JPH01118745A - ケーブルの透湿度試験装置 - Google Patents

ケーブルの透湿度試験装置

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JPH01118745A
JPH01118745A JP27686287A JP27686287A JPH01118745A JP H01118745 A JPH01118745 A JP H01118745A JP 27686287 A JP27686287 A JP 27686287A JP 27686287 A JP27686287 A JP 27686287A JP H01118745 A JPH01118745 A JP H01118745A
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cable
carrier gas
valve
water
hygrometer
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JP27686287A
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Kazuhiko Enishi
江西 和彦
Taisuke Ito
泰介 伊藤
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、ケーブルの防水シースの特性を試験するケー
ブルの透湿度試験装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 通信ケーブルや制御ケーブル等におけるシースには、高
い耐水性が要求される。即ち、長期に渡ってケーブル内
への水分の侵入を阻止する性能が要求される。完成後の
ケーブルの検査工程においては、製品がそのような特性
を満足するものであるか、その一部を切りとって検査を
することが行なわれる。
第3図に、従来のケーブルの透湿度試験装置を図示した
この装置は、適当な長さに切断した被試験ケーブル1を
浸漬するための水槽2を備えている。この水槽2の中に
、所定量の水3を満たし、そこに両端を封止した被試験
ケーブル1を浸漬する。この被試験ケーブル1の中に収
容された図示しないケーブル芯の2本の導体に、検査用
のリード線4が電気接続されて外部に引き出されている
。このリード線4には、両者の間の電気抵抗を測定する
ための抵抗測定器5が接続されている。この抵抗測定器
5は、例えば通常メガ−と呼ばれる高抵抗測定用の計器
を使用する。このような状態で、被試験ケーブル1を長
時間水3に浸漬しておくと、若しそのケーブルシースに
ピンホールや何らかの不良箇所が存在すれば、ケーブル
内部に水が侵入する。ケーブル内部に水が侵入すると、
その導体間の絶縁抵抗が低下するため、抵抗測定器5に
よってこれを測定し、ケーブルシースの不良検出をする
ようにしていた。
ところが以上のような方法では、安定的な測定は可能で
あるが、定量的な測定を正確に行なうことはできない。
即ち、従来方法では、ケーブル内に水分が侵入した場合
、これを抵抗測定器、実際には共振回路によって電気的
に測定するといった方法をとり、いわゆる間接測定を行
なうため、侵入した水分量の正確な測定を行なうことは
不可能であった。
(発明の目的) 本発明は以上の点に着目してなされたもので、ケーブル
シースの透湿度を定量的に正確に検査することのできる
ケアプルの透湿度試験装置を提供することを目的とする
ものである。
(発明の概要) 本発明のケーブルの透湿度試験装置は、被試験ケーブル
を浸漬する水槽と、この水槽に収容された水を所定温度
に保持する温度制御部と、前記水槽に浸漬されたケーブ
ルの一端からキャリアガスな供給するガス供給部と、前
記ケーブルの他端から排出される前記キャリアガスの流
量を測定する流量計と、前記キャリアガスに含まれる水
分量を測定する湿度計とを備えたなことを特徴とするも
のである。
(発明の実施例) 第1図は、本発明のケーブルの透湿度試験装置の実施例
を示すブロック図である。
この装置は、被試験ケーブル1を浸漬する水槽5と、そ
の水槽5の中に収容された水6を所定温度に保持する温
度制御部7とを備えている。この水槽5の水6の中には
、被試験ケーブル1がその両端を封止して浸漬されるが
、その一端1aからキャリアガスを供給するガス供給部
8が設けられている。又、被試験ケーブル1の他端1b
から排出されるキャリアガスの流量を測定する流量計9
及び10と、そのキャリアガスに含まれる水分量を測定
する湿度計11とが設けられている。
水槽5は、被試験ケーブル1を収容する程度の例えば縦
長の水槽であり、ここに収容される水6は通常の水道水
等を使用する。
温度制御部7は、例えば図示しないヒータ及び攪拌装置
等からなり、水槽5の中に収容された水6をヒータによ
り加熱しながら攪拌し2、水6の全体の温度を予め設定
された所定の温度に一定に保持する装置である。このよ
うな温度制御装置7は、従来一般によく知られており、
更に詳細な構成の説明は省略する。
一方、ガス供給部8は、例えば図示しないガスボンベと
流量調整弁等から構成され、キャリアガス例えば窒素ガ
スを、バルブ12及び13を介して、被試験ケーブル1
の一端1aに供給する一方、バルブ14を介して湿度計
11に直接供給するよう配管されている。又、被試験ケ
ーブル1の他端1bから排出されるキャリアガスは、流
量計9及びバルブ15を通じて湿度計11に送り込まれ
るよう配管されている。流量計9にはこれとは別に、キ
ャリアガスを外部に排出するためのバルブ16が設けら
れている。又、湿度計11には、流量計9を通じて湿度
検査済みのガスを排出する配管が設けられており、ここ
にも流量計10が接続されている。
以上の構成の本発明の透湿度試験装置は、次のようにし
そ操作する。
先ず、被試験ケーブル1についてそのケーブルの内径を
測定する。これはキャリアガスの供給量を適正値に選定
するためである。更に、そのケーブル1の両端に第2図
に示したように、金属キャップ20を取付ける。この場
合のケーブル1の長さは1m以上とし、その長さを記録
しておく。後に、単位長さ当たりの透湿度を求めるため
である。そしてこの一端1aに、キャリアガスな供給す
るための配管21を接続し、他端1bにキャリアガスを
排出させるための配管22を接続する。
次にガス供給部8を作動させ、バルブ12及びバルブ1
4を開き、バルブ13とバルブ15を閉じた状態で、キ
ャリアガスを配管に供給する。このキャリアガスは、直
接湿度計11及び流量計10を通って外部に排出される
。この際、十分な流量で十分な時間キャリアガスな湿度
計に供給するようにする。ここで、湿度計の指針が安定
したとき、そのキャリアガスの湿度を測定しておく。
これはキャリアガスの湿度の初期値を求めるための作業
である。
次に、水槽5において温度制御部7を起動させる。温度
制御部7は、水の攪拌を開始し、ヒータの電源を入れ、
水を温度上昇させる。この水温は例えば60℃程度に設
定する。水温が60’Cに安定したら、バルブ14を閉
じる。そしてバルブ13及びバルブ16を開き、被試験
ケーブル1の中にキャリアガスを供給し、これをバルブ
16から直接外に排出させる。この状態を、例えば1時
間程度続ける。これによって、被試験ケーブル1の内部
はキャリアガスの初期の湿度に等しい状態となる。
次に、バルブ16を閉じバルブ15を開く。これによっ
てガス供給部8からキャリアガスがバルブ12.バルブ
13及び被試験ケーブル1を通り、流量計9及びバルブ
15を通って湿度計11に入り、流量計10を通じて外
に排出されるようになる。そしてこのような状態を、例
えば24時間継続させる。そして24時間後に、湿度計
11の指針を読取る。
以上の作業の結果、この被試験ケーブル1の透湿度は次
の式によって求めることができる。
P工((r2−rl)X7.45X1.O−”)/LP
:透湿度(g/Loom/週) rl:キャリアガスの初期の湿度 r2:24時間後のキャリアガスの湿度L:被試験ケー
ブルの長さ ここで、若しキャリアガス中の水分の変化がない場合に
は、被試験ケーブルlのシースが正常であることになり
、一定量以上の水分の変化がある場合には、被試験ケー
ブル1のシースに何らかの欠陥があることになる。
尚、今説明した試験方法はこの装置の使用例の一例を示
すもので、例えばガスの流量、又、水槽内の水の水温、
湿度計の読取り時期、その他を種々選択して、被試験ケ
ーブル1の線種毎に最適な試験条件を設定することが可
能である。又、必要に応じて加速試験を行ない、正常な
ケーブルの水に対する耐久性等を試験することも可能で
ある。
(発明の効果) 以上説明した本発明のケーブルの透湿度試験装置によれ
ば、被試験ケーブルを一定条件の下におき、そのシース
を透過する水分を湿度計により直接測定するので、その
透湿度を定量的に正確に検査することができる。これに
よって、その検査の質が高まり、ケーブルの品質向上と
信頼性の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケーブルの透湿度試験装置の実施例を
示すブロック図、第2図はその被試験ケーブルの側面図
、第3図は従来の透湿度試験装置の実施例を示すブロッ
ク図である。 1−−−−−一−−−−−−被試験ケーブル、5−一−
−−−−−−−−−水槽、 6−−−−−−−−−−−−水、 7−−−−−−−−−−−−温度制御部、8−一一−−
−−−−−−−ガス供給部、9.10−−一一一一−−
−流量計、 11−−−一一−−−−−−湿度計、 12、 13. 14. 15. 16−−−−−−−
−−−−バルブ。 1−−−−−−−−−−−−−−−、被3式−クーーフ
゛ル5−−−−一−−−−−一−−−J禮 6−−−−−−−−−−−−−−−木 7  −− −−−−− − −5Mata畑部8−−
−−−−−−−−==−ガ久供給部9、IQ −−一−
−−−−−−−−流冒計+ 1−−−−一−−−−−−
−−−jゆt+2. 13. 14.  15. 16
−−ノ〈ルりC第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被試験ケーブルを浸漬する水槽と、この水槽に収容され
    た水を所定温度に保持する温度制御部と、前記水槽に浸
    漬されたケーブルの一端からキャリアガスを供給するガ
    ス供給部と、前記ケーブルの他端から排出される前記キ
    ャリアガスの流量を測定する流量計と、前記キャリアガ
    スに含まれる水分量を測定する湿度計とを備えたをこと
    を特徴とするケーブルの透湿度試験装置。
JP62276862A 1987-10-30 1987-10-30 ケ―ブルの透湿度試験装置 Expired - Lifetime JP2539466B2 (ja)

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