JPH01162951A

JPH01162951A - ファイル管理方式

Info

Publication number: JPH01162951A
Application number: JP62320090A
Authority: JP
Inventors: Yuuji Hatsutori; 服部　裕慈
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1987-12-19
Filing date: 1987-12-19
Publication date: 1989-06-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕ファイルをディレクトリが一回でアクセスできるブロッ
ク単位に分割して管理するファイル管理方式に関し、格納位置に関係なく均一でかつ効率よく検索ができ、フ
ァイル数が増加しても検索時間が増加しないようにする
ことを目的とし、ファイルをディレクトリが１回でアクセスできるブロッ
ク単位に分割して管理するファイル管理方式において、
１ディレクトリ当り１ブロツクとなるようにディレクト
リの個数を決め、各ファイル名作成用のｎ個の文字要素
に異なる数字を対応付け、ファイル名を構成する各文字
に対応付けられた各数字Ｆ＋　に順序性を付与する異な
る数字Ｐ１をそれぞれ乗算し、これろのＦ＋　　ＸＰｔ
　　（ｔ＝１〜１．１：文字数）とブロック数に基づい
て該ファイルの嘱するディレクトリを決定するように構
成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ファイルを、ディレクトリが１回でアクセス
できるブロック単位に分割して管理するファイル管理方
式に関する。

〔従来の技術〕

ディスク等のファイル格納装置に格納されたファイルは
、１個又は複数個のブイレフ）　ＩＪ　　（Ｄｉｒｅｃ
ｔｏｒｙ　）によって管理されるが、ファイル管理方式
におけるブイレフ）　ＩＪ構造及びそのファイル格納・
検索方式には、第３図（Ａ）〜（Ｃ）に示す各種の方式
がある。

第３図（Ａ）に示す方式は、１つのプログラムが管理す
るファイル。１〜ファイルｍｎを１つのディレクトリ配
下に配置する方式である。ディレクトリは、配下にある
ファイル。１〜ファイルｍｎを、単純にｎ個のファイル
を含むｍ個のブロックに分けて順番に格納する。検索す
るときは、ブイレフ）　ＩＪ配下のファイルをブロック
単位で読み込んでサーチし、所望のファイルが検出され
るまで各ブロック単位での読込みとサーチを繰り返す。

この方式は、管理は簡単であるが、反面０１個のブイレ
フ）　＋Ｊ配下のファイル検索時間は、ブイレフ）　Ｉ
Ｊのブロック数に比例して増大する。■ディレクトリを
ブロック単位に読み込んで検索し、またディレクトリの
ブロック数は、そのディレクトリ配下のファイルの総数
に比例するので、ディレクトリの先頭と最後に登録され
ているファイルの検索時間の差は、ファイルの総数に比
例して大きくなる等の不都合がある。

第３図（Ｂ）　は、ファイル名の先頭文字を基にディレ
クトリを分けて管理する方式である。例えば、「ブイレ
フ）！ＪＡＪはその配下のファイルＡ０゜１〜Ａ、ｏｏ
　　（１００ファイル分）を管理し、「ディレクトリＢ
」はその配下のファイルＢ。１〜Ｂ、、（１０ファイル
分）を管理する。

この方式は、各ディレクトリ配下のファイル数が均等と
なるようにファイル名を付けると第３図＜Ａ）の方式よ
りも検索時間を短縮することが可能である。しかしなが
ら、各ディレクトリ配下のファイル数が均等となるよう
にファイル名を付けることは容易でなく、特定先頭文字
ブイレフ）　ＩＪの配下に片寄るようになりやすく、そ
の場合は、第３図（Ａ）の方式と同様な問題が生じる。

第３図（Ｃ）は、同図（Ｂ）の構造を更に階層化して、
２文字目、３文字目、・・・とディレクトリを分けて行
く方式である。これにより、特定先頭文字（例えば「Ａ
」）のブイレフ）　ＩＪ配下にファイルが集中しても、
階層を多くすることにより検索時間のばらつきを少なく
することが可能である。

しかしながら、階層を多くするとディレクトリをその階
層段数分アクセスする必要があるため、全体的に検索時
間が増大するという不都合が生じる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のファイル格納・検索方式は、ファイル数に比例し
て検索時間が増大し、ファイルの格納位置による検索時
間のばらつきが大きいという問題があり（第３図（Ａ）
又は（Ｂ）の方式）、このばらつきを少なくしようとす
ると検索時間が反って増大する（第３図（Ｃ）の方式）
という問題があった。

このため、他の計算機から回線を経由して読込み指示さ
れるファイルを、大量にあるファイルの中から検索する
場合、ファイルディレクトリの構造によっては読込むま
での時間にかなりのばらつきが生じ、最悪の場合には回
線経由で直接そのファイルの内容を受信するよりも遅く
なってしまうという不都合が生じる。

本発明は、ファイルの格納位置に関係なく均一でかつ効
率よく検索が可能となり、ファイル数が増加しても検索
時間が増加しないように改良したファイル管理方式を提
供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の講じた解決手段を、第１図の原理図を参照して
説明する。

本発明では、まず、１テ°イレクトリ当り１ブロツクと
なるように、ディレクトリの個数（ｍとする）が決めら
れる（処理１）。１ブロツクはディレクトリが１回でア
クセス可能なファイル数である。

更に、各ファイル名作成用のｎ個の文字要素に異なる数
字ａ、％ａ、を対応付ける（処理２）。

ファイル名の各文字（字数１）に対応付けられた各数字
Ｆｌ　　（ｉ＝ｌ−１：ｌは文字数）に順序性を付与す
るための異なる数字Ｐ＋を乗算し、このＦｉ　Ｐｓ　　
（１＝ｉ〜β）とブロック数ｍに基づいて、該ファイル
の属するディレクトリを決定す（処理３）。

〔作　用〕

まず１、ディレクトリ当り１ブロツクとなるようにブイ
レフ）　ＩＪの個数ｍが決められる（処理１）。

これにより１つのディレクトリのブロックアクセスが１
回で済むので検索時間を短縮することができる。

更に、各ファイル名作成用のｎ個の文字要素に異なる数
字ａ１〜ａ、を対応付ける（処理２）、例えば、各ファ
イル名が２６文字の英字Ａ−Ｚの中から構成される場合
、Ａ−Ｚに１〜２６が対応付けられる。

次に、ファイル名を構成する各字（文字数りに対応付け
られた各数字Ｆ＋（１＝１〜！りに順序性を付与するた
めの異なる数字ＰＬが乗ぜられる。順序性を付与するこ
とにより同じ種類の文字で配列のみ異なるファイル名は
異なる数字となるので、重複することなく区別すること
ができる。

また、これにより、同一種類の文字で生成されるファイ
ル名数を増加させることができる。

このＰ＋　　ｘｐ、　　（ｌ＝１〜β）とブロック数ｍ
に基づいて、該ファイルの属するディレクトリを決定す
る（処理３）。

この決定は、例えば次の（１）式によって算出すること
ができる。

・・・・・・（１）Ｄｋ　：ファイル名にのディレクトリ番号！　：ファイ
ル名にの文字数Ｆｌ　：ファイル名にの１番目の文字に対応する数字Ｐｌ　：ファイル名のｉ番目の文字に乗する順序性付与
数ｍ　：ディレクトリ数〔〕：ΣＦｉｘｐ、／ｍの商の値を示す。

（１）式は、ファイル名にの各文字におけるＦＩ　ＸＰ
＋　の総和を求め、この総和をディレクトリの個数ｍで
割った余りを求める式である。この余りは０〜（ｍ−１
）であるので、これよりファイル名にの属するブイレフ
）　ＩＪ番号を決定することができる。

順序性を付与する数Ｐ、は、順序性の他、各ファイルが
ｍ個のディレクトリにランダムすなわち均一に分けられ
ることも考慮して選定されるが、好適な数として例えば
素数を挙げることができる。

以上のようにすることにより、各ファイルは対応するデ
ィレクトリに均等に分配されてファイル格納装置に格納
される。

検索するときは、ファイル名が指定されると、（１）式
で示すような方法でそのファイル名の属するディレクト
リ番号を求め、そのディレクトリのブロックだけを一回
サーチすることにより、所望のファイル名を容易かつ短
時間で検索することができる。

なお、文字数βをファイル名の文字数の最大値とし、空
白文字もファイル名としての文字要素として扱えば、可
変長のファイル名を用いることができる。すなわち１、
よりも少ない文字数１！、の可変長のファイル名の場合
、！−れを空白文字数でうめてファイル名とする。

以上のようにして、各ファイルは、そのファイル名から
求まるディレクトリ配下の１ブロック分のファイルをサ
ーチすることにより検索できるので、検索を短時間で効
率よく行うことができる。

各ファイルは各ディレクトリに均一に分散されるので、
ファイルの格納位置ｊ二よる検索時間のばらつきをなく
して均一化することができる。

また、ファイル数が増加しても、ディレクトリの数が増
加するだけで各ブイレフ）　ＩＪの検索時間は変らず、
ディレクトリ計算は高速で行われるので、検索時間の増
加を極めて僅かに抑えることができる。

ファイル名を構成する文字を数字に置き換えることによ
り、各ファイルを格納するディレクトリ番号を高速で演
算することができるとともに、ファイル名に使用する文
字種に関係なく同じ条件でそのディレクトリ番号を高速
で求めることができる。

更にファイル名を構成する各文字に対応する各数字に順
序性を付与する異なる数字を乗するようにしたので、文
字の入れ替えにより別のファイル名を生成することが可
能となり、同一種類の文字数で生成されるファイル数を
増加させることができる。

こ実施例：本発明の実施例を、第２図を参照して説明する。

第２図は、本発明の一実施例の実施システムの構成をブ
ロック図で示したものである。

（Ａ）実施システムの構成第２図において、１１はホストで、外部記憶装置１３に
格納するファイルデータの送出、検索するファイル名の
送出を行う。

１２は格納処理部で、ファイルデータ中のファイル名か
らファイルを格納するディレクトリを求めて外部記憶装
置１３に格納する。

外部記憶装置１３は、磁気ディスク等で構成され、第１
図で説明したデイレクト構成で各ファイルを格納して管
理する。

１４は表示処理部で、ホスト１１から受信したファイル
名から、そのファイル名のファイルが格納されているブ
イレフ）　ＩＪ番号を求め、外部記憶装置１３よりこの
ディレクトリの配下にある各ファイルを読み出してサー
チすることにより指示されたファイル名のファイルを検
索し、表示装置１５に供給する。

（Ｂ）実施例の動作次に示すケースを例にとって、本発明の一実施例の動作
を説明する。

■　ファイル名を構成する文字要素は、Ａ−Ｚの２６文
字である。

■　文字要素Ａ−Ｚに対応付けられる数字ａ１〜ａ２Ｇ
は、１〜２６である。

■　各ファイル名の文字数βは、８個である。

■　全ファイル数は２０００個で、１デイレクトリ配下
のファイル数は５０である。

■　各ファイル名の８文字に対応する順序性付与数字Ｐ
、は、１１．１３，１７，１９．２３゜２９．３１．３
７の各素数である。

■　検索対象ファイルのファイル名は、「ＡＢＣＤＥＦ
ＧＨＪである。

この条件で、ホスト１１よりファイルｒＡＢＣＤ　Ｅ　
Ｆ　Ｇ　ＨＪのデータが、第２図に示すようにファイル
名（ＡＢＣＤＥＦＧＨ）と格納データからなるフォーマ
ットで送られてくると、格納処理部１２は、そのファイ
ル名ｒＡＢＣＤＥＦＧＨ。

より、次のようにして、そのディレクトリ番号りを算出
する。

まず、条件■より、ディレクトリ個数ｍは、ｍ＝２００
０１５０＝４０　　　・・・・・・・・・（２）より「
４０」と求められる。なお、このｍの値は、全ファイル
に共通であるので、予め求めておくことができる。

前掲の（１）式より！＝ｌ　　　　　　　　ｌ＝１・・・・・・（１）′ ここで、＋　（３Ｘ１７）　＋　（４Ｘ１９）　＋　（５Ｘ２３
）＋　（６Ｘ２９＞　＋　（７Ｘ３１）　＋　（８Ｘ３
７）＝９６６　　　　　　　　　　　・・・・・・（３
）である。前掲の（１）′式に代入すると、Ｄ＝９６６
−　（９６６／４０〕Ｘ４０＝６・・・・・・（４）この（４）式で求められたブイレフ）　ＩＪ番号「６」
のディレクトリにファイルｒＡＢｃＤＥＦＧＨＪは格納
される。なお、同一ブイレフ）　ＩＪ内での各ファイル
の格納方法は任意であり、例えば入力順に格納される。

他のファイル名のファイルに対しても、同様にしてその
ファイル名からディレクトリ番号が求められて、外部記
憶装置１３に格納される。

このようにして各ファイルが格納された外部記憶装置１
３よりファイルｒＡＢｃＤＥＦＧＨＪを検索する場合は
、ホスト１１よりファイル名「ＡＢＣＤＥＦＧＨＪが表
示処理部１４に通知されるっ表示処理部１４は、前述と
同隊に、式（１）’　、　（２）〜（４〕により、ファ
イル名「ＡＢＣＤＥＦＧＨ」の、ディレクトリ番号Ｄ（
＝６）を求める。次いで、外部記憶装置１３よりこのブ
イレフ）　ＩＪ番号「６」の配下にある各ファイルを読
み°出してサーチすることにより、ファイルｒＡＢｃＤ
ＥＦＧＨ」を検索する。通知されたファイルｒＡＢＣＤ
ＥＦＧＨ，・は、このディレクトリ番号「６」配下の各
ファイルだけを一回サーチすることにより検出すること
ができる。

検索されたファイルｒＡＢｃＤＥＦＧＨＪの内容は表示
装ｆｆ１１５に送られて表示される。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明の実
施例はこの実施例に限定されるものではない。例えば、
ファイル名は英字以外に漢字、カナ等で構成することが
できる。また、順序性を付与する数字として、「１１」
〜「３７」以外の素数を用いることができ、ファイル名
を構成する各英字文字要素（Ａ−Ｚ）に対応する一連の
数字も「１」〜「２６」以外の２６個の異なる数字で構
成することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば次の諸効果が得ら
れる。

（１）　　各ファイル：ま、そのファイル名かろ求まる
ディレクトリ配下の１ブロック分のファイルをサーチす
ることにより検索できるので、検索を短時間で効率よく
行うことができる。

（２）各ファイルは各ディレクトリに均一に分散される
ので、ファイルの格納位置による検索時間のばらつきを
なくして均一化することができる。

（３）　　ファイル数が増加しても、ディレクトリの数
が増加するだけで各ディレクトリの検索時間は変らず、
ブイレフ）　＋Ｊ計算は高速で行われるので、検索時間
の増加を極めて僅かに抑えることができる。

（４）ファイル名を構成する文字を数字に置き換えるこ
とにより、各ファイルを格納するディレクトリ番号を高
速で演算することができるとともに、ファイル名に使用
する文字種に関係なく同じ条件でそのブイレフ）　ＩＪ
番号を高速で求めることができる。

（５）　　ファイル名を構成する各文字に対応する各数
字に順序性を付与する異なる数字を乗するようにしたの
で、文字の入れ替えにより別のファイル名を生成するこ
とが可能となり、同一種類の文字数で生成されるファイ
ル数を増加させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理図、第２図は、本発明の一実施例の実施システムの構成の説
明図、第３図は、従来のファイル管理方式の説明図である。第２図において、１１・・・ホスト、１２・・・格納処理部、１３・・・
外部記憶装置、１４・・・表示処理部、１５・・・表示
装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ファイルをディレクトリが一回でアクセスできる
ブロック単位に分割して管理するファイル管理方式にお
いて、（Ａ）１ディレクトリ当り１ブロックとなるようにディ
レクトリの個数（ｍ）を決め（処理１）（Ｂ）各ファイ
ル名作成用のｎ個の文字要素に異なる数字ａ＿１、ａ＿
２、・・・、ａ＿ｎを対応付け（処理２）、（Ｃ）ファイル名を構成する各文字に対応付けられた各
数字Ｆ＿ｉ（ｉ＝１〜ｌ、ｌ：文字数）に順序性を付与
する異なる数字Ｐ＿ｉ（ｉ＝１〜ｌ）をそれぞれ乗算し
、これらのＦ＿ｉ×Ｐ＿ｉ（ｉ＝１〜ｌ）とブロック数
ｍに基づいて、該ファイルの属する、ディレクトリを決
定する（処理３）、ことを特徴とするファイル管理方式。
（２）ファイルのディレクトリ番号が、ファイル名の各
文字におけるＦ＿ｉ×Ｐ＿ｉの総和を求め、この総和を
ディレクトリの個数ｍで割った余りの数より決定される
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のファイル
管理方式。
（３）ファイル名作成用のｎ個の文字要素に対応付けら
れる数ａ＿１、ａ＿２、・・・、ａ＿ｎが１、２、・・
・、ｎであり、順序性を付与する数字が素数であること
を特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載のフ
ァイル管理方式。