JPH01198008A - 油入変流器の注油処理方法 - Google Patents
油入変流器の注油処理方法Info
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- JPH01198008A JPH01198008A JP2339588A JP2339588A JPH01198008A JP H01198008 A JPH01198008 A JP H01198008A JP 2339588 A JP2339588 A JP 2339588A JP 2339588 A JP2339588 A JP 2339588A JP H01198008 A JPH01198008 A JP H01198008A
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- oil
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- vacuum drying
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Transformer Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は油入変流器の製作過程における乾燥注油処理
方法に関する。
方法に関する。
高電圧の電力系統の電流を測定するための変流器は絶縁
上の理由から大容量変圧器と同様に絶縁紙と絶縁油で絶
縁される油入変流器とするが、変流器の縮小化のために
高電圧の一次側導体を絶縁紙のみで絶縁するいわゆる充
填絶縁構造とするのが普通である。このような充填絶縁
においては絶縁紙の許容電界強度が絶縁油の層に比べて
高いことから絶縁寸法を小さくすることができ、その結
果変流器の縮小化が可能になる。
上の理由から大容量変圧器と同様に絶縁紙と絶縁油で絶
縁される油入変流器とするが、変流器の縮小化のために
高電圧の一次側導体を絶縁紙のみで絶縁するいわゆる充
填絶縁構造とするのが普通である。このような充填絶縁
においては絶縁紙の許容電界強度が絶縁油の層に比べて
高いことから絶縁寸法を小さくすることができ、その結
果変流器の縮小化が可能になる。
絶縁紙はそのままでは吸湿し易くまた僅かの水分でも絶
縁油や絶縁紙の絶縁性能を劣化させるので、油入器では
鉄心やコイルなどの中身を真空乾燥炉で乾燥し、この真
空乾燥炉内で真空注油し゛ζ絶縁紙を油含浸した上で取
り出し、油入器のケースに収めるのが普通で、油入変流
器の場合も油含浸を終了した中身をケースに収納した上
で第２図に示すように真空ポンプ５Ａで真空引きして油
入変流器ＩＡの内部を真空にし、油タンク４３の絶縁油
を脱気装置４２Ａで脱気すると同時に除湿、除塵した上
で油入変流器ＩＡに注油するという方法がとられる。
縁油や絶縁紙の絶縁性能を劣化させるので、油入器では
鉄心やコイルなどの中身を真空乾燥炉で乾燥し、この真
空乾燥炉内で真空注油し゛ζ絶縁紙を油含浸した上で取
り出し、油入器のケースに収めるのが普通で、油入変流
器の場合も油含浸を終了した中身をケースに収納した上
で第２図に示すように真空ポンプ５Ａで真空引きして油
入変流器ＩＡの内部を真空にし、油タンク４３の絶縁油
を脱気装置４２Ａで脱気すると同時に除湿、除塵した上
で油入変流器ＩＡに注油するという方法がとられる。
油含浸された絶縁紙は吸湿し難いために、このように乾
燥後の中身をケースに収納する作業の間空気中にさらし
た状態においても絶縁性能を低下させる程に吸湿しない
ことが確認されている。
燥後の中身をケースに収納する作業の間空気中にさらし
た状態においても絶縁性能を低下させる程に吸湿しない
ことが確認されている。
充填絶縁ではその中に気泡が存在すると、完成した油入
変流器の絶縁耐力試験においてこの気泡内で部分放電が
生じ、これが発展して絶縁破壊に至ることが知られてお
り、そのため油入変流器の製作時において絶縁紙の内部
に気泡が残らないようにする必要がある。
変流器の絶縁耐力試験においてこの気泡内で部分放電が
生じ、これが発展して絶縁破壊に至ることが知られてお
り、そのため油入変流器の製作時において絶縁紙の内部
に気泡が残らないようにする必要がある。
油含浸処理された油入変流器の中身を空気中にさらして
も吸湿の恐れはないが、常圧下に置くために空気が絶縁
紙の隙間に侵入したり含浸された絶縁油に溶解されるこ
とになる。このような空気を除去するためにケースに中
身を収納した後ケース内を真空にした上で改めて注油し
ケース内を絶縁油で満たすのであるが、油含浸された絶
縁紙は含浸されている絶縁油のためにケースを真空にし
ても充填された絶縁紙の内部から空気が出難いために充
填紙内部まで完全に脱気することができず僅かながら気
泡が充填紙内部に残りそのために絶縁耐力試験において
部分放電が検出され不良となることがある。
も吸湿の恐れはないが、常圧下に置くために空気が絶縁
紙の隙間に侵入したり含浸された絶縁油に溶解されるこ
とになる。このような空気を除去するためにケースに中
身を収納した後ケース内を真空にした上で改めて注油し
ケース内を絶縁油で満たすのであるが、油含浸された絶
縁紙は含浸されている絶縁油のためにケースを真空にし
ても充填された絶縁紙の内部から空気が出難いために充
填紙内部まで完全に脱気することができず僅かながら気
泡が充填紙内部に残りそのために絶縁耐力試験において
部分放電が検出され不良となることがある。
ごの発明は、油含浸された油入変流器の中身を常圧下に
置（ことなく注油処理を行う方法を提供することを目的
とする。
置（ことなく注油処理を行う方法を提供することを目的
とする。
上記課題を解決するために、この発明によれば、油入変
流器の中身をケースに収納した状態で真空乾燥炉中に入
れ、この真空乾燥炉の外部から前記ケース内に注油する
注油配管の先端を１１；■記ケースの上部から内部に挿
入した上で乾燥処理し、この真空乾燥炉内部の真空を保
持した状態で前記注油配管によって前記ケース内に注油
するものとする。
流器の中身をケースに収納した状態で真空乾燥炉中に入
れ、この真空乾燥炉の外部から前記ケース内に注油する
注油配管の先端を１１；■記ケースの上部から内部に挿
入した上で乾燥処理し、この真空乾燥炉内部の真空を保
持した状態で前記注油配管によって前記ケース内に注油
するものとする。
この発明の構成において、油入変流器は小さいので油入
変流器の中身をケースに収納した状態で複数台を真空乾
燥炉中に入れることができ、」゛Ｌ空乾燥炉に入れた油
入変流器のケースに外部から注油する注油配管の先端を
挿入した上で乾燥処理し、乾燥処理の終了後真空乾燥炉
内部を真空に保持した状態で前記の注油配管によって真
空乾燥炉内の複数の油入変流器全部に一度に注油するこ
とにより真空の下で絶縁紙への油含浸とケース内への注
油が一度に行えるので油入変流器中身の充填絶縁内に気
泡が残ることがない。
変流器の中身をケースに収納した状態で複数台を真空乾
燥炉中に入れることができ、」゛Ｌ空乾燥炉に入れた油
入変流器のケースに外部から注油する注油配管の先端を
挿入した上で乾燥処理し、乾燥処理の終了後真空乾燥炉
内部を真空に保持した状態で前記の注油配管によって真
空乾燥炉内の複数の油入変流器全部に一度に注油するこ
とにより真空の下で絶縁紙への油含浸とケース内への注
油が一度に行えるので油入変流器中身の充填絶縁内に気
泡が残ることがない。
以下この発明を実施例に基づいて説明する。第１図はこ
の発明の実施例を示す概念図で、ｌはケース内に中身を
収納した油入変流器、２は真空乾燥炉、３は屈曲性のよ
いホースを使用した注油配管、４１は油集合タンク、４
２は脱気装置、４３は油タンク、５はＰＬ空水ポンプあ
る。
の発明の実施例を示す概念図で、ｌはケース内に中身を
収納した油入変流器、２は真空乾燥炉、３は屈曲性のよ
いホースを使用した注油配管、４１は油集合タンク、４
２は脱気装置、４３は油タンク、５はＰＬ空水ポンプあ
る。
真空乾燥炉２は変圧器の中身を乾燥・油含浸処理のでき
る大きなものなので、この中には油入変流器をケースご
と数台を一度に納めることができる。また、脱気装置４
２と真空ポンプ５はこの真空乾燥炉２に付属しているも
のであり、油タンクはこの真空乾燥炉以外の真空乾燥炉
とも共通に使用され集中管理されているものである。
る大きなものなので、この中には油入変流器をケースご
と数台を一度に納めることができる。また、脱気装置４
２と真空ポンプ５はこの真空乾燥炉２に付属しているも
のであり、油タンクはこの真空乾燥炉以外の真空乾燥炉
とも共通に使用され集中管理されているものである。
乾燥・注油処理作業は次のように行う。
■ 真空乾燥炉２内部を図示しない加熱；７で加熱する
とともに適宜真空ポンプ５で真空引きして絶縁紙白の水
分の蒸発を促進することにより乾燥を行う、この乾燥作
業は従来と同じであるが、従来の方法は油入変流器の中
身だけなので加熱による絶縁紙の温度上昇が比較的速や
かであるが、この発明では中身がケース内に収納された
状態なので中身の温度上昇に時間がかかることになるが
、充填絶縁構造を採用しているこの油入変流器の場合従
来の方法の場合でも乾燥に数日を要するので中身の温度
上昇に要する時間の増加は全体の時間には余り影響しな
い。なお、油入変流器１は図示しない上部の蓋を取り外
しであるので真空乾燥炉２内部の気圧がそのまま油入変
流器ｌのケース内の気圧となっている。
とともに適宜真空ポンプ５で真空引きして絶縁紙白の水
分の蒸発を促進することにより乾燥を行う、この乾燥作
業は従来と同じであるが、従来の方法は油入変流器の中
身だけなので加熱による絶縁紙の温度上昇が比較的速や
かであるが、この発明では中身がケース内に収納された
状態なので中身の温度上昇に時間がかかることになるが
、充填絶縁構造を採用しているこの油入変流器の場合従
来の方法の場合でも乾燥に数日を要するので中身の温度
上昇に要する時間の増加は全体の時間には余り影響しな
い。なお、油入変流器１は図示しない上部の蓋を取り外
しであるので真空乾燥炉２内部の気圧がそのまま油入変
流器ｌのケース内の気圧となっている。
■ 乾燥が完了したら脱気装置４２で脱気とともに除湿
、除塵された絶縁油を一端油集中タンクに集めた後注油
配管３を通してそれぞれの油入変流器１のケースに注油
する。このとき油入変流器１のケースの中と真空乾燥炉
２の内部とは同じ真空状態にあるので、この注油配管３
の先端は単にケース内に突っ込んで置くだけでよい。こ
の注油により中身の絶縁紙に絶縁油が充填されるととも
にケース内に絶縁油が満たされることになり中身は絶縁
油中に浸漬され完成品と同じ状態になる。
、除塵された絶縁油を一端油集中タンクに集めた後注油
配管３を通してそれぞれの油入変流器１のケースに注油
する。このとき油入変流器１のケースの中と真空乾燥炉
２の内部とは同じ真空状態にあるので、この注油配管３
の先端は単にケース内に突っ込んで置くだけでよい。こ
の注油により中身の絶縁紙に絶縁油が充填されるととも
にケース内に絶縁油が満たされることになり中身は絶縁
油中に浸漬され完成品と同じ状態になる。
■ 真空乾燥炉２内の真空を破り常圧に戻す、このとき
、には油入変流器の中身はすでに絶縁油に浸漬された状
態にあるので、空気が充填絶縁内に侵入する恐れは全く
ない。
、には油入変流器の中身はすでに絶縁油に浸漬された状
態にあるので、空気が充填絶縁内に侵入する恐れは全く
ない。
■ 油入変流器を真空乾燥炉から取り出す。
このような乾燥・注油方法を採用することにより前述の
ごとく油入変流器中身の充填絶縁部に気泡を残す恐れの
全くない油入変流器とすることができる。
ごとく油入変流器中身の充填絶縁部に気泡を残す恐れの
全くない油入変流器とすることができる。
この発明は前述のように真空乾燥炉の中に中身をケース
に入れた状態で乾燥し、真空乾燥炉の外部からケース内
に注油するためにあらかじめ用意しである配管を通して
注油することにより、乾燥後空気に触れさせることなく
真空状態のまま注油ができるので、充填絶縁構造の絶縁
紙内に気泡が残ることはｖｔ無になり、その結果、気泡
による部分放電が起因して絶縁破壊を起こす可能性がな
くなり、絶縁信頼性の高い油入変流器とすることができ
る。
に入れた状態で乾燥し、真空乾燥炉の外部からケース内
に注油するためにあらかじめ用意しである配管を通して
注油することにより、乾燥後空気に触れさせることなく
真空状態のまま注油ができるので、充填絶縁構造の絶縁
紙内に気泡が残ることはｖｔ無になり、その結果、気泡
による部分放電が起因して絶縁破壊を起こす可能性がな
くなり、絶縁信頼性の高い油入変流器とすることができ
る。
第１図はこの発明の実施例を示す概念図、第２図は従来
の油入変流器の注油作業の配管図である。
の油入変流器の注油作業の配管図である。
Claims (1)
- １）油入変流器の中身をケースに収納した状態で真空乾
燥炉中に入れ、この真空乾燥炉の外部から前記ケース内
に注油する注油配管の先端を前記ケースの上部から内部
に挿入した上で乾燥処理し、この真空乾燥炉内部の真空
を保持した状態で前記注油配管によって前記ケース内に
注油することを特徴とする油入変流器の注油処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339588A JPH01198008A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 油入変流器の注油処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339588A JPH01198008A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 油入変流器の注油処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01198008A true JPH01198008A (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=12109319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2339588A Pending JPH01198008A (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 油入変流器の注油処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01198008A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102651268A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-08-29 | 四川省电力公司攀枝花电业局 | 电流互感器地面注油装置 |
| CN104361977A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-02-18 | 重庆红岩电力设备研究所（普通合伙） | 用于高压互感器的真空注油机 |
| CN105261455A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-20 | 国网黑龙江省电力有限公司检修公司 | 变压器带电补油简易排气装置及补油排气方法 |
| CN107101849A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-08-29 | 国网四川省电力公司南充供电公司 | 油浸式电流互感器带电取样装置及其取样方法 |
| CN111312505A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-06-19 | 三变科技股份有限公司 | 变压器真空定量注油方法 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP2339588A patent/JPH01198008A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102651268A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-08-29 | 四川省电力公司攀枝花电业局 | 电流互感器地面注油装置 |
| CN104361977A (zh) * | 2014-11-07 | 2015-02-18 | 重庆红岩电力设备研究所（普通合伙） | 用于高压互感器的真空注油机 |
| CN105261455A (zh) * | 2015-11-06 | 2016-01-20 | 国网黑龙江省电力有限公司检修公司 | 变压器带电补油简易排气装置及补油排气方法 |
| CN107101849A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-08-29 | 国网四川省电力公司南充供电公司 | 油浸式电流互感器带电取样装置及其取样方法 |
| CN111312505A (zh) * | 2020-02-28 | 2020-06-19 | 三变科技股份有限公司 | 变压器真空定量注油方法 |
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