JPH0118427Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118427Y2 JPH0118427Y2 JP1647484U JP1647484U JPH0118427Y2 JP H0118427 Y2 JPH0118427 Y2 JP H0118427Y2 JP 1647484 U JP1647484 U JP 1647484U JP 1647484 U JP1647484 U JP 1647484U JP H0118427 Y2 JPH0118427 Y2 JP H0118427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- floor panel
- liquid
- felt
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は、自動車のフロアトリムに関する。
《従来技術とその問題点》
自動車のフロアトリムは、制振、遮熱、遮音、
吸音などの諸機能を果させるとともに、車室内の
美しさや踏み心地を良くするために、第１図に符
号１で示す自動車のフロアパネル上に施される。
従来のフロアトリムは、例えば第２図に示すよう
に、フロアパネル１の上の制振材２を固定した
後、その上に補助材料であるフエルト３を裏打ち
したフロアカーペツト４を全体接着または両面テ
ープ、クリツプ等の方法により固定している。し
かしながら、従来のこのようなフロアトリムにお
いて、フロアパネル１に凹部や屈曲部があると、
密着性が悪くなつてフロアパネル１とフエルト３
との間に隙間５が生じ、踏んだときにぶかぶかし
た感じになつて踏み心地が悪かつた。
吸音などの諸機能を果させるとともに、車室内の
美しさや踏み心地を良くするために、第１図に符
号１で示す自動車のフロアパネル上に施される。
従来のフロアトリムは、例えば第２図に示すよう
に、フロアパネル１の上の制振材２を固定した
後、その上に補助材料であるフエルト３を裏打ち
したフロアカーペツト４を全体接着または両面テ
ープ、クリツプ等の方法により固定している。し
かしながら、従来のこのようなフロアトリムにお
いて、フロアパネル１に凹部や屈曲部があると、
密着性が悪くなつてフロアパネル１とフエルト３
との間に隙間５が生じ、踏んだときにぶかぶかし
た感じになつて踏み心地が悪かつた。
《考案の目的》
したがつて、この考案の目的は、踏み心地の良
いまた遮音性や制振性の良いフロアトリムを提供
することにある。
いまた遮音性や制振性の良いフロアトリムを提供
することにある。
《考案の構成》
この考案による自動車用フロアトリムは、フロ
アパネルとその上に敷設されるフロアカーペツト
との間に液体または気体を封入した袋体を介在さ
せたことを要旨とする。
アパネルとその上に敷設されるフロアカーペツト
との間に液体または気体を封入した袋体を介在さ
せたことを要旨とする。
《実施例の説明》
第３図に示すこの考案の一実施例においては、
フロアパネル１の上に制振材２を固定した後、液
体６を封入した袋体７を配置し、その上にフエル
ト３を接着したフロアカーペツト４を固定してあ
る。液体６としては、ゲル状溶液のように適度の
粘性を有するものが好ましいが、通常の液体でも
よく、また空気のような気体でもよい。袋体７と
しては、なるべく軟らかく、形状が自由に変形し
て、内部の液体や気体が漏出しない構造の、例え
ばビニル袋等の使用が適当である。このような袋
体７は、その内部の液体または気体の流動にした
がつて自由に変形可能なので、フロアパネル１に
凹部や屈曲部があつてそことフエルト３との間に
隙間があつてもそこを埋めるように作用するの
で、フロアパネル１とフロアカーペツト４との密
着性が良くなる。尚、上述した実施例ではフエル
トを用いたものについて説明したが、これに限定
することなく使用しなくとも良いものである。
フロアパネル１の上に制振材２を固定した後、液
体６を封入した袋体７を配置し、その上にフエル
ト３を接着したフロアカーペツト４を固定してあ
る。液体６としては、ゲル状溶液のように適度の
粘性を有するものが好ましいが、通常の液体でも
よく、また空気のような気体でもよい。袋体７と
しては、なるべく軟らかく、形状が自由に変形し
て、内部の液体や気体が漏出しない構造の、例え
ばビニル袋等の使用が適当である。このような袋
体７は、その内部の液体または気体の流動にした
がつて自由に変形可能なので、フロアパネル１に
凹部や屈曲部があつてそことフエルト３との間に
隙間があつてもそこを埋めるように作用するの
で、フロアパネル１とフロアカーペツト４との密
着性が良くなる。尚、上述した実施例ではフエル
トを用いたものについて説明したが、これに限定
することなく使用しなくとも良いものである。
《考案の効果》
以上のように、この考案によるフロアトリム
は、フロアパネルとフロアカーペツトとの間に液
体または気体を封入した袋体を介在させたので、
フロアパネルとフロアカーペツトとの間の密着性
が良くなり、踏み心地が良くなる。また、この袋
体の介在により、遮音性能や制振性能も良くな
る。
は、フロアパネルとフロアカーペツトとの間に液
体または気体を封入した袋体を介在させたので、
フロアパネルとフロアカーペツトとの間の密着性
が良くなり、踏み心地が良くなる。また、この袋
体の介在により、遮音性能や制振性能も良くな
る。
第１図は、自動車のボデー構造を示す斜視図、
第２図は、従来のフロアトリムを示す部分断面
図、第３図は、この考案によるフロアトリムの一
例を示す部分断面図である。 １……フロアパネル、２……制振材、３……フ
エルト、４……フロアカーペツト、５……隙間、
６……液体、７……袋体。
第２図は、従来のフロアトリムを示す部分断面
図、第３図は、この考案によるフロアトリムの一
例を示す部分断面図である。 １……フロアパネル、２……制振材、３……フ
エルト、４……フロアカーペツト、５……隙間、
６……液体、７……袋体。
Claims (1)
- フロアパネルとフロアパネル上に載置されたフ
ロアカーペツトとの間に液体または気体を封入し
た袋体を介在させた自動車のフロアトリム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647484U JPS60128831U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動車のフロアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647484U JPS60128831U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動車のフロアトリム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60128831U JPS60128831U (ja) | 1985-08-29 |
| JPH0118427Y2 true JPH0118427Y2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=30503279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1647484U Granted JPS60128831U (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動車のフロアトリム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60128831U (ja) |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP1647484U patent/JPS60128831U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60128831U (ja) | 1985-08-29 |
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