JPH01110882A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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Publication number
JPH01110882A
JPH01110882A JP26674687A JP26674687A JPH01110882A JP H01110882 A JPH01110882 A JP H01110882A JP 26674687 A JP26674687 A JP 26674687A JP 26674687 A JP26674687 A JP 26674687A JP H01110882 A JPH01110882 A JP H01110882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
superconducting material
rubber
wall material
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP26674687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Onishi
宏 大西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26674687A priority Critical patent/JPH01110882A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液体等の粘性体を移動、搬送せしめるポンプ
に関するものである。
従来の技術 例えば、第3図に従来のポンプ20の構成例を示す、シ
リンダ21内をピストン22がクランク23につながれ
、モータ(図に明記せず)に直結するモータ軸24の回
転によって、ピストン22が上下し、シリンダ21とピ
ストン22に囲まれる空洞27の体積が周期的に変化す
る。このとき、ピストン22が下に動くことによって、
流体を矢印e方向に流すことができる逆止弁25が開き
矢印eに従い流体が空洞27に流れこみ、逆に、ピスト
ン22が上に動くことによって、流体を矢印f方向に流
すことができる逆止弁26が開き矢印fに従い流体が空
洞27から流れ出す、この動作に於て、逆止弁25.2
6が同時に2つとも開くことが殆どないことは容易に判
る。この様にして、ポンプ20はピストン22の上下運
動によって、流体を矢印eがら空洞27を通って矢印f
方向に押し出すことができる。
発明が解決しようとする問題点 従来は、シリンダ21内をピストン22が上下運動する
ため、シリンダ21またはピストン22の接触する表面
22aが削れる。従って、流体がシリンダ21とピスト
ン22が接触する表面22aから漏れないようにするた
め、シリンダ21の内部の表面且つピストンの表面に特
別な配慮が必要であった。
本発明は、上記のような問題点を解決したポンプな提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 壁材の少なくとも一部に、超電導材料を表面または内部
に有するゴム状弾性体を用い、前記壁材により内部に空
洞を有する閉空間を構成し、この空洞内に流体の流入を
許す第1の弁と、前記空洞内から流体の流出を許す第2
の弁とを前記壁材に配置せしめるとともに、前記超電導
材料の回りの磁界を変化せしめる磁界制御手段により、
ポンプを構成する。
作用 例えば、壁材の外部より磁界を掛ける場合、超電導材料
を表面または内部に有するゴム状弾性体を用いた壁材に
外部より磁界が掛けられると、表面または内部に有する
超電導材料が各々マイスナー効果を示し、磁界発生部よ
り遠ざかる方向に動こうとし、壁材が内部の空洞側に向
かって部分的に潰れ、内部の空洞体積が減少する0次に
、磁界が除かれると、超電導材料の磁界発生部に対する
反発力が無くなりゴム状弾性体の弾性力によって元の閉
空間の形状へ戻ろうとし、内部の空洞体積が元に戻ろう
とする(相対的に体積が増大する)。
従って、従来例と同様に、内部の空洞体積が減少したと
きに、空洞から流体が流出することを許す逆止弁と、空
洞の体積が増大するときに流体を空洞内に流入すること
を許す逆止弁とを前記壁材に配置することによって、ポ
ンプ動作をならしめることができる。
本発明によるポンプの構成は、ゴム状弾性体からなる部
分の壁材自体の変形を用いるため、第3図で示したよう
なシリンダ22とピストン23の接触する面22aが存
在せず流体が漏れることがない。
また、超電導材料の反発力をなくすには、前述で示した
ように外部磁界を除く以外に、外部磁界の強度を超電導
材料の有する臨界磁場以上にしてやることによって、超
電導状態がら常伝導状態に転移し、マイスナー効果、つ
まり磁界発生部に対する反発力をなくすことができる。
実施例 第1図に本発明によるポンプの1実施例の構成断面図を
示す。
ポンプ1は、超電導材料片2を表面の一部に有するゴム
状弾性体3及び遮蔽板4により内部にポンプ室5を有す
る構造にし、このゴム状弾性体3を押さえ板6に隣接し
、ゴム状弾性体3に対してこの板6と相対する位置にコ
イル7を配置し、更に、このコイル7に信号電流を印加
する信号源8によって構成される。また、遮蔽板4には
、流体を矢印a方向に流すことができる逆止弁9と、流
体を矢印す方向に流すことができる逆止弁10を有する
超電導材料片2は、各々の回りに発生した磁界に対して
マイスナー効果を生じる必要性があるだけであり、その
形状、大きさは適当に選ぶことができる。超電導材料片
2に用いる超電導材料は、例えば、銅を含む酸化物系の
超電導材料であり、YBaCuO(イツトリウム、バリ
ウム、銅の混合酸化物) 、LaBaCuO(ランタン
、バリウム、銅の混合酸化物)等が上げられる。ゴム状
弾性体3表面への配置は、例えば超電導材料片2に接着
剤を塗布して、または、超電導材料片2をゴム状弾性体
にめり込ませること等によってできる。
ゴム状弾性体3は、ポンプ1の使用環境に於て、十分な
弾性を示す材料であると共に、ポンプ動作によって、搬
送せしめる流体に対して化学的に安定な材料が選ばれる
0例えば、シリコーンゴム(脆化点−116℃)、フッ
ソゴム(脆化点−70℃〉等のゴム材料、または、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂材料によ
る発泡体等を用いることができる。
遮蔽板4は、搬送せしめる流体に対して化学的に安定な
材料が選ばれ、例えば、真ちゅう、ステンレス等の金属
材料、PTFE、ポリエチレン等の樹脂材料、前述のゴ
ム材料等を用いることができる。
ポンプ室5は、前述のゴム状弾性体3と、遮蔽板4とに
よって囲まれた空間であり、第1図に示すような袋状で
あることを必ずしも必要としない。
押さえ板6は、ゴム状弾性体3が歪んだときに、ゴム状
弾性体3が押さえ板6側に歪み、ポンプ室5の体積の減
少が効率的に行われなくなるため、不必要にゴム状弾性
体3が押さえ板6側に歪まないようにするための板であ
る。従って、金属、またはセラミクス等の弾性の小さい
材料の使用が好ましいが、ゴム状弾性体3よりも弾性が
小さいものが使用できる。
コイル7は、銅、銀等の金属材料、または、YBaCu
O等の超電導材料を含んだ線材によって、構成される。
信号源8は、コイル7に流す電流量を制御する。
このとき、信号源8は、コイル7から発生する磁界が、
超電導材料片2の回りで超電導材料片2の臨界磁界Hc
以上となるための電流をコイル7に流すことができる。
流体を矢印a方向に流すことができる逆止弁9は、ポン
プ室5の体積が増大したときに、開き、ポンプ室5内に
流体をいれる。逆に、ポンプ室5の体積が減少するとき
は、この弁9が閉じ、この弁を通過する流体が抑えられ
る。
流体を矢印す方向に流すことができる逆止弁10は、ポ
ンプ室5の体積が減少したときに、開き、ポンプ室5内
から流体を排出する。逆に、ポンプ室5の体積が増大す
るときは、この弁10が閉じ、この弁を通過する流体が
抑えられる。
これらの逆止弁9.10は、例えば、前述のゴム材料等
によって構成することができる。
第2図に、第1図に示すポンプの動作例を示し、第1図
に示すポンプ1のコイル7から発生する磁界H1の時間
変化をグラフAに、このとき、超電導材料片2から発生
する磁界H2の時間変化をグラフBに示している。
本例では、コイル7に信号源8から、周期Tの鋸刃波形
を有する電流を流している。従って、コイル7から発生
する磁界H1は、電流量に比例して、グラフAに示すよ
うに鋸刃波形を示す、この磁界H1に対して、超電導材
料片2は、マイスナー効果を生じ、超電導材料片2から
コイル7側に同極の磁界H2を発生する(グラフBに示
す)。
グラフBでは、超電導材料片2から発生する磁界H2が
正の値をとると、コイル7から発生する磁界H1と同極
の磁界である事を示し、超電導材料片2はマイスナー効
果によって、コイル7に対して反発する。
この周期Tの内、0からnT (0<n≦1)である時
は、超電導材料片2は、マイスナー効果によって、コイ
ル7に対して反発し、ポンプ室5の体積を小さくするよ
うに歪む。このとき、超電導材料片2から発生する磁界
H2が時間tに比例して増加し、歪力が大きくなってい
る。次に、nTからTまでは、時間t=nTで超電導材
料2から発生する磁界H2が超電導材料片2の臨界磁界
HCを越え、その瞬間に、超電導材料片2は超電導状態
から常伝導状態へ転移している0例えば、超電導材料片
2が、YBaCuOからなる場合、常伝導に転移した場
合、常磁性を示すが、その磁化率は非常に小さいため、
グラフBでは、コイル7側に引力を生じる超電導材料片
2から発生する磁界H2をほとんどr OJにしている
。(このときの磁界H2は、負の値である。) つまり、周期Tにおいて、時間tが0からnTでは、超
電導材料のマイスナー効果によって、ポンプ室5の体積
が減少し、弁10が開き、矢印すに従って流体がポンプ
室5から押し出される。時間tがnTからTでは、ゴム
状弾性体3の弾性によって、元の形状に戻ろうとしてポ
ンプ室5の体積が増加し、弁9が開き、矢印aに従って
流体がポンプ室5に流入し、その結果、周期Tで矢印a
からポンプ室5を通って矢印す方向に流体を搬送できる
周期Tにおけるゴム状弾性体3の圧縮変形、弾性変形(
元の形状に戻る)の割合は、例えば、この鋸刃の波形の
傾き、つまり、コイル7に流す電流の単位時間当りの増
加量を変化させることによって容易に制御できる。
本例では、超電導材料片2がゴム状弾性体3の表面に配
置した場合を示しているが、ゴム状弾性体3の内部に分
散配置しても良い。
更に、本例では、ポンプの形状をゴム状弾性体を袋状に
形成した場合を示しているが、その他に、例えば、超電
導材料片を表面または内部に有するゴム状弾性体をパイ
プにし、このパイプの内部を一方方向のみ流体を流すこ
とを許す2つの逆止弁をパイプになが生方向の2箇所に
配置し、この2つの逆止弁に挟まれた円筒型の空間等を
ポンプ室5として用いることができる。
更に、また本例では、信号源8からコイル7に流す電流
の波形を鋸刃波形としたが、超電導材料のマイスナー効
果(超電導材料片2のコイル7に対する反発力)の増大
と減少を生じせしめる電流信号波形で有れば良く、その
他に、例えば、コイル7に電流の印加、不印加を行うパ
ルス幅制御等を用いることも勿論できる。
また、本例では、ゴム状弾性体3を歪ませるために、コ
イル7による1つの磁界発生器を用いているが、その他
に、例えば、2つ以上の磁界発生器の間に、超電導材料
を表面または内部に有するゴム状弾性体からなる閉空間
を挟んで、ゴム状弾性体3の存在する空間内に、複数の
磁界発生器から同極の磁界が発生するようにしてゴム状
弾性体3を絞り込むようにへこませる構成とすることも
勿論できる。
更に、磁界発生手段は、本例では、ポンプ室5の外部に
設置したが、ポンプ室5内に設置しても同様な動作を行
うことができることは容易に判る。
発明の効果 以上述べたように、本発明によるポンプは、磁界発生に
ともなう超電導材料のマイスナー効果による超電導材料
を有するゴム状弾性体の歪を利用するために、流体を搬
出する力を生じせしめる部分を閉空間とすることができ
、流体が漏れない構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるポンプのl実施例の構成断面図、
第2図は第1図に示すポンプのコイルから発生する磁界
H1及び超電導材料片から発生する磁界H2の時閏変化
を示すグラフ、第3図は従来のポンプの1例の構成断面
図である。 l・・・ポンプ、2・・・超電導材料片、3・・・ゴム
状弾性体、4・−・遮蔽板、5・・・ポンプ室、6・・
・押え板、7・・・コイル、8・・・信号源、9・・・
流体を矢印a方向に流すことができる逆止弁、10・・
・流体を矢印す方向に流すことができる逆止弁。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名/=−ポン
プ 6−・沖さえ征 7−コイル 10−;*41−f! 矢ErIb 万Ul: ;Fx
tHc・−、超t4材料片2の臨界磁界 Q<n≦I B ・−、超It涌1才J+R2か5発生ず6不劃界H
2のB!FMt+:斤する灰イこぞ丞すジラフ第2図 ミ 20−従来のポンプ ?+−−−・シ′  ゾ  ン  5F22− ビ ス
  ト ソ n−・−クランク に−モータ軸 25−°−流体な矢印e1間に流す ことがでSる逆止弁 26−;棗体せ矢印fガ向に流す ことがf yる逆止弁 27−−−空  洞 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁材の少なくとも一部に、超電導材料を表面また
    は内部に有するゴム状弾性体を用い、前記壁材により内
    部に空洞を有する閉空間を構成し、この空洞内に流体の
    流入を許す第1の弁と、前記空洞内から流体の流出を許
    す第2の弁とを前記壁材に配置せしめ、前記超電導材料
    の回りの磁界を変化せしめる磁界制御手段を有すること
    を特徴とするポンプ。
  2. (2)磁界制御手段は超電導材料の臨界磁場以上の磁界
    を前記超電導材料の回りに発生せしめることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のポンプ。
JP26674687A 1987-10-21 1987-10-21 ポンプ Pending JPH01110882A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26674687A JPH01110882A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP26674687A JPH01110882A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ポンプ

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JPH01110882A true JPH01110882A (ja) 1989-04-27

Family

ID=17435132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26674687A Pending JPH01110882A (ja) 1987-10-21 1987-10-21 ポンプ

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JP (1) JPH01110882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016058620A1 (de) * 2014-10-14 2016-04-21 Festo Ag & Co. Kg Membranaktor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016058620A1 (de) * 2014-10-14 2016-04-21 Festo Ag & Co. Kg Membranaktor

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