JPH0111250Y2 - - Google Patents

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JPH0111250Y2
JPH0111250Y2 JP16321884U JP16321884U JPH0111250Y2 JP H0111250 Y2 JPH0111250 Y2 JP H0111250Y2 JP 16321884 U JP16321884 U JP 16321884U JP 16321884 U JP16321884 U JP 16321884U JP H0111250 Y2 JPH0111250 Y2 JP H0111250Y2
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JP
Japan
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vaginal canal
nozzle body
cleaning liquid
container
rear end
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JP16321884U
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JPS6177044U (ja
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は膣道内を広範囲に亘つて的確に洗浄で
きる膣道洗浄器に関するものである。
(従来の技術) 従来、洗浄液を収容した容器と該容器の開口部
に着脱自在に接続した膣道挿入用ノズル体とより
なる膣道洗浄器は公知である。
(考案が解決しようとする問題点) この様な膣道洗浄器におけるノズル体は、洗浄
液を噴射させる噴射孔が膣道面に近接ししかも膣
道面に対して直交する方向に設けられていたた
め、局部的には充分な洗浄効果が得られるものの
広範囲に亘つて的確に洗浄を行うことができなか
つた。
(考案の目的) 本考案は上記の如き問題点に鑑み、膣道内を広
範囲に亘つて的確に洗浄できる膣道洗浄器を提供
しようとするものである。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、洗浄液を収
容した容器と該容器の開口部に着脱自在に接続し
た膣道挿入用ノズル体とよりなる膣道洗浄器にお
いて、前記ノズル体は、略半球状の先端部よりや
や後端寄りで最大外径となりその後後端方向に
徐々に小径となる如く長手方向に傾斜した断面略
半円状の膨出部を少なくても三つ円周方向に所定
間隔において設けて成り、前記各膨出部には一周
方向の同一側面に該膨出部の内側に弯曲する弯曲
面を設けると共に該弯曲面の基部側に向けて洗浄
液を噴射させる噴射孔を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 本考案によれば、膨出部によつて膣道内が拡大
され一対の膨出部の間と膣道面との間に充分に大
きなスペースが確保されしかも噴射孔から噴射さ
れる洗浄液のジエツト流が弯曲面に沿つて軌道を
変えかつ前記スペース間を飛翔する間にやや流束
径を拡大した状態で膣道面に対して斜めから入射
するため、膣道面と該膣道面に付着した汚物との
間に洗浄液のジエツト流による楔効果が得られ、
汚物を小さい圧力で容易に除去できるとともに、
広範囲に亘る洗浄を最小数の噴射孔により的確に
行うことができる。
(実施例) 図面は本考案の一実施例を示すもので、図中1
0は洗浄液を収容した可撓性の容器で、その上方
には開口部11を有しまた底部12はその中央部
が内側に突出し周囲に環状溝12aを形成してい
る。容器10は既知の如く手などで外側から押圧
することにより洗浄液を開口部11から圧出可能
な構造になつている。20は前記容器10の開口
部11に既知の取り付けキヤツプ13を介して着
脱自在に接続した膣道挿入用ノズル体である。該
ノズル体20は、斜め前方に洗浄液を射出する噴
射孔21aを周方向に複数個設けた略半球状の先
端部21を備え、該先端部21よりやや後端寄り
で最大外径となりその後後端方向に徐々に小径と
なる如く長手方向に傾斜した断面略半円状の膨出
部22を四つ円周方向に所定間隔おいて設けて成
り、一対の膨出部22の間はノズル体20の長手
方向に長い溝状部23となつている。前記各膨出
部22の頂点は橢円線(二点鎖線で示す。)に内
接する大きさになつており、また各膨出部22の
円周方向の同一側面に該膨出部22の内側に弯曲
する弯曲面22aを設けると共に該弯曲面22a
の基部側に向けて洗浄液を噴射させる噴射孔22
bを長手方向に所定間隔をおいて複数個設けてい
る。
なお、30はノズル体20の後端に接続したチ
ユーブで、その解放端部31は前記環状溝12a
の底面に臨む如くなつている。
上記の如き構成よりなる洗浄器の使用方法を説
明する。まず、容器10を把持してノズル体20
の先端部21を膣道内に徐々に挿入していくと、
膨出部22によつて膣道の内径が拡大され一対の
膨出部22の間と膣道面との間に充分に大きなス
ペースが確保される。この際、先端部21が略半
球状をなししかも膨出部22が該先端部21より
やや後端寄りで最大外径となる如く長手方向に傾
斜しているため、膣道内径の拡大は無理なく行う
ことができ、痛みを感じさせる恐れがない。この
様にしてノズル体20を膣道内に挿入しながら、
容器10を手で押圧すると該容器内の洗浄液が膨
出部22の噴射孔22bから噴射される。この洗
浄液のジエツト流は弯曲面22aに沿つて軌道を
変えかつ前記スペース間を飛翔する間にやや流束
径を拡大した状態で膣道面に対して斜めから当る
ため、最小数の噴射孔22bにより広範囲に亘つ
て的確に洗浄を行うことができるのである。
なお、前記実施例ではノズル体20を直接に容
器10の開口部11に接続したが、適当な長さの
チユーブを介して接続するようにしてもよい。
(効果) 以上説明した如く本考案によれば、洗浄液を収
容した容器と該容器の開口部に着脱自在に接続し
た膣道挿入用ノズル体とよりなる膣道洗浄器にお
いて、前記ノズル体は、略半球状の先端部よりや
や後端寄りで最大外径となりその後後端方向に
徐々に小径となる如く長手方向に傾斜した断面略
半円状の膨出部を少なくても三つ円周方向に所定
間隔おいて設けて成り、前記各膨出部には一円周
方向の同一側面に該膨出部の内側に弯曲する弯曲
面を設けると共に該弯曲面の基部側に向けて洗浄
液を噴射させる噴射孔を設けたので、ノズル体を
膣道内に挿入すると膣道内が拡大され一対の膨出
部の間と膣道面との間に充分に大きなスペースが
確保されしかも噴射孔から噴射される洗浄液のジ
エツト流が弯曲面に沿つて軌道を変えかつ前記ス
ペース間を飛翔する間にやや流束径を拡大した状
態で膣道面に対して斜めから入射するため、膣道
面と該膣道面に付着した汚物との間に洗浄液のジ
エツト流による楔効果が得られ、汚物を小さい圧
力で容易に除去できるとともに、広範囲に亘る洗
浄を最小数の噴射孔により的確に行うことができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部分を断面した洗浄器全体の正面図、第2図
はノズル体の拡大正面図、第3図はノズル体の拡
大平面図、第4図は第2図の−線矢視方向の
断面図である。 10……容器、20……膣道挿入用ノズル体、
21a……略半球状先端部、22……膨出部、2
2a……弯曲面、22b……噴射孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄液を収容した容器と該容器の開口部に着脱
    自在に接続した膣道挿入用ノズル体とよりなる膣
    道洗浄器において、前記ノズル体は、略半球状の
    先端部よりやや後端寄りで最大外径となりその後
    後端方向に徐々に小径となる如く長手方向に傾斜
    した断面略半円状の膨出部を少なくても三つ円周
    方向に所定間隔おいて設けて成り、前記各膨出部
    には一円周方向の同一側面に該膨出部の内側に弯
    曲する弯曲面を設けると共に該弯曲面の基部側に
    向けて洗浄液を噴射させる噴射孔を設けたことを
    特徴とする膣道洗浄器。
JP16321884U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0111250Y2 (ja)

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JP16321884U JPH0111250Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP16321884U JPH0111250Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6177044U JPS6177044U (ja) 1986-05-23
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JP16321884U Expired JPH0111250Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP4582391B2 (ja) * 2003-12-26 2010-11-17 株式会社ウエットトラストジャパン 携帯用噴射注入具

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JPS6177044U (ja) 1986-05-23

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