミットスイッチ53と54は、一方がモ
ータ39の正転時に、他方がモータ39の逆転時にそれ
ぞれ慟〈。
なおモータ39は、配線を介して、糞尿受床13の端部
外に配設された図示しない配電盤に接続されている。
外に配設された図示しない配電盤に接続されている。
次に、上記構成の排泄物分離処理装置の作動を説明する
。
。
本発明装置が糞尿受床13端部の復動規制位置にあり、
除糞板26が第4図(a)で示す位置にある状態でモー
タ39を正転駆動すると、駆動ギヤ40の回転で、ギヤ
37.38が同時に回転して車軸32.33を回転させ
、車輪34.35を介してキャタピラ36が糞尿受床1
3の側端部上を前進移動する。これで、スクレーパ部2
0と移動体31は一体に往動方向に自走する。
除糞板26が第4図(a)で示す位置にある状態でモー
タ39を正転駆動すると、駆動ギヤ40の回転で、ギヤ
37.38が同時に回転して車軸32.33を回転させ
、車輪34.35を介してキャタピラ36が糞尿受床1
3の側端部上を前進移動する。これで、スクレーパ部2
0と移動体31は一体に往動方向に自走する。
一方、モータ39の駆動と同期して、すなわち移動体3
1の自走動作と同時に、リミットスイッチ53 (54
)が働き、ラックスライド用モータ50を正転駆動させ
る。すると、駆動スプロケット49、チェノ48および
従動スプロケット47を介してビニオン46が同方向に
回転し、起倒用スライドラック41を前方にスライドさ
せる。このスライドラック41は、スライド直後にその
ガ) イドビン43が、長孔45内を(i
かな距離移動した後、その前方内端に当接して、揺動連
結具44を前方に押圧する。これで、除糞板26は、ヒ
ンジ部を中心に糞尿受床13に対する倒伏方向に揺動し
ていき、除糞部26aが糞尿受床13上に押し付けられ
て摺接する(第4図(b))。このとき、リミットスイ
ッチ51が働き、ラックスライド用モータ50を停止さ
せる。この間、移動体31は、僅かな距離自走している
にすぎないので、除糞板の移動ロスが少ない。そして、
この状態を維持したままで、スクレーバ部20と移動体
31が糞尿受床13上を往動方向に自走する。これで、
摺、接前進する除糞部26aの先端が、糞尿受床13上
にこびり付いていて剥離困難なような糞をも容易に掻き
剥がして行く。したがって、往動時には糞尿受床13上
に残置のない清潔な糞尿受床13の面を実現することが
できる。また、除糞板26の倒伏動作を、ビニオン46
と咬み合わせた起倒用スライドラック41で強制的に行
なうので、こびり付いた糞よって除糞板26の移動が妨
げられるといった事態がなくなり、往動時における円滑
な動作が保証される。除糞板26の進行と同時に、スリ
ット掻板29がスリット14内を移動してスリット14
の目詰まりを除いていき、集尿板30が排液管15中の
排液を押し流していく。そして、除糞部26aの先端が
、糞尿受床13の端部に深くえぐれて配設された受Ps
16上にくると、除糞板26の自重が作用し、ガイドピ
ン43が長孔45の後方内端に移動しながら、除糞板2
6は、さらに揺動して下方に下がる(第4図(C))。
1の自走動作と同時に、リミットスイッチ53 (54
)が働き、ラックスライド用モータ50を正転駆動させ
る。すると、駆動スプロケット49、チェノ48および
従動スプロケット47を介してビニオン46が同方向に
回転し、起倒用スライドラック41を前方にスライドさ
せる。このスライドラック41は、スライド直後にその
ガ) イドビン43が、長孔45内を(i
かな距離移動した後、その前方内端に当接して、揺動連
結具44を前方に押圧する。これで、除糞板26は、ヒ
ンジ部を中心に糞尿受床13に対する倒伏方向に揺動し
ていき、除糞部26aが糞尿受床13上に押し付けられ
て摺接する(第4図(b))。このとき、リミットスイ
ッチ51が働き、ラックスライド用モータ50を停止さ
せる。この間、移動体31は、僅かな距離自走している
にすぎないので、除糞板の移動ロスが少ない。そして、
この状態を維持したままで、スクレーバ部20と移動体
31が糞尿受床13上を往動方向に自走する。これで、
摺、接前進する除糞部26aの先端が、糞尿受床13上
にこびり付いていて剥離困難なような糞をも容易に掻き
剥がして行く。したがって、往動時には糞尿受床13上
に残置のない清潔な糞尿受床13の面を実現することが
できる。また、除糞板26の倒伏動作を、ビニオン46
と咬み合わせた起倒用スライドラック41で強制的に行
なうので、こびり付いた糞よって除糞板26の移動が妨
げられるといった事態がなくなり、往動時における円滑
な動作が保証される。除糞板26の進行と同時に、スリ
ット掻板29がスリット14内を移動してスリット14
の目詰まりを除いていき、集尿板30が排液管15中の
排液を押し流していく。そして、除糞部26aの先端が
、糞尿受床13の端部に深くえぐれて配設された受Ps
16上にくると、除糞板26の自重が作用し、ガイドピ
ン43が長孔45の後方内端に移動しながら、除糞板2
6は、さらに揺動して下方に下がる(第4図(C))。
これにより、除糞部26aにはさらに下り傾斜が付き、
除糞部26a上に集められた糞は、その傾斜によって受
N116内に滑り落ち易くなる。
除糞部26a上に集められた糞は、その傾斜によって受
N116内に滑り落ち易くなる。
これで、糞尿受床13上はきれいに除糞され、排液とと
もに受精!6に導かれる。このときには、移動体31は
、往動規制位置に停止している。
もに受精!6に導かれる。このときには、移動体31は
、往動規制位置に停止している。
この状態から今度は、モータ39を逆転駆動させると、
往動時と同様の回転伝達経路で、キャタピラ36が糞尿
受床13上を後退移動して、移動体31とスクレーパ部
20が復動方向に自走する。このとき同時に今度は、リ
ミットスイッチ54 (53)がイ動き、ラックスライ
ド用モータ50を逆転駆動させる。すると、ピニオン4
6が同方向に回転して、これと咬み合う起倒用スライド
ラック41を後方にスライドさせる。これで2除糞板2
6がヒンジ部27を中心に起立方向に揺動し、除糞部2
6aは、糞尿受床13との間隔を充分に保った状態で引
き上げられる。そして、この状態においてリミットスイ
ッチ52が働き、ラックスライド用モータ50の駆動を
停止させる。これで、除糞板26は第4図(a)の状態
に復帰する。以後は、このままの状態を維持しながら、
移動体31とスクレーパ部20が復動方向に自走し、復
動規制位置にきて停止する。自走中は、除舜部26aか
糞尿受床13の面とかなりの間隔を空けて引き上げられ
たままなので、糞尿受床13上に新たに堆積する糞との
干渉が避けられる。
往動時と同様の回転伝達経路で、キャタピラ36が糞尿
受床13上を後退移動して、移動体31とスクレーパ部
20が復動方向に自走する。このとき同時に今度は、リ
ミットスイッチ54 (53)がイ動き、ラックスライ
ド用モータ50を逆転駆動させる。すると、ピニオン4
6が同方向に回転して、これと咬み合う起倒用スライド
ラック41を後方にスライドさせる。これで2除糞板2
6がヒンジ部27を中心に起立方向に揺動し、除糞部2
6aは、糞尿受床13との間隔を充分に保った状態で引
き上げられる。そして、この状態においてリミットスイ
ッチ52が働き、ラックスライド用モータ50の駆動を
停止させる。これで、除糞板26は第4図(a)の状態
に復帰する。以後は、このままの状態を維持しながら、
移動体31とスクレーパ部20が復動方向に自走し、復
動規制位置にきて停止する。自走中は、除舜部26aか
糞尿受床13の面とかなりの間隔を空けて引き上げられ
たままなので、糞尿受床13上に新たに堆積する糞との
干渉が避けられる。
部20と移動体31は停止する。
なお、起倒スライドラック41とこれを作動させる駆動
装置は、移動体31の両側に一対設けることもできる。
装置は、移動体31の両側に一対設けることもできる。
また、上記実施例では、集尿板30を円板状に形成した
が、排液管15の底部形状に合わせた形状とすることも
できる。
が、排液管15の底部形状に合わせた形状とすることも
できる。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、移動体を自走さ
せる自走機構と同期して起倒機構が働き、この起倒機構
によって除糞板が糞尿受床に対する倒伏位置または起立
離間位置にきたときに、−104手段がこの起倒機構の
動作を停止させるので、移動体の往動時には、その往動
直後から除糞板が糞尿受床に押し付けられて摺接する。
せる自走機構と同期して起倒機構が働き、この起倒機構
によって除糞板が糞尿受床に対する倒伏位置または起立
離間位置にきたときに、−104手段がこの起倒機構の
動作を停止させるので、移動体の往動時には、その往動
直後から除糞板が糞尿受床に押し付けられて摺接する。
よって、除糞動作に移動ロスも少なく、糞尿受床上に強
くこびり付いている糞をも容易に掻き取ることができる
。また、除糞板は、起倒機構によって強制的に起倒揺動
するので、除糞板の連結部や両側に糞がこびり付いても
、除糞板の円滑な揺動動作が保証される。また、移動体
の復動時には、除糞板が糞尿受床と非干渉位置に引き上
げられるので、糞尿受床上を汚すことはない。さらにま
た、自走機構によフて移動体が自走するので、移動体を
往復移動させるための外部設備および該設備の補修をも
不要とすることができる。
くこびり付いている糞をも容易に掻き取ることができる
。また、除糞板は、起倒機構によって強制的に起倒揺動
するので、除糞板の連結部や両側に糞がこびり付いても
、除糞板の円滑な揺動動作が保証される。また、移動体
の復動時には、除糞板が糞尿受床と非干渉位置に引き上
げられるので、糞尿受床上を汚すことはない。さらにま
た、自走機構によフて移動体が自走するので、移動体を
往復移動させるための外部設備および該設備の補修をも
不要とすることができる。
第1図は本発明による畜舎の排泄物処理装置の一実施例
を示す断面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図
、第3図は第1図のカバーを除いた状態の平面図、第4
図(a)ないしくC)は起倒スライドラックと除糞板の
作動状態を順次示す概略側面図、第5図は本発明装置を
含む全体概略平面図である。 13−・糞尿受床、14−・スリット、15−・排液管
、20−スクレーパ部、21.22−側板、26−除糞
板、26a・−除糞部、29−スリット掻板、3〇−集
尿板、31・−移動体、32.33−・車軸、36−キ
ャタピラ、37.38−ギヤ、39−モータ、4〇−駆
動ギヤ、4里−起倒スライドラック、42−スライドガ
イド、43−ガイドビン、44−揺動連結具、45−長
孔、46−ビニオン、50−ラックスライド用モータ、
51゜52−リミットスイッチ、53.54−駆動リミ
ットスイッチ。 特許出願人 吉 1)豐 油 量 代理人 弁理士 笹 山 善 美同 三浦邦
夫 第2図 手続ネ甫正書(自発) 昭和63年 4月22日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第39151号 2、発明の名称 氏名 吉田豐治
を示す断面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図
、第3図は第1図のカバーを除いた状態の平面図、第4
図(a)ないしくC)は起倒スライドラックと除糞板の
作動状態を順次示す概略側面図、第5図は本発明装置を
含む全体概略平面図である。 13−・糞尿受床、14−・スリット、15−・排液管
、20−スクレーパ部、21.22−側板、26−除糞
板、26a・−除糞部、29−スリット掻板、3〇−集
尿板、31・−移動体、32.33−・車軸、36−キ
ャタピラ、37.38−ギヤ、39−モータ、4〇−駆
動ギヤ、4里−起倒スライドラック、42−スライドガ
イド、43−ガイドビン、44−揺動連結具、45−長
孔、46−ビニオン、50−ラックスライド用モータ、
51゜52−リミットスイッチ、53.54−駆動リミ
ットスイッチ。 特許出願人 吉 1)豐 油 量 代理人 弁理士 笹 山 善 美同 三浦邦
夫 第2図 手続ネ甫正書(自発) 昭和63年 4月22日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第39151号 2、発明の名称 氏名 吉田豐治
Claims (1)
- (1)畜舎の床下に、長尺で両側から中央に向けて下り
勾配で傾斜させた糞尿受床を設け、この糞尿受床の中央
に排液を通過させるスリットを設け、このスリットに排
液管を連通沿設し、糞尿受床上には、この糞尿受床の長
手方向に往復移動可能な移動体を設け、この移動体に、
糞尿受床上を除糞する先端が糞尿受床に向けて下り勾配
に傾斜した除糞板と上記スリット内に遊挿されるスリッ
ト掻板を設け、このスリット掻板に、排液管内の排液を
一方に押し流す集尿板を取り付けてなり、移動体の往復
移動により、除糞板による糞尿受床に対する除糞と集尿
板による排液の押し流しを分離して行なう畜舎の排泄物
分離処理装置において、 移動体に、この移動体を糞尿受床上で往復自走させる自
走機構と、除糞板を糞尿受床に対して起倒させる起倒機
構およびこの起倒機構を自走機構の駆動と同期して作動
させ、糞尿受床に対する除糞板の倒伏位置、または起立
離間位置でこの起倒機構の作動を停止させる制御手段を
設けことを特徴とする畜舎の排泄物分離処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3915188A JPH01215227A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 畜舎の排泄物分離処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3915188A JPH01215227A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 畜舎の排泄物分離処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01215227A true JPH01215227A (ja) | 1989-08-29 |
JPH0475733B2 JPH0475733B2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=12545108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3915188A Granted JPH01215227A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 畜舎の排泄物分離処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01215227A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479636U (ja) * | 1971-03-08 | 1972-10-05 | ||
JPS5318377U (ja) * | 1976-07-27 | 1978-02-16 | ||
JPS5537214A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-15 | Fuji Kogyosho:Kk | Cleaning method and device of ingot case |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP3915188A patent/JPH01215227A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS479636U (ja) * | 1971-03-08 | 1972-10-05 | ||
JPS5318377U (ja) * | 1976-07-27 | 1978-02-16 | ||
JPS5537214A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-15 | Fuji Kogyosho:Kk | Cleaning method and device of ingot case |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475733B2 (ja) | 1992-12-01 |
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