JPH01167803A - 平面レンズ - Google Patents
平面レンズInfo
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- JPH01167803A JPH01167803A JP32774387A JP32774387A JPH01167803A JP H01167803 A JPH01167803 A JP H01167803A JP 32774387 A JP32774387 A JP 32774387A JP 32774387 A JP32774387 A JP 32774387A JP H01167803 A JPH01167803 A JP H01167803A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、平面レンズに係り、詳細には単位レンズ部
を複数有する平面レンズに関し、CODカメラ、オート
フォーカスカメラ等平面に複数の受光素子を有する受光
部が効率良く受光するために、入光する光が各受光素子
に集中するよう集光する等に使用可能な平面レンズに関
する。
を複数有する平面レンズに関し、CODカメラ、オート
フォーカスカメラ等平面に複数の受光素子を有する受光
部が効率良く受光するために、入光する光が各受光素子
に集中するよう集光する等に使用可能な平面レンズに関
する。
(ロ)従来の技術
従来、レンズ作用をする単位レンズ部を平面に複数有す
る平面レンズ、例えば、第8図に表すようにガラスある
いは合成樹脂を加工することで個々に製造した蒲鉾形状
のシリンドリカルレンズを、シリンドリカルレンズの中
心軸(a)が平行になるように平面状に並設し、次いで
その上に同様に平面状に、しかし、上下それぞれのシリ
ンドリカルレンズの中心軸(a)が交差方向に成るよう
に重ね合わせるよう並設する。このように上下2段に平
面状に並設したシリンドリカルレンズによる平面レンズ
を作成する。この時上下それぞれのシリンドリカルレン
ズの中心軸(a)が交差方向に成るように重ね合4つ仕
ることで、上下のシリンドリカルレンズそれぞれの交差
部分が複数の単位レンズ部(A)となり、単位レンズ部
(A)を複数有する平面レンズを作成していた。
る平面レンズ、例えば、第8図に表すようにガラスある
いは合成樹脂を加工することで個々に製造した蒲鉾形状
のシリンドリカルレンズを、シリンドリカルレンズの中
心軸(a)が平行になるように平面状に並設し、次いで
その上に同様に平面状に、しかし、上下それぞれのシリ
ンドリカルレンズの中心軸(a)が交差方向に成るよう
に重ね合わせるよう並設する。このように上下2段に平
面状に並設したシリンドリカルレンズによる平面レンズ
を作成する。この時上下それぞれのシリンドリカルレン
ズの中心軸(a)が交差方向に成るように重ね合4つ仕
ることで、上下のシリンドリカルレンズそれぞれの交差
部分が複数の単位レンズ部(A)となり、単位レンズ部
(A)を複数有する平面レンズを作成していた。
又、第9図に表すようにガラスあるいは合成樹脂を研磨
加工あるいは型成形等することで個々に製造した角柱状
のドラム型レンズを、レンズ軸(b)が平行に成るよう
に複数のドラム型レンズの角柱側面を固定し、並設する
ことで複数の単位レンズ部(A)を平面状に密集接合し
形成する平面レンズを作成していた。
加工あるいは型成形等することで個々に製造した角柱状
のドラム型レンズを、レンズ軸(b)が平行に成るよう
に複数のドラム型レンズの角柱側面を固定し、並設する
ことで複数の単位レンズ部(A)を平面状に密集接合し
形成する平面レンズを作成していた。
更に又、第1O図に表すようにガラスあるいは合成樹脂
を、金型で射出成型あるいはプレス等で加工することに
より、表面に凹凸形状を有する平面形状に形成すること
で、凹凸形状のそれぞれが単位レンズ部(A)となり平
面状に複数の単位レンズ部(A)を有する平面レンズを
作成していた。
を、金型で射出成型あるいはプレス等で加工することに
より、表面に凹凸形状を有する平面形状に形成すること
で、凹凸形状のそれぞれが単位レンズ部(A)となり平
面状に複数の単位レンズ部(A)を有する平面レンズを
作成していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかし、第8図に表す従来例では、単体のシリンドリカ
ルレンズを形成しているガラスあるいは合成樹脂を、■
本!本製造しなければならず、小さいものを製造するの
には技術を要し製造時間がかかり容易でないという問題
点を有するとともに1本1本の製造コストがかかるので
製作費用が大きいという問題点も有した。
ルレンズを形成しているガラスあるいは合成樹脂を、■
本!本製造しなければならず、小さいものを製造するの
には技術を要し製造時間がかかり容易でないという問題
点を有するとともに1本1本の製造コストがかかるので
製作費用が大きいという問題点も有した。
又、第9図に表す従来例も第8図に表す従来例同様各ド
ラム型レンズを1本1本加工しなければならず、小さい
ものを製造するのには技術を要し製造時間がかかり容易
ではないという問題点を有するとともに1本1本の製造
コストがかかるので製作費用が大きいという問題点も有
した。
ラム型レンズを1本1本加工しなければならず、小さい
ものを製造するのには技術を要し製造時間がかかり容易
ではないという問題点を有するとともに1本1本の製造
コストがかかるので製作費用が大きいという問題点も有
した。
更に又、第10図に表す従来例では、金型により成型す
るので、目的とする平面レンズの形、大きさ等に変更が
ある都度に、その形の金型を作成し平面レンズを作成し
なければならないという問題点を有した。
るので、目的とする平面レンズの形、大きさ等に変更が
ある都度に、その形の金型を作成し平面レンズを作成し
なければならないという問題点を有した。
に)問題点を解決するための手段
この発明は、周囲媒体と異なる屈折率を有する光透過性
物質よりなる繊維状物の繊維軸方向が異なるよう重ねる
ことにより複数の単位レンズ部を形成することを特徴と
する平面レンズを提供することにより上述の問題点を解
決する。
物質よりなる繊維状物の繊維軸方向が異なるよう重ねる
ことにより複数の単位レンズ部を形成することを特徴と
する平面レンズを提供することにより上述の問題点を解
決する。
(ホ)作 用
周囲媒体と異なる屈折率を有する繊維状物を、その繊維
軸方向が平行になるよう複数並設し、次いで、その並設
した繊維状物の繊維軸方向と異なる方向にそれぞれ繊維
軸方向が平行になるよう複数の繊維状物を、先に並設し
た繊維状物の上に重なるように設ける。次いで、上下左
右の繊維状物をそれぞれ固定する。すると、繊維状物の
重なる部分がそれぞれ単位レンズ部となり、複数の単位
レンズ部が平面状に並列する平面レンズとなる。
軸方向が平行になるよう複数並設し、次いで、その並設
した繊維状物の繊維軸方向と異なる方向にそれぞれ繊維
軸方向が平行になるよう複数の繊維状物を、先に並設し
た繊維状物の上に重なるように設ける。次いで、上下左
右の繊維状物をそれぞれ固定する。すると、繊維状物の
重なる部分がそれぞれ単位レンズ部となり、複数の単位
レンズ部が平面状に並列する平面レンズとなる。
そこで平行光をこの平面レンズに照射する。
すると光は、繊維状物が上下に重なるそれぞれの単位レ
ンズ部に照射され、各単位レンズ部はこの光を入光する
。入光した光は、単位レンズ部の繊維状物と周囲媒体と
の屈折率の差異により、単位レンズ部の戻入光側から屈
折した光を放つ。
ンズ部に照射され、各単位レンズ部はこの光を入光する
。入光した光は、単位レンズ部の繊維状物と周囲媒体と
の屈折率の差異により、単位レンズ部の戻入光側から屈
折した光を放つ。
(へ)実施例
以下に、本発明の第1実施例の中間省略した一部断面説
明図である第1図、同部分説明図である第2図、第2図
の部分説明図である第3図、同部分断面を説明する第4
図、第5図、第2実施例を表す一部分図である第6図(
a)、第6図(a)B−B線断面説明図である第6図(
b)、第3実施例を表す一部分説明図である第7図によ
り本発明を説明する。
明図である第1図、同部分説明図である第2図、第2図
の部分説明図である第3図、同部分断面を説明する第4
図、第5図、第2実施例を表す一部分図である第6図(
a)、第6図(a)B−B線断面説明図である第6図(
b)、第3実施例を表す一部分説明図である第7図によ
り本発明を説明する。
(1)は、平面レンズである。平面レンズ(1)は第1
図に表すように、繊維状物であるファイバー(2)、フ
ァイバー(2)の周囲を固定する光透過性の樹脂層(3
)とからなる。
図に表すように、繊維状物であるファイバー(2)、フ
ァイバー(2)の周囲を固定する光透過性の樹脂層(3
)とからなる。
ファイバー(2)は、光透過性であり断面形状が円形の
所謂光通信用の樹脂ファイバーからなり、第2図に表す
ように下層ファイバー(2)b及び上層ファイバー(2
)aとからなる。ファイバー(2)はこ−の実施例では
光通信用の樹脂ファイバーからなるが、断面形状が円あ
るいは楕円形状の樹脂ファイバーでもよく、また、ガラ
ス繊維からなる光ファイバーでもよい。ファイバー(2
)を(第2図に表すように下層ファイバー(2)b)そ
の軸方向が平行になるよう複数並設することで下層ファ
イバーbを構成し、次いで、この下層ファイバー(2)
bの軸方向と直交するようにファイバー(2)を下層
ファイバー(2)bの上に複数その軸方向が平行になる
よう設けることで、上層ファイバー(2)aを構成する
。このように上層ファイバー(2)a及び下層ファイバ
ー(2)bが重なり、第3図に表すようにその交差部分
が単位レンズ部(4)を形成する。
所謂光通信用の樹脂ファイバーからなり、第2図に表す
ように下層ファイバー(2)b及び上層ファイバー(2
)aとからなる。ファイバー(2)はこ−の実施例では
光通信用の樹脂ファイバーからなるが、断面形状が円あ
るいは楕円形状の樹脂ファイバーでもよく、また、ガラ
ス繊維からなる光ファイバーでもよい。ファイバー(2
)を(第2図に表すように下層ファイバー(2)b)そ
の軸方向が平行になるよう複数並設することで下層ファ
イバーbを構成し、次いで、この下層ファイバー(2)
bの軸方向と直交するようにファイバー(2)を下層
ファイバー(2)bの上に複数その軸方向が平行になる
よう設けることで、上層ファイバー(2)aを構成する
。このように上層ファイバー(2)a及び下層ファイバ
ー(2)bが重なり、第3図に表すようにその交差部分
が単位レンズ部(4)を形成する。
この単位レンズ部(4)は複数、面状に密設した状態に
形成され、平面視では、複数の小レンズを敷き詰めたよ
うになる。本実施例において下層ファイバー(2)b及
び上層ファイバー(2)aのそれぞれの軸方向は直交す
る設けたが、特に直交させずとも交差するよう設けるこ
とも可能である。
形成され、平面視では、複数の小レンズを敷き詰めたよ
うになる。本実施例において下層ファイバー(2)b及
び上層ファイバー(2)aのそれぞれの軸方向は直交す
る設けたが、特に直交させずとも交差するよう設けるこ
とも可能である。
次ぎに、この単位レンズ部(4)のレンズ作用について
説明する。第4図は上層ファイバー(2)aが断面とな
るように表した単位レンズ部(4)の説明図であり、第
5図は下層ファイバー(2)bが断面となるように表し
た単位レンズ部(4)の説明図である。
説明する。第4図は上層ファイバー(2)aが断面とな
るように表した単位レンズ部(4)の説明図であり、第
5図は下層ファイバー(2)bが断面となるように表し
た単位レンズ部(4)の説明図である。
そこで、上層ファイバー(2)aの反上層ファイバー(
2)b側から、平行光を照射する場合のレンズ作用を第
4図、第5図で説明をする。
2)b側から、平行光を照射する場合のレンズ作用を第
4図、第5図で説明をする。
第4図に表れる方向では、上層ファイバー(2)aに平
行光を照射すると、上層ファイバー(2)aはその断面
形状と、上層ファイバー(2)aの周囲媒質との相対屈
折率とにより、第4図に表れる方向ではレンズ作用をし
、その断面形状と相対屈折率に見合った方向に光を屈折
させ、下層ファイバー(2)bの方向へ光は出る。
行光を照射すると、上層ファイバー(2)aはその断面
形状と、上層ファイバー(2)aの周囲媒質との相対屈
折率とにより、第4図に表れる方向ではレンズ作用をし
、その断面形状と相対屈折率に見合った方向に光を屈折
させ、下層ファイバー(2)bの方向へ光は出る。
そして、上層ファイバー(2)aから出た光は、下層フ
ァイバー(2)bへ入光する。下層ファイバー(2)b
は第4図に表れる方向では入射する光が下層ファイバー
(2)bの相対屈折率により屈折はするが、しかし、下
層ファイバー(2)b内を通過し反上層ファイバー(2
)a側へ出る時にも、入る時同様の相対屈折率なので、
下層ファイバー(2)b内を通過し、反上層ファイバー
(2) a側へ出る光の方向は、下層ファイバー(2
)bへ入る時の方向と一致する。このように下1!7ア
イバー(2)bはレンズ作用はせず照射した光は上層フ
ァイバー(2)aのレンズ作用により上層ファイバー(
2)aの断面形状及び相対屈折率に見合った位置に焦点
を作る。この上層ファイバー(2)aの焦点を上層焦点
(5)とする。
ァイバー(2)bへ入光する。下層ファイバー(2)b
は第4図に表れる方向では入射する光が下層ファイバー
(2)bの相対屈折率により屈折はするが、しかし、下
層ファイバー(2)b内を通過し反上層ファイバー(2
)a側へ出る時にも、入る時同様の相対屈折率なので、
下層ファイバー(2)b内を通過し、反上層ファイバー
(2) a側へ出る光の方向は、下層ファイバー(2
)bへ入る時の方向と一致する。このように下1!7ア
イバー(2)bはレンズ作用はせず照射した光は上層フ
ァイバー(2)aのレンズ作用により上層ファイバー(
2)aの断面形状及び相対屈折率に見合った位置に焦点
を作る。この上層ファイバー(2)aの焦点を上層焦点
(5)とする。
第5図に表れる方向では、上層ファイバー(2)aは、
照射する平行光を入射しても、その入射光に対してレン
ズ作用はせず、入射光を屈折すること無く上層ファイバ
ー(2)a内を通過し下層ファイバー(2)b側へ光を
通過させ、入射する方向と下層ファイバー(2)bへ向
かう方向とが平行となる。次いで、上層ファイバー (
2) aを通過した光が下層ファイバー(2)bへ入射
する。下層ファイバー(2)bでは第5図に表されろ断
面形状と、下層ファイバー(2)bの周囲媒体との相対
屈折率とにより、第5図に表れる方向ではレンズ作用を
し、その断面形状及び相対屈折率に見合った位置に焦点
を作る。
照射する平行光を入射しても、その入射光に対してレン
ズ作用はせず、入射光を屈折すること無く上層ファイバ
ー(2)a内を通過し下層ファイバー(2)b側へ光を
通過させ、入射する方向と下層ファイバー(2)bへ向
かう方向とが平行となる。次いで、上層ファイバー (
2) aを通過した光が下層ファイバー(2)bへ入射
する。下層ファイバー(2)bでは第5図に表されろ断
面形状と、下層ファイバー(2)bの周囲媒体との相対
屈折率とにより、第5図に表れる方向ではレンズ作用を
し、その断面形状及び相対屈折率に見合った位置に焦点
を作る。
この焦点を下層焦点(6)とする。第4図及び第5図に
表すようにファイバー(2)単体では、光を入射する方
向を2方向とすると、ファイバー(2)の軸方向に直交
する方向のみ、即ち、Xあるいはy方向のどちらか一方
向のみにしか集光あるいは発散等のレンズ作用をしない
が、2のファイバー(2)を直交することにより入射方
向2に対し、x、y両方向に集光あるいは発散等のレン
ズ作用をすることが可能となり、単位レンズ部(4)を
形成する。この実施例において上層ファイバー(2)a
と下層ファイバー(2)bとは同じ形状、同じ材質の物
を使用するので上層焦点(5)、下層焦点(6)とでは
、僅かながら入射方向2の方向にずれ(Q)を生ずる。
表すようにファイバー(2)単体では、光を入射する方
向を2方向とすると、ファイバー(2)の軸方向に直交
する方向のみ、即ち、Xあるいはy方向のどちらか一方
向のみにしか集光あるいは発散等のレンズ作用をしない
が、2のファイバー(2)を直交することにより入射方
向2に対し、x、y両方向に集光あるいは発散等のレン
ズ作用をすることが可能となり、単位レンズ部(4)を
形成する。この実施例において上層ファイバー(2)a
と下層ファイバー(2)bとは同じ形状、同じ材質の物
を使用するので上層焦点(5)、下層焦点(6)とでは
、僅かながら入射方向2の方向にずれ(Q)を生ずる。
このずれ(ff)は、特に補正を要する場合あるいは焦
点距離が短く、影響が大きい場合等では、上層ファイバ
ー(2)aの相対屈折率と下層ファイパ−(2)bの相
対屈折率を上層焦点(5)と下層焦点(6)とが一致す
るように上層ファイバー(2)a、下層ファイバー(2
)bとで異なる材質を任意に選択することで調整可能で
ある。
点距離が短く、影響が大きい場合等では、上層ファイバ
ー(2)aの相対屈折率と下層ファイパ−(2)bの相
対屈折率を上層焦点(5)と下層焦点(6)とが一致す
るように上層ファイバー(2)a、下層ファイバー(2
)bとで異なる材質を任意に選択することで調整可能で
ある。
樹脂層(3)は、光透過性樹脂よりなり、上層ファイバ
ー(2)a、下層ファイバー(2)bの周囲を板状に固
定する。樹脂層(3)の材質を任意に選択することによ
り、上層ファイバー(2)a及び下層ファイバー(2)
bの周囲媒体である樹脂層(3)の絶対屈折率を変える
ことが可能となるので上層ファイバー(2)a及び下層
ファイバー(2)bの周囲媒体との絶対屈折率の比であ
る相対屈折率を調整することが可能となり、従って、単
位レンズ部(4)の焦点を任意に設定することら可能で
ある。ファイバー(2)の絶対屈折率が空気の絶対屈折
率よりかなり大きく、例えば焦点がファイバー(2)の
内部に位置してしまうなどというような場合でも、前記
のように樹脂層(3)の材質を選択することで、絶対屈
折率のかなり大きいファイバー(2)も、本件平面レン
ズ(1)に使用可能となる。樹脂層(3)は熔融する材
料を上層ファイバー(2)a及び下層ファイ/<−(2
)bの周囲に流し凝固し、固定することにより形成する
が、他の方法によって行ってもよい。
ー(2)a、下層ファイバー(2)bの周囲を板状に固
定する。樹脂層(3)の材質を任意に選択することによ
り、上層ファイバー(2)a及び下層ファイバー(2)
bの周囲媒体である樹脂層(3)の絶対屈折率を変える
ことが可能となるので上層ファイバー(2)a及び下層
ファイバー(2)bの周囲媒体との絶対屈折率の比であ
る相対屈折率を調整することが可能となり、従って、単
位レンズ部(4)の焦点を任意に設定することら可能で
ある。ファイバー(2)の絶対屈折率が空気の絶対屈折
率よりかなり大きく、例えば焦点がファイバー(2)の
内部に位置してしまうなどというような場合でも、前記
のように樹脂層(3)の材質を選択することで、絶対屈
折率のかなり大きいファイバー(2)も、本件平面レン
ズ(1)に使用可能となる。樹脂層(3)は熔融する材
料を上層ファイバー(2)a及び下層ファイ/<−(2
)bの周囲に流し凝固し、固定することにより形成する
が、他の方法によって行ってもよい。
また、この実施例では、上層ファイバー(2)a、下層
ファイバー(2)bの周囲に樹脂層(3)を設けたが、
特に設けず上層ファイバー(2)a及び下層ファイバー
(2)bとからのみ平面レンズ(1)を構成してもよい
。この場合には、上層ファイバー(2)a、下層ファイ
バー(2)bを別途固定(外型枠とうにより)する必要
がある。
ファイバー(2)bの周囲に樹脂層(3)を設けたが、
特に設けず上層ファイバー(2)a及び下層ファイバー
(2)bとからのみ平面レンズ(1)を構成してもよい
。この場合には、上層ファイバー(2)a、下層ファイ
バー(2)bを別途固定(外型枠とうにより)する必要
がある。
次に、第6図(a)、第6図(b)により第2の実施例
を説明する。第6図(a)、第6図(b)に表すように
第2実施例では、ファイバー(2)を布状に織ることに
より、平面レンズ(1)を構成する。この第2実施例で
は、布状の縦糸及び横糸に相当するファイバー(2)が
交差する部分で単位レンズ部(4)を形成し、複数の単
位レンズ部(4)より成る平面レンズ(+)を構成する
。このように構成することにより、樹脂層(3)を設け
ずとも、特に固定することなく、ファイバー(2)を織
ることで平面レンズ(りの形状を保持することができる
。更に、第2実施例では布状に織ることにより平面レン
ズ(1)を構成したが、他にも例えばファイバー(2)
を編むことにより平面レンズ(1)を構成すること等、
種々の方法が可能である。又、ファイバー(2)は上下
方向に2本を交差し、この交差部分が単位レンズ(4)
を構成したが、3本以上を用い構成してもよい。
を説明する。第6図(a)、第6図(b)に表すように
第2実施例では、ファイバー(2)を布状に織ることに
より、平面レンズ(1)を構成する。この第2実施例で
は、布状の縦糸及び横糸に相当するファイバー(2)が
交差する部分で単位レンズ部(4)を形成し、複数の単
位レンズ部(4)より成る平面レンズ(+)を構成する
。このように構成することにより、樹脂層(3)を設け
ずとも、特に固定することなく、ファイバー(2)を織
ることで平面レンズ(りの形状を保持することができる
。更に、第2実施例では布状に織ることにより平面レン
ズ(1)を構成したが、他にも例えばファイバー(2)
を編むことにより平面レンズ(1)を構成すること等、
種々の方法が可能である。又、ファイバー(2)は上下
方向に2本を交差し、この交差部分が単位レンズ(4)
を構成したが、3本以上を用い構成してもよい。
次いで、第7図により第3実施例を説明する 第7図に
表すように第3実施例では、ファイバー(2)を所謂毛
糸を編むように編むことにより、平面レンズ(1)を構
成する。この第3実施例では、布状の縦糸及び横糸に相
当するファイバー(2)が交差する部分て単位レンズ部
(4)を形成し、複数の単位レンズ部(4)より成る平
面レンズ(1)を構成する。このように構成することに
より、樹脂層(3)を設けずとも、特に固定することな
く、ファイバー(2)を編むことで平面レンズ(1)の
形状を保持することができる。
表すように第3実施例では、ファイバー(2)を所謂毛
糸を編むように編むことにより、平面レンズ(1)を構
成する。この第3実施例では、布状の縦糸及び横糸に相
当するファイバー(2)が交差する部分て単位レンズ部
(4)を形成し、複数の単位レンズ部(4)より成る平
面レンズ(1)を構成する。このように構成することに
より、樹脂層(3)を設けずとも、特に固定することな
く、ファイバー(2)を編むことで平面レンズ(1)の
形状を保持することができる。
又、この実施例では所謂メリヤス編みにより構成したが
、他の編み方により構成してもよい。
、他の編み方により構成してもよい。
以上、実施例を説明するにあたり用いた光は平行光であ
るが、実施する際に用いる光は特に平行光でなくともよ
い。
るが、実施する際に用いる光は特に平行光でなくともよ
い。
(ト)発明の効果
この発明は上記のように構成したなるので、広面積の平
面レンズを容易に作成することが可能となり、更にその
広面積の平面レンズを所望の大きさに切断することによ
り、望む面積の平面レンズを得ることが可能である。ま
た、ファイバーの径は数ミクロンの物まで多種あるので
、必要とする単位レンズ部のピッチに合わせファイバー
を選択することにより所望する平面レンズを製造するこ
とが可能であり、また数ミクロンの径小のファイバーを
用いることにより所謂平面マイクロレンズをも容易に製
造することか可能である。また布状に織るあるいは編む
ことにより平面レンズを構成すれば特にファイバーを固
定することなく構成することが出来、しかも、布状に構
成されるので柔軟性に富む平面レンズを得ることも可能
である。
面レンズを容易に作成することが可能となり、更にその
広面積の平面レンズを所望の大きさに切断することによ
り、望む面積の平面レンズを得ることが可能である。ま
た、ファイバーの径は数ミクロンの物まで多種あるので
、必要とする単位レンズ部のピッチに合わせファイバー
を選択することにより所望する平面レンズを製造するこ
とが可能であり、また数ミクロンの径小のファイバーを
用いることにより所謂平面マイクロレンズをも容易に製
造することか可能である。また布状に織るあるいは編む
ことにより平面レンズを構成すれば特にファイバーを固
定することなく構成することが出来、しかも、布状に構
成されるので柔軟性に富む平面レンズを得ることも可能
である。
第1図は本発明の第1実施例の中間省略した一部断面説
明図であり、第2図は同部分説明図であり、第3図は第
2図の部分説明図であり、第4図、第5図は同部分断面
説明図である。第6図(a)は第2実施例を表す1部分
図であり、第6図(b)は第6図(a)B−B線断面説
明図であり、第7図は第3実施例を表す1部分説明図で
ある。 第8図乃至第1θ図は従来例の説明図である。 (1)・・・・・・平面レンズ (2)・・・・・
・ファイ、(−(2)a・・・・・・上層ファイバー(
2)b・・・・・・下層ファイバー(3)・・・・・・
樹脂層 (4)・・・・・・単位レンズ部の−
明図であり、第2図は同部分説明図であり、第3図は第
2図の部分説明図であり、第4図、第5図は同部分断面
説明図である。第6図(a)は第2実施例を表す1部分
図であり、第6図(b)は第6図(a)B−B線断面説
明図であり、第7図は第3実施例を表す1部分説明図で
ある。 第8図乃至第1θ図は従来例の説明図である。 (1)・・・・・・平面レンズ (2)・・・・・
・ファイ、(−(2)a・・・・・・上層ファイバー(
2)b・・・・・・下層ファイバー(3)・・・・・・
樹脂層 (4)・・・・・・単位レンズ部の−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周囲媒体と異なる屈折率を有する光透過性物質より
なる繊維状物の繊維軸方向が異なるよう重ねることによ
り複数の単位レンズ部を形成することを特徴とする平面
レンズ。 2 複数の単位レンズ部が、繊維状物を布状に織ること
によりなる特許請求の範囲第1項記載の平面レンズ。 3 複数の単位レンズ部が、繊維状物を編むことにより
なる特許請求の範囲第1項記載の平面レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32774387A JPH01167803A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 平面レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32774387A JPH01167803A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 平面レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167803A true JPH01167803A (ja) | 1989-07-03 |
Family
ID=18202482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32774387A Pending JPH01167803A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 平面レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01167803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006018167A1 (de) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Hentze-Lissotschenko Patentverwaltungs Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur homogenisierung von licht sowie verfahren zur herstellung der vorrichtung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54163045A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-25 | Nissan Motor | Planar illuminator |
JPS5782801A (en) * | 1980-11-12 | 1982-05-24 | Fujitsu Ltd | Lens array |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP32774387A patent/JPH01167803A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54163045A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-25 | Nissan Motor | Planar illuminator |
JPS5782801A (en) * | 1980-11-12 | 1982-05-24 | Fujitsu Ltd | Lens array |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006018167A1 (de) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Hentze-Lissotschenko Patentverwaltungs Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur homogenisierung von licht sowie verfahren zur herstellung der vorrichtung |
US7414789B2 (en) | 2004-08-17 | 2008-08-19 | Limo-Patentverwaltung Gmbh & Co. Kg | Apparatus for homogenizing light and method for producing the apparatus |
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