JP7874741B2 - LpxC類似体の調製に有用な中間体、及びそれらの調製のためのプロセス - Google Patents
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Description
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、固形物を濾過し、溶媒Aで洗浄することと、
c)固形物を、相間移動触媒、メチル化剤、溶媒B、及び任意選択的に脱水剤の存在下、約40~100℃の温度で約4~48時間の期間、塩基と反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加のメチル化剤及び塩基を充填することと、
e)溶媒濾液を保持しながら、固形物を濾過することと、
f)溶媒濾液を再び保持しながら、固形物を溶媒Bで洗浄し、次いで、合わせた濾液を、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)溶媒を溶媒Aと交換し、冷却及び播種することと、
h)更に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、溶媒Aで洗浄して、最終生成物3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、プロセスである。
a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オンを、イソプロパノール、相間移動触媒、及び任意選択的に脱水剤の存在下、約50~80℃の温度で約1~11時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを調製することと、
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、固形物を濾過し、イソプロパノールで洗浄することと、
c)固形物を、相間移動触媒、硫酸ジメチル、アセトン、及び任意選択的に脱水剤の存在下、約50~80℃の温度で約16~24時間の期間、炭酸カリウムと反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加の硫酸ジメチル及び炭酸カリウムを充填することと、
e)アセトン濾液を保持しながら、固形物を濾過することと、
f)アセトン濾液を再び保持しながら、固形物をアセトンで洗浄し、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)アセトンをイソプロパノールと交換し、約35℃に冷却し、播種することと、
h)更に約25℃に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、rxn-1プロセスである。
a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オンを、イソプロパノール、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、及び任意選択的に脱水剤である硫酸マグネシウムの存在下、約80℃の温度で約3時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを調製することと、
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、固形物を濾過し、イソプロパノールで洗浄し、固形物を濃縮することと、
c)固形物を、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸ジメチル及び硫酸マグネシウム、並びにイソプロパノールの存在下、約60℃の温度で約7時間、炭酸カリウムと反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加の硫酸ジメチル及び炭酸カリウムを充填することと、
e)反応混合物を濾過して、無機塩を除去することと、
f)固形物をアセトンで洗浄し、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)アセトンをイソプロパノールと交換し、混合物を約35℃に冷却し、混合物を播種することと、
h)更に約25℃に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、rxn-1プロセスである。
a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オンを、イソプロパノール、塩化メチトリオクチルアンモニウム、及び硫酸マグネシウムの存在下、約80℃の温度で約3時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、中間体3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを調製することと、
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、イソプロパノールに溶解することによって固形物を単離し、固形物を濾過し、イソプロパノールで洗浄することと、
c)固形物を、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸ジメチル、及び硫酸マグネシウムの存在下、アセトン中で約60℃の温度で約7時間、炭酸カリウムと反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加の硫酸ジメチル及び炭酸カリウムを充填することと、
e)アセトン濾液を保持しながら、固形物を濾過することと、
f)アセトン濾液を再び保持しながら、固形物をアセトンで洗浄し、次いで、合わせた濾液を、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)アセトンをイソプロパノールと交換し、混合物を約35℃に冷却し、播種することと、
h)更に約25℃に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、rxn-1プロセスである。
b)約12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、反応混合物を濾過し、濾液を保持し、濾液を保持しながら、固形物を溶媒Bで洗浄することと、
c)合わせた濾液と、メチル化剤、塩基、及び任意選択的に脱水剤とを、反応物を約50~80℃に約15~20時間ゆっくりと加熱しながら、反応させることと、
d)より多くの塩基及びメチル化剤を混合物に添加し、更に約3~6時間加熱することと、
e)混合物を周囲温度に冷却し、濾過して、濾液を保持しながら、固形物を除去することと、
f)再び濾液を保持しながら、固形物を溶媒Bで洗浄し、合わせた濾液を約60~70℃に加熱し、次いで、約1.5体積を保持しながら、溶媒を留去することと、
g)約30~40℃に冷却しながら溶媒Bを溶媒Aと交換し、播種し、次いで更に約20~25℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、伸縮プロセス(rxn-t)である。
a)3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オンを、相間移動触媒、脱水剤、及びアセトンの存在下、ジャケット式反応器中で約7~11時間、50~80℃でメタンスルフィン酸ナトリウムと反応させることと、
b)約12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、反応混合物を濾過し、濾液を保持し、固形物をアセトンで洗浄し、濾液を再び保持することと、
c)濾液と、硫酸ジメチル、塩基、及び脱水剤とを、反応物を約50~80℃に約15~20時間ゆっくりと加熱しながら、反応させることと、
d)より多くの塩基及びメチル化剤を混合物に添加し、更に約3~6時間加熱することと、
e)混合物を周囲温度に冷却し、濾過して、濾液を保持しながら固形物を除去することと、
f)固形物をアセトンで洗浄し、再び濾液を保持し、合わせた濾液を約60~70℃に加熱し、次いで、再び約1.5体積を保持しながら、アセトンを留去することと、
g)約30~40℃に冷却しながら、アセトンをイソプロパノールと交換し、播種し、次いで更に約20~25℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、rxn-tプロセスである。
a)3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オンを、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸マグネシウム、及びアセトンの存在下、ジャケット式反応器中で約9時間メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、約56℃で還流させることと、
b)約12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、濾液を保持しながら反応混合物を濾過し、固形物をアセトンで洗浄し、濾液を再び保持することと、
c)合わせた濾液と、ジメチル硫酸、無水炭酸カリウム、及び無水硫酸マグネシウムとを、反応物をゆっくりと加熱しながら、反応させて、約56℃で約15時間還流させることと、
d)より多くの炭酸カリウム及び硫酸ジメチルを混合物に添加し、更に約4時間加熱することと、
e)混合物を周囲温度に冷却し、濾過して、濾液を保持しながら固形物を除去することと、
f)固形物をアセトンで洗浄し、再び濾液を保持し、合わせた濾液を約65℃に加熱し、次いで、再び約1.5体積を保持しながら、アセトンを留去することと、
g)約35℃に冷却しながら、アセトンをイソプロパノールと交換し、播種し、次いで更に約20℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、rxn-tプロセスである。
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSOに溶解し、次いで約18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)(rc1)及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、約85℃に約2時間加熱することと、
c)反応物を約85℃で約17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、約60℃で約1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって約20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、約50℃で一晩乾燥させて、(rc2)のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で約2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、約0~5℃に冷却することと、
h)スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、(rc2)を得ることと、を含む、プロセスである。
a)PEG、2-メチル-2-ブタノール、及び4-クロロ-2-ヒドロキシピリジンを窒素下で反応器に充填することと、
b)反応器温度を約18~25℃に調整し、撹拌しながらカリウムtert-ブトキシドを添加することと、
c)反応混合物を、約40~50℃で約30~60分間熟成させることと、
d)(rc1)を反応器に添加し、約15~30分間にわたって約100℃に加熱することと、
e)温度を約95~100℃で約12~24時間維持することと、
f)反応物を約50~60℃に冷却し、水で希釈し、HClでpHを約1~2に調整することと、
g)反応物を約1~3時間にわたって約0~5℃に冷却し、約1~2時間熟成させ、得られた固形物を濾過することと、
h)固形物を水で洗浄し、乾燥させて、(rc2)を得ることと、を含む、プロセスである。
a)PEG400、2-メチル-2-ブタノール、及び4-クロロ-2-ヒドロキシピリジンを窒素下で反応器に充填することと、
b)反応器温度を約20℃に調整し、撹拌しながらカリウムtert-ブトキシドを少しずつ添加することと、
c)反応混合物を、約40~45℃で約30~45分間熟成させることと、
d)(rc1)を反応器に添加し、約20分間にわたって約100℃に加熱することと、
e)温度を約95~100℃で約16~20時間維持することと、
f)反応物を約50~60℃に冷却し、水で希釈し、HClでpHを約1~2に調整することと、
g)反応物を約2時間にわたって0℃に冷却し、約1時間熟成させ、得られた固形物を濾過することと、
h)固形物を脱イオン水で洗浄し、約70℃で乾燥させて、(rc2)を得ることと、を含む、プロセスである。
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSO又はスルホランに溶解し、次いで約18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(R1)及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、約85℃に2時間加熱することと、
c)反応物を約85℃で約17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、約60℃で約1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって約20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、約50℃で一晩乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で約2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、約0~5℃に冷却することと、
h)スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸を得ることと、を含む、プロセスである。
態様1
3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンである、式(rc1)化合物
態様2
(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンである、式(R1)化合物
態様3
態様1に記載の式(rc1)化合物
及びその立体異性体を、以下のrxn-1手順に従って調製するためのプロセスであって、
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、固形物を濾過し、溶媒Aで洗浄することと、
c)前記固形物を、相間移動触媒、メチル化剤、溶媒B、及び任意選択的に脱水剤の存在下、約40~100℃の温度で約4~48時間の期間、塩基と反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加のメチル化剤及び塩基を充填することと、
e)溶媒濾液を保持しながら、前記固形物を濾過することと、
f)前記溶媒濾液を再び保持しながら、前記固形物を溶媒Bで洗浄し、次いで、合わせた前記濾液を、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)前記溶媒を溶媒Aと交換し、冷却及び播種することと、
h)更に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、溶媒Aで洗浄して、最終生成物3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、プロセス。
態様4
硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、及び硫酸マグネシウムからなる群から選択される脱水剤を更に含む、態様3に記載のプロセス。
態様5
溶媒Aが、メタノール、エタノール、又はイソプロパノールであり、溶媒Bが、アセトン又はn-ブタノールであり、前記塩基が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、及びリン酸三カリウムからなる群から選択され、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、PEG400、又はPEG300から選択され、前記メチル化剤が、ヨードメタン、ブロモメタン、クロロメタン、トシル酸メチル、硫酸ジメチル、炭酸ジメチル、及びジアゾメタンからなる群から選択される、態様3又は4に記載のプロセス。
態様6
溶媒Aが、イソプロパノールであり、溶媒Bが、アセトンであり、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム又はPEG400であり、前記メチル化剤が、硫酸ジメチルであり、前記塩基が、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムである、態様5に記載のプロセス。
態様7
a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オンを、イソプロパノール、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、及び硫酸マグネシウムの存在下、約80℃の温度で約3時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、中間体3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを調製することと、
b)混合物を周囲温度で一晩冷却し、イソプロパノールに溶解することによって固形物を単離し、前記固形物を濾過し、イソプロパノールで洗浄することと、
c)前記固形物を、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸ジメチル、及び硫酸マグネシウムの存在下、アセトン中で約60℃の温度で約7時間、炭酸カリウムと反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、前記反応器に追加の硫酸ジメチル及び炭酸カリウムを充填することと、
e)アセトン濾液を保持しながら、前記固形物を濾過することと、
f)前記アセトン濾液を再び保持しながら、前記固形物をアセトンで洗浄し、次いで、合わせた前記濾液を、約1.5体積を除く全てを留去しながら、約65℃に加熱することと、
g)前記アセトンをイソプロパノールと交換し、混合物を約35℃に冷却し、播種することと、
h)更に約25℃に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、態様6に記載のプロセス。
態様8
態様1に記載の式(rc1)化合物
及びその立体異性体を、以下のrxn-t手順に従って調製するためのプロセスであって、
b)約12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、反応混合物を濾過し、濾液を保持し、前記濾液を保持しながら、固形物を溶媒Bで洗浄することと、
c)合わせた前記濾液と、メチル化剤、塩基、及び任意選択的に脱水剤とを、反応物を約50~80℃に約15~20時間ゆっくりと加熱しながら、反応させることと、
d)より多くの塩基及びメチル化剤を混合物に添加し、更に約3~6時間加熱することと、
e)混合物を周囲温度に冷却し、濾過して、濾液を保持しながら、固形物を除去することと、
f)再び前記濾液を保持しながら、前記固形物を溶媒Bで洗浄し、合わせた前記濾液を約60~70℃に加熱し、次いで、約1.5体積を除く全てを留去することと、
g)約30~40℃に冷却しながら溶媒Bを溶媒Aと交換し、播種し、次いで更に約20~25℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、プロセス。
態様9
硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、及び硫酸マグネシウムからなる群から選択される脱水剤を更に含む、態様8に記載のプロセス。
態様10
溶媒Bが、アセトンであり、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム又はPEG400であり、前記メチル化剤が、ヨードメタン、ブロモメタン、クロロメタン、トシル酸メチル、及び硫酸ジメチルからなる群から選択され、前記塩基が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、及びリン酸三カリウムからなる群から選択される、態様8又は9に記載のプロセス。
態様11
a)3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オンを、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸マグネシウム、及びアセトンの存在下、ジャケット式反応器中で約9時間メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、約56℃で還流させることと、
b)約12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、濾液を保持しながら反応混合物を濾過し、固形物をアセトンで洗浄し、前記濾液を再び保持することと、
c)合わせた前記濾液と、ジメチル硫酸、無水炭酸カリウム、及び無水硫酸マグネシウムとを、反応物をゆっくりと加熱しながら、反応させて、約56℃で約15時間還流させることと、
d)より多くの炭酸カリウム及び硫酸ジメチルを混合物に添加し、更に約4時間加熱することと、
e)混合物を周囲温度に冷却し、濾過して、濾液を保持しながら固形物を除去することと、
f)前記濾液を再び保持しながら、前記固形物をアセトンで洗浄し、合わせた前記濾液を約65℃に加熱し、次いで、約1.5体積を除く前記アセトンの全てを留去することと、
g)約35℃に冷却しながら、前記アセトンをイソプロパノールと交換し、播種し、次いで更に約20℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、態様7に記載のプロセス。
態様12
3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)から4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を調製するためのプロセスであって、
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSOに溶解し、次いで約18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、約85℃に2時間加熱することと、
c)反応物を約85℃で約17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、約60℃で約1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって約20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、約50℃で一晩乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた前記固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で約2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、約0~5℃に冷却することと、
h)前記スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸を得ることと、を含む、プロセス。
態様13
3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)から4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を調製するためのプロセスであって、
a)PEG400、2-メチル-2-ブタノール、及び4-クロロ-2-ヒドロキシピリジンを窒素下で反応器に充填することと、
b)反応器温度を約18~25℃に調整し、撹拌しながらカリウムtert-ブトキシドを添加することと、
c)反応混合物を、約40~50℃で約30~60分間熟成させることと、
d)3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を前記反応器に添加し、約15~30分間にわたって約100℃に加熱することと、
e)前記温度を約95~100℃で約12~24時間維持することと
f)反応物を約50~60℃に冷却し、水で希釈し、HClでpHを約1~2に調整することと、
g)前記反応物を約1~3時間にわたって約0~5℃に冷却し、約1~2時間熟成させ、得られた固形物を濾過することと、
h)前記固形物を水で洗浄し、乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を得ることと、を含む、プロセス。
態様14
(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(R1)から(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸(R2)を調製するためのプロセスであって、
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSOに溶解し、次いで約18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、約85℃に2時間加熱することと、
c)反応物を約85℃で約17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、約60℃で約1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって約20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、約50℃で一晩乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた前記固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で約2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、約0~5℃に冷却することと、
h)前記スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸を得ることと、を含む、プロセス。
態様15
4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸又は(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸である、化合物。
「約」は、測定可能な数値変数に関連して使用される場合、変数の示された値、及び示された値の実験誤差内(例えば、平均値の95%信頼区間以内)又は示された値の10パーセント以内にある変数の全ての値のいずれか大きい方を指す。この用語は、記述子として容易に削除することができる。
(a)=3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オン、
(b)=3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン、
(rc1)=3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(ラセミ)、
(rc2)=4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(ラセミ)、
(R1)=(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン、
(R2)=(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸、及び
(S1)=(S)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン。
式(1)化合物は、その天然型(塩基)で使用され得るか、又は塩として使用され得る。式(1)化合物は、塩基性官能基を有し、酸と付加塩を形成することができる。そのような塩は、獣医学的使用のために許容される範囲で、本発明の範囲内に含まれる。好適な酸添加塩は、無毒の塩を形成する酸から形成される。例としては、アセテート、アジペート、アスパルテート、ベンゾエート、ベシレート、バイカーボネート/カーボネート、バイスルフェート/スルフェート、ボレート、カンシレート、シトレート、シクラメート、エジシレート、エシレート、ホルメート、フマレート、グルセプテート、グルコネート、グルクロネート、ヘキサフルオロホスフェート、ヒベンゼート、ヒドロクロライド/クロライド、ヒドロブロミド/ブロミド、ヒドロヨード/ヨード、イセチオネート、ラクテート、マレート、マレエート、マロネート、メシレート、メチルスルフェート、ナフチレート、2-ナプシレート、イコチネート(icotinate)、ニトレート、オロテート、オキサレート、パルミテート、パモエート、ホスフェート/ハイドロゲンホスフェート/ジハイドロゲンホスフェート、ピログルタメート、サッカレート、ステアレート、スクシネート、タンネート、タルトレート、トシレート、トリフルオロアセテート、及びキシノホエート塩が挙げられる。
式(1)化合物を含む薬学的組成物は、当該技術分野において周知のプロセスによって、例えば、従来の混合、溶解、造粒、微粒子化(levigating)、乳化、カプセル化、封入(entrapping)、凍結乾燥プロセス、又は噴霧乾燥により製造することができる。
式(1)化合物は、感染性障害、特に、動物における感受性及び多剤耐性のグラム陰性細菌によって引き起こされる感染性障害の治療又は予防のために使用され得る。そのようなグラム陰性細菌の非限定的な例としては、Acinetobacter baumannii、Acinetobacter spp.、Achromobacter spp.、Aeromonas spp.、Actinobacillus pleuropneumoniae、Bacteroides fragilis、Bordetella spp.、Borrelia spp.、Brucella spp.、Campylobacter spp.、Citrobacter diversus(koseri)、Citrobacter freundii、Enterobacter aerogenes、Enterobacter cloacae、Escherichia coli、Francisella tularensis、Fusobacterium spp.、Haemophilus parasuis、Helicobacter pylori、Klebsiella oxytoca、Klebsiella pneumoniae、Lawsonia intracellularis、Legionella pneumophila、Moraxella catarrhalis(β-ラクタマーゼ陽性及び陰性)、Morganella morganii、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Proteus vulgaris、Porphyromonas spp.、Prevotella spp.、Mannheimia haemolyticus、Pasteurella spp.、Proteus mirabilis、Providencia spp.、Pseudomonas aeruginosa、Pseudomonas spp.、Salmonella spp.、(S.enterica)Shigella spp.、Serratia marcescens、Treponema spp.、Burkholderia cepacia、Vibrio spp.、Yersinia spp.、及びStenotrophomonas mulophiliaが挙げられる。
1)(R2)までのステップ数は、キラル分離経路では4、従来の分離経路では6であるのに対し、7ステップである、
2)新規ラクトン中間体(rc1)により、不安定な中間体4-ブロモ-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタノエートが排除される、
3)収率が13%から31%(最大50%)へと2倍を超えて増加する、
4)高価な(Cs2CO3)及び危険な(NaH)試薬を排除することによって、拡張可能性が向上する、及び
5)伸縮(非単離)反応ステップ(複数可)の可能性、である。
ポリエチレングリコール(PEG)、四級アンモニウム塩、クラウンエーテル、及びホスホニウム化合物を含む。相間移動触媒のいくつかの非排他的な例としては、例えば、PEG400、PEG300、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化メチルトリカプリルアンモニウム、塩化メチルトリブチルアンモニウム、チオシアン酸テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、塩化メチルトリオクチルアンモニウム(Aliquat(登録商標)336)、臭化テトラブチルアンモニウム、臭化メチルトリオクチルアンモニウムなどが挙げられる。好ましい相間移動触媒は、PEG400及びAliquat(登録商標)336である。Aliquat(登録商標)336は、C8及びC10アルキル基[(C(8及び10)3NMe]を有するメチルトリアルキル-アンモニウム塩である。Aliquat商標は、Henkel Corporation,USAの登録商標である。
A)逆相HPLC条件:Agilent 1100 HPLC、1mL/min、40℃カラム温度、230nm UV検出、移動相:溶媒x(0.1%TFA水溶液)、及び溶媒y(Acn/MeOH(1:1v/v))。方法:勾配:溶媒x 50分間で5%~50%、次いで5分間で50%~100%。カラム:Supelco Ascentis Express C18 150×4.6 2.7μm、注入量5μL。試料は、反応混合物/母液10μLを、クエン酸を含有する水/アセトニトリル1mL、又は固形物試料については溶媒y中0.5mg/mLで希釈することによって調製した。保持時間:クロロピリドン(4.5分)、O-アルキル化ピリジン(12.7分)、N-アルキル化ピリジン(R2;7.7分)、化合物2.1(13.6分)、化合物2.3(18.4分)、及び式(1)化合物(11.8分)。
B)逆相キラルHPLC条件:Agilent 1100 HPLC、0.7mL/min、15℃カラム温度、218及び230nm UV検出、移動相:溶媒x(0.1%TFA水溶液)及び溶媒z(Acn)。方法:アイソクラティック:溶媒z 20%を25分間、及びカラム:Regis(S,S)-Whelk-01 Kromasil(登録商標)250x4.6mm 5μm Cat#780101、1:1Acn/水中の0.1mg/mLの濃度での(rc1)試料の注入量20μL。4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)の保持時間:R-鏡像異性体(R2、8.98分)、及びS-鏡像異性体については9.58分。
カリウム4-クロロ-2-オキソ-2H-ピリジン-1-イド
オーバーヘッド撹拌、加熱マントル、及び温度調節器を装備した4口丸底フラスコ(500mL)に、3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オン((a)、100.0g、0.576mol、1.00eq)を窒素下で充填した。メタンスルフィン酸ナトリウム(90.0g、85%効力、0.750mol、1.30eq)、Aliquat(登録商標)336(1.5g、3.7mmol、0.0064eq)、硫酸マグネシウム(6.0g)、及びイソプロパノール(250mL)。得られた混合物を80℃に加熱した。3時間後、1H-NMRにより、反応が完了したことが示された。反応混合物を、氷浴冷却を使用して、室温に冷却した。得られた固形物を濾過によって単離し、イソプロパノール(100mL)で洗浄し、真空中で乾燥させて、中間体(b)及び無機塩の混合物176gを得た。代替的に、所望の生成物(b)は、アセトン中に溶解し、NaBrを濾過し、アセトン濾液を溶媒蒸発させることによって、きれいに分離することができる。上からの乾燥させた固形物を次のステップで使用して、(rc1)を調製した。
上記固形物混合物からの中間体(b)(94g、0.576mol、1.00eq)を、アセトン(2×100mL)で45℃で抽出した(完全抽出を重量分析(総重量損失94g)及びHPLC(第二抽出後にケーキ中に生成物が検出されなかった)によって検証した)。次いで、アセトン抽出物に、窒素下で、炭酸カリウム(325メッシュ100g、0.724mol、1.26eq)、Aliquat(登録商標)336(1.5g、3.7mmol、0.0064eq)、硫酸ジメチル(68mL、0.719mmol、1.25eq)、及び硫酸マグネシウム(6.0g)を充填した。反応混合物を60℃に7時間加熱し、1H NMR分析により、(b)が3%残っていることが示された。追加の7gの硫酸ジメチル、10gの炭酸カリウムを反応器に充填し、更に4時間加熱を維持した。反応混合物を濾過して、無機塩を除去した。固形物をアセトン(100mL)で洗浄した。濾液を65℃に加熱し、200mL又は約1.5体積の液体が残るまで反応釜からアセトンを蒸留した。この時点で、イソプロパノール(200mL)への溶媒交換を、ある一定の反応器体積で行った。イソプロパノール溶液を35℃に冷却し、播種した。更に25℃に冷却し、結晶化を誘発した。結晶を濾過し、100mLのイソプロパノールで洗浄した。93gの(rc1)をオフホワイトの結晶性固形物(91%)として単離した。mp 74℃、1H NMR(600MHz,クロロホルム-d)δppm 4.49-4.56(m,1H)、4.35-4.44(m,1H)、3.16-3.22(m,1H)、3.08(s,3H)、2.31(dt,J=14.63,8.83Hz,1H)、1.74(s,3H)。
上記カリウム塩5.0gに水(15mL)中に溶解し、メチルアルコール(10mL)及びMe-THF(4mL)で処理した。次いで、1.8mLの濃HClを充填した。スラリーのpHは、約1であった。スラリーを室温で2時間撹拌した後、0~5℃に冷却し、その温度で1時間撹拌した。スラリーを濾過し、水:メタノール(8:2)で洗浄し、次いで、窒素を流しながら真空内で乾燥させて、4.04gの(rc2)(90.8%)を得た。1H NMR(600MHz,DMSO-d6)δ ppm 1.55(s,3H)2.14(ddd,J=13.39,10.18,4.86Hz,1H)2.42(ddd,J=13.34,10.22,5.96Hz,1H)3.14(s,3H)3.92(ddd,J=12.84,10.18,5.96Hz,1H)4.03(ddd,J=12.88,10.22,4.95Hz,1H)6.37(dd,J=7.34,2.38Hz,1H)6.52(d,J=2.38Hz,1H)7.76(d,J=7.15Hz,1H)13.85(br s,1H)。13C NMR(151MHz,DMSO-d6)δppm 14.70,31.65,36.91,44.20,69.36,106.82,117.74,139.97,145.66,160.33及び169.18。
メタノール(5mL/g)中の(rc2)(1.0eq)のスラリーに、55℃~65℃の温度を維持しながら、メタノール(1vol)中の(S)-(+)-α-メチルベンジルアミン(1.05eq)の溶液をゆっくり(30~60分)添加した。反応物を65℃で30分間加熱し、続いて60℃にゆっくり冷却した。混合物を播種し、5時間の期間にわたって0℃に冷却し、2時間熟成させた。スラリーを濾過し、IPA(2×1vol)で洗浄し、真空下で55℃で一晩乾燥させて、所望のジアステレオマー塩(18.95kg、収率44%、純度98.93%)を得た。
4-クロロ-2-ヒドロキシピリジン(1.14g、8.80mmol)及び(R1)である3-メチル-3-メチルスルホニル-テトラヒドロフラン-2-オン(1.65g、9.26mmol)から出発する(rc2)~(R2)について上述の一般的な手順を使用して、(R2)の試料を調製した。1.63gの(R2)を単離した(60%)。HPLC純度96.4%(アキラル);キラルHPLC Rf 8.98分、純度99.9%。
230nmでのUV検出能を有する、30×250mmの5μ Daicel Chiralpak(登録商標)AD-Hカラムを装備した分取Sepiatec SFC 250機器に通した。カラムを移動相A(CO2)及び移動相B(MeOH)、イソクラティック25%B、90/mL/分、140バールの背圧で溶出した。(R)鏡像異性体は、2.4分で第1の溶出ピークであり、第2の溶出ピーク(S)は、2.8分で溶出した。溶離液を回転蒸発器を使用して蒸発させ、残留物をアセトニトリル/水の混合物から凍結乾燥させた。第1のピーク(2.15g、43%)は、99%超のHPLCキラル純度を有し、第2のピーク(2.32g、46%)は、96.0%のHPLCキラル純度を有した。ピーク割り当ては、各ピークの保持時間とそのそれぞれの参照標準品の保持時間とを比較することによって実行した。参照標準品:
・(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン旋光
-0.198[α]20 589=-9.960°(2、0.5、MeOH)及び融点94℃
・(S)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン旋光+0.184[α]20 589=+9.250°(2、0.5、MeOH)及び92℃の融点
(R)-4-(4-(4-(2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)フェニル)-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-N-ヒドロキシ-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタンアミドのいくつかの多形形態を、いくつかのプロトン及び非プロトン溶媒中のAPIスラリーとして調製した(形態1、2及び3)。アセトニトリル、メチルエチルケトン、及びテトラヒドロフランを除いて、酢酸エチル、酢酸ブチル、又は酢酸プロピルなどの非プロトン性溶媒の使用により、形態1が得られる。水を除いて、ブチルアルコール、プロピルアルコール及びエチルアルコールなどのプロトン性溶媒の使用により、形態2の形成が促進される。また、不安定な形態3も示された。アルコール中の水の存在により、溶液からの形態2の単離速度が増加した。初期の実験では主に形態1を生成した溶媒として純水を使用したが、スケールアップ実験では、純水から単離され、XRDによって迅速に分析された固形物が主に形態2であることがわかった。3つの形態は、構造的に関連し、溶媒和及び/又は水和された。このAPIが溶媒和物を形成する傾向は、本明細書に記載されていない他の結晶性溶媒和物が、APIを溶液中に溶解し、次いで、反溶媒添加、冷却、又は溶媒蒸発などの手段によって結晶化するときに形成され得ることを示す。
Claims (14)
- 3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンである、式(rc1)化合物
及びその立体異性体。 - (R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オンである、式(R1)化合物
である、請求項1に記載の化合物。 - 請求項1に記載の式(rc1)化合物
及びその立体異性体を、以下のrxn-1手順に従って調製するためのプロセスであって、
a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オン(a)を、溶媒A、相間移動触媒、及び任意選択的に脱水剤の存在下、40~100℃の温度で1~24時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、中間体3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(b)を調製することと、
b)混合物を一晩放冷し、固形物を濾過し、溶媒Aで洗浄することと、
c)前記固形物を、相間移動触媒、メチル化剤、溶媒B、及び任意選択的に脱水剤の存在下、40~100℃の温度で4~48時間の期間、塩基と反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、反応器に追加のメチル化剤及び塩基を充填することと、
e)溶媒濾液を保持しながら、前記固形物を濾過することと、
f)前記溶媒濾液を再び保持しながら、前記固形物を溶媒Bで洗浄し、次いで、合わせた前記濾液を、1.5体積を除く全てを留去しながら、65℃に加熱することと、
g)前記溶媒を溶媒Aと交換し、冷却及び播種することと、
h)更に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、溶媒Aで洗浄して、最終生成物3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、プロセス。 - 硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、及び硫酸マグネシウムからなる群から選択される脱水剤を更に含む、請求項3に記載のプロセス。
- 溶媒Aが、メタノール、エタノール、又はイソプロパノールであり、溶媒Bが、アセトン又はn-ブタノールであり、前記塩基が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、及びリン酸三カリウムからなる群から選択され、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、PEG400、又はPEG300から選択され、前記メチル化剤が、ヨードメタン、ブロモメタン、クロロメタン、トシル酸メチル、硫酸ジメチル、炭酸ジメチル、及びジアゾメタンからなる群から選択される、請求項3又は4に記載のプロセス。
- 溶媒Aが、イソプロパノールであり、溶媒Bが、アセトンであり、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム又はPEG400であり、前記メチル化剤が、硫酸ジメチルであり、前記塩基が、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムである、請求項5に記載のプロセス。
- a)3-ブロモテトラヒドロフラン-2(3H)-オンを、イソプロパノール、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、及び硫酸マグネシウムの存在下、80℃の温度で3時間、メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、中間体3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを調製することと、
b)混合物を一晩放冷し、イソプロパノールに溶解することによって固形物を単離し、前記固形物を濾過し、イソプロパノールで洗浄することと、
c)前記固形物を、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸ジメチル、及び硫酸マグネシウムの存在下、アセトン中で60℃の温度で7時間、炭酸カリウムと反応させることと、
d)更に4時間加熱しながら、前記反応器に追加の硫酸ジメチル及び炭酸カリウムを充填することと、
e)アセトン濾液を保持しながら、前記固形物を濾過することと、
f)前記アセトン濾液を再び保持しながら、前記固形物をアセトンで洗浄し、次いで、合わせた前記濾液を、1.5体積を除く全てを留去しながら、65℃に加熱することと、
g)前記アセトンをイソプロパノールと交換し、混合物を35℃に冷却し、播種することと、
h)更に25℃に冷却して結晶化を誘発し、結晶を濾過し、イソプロパノールで洗浄して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、請求項6に記載のプロセス。 - 請求項1に記載の式(rc1)化合物
及びその立体異性体を、以下のrxn-t手順に従って調製するためのプロセスであって、
a)3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オン(a)を、相間移動触媒、溶媒B、及び任意選択的に脱水剤の存在下、ジャケット式反応器中で7~11時間、50~80℃でメタンスルフィン酸ナトリウムと反応させることと、
b)12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、反応混合物を濾過し、濾液を保持し、前記濾液を保持しながら、固形物を溶媒Bで洗浄することと、
c)合わせた前記濾液と、メチル化剤、塩基、及び任意選択的に脱水剤とを、反応物を50~80℃に15~20時間ゆっくりと加熱しながら、反応させることと、
d)より多くの塩基及びメチル化剤を混合物に添加し、更に3~6時間加熱することと、
e)混合物を放冷し、濾過して、濾液を保持しながら、固形物を除去することと、
f)再び前記濾液を保持しながら、前記固形物を溶媒Bで洗浄し、合わせた前記濾液を60~70℃に加熱し、次いで、1.5体積を除く全てを留去することと、
g)30~40℃に冷却しながら溶媒Bを溶媒Aと交換し、播種し、次いで更に20~25℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を得ることと、を含む、プロセス。 - 硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、及び硫酸マグネシウムからなる群から選択される脱水剤を更に含む、請求項8に記載のプロセス。
- 溶媒Bが、アセトンであり、前記相間移動触媒が、塩化メチルトリオクチルアンモニウム又はPEG400であり、前記メチル化剤が、ヨードメタン、ブロモメタン、クロロメタン、トシル酸メチル、及び硫酸ジメチルからなる群から選択され、前記塩基が、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、及びリン酸三カリウムからなる群から選択される、請求項8又は9に記載のプロセス。
- a)3-ブロモジヒドロフラン-2(3H)-オンを、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、硫酸マグネシウム、及びアセトンの存在下、ジャケット式反応器中で9時間メタンスルフィン酸ナトリウムと反応させて、56℃で還流させることと、
b)12時間一晩撹拌しながら混合物を室温に冷却し、濾液を保持しながら反応混合物を濾過し、固形物をアセトンで洗浄し、前記濾液を再び保持することと、
c)合わせた前記濾液と、ジメチル硫酸、無水炭酸カリウム、及び無水硫酸マグネシウムとを、反応物をゆっくりと加熱しながら、反応させて、56℃で15時間還流させることと、
d)より多くの炭酸カリウム及び硫酸ジメチルを混合物に添加し、更に4時間加熱することと、
e)混合物を放冷し、濾過して、濾液を保持しながら固形物を除去することと、
f)前記濾液を再び保持しながら、前記固形物をアセトンで洗浄し、合わせた前記濾液を65℃に加熱し、次いで、1.5体積を除く前記アセトンの全てを留去することと、
g)35℃に冷却しながら、前記アセトンをイソプロパノールと交換し、播種し、次いで更に20℃に冷却して、3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを得ることと、を含む、請求項7に記載のプロセス。 - 3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)から4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を調製するためのプロセスであって、
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSOに溶解し、次いで18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、85℃に2時間加熱することと、
c)反応物を85℃で17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、60℃で1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、50℃で一晩乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた前記固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、0~5℃に冷却することと、
h)前記スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸を得ることと、を含む、プロセス。 - 3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)から4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を調製するためのプロセスであって、
a)PEG400、2-メチル-2-ブタノール、及び4-クロロ-2-ヒドロキシピリジンを窒素下で反応器に充填することと、
b)反応器温度を18~25℃に調整し、撹拌しながらカリウムtert-ブトキシドを添加することと、
c)反応混合物を、40~50℃で30~60分間熟成させることと、
d)3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(rc1)を前記反応器に添加し、15~30分間にわたって100℃に加熱することと、
e)前記温度を95~100℃で12~24時間維持することと
f)反応物を50~60℃に冷却し、水で希釈し、HClでpHを1~2に調整することと、
g)前記反応物を1~3時間にわたって0~5℃に冷却し、1~2時間熟成させ、得られた固形物を濾過することと、
h)前記固形物を水で洗浄し、乾燥させて、4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)ブタン酸(rc2)を得ることと、を含む、プロセス。 - (R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)-ジヒドロフラン-2(3H)-オン(R1)から(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸(R2)を調製するためのプロセスであって、
a)カリウムtert-ブトキシドを無水DMSOに溶解し、次いで18~27℃の温度を維持しながら4-クロロピリジン-2(1H)-オンを添加することと、
b)(R)-3-メチル-3-(メチルスルホニル)ジヒドロフラン-2(3H)-オン及び臭化ベンジルトリエチルアンモニウムの混合物に添加し、85℃に2時間加熱することと、
c)反応物を85℃で17~20時間熟成させることと、
d)酢酸イソプロピルを添加し、60℃で1時間撹拌することと、
e)1時間にわたって20℃に冷却し、1時間熟成させ、固形物を濾過し、酢酸イソプロピルで洗浄し、50℃で一晩乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸のカリウム塩を生成することと、
f)乾燥させた前記固形物を水に溶解し、メタノール及びメチルテトラヒドロフランで処理し、濃HClを充填することと、
g)スラリーを室温で2時間撹拌し、更に1時間撹拌しながら、0~5℃に冷却することと、
h)前記スラリーを濾過し、水:MeOH(8:2)で洗浄し、次いで窒素下で真空中で乾燥させて、(R)-4-(4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)-2-メチル-2-(メチルスルホニル)-ブタン酸を得ることと、を含む、プロセス。
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