JPH01128732A - 多重気相水耕栽培法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）　この発明の背景には本発明人が別に特許出願し
たもので、添付書類（４）によって解決した酸欠問題と
酸素供給方法がある。そこでは水中に幾重にも気相を留
置すると十分な酸素が水中の全ての気相下で得られ、水
生生物の大量飼育を行なえるとある。

（２）　又２本発明人が別に実用新案登録出願したもの
で、添付書類（５）によって解決した留置気相の換気問
題とも関与する。

（３）　上記の（１）項で発明された。留置された気相
の下では植物の根は好気的条件で高栄養の培養液と接触
する。そこでは繁殖したバクテリア、原生動物等の微生
物による酸素消耗の悪影響を受けることない、即ち、酸
欠による根腐れが生じることはない、生物学的に説明す
ると、もし、高栄養の培養液の深さが５ｍｍを越えると
、繁殖した微生物で簡単に無酸素状態に近くなることと
関係する。

（４）　上記（２）項で述べた考案によると。

気相は一度補充すると留置される機構になっており、−
格下の気相プレートに通気すると、順に全てのプレート
に気体を留置できる。第１図の矢印Ａがこの機能を持つ
「筒、ｑである。この時、停電時で通気ができなくても
、留置気体の減少は僅かである。ここで純酸素を留置さ
せると更に好気的環境となる。

（５）　植物は第１図の矢印Ｂの「筒」を通して各気相
プレートを貫いていく、矢印Ｂの「筒」の長さは矢印Ａ
の「筒」のそれより長くすると。

連続通気する時には気体は矢印Ａのｒ筒」を通るが、逆
にすると、矢印Ｂの［ｒ筒ｊを通−）で根の周りを気体
が上昇することになる。

（６）　水耕栽培の最大の問題点は培養液の管理の難し
さにあった。栄養価を高めることは簡単であるが、高め
ると微生物繁殖による酸欠を招くだけという結果の歴史
がある。現状は、酸欠を起こさない範囲で、成分の割き
を植物の種類で決めることが残されているに過ぎない１
本発明の特徴として、気相と気相との間の距離を５−１
０ｍｍとすることも出来る。いずれにしろ、植物の根は
数多く留置された気相間培養液と立体的に接触し、上記
の酸欠問題を解決した、（７）　留置された気相の下に
生長した根は一部で気相に突出すると考えられるが、水
中での留置気相の湿度はほぼ１００％になっているので
、乾燥することはない。

（８）　図にある各気相の高さについて高さの上下調整
する時の具体例で説明すると９図の最下段の気相の高さ
が非常に高くなっている。この段に気体が完全に留置さ
れると、殆どの培養液は上方で植物の根と接触し、逆に
矢印Ｃの「栓」を抜いて気体を完全に除去すると、殆ど
の培養液が戻って来る。これは通気と栓抜きをすること
で培養液の潅流が簡単に出来ることを意味する。ここで
最下段にあって専ら清流の為に用いられので、この気相
を潅流用気相と称し。

植物の根がある気相を栽培用気相とする。

（９）　根が小さい植物にあっては第２図のように１つ
の栽培用気相と１つのイ「滝川気相よりなる構造の本発
明の栽培法が省えられる。

（１０）　　　’ｆ’筒」内に植えられた植物の保持は
一般に用いられる発泡スチロールのくり抜き板切れで固
定するとする。

【図面の簡単な説明】

第１図は比較的大きな植物を栽培する時の断°面図であ
る。植物が矢印Ｂに植えである。気体は矢印Ａを通じて
上方に移動する。培養液は全ての「筒ｊ　（矢印Ａ及び
Ｂ）で上下につながっている。矢印Ｃは気層プレートの
上にある「栓」で、ここより気体の除去を行う、栽培用
気相が３層、最下段にｉＨ潅流用気相１層ある。 第２図は根の小さい植物を栽培する時の断面図である。 栽培用気相が１層、最下段に潅流用気相が１層ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気等の気体を培養液中に何重にも留置させ、植物の根
   をそれぞれの気相の直下にその根を生長させ、植物の根
   に好気的立体的環境条件下で培養液の栄養を能率よく与
   える水耕栽培法をいう。