JP7842475B2 - システム又は方法 - Google Patents

システム又は方法

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Description

本発明は、システム又は方法に関する。
企業の資産、負債、純資産などの財務状況を表した書類として、バランスシートが存在する。企業は、財務状況を把握し、業績を向上させるための計画を練るために、バランスシートを活用している。
ところで、バランスシートは、資産、負債といった、ポジティブな要素とネガティブな要素のバランスを可視化したものである。このような、ポジティブな要素とネガティブな要素のバランスを把握可能とする手法は、企業の財務状況とは異なる分野・用途においても利用可能な手法である。
本発明は、評価者Bから視た対象Aに対する評価を行うためのシステムを提供することを目的とする。
本発明の課題は、
[1]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第1ポジティブ評価値を特定する第1ポジティブ評価手段と、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第1ネガティブ評価値を特定する第1ネガティブ評価手段と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ポジティブ評価値の合計値である第1ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ネガティブ評価値の合計値である第1ネガティブ合計値との第1差を特定する第1差特定手段とを備える、システム;
[2]第1ポジティブ評価手段が、利用者端末から入力された、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価ポイント、及び、要素ごとに設定された重み付けをもとに、第1ポジティブ評価値を特定するものであり、第1ネガティブ評価手段が、利用者端末から入力された、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価ポイント、及び、要素ごとに設定された重み付けをもとに、第1ネガティブ評価値を特定するものである、前記[1]に記載のシステム;
[3]要素ごとの第1ポジティブ評価値、要素ごとの第1ネガティブ評価値、及び、前記第1差を、図により視覚的に把握可能な態様で表示する評価表示手段を備える、前記[1]又は[2]に記載のシステム;
[4]過去又は将来における、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第2ポジティブ評価値を特定する第2ポジティブ評価手段と、過去又は将来における、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第2ネガティブ評価値を特定する第2ネガティブ評価手段と、複数の要素のそれぞれに対応する第2ポジティブ評価値の合計値である第2ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第2ネガティブ評価値の合計値である第2ネガティブ合計値との第2差を特定する第2差特定手段とを備える、前記[1]~[3]のいずれかに記載のシステム;
[5]前記要素ごとの対象Aから視た評価者Bに対するポジティブな側面の評価値である第3ポジティブ評価値を特定する第3ポジティブ評価手段と、前記要素ごとの対象Aから視た評価者Bに対するネガティブな側面の評価値である第3ネガティブ評価値を特定する第3ネガティブ評価手段と、複数の要素のそれぞれに対応する第3ポジティブ評価値の合計値である第3ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第3ネガティブ評価値の合計値である第3ネガティブ合計値との第3差を特定する第3差特定手段とを備える、前記[1]~[4]のいずれかに記載のシステム;
[6]利用者端末から、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策についての入力を受け付ける施策入力手段、及び/又は、利用者端末にて、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策を表示する施策表示手段を備える、前記[1]~[5]のいずれかに記載のシステム;
[7]少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第1ポジティブ評価値を特定する第1ポジティブ評価ステップと、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第1ネガティブ評価値を特定する第1ネガティブ評価ステップと、複数の要素のそれぞれに対応する第1ポジティブ評価値の合計値である第1ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ネガティブ評価値の合計値である第1ネガティブ合計値との第1差を特定する第1差特定ステップとを有する、方法;
により達成することができる。
本発明によれば、評価者Bから視た対象Aに対する評価を行うためのシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる利用者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるバランスシート作成処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる利用者端末の表示画面を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる計画作成処理を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同であり、また、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で、フローチャートを構成する各処理の一部を省略することや、フローチャートを構成する各処理に新たな処理を追加することも可能である。
図1は、本発明の実施の形態にかかるシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、システムは、少なくとも1のコンピュータ装置、例えば、サーバ装置を備える。システムに複数のコンピュータ装置が含まれ、これら複数のコンピュータ装置によってサーバとしての機能が実行されてもよい。システムは、例えば、利用者端末1a、1bと、サーバ装置2と、通信ネットワーク3とから構成されている。利用者端末1a、1bは、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。なお、以下では、システムがサーバ装置2を備え、利用者端末1と通信をしながら、本発明の実施の形態に係る処理を実行する場合について説明をするが、利用者が操作する利用者端末において、これらの処理を実行することも可能である。より具体的には、利用者端末などの1のコンピュータ装置が、前記第1ポジティブ評価手段、前記第1ネガティブ評価手段、前記第1差特定手段、前記評価表示手段、前記第2ポジティブ評価手段、前記第2ネガティブ評価手段、前記第2差特定手段、前記第3ポジティブ評価手段、前記第3ネガティブ評価手段、前記第3差特定手段、前記施策入力手段、及び/又は、前記施策表示手段を備えていてもよい。
利用者端末1は、システムの利用者が操作する端末である。システムの利用者は、特に限定されない。システムは、1つの利用者端末1を備えていてもよく、2つの利用者端末1a、1bを備えていてもよい。
利用者端末1a、1bは、表示画面と入力部を有するコンピュータ装置であれば特に限定されない。利用者端末1a、1bは、据え置き型であっても、携帯型で利用者が移動する際に携帯することができるものであってもよい。利用者端末1としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータがあげられる。
図2は、本発明の実施の形態にかかる利用者端末の構成を示すブロック図である。利用者端末1は、制御部11、メインメモリ12、ストレージ部13、入力装置14、表示装置15及び通信インタフェース16を備え、それぞれバスにより接続されている。
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、利用者端末1の制御を行なう。メインメモリ12としては、例えばRAMが用いられる。メインメモリ12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部11は、メインメモリ12から読みだしたプログラム、又は、外部の記憶媒体に格納されたプログラム、及び、入力装置14にて入力されたデータをもとに、演算処理を行う。
表示装置15は表示画面を有している。制御部11は、演算処理の結果に応じて、表示画面に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。ここで、表示画面はタッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。この場合、タッチパネルが入力装置14として機能する。
通信インタフェース16は無線又は有線により通信ネットワーク3に接続が可能であり、通信ネットワーク3を介して、サーバ装置2とデータを送受信することが可能である。通信インタフェース16を介して受信したデータは、メインメモリ12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。
図3は、本発明の実施の形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置2は、制御部21、メインメモリ22、ストレージ部23及び通信インタフェース24を備え、それぞれバスにより接続されている。
制御部21は、CPUやROMから構成され、ストレージ部23に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置2の制御を行う。また、制御部21は時間を計時する内部タイマを備えている。メインメモリ22は、制御部21のワークエリアである。ストレージ部23は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部21は、メインメモリ22から読みだしたプログラム、又は、外部の記憶媒体に格納されたプログラム、及び、利用者端末1から受信した情報等をもとに、プログラム実行処理を行う。
本発明のシステムは、評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第1ポジティブ評価値を特定し、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第1ネガティブ評価値を特定し、複数の要素のそれぞれに対応する第1ポジティブ評価値の合計値である第1ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ネガティブ評価値の合計値である第1ネガティブ合計値との第1差を特定することができる。
対象Aは、評価の対象となるものであれば、特に限定されないが、例えば、人、会社などの組織や団体、物(動物、植物の他、物品を含む)、概念(例えば、自宅を持ち家にするか、賃貸とするかを評価する場合などにおける「持ち家」という概念・「賃貸」という概念、各職種を評価する場合における各職種(医師、教師、警察官など)という概念)、無形物・無体物(例えば、投資商品など)などをあげることができる。また、評価者Bは、特に限定されないが、例えば、人、会社などの複数人からの組織や団体等が評価者となることができる。
「評価者Bから視た対象Aに対する評価」も特に限定されないが、例えば、人から視た他の人に対する評価、人から視た組織・団体に対する評価、人から視た物に対する評価、組織・団体から視た人に対する評価、組織・団体から視た他の組織・団体に対する評価、組織・団体から視た物に対する評価などをあげることができる。
また、本発明のシステムを、人から視た他の人に対する評価に適用する場合、評価をする人と、評価の対象となる人とが、どのような関係を有するのかは特に限定されないが、例えば、夫から視た妻に対する評価、妻から視た夫に対する評価、親から視た子に対する評価、子から視た親に対する評価、上司から視た部下に対する評価、部下から視た上司に対する評価、或る人から視たその人の友人に対する評価などをあげることができる。
「評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素」は、評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与え得るものであれば、特に限定されないが、評価者Bと対象Aに応じて適宜設定することができる。例えば、夫から視た妻に対する評価、又は、妻から視た夫に対する評価を行う場合であれば、「精神」、「経済」、「時間」、「子供」、「実家」、「見栄」などを、評価に影響を与える要素として設定することができる。例えば、上司から視た部下に対する評価を行う場合であれば、「精神」、「スキル」、「ポテンシャル」、「業務内容」、「性格」、「健康」などを、評価に影響を与える要素として設定することができる。
以下では、本発明のシステムを、夫婦間の評価に適用する場合について述べる。バランスシート作成処理について説明をする。図4は、本発明の実施の形態にかかるバランスシート作成処理のフローチャートを示す図である。夫は、利用者端末1aを操作し、妻は、利用者端末1bを操作するものとする。まず、妻の視点から視た夫に対する評価を行う。
妻は、利用者端末1bを操作し、システムにログインをする。夫婦関係に影響を与える複数の要素のそれぞれについて、夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力する(ステップS1)。ここで、複数の要素としては、「精神」、「経済」、「時間」、「子供」、「実家」、「見栄」が含まれる。
定性的な評価は、例えば、テキスト情報として入力することができる。定性的な評価の入力方法は、キーボード(ソフトウェアキーボードを含む)を操作してテキスト入力をする方法、定性的な評価についての複数の選択肢を表示画面に表示し、チェックボックスをチェックする方法、事前に紙へ定性的な評価についてのアンケートを記入しておき、記入したアンケートをOCR等により読み取る方法などをあげることができる。定性的な評価は、ポジティブな側面と、ネガティブな側面とから入力される。例えば、「精神」についてのポジティブな側面の定性的な評価としては、「ポジティブな性格である」、「周囲の人と強調できる」などの評価があげられる。一方、「精神」についてのネガティブな側面の定性的な評価としては、「世間の顰蹙を買う」、「甘えさせてくれない」などの評価があげられる。
定量的な評価は、所定の範囲内の数値(例えば、0~5の数値)にて入力される。定量的な評価も、ポジティブな側面と、ネガティブな側面とから入力される。ポジティブな側面の評価については、数値が大きいほど、ポジティブな度合いが強いことを意味し、ネガティブな側面の評価については、数値が大きいほど、ネガティブな度合いが強いことを意味する。
妻は、定性的な評価を参考にしつつ、前記要素ごとに、ポジティブな側面の数値(例えば「3」)と、ネガティブな側面の数値(例えば「4」)とを入力する。また、妻は、1つの要素について、複数の定性的な評価を入力した場合は、それらの定性的な評価ごとに、定量的な評価を入力することができる。例えば、ポジティブな側面の定性的な評価である「ポジティブな性格である」について「5」、「周囲の人と強調できる」について「4」と入力し、ネガティブな側面の定性的な評価である「世間の顰蹙を買う」について「5」、「甘えさせてくれない」について「4」と入力することができる。
入力された、夫に対する定性的な評価及び定量的な評価は、サーバ装置2へ送信される(ステップS2)。サーバ装置2にて、夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を受信すると(ステップS3)、サーバ装置2のストレージ部23にて、夫に対する定性的な評価及び定量的な評価が記憶される(ステップS4)
次に、夫は、利用者端末1aを操作し、システムにログインをし、サーバ装置2に対し、夫に対する定性的な評価及び定量的な評価の送信要求を行う(ステップS5)。サーバ装置2にて送信要求を受信すると(ステップS6)、サーバ装置2は、ストレージ部23に記憶された、ポジティブな側面及びネガティブな側面の定性的な評価、並びに、ポジティブな側面及びネガティブな側面の定量的な評価を、利用者端末1aへ送信する(ステップS7)。
利用者端末1aにて、これらの定性的な評価及び定量的な評価を受信すると(ステップS8)、これらの定性的な評価及び定量的な評価が、利用者端末1aの表示画面に表示される。このようにすることで、夫は、妻からの自らに対する評価を把握することが可能となる。
本実施の形態では、ステップS1~S8により、妻が利用者端末1bを操作して、妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力し、その入力された評価を、夫が操作する利用者端末1aにて閲覧することが可能であることとしたが、ステップS1~S8は省略することも可能である。この場合、夫は、妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を確認することなく、自らが考える評価されるべき事項を考慮し、後述するステップS9を実行する。つまり、前記要素ごとに、ポジティブな側面及びネガティブな側面のそれぞれについて、夫(自身)が適切だと考える、妻から夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値にて入力する。
本実施の形態では、妻が利用者端末1bを操作して、妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力し、入力された妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を、サーバ装置2のストレージ部23に記憶している。夫は、このストレージ部23に記憶された定性的な評価及び定量的な評価を、利用者端末1aにて閲覧できることとした。ただし、利用者端末1bにて入力された、妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を、サーバ装置2のストレージ部23に代えて、外部のサーバ装置のストレージ部に記憶してもよい。利用者端末1aから外部のサーバ装置のストレージ部にアクセスをし、妻からの夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を受信し、表示画面に表示することができる。
夫は、利用者端末1aを操作し、妻により入力された、定性的な評価及び定量的な評価をもとに、自らが考える評価されるべき事項を考慮し、夫に対する定性的な評価に追加をすることができる。夫は、利用者端末1aを操作し、前記要素ごとに、ポジティブな側面及びネガティブな側面のそれぞれについて、夫(自身)が適切だと考える、妻から夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値(例えば、0~5の数値)にて入力する(ステップS9)。ここで、入力された、妻からの夫に対する最終的な定量的な評価を、以下、評価ポイントという。
入力された、前記要素ごとの評価ポイントは、サーバ装置2へ送信される(ステップS10)。サーバ装置2にて、前記要素ごとのポジティブな側面の評価ポイント、及び、ネガティブな側面の評価ポイントを受信すると(ステップS11)、これらの評価ポイント、及び、要素ごとの重み付けをもとに、要素ごとのポジティブな側面の評価値、及び、ネガティブな側面の評価値が特定される(ステップS12)。
要素ごとの重み付けの値は、予め設定されている。要素ごとの重み付けの値は、利用者端末1a又は1bのいずれかにより入力されたものであってもよく、本システムの運営者によって、評価者Bと対象Aに応じて適宜設定されたものであってもよい。要素ごとの重み付けの値の合計値は、所定の値(例えば、「100」)とすることが好ましい。例えば、要素として、「精神」、「経済」、「時間」、「子供」、「実家」、「見栄」が設定されている場合、重み付けの値として、「精神」は「20」、「経済」は「30」、「時間」は「15」、「子供」は「25」、「実家」は「9」、「見栄」は「1」とすることができる。この場合は、重み付けの値の合計値は「100」である。
ステップS12における評価値の特定は、評価ポイントと要素ごとの重み付けをもとにするものであれば特に限定されないが、例えば、評価ポイントに、要素ごとの重み付けを乗じることにより特定することができる。
重み付けの値について、「精神」は「20」、「経済」は「30」、「時間」は「15」、「子供」は「25」、「実家」は「9」、「見栄」は「1」であり、ポジティブな側面の評価ポイントについて、「精神」は「4.5」、「経済」は「5」、「時間」は「4」、「子供」は「4」、「実家」は「4」、「見栄」は「4」であり、ネガティブな側面の評価ポイントについて、「精神」は「4」、「経済」は「4」、「時間」は「3」、「子供」は「2」、「実家」は「2」、「見栄」は「1」である場合、ポジティブな側面の評価値は、「精神」は「90」、「経済」は「150」、「時間」は「60」、「子供」は「100」、「実家」は「36」、「見栄」は「4」となり、ネガティブな側面の評価値は、「精神」は「80」、「経済」は「120」、「時間」は「45」、「子供」は「50」、「実家」は「18」、「見栄」は「1」となる。
次に、要素ごとのポジティブな側面の評価値の合計値と、要素ごとのネガティブな側面の評価値の合計値の差を算出する(ステップS13)。ポジティブな側面の評価値の合計値は「440」であり、ネガティブな側面の評価値の合計値は「314」であり、その差は「126」である。
ステップS13において、差を求める際に、単に、ポジティブな側面の評価値の合計値とネガティブな側面の評価値の合計値のいずれか大きい値から小さい値を差し引く方法の他、以下の方法をとることもできる。
例えば、ポジティブな側面の評価値の合計値と、ネガティブな側面の評価値の合計値のいずれか大きい方の値を、所定の値(例えば「100」)とした場合に、同じ比で、他方の評価値の合計値及び評価値の合計値の差のそれぞれを拡大又は縮小することができる。例えば、ポジティブな側面の評価値の合計値は「440」であり、ネガティブな側面の評価値の合計値は「314」である場合に、ポジティブな側面の評価値の合計値を「100」に縮小し、ネガティブな側面の評価値の合計値を「71.4」(小数点2桁以下は四捨五入)に縮小する。そして、ポジティブな側面の評価値の合計値と、ネガティブな側面の評価値の合計値の差は、「28.6」となる。
ポジティブな側面の評価値の合計値の方が、ネガティブな側面の評価値の合計値よりも大きい場合、夫が妻との関係において「純資産」を有していると捉えることができる。また、この合計値の差は、その純資産の大きさを表している。一方で、ネガティブな側面の評価値の合計値の方が、ポジティブな側面の評価値の合計値よりも大きい場合、夫が妻との関係において「債務超過」の状態にあると捉えることができる。また、この合計値の差は、その超過した債務の大きさを表している。
また、ポジティブな側面の評価値の合計値を、所定の値(例えば「100」)とした場合に、同じ比で、ポジティブな側面の評価値それぞれと、ポジティブな側面の評価値それぞれとを、同じ比で、拡大又は縮小することができる。上記の場合であれば、ポジティブな側面の評価値は、「精神」は「90」から「20.5」、「経済」は「150」から「34.1」、「時間」は「60」から「13.6」、「子供」は「100」から「22.7」、「実家」は「36」から「8.2」、「見栄」は「4」から「0.9」へ縮小される。ネガティブな側面の評価値は、「精神」は「80」から「18.2」、「経済」は「120」から「27.3」、「時間」は「45」から「10.2」、「子供」は「50」から「11.4」、「実家」は「18」から「4.1」、「見栄」は「1」から「0.2」へ縮小される。
次に、要素ごとのポジティブな側面の評価値、要素ごとのネガティブな側面の評価値、及び、上記の合計値の差を、図により視覚的に把握可能な態様で表示するための画像データを生成する(ステップS14)。生成される画像データ中の図の形状は、特に限定されないが、例えば、棒グラフ状の図(バランスシートを模した図)であってもよく、円グラフ状の図であってもよく、レーダーチャートであってもよい。
ステップS11にて受信した、要素ごとのポジティブな側面の評価ポイント、及び、ネガティブな側面の評価ポイント、ステップS12にて特定された、要素ごとのポジティブな側面の評価値、及び、ネガティブな側面の評価値、ステップS13にて算出された、要素ごとのポジティブな側面の評価値の合計値と、要素ごとのネガティブな側面の評価値の合計値の差、及び、ステップS14にて生成された画像は、サーバ装置2のストレージ部23に記憶される(ステップS15)
ステップS14にて、生成された画像データは、利用者端末1aへ送信される(ステップS16)。利用者端末1aにて画像データを受信すると(ステップS17)、生成された画像が、利用者端末1aの表示画面に表示される(ステップS18)。ステップS1~S18により、バランスシート作成処理は終了する。
図5は、本発明の実施の形態に係る利用者端末の表示画面を示す図である。図5は、要素ごとのポジティブな側面の評価値、要素ごとのネガティブな側面の評価値、及び、上記の合計値の差を、図により視覚的に把握可能な態様で表示したものである。
図5(a)は、上記のケースで作成したバランスシートに関するものである。ステップS18では、例えば、表示画面30のような棒状グラフ31a、31bが表示される。左側の棒状グラフ(棒状の図形)31aは、要素ごとのポジティブな側面の評価値32a~32fに対応するものであり、右側の棒状グラフ31bは、要素ごとのネガティブな側面の評価値32g~32lに対応するものである。
棒状グラフ31の上下方向の長さは、各要素の評価値の大きさに対応するものである。図5(a)では、ネガティブな側面の評価値32g~32lの下部に、純資産33を配置することで、棒状グラフ31aの上下方向の長さと、棒状グラフ31bの上下方向の長さを同じとしている。一方で、図5(b)は、債務超過のケースのバランスシートを表示したものである。図5(b)では、ポジティブな側面の評価値32a~32fの下部に、債務超過33を配置することで、棒状グラフ31aの上下方向の長さと、棒状グラフ31bの上下方向の長さを同じとしている。
図5のような表示画面30を確認することで、要素ごとのポジティブな側面の評価値32a~32f、要素ごとのネガティブな側面の評価値32g~32l、及び、純資産33の大きさを、視覚的に把握することが可能となる。
ステップS1~S18は、現時点における、妻の視点から視た夫に対する評価を行うものであるが、例えば、過去における、妻の視点から視た夫に対する評価を行うことができる。過去における、妻の視点から視た夫に対する評価を行う際も、ステップS1~S18の処理を適用することができる。
過去における、妻の視点から視た夫に対する評価を行うために、ステップS1において、利用者端末1bにて、現時点での夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力することに代えて、利用者端末1bにて、過去の或る時点での夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力する。また、ステップS9において、利用者端末1aにて、現時点での、夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値にて入力することに代えて、過去の或る時点での、夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値にて入力する。
また、未来における、目標とする、妻の視点から視た夫に対する評価を作成することもできる。未来における、妻の視点から視た夫に対する評価を作成するも、ステップS1~S18の処理を適用することができる。
未来における、妻の視点から視た夫に対する評価を作成するために、ステップS1において、利用者端末1bにて、現時点での夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力することに代えて、利用者端末1bにて、未来の或る時点での、目標とする夫に対する定性的な評価及び定量的な評価を入力する。また、ステップS9において、利用者端末1aにて、現時点での、夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値にて入力することに代えて、未来の或る時点での、目標とする、夫(自身)に対する定量的な評価を、所定の範囲内の数値にて入力する。
ステップS14では、現時点における、要素ごとのポジティブな側面の評価値、要素ごとのネガティブな側面の評価値、及び、上記の合計値の差を、把握可能な態様で表示するための図、及び、過去及び/又は未来における、要素ごとのポジティブな側面の評価値、要素ごとのネガティブな側面の評価値、及び、上記の合計値の差を、把握可能な態様で表示するための図を含む画像データを生成することができる。現時点での評価に対応する棒状グラフだけでなく、過去及び/又は未来の評価に対応する棒状グラフを、並べて表示することも可能である。
また、ステップS1~S18は、現時点における、妻の視点から視た夫に対する評価を行うものであるが、夫の視点から視た妻に対する評価を行うことができる。この場合、ステップS1~S18において、利用者端末1aにて実行されている処理を、妻が操作する利用者端末1bにて実行し、利用者端末1bにて実行されている処理を、夫が操作する利用者端末1bにて実行する。また、ステップS14において、妻の視点から視た夫に対する評価に対応する棒状グラフだけでなく、妻の視点から視た夫に対する評価に対応する棒状グラフを、並べて表示することも可能である。
妻の視点から視た夫に対する評価において、資産超過の状態にあり、且つ、夫の視点から視た妻に対する評価において、資産超過の状態にあることが、理想的である。妻の視点から視た夫に対する評価において、資産超過の状態にあっても、夫の視点から視た妻に対する評価において、債務超過の状態にある場合、夫の立場からすると、奉仕型になっていると言える。妻の視点から視た夫に対する評価において、債務超過の状態にあり、夫の視点から視た妻に対する評価において、資産超過の状態にある場合、夫の立場からすると、搾取型になっていると言える。妻の視点から視た夫に対する評価において、債務超過の状態にあり、夫の視点から視た妻に対する評価においても、債務超過の状態にある場合、夫の立場からすると、泥沼型になっていると言える。このように、妻の視点から視た夫の評価、及び、夫の視点から視た妻の評価から、夫婦関係がどのような状況にあるかを的確に把握することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るシステムは、妻の視点から視た夫に対する評価、及び、夫の視点から視た妻に対する評価をもとに、理想型、奉仕型、搾取型、泥沼型などのいずれのタイプに該当するものであるかを自動的に特定することができる。なお、ここでは、理想型、奉仕型、搾取型、泥沼型の4つのタイプを例示したが、これらと異なる名称を用いてもよく、またタイプの分類の基準も上記と異なっていてもよく、さらには分類されるタイプの数も4ではなくてもよい。本発明の実施の形態に係るシステムは、妻の視点から視た夫に対する評価、及び、夫の視点から視た妻に対する評価をもとに、予め定められた基準やルールに応じて、両者の関係性について、予め定められた複数のタイプのいずれに該当するかを特定することができる。妻の視点から視た夫に対する評価、及び、夫の視点から視た妻に対する評価をもとにした両者の関係性、利用者端末1a又は利用者端末1bに表示することができる。
次は、計画作成処理について説明をする。夫及び/又は妻は、ステップS14にて生成された画像を表示画面に表示させ、参照しつつ、利用者端末1を操作して、夫婦の関係をより良いものにするための計画(つまりバランスシートをより良いものにするための計画)を作成することができる。図6は、本発明の実施の形態に係る計画作成処理を示す図である。
夫又は妻は、利用者端末1を操作して、サーバ装置2へアクセスして、システムにログインを行う。夫又は妻は、利用者端末1を操作することで、妻の視点から視た夫に対する評価、又は、夫の視点から視た妻に対する評価を改善するための施策についての入力を行う(ステップS21)。施策についての入力は、テキスト入力により実行される。また、前記要素ごとに、施策の入力を行うこともできる。例えば、「経済」について、施策として「副業にて売上をあげる」などの入力を行うことができる。
入力された施策に関する情報は、サーバ装置2へ送信される(ステップS22)。サーバ装置2にて、施策に関する情報を受信すると(ステップS23)、サーバ装置2のストレージ部23にて施策に関する情報が記憶される(ステップS24)。ステップS24では、施策に関する情報を、前記要素と関連付けて記憶することができる。ステップS21~S24により計画作成処理は終了する。
ステップS24にて記憶された施策に関する情報は、夫が操作する利用者端末1aと、その夫の妻が操作する利用者端末1bのいずれであっても閲覧することができる。つまり、相互に評価の対象となっている場合は、お互いの施策に関する情報を閲覧することが可能である。例えば、ステップS21にて、夫が利用者端末1aを操作して入力した施策に関する情報は、利用者端末1aだけでなく、妻が操作する利用者端末1bにおいても、閲覧することが可能である。各施策について、前記要素に対応する施策であることが把握できる態様で、表示画面に表示される。
上の実施の形態では、本発明のシステムは、利用者端末1と、サーバ装置2とから構成されていたが、例えば、上述したバランスシート作成処理及び計画作成処理は、1のコンピュータ装置において実行されてもよい。
1 利用者端末
2 サーバ装置
3 通信ネットワーク
11 制御部
12 メインメモリ
13 ストレージ部
14 入力装置
15 表示装置
16 通信インタフェース
21 制御部
22 メインメモリ
23 ストレージ部
24 通信インタフェース
30 表示画面
31 棒状グラフ
32 評価値

Claims (5)

  1. 少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムであって、
    評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第1ポジティブ評価値を特定する第1ポジティブ評価手段と、
    前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第1ネガティブ評価値を特定する第1ネガティブ評価手段と、
    複数の要素のそれぞれに対応する第1ポジティブ評価値の合計値である第1ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ネガティブ評価値の合計値である第1ネガティブ合計値との第1差を特定する第1差特定手段と、
    利用者端末から、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策についての入力を受け付ける施策入力手段、及び/又は、利用者端末にて、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策を表示する施策表示手段と
    を備える、システム。
  2. 第1ポジティブ評価手段が、利用者端末から入力された、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価ポイント、及び、要素ごとに設定された重み付けをもとに、第1ポジティブ評価値を特定するものであり、
    第1ネガティブ評価手段が、利用者端末から入力された、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価ポイント、及び、要素ごとに設定された重み付けをもとに、第1ネガティブ評価値を特定するものである、請求項1に記載のシステム。
  3. 過去又は将来における、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第2ポジティブ評価値を特定する第2ポジティブ評価手段と、
    過去又は将来における、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第2ネガティブ評価値を特定する第2ネガティブ評価手段と、
    複数の要素のそれぞれに対応する第2ポジティブ評価値の合計値である第2ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第2ネガティブ評価値の合計値である第2ネガティブ合計値との第2差を特定する第2差特定手段と
    を備える、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記要素ごとの対象Aから視た評価者Bに対するポジティブな側面の評価値である第3ポジティブ評価値を特定する第3ポジティブ評価手段と、
    前記要素ごとの対象Aから視た評価者Bに対するネガティブな側面の評価値である第3ネガティブ評価値を特定する第3ネガティブ評価手段と、
    複数の要素のそれぞれに対応する第3ポジティブ評価値の合計値である第3ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第3ネガティブ評価値の合計値である第3ネガティブ合計値との第3差を特定する第3差特定手段と
    を備える、請求項1又は2に記載のシステム。
  5. 少なくとも1のコンピュータ装置を備えるシステムにおいて実行される方法であって、
    評価者Bから視た対象Aに対する評価に影響を与える要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するポジティブな側面の評価値である第1ポジティブ評価値を特定する第1ポジティブ評価ステップと、
    前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対するネガティブな側面の評価値である第1ネガティブ評価値を特定する第1ネガティブ評価ステップと、
    複数の要素のそれぞれに対応する第1ポジティブ評価値の合計値である第1ポジティブ合計値と、複数の要素のそれぞれに対応する第1ネガティブ評価値の合計値である第1ネガティブ合計値との第1差を特定する第1差特定ステップと、
    利用者端末から、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策についての入力を受け付ける施策入力手段、及び/又は、利用者端末にて、前記要素ごとの評価者Bから視た対象Aに対する評価を改善するための施策を表示する施策表示ステップと
    を有する、方法。
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