JPH01190358A - 粘着性伸縮包帯 - Google Patents

粘着性伸縮包帯

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JPH01190358A
JPH01190358A JP63011861A JP1186188A JPH01190358A JP H01190358 A JPH01190358 A JP H01190358A JP 63011861 A JP63011861 A JP 63011861A JP 1186188 A JP1186188 A JP 1186188A JP H01190358 A JPH01190358 A JP H01190358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
woven
bandage
adhesive
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63011861A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Honda
真樹 本田
Yoichi Yoshida
洋一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Minaris Medical Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Medex Co Ltd
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Medex Co Ltd, Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Medex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は有機質繊維からなる織布及び不織布とシリコー
ンゴムとを組合せてなる粘着性伸縮包帯に関する。
粘着性伸縮包帯の主な用途として次のものがあげられる
■ つき指、打身、捻挫、打撲、肉刺れ等を起こしやす
い指(手1足)、足関節、アキレス鍵、肘関節、手関節
、大腿部、膝関節、肩関節、腰等の部位のケガからの予
防。
■ 患部固定による応急処置及び薬剤併用による治療 ■ Ii?i記の疾患の再発防止 従来の技術 従来の粘着性伸縮包帯は一度使用した後、汚れを除くた
めに洗濯すると粘着力が劣(bして再生することが不可
能に近く、その都度、使い捨てられるから不経済である
また、これら従来の粘着性伸縮包帯は、主としてアクリ
ル系樹脂や天然ゴムラテックス(以下の記述においては
、これを「ラテックス」という。)を粘着剤として使用
しているため、通気性が悪く、むれや、粘着剤が含有す
る不純物や未反応物質等の皮膚刺激物質に起因するかぶ
れを起こすという問題を有している。
発明が解決しようとする課題 このように、現在のところ1反復使用に耐え、粘着力を
もち、同時に良好な通気性を有し、皮膚刺激性のほとん
どない粘着性伸縮包帯は開発されていない。
課題を解決するための手段 発明者らは、有機質繊維からなる織布及び不織布の少な
(とも1種とシリコーンゴムとを組合せてなる粘着性伸
縮包帯が上記の課題を解決することを知って1本発明を
完成した。
本発明の構成要素について以下に詳説する。
(有機質繊維) 本発明において、織布あるいは不織布を構成する有機質
繊維は、木綿、絹、麻などの天然繊維、ポリエステル系
繊維、ポリアミド系繊維、アクリル系繊維、ポリウレタ
ン系繊維などの合成繊維、アセテート系繊維などの半合
成繊維、レイヨン繊維やキュプラ繊維のような再生繊維
のうちから、任意に選択することができる。また、これ
らの繊維は、単独で使用することができるだけでなく、
合成繊維と天然繊維との混紡のように、各種の繊維を混
合して使用することもできる。
織布を使用する場合には、その織り方には格別の制限は
ない。
(シリコーンゴム) 本発明に用いるシリコーンゴムとしては、一般に市販さ
れている固形のシリコーンゴムコンパウンド、液状のシ
リコーンゴム、例えば2液型のRTVゴムやl i&型
のRTVゴム及び固形シリコーンゴムコンパウンドを溶
剤に溶かしたシリコーン感圧接着剤などが用いられる。
なお、本発明においてはシリコーンゴムとラテックスと
を混合して使用することもできる。両者を混合して使用
する場合には、ラテックスの配合割合はシリコーンゴム
の特性を阻害しない範囲にとどめなければならない。そ
の範囲はシリコーンゴムの種類に応じて変化するから、
一義的には定められないが、たとえばシリコーンゴムK
E104(信越化学工業株式会社の製品)を使用する場
合には、ラテックスの配合割合は、配合された混合物の
70重量%程度までが良好である。
シリコーンゴムに着色剤を加えて各種の着色をすること
ができることは当然である。
シリコーンゴムは、原反の1cm”あたり約0.5gな
いし約1.5gの割合で適用するのが適当である。
(シリコーンゴムの適用方法) 原反にシリコーンゴムを適用するための主な方法として
は、次のものがあげられる。
(1)シリコーンゴムコンパウンドを有機溶媒で溶解し
た溶液に原反を含浸する方法。
(2)シリコーンゴムコンパウンドを有機溶媒で溶解し
た溶液を原反にバーコーターで塗布する方法。
(3)2I4&型RTVゴムに原反を含浸する方法。
(4)2液型RTVゴムを原反にロールコーティングす
る方法。
(5)2液型RTVゴムを原反にバーコーターで塗布す
る方法。
原反にシリコーンゴムを適用する時にシリコーンゴムコ
ンパウンドを溶解するために使用する溶媒は、シリコー
ンゴムコンパウンドを良く溶解する芳香族系溶媒(たと
えばトルエン、キシレンなど)および1.1.1−1−
リクロロエタンが良い。
実  施  例 以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、下
記の実施例は本発明を説明するためのものであって、本
発明を何ら制限するものではない。また、T−記の実施
例において単に「部」と表示したときは、それは別に断
わらない限りは「重機部」を意味する。
[実施例1] シリコーンゴムKE  1204(信越化学工業株式会
社の製品)1部をトルエン5部で希釈した。ついで、該
希釈物に幅50mmの市販されている綿布製の伸縮包帯
[太さ(タテ30番手、ヨコ!6番手)綿100%]を
含浸させた後、120℃で10分間乾燥した。
得られた粘着性伸縮包帯と、ラテックスを粘着剤とする
市販の粘着性伸縮包帯とを試験に供した。試験には12
人のパネルを用い、同一人の左右各々の腕に供試包帯を
巻いて、8時間にゎたって通常の活動を行い、その使用
感(伸縮性、ずれにくさ、密着感)を比較した。
その結果は、本発明の粘着性伸縮包帯が良いとした者9
名、市販の粘着性伸縮包帯が良いとした者3名であった
。(この事実は、本発明の粘着性伸縮包帯が5%危険率
で有意に好まれたことを示す。) 〔試験例IJ 実施例1で得られた粘着性伸縮包帯と市販の粘着性伸縮
包帯とをそれぞれ5回洗濯した結果、実施例1で得られ
た包帯は洗濯する前と比較して全く変らない粘着性を示
した。一方、市販包帯は完全に粘着性を失っていた。
[実施例2] シリコーンゴムKRIOI−10(信越化学工業株式会
社の製品)1部を1.l、I−トリクロロエタン5部で
希釈した。該希釈物を混紡織布[ステーブルファイバー
51%、ポリエステル45%、ポリウレタン4%、ラッ
セル編み、ステーブルファイバー糸の太さは30番手、
ポリエステル糸の太さは75デニール/24フイラメン
ト、ポリウレタン糸の太さは140デニールであった。
]にうずく塗布し、120℃で15分間乾燥した。
得られた包帯を50mmX + 00mmに裁断してつ
くった試料は適度な粘着感を有し、患部(肘関節)に1
0時間巻いたところ密着性が良く、ずれもなく、かぶれ
などの皮膚に対する悪影響もなく、しかも包帯止めを必
要とせずに固定することができた。
[実施例3] 実施例1においてシリコーンゴムKE I 204をト
ルエンで希釈したものを用いる代りに、シリコーンゴム
KE1204とKRIOI−10を10:4(w/w)
に混合した液体を用いた以外は実施例1と同様にして粘
着性伸縮包帯を得た。
得られた包帯を患部(肘関節)に巻いて試験した結果、
密着感に優れていた。
[実施例4] シリコーンゴムKEI04(信越化学工業株式会社の製
品)とラテックスを第1表に示すように種々の割合で混
合したものを、ロールコータ−で5cmX50cmの綿
布の片面に塗布し、そのままトンネル乾燥機に通して加
硫させた。得られた包帯を直径8mmの円形に裁断した
。第1の試験として精製水に浸漬したものを試料とし、
第2の試験として無処理のもの(すなわち精製水に浸漬
してないもの)を試料として、それぞれ市販のバッチデ
ストチャンバーにセットし、パネル(各25名)の背中
に48時間貼付した後、肉眼で皮膚刺激の程度を1!1
1定した。その結果を第1表に示す。
第1表 (注)第1表中の記号の意味は、次のとおりである。
−は紅斑がない。
±は部分的に紅斑がある。
+は全面的に紅斑がある。
++は紅斑とt7腫がある。
シリコーンゴムKEI04を30%(W/W)以上配合
したものが皮膚刺激が少く、使用感が改善されているこ
とが判明した。
下段  無処理時の該当人数 〔実施例6〕 シリコーン感圧接着剤KRI30(信越化学工業株式会
社の製品)をバーコーターで綿布5cmX50cm (
糸の太さは、タテ30番手。
ヨコ16番手)の片面に塗布し、120℃で35分間乾
燥した。
得られた包帯を50mmX I 500mmに裁断して
患部(膝関節)に巻いて使用したところ、ずれやゆるみ
がほとんどなく、使用感に優れた包帯であると判定され
た。
発明の効果 本発明による粘着性伸縮包帯は洗濯に強く1通気性が良
く、皮膚刺激性がほとんどなく、粘着性及び密着性が良
好である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 有機質繊維からなる織布及び不織布の少なくと
    も1種の片面又は両面に、シリコーンゴムを付着させて
    なる粘着性伸縮包帯。
  2. (2) シリコーンゴムが固形シリコーンゴムコンパウ
    ンド及び液状シリコーンゴムの少なくとも1種である請
    求項1記載の粘着性伸縮包帯。
JP63011861A 1988-01-23 1988-01-23 粘着性伸縮包帯 Pending JPH01190358A (ja)

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JP63011861A JPH01190358A (ja) 1988-01-23 1988-01-23 粘着性伸縮包帯

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997030700A3 (en) * 1996-02-21 1997-10-02 Den Heede Marie Therese Van Composite material for medical, cosmetic and sports purposes and methods for the preparation thereof
WO2008015972A1 (fr) 2006-08-04 2008-02-07 Kuraray Kuraflex Co., Ltd. tissu non tissé étirable et rouleaux
EP2415929A1 (fr) * 2010-08-03 2012-02-08 Zodiac Automotive Division Matériau composite hautement déformable pour dispositifs médicaux

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