JPH01178255A - 歯槽骨インプラント、下顎骨インプラント並びにそれらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラント - Google Patents
歯槽骨インプラント、下顎骨インプラント並びにそれらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラントInfo
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- JPH01178255A JPH01178255A JP63002763A JP276388A JPH01178255A JP H01178255 A JPH01178255 A JP H01178255A JP 63002763 A JP63002763 A JP 63002763A JP 276388 A JP276388 A JP 276388A JP H01178255 A JPH01178255 A JP H01178255A
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は腫瘍等で下顎の骨を切除した後に、該下顎の機
能及び顔面の形態回復のために下顎の切除部位に埋入す
る歯槽骨インプラント及び下顎骨インプラント並びにそ
れらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラントに関す
る。
能及び顔面の形態回復のために下顎の切除部位に埋入す
る歯槽骨インプラント及び下顎骨インプラント並びにそ
れらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラントに関す
る。
従来、腫瘍等で下顎の骨を切除した後は、下顎骨の機能
及び顔面形態回復のために腰の骨等を移植したり、また
ニッケル、クロム等にて作成したプレートを用いて移植
骨をつなぎ止め、下顎骨の欠損部を再建する方法や、ま
た、人工生体を下顎骨欠損部に埋入する人工生体埋入法
が行われている。この人工生体埋入材として生体内組織
との親和性の高いチタンに着目してニッケルークロム合
金にチタンをプラズマコーティングした人工生体埋入材
を埋入する人工生体埋入法等も行われている。
及び顔面形態回復のために腰の骨等を移植したり、また
ニッケル、クロム等にて作成したプレートを用いて移植
骨をつなぎ止め、下顎骨の欠損部を再建する方法や、ま
た、人工生体を下顎骨欠損部に埋入する人工生体埋入法
が行われている。この人工生体埋入材として生体内組織
との親和性の高いチタンに着目してニッケルークロム合
金にチタンをプラズマコーティングした人工生体埋入材
を埋入する人工生体埋入法等も行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ニッケル、クロム等のプレート又は人工生体埋
入材を用いた場合にはこれらの金属が周囲の81ff胞
組織を腐食して金属が皮膚の表面に露出してきたりして
再治療が必要となったり、また、ニッケルークロム合金
にチタンをコーティングした人工生体埋入材を用いた人
工生体埋入法においては、手術中に顔面形態に合わせる
ために人工生体埋入材をベインダーで曲げたりしたとき
に該埋入材が傷ついて本来の特性が失われる等の問題が
あった。また従来のインプラントは円環を連結した形状
であったため顎の線に凹凸ができたり、また歯槽骨頂部
に埋入固定したときには入れ歯をした際に該インプラン
トの上面の凹凸により歯肉部が痛み、入れ歯も困難であ
った。また、下顎単側切除の場合の下顎骨インプラント
はネジ止め用の皿あなを設ける際に一つの孔の両面に皿
あなを形成するとインプラントの厚みが大となり好まし
くなく、このため一方向のみに皿あなを形成しているた
めインプラント埋入時に方向性があり、左右それぞれの
下顎用インプラントを別々に製造する必要があった・ 本発明は上記のような腫瘍又はその他の疾患のために下
顎骨を切除した後の下顎再建における問題点に鑑み、下
顎の機能回復及び顔面形態回復のために下顎骨の欠損部
に埋入するインプラントとして、生体細胞との親和性が
高くて再治療を必要としない永久的な治療を可能とし、
顎の開閉運動が元通りになるうえに歯茎の盛り上がりが
できて入れ歯も可能となり、顎の線も元に戻るようにな
した下顎骨再建インプラントを提供せんとするものであ
る。
入材を用いた場合にはこれらの金属が周囲の81ff胞
組織を腐食して金属が皮膚の表面に露出してきたりして
再治療が必要となったり、また、ニッケルークロム合金
にチタンをコーティングした人工生体埋入材を用いた人
工生体埋入法においては、手術中に顔面形態に合わせる
ために人工生体埋入材をベインダーで曲げたりしたとき
に該埋入材が傷ついて本来の特性が失われる等の問題が
あった。また従来のインプラントは円環を連結した形状
であったため顎の線に凹凸ができたり、また歯槽骨頂部
に埋入固定したときには入れ歯をした際に該インプラン
トの上面の凹凸により歯肉部が痛み、入れ歯も困難であ
った。また、下顎単側切除の場合の下顎骨インプラント
はネジ止め用の皿あなを設ける際に一つの孔の両面に皿
あなを形成するとインプラントの厚みが大となり好まし
くなく、このため一方向のみに皿あなを形成しているた
めインプラント埋入時に方向性があり、左右それぞれの
下顎用インプラントを別々に製造する必要があった・ 本発明は上記のような腫瘍又はその他の疾患のために下
顎骨を切除した後の下顎再建における問題点に鑑み、下
顎の機能回復及び顔面形態回復のために下顎骨の欠損部
に埋入するインプラントとして、生体細胞との親和性が
高くて再治療を必要としない永久的な治療を可能とし、
顎の開閉運動が元通りになるうえに歯茎の盛り上がりが
できて入れ歯も可能となり、顎の線も元に戻るようにな
した下顎骨再建インプラントを提供せんとするものであ
る。
C問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決すべく、チタン製棒状基体と
、該基体の一側に適当間隔をおいて多数突設してなりネ
ジ止め用開孔を有する突片と、よりなり、各突片間の基
体部分を折曲部としてなる歯槽骨インプラント;及びチ
タン製平板状基体に一側から他側方向へ貫通するネジ孔
を多数穿設するとともに該ネジ孔の両側面の位置が重合
しない一つおきの開孔部に皿あなを設け、中間部にて屈
曲させてなる下顎骨インプラント;並びに前記歯槽骨イ
ンプラント及び下顎骨インプラントとからなる下顎骨再
建インプラントを提供せんとするものである。
、該基体の一側に適当間隔をおいて多数突設してなりネ
ジ止め用開孔を有する突片と、よりなり、各突片間の基
体部分を折曲部としてなる歯槽骨インプラント;及びチ
タン製平板状基体に一側から他側方向へ貫通するネジ孔
を多数穿設するとともに該ネジ孔の両側面の位置が重合
しない一つおきの開孔部に皿あなを設け、中間部にて屈
曲させてなる下顎骨インプラント;並びに前記歯槽骨イ
ンプラント及び下顎骨インプラントとからなる下顎骨再
建インプラントを提供せんとするものである。
上記の本発明に係る歯槽骨インプラントはオドガイ部を
含む下顎区域切除又は下顎単側切除の場合に歯槽頂の近
(に埋入するものであり、該歯槽骨インプラントを、突
片を下側にし、顔面形態に合わせて曲げて切除された下
顎骨欠損部の歯槽頂の近くに埋入し、両端部に位置する
突片のネジ止め用開孔にてチタン製スクリューを用いて
切除されずに残っている下顎骨の縁部又は他のインプラ
ントを併用する場合にはそのインプラントにネジ止め固
定する。また、下顎骨インプラントは下顎単側切除の後
に下顎骨の欠損部に埋入するものであり、一端を顎関節
下に位置させ、顔面形状に合わせて曲げ、切除された下
顎骨大喝部分の下顎骨下縁に沿って埋入し、下顎関節下
に位置した一端をチタン製スクリューにて該関節下部の
下顎骨に固定するか、又は関節突起を含んで切除した場
合には該端部に設けた枢軸にて上顎関節部に枢着し、他
端は下顎骨欠損縁部にチタン製スクリューにてネジ止め
固定する。また、前記歯槽骨インプラントと下顎骨イン
プラントとを組み合わせた下顎骨再建インプラントは、
歯槽骨インプラントを顔面形状に合わせて曲げて突片を
下にして切除された下顎骨欠損部の歯槽頂の近くに位置
させるとともに、下顎骨インプラントをその一端を顎関
節下に位置させて顔面形態に合わせて曲げ、切除された
下顎骨欠損部に下顎骨下縁に沿って位置させ、前記歯槽
骨インプラントの一端を下顎骨の欠損縁部にまた他端を
下顎骨インプラントにそれぞれチタン製スクリューにて
ネジ止めするとともに、下顎骨インプラントの一端を下
顎骨欠損縁部にチタン線スクリューにてネジ止めし、他
端を下顎骨関節下部にネジ止めするか又は下顎骨関節突
起を切除している場合には該下顎骨インプラントの陥部
に設けた枢軸にて上顎骨関節部に枢着する。
含む下顎区域切除又は下顎単側切除の場合に歯槽頂の近
(に埋入するものであり、該歯槽骨インプラントを、突
片を下側にし、顔面形態に合わせて曲げて切除された下
顎骨欠損部の歯槽頂の近くに埋入し、両端部に位置する
突片のネジ止め用開孔にてチタン製スクリューを用いて
切除されずに残っている下顎骨の縁部又は他のインプラ
ントを併用する場合にはそのインプラントにネジ止め固
定する。また、下顎骨インプラントは下顎単側切除の後
に下顎骨の欠損部に埋入するものであり、一端を顎関節
下に位置させ、顔面形状に合わせて曲げ、切除された下
顎骨大喝部分の下顎骨下縁に沿って埋入し、下顎関節下
に位置した一端をチタン製スクリューにて該関節下部の
下顎骨に固定するか、又は関節突起を含んで切除した場
合には該端部に設けた枢軸にて上顎関節部に枢着し、他
端は下顎骨欠損縁部にチタン製スクリューにてネジ止め
固定する。また、前記歯槽骨インプラントと下顎骨イン
プラントとを組み合わせた下顎骨再建インプラントは、
歯槽骨インプラントを顔面形状に合わせて曲げて突片を
下にして切除された下顎骨欠損部の歯槽頂の近くに位置
させるとともに、下顎骨インプラントをその一端を顎関
節下に位置させて顔面形態に合わせて曲げ、切除された
下顎骨欠損部に下顎骨下縁に沿って位置させ、前記歯槽
骨インプラントの一端を下顎骨の欠損縁部にまた他端を
下顎骨インプラントにそれぞれチタン製スクリューにて
ネジ止めするとともに、下顎骨インプラントの一端を下
顎骨欠損縁部にチタン線スクリューにてネジ止めし、他
端を下顎骨関節下部にネジ止めするか又は下顎骨関節突
起を切除している場合には該下顎骨インプラントの陥部
に設けた枢軸にて上顎骨関節部に枢着する。
以下添付した図面に基づいて本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
本発明に係る歯槽骨インプラント1及び下顎骨インプラ
ント2、またこれらを組み合わせてなる下顎骨再建イン
プラント3は、第1図に示したように腫瘍その他の疾患
により切除された下顎骨欠損部分に埋入し、下顎骨にお
ける欠損縁部にチタン製スクリュー4にてネジ止め固定
するが、又は該第1図の如く下顎骨が関節突起を含んで
欠損している場合には前記下顎骨インプラント2の一端
に設けた枢軸5にて上顎骨関節部Aに枢着するものであ
る。
ント2、またこれらを組み合わせてなる下顎骨再建イン
プラント3は、第1図に示したように腫瘍その他の疾患
により切除された下顎骨欠損部分に埋入し、下顎骨にお
ける欠損縁部にチタン製スクリュー4にてネジ止め固定
するが、又は該第1図の如く下顎骨が関節突起を含んで
欠損している場合には前記下顎骨インプラント2の一端
に設けた枢軸5にて上顎骨関節部Aに枢着するものであ
る。
前記歯槽骨インプラント1は、チタンを鋳造等して作成
してなり、第2図の如く棒状の基体11の一側に適当間
隔をおいて多数の突片12・・・を突設し、該突片12
部分にはネジ止め用の開孔13を設けてなるものであり
、これを例えば第3図のようなオドガイ部を含む下顎区
域切除の場合に、下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜
長さに切断し、ベインダーにて顔面形態に合わせて曲げ
、図例の如く突片を下側にして下顎骨Bにおける腫瘍等
の疾患により切除されたところの歯槽頂に近いところへ
埋入し、両端を下顎骨の欠損縁部ヘチタン製スクリュー
4にてネジ止め固定するのである。このとき、欠損部の
下顎骨下縁側は適宜、他のインプラント■にて連結固定
する。上記歯槽骨インプラント1においては、基体11
における各突片間部分11aが折曲部となり、この部分
11aは歯槽骨インプラント1を顔面形態に合わせて曲
げるときに曲げ易くなっているが、突片12を含む部分
で曲げることも可能であり、更に前記突片間部分11a
は歯槽骨インプラント1を下顎骨欠損部の膨大に合わせ
て適宜長さに切断するときの切断部をも兼ねるものであ
る。また該歯槽骨インプラント1が下顎骨Bの欠損部分
に埋入された後は、その上に形成される歯肉上に義歯を
装着するのであるが、前記歯槽骨インプラント1の基体
11の上側11b 、即ち突片12突設側の反対側を図
例の如く曲面形状とすることにより、義歯を装着したと
きに痛みを発生することなく、きちんとした噛み合わせ
ができるようになるのである。更に前記歯槽骨インプラ
ント1の基体11部分を第4図の如く丸棒状とすること
により、上述の如く義歯装着時の痛みの発生を防止しう
るとともに、下顎骨の欠損部へ埋入する際にベインダー
にて曲げて顔面形態に合わせる作業を容易にしうるちの
である。また、この歯槽骨インプラント1は第3図のよ
うなオドガイ部を含む下顎区域切除の場合だけでなく、
第1図のような下顎上側切除の場合にも、下顎骨インプ
ラント2と組み合わせる等して使用することができるの
である。
してなり、第2図の如く棒状の基体11の一側に適当間
隔をおいて多数の突片12・・・を突設し、該突片12
部分にはネジ止め用の開孔13を設けてなるものであり
、これを例えば第3図のようなオドガイ部を含む下顎区
域切除の場合に、下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜
長さに切断し、ベインダーにて顔面形態に合わせて曲げ
、図例の如く突片を下側にして下顎骨Bにおける腫瘍等
の疾患により切除されたところの歯槽頂に近いところへ
埋入し、両端を下顎骨の欠損縁部ヘチタン製スクリュー
4にてネジ止め固定するのである。このとき、欠損部の
下顎骨下縁側は適宜、他のインプラント■にて連結固定
する。上記歯槽骨インプラント1においては、基体11
における各突片間部分11aが折曲部となり、この部分
11aは歯槽骨インプラント1を顔面形態に合わせて曲
げるときに曲げ易くなっているが、突片12を含む部分
で曲げることも可能であり、更に前記突片間部分11a
は歯槽骨インプラント1を下顎骨欠損部の膨大に合わせ
て適宜長さに切断するときの切断部をも兼ねるものであ
る。また該歯槽骨インプラント1が下顎骨Bの欠損部分
に埋入された後は、その上に形成される歯肉上に義歯を
装着するのであるが、前記歯槽骨インプラント1の基体
11の上側11b 、即ち突片12突設側の反対側を図
例の如く曲面形状とすることにより、義歯を装着したと
きに痛みを発生することなく、きちんとした噛み合わせ
ができるようになるのである。更に前記歯槽骨インプラ
ント1の基体11部分を第4図の如く丸棒状とすること
により、上述の如く義歯装着時の痛みの発生を防止しう
るとともに、下顎骨の欠損部へ埋入する際にベインダー
にて曲げて顔面形態に合わせる作業を容易にしうるちの
である。また、この歯槽骨インプラント1は第3図のよ
うなオドガイ部を含む下顎区域切除の場合だけでなく、
第1図のような下顎上側切除の場合にも、下顎骨インプ
ラント2と組み合わせる等して使用することができるの
である。
次に、下顎骨インプラント2は、チタンを鋳造等して作
成してなり、第5図又は第6図の如く、平板状の基板2
1に一側から他側方向へ貫通ずるネジ孔22・・を多数
穿設するとともに、前記ネジ孔22の開孔縁部ば前記基
板21の両側面21a、21bにおける位置が重合しな
いように一つおきに皿あな22aとすることにより、基
板21の両側面21a、21bにおけるネジ孔22・・
・の一つおきに開孔縁部が皿あなとなるように構成され
るとともに、基板21の中間部にて下顎の下縁形状に合
致すべく屈曲21cした形状に形成してなるものである
。上記のように形成してなる下顎骨インプラント2は基
板21の両側面21a、21bにおけるネジ孔22を一
つおきに皿あな22aに形成しているので、該下顎骨イ
ンプラント2を第5図(イ)又は(ロ)のように反転さ
せれば左右どらちらの下顎半側部のインプラントとして
も使用することができ、製造工程を簡略化しうるのであ
る。また該歯槽骨インプラント2は、園側の如く隣接す
る二つのネジ孔22.22a毎にネジ孔間の基板部分を
縮幅21dシて形成しておくことにより、埋入手術に際
して下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断し
たり、又は顔面形態に合わせて曲げ加工する作業を容易
化しうるちのである。更に、前記下顎骨インプラント2
の一端に第7図の如く枢軸5を突設しておくことにより
、下顎骨Bが関節突起を含んで切除されている場合に、
前記枢軸5を上顎関節部Aに枢着することにより、該下
顎骨インプラント2を開閉自在に埋入することができる
のである。
成してなり、第5図又は第6図の如く、平板状の基板2
1に一側から他側方向へ貫通ずるネジ孔22・・を多数
穿設するとともに、前記ネジ孔22の開孔縁部ば前記基
板21の両側面21a、21bにおける位置が重合しな
いように一つおきに皿あな22aとすることにより、基
板21の両側面21a、21bにおけるネジ孔22・・
・の一つおきに開孔縁部が皿あなとなるように構成され
るとともに、基板21の中間部にて下顎の下縁形状に合
致すべく屈曲21cした形状に形成してなるものである
。上記のように形成してなる下顎骨インプラント2は基
板21の両側面21a、21bにおけるネジ孔22を一
つおきに皿あな22aに形成しているので、該下顎骨イ
ンプラント2を第5図(イ)又は(ロ)のように反転さ
せれば左右どらちらの下顎半側部のインプラントとして
も使用することができ、製造工程を簡略化しうるのであ
る。また該歯槽骨インプラント2は、園側の如く隣接す
る二つのネジ孔22.22a毎にネジ孔間の基板部分を
縮幅21dシて形成しておくことにより、埋入手術に際
して下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断し
たり、又は顔面形態に合わせて曲げ加工する作業を容易
化しうるちのである。更に、前記下顎骨インプラント2
の一端に第7図の如く枢軸5を突設しておくことにより
、下顎骨Bが関節突起を含んで切除されている場合に、
前記枢軸5を上顎関節部Aに枢着することにより、該下
顎骨インプラント2を開閉自在に埋入することができる
のである。
上記下顎骨インプラント2は、例えば第8図の如く下顎
単側切除の後、骨移植を伴って埋入されるときには骨移
植りとともに下顎骨下縁に沿って埋入するか、又は骨移
植を併用しないで前記第1図の如く歯槽骨インプラント
1を併用して埋入することもできる。
単側切除の後、骨移植を伴って埋入されるときには骨移
植りとともに下顎骨下縁に沿って埋入するか、又は骨移
植を併用しないで前記第1図の如く歯槽骨インプラント
1を併用して埋入することもできる。
以上のようにしてなる本発明に係る歯槽骨インプラント
及び下顎骨インプラント、並びにこれらを組み合わせて
なる下顎骨再建インプラントは、生体組織との親和性が
高いチタンにて作成してなるので、組織内安定性が高(
、人間の細胞となじんで周囲に筋肉もつき、従来のニッ
ケル、クロム等の金属を使用したときのように周りの細
胞組織を腐食したりすることがなく下顎骨を再建するこ
とができ再治療が不要であり、また単に伯の合金にチタ
ンをコーティングしただけの場合のように、インプラン
トの埋入手術中に顔面形態に合わせて該インプラントを
ベインダーで曲げて傷ついても本未必特性が失われたり
することもない。
及び下顎骨インプラント、並びにこれらを組み合わせて
なる下顎骨再建インプラントは、生体組織との親和性が
高いチタンにて作成してなるので、組織内安定性が高(
、人間の細胞となじんで周囲に筋肉もつき、従来のニッ
ケル、クロム等の金属を使用したときのように周りの細
胞組織を腐食したりすることがなく下顎骨を再建するこ
とができ再治療が不要であり、また単に伯の合金にチタ
ンをコーティングしただけの場合のように、インプラン
トの埋入手術中に顔面形態に合わせて該インプラントを
ベインダーで曲げて傷ついても本未必特性が失われたり
することもない。
また、歯槽骨インプラントを埋入することにより、該歯
槽骨インプラント上に歯茎の盛り上がりができ、義歯の
沈下を防止して義歯の装着を可能とするとともに、該歯
槽骨インプラントにおける基体上面を曲面形状とするこ
とで義歯を挿着した時に痛みを発生することなく、円滑
な噛合運動を可能として正しい発音もでき、患者が成長
期にあり、骨移植が困難なときにも骨移植をすることな
く歯槽骨を再建しうるのである。
槽骨インプラント上に歯茎の盛り上がりができ、義歯の
沈下を防止して義歯の装着を可能とするとともに、該歯
槽骨インプラントにおける基体上面を曲面形状とするこ
とで義歯を挿着した時に痛みを発生することなく、円滑
な噛合運動を可能として正しい発音もでき、患者が成長
期にあり、骨移植が困難なときにも骨移植をすることな
く歯槽骨を再建しうるのである。
更に、本発明の下顎骨インプラントは、基板に多数のネ
ジ孔を穿設しておくことにより、患者の下顎骨折損部の
膨大に合わせて適当を大きさに切断して使用しうるとと
もに、前記ネジ孔は一つおきに基板における反対側面側
に皿あなを設けることにより左右下顎骨のどちらが切除
された場合にも基板を反転させることにより適応でき、
インプラントの製造工程を簡略化しうるのである。
ジ孔を穿設しておくことにより、患者の下顎骨折損部の
膨大に合わせて適当を大きさに切断して使用しうるとと
もに、前記ネジ孔は一つおきに基板における反対側面側
に皿あなを設けることにより左右下顎骨のどちらが切除
された場合にも基板を反転させることにより適応でき、
インプラントの製造工程を簡略化しうるのである。
また前記歯槽骨インプラントと下顎骨インプラントとを
組み合わせた下顎骨再建インプラントは、両インプラン
トのそれぞれが患者の下顎骨の欠損部の膨大に合わせて
適宜長さに切断して使用可能であるとともに、歯槽頂に
近いところの歯槽骨インプラントと下顎骨下縁に沿った
下顎骨インプラントとの二本のインプラントを顔貌形態
に合わせて曲げて下顎骨を再建することにより下顎骨の
機能回復及び顔面形態の復元が可能であるだけでなく、
患者が成長期にあり骨移植が好ましくないときにも、骨
移植をすることなく下顎骨を再建しうるのである。
組み合わせた下顎骨再建インプラントは、両インプラン
トのそれぞれが患者の下顎骨の欠損部の膨大に合わせて
適宜長さに切断して使用可能であるとともに、歯槽頂に
近いところの歯槽骨インプラントと下顎骨下縁に沿った
下顎骨インプラントとの二本のインプラントを顔貌形態
に合わせて曲げて下顎骨を再建することにより下顎骨の
機能回復及び顔面形態の復元が可能であるだけでなく、
患者が成長期にあり骨移植が好ましくないときにも、骨
移植をすることなく下顎骨を再建しうるのである。
以上のような本発明に係る歯槽骨インプラント及び下顎
骨インプラント並びにこれらを組み合わせてなる下顎骨
再建インプラントは下記のような効果を有する。
骨インプラント並びにこれらを組み合わせてなる下顎骨
再建インプラントは下記のような効果を有する。
生体組織との親和性が高いチタンにて作成してなるので
、組織内安定性が高く、人間の細胞となじんで周囲に筋
肉もつき、従来のニッケル、クロム等の金属を使用した
ときのように周りの細胞組織を腐食したりすることなく
下顎骨を再建することができるので鮮治療が不要であり
、また単に他の合金にチタンをコーティングしただけの
場合のように、インプラントの埋入手術中に顔面形態に
合わせて該インプラントをベインダーで曲げるときに傷
ついてもチタン本来の特性が失われたりすることもない
。
、組織内安定性が高く、人間の細胞となじんで周囲に筋
肉もつき、従来のニッケル、クロム等の金属を使用した
ときのように周りの細胞組織を腐食したりすることなく
下顎骨を再建することができるので鮮治療が不要であり
、また単に他の合金にチタンをコーティングしただけの
場合のように、インプラントの埋入手術中に顔面形態に
合わせて該インプラントをベインダーで曲げるときに傷
ついてもチタン本来の特性が失われたりすることもない
。
また、歯槽骨インプラントは、基体にネジ止め用開孔を
有する突片を多数突設した形状としたことにより、患者
の下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断して
使用でき、また該歯槽骨インプラントを埋入することに
より、該歯槽骨インプラント上に歯茎の盛り上がりがで
き、義歯の沈下を防止して義歯の装着を可能とするとと
もに、該歯槽骨インプラントにおける基板の上面を曲面
とすることにより義歯を挿着した時に痛みを発生するこ
となく、円滑な噛合運動を可能として正しい発音もでき
、患者が成長期にあるような場合にも骨移植をすること
なく歯槽骨を再建しうる。
有する突片を多数突設した形状としたことにより、患者
の下顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断して
使用でき、また該歯槽骨インプラントを埋入することに
より、該歯槽骨インプラント上に歯茎の盛り上がりがで
き、義歯の沈下を防止して義歯の装着を可能とするとと
もに、該歯槽骨インプラントにおける基板の上面を曲面
とすることにより義歯を挿着した時に痛みを発生するこ
となく、円滑な噛合運動を可能として正しい発音もでき
、患者が成長期にあるような場合にも骨移植をすること
なく歯槽骨を再建しうる。
また、下顎骨インプラントは、基体に多数のネジ孔を穿
設しておくことにより、患者の下顎骨折損部の膨大に合
わせて適当を大きさに切断して使用しうるとともに、前
記ネジ孔は一つおきに基板における反対側面側に皿あな
を設けることにより左右下顎骨のどちらが切除された場
合にも位置を反転させることにより適応でき、該インプ
ラントの製造工程を簡略化しうるのである。
設しておくことにより、患者の下顎骨折損部の膨大に合
わせて適当を大きさに切断して使用しうるとともに、前
記ネジ孔は一つおきに基板における反対側面側に皿あな
を設けることにより左右下顎骨のどちらが切除された場
合にも位置を反転させることにより適応でき、該インプ
ラントの製造工程を簡略化しうるのである。
また前記歯槽骨インプラントと下顎骨インプラントとを
組み合わせた下顎骨再建インプラントを用いることによ
り、歯槽頂に近いところの歯槽骨インプラントと下顎骨
下縁に沿った下顎骨インプラントとの二本のインプラン
トを顔貌形態に合わせて曲げて下顎骨を再建してなるの
で、顔面形態の復元が可能であるだけでなく、患者の下
顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断して使用
可能であるとともに、患者が成長期にあり骨移植が好ま
しくないときにも、骨移植をすることなく下顎骨を再建
しうるのである。
組み合わせた下顎骨再建インプラントを用いることによ
り、歯槽頂に近いところの歯槽骨インプラントと下顎骨
下縁に沿った下顎骨インプラントとの二本のインプラン
トを顔貌形態に合わせて曲げて下顎骨を再建してなるの
で、顔面形態の復元が可能であるだけでなく、患者の下
顎骨の欠損部の膨大に合わせて適宜長さに切断して使用
可能であるとともに、患者が成長期にあり骨移植が好ま
しくないときにも、骨移植をすることなく下顎骨を再建
しうるのである。
第1図は本発明に係る歯槽骨インプラント及び下顎骨イ
ンプラントからなる下顎骨再建インプラントの説明用斜
視図、第2図は前記歯槽骨インプラントの一実施例の拡
大斜視図、第3図は前記歯槽骨インプラントの埋入例を
示す説明用斜視図、第4図は前記歯槽骨インプラントの
他の実施例を示す斜視図、第5図(イ)(ロ)は本発明
に係る下顎骨インプラントの一実施例を左右に反転した
それぞれの場合の斜視図、第6図は前記下顎骨インプラ
ントの正面図、第7図は前記下顎骨インプラントの他の
実施例を示す斜視図、第8図は前記下顎骨インプラント
を骨移植を併用して埋入した状態の説明用斜視図である
。 lri槽骨インプラント、2:下顎骨インプラント、3
:下顎骨再建インプラント、 4ニスクリユー、5:
枢軸、11:基体、12:突片、13:ネジ止め用開孔
、21:基板、22:ネジ孔。 第2図 第6図
ンプラントからなる下顎骨再建インプラントの説明用斜
視図、第2図は前記歯槽骨インプラントの一実施例の拡
大斜視図、第3図は前記歯槽骨インプラントの埋入例を
示す説明用斜視図、第4図は前記歯槽骨インプラントの
他の実施例を示す斜視図、第5図(イ)(ロ)は本発明
に係る下顎骨インプラントの一実施例を左右に反転した
それぞれの場合の斜視図、第6図は前記下顎骨インプラ
ントの正面図、第7図は前記下顎骨インプラントの他の
実施例を示す斜視図、第8図は前記下顎骨インプラント
を骨移植を併用して埋入した状態の説明用斜視図である
。 lri槽骨インプラント、2:下顎骨インプラント、3
:下顎骨再建インプラント、 4ニスクリユー、5:
枢軸、11:基体、12:突片、13:ネジ止め用開孔
、21:基板、22:ネジ孔。 第2図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)チタン製棒状基体と、該基体の一側に適当間隔をお
いて多数突設しネジ止め用開孔を有する突片と、よりな
り、各突片間の基体部分を折曲部としてなる歯槽骨イン
プラント。 2)基体の突片突設側の反対側を曲面形状とした請求項
1記載の歯槽骨インプラント。 3)基体として丸棒を用いてなる請求項2記載の歯槽骨
インプラント。 4)突片を略半円板形状とした請求項1又は請求項2又
は請求項3記載の歯槽骨インプラント。 5)チタン製平板状基板に一側から他側方向へ貫通する
ネジ孔を多数穿設するとともに該ネジ孔の基板両側面に
おける位置が重合しない一つおきの開孔縁部を皿あなと
し、基板中間部にて屈曲させてなる下顎骨インプラント
。 6)隣接する二つのネジ孔毎にネジ孔間の基板部分を縮
幅して形成してなる請求項5記載の下顎骨インプラント
。 7)一端に枢軸を突設してなる請求項5又は請求項6記
載の下顎骨インプラント。 8)チタン製棒状基体と該基体の一側に適当間隔をおい
て多数突設してなりネジ止め用開孔を有する突片とより
なり各突片間の基体部分を折曲部としてなる歯槽骨イン
プラントの一端を、チタン製平板状基体に一側から他側
方向へ貫通するネジ孔を多数穿設するとともに該ネジ孔
の基板両側面における位置が重合しない一つおきの開孔
縁部を皿あなとし基板中間部にて屈曲させてなる下顎骨
インプラントへ、前記歯槽骨インプラントのネジ止め用
開孔と下顎骨インプラントのネジ孔とを重合した状態で
チタン製スクリューにてネジ止めしてなる下顎骨再建イ
ンプラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002763A JPH01178255A (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 歯槽骨インプラント、下顎骨インプラント並びにそれらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002763A JPH01178255A (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 歯槽骨インプラント、下顎骨インプラント並びにそれらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178255A true JPH01178255A (ja) | 1989-07-14 |
Family
ID=11538377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002763A Pending JPH01178255A (ja) | 1988-01-09 | 1988-01-09 | 歯槽骨インプラント、下顎骨インプラント並びにそれらを組み合わせてなる下顎骨再建インプラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01178255A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1462271A1 (en) | 2003-03-28 | 2004-09-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image-receiving sheet |
JP2016511061A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-04-14 | デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド | 下顎骨プレート |
-
1988
- 1988-01-09 JP JP63002763A patent/JPH01178255A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1462271A1 (en) | 2003-03-28 | 2004-09-29 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image-receiving sheet |
JP2016511061A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-04-14 | デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド | 下顎骨プレート |
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