JP7843466B2 - 認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラム - Google Patents

認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラム

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Description

本開示は、認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラムに関する。
近年、空港などで、本人認証の際に顔認証等を始めとする生体認証技術が用いられている。このような認証対象となる生体(例えば、顔、手、指等)を撮影した画像を取得する例として、従来、特許文献1が開示されている。特許文献1において、データ登録装置は、生体形状を示す生体ガイド図形を表示部に表示して被写体を撮影し、撮影された第2出力データのうち生体ガイド図形内の領域である生体領域に基づいて、生体の撮影環境が適正であるか否かを判定し、撮影環境が適正であると判定した場合、撮影された第2出力データを登録する。
特開2021-131737号公報
本人認証において、認証に用いられる生体の大きさは、人物(例えば、大人と子供等)によって異なる。よって、同じ大きさの生体ガイド図形が表示される場合、被写体は、カメラに近づいたり離れたりすることで、表示部に表示された生体ガイド図形の大きさに合わせるよう動くことを求められる。特に、被写体が小さい幼児である場合、被写体は、カメラに極めて近づかないと生体の大きさが生体ガイド図形に対応する大きさにならない場合がある。
しかし、表示された生体ガイド図形大きさに合わせるために被写体がカメラに近づきすぎたり、遠ざかりすぎたりした場合、生体の位置は、カメラの被写界深度から外れることがある。これにより、データ登録装置は、生体認証の失敗、生体の再撮影等の発生により、被写体の負担が増えたり、生体認証に適した画像データの取得が困難になったりするという課題がある。
本開示は、上述した従来の状況に鑑みて案出され、認証に用いられる対象人物の撮像画像の取得において、認証により適した撮像画像を撮像可能な位置に対象人物を誘導する認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラムを提供することを目的とする。
本開示は、認証対象である対象人物を撮像する第1の撮像部と、前記対象人物の身分証明書を撮像する第2の撮像部と、前記第1の撮像部により撮像された第1の撮像画像に、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成する生成部と、前記第2の撮像部により撮像された第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得する取得部と、前記ガイド画像を表示する表示部と、を備え、前記生成部は、前記取得部が取得した前記対象人物の属性情報に基づくサイズの撮像ガイドを生成して、前記第1の撮像画像に重畳する、認証画像取得装置を提供する。
また、本開示は、認証対象である対象人物を撮像する第1の撮像部と、前記対象人物と背景とを撮像する第2の撮像部と、前記第1の撮像部により撮像された第1の撮像画像に、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成する生成部と、前記第2の撮像部により撮像された第2の撮像画像の前記背景から認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出し、検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得する取得部と、前記ガイド画像を表示する表示部と、を備え、前記生成部は、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズの撮像ガイドを生成して、前記第1の撮像画像に重畳する、認証画像取得装置を提供する。
また、本開示は、認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得する認証画像取得装置が行う認証画像取得方法であって、前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物の身分証明書を撮像した第2の撮像画像とを取得し、前記第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得し、前記第1の撮像画像に、前記対象人物の属性情報に基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成し、前記ガイド画像を表示する、認証画像取得方法を提供する。
また、本開示は、認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得する認証画像取得装置が行う認証画像取得方法であって、前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物と背景とを撮像した第2の撮像画像とを取得し、前記第2の撮像画像の前記背景から前記認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出し、検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得し、前記第1の撮像画像に、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成し、前記ガイド画像を表示する、認証画像取得方法を提供する。
また、本開示は、認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得可能なコンピュータである認証画像取得装置に、前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物の身分証明書を撮像した第2の撮像画像とを取得するステップと、前記第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得するステップと、前記第1の撮像画像に、前記対象人物の属性情報に基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成するステップと、前記ガイド画像を表示するステップと、を実現させるための、認証画像取得プログラムを提供する。
また、本開示は、認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得可能なコンピュータである認証画像取得装置に、前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物と背景とを撮像した第2の撮像画像とを取得するステップと、前記第2の撮像画像の前記背景から前記認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出するステップと、検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得するステップと、前記第1の撮像画像に、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成するステップと、前記ガイド画像を表示するステップと、を実現させるための、認証画像取得プログラムを提供する。
本開示によれば、認証に用いられる対象人物の撮像画像の撮像において、認証により適した撮像画像を撮像可能な位置に対象人物を誘導できる。
実施の形態1に係る認証システムの全体の一例を示す説明図 実施の形態1に係る認証端末の機能構成の一例を示すブロック図 実施の形態1に係るデータテーブルの例を示す図 実施の形態1に係るデータテーブルの例を示す図 実施の形態1に係るガイド枠の例を示す図 実施の形態1に係るガイド枠の例を示す図 実施の形態1に係るガイド枠の例を示す図 実施の形態1に係るガイド枠の例を示す図 実施の形態1に係るガイド調整処理例を示すフローチャート 実施の形態1に係るガイド調整処理例を示すフローチャート 実施の形態2に係るガイド調整処理例を示すフローチャート 実施の形態3における認証端末と、床面の目盛り(固定参照物)と、対象人物との位置関係を説明する図 実施の形態3における2台の撮像部と、床面の目盛り(固定参照物)と、対象人物との位置関係を説明する図 実施の形態3における認証システムのユースケースを説明する図 実施の形態3に係るガイド調整処理例を示すフローチャート 実施の形態3の変形例に係るガイド調整処理例を示すフローチャート 属性情報入力画面の一例を説明する図 表示画面の一例を示す図 表示画面の一例を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラムの構成および作用を具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1~図6を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、実施の形態1に係る認証システム100のシステム構成図である。図2は、実施の形態1に係る認証端末10の機能構成の一例を示すブロック図である。実施の形態1に係る認証システム100は、サーバ80と、複数の認証端末10とを含んで構成される。なお、図1に示す認証システム100の構成は一例であり、これに限定されなくてもよい。
実施の形態1に示す例では、認証対象である対象人物の属性情報(例えば、人物の人種、性別、年齢等)に基づいて、ガイド枠のサイズを調整する。これにより、空港ゲートでの認証、オンライン銀行での認証といった用途に使用できる。
実施の形態1に係る認証システム100は、サーバ80と、認証端末10と、ネットワーク70と、を含んで構成される。サーバ80と複数の認証端末10とは、ネットワーク70を介して無線通信または有線通信可能に接続されてデータの送受信を行う。なお、ここでいう無線通信は、例えばWi-Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)を介した通信である。
認証システム100の一例としてのサーバ80は、ネットワーク70を介して複数の認証端末10のそれぞれとの間でデータ送受信可能に接続される。
サーバ80は、通信部81と、プロセッサ82と、メモリ83と、を含んで構成される。
通信部81は、ネットワーク70を介して、複数の認証端末10のそれぞれとの間でデータの送受信を実行する。
プロセッサ82は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成されて、メモリ83と協働して、対象人物の認証処理に関する各種の処理および制御を行う。プロセッサ82は、例えば、撮像画像から対象人物の特徴量を算出し、メモリ83に格納された複数の人物の特徴量と照合して認証する処理等を実行する。
メモリ83は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等による半導体メモリと、SSD(Solid State Drive)あるいはHDD(Hard Disk Drive)等によるストレージデバイスのうちいずれかと、を含む記録デバイスを有する。メモリ83には、認証に用いられる顔の登録画像、手の登録画像、データテーブル25などを格納している。
サーバ80は、認証端末10から送信された要求(制御指令)に基づいて、各種データのアップロードとダウンロードとを行う。例えば、サーバ80は、認証端末10から受信した認証要求(制御指令)に基づいて、認証を開始する。サーバ80は、対象人物の顔,手などの生体部位が撮像された撮像画像と、メモリ83に登録された顔あるいは手の撮像画像とを照合して認証を行い、認証結果を認証端末10に送信する処理、認証結果に基づく属性ごとのガイド枠30のデータテーブル25を認証端末10に送信する処理などを行う。
認証画像取得装置の一例としての認証端末10は、例えば、据え置き型のコンピュータ端末、PC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等により実現される。認証端末10は、ネットワーク70を介してサーバ80との間でデータ送受信可能に接続される。
認証端末10は、通信部11と、プロセッサ20と、メモリ12と、1台以上の撮像部14A,14Bと、表示部15と、を含んで構成される。なお、認証端末10は、測位部13と、入力部16と、を備えてもよい。なお、図1では図示を省略しているが、認証端末10は、複数の表示部15を備えてもよい。また、認証端末10は、表示部15、撮像部14A,14B、あるいはその他の構成部が別体で構成され、認証端末10本体から物理的に離れた場所に設置されてもよい。
通信部11は、ネットワーク70を介して、サーバ80との間でデータの送受信を実行する。
プロセッサ20は、例えばCPUまたはFPGAを用いて構成されて、メモリ12と協働して、各種の処理および制御を行う。具体的には、プロセッサ20はメモリ12に保持されたプログラムおよびデータを参照し、そのプログラムを実行することにより、認証に用いる各機能を実現する。
メモリ12は、RAMおよびROM等による半導体メモリと、SSDあるいはHDD等によるストレージデバイスのうちいずれかと、を含む記録デバイスを有し、後述するガイド枠30の大きさを変更するためのデータテーブル25が記録されている。
撮像部14A,14Bは、例えばCCD(Charged-Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子と、レンズと、を含んで構成される所謂カメラであり、撮像面に結像した光学像を電気信号に変換する。撮像部14A,14Bは、撮像された撮像画像をプロセッサ20に出力する。なお、撮像部14Aは、第1の撮像部の一例である。また、撮像部14Bは、第2の撮像部の一例である。
出力部の一例としての表示部15は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electroluminescence)等のディスプレイを用いて構成される。表示部15は、プロセッサ20から出力された各種画面を表示する。
入力部16は、例えばタッチパネル、キーボード、マウス等を用いて構成されたインターフェースである。入力部16は、対象人物による入力操作を受け付け、受け付けられた入力操作を電気信号(制御指令)に変換して、プロセッサ20に出力する。なお、入力部16がタッチパネルを用いて構成される場合、入力部16は、表示部15と一体的に構成されてよい。
また、入力部16は、ICカード読み取り装置などの装置であってもよく、パスポート、運転免許証、社員証等の身分証明物に組み込まれているICチップから対象人物の属性情報を読み取り、プロセッサ20に出力してもよい。
測定部の一例としての測位部13は、例えば、LiDAR(light Detection And Ranging)、ミリ波レーダー、ステレオカメラであり、認証端末10と対象人物との間の距離を測定し、プロセッサ20に出力する。
次に、認証端末10の表示部15に表示されるガイド枠30について図4(a)~図4(d)を参照して説明する。ガイド枠30は、撮像部14Aが生体認証に利用可能な対象人物の撮像画像をより適切に撮影可能な位置に誘導するために表示部15に表示される。図4(a)は、実施の形態1に係るガイド枠30の一例を示す図である。
図4(a)は、認証端末10の表示部15に表示されるガイド画面15Aの表示例を示す図である。図4(a)に示す表示部15は、撮像部14Aによって撮影された対象人物の撮像画像に、ガイド枠30を重畳した顔画像(ガイド画像の一例)を表示する。顔画像は、プロセッサ20により生成されて、表示部15に表示される。このように、認証端末10は、表示部15に対象人物の撮像画像にガイド枠30を重畳した顔画像を表示することで、ガイド枠30のサイズに対応する顔の大きさとなるように移動することを、対象人物に促すことができる。
また、認証端末10は、表示部15にガイド枠30の枠内に顔を入れるように促すメッセージ31「赤枠内に顔を入れてください」を重畳して表示する。これにより、認証端末10は、ガイド枠30内に対象人物の顔の輪郭が収まるように移動することを対象人物に促すことができる。
また、ガイド枠30の大きさは、可変である。例えば、図4(b)の例では、図4(a)で示したガイド枠30よりも小さいガイド枠30が表示される。図4(b)は、実施の形態1に係るガイド枠30の例を示す図である。
また、ガイド枠30をより小さいガイド枠30の形状に変更した場合、表示部15上におけるガイド枠30の表示位置は、表示部15の中央部だけではなく、上下または左右方向にオフセットされた位置でもよい。なお、表示位置の決定についての説明は、後述する。
また、ガイド枠30は、図4(a)に示す鉤形状に限定されず、例えば矩形,円,楕円等の形状であってもよい。
また、ガイド枠30は、図4(c),図4(d)に示す例のように対象人物の手の位置を誘導するガイドでもよい。図4(c)は、実施の形態1に係るガイド枠30の例を示す図である。図4(d)は、実施の形態1に係るガイド枠30の例を示す図である。なお、手の位置を誘導する場合には、表示部15は、対象人物の手が撮像された撮像画像にガイド枠30を重畳した手画像を表示する。手画像は、顔画像と同様に、プロセッサ20により生成されて、表示部15に表示される。
次に、プロセッサ20が行う機能である、属性推定部21の動作について説明する。プロセッサ20は、撮像部14Aにより撮像された撮像画像を用いて、対象人物の国籍、人種、性別、年齢等の対象人物の属性情報を推定し、抽出する。
取得部の一例としての属性推定部21は、対象人物の顔が撮像された撮像画像を用いて、対象人物の属性情報を推定する場合には、ディープラーニング,機械学習を用いた画像処理技術等のAI(Artificial Intelligence)技術を利用して、対象人物の人種、性別、年齢等の属性情報を推定する。例えば、属性推定部21は、学習済みの属性推定モデルを用いて、対象人物の撮像画像を画像処理し、属性推定モデルから出力された属性情報の推定結果を取得する。この推定結果は、対象人物の属性情報を直接的または間接的に示すデータ(情報)である。
また、属性推定部21は、対象人物の手が撮像された撮像画像を用いて、対象人物の属性情報を推定する場合にも同様に、AI技術などを利用して、対象人物の人種、性別、年齢等の属性情報を推定する。ここで推定に使用される撮像画像は、対象人物の手のひら側が撮像された撮像画像であってもよいし、手の甲側が撮像された撮像画像であってもよい。
また、属性推定部21は、身分証明が撮像された撮像画像を利用する場合には、AI技術、文字認識技術等を用いて、対象人物の国籍、性別、年齢等の属性情報を取得する。
次に、プロセッサ20が後述のガイド枠30の調整処理で参照するデータテーブル25について、図3(a)および図3(b)を参照して説明する。図3(a)は、実施の形態1に係るデータテーブル25Aの一例を示す図である。図3(b)は、実施の形態1に係るデータテーブル25Bの一例を示す図である。
データテーブル25は、認証端末10のメモリ12内に保存され、プロセッサ20によって参照される。また、サーバ80からネットワーク70を介してデータテーブル25に記録されたデータテーブル25A,25Bの更新をする場合、認証端末10のプロセッサ20は、サーバ80から送信されたデータテーブル25の更新データを取得し、メモリ12内のデータテーブル25を、取得されたデータテーブル25の更新データに更新する。
図3(a)に示すデータテーブル25Aは、対象人物の属性情報と、ガイド枠30のサイズ情報(大きさ)とを対応づけたデータであり、各属性情報(すなわち、対象人物の性別、年齢、国籍、等)と、対象人物の撮像画像に重畳されるガイド枠30のサイズ情報とを対応づけたデータである。なお、標準サイズは、データテーブル25Aにおいて、「100%」で示される。具体的には、データテーブル25は、対象人物の属性情報における国籍が「日本人」であり、性別が「女性」、年齢が「60代」である場合には、標準サイズ(100%)に対して75%の大きさを有するガイド枠30を撮像画像に重畳することを示す情報を記録する。
ここで、データテーブル25Aが対応づける各属性情報と、ガイド枠30のサイズ情報とは、撮像部14Aと対象人物の顔,手との間の距離が、撮像部14Aの被写界深度内である場合に、撮像部14Aにより撮像された撮像画像に占める対象人物の顔,手の(相対的な)大きさに基づいて、決定されたものである。すなわち、対象人物の顔,手が大きい場合には、撮像部14Aにより撮像された撮像画像に占める顔,手の割合が大きくなり、また、対象人物の顔,手が小さい場合には、撮像部14Aにより撮像された撮像画像に占める顔,手の割合は小さくなるため、認証端末10は、対象人物の属性情報に基づく対象人物の顔,手の大きさに対応して、各対象人物の撮像画像に重畳されるガイド枠30の大きさ(サイズ情報)を設定している。
また、データテーブル25Aの属性情報に関する各項目は、それを利用する認証システム100の構成によって変更されてもよい。例えば、対象人物の顔が撮像された撮像画像に基づく対象人物の属性情報を取得する場合には、属性情報のうち項目「国籍」の情報は省略されてもよい。また、例えば、対象人物の手が撮像された撮像画像から対象人物の属性情報を取得する場合には、属性情報のうち項目「国籍」,「性別」の情報は省略されてもよい。
図3(b)に示すデータテーブル25Bは、撮像画像に映る対象人物の顔の大きさ(長さ)と、ガイド枠30のサイズ情報とを対応づけたデータである。なお、データテーブル25Bに含まれる項目「顔の大きさ」は、対象人物の顔の長さ(頭頂部から顎までの長さ)に限定されず、顔の横幅、または顔の面積であってもよい。
また、データテーブル25Bでは、対象人物の顔の大きさ(長さ)と、ガイド枠30のサイズ情報とを対応づけた例を示すが、対象人物の手の大きさ(長さ),面積等と、ガイド枠30のサイズ情報とを対応づけてもよい。これにより、認証端末10は、対象人物の手の大きさ(長さ),面積等に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得できる。
次に、プロセッサ20が行う機能である、照合部26の動作について説明する。
照合部26は、属性推定部21が推定した属性情報を用いて、データテーブル25を照合して、撮像画像に重畳されるガイド枠30のサイズ情報を取得する。
また、照合部26は、入力部16により取得された属性情報を用いて、データテーブル25を照合して、撮像画像に重畳されるガイド枠30のサイズ情報(ガイド枠30の標準サイズに対するガイド枠30の相対的な大きさの情報)を取得してもよい。例えば、照合部26は、入力部16が対象人物による入力操作を受け付ける場合には、入力部16に入力された情報(属性情報)を用いて、データテーブル25を参照してもよく、また、例えば、入力部16がICカード読み取り装置である場合には、ICカードから読み取られた情報(属性情報)を用いてデータテーブル25を参照して、撮像画像に重畳されるガイド枠30のサイズ情報を取得してもよい。
次に、プロセッサ20が行う機能である、ガイド調整部27の動作について説明する。ガイド調整部27は、ガイド枠30の生成と、表示部15におけるガイド枠30の表示位置とを決定する。
生成部の一例としてのガイド調整部27は、照合部26から出力されたサイズ情報に基づいて、ガイド枠30を作成する。ガイド調整部27は、あらかじめ決められている標準サイズのガイド枠30を、照合部26から得たサイズ情報に基づくガイド枠30の大きさに変形する。
また、ガイド調整部27は、照合部26から出力されたサイズ情報を用いずにガイド枠30の大きさを変更してもよい。ガイド調整部27は、対象人物の顔,手の面積(大きさ)を推定できる場合には、推定された顔,手の面積(大きさ)に対応する大きさのガイド枠30を生成する。その場合、ガイド調整部27は、推定された対象人物の顔,手の面積(大きさ)が小さいほど、ガイド枠30のサイズを小さくする。これにより、顔,手が小さい対象人物が撮像部14Aに近づきすぎて、撮像部14Aの被写界深度から外れることを防ぐことができる。
次に、ガイド調整部27は、表示部15上に表示されるガイド枠30の表示位置を決定する。表示部15が撮像画像(顔画像,手画像)を表示可能な表示領域と、撮像部14Aの画角とがそれぞれ対応し、撮像画像(顔画像,手画像)が表示領域の中心位置に表示される場合であって、ガイド枠30を表示部15の中央部に表示する場合、撮像部14Aは、レンズ(不図示)の中央部分で対象人物を撮像できる。これにより、認証端末10は、レンズ歪みの小さいレンズの中央部分で対象人物を撮像できるため、顔,手を撮像した撮像画像を用いた本人認証の認証精度を向上することができる。
また、表示部15の中央部だけではなく、上下または左右方向にオフセットされた位置にガイド枠30を表示してもよい。ガイド調整部27は、対象人物の顔の大きさ(長さ)を推定できる場合には、図3(b)に示すデータテーブル25Bを参照して、推定された顔の大きさ(長さ)に適した大きさのガイド枠30を作成する。その場合、ガイド調整部27は、推定された対象人物の顔の大きさ(長さ)に基づいて、ガイド枠30の相対サイズを変更する。対象人物の顔の面積(大きさ)と身長には相関があり、例えば、若年者,高齢者は顔のサイズが小さく、身長が低い可能性が高い。そこで、対象人物が高齢者,若年者であると推定された場合には、認証端末10は、ガイド枠30の表示位置を表示部15の下側にオフセットして表示することで、対象人物に背伸びなどの負担をかけずに撮像できる。また、対象人物の身長が高い場合には、認証端末10は、ガイド枠30の表示位置を表示部15の上側にオフセットして表示することで、対象人物に屈伸などの負担をかけずに撮像できるようになる。
次に、プロセッサ20が行う機能である認証部28について説明する。認証部28は、対象人物の撮像画像と、撮像画像を用いた生体認証を要求する制御指令とを含む認証リクエストを生成する。プロセッサ20は、認証リクエストを、通信部11を介してサーバ80に送信する。
次に、プロセッサ20が行う機能である登録部29について説明する。登録部29は、対象人物の撮像画像(つまり、顔の登録画像あるいは手の登録画像)と、撮像画像の登録を要求する制御指令とを含む登録リクエストを生成する。プロセッサ20は、登録リクエストを、通信部11を介してサーバ80に送信する。
次に、プロセッサ20が行う機能である画像記憶部22について説明する。画像記憶部22は、撮像部14A,14Bから取得した画像を一時的に保存する。
次に、図5を参照して、実施の形態1に係る認証システム100の動作について説明する。図5は、実施の形態1に係るガイド調整処理例を示すフローチャートである。また、認証端末10が処理する各ステップの一部またはすべての処理は、サーバ80により行われてもよい。
また、以降の説明では、説明を分かり易くするために、空港ゲートでの顔認証を行う例について説明する。
認証端末10は、表示部15に身分証明の提示を求めるメッセージ(不図示)を表示する(ST101)。
認証端末10は、対象人物が提示した身分証明を撮像部14A(または、撮像部14Aと異なる撮像部14B)で撮影する(ST102)。ここで、身分証明は、運転免許証、パスポート、健康保険証などである。
認証端末10は、撮像された撮像画像から身分証明を検出し、身分証明に記載された身分証明情報を読み込む(ST103)。
認証端末10は、撮像画像に映る身分証明から対象人物の国籍、性別、年齢等の属性情報を抽出する処理を行い(ST104)、身分証明から対象人物の属性情報を推定したか否かを判定する(ST105)。
認証端末10は、属性情報を推定したと判定した場合(ST105、Yes)、メモリ12からデータテーブル25Aを読み込み(ST106)、抽出された属性情報に基づいて、撮像画像に重畳されるガイド枠30のサイズ情報を取得する(ST107)。認証端末10は、取得されたサイズ情報に基づいて、ガイド枠30の大きさを調整し、ガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成して、表示部15に表示する(ST108)。
また、認証端末10は、身分証明から属性情報が推定していないと判定した場合(ST105、No)、ステップST109の処理に進む。
認証端末10は、撮像部14Aによる身分証明の撮像回数をカウントし、カウントされた現在の撮像回数が閾値を超えたか否かを判定する(ST109)。認証端末10は、現在の撮像回数が閾値を超えていないと判定した場合(ST109、No)、ステップST101に戻り、撮像を繰り返し実行する。
一方、認証端末10は、カウントされた撮像回数が閾値を超えたと判定した場合(ST109、Yes)、標準サイズのガイド枠30を生成し、撮像画像にガイド枠30を重畳した顔画像を生成して、表示部15に表示する(ST110)。
認証システム100は、ステップST108、またはステップST110の後、サーバ80による対象人物の認証を行う処理に移行する。
以上により、実施の形態1に係る認証システム100は、身分証明から対象人物の属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得する。認証システム100は、取得されたサイズ情報に基づいて生成されたガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を表示部15に表示することで、撮像部14Aの被写界深度内で対象人物を撮影した撮像画像を用いて、認証を行うことができる。
(実施の形態1の変形例)
実施の形態1に係る認証システム100は、撮像部14Aにより身分証明を撮像する例について説明した。実施の形態1の変形例に係る認証システム100は、別の方法として、対象人物による属性情報の入力操作、あるいはICカードの読み取りなどの方法で、対象人物の属性情報を取得する例について説明する。
図6に、対象人物から属性情報の入力を受け付け、対象人物の顔を撮影するためのガイド枠30を表示するフローチャートを示す。図6は、実施の形態1に係るガイド調整処理例を示すフローチャートである。
認証端末10は、表示部15に対象人物の属性情報の入力を求めるメッセージMSG11を含む属性情報入力画面SC11(図11参照)を表示する(ST201)。
認証端末10は、入力部16に入力された属性情報を受け付ける(ST202)。
認証端末10は、撮像部14Aで対象人物を撮像する(ST203)。なお、対象人物の撮像処理は、図6に示す手順(ステップST203)に限定されない。ステップST201~ステップST206あるいはステップST201~ステップST208の間の任意のタイミングで実行されればよい。
認証端末10は、入力された属性情報に基づいて、ガイド枠30のサイズの決定に必要な属性情報を取得したか否かを判定する(ST204)。
認証端末10は、ガイド枠30のサイズの決定に必要な属性情報を取得したと判定した場合(ST204、Yes)、メモリ12からデータテーブル25Aを読み込む(ST205)。
認証端末10は、属性情報と、データテーブル25Aとを照合して、ガイド枠30のサイズ情報を取得する(ST206)。
認証端末10は、ガイド枠30のサイズ情報に基づいて、ガイド枠30を生成し、生成されたガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を表示部15に表示する(ST207)。
認証端末10は、ガイド枠30のサイズの決定に必要な属性情報を取得していないと判定した場合(ST204、No)、撮像部14Aによる身分証明の撮像回数をカウントし、カウントされた現在の撮像回数が閾値を超えたか否かを判定する(ST208)。認証端末10は、現在の撮像回数が閾値を超えたと判定した場合(ST208、Yes)、ステップST201に戻り、撮像を繰り返し実行する。
一方、認証端末10は、カウントされた撮像回数が閾値を超えていないと判定した場合(ST208、No)、標準サイズのガイド枠30を生成し、撮像画像にガイド枠30を重畳した顔画像を生成して、表示部15に表示する(ST209)。
認証システム100は、ステップST207またはステップST209の後、サーバ80による対象人物の認証を行う処理に移行する。
以上により、実施の形態1に係る認証システム100は、対象人物による属性情報の入力を受け付け、受け付けた属性情報に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得する。認証システム100は、取得されたサイズ情報に基づいて生成されたガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を表示部15に表示することで、撮像部14Aの被写界深度内で対象人物を撮影した撮像画像を用いて、認証を行うことができる。
ここで、図11を参照して、ステップST201で表示される属性情報入力画面SC11について説明する。図11は、属性情報入力画面SC11の一例を示す図である。なお、図11に示す属性情報入力画面SC11は、一例であってこれに限定されない。
属性情報入力画面SC11は、プロセッサ20により生成されて、表示部15に出力(表示)される。属性情報入力画面SC11は、対象人物に属性情報の入力操作を促すメッセージMSG11「年齢・性別を入力してください」と、少なくとも1つの属性情報の入力を受け付け可能な入力項目(図11に示す例では、属性情報「年齢」,「性別」の入力項目)と、ボタンBT11とを含む。
プロセッサ20は、対象人物によってボタンBT11が押下(選択)操作されると、属性情報入力画面SC11の入力項目に入力された属性情報を、対象人物の属性情報として取得する。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1に係る認証システム100は、撮像画像に映る身分証明、あるいは対象人物による入力操作に基づいて、対象人物の属性情報を取得する例を示した。実施の形態2に係る認証システム100は、対象人物が撮像された撮像画像に基づいて、対象人物の属性情報を推定し、取得する例について説明する。図7に、対象人物の顔を撮影し、撮影した顔画像から対象人物の属性情報を推定し、ガイド枠30を表示するフローチャートを示す。図7は、実施の形態2に係るガイド調整処理例を示すフローチャートである。
認証端末10は、撮像部14Aにより対象人物を撮像し、対象人物の顔の少なくとも一部を含む領域を撮像した撮像画像を取得する(ST301)。
認証端末10は、撮像された撮像画像に基づいて、対象人物の顔を検出し、撮像画像のうち検出された顔部分の画像を抽出する(ST302)。
認証端末10は、抽出された顔部分の画像に画像処理を実行し、対象人物の属性情報を推定する(ST303)。
認証端末10は、顔部分の画像に基づいて、対象人物の属性情報を推定したと判定した場合(ST304、Yes)、メモリ12からデータテーブル25Aを読み込む(ST305)。
認証端末10は、データテーブル25Aを参照して、対象人物の属性情報に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得する(ST306)。
認証端末10は、サイズ情報に基づいてガイド枠30のサイズを生成し、ガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成し、表示部15に表示する(ST307)。
一方、認証端末10は、ステップST304で、顔部分の画像に基づいて、属性情報が推定できないと判定した場合(ST304、No)、撮像部14Aによる対象人物の撮像回数をカウントし、カウントされた撮像回数が閾値を超えたか否かを判定する(ST308)。認証端末10は、メッセージを含む顔画像を表示した後、対象人物の再撮像を繰り返し実行するが、カウントされた撮像回数(つまり、対象人物の属性情報が取得できない回数)が閾値を超えたと判定した場合(ST308、Yes)、撮像画像に重畳されるガイド枠30を標準サイズに決定し、標準サイズに調整されたガイド枠30を重畳した顔画像を生成して、表示部15に表示する(ST310)。
認証端末10は、カウントされた撮像回数(つまり、対象人物の属性情報が取得できない回数)が閾値を超えていないと判定した場合(ST308、No)、メッセージ31を含む顔画像を生成して、表示部15に表示し(ST309)、再びステップST301の処理を開始する。これにより、認証端末10は、表示部15にガイド枠30が重畳された顔画像を表示することで、撮像部14Aの被写界深度に対応する位置まで対象人物を誘導できる。なお、ここで、表示されるメッセージは、メッセージ31に限定されず、撮像画像に映る顔の大きさに基づいて生成されてよい。認証端末10は、例えば、表示されているガイド枠30の大きさに対して、対象人物の顔の大きさが大きいと判定した場合には、認証対象に認証端末10から離れるように促すメッセージを生成して表示し、顔が小さいと判定した場合には、認証対象に認証端末10に近づくように促すメッセージを生成して表示する。
認証システム100は、ステップST307、またはステップST310の後、サーバ80による対象人物の認証を行う処理に移行する。
以上により、実施の形態2に係る認証システム100は、撮像画像に映る対象人物の顔に基づいて、対象人物の属性情報を取得し、取得された属性情報に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得する。認証システム100は、取得されたサイズ情報に基づく大きさのガイド枠30を生成し、生成されたガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成して表示部15に表示することで、撮像部14Aの被写界深度で撮像された対象人物の撮像画像を用いて、認証を行うことができる。
ここで、ステップST301による対象人物の撮像の前に、ガイド枠30を表示部15に表示してもよい。その場合、事前に表示されるガイド枠30は、対象人物の属性情報に限定されず、標準サイズの大きさを有するガイド枠30である。
また、上記で説明した実施の形態2に係る認証システム100は、対象人物の顔の認証を目的として、顔画像を用いて対象人物の撮像画像を撮影するガイド枠30のサイズを調整しているが、対象人物の認証に用いる撮像画像は顔に限定されず。対象人物の手が撮像された撮像画像を用いても良い。対象人物の手の撮像画像を用いる場合には、手が撮像された撮像画像から対象人物の属性情報を推定して、手画像に重畳されるガイド枠30のサイズを調整してもよい。ここで、手の撮像画像を利用する場合には、手の甲の側の撮像画像を利用することで、対象人物の属性情報(人種、年齢、性別)の推定が容易になる。
また、上記で説明した実施の形態2に係る認証システム100では、対象人物の顔の撮像に利用するガイド枠30のサイズ情報の取得および調整を、対象人物の顔が撮像された撮像画像から推定された属性情報を用いて行うが、属性情報を推定するための撮像画像は顔が映る撮像画像に限定されず、対象人物の手が撮像された撮像画像から属性情報を推定して、認証に用いられる対象人物の顔の撮像画像を撮像するためのガイド枠30のサイズ情報を取得してもよい。
また、対象人物の撮像画像から属性情報を取得して、認証に用いられる対象人物の手の撮像画像を撮像するためのガイド枠30を調整してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態2に係る認証システム100は、対象人物が撮像された撮像画像に映る対象人物に基づいて、対象人物の属性情報を推定し、取得する例について示した。実施の形態3に係る認証システム100は、対象人物の全身と背景とを含む領域を撮影した撮像画像を用いて、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定し、顔の面積(大きさ)に応じてガイド枠30を生成する例について説明する。以下、図8(a)、図8(b)および図9のそれぞれを用いて、実施の形態3を説明する。
図8(a)は、実施の形態3における認証端末10と、床面の目盛り(固定参照物)と、対象人物との位置関係を説明する図である。床面の目盛りのそれぞれは、認証端末10と各目盛りとの間のそれぞれの距離を示し、事前に測定されている。
図8(a)に示す例において、認証端末10は、認証端末10からの距離が3mの目盛り位置に存在する対象人物を、撮像部14Aで撮像して、対象人物の全身と、目盛りと、を含んだ撮像画像を取得する。
認証端末10は、取得された撮像画像に映る目盛りを画像解析することで、対象人物が認証端末10から3mの位置に存在すると判定する。認証端末10は、対象人物の位置に基づく撮像距離(つまり、撮像部14Aと対象人物との間の距離)と、撮像画像の全体(つまり、撮像部14Aの画角)に占める対象人物の全身の大きさ(長さ)との関係に基づいて、対象人物の顔の面積(大きさ)、対象人物の身長を導出する。なお、床面の目盛りは、それぞれ色が異なっていてもよいし、それぞれ目盛りの長さが異なっていてもよい。認証端末10は、事前に設定された各目盛りの色,長さの情報と、各目盛りが示す認証端末10と対象人物との間の距離の情報とを対応付けて記憶していてよい。
ここで、固定物の一例としての固定参照物は、図8(a)の例に示した床面の目盛りに限定されず、例えば床板の模様、色違いに複数を並べたタイルカーペット、床置きしている家具、観葉植物の鉢などを利用することができる。このような場合、認証端末10は、認証端末10の管理者により対象人物と認証端末10との間の距離と、対象人物と認証端末10との間の各距離を示す目印(例えば、床板の模様,タイルカーペット,家具,観葉植物の鉢など)との対応付けが行われてよい。これにより、認証端末10は、撮像画像の映る目印と対象人物とをそれぞれ検出し、検出された目印と対象人物との位置関係に基づいて、認証端末10と対象人物との間の距離を推定できる。
図8(b)は、実施の形態3における2台の撮像部14A,14Bと、床面の目盛り(固定参照物)と、対象人物との位置関係を説明する図である。図8(b)示す認証端末10は、2台の撮像部14A,14Bのそれぞれを用いて対象人物を撮像する例について説明する。
認証端末10は、2台の撮像部14A,14Bのそれぞれを備える。撮像部14Aは、対象人物の認証に用いられる撮像画像を撮像する。撮像部14Aは、表示部15の付近(すなわち対象人物の顔の高さに近い位置)に設置される。
撮像部14Bは、認証端末10と対象人物との間の距離の推定に用いられる撮像画像を撮像する。撮像部14Bは、対象人物の身長よりも高い位置(具体的には床面から2m~3mの高さ)に設置され、対象人物と固定参照物とを見下ろす形で撮像する。
図9は、実施の形態3に係るガイド調整処理例を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、対象人物と固定参照物とを撮像した撮像画像を用いて、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定し、ガイド枠30の大きさを変更して表示する処理についてのフローチャートである。
認証端末10は、標準サイズのガイド枠30を生成し、生成されたガイド枠30を撮像画像に重畳して表示部15に表示する(ST401)。
認証端末10は、対象人物の全身を撮像する(ST402)。
認証端末10は、撮像画像を画像解析し、対象人物の全身と、固定参照物とを検出する。認証端末10は、検出された対象人物の全身と、固定参照物との位置関係に基づいて、認証端末10(撮像部14Aあるいは撮像部14B)と、対象人物との間の距離(撮像距離)を推定する(ST403)。
認証端末10は、推定された撮像距離に基づいて、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定する(ST404)。
認証端末10は、撮像画像に基づいて、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定したか否かを判定する(ST405)。認証端末10は、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定したと判定した場合(ST405、Yes)、データテーブル25を参照し、推定された顔の面積(大きさ)に基づいて、ガイド枠30のサイズ情報を取得する。認証端末10は、ガイド枠30のサイズを、取得されたサイズ情報に基づいて調整する(ST406)。
認証端末10は、サイズ調整後のガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成し、表示部15に表示する(ST407)。また、認証端末10は、対象人物の身長に基づいて、表示部15に表示される顔画像の位置を変更してもよい。例えば、認証端末10は、対象人物の身長が低いと判定した場合、表示部15の中心部よりも下側の位置に、ガイド枠30が重畳された顔画像を表示してもよい。これにより、認証端末10は、対象人物の身長が低い場合であっても、対象人物がガイド枠30に合わせて背伸びするといった負担をかけずに撮像できる。
一方、認証端末10は、ステップST404で、顔の面積(大きさ)を推定していないと判定した場合(ST405、No)、撮像部14Aによる対象人物の撮像回数をカウントし、カウントされた撮像回数(つまり、顔面積を推定できなかった回数)が閾値を超えたか否かを判定する(ST408)。
認証端末10は、カウントされた撮像回数が閾値を超えた場合(ST408、Yes)、標準サイズのガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成し、表示部15に表示する(ST409)。
一方、認証端末10は、カウントされた撮像回数(つまり、顔面積を推定できなかった回数)が閾値を超えていないと判定した場合(ST408、No)、対象人物の全身を撮像可能な位置に誘導する誘導メッセージMSG12を生成して、表示部15に表示し(ST410)、再びステップST401の処理を開始する。なお、ステップST410で表示されるメッセージは、対象人物に認証端末10から離れて床面の所定の目盛りの位置まで下がることを促すメッセージである。
そして、認証システム100は、ステップST407または、ステップST409の後、対象人物の認証を行う処理に移行する。
以上により、実施の形態3に係る認証システム100は、対象人物の顔の面積(大きさ)に基づく大きさで生成されたガイド枠30を表示部15に表示することで、撮像部14Aの被写界深度内で対象人物を撮像できる。認証システム100は、撮像された撮像画像を用いて、認証を行うことができる。
ここで、図12(a)を参照して、ステップST410あるいはステップST510で表示される誘導メッセージMSG12の一例について説明する。図12(a)は、表示画面SC12の一例を示す図である。なお、図12(a)に示す誘導メッセージMSG12および固定参照物は、一例であってこれに限定されない。
表示画面SC12は、プロセッサ20により生成されて、表示部15に出力(表示)される。表示画面SC12は、誘導メッセージMSG12と、撮像画像FIG121と、切出画像FIG122とを含む。なお、プロセッサ20は、撮像画像FIG121に対象人物の全身が映っていると判定した場合、誘導メッセージMSG12の生成を省略し、誘導メッセージMSG12を含まない表示画面SC12を生成して、表示部15に表示する。
誘導メッセージMSG12は、撮像部14Aによって対象人物の全身が撮像可能となるように、対象人物の全身を撮像可能な位置に誘導するメッセージである。
撮像画像FIG121は、撮像部14Aにより撮像された撮像画像である。また、切出画像FIG122は、プロセッサ20による画像解析処理により、撮像画像FIG121のうち対象人物の顔が映る領域が切り出され、所定のサイズに拡大された画像である。
さらに、プロセッサ20は、ステップST408あるいはステップST508の処理において、ステップST402あるいはステップST503で撮像された撮像画像(つまり、撮像画像FIG121)に映る対象人物の顔の向きが、対象人物の顔の面積(大きさ)の推定に適した顔の向きであるか否かを判定してもよい。このような場合、プロセッサ20は、撮像された撮像画像FIG121から対象人物の顔を検出し、検出された顔に基づいて、対象人物の顔の向きを推定する。
ここで、図12(b)を参照して、ステップST410あるいはステップST510で表示される誘導メッセージMSG13の一例について説明する。図12(b)は、表示画面SC13の一例を示す図である。なお、図12(b)に示す誘導メッセージMSG13および固定参照物は、一例であってこれに限定されない。
表示画面SC13は、プロセッサ20により生成されて、表示部15に出力(表示)される。表示画面SC13は、誘導メッセージMSG13と、撮像画像FIG131と、切出画像FIG132とを含む。なお、プロセッサ20は、撮像画像FIG131に映る対象人物の顔の向きが正面であると判定した場合、誘導メッセージMSG13の生成を省略し、誘導メッセージMSG13を含まない表示画面SC13を生成して、表示部15に表示する。
誘導メッセージMSG13は、撮像部14Aによって対象人物の顔を正面から撮像可能となるように、対象人物の顔の向きを誘導するメッセージである。なお、誘導メッセージMSG13は、スピーカ(不図示)等により音声出力されてもよい。
撮像画像FIG131は、撮像部14Aにより撮像された撮像画像である。また、切出画像FIG132は、プロセッサ20による画像解析処理により、撮像画像FIG131のうち対象人物の顔が映る領域が切り出され、所定のサイズに拡大された画像である。
(実施の形態3の変形例)
実施の形態3に係る認証システム100は、対象人物の全身と背景とを含む領域を撮影した撮像画像を用いて、対象人物の顔の面積(大きさ)を推定し、顔の面積(大きさ)に応じてガイド枠30を生成する例について示した。実施の形態3の変形例に係る認証システム100は、測位部13を用いて認証端末10と対象人物との間の絶対距離を測定し、測定された絶対距離と、撮像された対象人物の顔の面積(大きさ)とに基づいて、ガイド枠30のサイズを決定する例について説明する。
以下、図8(c)および図10のそれぞれを用いて、実施の形態3の変形例について説明する。図8(c)は、実施の形態3の変形例1における認証端末10のユースケースを説明する図である。なお、図8(c)では、測位部13が認証端末10の下側に取り付けられる例を示すが、測位部13の取付位置はこれに限定されないことは言うまでもない。
図10を参照して、実施の形態3の変形例におけるガイド調整処理について説明する。図10は、実施の形態3の変形例に係るガイド調整処理例を示すフローチャートである。
認証端末10は、標準サイズのガイド枠30を重畳した撮像画像を表示部15に表示する(ST501)。
認証端末10は、測位部13で認証端末10(撮像部14A)と、対象人物との間の絶対距離を測定する(ST502)。具体的に、認証端末10は、測位部13により測定された対象人物の位置(距離)と、事前に設定されている撮像部14Aに対する測位部13の取付位置とに基づいて、撮像部14Aと対象人物との間の距離を算出することで、絶対距離を取得する。
認証端末10は、撮像部14Aにより対象人物の顔を撮像する(ST503)。
認証端末10は、測定された絶対距離と、撮像された撮像画像に占める対象人物の顔の割合に基づいて、対象人物の実際の顔の面積(大きさ)を推定する(ST504)。また、ステップST504で、認証端末10は、絶対距離と、撮像された撮像画像内の対象人物の顔の位置とに基づいて、対象人物の身長を測定してもよい。
認証端末10は、対象人物の実際の顔の面積(大きさ)を推定したか否かを判定する(ST505)。認証端末10は、対象人物の実際の顔の面積(大きさ)を推定したと判定した場合(ST505、Yes)、推定された対象人物の実際の顔の面積(大きさ)に基づいて、ガイド枠30のサイズを決定する。認証端末10は、ガイド枠30のサイズを調整する(ST506)。
認証端末10は、サイズ調整後のガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成して、表示部15に表示する(ST507)。ここで、認証端末10は、対象人物の身長に基づいて、表示部15にガイド枠30が重畳された顔画像を表示する位置を変更してもよい。
一方、認証端末10は、ステップST505で、顔の面積(大きさ)を推定不可であると判定した場合(ST505、No)、カウントされた撮像部14Aによる対象人物の撮像回数(つまり、顔面積を推定できなかった回数)が閾値を超えたか否かを判定する(ST508)。
認証端末10は、カウントされた撮像回数が閾値を超えた場合(ST508、Yes)、標準サイズのガイド枠30を撮像画像に重畳した顔画像を生成し、表示部15に表示する(ST509)。
一方、認証端末10は、カウントされた撮像回数(つまり、顔面積を推定できなかった回数)が閾値を超えていないと判定した場合(ST508、No)、対象人物の顔を正面から撮像可能となるように、対象人物の顔の向きを誘導するメッセージを生成して、表示部15に表示し(ST510)、再びステップST501の処理を開始する。なお、ステップST510で表示されるメッセージは、対象人物に認証端末10から離れて床面の所定の目盛りの位置まで下がることを促すメッセージである。
認証システム100は、ステップST507、またはステップST509の後、対象人物の認証を行う処理に移行する。
以上により、実施の形態3に係る認証システム100は、対象人物の顔の面積(大きさ)に基づく大きさで生成されたガイド枠30を表示部15に表示することで、撮像部14Aの被写界深度内で対象人物を撮像できる。認証システム100は、撮像された撮像画像を用いて、認証を行うことができる。
(その他の実施の形態)
以下、その他の実施の形態として、上述した各実施の形態を組み合わせた構成について説明する。
各実施の形態の組み合わせ例として、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせる。具体的には、最初に図5に示すフローチャートに沿って、対象人物の身分証明を読み取り、読み取った身分証明から属性情報を推定してガイド枠30のサイズを決定し、ガイド枠30を生成する。次に、図7に示すフローチャートに沿って、撮像部14Aで対象人物の顔を撮像し、撮像された撮像画像を用いて、顔画像に重畳されるガイド枠30のサイズの更新を行う。これにより、身分証明から属性情報を推定できなかった場合(例えば、ステップST109、Yes)にも、認証端末10は、対象人物の撮像画像を用いて、認証により適したガイド枠30を表示することができる。
以上により、実施の形態2の認証端末10(認証画像取得装置の一例)は、認証対象である対象人物を撮像する撮像部14A(第1の撮像部の一例)と、撮像部14Aにより撮像された撮像画像(第1の撮像画像の一例)に、対象人物を撮像位置に誘導するガイド枠30(撮像ガイドの一例)を重畳した顔画像,手画像(ガイド画像の一例)を生成するガイド調整部27(生成部の一例)と、撮像画像に基づいて、対象人物に関する情報(例えば、対象人物の属性情報,顔あるいは手の大きさ(面積)等)を取得する属性推定部21(取得部の一例)と、顔画像あるいは手画像を表示する表示部15と、を備える。ガイド調整部27は、対象人物に関する情報に基づくサイズのガイド枠30を生成して、撮像画像に重畳する。これにより、認証端末10は、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態1に係る認証端末10の撮像部14Aは、対象人物と、対象人物の身分証明書とを撮像する。属性推定部21は、身分証明書が撮像された撮像画像に基づいて、対象人物の属性情報を取得する。これにより、認証端末10は、対象人物の属性情報に基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態1に係る認証端末10は、対象人物の身分証明書を撮像する撮像部14B、をさらに備える。属性推定部21は、撮像部14Bにより撮像された撮像画像(第2の撮像画像の一例)に基づいて、対象人物の属性情報を取得する。ガイド調整部27は、対象人物の属性情報に基づくサイズのガイド枠30を生成する。これにより、認証端末10は、対象人物の属性情報に基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態1に係る認証端末10は、対象人物による対象人物の属性情報の入力操作を受け付ける入力部16、をさらに備える。属性推定部21は、入力部16に入力された対象人物の属性情報を取得する。これにより、認証端末10は、入力装置から入力された対象人物の属性情報に基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態2に係る認証端末10の属性推定部21は、対象人物の撮像画像から対象人物の顔または手を検出し、検出された対象人物の顔または手に基づく対象人物の属性情報を取得する。これにより、認証端末10は、対象人物の顔、手の撮像画像を利用して対象人物の属性情報を推定し、対象人物の属性に基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態2に係る認証端末10は、撮像部14Aと異なる、対象人物を撮像する撮像部14Bと、をさらに備える。属性推定部21は、撮像部14Bにより撮像された対象人物の撮像画像に基づいて、対象人物の属性情報を取得する。ガイド調整部27は、対象人物の属性情報に基づくサイズのガイド枠30を生成する。これにより、認証端末10は、対象人物の顔、手の大きさを取得し、顔、手の大きさに基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態3の認証端末10は、対象人物と背景とを撮像する撮像部14Bと、をさらに備える。属性推定部21は、撮像部14Bにより撮像された第2の撮像画像の背景に対する対象人物の位置および大きさに基づいて、対象人物の顔または手の大きさを推定し、推定された顔または手の大きさを取得する。ガイド調整部27は、顔または手の大きさに基づくサイズのガイド枠30を生成する。これにより、認証端末10は、対象人物の顔、手の大きさを取得でき、顔、手の大きさに基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態3に係る認証端末10は、属性推定部21は、撮像部14Bにより撮像された第2の撮像画像の背景から認証端末10と対象人物との間の距離を推定可能な固定参照物(固定物の一例)を検出し、検出された固定参照物に基づく距離と、第2の撮像画像に映る対象人物の位置および大きさとに基づいて、対象人物の顔または手の大きさを取得する。これにより、認証端末10は、対象人物の顔、手の大きさを取得でき、顔、手の大きさに基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
また、実施の形態3の変形例に係る認証端末10は、認証端末10と対象人物との間の距離を測定する測位部13(測定部の一例)、をさらに備える。属性推定部21は、測位部13により測定された距離と、対象人物の撮像画像とに基づいて、対象人物の顔または手の大きさを取得する。ガイド調整部27は、顔または手の大きさに基づくサイズのガイド枠30を生成する。これにより、認証端末10は、対象人物の顔、手の大きさを取得でき、顔、手の大きさに基づいて、認証により適した撮像画像を撮像可能な撮像領域、距離に対象人物を誘導することができる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、認証に用いられる対象人物の撮像画像の撮像において、認証により適した撮像画像を撮像可能な位置に対象人物を誘導する認証画像取得装置、認証画像取得方法および認証画像取得プログラムして有用である。
10 認証端末
11 通信部
12 メモリ
13 測位部
14A,14B 撮像部
15 表示部
16 入力部
20 プロセッサ
21 属性推定部
22 画像記憶部
25,25A,25B データテーブル
26 照合部
27 ガイド調整部
28 認証部
29 登録部
30 ガイド枠
70 ネットワーク
80 サーバ
100 認証システム

Claims (6)

  1. 認証対象である対象人物を撮像する第1の撮像部と、
    前記対象人物の身分証明書を撮像する第2の撮像部と、
    前記第1の撮像部により撮像された第1の撮像画像に、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成する生成部と、
    前記第2の撮像部により撮像された第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得する取得部と、
    前記ガイド画像を表示する表示部と、を備え、
    前記生成部は、前記取得部が取得した前記対象人物の属性情報に基づくサイズの撮像ガイドを生成して、前記第1の撮像画像に重畳する、
    認証画像取得装置。
  2. 認証対象である対象人物を撮像する第1の撮像部と、
    前記対象人物と背景とを撮像する第2の撮像部と、
    前記第1の撮像部により撮像された第1の撮像画像に、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成する生成部と、
    前記第2の撮像部により撮像された第2の撮像画像の前記背景から認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出し、検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得する取得部と、
    前記ガイド画像を表示する表示部と、を備え、
    前記生成部は、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズの撮像ガイドを生成して、前記第1の撮像画像に重畳する、
    認証画像取得装置。
  3. 認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得する認証画像取得装置が行う認証画像取得方法であって、
    前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物の身分証明書を撮像した第2の撮像画像とを取得し、
    前記第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得し、
    前記第1の撮像画像に、前記対象人物の属性情報に基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成し、
    前記ガイド画像を表示する、
    認証画像取得方法。
  4. 認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得する認証画像取得装置が行う認証画像取得方法であって、
    前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物と背景とを撮像した第2の撮像画像とを取得し、
    前記第2の撮像画像の前記背景から前記認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出し、
    検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得し、
    前記第1の撮像画像に、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成し、
    前記ガイド画像を表示する、
    認証画像取得方法。
  5. 認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得可能なコンピュータである認証画像取得装置に、
    前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物の身分証明書を撮像した第2の撮像画像とを取得するステップと、
    前記第2の撮像画像に基づいて、前記対象人物の属性情報を取得するステップと、
    前記第1の撮像画像に、前記対象人物の属性情報に基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成するステップと、
    前記ガイド画像を表示するステップと、を実現させるための、
    認証画像取得プログラム。
  6. 認証対象である対象人物を撮像した撮像画像を取得可能なコンピュータである認証画像取得装置に、
    前記対象人物を撮像した第1の撮像画像と、前記対象人物と背景とを撮像した第2の撮像画像とを取得するステップと、
    前記第2の撮像画像の前記背景から前記認証画像取得装置と前記対象人物との間の距離を推定可能な固定物を検出するステップと、
    検出された前記固定物に基づく前記距離と、前記第2の撮像画像に映る前記対象人物の位置および大きさとに基づいて、前記対象人物の顔または手の大きさを取得するステップと、
    前記第1の撮像画像に、前記顔または前記手の大きさに基づくサイズを有し、前記対象人物を撮像位置に誘導する撮像ガイドを重畳したガイド画像を生成するステップと、
    前記ガイド画像を表示するステップと、を実現させるための、
    認証画像取得プログラム。
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