JPH01179904U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る薬液固定型ＡＬＣ用ボル
トの側面図、第２図は同じく平面図、第３は使用
状態を示す縦断側面図である。 １…アンカーボルト、２…突起、３…母材、４
…薬液、５…取付物、６…ナツト、７…ワツシヤ
ー。

補正 昭６３．９．７ 図面の簡単な説明を次のように補正する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本考案に係わる、薬液固定型ＡＬＣ用
ボルトの側面図、第２図は同じく平面図、第３図
は使用状態を示す縦断側面図で、アンカーボルト
の使用状態を示し、アンカーボルト１は、薬液４
によつて母材３に固着している。従来、突起２が
ない状態でナツト６を締め付けると、締め付けた
時発生する軸力によつて、母材３と薬液４の間で
、母材が弱いため破壊が生じ、ボルトが抜けてく
るのでナツトが緩まないだけの締め付けトルクを
加えることが出来なかつた。そこで、ボルトに突
起２を付けることでナツト６を締め付けることに
よつて発生するボルトを引き抜くように働く軸力
が、突起２とワツシヤー７の間に、取り付け物を
挟むようにのみ発生する。すなわち、母材３と薬
液４の間には母材３を破壊しボルトを抜くような
力が発生しないので、確実な締め付けトルクをナ
ツト６に加えることが出来る。また、この突起２
によつて、ナツト６を締め付けるとき、ボルトの
共回りも防止できる。 １…アンカーボルト、２…突起、３…母材、４
…薬液、５…取付物、６…ナツト、７…ワツシヤ
ー。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. アンカーボルト１に突起２を付けて、薬液で固
   定した時に、共回りや、締付けた力によつてボル
   ト抜けが起こらないようにしたアンカーボルト。