JPH01103918A - 水ガラスの熱水製法 - Google Patents

水ガラスの熱水製法

Info

Publication number
JPH01103918A
JPH01103918A JP63227336A JP22733688A JPH01103918A JP H01103918 A JPH01103918 A JP H01103918A JP 63227336 A JP63227336 A JP 63227336A JP 22733688 A JP22733688 A JP 22733688A JP H01103918 A JPH01103918 A JP H01103918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
sio
weight ratio
sodium silicate
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63227336A
Other languages
English (en)
Inventor
Helmut Dr Reinhardt
ヘルムート・ラインハルト
Gunther Abitzsch
ギュンター・アビッツシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Henkel AG and Co KGaA
Original Assignee
Henkel AG and Co KGaA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25859550&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH01103918(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Henkel AG and Co KGaA filed Critical Henkel AG and Co KGaA
Publication of JPH01103918A publication Critical patent/JPH01103918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/32Alkali metal silicates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、砂、水酸化ナトリウムおよび水を反応させる
ことによる、S io、:Na2Oの重量比が1.95
〜1.6+1であるケイ酸ナトリウム溶液の熱水製法に
関する。
[従来の技術〕 「水ガラス」として知られているアルカリ金属シリケー
ト溶液のうち、ケイ酸ナトリウム溶液(水ガラスソーダ
として知られている)は、工業的に最も広範に使用され
ている。通例、水ガラスソ−ダの固体含量は約30〜4
0重量%であり、SiO,:Na2Oの重量比は3.3
〜3.4 : 1である。
水ガラスソーダの既知の製法は、co、の発生を伴って
、1400−1500℃の温度の炉内で、ケイ砂および
ソーダを溶融することを含んで成る。
冷却により凝固するメルト(いわゆる塩ガラス)を、別
の工程において、高温で加圧下に水に溶解し、得られる
溶液を要すれば濾過する。
このような溶液を水酸化ナトリウムと混合することによ
って、SiO,:Na2Oの重量比の小さい、アルカリ
含量の高いケイ酸ナトリウム溶液を得ることが可能であ
る。しかし、SiO,:Na。
Oの重量比が約2:1であるアルカリに富んだ水ガラス
を得るには、このような方法は、設備の点でも、エネル
ギー消費の点でも、非常にコストが高(なる。
水ガラスソーダを製造するための他の既知の方法は、熱
水条件下に砂を水酸化ナトリウム水溶液で溶かすことを
含んで成る。この熱水製法の原理は、例えば西独特許第
244779号およびケミカル・エンジニアリング(C
hemical Engineering)5.76 
(1962)などにより知られている。
このような方法は、体積/時間収率が低(、粘度の高い
反応溶液の分離および濾過が非常に困難であるので、工
業的に満足できるものではない。
ベルギー国特許第649739号によると、反応混合物
の処理に伴う困難は、反応器の底部付近に設置した濾材
によって、過剰のシリカ含有物質および/または不溶性
不純物から反応生成物を分離することによって回避する
ことができる。濾過工程は、熱水合成を行う際と同様の
温度および圧力下に行う。全反応時間は、約8〜9時間
である。
該特許によると、30%の水酸化ナトリウムを使用する
よりも、50%の水酸化ナトリウムを使用する方が反応
速度が小さい。
欧州特許第0033108号によると、砂を大過剰に使
用して、砂および水酸化ナトリウム水溶液から水ガラス
を熱水的に製造することができる。
反応混合物を膨張し、約100°Cに冷却した後に、反
応器外部で微小な不溶性成分を分離する。このような異
なる工業的概念は、設備の構造だけでなく、体積/時間
収率にも大きく関係する。ベルギー国特許第64973
9号の方法においては、4時間の反応時間およびそれに
匹敵する長さの反応器内での濾過時間を要するが、欧州
特許第0033108号の方法によると、反応時間を1
20分間に短縮することができる。
砂および水酸化ナトリウムから、Sin、:Na2Oの
重量比が約2:1のケイ酸ナトリウム溶液を製造するた
めの熱水方法を経済的に最適に行うには、欧州特許第0
033108号の方法では、所要時間がまだ非常に長い
。更に、反応混合物中の砂が大過剰であるので、未反応
の砂を濾過し、濾過中に濃度の高まる砂不純物(例えば
At。
03、MgO,CaO17i0z)を除去してから再使
用する必要がある。
西独公開特許第3421158号によると、砂および水
酸化ナトリウムから、砂を5〜10重量%過剰として、
SiO,:Na2O比が1.9〜2゜1=1であるケイ
酸すトリウム溶液を製造することができる。濾過工程は
、沈降フィルター内で、追加の濾過助剤の存在下に、過
剰の砂を用いて行う。
SiO,:Na2O比が1.9〜2.1 : 1のケイ
酸ナトリウム溶液の製造のための既知の熱水方法の工業
的適用においては、精巧な濾過装置(例えば沈降フィル
ター)を使用しなければならないか、または既知の分離
器(例えば傾斜沈降タンク)を用いた場合には、ケイ酸
ナトリウム溶液から過剰の砂を完全に分離することがで
きないので非常に不都合であった。ケイ酸ナトリウム溶
液中の過剰の砂の懸濁液は急速に硬化するので、パイプ
の閉塞およびポンプの障害が起こる。
更に、欧州特許第0033108号の比較例2bには、
砂を過剰に用いなくても水ガラスを熱水的に製造し得る
ことが記載されている。この方法においては、反応混合
物中のSiO,:Na2O比を2.02とし、Sin、
を96重量%含有するであろう砂を用いる。しかし、こ
の混合比で砂を完全に反応させるには、225℃でも4
時間もの長い反応時間が必要である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、得られるケイ酸ナトリウム溶液の残留
砂金量が非常に小さくなるような前記のような熱水方法
を提供するこをである。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、砂、水酸化ナトリウムおよび水を反応
させることによる、S +C)t:NatOの重量比が
1.95〜1.6+1であるケイ酸ナトリウム溶液の前
記のような熱水製法であって、190〜240℃で、混
合物の重量比2:lに相当する副化学量論量の砂を反応
させることを含んで成る方法によって達成される。
本発明の一態様においては、200〜230°Cで、そ
の温度の飽和蒸気圧下に、水酸化ナトリウム濃度36.
5〜47.5重量%で、Sin、:Na2Oの重量比1
.9±0.05+1として反応を行い、変換率が砂に対
して少なくとも99.7%となるまで反応を続ける。
砂を過剰に用いないことによって、得られる水ガラス溶
液中に存在する残留固体は、水ガラスを例えばゼオライ
トに更に加工する際に障害とならないことがわかった。
溶液を濾過によって精製する必要がないこともわかった
ベルギー国特許第649739号によると、50%のN
aOHを使用すると長い反応時間を要するが、驚くべき
ことに、NaOH濃度が水に対して47.5重f1%ま
でであれば、長い反応時間を要しないことがわかった。
特に有利な一態様においては、Sin、:Na2Oの重
量比を8:4.45±0.3として砂を水酸化ナトリウ
ム水溶液と混合し、要すれば更に水を加えることによっ
て、SiO,:Na2Oのモル比が1.927〜1.6
8 : L好ましくは1.8二lであり、SiO,:H
2Oの最高モル濃度が1:3、およびN a 10 :
 H*Oの最高モル濃度が1:6である反応混合物を得
、これをオートクレーブ内で215±5℃に35±5分
間加熱する。
他の態様においては、得られる溶液を精製するために、
沈降ユニット、とりわけ傾斜沈降タンクを使用する。
反応混合物の水含量に関する鴫は、反応混合物の最大濃
度の値を示し、それ故、得られる水ガラスの最大濃度の
値を示す。
Sin、含量96±3重量%の砂を使用することが好ま
しい。
水酸化ナトリウム水溶液のNa2O含量は、50重量%
であってよい。
本発明の方法により得られる粗水ガラスの砂金量は≦2
g/Qである。
本発明の方法により得られる水ガラスを、例えばゼオラ
イトの製造のために更に加工するために濾過する必要は
ない。
特定の適用のために砂金量をより少なくする必要がある
場合には、水ガラスの砂金量を、傾斜沈降タンクを用い
て濾過することにより、0.2g/Q以下に低下するこ
とができる。
驚くべきことに、反応時間(すなわち、215±5℃の
反応温度に保つ時間)は35±5分間と短くてよい。
[実施例] 出発物質、すなわち砂および水酸化ナトリウム(50%
)を、貯蔵容器から、導入装置を経由して、25m3オ
ートクレーブに量り入れる。混合物は、砂8400kg
 (=S io=8000kgお、及び水400 kg
)および50%NaOH11,500kg(Na、04
456kg)を含有する。混合物を水100012で希
釈する。水酸化ナトリウム濃度は、44.6重量%とな
る。
反応混合物のモル組成は次の通りである:S io、:
 Na2O=1.85 : IN a *O: H*O
= 1    : 6 、5S + Ox : HtO
= 1    =3.5オートクレーブに前記の量の出
発物質を導入した後、オートクレーブを閉じ、21バー
ルの蒸気で、約215℃の反応温度に15〜20分間に
わたって加熱する。この温度に約30分間保つ。反応後
、約2g/Qの残渣を除いて、砂はケイ酸ナトリウムと
して溶液に溶解する。
蒸気の供給を止めた後、オートクレーブを浸漬パイプに
よって次の装置に連結する。膨張バルブを開くと、オー
トクレーブの内容物は、それ自体の圧力で水ガラスタン
クに出る。原料の供給、オートクレーブへの導入、加熱
、反応および導出から成るサイクルに要する全時間は、
120分間である。
以下の表に示す試験結果により、水酸化ナトリウム濃度
によって反応速度が異なることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、砂、水酸化ナトリウムおよび水を反応させることに
    よる、SiO_2:Na_2Oの重量比が1. 95〜1.6:1であるケイ酸ナトリウム溶液の熱水製
    法であって、190〜240℃で、混合物の重量比2:
    1に相当する副化学量論量の砂を反応させることを含ん
    で成る方法。 2、200〜230℃で、その温度の飽和蒸気圧下に、
    水酸化ナトリウム濃度36.5〜47.5重量%で、S
    iO_2:Na_2Oの重量比1.9±0. 05:1として反応を行い、変換率が砂に対して少なく
    とも99.7%となるまで反応を続ける第1項記載の方
    法。 3、SiO_2:Na_2Oの重量比を8:4.45±
    0.3として砂を水酸化ナトリウム水溶液と混合し、要
    すれば更に水を加えることによって、SiO_2:Na
    _2Oのモル比が1.927〜1.68:1、好ましく
    は1.8:1であり、SiO_2:H_2Oの最高モル
    濃度が1:3、およびNa_2O:H_2Oの最高モル
    濃度が1:6である反応混合物を得、これをオートクレ
    ーブ内で215±5℃に35±5分間加熱する第1項ま
    たは第2項記載の方法。 4、得られる溶液を精製するために、沈降ユニット、と
    りわけ傾斜沈降タンクを使用する第1〜3項のいずれか
    に記載の方法。
JP63227336A 1987-09-09 1988-09-09 水ガラスの熱水製法 Pending JPH01103918A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3730146.2 1987-09-09
DE3730146 1987-09-09
DE3825874.9 1988-07-29
DE3825874A DE3825874A1 (de) 1987-09-09 1988-07-29 Verfahren zur hydrothermalen herstellung von natriumsilikat-loesungen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01103918A true JPH01103918A (ja) 1989-04-21

Family

ID=25859550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63227336A Pending JPH01103918A (ja) 1987-09-09 1988-09-09 水ガラスの熱水製法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0306828B1 (ja)
JP (1) JPH01103918A (ja)
KR (1) KR930002231B1 (ja)
BR (1) BR8804623A (ja)
DE (2) DE3825874A1 (ja)
ES (1) ES2053653T3 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
YU221490A (sh) * 1989-12-02 1993-10-20 Henkel Kg. Postupak za hidrotermalnu izradu kristalnog natrijum disilikata
KR102097728B1 (ko) * 2019-07-15 2020-04-06 에이엠나노텍 주식회사 왕겨 또는 왕겨재를 이용한 물유리의 제조방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE649739A (ja) *
DE3002857A1 (de) * 1980-01-26 1981-07-30 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Verfahren zur hydrothermalen herstellung von natriumsilikatloesungen
DE3421158A1 (de) * 1984-06-07 1985-12-12 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Verfahren zur hydrothermalen herstellung klarer natriumsilikatloesungen

Also Published As

Publication number Publication date
DE3878102D1 (de) 1993-03-18
EP0306828A3 (en) 1989-10-18
BR8804623A (pt) 1989-04-18
ES2053653T3 (es) 1994-08-01
DE3825874C2 (ja) 1990-06-28
EP0306828B1 (de) 1993-02-03
EP0306828A2 (de) 1989-03-15
KR930002231B1 (ko) 1993-03-27
KR890004984A (ko) 1989-05-11
DE3825874A1 (de) 1989-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0143978B1 (ko) 규산 칼륨 용액의 열수 제조방법
US5417951A (en) Process for the hydrothermal production of crystalline sodium disilicate
US5215732A (en) Method for producing alkali metal silicates by heating cristobalite or tempered quartz sand with naoh or koh under atmospheric pressure
US5000933A (en) Process for hydrothermal production of sodium silicate solutions
US20090022646A1 (en) Process for hydrothermal production of sodium silicate solutions and precipitated silicas
US4310496A (en) Process for converting silicon dioxide containing waste flue dust to crystalline zeolitic molecular sieves of type A
US4164551A (en) Preparation of zeolite
CA2009038C (en) Improved process for hydrothermal production of potassium silicate solutions
JP3295936B2 (ja) 珪酸カリウム溶液の水熱製造方法
US4045340A (en) Method for recovering and exploiting waste of the chromic anhydride production
CA1145918A (en) Method for the preparation of water glass solutions
JPH01103918A (ja) 水ガラスの熱水製法
AU628933B2 (en) Hydrothermal process for preparing sodium silicate solutions with a high si02:na2o molar ratio
CN109825724B (zh) 一种钨冶炼除硅的方法
JPS6335414A (ja) 四ホウ酸ナトリウム五水塩の製法
CS276432B6 (en) Process for preparing sodium silicate solutions
JPH06144828A (ja) 水ガラスの製造方法
JPH0516372B2 (ja)
JPH08168799A (ja) ボーキサイト溶解残渣の中和方法
JPH06247709A (ja) 微細な結晶質シリカの製造方法
RU2056353C1 (ru) Способ получения жидкого стекла
JPS58213629A (ja) 珪酸ソ−ダの製造方法
JPS61127618A (ja) 高純度非晶質水酸化アルミニウムの製造方法
JPH0353251B2 (ja)
JPS6152082B2 (ja)