JPH0116490Y2 - - Google Patents

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JPH0116490Y2
JPH0116490Y2 JP14182483U JP14182483U JPH0116490Y2 JP H0116490 Y2 JPH0116490 Y2 JP H0116490Y2 JP 14182483 U JP14182483 U JP 14182483U JP 14182483 U JP14182483 U JP 14182483U JP H0116490 Y2 JPH0116490 Y2 JP H0116490Y2
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solvent discharge
discharge tube
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filter
solvent
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液清浄用装置用の分解組立式の濾過
素子に関するものである。
液清浄装置は、汚濁した溶剤を再度使用できる
ように、清浄化する装置で、例えばドライクリー
ニング液清浄装置がある。
このような液清浄装置に用いられる濾過素子
は、通常、溶剤中の塵埃等を除去するための濾過
材と、該濾過材の中心部において洗浄済み溶液を
外部に排出する溶剤排出筒と、前記濾過材と溶剤
排出筒の間において汗や油等の溶剤中の汚濁成分
を吸着するための吸着剤および前記濾過材の両端
開口を閉塞する環状端板から成り接着固定によつ
て一体化されているのが一般的であつた。
この濾過素子は、濾過材が目詰まりを起した
り、吸着剤が飽和状態になつた場合には効率を落
とすので交換あるいは洗浄が必要となる。しか
し、一体物となつた濾過素子は、吸着剤を交換す
るだけで使用できる場合にも濾過素子全体を交換
しなければならず不経済であるし、廃棄処理にお
いても有機溶剤等の有害物質を含んでいる部分と
金属部分とを一緒にしたまま処理することは困難
であつた。
そこで、従来の濾過素子の欠点を解消するため
に、濾過素子を分解組立式にして、濾過材および
吸着剤を濾過素子より取り出し可能とする第1図
中に示されるような分解組立式濾過素子3が提案
された。
該分解組立式濾過素子3において、濾過材5の
取付けは、波板状の濾過素材を丸めて円筒形にし
てからその両端を蓋状の環状の環状端板に嵌め込
んで固定することにより行なわれるが、この組立
作業は、濾過材5に樹脂コーテイング処理が施さ
れているため広がり易い上に、壁間隔を均等に取
るように配慮しなければならないことから煩雑で
あり当業者といえども容易に行なえるものではな
い。また、濾過材5はその両端を止め金具で固定
するのみであるため、該分解組立式濾過素子3を
用いての液清浄時に流通する溶剤の圧力により濾
過材5の壁間隔が不均等となり最終的に濾過面が
密着して濾過能力の低下を引き起す。また、該分
解式濾過素子3において、吸着剤6が粒状物であ
るためその交換は煩雑である。殊に、濾過素子3
が大形かつ大重量になると交換は一層困難とな
る。しかも該分解組立式濾過素子3において、両
端板はナツトによるネジ込固定方式により、濾過
材5に締着されているので、交換時の分解組立は
短時間では不可能である。
このように既存の分解組立式濾過素子3は、分
解して、濾過材あるいは吸着剤を交換することが
煩雑で短時間では不可能なために、より分解組立
が簡単な濾過素子が望まれていた。なお、第1図
において、符号1は液清浄装置を、符号2は溶剤
排出筒を、符号4は溶剤流入口をそれぞれ示すも
のである。
本考案の液清浄装置用分解組立式濾過素子は、
濾過材あるいは吸着剤の交換時の作業を簡便に短
時間で行なえる分解組立式の濾過素子を提供する
ことを目的とする。
斯かる目的を達成するため、本考案は、略セレ
ーシヨン形の保形体が外面あるいは内面の少なく
とも一面にあてがわれて円筒状に緊締されている
濾過材と、この濾過材を内方から当接支持する多
孔性の耐圧保護筒と、前記濾過材の中心部におい
て清浄済みの溶液を外部に排出する溶剤排出筒
と、前記耐圧保護筒と溶剤排出筒との間に網袋に
詰めて収容された吸着剤と、前記耐圧保護筒およ
び溶剤排出筒の端部を支持すると共に前記濾過材
ならびに吸着剤部の両端開口を夫々閉塞する環状
の端板と、前記濾過材を挾んで対峙する両端の端
板に掛け渡されてこれを緊締する伸縮自在な固定
棒とから構成したものである。
以下、本考案の構成を図面に示す一実施例に基
づき詳細に説明する。
第2図に本考案に係る一実施例であるドライク
リーニング用濾過素子の中央縦断面図を示す。こ
の濾過素子は、溶剤中の塵埃等を除去するための
円筒形に緊締された濾過材8と、この濾過材8を
内方から当該支持する多孔性の耐圧保護筒9と、
濾過材8の中心部において清浄済みの溶液を外部
に排出する溶剤排出筒10と、耐圧保護筒9と溶
剤排出筒10との間の空間に汗、脂肪酸、染料等
の溶剤中の汚濁成分を吸着するための網袋22に
詰めて収容された吸着剤14と、耐圧保護筒9お
よび溶剤排出筒10の端部を支持すると共に濾過
材8ならびに吸着剤14を充填した空間の両端開
口部を閉塞する環状の端板7,7′と、濾過材8
を挾んで対峙する両端の端板7,7′に掛け渡た
されてこれらを緊締する伸縮自在な固定棒12、
12′からなるものである。
濾過材8は、略セレーシヨン形の円筒形保形帯
21,21′,21″を裏面に、帯状の円筒形保形
帯11,11′を表面に接着することによつて円
筒形に波形間隙が均等に保形されている。保形帯
は濾過材8と同一断面状のもの21,21′,2
1″あるいは帯状形状のもの11,11′が使用さ
れ、その組み合せは任意であるが、少なくとも表
裏面のいずれか一方に同一断面形状をもつ保形帯
21,21′,21″が使用され、これにより波形
間隙が均等に保形されている。保形帯の材質とし
ては、濾紙やクラフト紙等の紙類、フイルム状プ
ラスチツク、ホツトメルト用接着剤、およびアル
ミニウム、鉄、銅等の薄板金属などが用いられ
る。接着方法は特に規定しないが、接着剤による
接着などが好ましい。
さらに濾過材8には、略セレーシヨン形の壁部
の両端面に環状薄肉パツキング16,16′が接
着され、円筒形に巻回された当該濾過材8の保形
力を合せて補強するように設けられている。
耐圧保護筒9のよび溶剤排出筒10の周面には
清浄用溶剤が流通する小孔が多数あけられてい
る。
網袋22は該空間に合致すればよく、円筒形状
あるいは平板状のものを丸めたもの、若しくは棒
状物を数本用いて前述の空間を充填する場合のい
ずれの方法でもよい。また吸着剤14としては活
性炭、ゼオライト、シリカゲル、アルミナ等が用
いられる。
耐圧保護筒9と溶剤排出筒10との間の空間の
両端開口部には、溶剤漏れ防止のためのパツキン
グ20,20′が挿入されている。また濾過材8
の両端面に接着された環状薄肉パツキング16,
16′には溶剤漏れ防止をより完全なものとする
ために環状薄肉パツキング15,15′が重ね合
せられている。
濾過材8の両端には環状の端板7,7′が嵌合
め込まれている。この端板7,7′は濾過材8と
吸着剤14を充填した空間を閉塞して溶液が濾過
材と吸着剤とを通過した後、濾過素子外へ排出さ
れる半径方向の流路を構成すると共に耐圧保護筒
9と溶剤排出筒10を両端支持するものである。
伸縮自在な固定棒12,12′は、環状端板7,
7′上の固定棒取付穴13,13′に引つ掛けられ
る。これにより固定棒12,12′は両端板間上
に掛け渡されてこれらを緊締する。本実施例にお
いては伸縮自在な固定棒の伸縮性は、固定棒に付
設したバネにより与えられたが、この伸縮自在な
固定棒は両端板7,7′を濾過材8と緊締できる
ものであれば、ゴム等の弾性樹脂、あるいはその
他の弾性素材によるものによりその伸縮性を与え
ることもできる。
上記の如く構成される本考案は、その濾過材が
保形帯によつて円筒状に緊締されているものであ
るから、濾過材交換の際の脱着が極めて容易に行
なえるようになり、当業者ならずとも簡単に交換
できるようになる。加えて濾過材は、同一断面形
状の保形体により壁間隔が均等に保持されている
ので、使用時に溶剤の圧力により濾過面が密着し
て濾過能力の低下を起こすということもない。こ
のため濾過素子の素子能力および素子寿命が向上
し、素子交換サイクルが長くなるという利点も有
する。
また吸着剤は網袋に詰めて収容されるため、粒
状体の吸着剤の交換の際の出し入れが短時間でき
れいに行なえるようになり吸着剤の交換が容易と
なる。
また組立固定が伸縮自在な固定棒によりなされ
ているので、既存の組立式濾過素子のようにナツ
トによるネジ込固定方式に比べ、濾過素子の分解
組立が短時間で行なえるようになる。
以上の如く本考案の液清浄用分解組立式濾過素
子は、容易に短時間で濾過材8の交換が行なえる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液清浄装置の一例を示す中央断
面図、第2図は本考案に係る液清浄用分解組立式
濾過素子の一実施例を組立てた状態で示す中央断
面図、第3図は第2図の−断面図、第4図は
本考案に係る濾過材の部分図、第5図は本考案の
液清浄用分解組立式濾過素子の構成部品図であ
る。 7,7′……環状端板、8……濾過材、9……
耐圧保護筒、10……溶剤排出筒、11,11′
……帯状円筒形保形帯、12,12′……伸縮自
在な固定棒、21,21′21″……波形状円筒形
保形帯、22……吸着剤充填網袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略セレーシヨン形の保形帯が外面あるいは内面
    の少なくとも一面にあてがわれて円筒状に緊締さ
    れている濾過材と、濾過材を内方から当接支持す
    る多孔性の耐圧保護筒と、前記濾過材の中心部に
    おいて清浄済みの溶液を外部に排出する溶剤排出
    筒と、前記耐圧保護筒と溶剤排出筒との間の空間
    に網袋に詰めて収容された吸着剤と、前記耐圧保
    護筒および溶剤排出筒の端部を支持すると共に前
    記濾過材ならびに吸着剤部の両端開口を夫々閉塞
    する環状の端板と、濾過材を挾んで対峙する両端
    の端板に掛け渡されてこれらを緊締する伸縮自在
    な固定棒とからなる液清浄用分解組立式濾過素
    子。
JP14182483U 1983-09-13 1983-09-13 液清浄用分解組立式濾過素子 Granted JPS6049911U (ja)

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JP14182483U JPS6049911U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 液清浄用分解組立式濾過素子

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JPS6049911U JPS6049911U (ja) 1985-04-08
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