JPH01210133A - 金型の再生方法 - Google Patents

金型の再生方法

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JPH01210133A
JPH01210133A JP3389888A JP3389888A JPH01210133A JP H01210133 A JPH01210133 A JP H01210133A JP 3389888 A JP3389888 A JP 3389888A JP 3389888 A JP3389888 A JP 3389888A JP H01210133 A JPH01210133 A JP H01210133A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分@f】
本発明は、表面硬化処理を施した金型が使用されて型ダ
レ、亀裂等により使用不可となった金型の再生方法に関
する。
【従来の技術】
一般に、プレス成形などに使用する金型は、前記プレス
成形などの使用頻度に伴って型ブレや亀裂が生じると品
質要求を満足する成形品を製作することが不可能となる
。この時がいわゆる金型の寿命となるのであるが、この
金型寿命を短くする前記型ダレを生じさせる原因には、
金型の摩耗(金型そのものの耐久性)や、金型成形時に
発生したヒートクラックなどがあげられる。 一般に金型の材料としては、加工性が良好であり安価な
もの、例えば炭素工具鋼が使用されている。しかも寿命
となった金型を再度成形使用するために、金型表面をあ
る程度の厚み、例えば15〜30閤程度の切削を行う(
本発明において「リシンク」という)が、このリシンク
性が良いことも金型材料を選定するための重要な条件ト
ナっている。なぜなら、金型寿命が長くても再生加工で
きなければ全体的に金型コストは増加することになるか
らである。この点、前記炭素工具鋼はリシンク性は良好
であるが、その反面金型寿命は短いためプレス成形粗材
1ケ当たりの金型費は高いものであった。 そこで、前記炭素工具鋼より前記リシンク性が多少悪く
ても、型摩耗やヒートラックが発生しにくい材質、例え
ば析出硬化合金鋼を使用することによって前記炭素工具
鋼より金型寿命が延長し、結果として前記金型費を安価
にしている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、金型の材質を炭素工具鋼から析出硬化
合金鋼に変更することにより、多少金型寿命を延長させ
ることができたが、それでも満足する金型寿命を得るこ
とはできなかった。 そこで、材質変更や熱処理条件を変更するなどして金型
材の硬度を上げることや、従来使用していた材質で製作
した金型に表面硬化処理を施すことなどで金型の硬度を
上げろことによって、前記金型の耐摩耗性を向上させて
金型寿命を大巾に増大することは可能であるが、この金
型ではリシンク性に問題があったために、金型の再生加
工ができず、結果的には金型費の増大につながるという
大きな問題点があった。例えば、前者の材料変更や熱処
理条件を変更するなどして金型材の硬度を上げた金型の
表面硬度は一般にHVで600程度で、後者の表面硬化
処理を施した金型の表面硬度はHVで800〜1200
であり、両者とも工作機械等による切削は、たとえサー
メット合金(セラミックと超硬合金の中間の合金で硬度
HV2000以上)のチップを使用しても、チップ刃先
が破損してしまい不可能であった。しかも、前者は、た
とえ熱処理によるものであっても金型表面からの硬化層
が非常に厚いので、グラインダーなどの他の手段でもこ
の硬化層を除去することはできない。そして後者は、表
面硬化層が0.1〜0.31程度であるので、この表面
硬化層のみをグラインダーにて除去することができるが
、この手段では非常に多くの時間がかかり、表面形状が
複雑なものζ2至っては不可能であった。 従って、前述の手段で硬度を上げた金型を製作しても再
生加工をせず、寿命がきたら廃棄してしまい、結果とし
て金型費が高くなるという問題点があった。 本発明は、上述の従来技術の課題を解決するために、表
面硬化処理を施した金型が使用されて型ダレ、亀裂等に
より使用不可となった金型の前記表面硬化処理層を除去
した後、リシンクし、型彫放電加工し、金型を再生する
ことにより金型の寿命を増大させ、プレス成形など粗材
1ケ当たりの金型費を安価にする方法を提供することを
目的としている。
【課題を解決す名ための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、型彫放電加工後、
表面硬化処理を施した金型が使用されて型ダレ、亀裂等
により使用不可となった金型の再生方法において、前記
金型の前記表面硬化処理を施した面を、表面硬化処理面
の硬度より硬い研磨材をプラスト加工して前記表面硬化
処理層を除去した後、この表面硬化処理層を除去した金
型表面をリシンクし、次いでこのリシンクした面に対し
て型彫放電加工し、必要に応じて前記金型の底部にリシ
ンクプレートを固着することを特徴とする。 そして、上記金型の材質を析出硬化合金鋼とすることは
金型寿命を増大するために好ましい。 また、上記プラスト加工の研磨材をアルミナとすること
ができる。
【作用】
本発明によれば、表面硬化処理を施した金型の硬度は増
大するので金型の寿命が増大するが、この金型が使用さ
れて型ダレ、亀裂等により使用不可となった後、前記金
型の前記表面硬化処理を施した面を、アルミナなど表面
硬化処理の硬度より硬い研磨材をプラスト加工すること
によって、前記表面硬化処理層をグラインダ等の他の除
去手段に比べて短時間にて、また金型表面形状が複雑な
ものであっても全ての面の硬化層を確実に除去すること
ができるので、この金型表面を従来の工作機械等の切削
手段によって簡単にリシンクでき、次いで放電加工し1
、必要に応じて前記金型底面にリシンクプレートを固着
することにより金型を再生することができ、金型の寿命
を増大させ、金型費を大巾に安価にすることができた。 そして、金型の材質を析出硬化合金鋼とした金型は金型
寿命を増大するために効果的である。
【実施例】
第1図〜第3図は本発明の方法を実施するための装置で
ある。 第ir!Aは、金型の表面に表面硬化処理を施すための
イオン窒化処理装置10を示すものであり、11は外気
から密閉状態を維持し得る円筒状を成す窒化処理室で、
−の箇所に被加工物Wの投入口12と扉13を備え、−
の箇所は管18を介して真空ポンプ14と連結し、他の
箇所においては、管19を介して窒素ガスN2のボンベ
15と水素ガスH2のポンベ16に連結しており、前記
管19の中間には、前記窒素と水素の混合ガスの圧力と
温度の制御手段17が設けられている。前記窒化処理室
11内には載置台20が設置されている。この載置台2
0にはfi、%1I21を介して前記制御手段17のマ
イナスの電源と導通されており、前記窒化処理室11に
電線22を介して制御手段17のプラス電源と導通され
ている。 プレス成形などに使用する金型は一般に型彫り放電加工
により製作されるダイカスト金型が多く、又金型材料は
一般に炭素工具鋼が多く使用されているが本実施例では
析出硬化合金鋼、例えばDH76を使用している。この
金型の表面硬化処理を施す手段として本実施例では前記
窒化処理室11を用いてイオン窒化処理を行っている。 この窒化処理を行う前処理として、被加工物Wである金
型を脱脂、洗浄し、成形品の形状に関係する金型の彫刻
面(雄型であれば凸面部分、雌型であれば凹面部分をい
い、本発明では「金型の彫刻面」という)以外の金型面
を防窒化するために、この「金型の彫刻面」以外の金型
面に銅粉を塗布し、この被加工物Wを前記投入口12か
ら窒化処理室11内の載置台20上に載置し、扉13を
閉じて密閉する。この場合、前記窒化処理の前処理にお
いて銅粉を塗布せずに金型全面を窒化処理してもよい。 次いで、前記真空ポンプ14を作動さ廿て窒化処理室1
1内を真空状態にする。そこで窒素ガスN2ボンベ15
と水素ガスH2ボンベ16の混合ガスを送り込み前記制
御手段17により前記電線21,22に通電し、窒化処
理室11内を500〜550℃に30〜100時間過熱
すると、被加工物Wのプレス成形部分に0.1〜0.3
膿程度の窒化層(硬化層)ができる。この表面は非常に
硬くHvで1000以上に達する。 これは、前記電線21,22の通電によって金型と窒化
処理室11室との間でグロー放電が生じ、前記窒素ガス
N2ボンベ15と酸素ガスH2ボンベ16の混合ガスが
NH3−N+3Hの反応を起し、この窒素イオンN”e
−が被加工物Wの鉄表面から内部へと吸収され、窒化層
が出来るためである。 本実施例では510℃で30時間加熱している。 表面硬化処理には軟窒化処理、液体窒化、硬質クロムメ
ツキなど種々の手段があるが、これら他の手段を用いて
もよい。 a上のように、表面硬化処理を胞した析出硬化合金鋼の
金型は、従来、一般に使用されている炭素工具鋼の金型
に比べて約3倍の寿命を持ち、表面硬化処理を施さない
析出硬化合金鋼の金型の約2倍の寿命を示すものである
。 このようにして表面硬化処理を施した金型がプレス成型
加工などで使用されて型ダレ、亀裂等により使用不可と
なった金型を再生加工するために、前記金型の前記表面
硬化処理層を第2図に示すプラスト加重値fi30にて
除去する。このプラスト加重値W130を第2図に基づ
いて説明すると、被加工物Wを収容してサンドプラスト
処理を行うための作業口を備えろキャビネット31を備
え、このキャビネット31内にはサンド等の研磨材を噴
出するノズル32が設けられ、このノズル32には管4
4を介して図示せざる圧縮機から圧縮空気が供給される
。キャビネット31の上方には研磨材回収用のタンク3
3が設けられ、このタンク33の下端が官41を介して
前記ノズル32に連通されろ。タンク33内の研磨材3
6は重力あるいは所定の圧力を受けてタンク33から落
下し、前記管44によりノズル32へ導かれ圧縮空気と
共にキャビネット31内へ噴出される。 キャビネット31の下端とタンク33の上方側面とは官
43によって連通され、キャビネット31内底部に落下
した研磨材、及び被加工物、研磨剤から生じた粉塵をキ
ャビネット31内の気流によってタンク33内へ回収す
るよう構成される。 諸な、タンク33の上端には#t!:42の一端が連通
し、この官42の他端がダストコレクタ34に連通ずる
。このダストコレクタ34には前記タンク33内に回収
された粉塵37がタンク内の気流によって宮42を介し
て導かれてダストコレクタ34の底部に集積され、正常
な空気がダストコレクタ34の上部に設けられた枠風機
から放出される。 35は出入口で、キャビネット31内への被加工物Wの
投入、取出しを行う。 サンドプラスト装置30の構造は上記のものに限らず、
例えば、前記のキャビネットを持たず、圧縮空気をタン
ク及びノズルの双方に供給して、タンク内のVF6材を
a接加圧すると共に、この加圧によりタンクから落下し
た?iFF磨材を圧縮空気と共にノズルから噴射して装
ざの外部で被加工物の表面処理を行うもの、その他コン
パクトに構成されたtR科技工用など種々のものを使用
することができる。 す上のプラスト加工装置30を使用して、前記イオン窒
化処理の表面硬化処理を施した金型が使用されて型ダレ
、亀裂等により使用不可となった金型(被加工物W)は
サンドプラスト処理置30のキャビネット31内へ出入
口35から投入されろ。 キャビネット31内に設けられたノズル32には図示せ
ざる圧縮機から官44を介して圧縮空気が供給され、こ
の圧縮空気の吸引力を受けてタンク33底部から供給さ
れたTifI!F材36が管41を介してノズル32に
導かれ、このノズル32から圧縮空気と共に被加工物W
の表面硬此処IIJHJに向けて噴射される。例えばア
ルミナ又はカーボランダムの1iFF!n材36をノズ
ル径□7〜10鋼、空気圧力4〜5kg/cd、噴射距
離100〜200膿において約60分間噴射すると、ア
ルミナの?1FFIfj材36は硬度MVで2200〜
2500であるので、本51!廁例の被加工物Wの窒化
層、硬度MVで800〜1200、層J!X0.1〜0
.3asを簡単に除去できる。 次に、第4図1ζ示すように、金型表面から15〜30
+mのリシンクをミーリング等の工作機械にて行い、必
要に応じてこのリシンクされた分の高さを補充するため
にリシンクプレート62をこの金型の底部に@着する。 このリシンクプレート62はプラスト加工前でもよく、
後述する放電加工後に固着してもよい。しかし、製品成
形の使用に問題がなければリシンクプレート62を固着
しなくてもよい。 次いでこの金型を第3図に示す放電加工機60により放
電加工を行う。この放電加工機50を第3図に基づいて
説明すると、51はサーボ機構で、放電加工においては
このサーボ機構が重要な働きをする。すなわち放電によ
る加工の進み加減に応じて、このサーボ機構51が極間
の微小間隙を適当な距離に維持するように働いて、電極
55が進入し、加工が進行するわけである。 放電加工は、TiIXBと被加工物W間の間隙を微小な
値、例えば00004〜0 、04mR:保ちながら、
極めて遅い速度で加工するが、加工中に短絡解消や極間
清浄化のための急速反転上昇を行うという相反する動作
状態が必要とされ、サーボ機構51はその制御を行うも
のである。60は電極55を固定するチャックである。 52は放電加工の電気エネルギーを制御する電源であり
、放電加工は一般の工作機械のように電気エネルギーを
機械的な力に変換して加工するのと違い、電気エネルギ
ーによる放電作用によって菌液被加工物Wを加工するの
で、加工性能を決める基礎となるものである。すなわち
、放電加工の加工速度、電極消耗′比、面粗度、クリア
ランスの加工特性は、放電電流のピーク値、パルス幅、
休止時間によって決まってくるので、これらの加工条件
を予め設定しておく。 63は加工液でパラフィン系炭化水素を主成分とした鉱
物油が使用されており、加工槽54内に液面が被加工物
Wの上方に位置するように充填されている。この加工w
I63は放電加工により生じた溶融金属を飛散させたり
、この飛散しtこ加工粉を極間外に排除したり、放電加
工によって電極と被加工物Wが加熱するが、この加熱部
を冷却したり、極間の絶縁回復を行うなど非常に重要な
役割をもっている。 前記加工槽54には加工液63がタンク61よりホース
を介して図示せざる給油ポンプモータにより供給され同
時に加工槽64内の加工液63はホースを介して前記タ
ンク61へ戻され、放電加工によって生じた加工粉が除
去され浄化される。 すなわち、前記タンク61内部は、沈澱槽とフィルタに
よって濾過された加工液を貯え6貯蔵槽の2つに分かれ
ており。加工槽54よゆ前記タンク61へ戻った加工液
53ば、まず沈澱槽へ入り、ここで大きな加工粉が沈澱
され、上澄み)αはフィルタ用ポンプにてフィルタを通
過して前記貯蔵槽へ送られ貯えられた後、この貯蔵槽の
加工液53が加工槽54へ送られる。このようにして、
放電加工中は常に清浄な液が極間に供給される。 56はテーブルで、この上被加工物Wが載と、固定され
、加工液53が漏れないように加工槽54が形成されて
いる。 57は前記テーブル56を第3図(A)の紙面左右方向
に移動させるハンドルであり、58は前記テーブルs6
を同図(A)の紙面前後方向に移動させるハンドルであ
る。59は放電加工開始と終了時に電極56を被加工物
Wに接離させるハンドルである。これらのハンドルを手
動にて回すことによって、放電加工位置を制御すること
ができるが、この放電加工機50にNC装置を取付けた
NO放電加工機は、前記テーブル56の左右、前後およ
び上下方向の制御を自動的に行うことができる。 再生加工を施す前記金型の表面形状と現物合わせ形状の
関係にある電極55を前記チャック60に固定し、次い
で、リシンクした前記金型の被加工物Wを前記テーブル
56に設置、固定するが、この場合電極55と被加工物
Wの位置決めには、Ti極・被加工物の垂直、平行、芯
出し等の高精度の基準面合わせが要求される。この後、
前記タンク61内の清浄された加工液53は、図示せざ
る給油ポンプモータによりホースを介して前記加工槽5
4内に液面が被加工物Wの上方に位置するようにあらか
じめ設定した位置まで給送される。前記ハンドル!59
を回して、電極65を被加工物Wに接近させた後電源S
2をONとし、放電加工を開始する。 この放電加工は、電極の向かい合った面の距離の近いと
ころから順次放電が発生し、極間の間隙が均一になるよ
うに加工が進むので、加工形状と電極形状は微小間隙、
例えば数ミクロンないし数10ミクロンを隔てた現物合
わせ形状の関係となり、金型が再生加工される。設定位
置まで加工終了後尾源52は自動的にOFFになり、乙
の後前記ハンドル59を回して電極55を被加工物Wか
ら眉間させ、加工槽54内の加工液53全てをタンク6
1へ送り出し、完成した被加工物Wをテーブル56から
取外し、金型再生加工が終了する。 なお、上記、型彫放電加工した金型に前述のイオン窒化
処理等の表面硬化処理を施してもよいが、1度再生した
金型に対しては、表面硬化処理をしなくてもよい。
【発明の効果】
本発明は、上述したように構成されているので、以下に
記載されるような効果を奏する。 表面硬化処理を施した金型が使用されて型ダレ、亀裂等
により、使用不可となった金型の前記表面処理層を施し
た面を、表面硬化処理面の硬度より硬い研11材、特に
アルミナやカーボランダム等の研磨材をプラスト加工す
ることによって、前記金型の表面処理層を簡単に除去す
ることができたので、この表面硬化処理層を除去した金
型表面をリシンクすることが可能となり、このリシンク
した面に対して型彫放電加工することにより、金型を再
生することができなので、金型の寿命を大巾に増大させ
、プレス成形等粗材1ケ当たりの金型費を安価にするこ
とができた。 前記金型の材質を析出硬化合金鋼とすることにより、従
来使用されている炭素工具鋼に表面硬化処理を施した金
型より金型寿命は向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の方法を実施する装置の概略図
を示すもので、第1図はイオン窒化処理装置、第2図は
サンドプラスト装置、第3図は放電加工機で、同図(A
)は正面図、同図(B)は側面図、第4図はリシンクの
説明図を示すものである。 10・・・窒化処理装置 11・・・窒化処理室12・
・・投入口 13・・・扉 14・・・真空ポンプ15
・・・ボンベ 16・・・ボンベ 17・・制御手段1
8・・・1!: 19・・・管 20・・・載置台21
・・・電線 22・・電線 30・・プラスト加工装置 31・・・キャビネット3
2・・・ノズル 33・・タンク 34・・・ダストコレクタ 35・・・出入口36・・
・研磨材 37・・・粉塵 41.42,43,44・・・管 50・・・放電加工
機51・・・サーボ機構 !52・・・電源 53・・
・加工液54・・・加工槽 55・・・電極 56・・
テーブル57・・・ハンドル(左右)  58・・ハン
ドル(fFJa)59°゛ハンドル 60・・・チャッ
ク 61・・・タンク62・・・リシンクプレート 特許出願人 株式会社不二製作所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型彫放電加工後、表面硬化処理を施した金型が使
    用されて型ダレ、亀裂等により使用不可となった金型の
    再生方法において、前記金型の前記表面硬化処理を施し
    た面を、表面硬化処理面の硬度より硬い研磨材をプラス
    ト加工して前記表面硬化処理層を除去した後、この表面
    硬化処理層を除去した金型表面をリシンクし、次いでこ
    のリシンクした面に対して型彫放電加工し、必要に応じ
    て前記金型の底部にリシンクプレートを固着することを
    特徴とする金型の再生方法。
  2. (2)金型の材質が析出硬化合金鋼である請求項1記載
    の金型の再生方法。
  3. (3)前記プラスト加工の研磨材がアルミナである請求
    項1記載の金型の再生方法。
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Cited By (7)

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