JPH0110581Y2 - - Google Patents

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JPH0110581Y2
JPH0110581Y2 JP14798882U JP14798882U JPH0110581Y2 JP H0110581 Y2 JPH0110581 Y2 JP H0110581Y2 JP 14798882 U JP14798882 U JP 14798882U JP 14798882 U JP14798882 U JP 14798882U JP H0110581 Y2 JPH0110581 Y2 JP H0110581Y2
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JP14798882U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は堆積物の任意の位置から試料を採取
するための採取管に関するものである。
従来から、ビート、ジヤガイモ等の堆積物から
或る深さに位置する試料を採取するための試料採
取具として筒状のものや箱状のもの等、種々形態
のものが使用されているが、これら従来の採取具
にあつては、堆積物への貫入抵抗が大であつて取
扱いに不都合があるとか、所定の深さ位置に貫入
させる途中で不必要な試料が混入する等のため正
確な試料の採取を困難とするきらいがあり、採取
確度のよい試料採取具が望まれていた。
この考案は上記事情に鑑み、堆積物の中から目
的とする試料のみを確実に採取することのできる
採取具について研究したところ、全体を細長の管
体で構成し、該管体の先端部を前記管体の内径よ
りも小とした内径の刃体に形成し、前記管体内に
刃体内側を開閉可能とした中子を挿入した構成と
することにより、堆積物中に貫入するときには中
子の管内固定によつて刃体を内側から閉塞して刃
体の切削能力を零となして不必要な試料の採取を
回避し、所定の位置に達してからは中子の管内固
定を解除して刃体の閉塞を解き、刃体で堆積物を
切削、侵入して管内に試料を採取することを可能
となし、この考案を完成したものである。
これを図面の実施例により設明すると、1は細
長の管体で、下端には第2図に示されるように刃
体2に形成した先端部3を接続し、刃体の内径d1
を管体1の内径d2よりも小とする。4は中子で下
端に最大径が前記刃体2の内径d1よりも若干大と
なる球状、円錘状或はその他の形状とした閉塞体
5を有している。中子4の全長は中子4を管体1
に挿入し閉塞体5が刃体2を内側から閉塞したと
き上部が管体1から突出する長さとすればよく、
中子4の上部には中子4を第1図示の状態で位置
固定するためのピン穴6をあけ、該穴6に一致し
てあけた管体1のピン穴7と一致させてピン8を
挿入する。9は管体1に取付けたハンドルであ
る。
この考案は上記の構成からなるものであり、管
体1に先端部3を接続する手段は特に制限される
ものではなく、先端部3を管体1に溶接等の手段
で固着してもよく、また取外し自在とした構造と
して取付けてもよい。また先端部3が管体1の内
側に侵入する部分3′がある場合にはこの侵入部
分3′の内壁を第2図示のように段付としてもよ
く、また管体1の内壁に向つて傾斜するテーパ状
としてもよい。また第3図において10は管体1
の管壁をある長さにわたつて適当巾で切り欠いて
形成した開口であり、該開口10を形成すること
によつて採取した試料の取り出しをより容易とす
ることが可能である。
次にこの考案の採取管の使用について説明する
と、第1図に示す状態に中子4を管体1に挿入し
て、閉塞体5で刃体2を内側より閉塞し、中子4
を管体1内にピン8で位置固定した後ハンドル9
を持つて根菜類等の堆積物中に先端部3から所定
の深さに貫入させ、その位置でピン8を抜いて中
子4と管体1の固定関係を解除し、ハンドル9を
持つて先端部3を強く押し込むと刃体2が堆積物
を切削し、切削された堆積物試料は先端部3の内
部から管体1の内部へ順次侵入収納される。この
とき中子4の位置固定が解かれているので、閉塞
体5は常時収納された試料の上部に載置した状態
で上昇して切削試料の収納には全く支障を与えな
い。切削試料が管体1に順次収納されるに従つて
中子4の上部はその収納に対応して突出の度合を
大とするので、採取管を堆積物に貫入させる前に
予め中子4の突出長さを適宜な手段で確認してお
くことで、収納の度合を容易に知ることができる
ので中子4の上部突出が所定の長さとなつたとこ
ろで先端部3の押しこみを止め採取管を堆積物よ
り静かに抜き取り管体1から中子4を抜き出し切
削収納した試料を取り出す。この場合、先端部3
の刃体2の内径d1を管体1の内径よりも小として
いるので、切削収納される試料の外径は管体1の
内径よりも小となり、試料は管体1内を円滑に上
昇移動することになり、管体1内において試料づ
まりを発生することはなく常時、目的とする試料
のみを確実に所要量採取することができるもので
ある。また収納した試料を管体1から取り出すと
き適宜な手段で取り出しうるが、第3図示のよう
に管体1に開口10を設けてあると試料の取り出
しをより容易とする。
この考案は上記のように堆積物の所望の深さの
位置から、不必要な試料を混入することなしに、
目的の試料のみを確実に所望量採取できる採取管
であり、この採取管によるときは測定精度を高め
て良好な作業管理をもたらすものであり、ビー
ト、ジヤガイモ等の根菜類の他各種物質の試料採
取に利用して極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の全体を示す部分断面図、第
2図は先端部を説明する部分断面図、第3図は管
体1に形成した開口を説明する横断面視図であ
る。 1……管体、2……刃体、3……先端部、4…
…中子、5……閉塞体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 細長の管体に接続する先端部を前記管体の内
    径よりも小とした内径の刃体に形成し、前記管
    体内に刃体内側を開閉可能とした径が刃体の内
    径より大となる閉塞体を先端に固着する中子を
    挿入したことを特徴とする試料採取管。 (2) 細長管体の管壁の一部を開口したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の試
    料採取管。
JP14798882U 1982-10-01 1982-10-01 試料採取管 Granted JPS5953251U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14798882U JPS5953251U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 試料採取管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14798882U JPS5953251U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 試料採取管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5953251U JPS5953251U (ja) 1984-04-07
JPH0110581Y2 true JPH0110581Y2 (ja) 1989-03-27

Family

ID=30328938

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JP14798882U Granted JPS5953251U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 試料採取管

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017160616A1 (en) * 2016-03-15 2017-09-21 Dots Technology Corp. Systems and methods for allergen detection

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Publication number Publication date
JPS5953251U (ja) 1984-04-07

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