JPH01214609A - 道路の標示ラインの移動方法、移動装置、および標示ライン構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、市街地等の自動市川道路において、朝、夕の
ラッシュ情況に応じて、道路のセンタライン位置を変更
できるようにした道路の標示ラインの移動方法、移動装
置および標示ライン構造に関する。

「従来の技術」 市街地の道路で朝夕のセンタライン位置を変更する場合
は、あらかじめ２本のセンタラインを道路面にペンキ等
で標示し、一方のセンタライン上に間隔をあけて標識を
配置したり、道路上方に配置した標識により、適用する
センタラインを示すようにしている。

「発明が解決しようとする課題」 従来、道路のセンタラインを変更する場合には、適用す
るセンタライン上に標識等を配置する必要があり、その
ための作業が必要となるなどめんどうであり、それら標
識が交通の邪魔になることもあった。

また、道路に方に標識を設けて、適用すべきセンタライ
ンを指定するようにした場合は、前記問題がないものの
、センタラインが２木あるために、自動車を運転する者
が適用されているセンタラインを見間違えることがあっ
て危険であった。

本発明は、これら問題を解消するものであり。

センタラインを帯状弾性体で形成して、これを移動でき
るようにするとともに、磁力で固定できるようにした道
路の標示ライン構造、およびその移動方法と移動装置を
提供する゛ものである。

［課題を解決するための手段」 本発明の標示ラインの移動方法は、道路に沿って配置す
る帯状弾性体と、道路面とのうち、一方に磁石を取付け
、他方に磁性体を取付けて道路の標示ラインを構成して
おく、なお道路面に設ける磁石あるいは磁性体は、２つ
のセンタラインに相当する位置に配置する。そして、自
動車の底部に曲がったライン状に多数の滑車を配置させ
、６滑・１（を帯状管性体の両側の四部に係合させ、そ
の°滑車群により帯状弾性体を案内させることにより、
イ１″Ｉ状弾性体を移動させるようにした。

第２の発明は、１ｒ１記の通り自動ｉＩの底部に設けた
滑・１ｔ−群により帯状弾性体を移動できるようにした
移動装置である。

第３の発明は、前記の通り磁石で固定できるようにした
標示ライン構造である。

［作用］ Ｌ記手段において、センタライン七に磁石と磁性体との
磁気的吸着で固定されている帯状弾性体をその一端から
順次、自動車の底部に設けた滑車群に自動車の進行にと
もなって案内させれば、磁力で固定されている帯状弾性
体は徐々に離れ、他のセンタラインＬまで移動される。

そして、その位置でやはり磁力でイ；シ状弾性体は固定
される。このようにして、帯状弾性体を全体にわたって
移動することにより、センタラインの位置を移動するこ
とができる。

「実施例」 説明の都合し、初めに標示ライン構造の一実施例を第１
．２図により説明する。

帯状弾性体ｌは、ゴム、合成樹脂等により断面略ｎ字状
であって両側にそれぞれ四部１ａを有する形状に形成さ
れ、それは道路面３上に配置されてセンタライン等の標
示ラインとなる。そのため帯状弾性体ｌの上面は、一般
に白、黄色等に着色され、下面側の空洞部ｔｂには電磁
石２が配置され、１［磁石２の下面が帯状弾性体１の空
洞部開口面に位置するようになっている。

電磁石２は、帯状ター性体！の長手方向に適宜間隔で配
置され、それに電圧を印加するためのリード線４も帯状
弾性体ｌの空洞内に配置される。なお電磁石２への電圧
印加は、後記する道路面３側の磁性体５に磁気的に吸着
させるときに行ない、離すときは、電圧印加を遮断する
等、適宜調節可能にしている。また本実施例の電磁石２
の代りに永久磁石を使用することも可能である。

道路面３における２つのセンタライン位置にそれぞれ、
前記帯状弾性体ｌに設けた電磁石２に対応した間隔で磁
性体５を配置する。磁性体５は上面が道路面３から突出
しないように７面に形成され、下部は固定しやすくする
ため突部に形成される。また磁性体５の表面は、道路面
３と同一の色に近くすれば１１だたず、望ましい。

以りの説明では、電磁石２を帯状弾性体ｌに固定し、そ
して磁性体５を道路面３に固定したが、電磁石２と磁性
５体の固定関係を互いに逆にしてもよい。

次に前記帯状弾性体１を一方のセンタライン位置から他
方のセンタライン位置に移動させる装置を、第３〜５図
により説明する。

自動ｉＦ６の下面に２列に滑車７を多数、適宜間隔で配
置する。滑車７は、自動車の前部と後部とでは！ｊ二い
に逆サイドに配置され、自動車中央部の滑＋１（７は前
と後の滑車群を連続させるように曲がったライン状に配
置される。また滑車群の中央部のものは、道路面３から
上に離されて配置され、滑・１ξ群の前、後部のものは
中央側から各端部に向って４徐に下方に配置され、最外
部のものは道路面に接する位置にされる。

２列に配列される左右一対の滑車７の間隔は。

前記帯状弾性体ｌの１１に対応するものとされ、−対の
滑車７がそれぞれ帯状弾性体ｌの両側四部１ａに係合さ
れ、道路面３から上昇した位置にも保持できるようにな
っている。なお自動車８は運転席後部に、予備の帯状弾
性体を巻いた状態で積み、必要面にいつでも使用できる
ようになっている。

そして６対の滑車７間に帯状弾性体ｌを通した状態で自
動車が前進すれば、磁力で付着している帯状弾性体２を
順次、離し、次つぎに曲がって配列した滑車群に案内さ
れて、他方のセンタライン位置に移動し、さらに後部の
滑車群に案内されて移動した位置の磁性体５　（あるい
は磁石）に磁力で帯状弾性体ｌが順次、付着される。こ
のようにして、帯状弾性体ｌを移動させ固定すれば、セ
ンタライン位置を容易に変更することができる。

「発明の効果」 本発明は、センタラインに適用する帯状弾性体を磁力に
より固定させ、かつ、滑車郡を底部に有する自動車によ
り、自動的に帯状弾性体を他のセンタライン位置に移動
させて固定できるので、センタラインの変更作業が容易
である。また、センタラインを２位置に配置できるよう
にしても、道路面の標示としては、１つのラインしか配
置されず、センタラインを見間違えることがなく交通１
１Ｓ故の危険がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の標示ラインを道路に設けた状態の斜視
図、第２図は標示ラインを構成する帯状弾性体の断面図
６第３図は帯状弾性体を移動する装置の底面図、第４図
は前記移動装置の側面図、第５図は帯状弾性体が滑車に
保持された状態を示す断面図である。 ｌ；帯状弾性体　　　　２；゛上磁石 ５；磁性体　　　　　　７；滑車 出願人　　株式会社　フ　コ　り 代理人　　弁理上　牧　　克　次

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）弾性変形可能な帯状弾性体の両側面にそれぞれ凹
   部を設け、その帯状弾性体を道路面に磁力により固定可
   能とし、自動車底部に曲がったライン状に配置した多数
   の滑車群により前記帯状弾性体を案内させて、帯状弾性
   体を移動させるようにした標示ラインの移動方法。
2. （２）自動車の底部に帯状弾性体の凹部に係合し得る多
   数の滑車を設け、この多数の滑車は、帯状弾性体をずら
   せるように曲がって配列されることを特徴とする標示ラ
   インの移動装置。
3. （３）道路に沿って配置する弾性変形可能な帯状弾性体
   と、道路面とのうち、一方に磁石を取付け、他方に磁性
   体を配置したことを特徴とする道路の標示ライン構造。