JPH0115434Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は影絵シートの影絵を壁面等にランプ
投影する影絵具に関するもので、その目的は使用
者が手で持つて壁面等に影絵をランプ投影する場
合に、同一場所で影絵投影像を任意に拡大、縮小
することも、また投影方向を任意の方向（上下、
左右方向等）に曲げて映すこともできるようにし
た、従来には存在しない新規な構造の影絵具を提
供することにある。

即ち、この考案の影絵具は前端部に燈口を有し
且つこの燈口内に収納電池によつて点灯する豆ラ
ンプを設けた電池ケース形の把持柄と、この把持
柄の前端燈口に嵌着された前端面が開口する伸縮
及び任意方向に湾曲可能な蛇腹筒と、この蛇腹筒
の前端開口部に嵌合固定された影絵シート保持部
を有するシート保持リングと、このシート保持リ
ングに交換可能に挿入保持される影絵シートを具
備してなることを要旨とする。

以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
ると、図中１は前端部に燈口２を有し且つこの燈
口２内に収納電池３によつて点灯する豆ランプ４
を設けた電池ケース形の把持柄であつて、この把
持柄１の前端燈口２には前端面が開口する伸縮及
び任意方向に湾曲可能な蛇腹筒５の取付口５ａが
嵌着されている。また、この蛇腹筒５の前端開口
部５ｂには影絵シート保持部６（このシート保持
部はリング端面の内周沿いに突設した下部突片６
ａ及び左右の両側突片６ｂ，６ｃからなる）を有
するシート保持リング７が嵌合固定され、このシ
ート保持リング７のシート保持部６に影絵シート
８が交換可能に挿入保持されるように構成されて
いる。

なお、図中１０は前記把持柄１の後端部に設け
たランプ点灯及び消灯用のスイツチである。

この考案の影絵具は以上述べたように、前端部
に燈口２を有し且つこの燈口２内に収納電池３に
よつて点灯する豆ランプ４を設けた電池ケース形
の把持柄１と、この把持柄１の前端燈口２に嵌着
された前端面が開口する伸縮及び任意方向に湾曲
可能な蛇腹筒５と、この蛇腹筒５の前端開口部５
ｂに嵌合固定された影絵シート保持部６を有する
シート保持リング７と、このシート保持リング７
に交換可能に挿入保持される影絵シート８を具備
してなるものであるから、使用者が手で持つて壁
面等にシート影絵をランプ投影する場合に、蛇腹
筒５を手で持つて伸縮すれば同一場所で影絵投影
像を任意に拡大、縮小することができ、また前記
蛇腹筒５を手で持つて任意の方向（上下、左右方
向等）に曲げれば、前記シート影絵の投影位置を
同一場所で簡単に変えて映すこともできる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案影絵具の一実施例を示す正面
図、第２図はその右側面図、第３図は第２図の
−線に沿う中央縦断面図である。 １……把持柄、２……燈口、３……収納電池、
４……豆ランプ、５……蛇腹筒、５ａ……蛇腹筒
取付口、５ｂ……蛇腹筒前端開口部、６……影絵
シート保持部、７……シート保持リング、８……
影絵シート、１０……ランプ点灯及び消灯用のス
イツチ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 前端部に燈口を有し且つこの燈口内に収納電池
   によつて点灯する豆ランプを設けた電池ケース形
   の把持柄と、この把持柄の前端燈口に嵌着された
   前端面が開口する伸縮及び任意方向に湾曲可能な
   蛇腹筒と、この蛇腹筒の前端開口部に嵌合固定さ
   れた影絵シート保持部を有するシート保持リング
   と、このシート保持リングに交換可能に挿入保持
   される影絵シートを具備してなる影絵具。