JPH0117922Y2 - - Google Patents

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JPH0117922Y2
JPH0117922Y2 JP1981029486U JP2948681U JPH0117922Y2 JP H0117922 Y2 JPH0117922 Y2 JP H0117922Y2 JP 1981029486 U JP1981029486 U JP 1981029486U JP 2948681 U JP2948681 U JP 2948681U JP H0117922 Y2 JPH0117922 Y2 JP H0117922Y2
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JP
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farm
laser beam
laser
balloon
laser device
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はオペレーターが終始監視していなくと
も、自動的に機械が自分の位置を測定し乍ら農場
内をくまなく走行し、作業終了後は自動的に停止
する自動的位置確認システムによる無人運転装置
に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来農業機械の無人運転はリモートコントロー
ルにより、送信器を持つたオペレーターがリモー
トコントロール信号を送り乍ら、操縦することが
研究されてきたが、オペレーターの操作なしで無
人運転させる技術はなかつたのである。他方、工
場内のようにある限られた場所で光信号を発射さ
せてその方向を走行車輌上の数ケ所に設けた受信
機により方向を検知して走行装置の現在地を求
め、予め入力されたマツプに従つて走行させる技
術は公知となつているのである。例えば特開昭55
−25198号公報等である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の走行装置には複数の受信機が設
けられているために、水平方向で受信することに
なり、工場内の一定の走行路しか走行できず、光
信号の発振位置も走行路にあつた位置を設定して
おく必要があつたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのレーザー装置を農場の上方の空間
に固定し、レーザー光線を一定の速さで走査線を
描いて動かし(スキヤニング)、所望の自動化を
行なうために次の如く構成したものである。
農場の上空の任意位置に軽量ポール3又は気球
8を配置し、該軽量ポール3上部または気球8下
部にレーザー装置1を設け、該レーザー装置1よ
り発射するレーザー光線を、上方から農場面にス
キヤニングさせて、該レーザー光線の受信により
農業機械を自動走行させたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図は軽量ポール3により農場6の上方空中
にレーザー装置1を固設した状態の斜視図、第2
図は同じく側面図である。
この装置の為に農場面に照射するレーザービー
ムは作物に刺激を与え生長を促進すると共に、更
に害虫や害鳥からの防御の為に利用し、又霜の害
を防ぐ為にも利用を図つているものである。
レーザーとは光波領域の量子発振器の意味であ
り、誘導輻射によつて電磁振動を増幅し、これに
より光量子を発振し、レーザー光線を発振するも
のでる。
レーザー光線の特徴は可干渉的であり、単色光
であり、非常に細い光束となつて伝播し、きわめ
て高いエネルギー密度を有している等の特徴のあ
るものであり、従来はレーザー装置自体が高価で
あつたが、最近の光フアイバーによる光電信装置
の発展と共に実用化の範囲が広まり、値段も手ご
ろになつてきたものである。
第1図、第2図の実施例においては、レーザー
光線4はまずレーザー装置1から上方へ向けて発
振し、レーザー装置1の上面に設けたミラー2に
より農場面に向けて方向を転換させている。レー
ザー光線は細い一本の光束であるからスキヤニン
グ操作により、農場面上を順序よく、左右又は前
後に往復動し乍ら、何秒間に1回ずつ農場をくま
なく通過すべく構成している。農場面を走行する
農用トラクター5等の農業機械にはこのレーザー
光線の受信器が備えつけられており、該レーザー
光線を受けると組み込まれた計算装置によりレー
ザー装置に対する農用トラクターとの角度を比較
して農場内の位置が確認され、自動位置確認装置
に予じめインプツトされた走行プログラムと比較
の上、進行方向を修正し農場端にくると回行を行
なう。これを繰り返すことにより圃場面を残す所
なく走行し耕耘等の作業を終えた後は、インプツ
トされたプログラムに従がい農用トラクターは停
止するのである。
第2図の7は軽量ボール3の基台である。
一定の位置の上空に備えたレーザー装置からの
レーザー光線を受けて、位置を確認する船舶航法
は、静止人工衛星を利用して既に行われており、
技術的には確立したものである。本考案はこの航
法を狭い範囲の農場で簡易的な構成で実用化する
ものである。
船舶による利用は地球レベルの自動走行であ
り、農場に利用する場合は誤差が大きすぎるので
軽量ポールにより静止人工衛星と同じ役目を果た
させ、第3図の実施例の如く、気球8を農場6の
上空にワイヤー9・9・9・9等で一定の位置に
固定し、これから発射されるレーザー光線により
農用トラクター5を自動走行させたものである。
又第3図の実施例に示す気球8固定用のワイヤ
ー9をアンテナとして利用して、短波・中波・長
波等のいろいろな空中を飛び交う電波をキヤツチ
し、これらの電波により発電を行わせ、誘導輻射
による電磁振動増幅の為のエネルギーとしてレー
ザー光線を得るべく構成してもよい。
レーザー光線は前述の如く、光エネルギーを持
つた細い光束であり、これを照射すると凍結しよ
うとする水分にも物理学的な刺激を与えるので凍
結がしにくくなり、農場の降霜を防ぐことがで
き、従来送風やタイヤ熱焼等で霜の害を防いでい
たものに代用することもできるのである。
又、生長中の作物に対しても生物学的な刺激が
常時与えられることとなり、ラジウム照射やアイ
ソトープ照射と同様に生長を促進することができ
るのである。レーザー光線自体が光量子であり、
葉緑素による光合成を促進させる役目を果たすも
のである。
又、人体や家畜に対しては弱いレーザー光線を
照射するのではあるが植物や昆虫、野鳥等に対し
ては、個体の大きさに比してレーザー光線のエネ
ルギーは感じやすいものとなり、異常を感じて寄
りつかず害虫や害鳥の駆除を行なうこともできる
ものである。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く構成したので、本考案は次のような
効果が得られるのである。
第1に、レーザー光線を上方からスキヤンニン
グさせたので、受信機よりも高い位置にある障害
物があつても受信することができ、農業機械の無
人運転の為の電波燈台とすることができたのであ
る。
第2に、レーザー光線を上方より照射させたの
で、略一様に作物に刺激を与え生長を促進するこ
とができ、害虫や害鳥除けとしても利用でき、降
霜を防いで霜による凍害を防ぐことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は軽量ボールによりレーザー装置を固設
した状態の斜視図、第2図は同じく側面図、第3
図は気球によりレーザー装置を固定した状態の斜
視図である。 1……レーザー装置、2……ミラー、3……軽
量ボール、4……レーザー光線、5……農用トラ
クター、8……気球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 農場の上空の任意位置に軽量ポール3又は気球
    8を配置し、該軽量ポール3上部または気球8下
    部にレーザー装置1を設け、該レーザー装置1よ
    り発射するレーザー光線を、上方から農場面にス
    キヤニングさせて、該レーザー光線の受信により
    農業機械を自動走行させたことを特徴とするレー
    ザー光線照射農場施設。
JP1981029486U 1981-03-03 1981-03-03 Expired JPH0117922Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0693818B2 (ja) * 1986-07-04 1994-11-24 隆生 佐藤 害鳥駆除方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525198A (en) * 1978-08-01 1980-02-22 Ici Ltd Unmanned vehicle having nondirectional detector guidable by photosignal

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