JPH0118498Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118498Y2 JPH0118498Y2 JP13812681U JP13812681U JPH0118498Y2 JP H0118498 Y2 JPH0118498 Y2 JP H0118498Y2 JP 13812681 U JP13812681 U JP 13812681U JP 13812681 U JP13812681 U JP 13812681U JP H0118498 Y2 JPH0118498 Y2 JP H0118498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- paper
- shaped
- wall
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 24
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 43
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 7
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 6
- 235000015243 ice cream Nutrition 0.000 description 5
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、主にアイスクリームやジヤム等を
収容する皿状紙容器に関する。
収容する皿状紙容器に関する。
周知の如く紙容器は、各種商品の収納容器とし
て多方面に用歴いられているが、その内、１枚の
板紙より加工する紙容器として、板紙に山折り線
や谷折り線、或いは切断線を設け、折り線等に沿
つて紙片を屈曲し切れ目を糊着する組立式紙容器
と、一枚の板紙より絞り加工する皿状紙容器が用
いられている。この皿状紙容器には組立式紙容器
の様な紙片の切れ目や継ぎ目がなく、接続部から
内容物が漏れることがないので、皿状紙容器には
水分を含むアイスクリームやジヤム等を直接収容
し得る利点がある。しかし、皿状紙容器は一枚の
板紙をプレス等によつて絞り加工するものである
から、薄手の柔軟な弾性板紙より加工しなければ
ならないし、底を深くするに従つて容器周壁より
底壁の外周部に縦皺が生じ、皺の増加に応じて周
壁の耐久力が劣り、持ち運びの際等に周壁が変形
して容器内より内容物を溢れ出す不都合があつ
た。
て多方面に用歴いられているが、その内、１枚の
板紙より加工する紙容器として、板紙に山折り線
や谷折り線、或いは切断線を設け、折り線等に沿
つて紙片を屈曲し切れ目を糊着する組立式紙容器
と、一枚の板紙より絞り加工する皿状紙容器が用
いられている。この皿状紙容器には組立式紙容器
の様な紙片の切れ目や継ぎ目がなく、接続部から
内容物が漏れることがないので、皿状紙容器には
水分を含むアイスクリームやジヤム等を直接収容
し得る利点がある。しかし、皿状紙容器は一枚の
板紙をプレス等によつて絞り加工するものである
から、薄手の柔軟な弾性板紙より加工しなければ
ならないし、底を深くするに従つて容器周壁より
底壁の外周部に縦皺が生じ、皺の増加に応じて周
壁の耐久力が劣り、持ち運びの際等に周壁が変形
して容器内より内容物を溢れ出す不都合があつ
た。
そこでこの考案は、皿状紙容器の利点を損なう
ことなく欠点である耐久力を向上し得るようにす
ると共に、容器の断熱性を向上し、容器の把持を
容易にすることにある。
ことなく欠点である耐久力を向上し得るようにす
ると共に、容器の断熱性を向上し、容器の把持を
容易にすることにある。
本案の皿状紙容器は、一枚の紙より絞り加工し
た継ぎ目のない皿状容器体と、その外側に嵌合す
る円錐台状の紙筒から構成するもので、皿状容器
体は周壁上縁部外周に、周壁上端部を外側に彎曲
して形成した上向彎曲部を設け、紙筒は容器本体
周壁の外側に重なる周側壁の上縁部外周に前記上
向彎曲部内に挿入する外巻リブを設け、周側壁の
下縁部内周に容器本体底壁の隅部に外接する内巻
リブを設けたものである。
た継ぎ目のない皿状容器体と、その外側に嵌合す
る円錐台状の紙筒から構成するもので、皿状容器
体は周壁上縁部外周に、周壁上端部を外側に彎曲
して形成した上向彎曲部を設け、紙筒は容器本体
周壁の外側に重なる周側壁の上縁部外周に前記上
向彎曲部内に挿入する外巻リブを設け、周側壁の
下縁部内周に容器本体底壁の隅部に外接する内巻
リブを設けたものである。
以下、本案紙容器の構造を実施例の図面により
説明すると、１は一枚の弾性板紙よりプレス等で
絞り加工した継ぎ目のない皿状容器体で、容器体
１は上部が広く開口する周壁２の下部に底壁４を
設け、周壁２の上縁部外周に、周壁上端部を外周
側に彎曲して形成した上向彎曲部３を有する。周
壁２と彎曲部３には加工によつて縦皺が生じるこ
ともある。又深底加工を容易にするために、予め
周壁２に縦皺を形成することもある。
説明すると、１は一枚の弾性板紙よりプレス等で
絞り加工した継ぎ目のない皿状容器体で、容器体
１は上部が広く開口する周壁２の下部に底壁４を
設け、周壁２の上縁部外周に、周壁上端部を外周
側に彎曲して形成した上向彎曲部３を有する。周
壁２と彎曲部３には加工によつて縦皺が生じるこ
ともある。又深底加工を容易にするために、予め
周壁２に縦皺を形成することもある。
６は上記皿状容器体１の外側に嵌合する円錐台
状の紙筒で、紙筒６は帯状弾性板紙の両端を貼着
して形成した上部が広口となる周側壁７の上縁部
外周に、周側壁７の上端部を外側に巻込んで形成
した外巻リブ８を設ける一方、周側壁７の下縁部
内周に、周側壁７の下端部を内側に巻込んで形成
した内巻リブ９を有するもので、紙筒６の周側壁
７は容器体周壁２の外側に重なるよう、周壁２よ
り僅かに大きく且つ相似形に形成され、周壁２の
外側に重なつて二重壁を構成し、外巻リブ８は容
器体１の彎曲部３内に下方より挿入してこれを補
強し、内巻リブ９は容器体底壁４の隅部５に外接
し、底壁隅部５を補強する糸底の如くなる。
状の紙筒で、紙筒６は帯状弾性板紙の両端を貼着
して形成した上部が広口となる周側壁７の上縁部
外周に、周側壁７の上端部を外側に巻込んで形成
した外巻リブ８を設ける一方、周側壁７の下縁部
内周に、周側壁７の下端部を内側に巻込んで形成
した内巻リブ９を有するもので、紙筒６の周側壁
７は容器体周壁２の外側に重なるよう、周壁２よ
り僅かに大きく且つ相似形に形成され、周壁２の
外側に重なつて二重壁を構成し、外巻リブ８は容
器体１の彎曲部３内に下方より挿入してこれを補
強し、内巻リブ９は容器体底壁４の隅部５に外接
し、底壁隅部５を補強する糸底の如くなる。
尚、皿状容器体１と紙筒６を形成する資材には
弾性加工した厚紙、弾性を有する単板紙や積層紙
を用いることもできる。
弾性加工した厚紙、弾性を有する単板紙や積層紙
を用いることもできる。
本案の皿状容器体は上記の如く、一枚の板紙よ
り絞り加工した皿状容器体１と、該容器体１の外
側に嵌合する紙筒６より構成するものであるか
ら、例え容器体１の周壁２に従来通り縦皺が生
じ、ころ縦皺の発生によつて容器体１の周壁２が
変形しやすくなつても、容器体周壁２の上縁部外
周には彎曲部３が一体に設けられ、、しかも容器
体１の外側には紙筒６が嵌合され、その周側壁７
が皺の生じた容器体周壁２の外側に重なると共
に、紙筒６の外巻リブ８が容器体彎曲部３に挿入
し、紙筒６の内巻リブ９が容器体底壁４の隅部５
に外接して、紙筒６の全体で容器体１を補強する
ため、皺のある容器体１内にアイスクリームやジ
ヤム等を入れても変形することがないし、容器体
１と紙筒６より構成した本案皿状紙容器を把持し
ても、紙容器が変形して内容物が外部に漏れるこ
ともない。又外巻リブ８が挿入する容器体１の彎
曲部３と、容器体底壁４に外接する紙筒６の内巻
リブ９は、紙容器の持ち運びや取扱い時の手掛か
りとなるので、紙容器の移動時に滑り落すことが
ないし、容器体１の底壁４が収容したアイスクリ
ーム等の重みで下方に膨出しても、底壁４の隅部
５には紙筒６の内巻リブ９が外接しているので、
底壁４の膨出が少なく、しかもリブ９が糸底の如
くなるので、紙容器の載置が一段と安定する。最
も変形しやすい紙容器の上縁部外周には、外巻リ
ブ８とこれに嵌合する彎曲部３が設けられている
ため、紙容器の形崩れや変形も生じにくい。更に
本案紙容器を構成する容器体は、従来の皿状紙容
器と同様に一枚の板紙より絞り加工され、切れ目
や継ぎ目を有しないので、水分を含む商品の包装
に適するは勿論、容器体とその外側に嵌合した紙
筒によつて略二重構造を成し、断熱構造となるの
で、冷たいアイスクリームや熱い麺類を入れる紙
容器としても使用し得る。
り絞り加工した皿状容器体１と、該容器体１の外
側に嵌合する紙筒６より構成するものであるか
ら、例え容器体１の周壁２に従来通り縦皺が生
じ、ころ縦皺の発生によつて容器体１の周壁２が
変形しやすくなつても、容器体周壁２の上縁部外
周には彎曲部３が一体に設けられ、、しかも容器
体１の外側には紙筒６が嵌合され、その周側壁７
が皺の生じた容器体周壁２の外側に重なると共
に、紙筒６の外巻リブ８が容器体彎曲部３に挿入
し、紙筒６の内巻リブ９が容器体底壁４の隅部５
に外接して、紙筒６の全体で容器体１を補強する
ため、皺のある容器体１内にアイスクリームやジ
ヤム等を入れても変形することがないし、容器体
１と紙筒６より構成した本案皿状紙容器を把持し
ても、紙容器が変形して内容物が外部に漏れるこ
ともない。又外巻リブ８が挿入する容器体１の彎
曲部３と、容器体底壁４に外接する紙筒６の内巻
リブ９は、紙容器の持ち運びや取扱い時の手掛か
りとなるので、紙容器の移動時に滑り落すことが
ないし、容器体１の底壁４が収容したアイスクリ
ーム等の重みで下方に膨出しても、底壁４の隅部
５には紙筒６の内巻リブ９が外接しているので、
底壁４の膨出が少なく、しかもリブ９が糸底の如
くなるので、紙容器の載置が一段と安定する。最
も変形しやすい紙容器の上縁部外周には、外巻リ
ブ８とこれに嵌合する彎曲部３が設けられている
ため、紙容器の形崩れや変形も生じにくい。更に
本案紙容器を構成する容器体は、従来の皿状紙容
器と同様に一枚の板紙より絞り加工され、切れ目
や継ぎ目を有しないので、水分を含む商品の包装
に適するは勿論、容器体とその外側に嵌合した紙
筒によつて略二重構造を成し、断熱構造となるの
で、冷たいアイスクリームや熱い麺類を入れる紙
容器としても使用し得る。
第１図は本案紙容器の縦断面図、第２図は紙筒
の縦断面図である。 １……皿状容器体、２……周壁、３……上向彎
曲部、４……底壁、５……底壁の隅部、６……紙
筒、７……周側壁、８……外巻リブ、９……内巻
リブ。
の縦断面図である。 １……皿状容器体、２……周壁、３……上向彎
曲部、４……底壁、５……底壁の隅部、６……紙
筒、７……周側壁、８……外巻リブ、９……内巻
リブ。
Claims (1)
- １枚の紙より絞り加工した継ぎ目のない皿状容
器体１と、その外側に嵌合する円錐台状の紙筒６
から構成され、皿状容器体が周壁２の上縁部外周
に、周壁上端部を外側に彎曲して形成した上向彎
曲部３を設け、紙筒が皿状容器体周壁の外側に重
なる周側壁７の上縁部外周に前記容器体の彎曲部
内に挿入する外巻リブ８を設ける一方、周側壁の
下縁部内周に本体底壁４の隅部５に外接する内巻
リブ９を設け、皿状容器体を紙筒で補強する皿状
紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13812681U JPS5852113U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 套輪辺付きの容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13812681U JPS5852113U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 套輪辺付きの容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5852113U JPS5852113U (ja) | 1983-04-08 |
| JPH0118498Y2 true JPH0118498Y2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=29931362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13812681U Granted JPS5852113U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 套輪辺付きの容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852113U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0635168B2 (ja) * | 1990-10-17 | 1994-05-11 | 尾関鉄工株式会社 | 製袋機 |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP13812681U patent/JPS5852113U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5852113U (ja) | 1983-04-08 |
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