JPH0114558Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114558Y2 JPH0114558Y2 JP1982154302U JP15430282U JPH0114558Y2 JP H0114558 Y2 JPH0114558 Y2 JP H0114558Y2 JP 1982154302 U JP1982154302 U JP 1982154302U JP 15430282 U JP15430282 U JP 15430282U JP H0114558 Y2 JPH0114558 Y2 JP H0114558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sidecar
- connecting member
- motorcycle
- vehicle
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、連結部材によつて二輪車等に側車を
付設して成るサイドカーに関する。
付設して成るサイドカーに関する。
第1図は上記サイドカーの一例を示す平面概念
図であり、1は自動二輪車、2は連結部材、3は
側車である。この様なサイドカーには、第2図お
よび第3図に示す様に、連結部材2の両端を自動
二輪車1と側車3とに可動可能に取り付けて成る
振子式と呼ばれるものが存在する。このタイプの
ものはコーナリング時に自動二輪車を左右にバン
ク可能であり、コーナリング性能が良いという長
所を有する。
図であり、1は自動二輪車、2は連結部材、3は
側車である。この様なサイドカーには、第2図お
よび第3図に示す様に、連結部材2の両端を自動
二輪車1と側車3とに可動可能に取り付けて成る
振子式と呼ばれるものが存在する。このタイプの
ものはコーナリング時に自動二輪車を左右にバン
ク可能であり、コーナリング性能が良いという長
所を有する。
しかしながら、第2図に示す如き振子式のもの
は、図から明らかな様に、自動二輪車1の車体を
左右に傾けたとき側車輪4が距離lだけ横すべり
を生じ、操安性に悪影響を与える。また、第3図
に示すものは、上記不都合を解決したもので、車
体を傾けても側車輪4の接地点に変化はなく、横
すべりを生じない。ところが、この場合は、図示
の如く上部連結部材2が側車3の中央部を通るた
め、側車3の乗車空間が害される。
は、図から明らかな様に、自動二輪車1の車体を
左右に傾けたとき側車輪4が距離lだけ横すべり
を生じ、操安性に悪影響を与える。また、第3図
に示すものは、上記不都合を解決したもので、車
体を傾けても側車輪4の接地点に変化はなく、横
すべりを生じない。ところが、この場合は、図示
の如く上部連結部材2が側車3の中央部を通るた
め、側車3の乗車空間が害される。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、側車輪の横
すべりがなく、かつ側車の乗車空間を害する虞れ
のないサイドカーを提供することにあり、その要
旨は、連結部材によつて二輪車等に側車を付設し
て成るサイドカーにおいて、上記連結部材の両端
をそれぞれ二輪車等および側車に回動可能に取付
けて上記二輪車等と側車とを間隔を置いて略平行
に保持すると共に、上記二輪車等および側車のう
ち少なくとも一方に摺動部材を摺動自在に設け、
該摺動部材に取付けた上記連結部材の端部を上記
摺動部材を介して上下方向に移動し得るように構
成したことを特徴とするサイドカーにある。
すべりがなく、かつ側車の乗車空間を害する虞れ
のないサイドカーを提供することにあり、その要
旨は、連結部材によつて二輪車等に側車を付設し
て成るサイドカーにおいて、上記連結部材の両端
をそれぞれ二輪車等および側車に回動可能に取付
けて上記二輪車等と側車とを間隔を置いて略平行
に保持すると共に、上記二輪車等および側車のう
ち少なくとも一方に摺動部材を摺動自在に設け、
該摺動部材に取付けた上記連結部材の端部を上記
摺動部材を介して上下方向に移動し得るように構
成したことを特徴とするサイドカーにある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら、本考
案を詳細に説明する。
案を詳細に説明する。
第4図および第5図はそれぞれ本考案に係るサ
イドカーの一実施例を示す後面概念図である。図
示の如く、本実施例においては、連結部材2によ
つて自動二輪車1(ただし、図面上は自動二輪車
の車体部分を省略し、車輪部分のみを示してあ
る)に側車3を付設して成り、上記連結部材2は
その両端をそれぞれ自動二輪車1の車体部分と側
車3の車体部分に回動可能に取付けて自動二輪車
1と側車3とを間隔を置いて略平行に保持すると
共に、側車3側にスライド部材5を上下方向に摺
動自在に設けてある。しかして、連結部材2の側
車側端部は、これをスライド部材5に回動可能に
取付けることにより側車3に対して上下方向に移
動し得るようになつている。
イドカーの一実施例を示す後面概念図である。図
示の如く、本実施例においては、連結部材2によ
つて自動二輪車1(ただし、図面上は自動二輪車
の車体部分を省略し、車輪部分のみを示してあ
る)に側車3を付設して成り、上記連結部材2は
その両端をそれぞれ自動二輪車1の車体部分と側
車3の車体部分に回動可能に取付けて自動二輪車
1と側車3とを間隔を置いて略平行に保持すると
共に、側車3側にスライド部材5を上下方向に摺
動自在に設けてある。しかして、連結部材2の側
車側端部は、これをスライド部材5に回動可能に
取付けることにより側車3に対して上下方向に移
動し得るようになつている。
本実施例では、自動二輪車1と側車3との間の
連結安定性を高めるため、さらに別の連結部材6
を用い、その両端を自動二輪車1の車体と側車3
の車体中央下端とに回動可能に取り付けてある。
該連結部材6を用いる場合は、側車3に対して摺
動可能に取り付けた2本の連結部材2のうちの1
本を省略しても良い。
連結安定性を高めるため、さらに別の連結部材6
を用い、その両端を自動二輪車1の車体と側車3
の車体中央下端とに回動可能に取り付けてある。
該連結部材6を用いる場合は、側車3に対して摺
動可能に取り付けた2本の連結部材2のうちの1
本を省略しても良い。
第4図に示すものは側車輪4を側車3の中央部
に配置した場合であるが、側車輪4を側車3の外
側方に配置した場合を第5図に示す。この場合
は、基本的構成は第4図と同様であるが、側車輪
4を2本の連結部材7によつて側車3に連結し、
かつ該連結部材7の両端をそれぞれ側車3の中央
下部、中央下端部および側車輪4に回動可能に取
り付けてある。この場合、連結部材7は側車輪4
の回転の支障にならない様にかつ側車輪4と共に
回転しない様に側車輪4に取り付けてある。さら
に、実施例では上記連結部材7は2本示してある
が、1本のみとすることも可能である。
に配置した場合であるが、側車輪4を側車3の外
側方に配置した場合を第5図に示す。この場合
は、基本的構成は第4図と同様であるが、側車輪
4を2本の連結部材7によつて側車3に連結し、
かつ該連結部材7の両端をそれぞれ側車3の中央
下部、中央下端部および側車輪4に回動可能に取
り付けてある。この場合、連結部材7は側車輪4
の回転の支障にならない様にかつ側車輪4と共に
回転しない様に側車輪4に取り付けてある。さら
に、実施例では上記連結部材7は2本示してある
が、1本のみとすることも可能である。
第4図の如く構成すると側車輪4が側車3の乗
車空間を害する虞れがあるが、第5図のように構
成するとその虞れがない。
車空間を害する虞れがあるが、第5図のように構
成するとその虞れがない。
なお、第4図および第5図において、上下1対
の連結部材2は第1図に示す様に前後に計2対設
け、各連結部材2は1個あるいは複数個のスライ
ド部材5に取り付けてある。
の連結部材2は第1図に示す様に前後に計2対設
け、各連結部材2は1個あるいは複数個のスライ
ド部材5に取り付けてある。
本考案は、上記の如く構成して成るので、第4
図および第5図中2点鎖線で示す様に、自動二輪
車の車体を傾けた場合でも連結部材の端部が摺動
部材を介して上下方向に円滑に移動し得るので、
側車輪のすべりが発生せず、コーナリング性能お
よび操縦安定性の向上を図ることができる。ま
た、連結部材が第3図の如く側車の中央に位置し
ないので、側車の乗車空間を害する虞れもない。
図および第5図中2点鎖線で示す様に、自動二輪
車の車体を傾けた場合でも連結部材の端部が摺動
部材を介して上下方向に円滑に移動し得るので、
側車輪のすべりが発生せず、コーナリング性能お
よび操縦安定性の向上を図ることができる。ま
た、連結部材が第3図の如く側車の中央に位置し
ないので、側車の乗車空間を害する虞れもない。
なお、本実施例では連結部材を側車側で摺動可
能に構成したが、自動二輪車側で摺動可能に構成
しても良い。また、摺動可能に構成する態様も、
スライド部材を用いる方法に限定されない。さら
に、本考案はその要旨を越えない範囲で種々変更
可能であり、実施例に限定されるものではない。
能に構成したが、自動二輪車側で摺動可能に構成
しても良い。また、摺動可能に構成する態様も、
スライド部材を用いる方法に限定されない。さら
に、本考案はその要旨を越えない範囲で種々変更
可能であり、実施例に限定されるものではない。
第1図〜第3図は従来のサイドカーを示す図で
あり、第1図は平面概念図、第2,3図は後面概
念図、第4図および第5図はそれぞれ本考案に係
るサイドカーの実施例を示す後面概念図である。 1……自動二輪車、2……連結部材、3……側
車、5……スライド部材。
あり、第1図は平面概念図、第2,3図は後面概
念図、第4図および第5図はそれぞれ本考案に係
るサイドカーの実施例を示す後面概念図である。 1……自動二輪車、2……連結部材、3……側
車、5……スライド部材。
Claims (1)
- 連結部材によつて二輪車等に側車を付設して成
るサイドカーにおいて、上記連結部材の両端をそ
れぞれ二輪車等および側車に回動可能に取付けて
上記二輪車等と側車とを間隔を置いて略平行に保
持すると共に、上記二輪車等および側車のうち少
なくとも一方に摺動部材を摺動自在に設け、該摺
動部材に取付けた上記連結部材の端部を上記摺動
部材を介して上下方向に移動し得るように構成し
たことを特徴とするサイドカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15430282U JPS5957292U (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | サイドカ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15430282U JPS5957292U (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | サイドカ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957292U JPS5957292U (ja) | 1984-04-14 |
JPH0114558Y2 true JPH0114558Y2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=30341124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15430282U Granted JPS5957292U (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | サイドカ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5957292U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009005250A2 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Hi-Yun Yun | Motorcycle sidecar |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP15430282U patent/JPS5957292U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5957292U (ja) | 1984-04-14 |
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